JPH08142383A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH08142383A
JPH08142383A JP30287094A JP30287094A JPH08142383A JP H08142383 A JPH08142383 A JP H08142383A JP 30287094 A JP30287094 A JP 30287094A JP 30287094 A JP30287094 A JP 30287094A JP H08142383 A JPH08142383 A JP H08142383A
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JP
Japan
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toner
image forming
control electrodes
forming apparatus
transfer path
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JP30287094A
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Masataka Maeda
昌孝 前田
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多数の制御電極の構造を簡単化でき、高速記
録を達成し得る画像形成装置を提供する。 【構成】 画像形成装置1は、本体フレーム2内に、磁
性を帯びた磁性トナー3を記録部4に移送するトナー移
送機構30と、このトナー移送機構30の上部にマイナ
ス極性に帯電させたトナー3を供給するトナー供給機構
40と、複数の制御電極50と、マスク部材55と、背
面電極ローラ60と、定着機構25と、制御ユニットと
を備えている。トナー移送機構30は、電動モータによ
り駆動され表面部に複数の磁極を有するマグネットロー
ラー31と、移送路形成体32により構成され、マグネ
ットローラー31の回転磁界によりトナー3は、移送路
形成体32の外周面上を矢印Aと反対方向へ移送され、
制御電極50への駆動信号の印加によりトナー3は、背
面電極ローラ60方向へ飛翔させられ、マスク部材55
の開口56を通過して、用紙P上に画像を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ、ファクシミ
リ、プロッター、複写機等に適用可能な静電記録方式の
画像形成装置に関し、特に、マグネットローラーにより
移送される磁性トナーを、制御電極と背面電極による電
界を介して画像形成媒体(用紙)に記録するようにした
画像形成装置に関するものある。
【0002】
【従来の技術】従来、多数の微小な開口(アパチャ)
と、各開口の外周に付設した制御電極とを有するアパチ
ャ電極体と、このアパチャ電極体を挟んだ両側に位置す
るトナー搬送ローラ及び背面電極と、トナー搬送ローラ
にマイナスに帯電させたトナーを供給するトナー供給機
構とを備え、各制御電極への印加電圧を制御し、制御電
極と背面電極間の電界を介して、トナー搬送ローラの表
面のトナーを前記開口を通過させて記録媒体(用紙)に
記録するように構成した静電記録方式の画像形成装置
が、種々提案されている。
【0003】一方、特開平2−297570号公報に
は、回転するマグネットローラーにより筒状のトナー搬
送体の表面に沿って磁性トナーを移送させ、トナー搬送
体の頂部に記録媒体の搬送方向と直交する方向の微小ス
リットを空けて対向する1対の制御電極と、その制御電
極に記録媒体通過隙間を空けて対向する円筒電極と、マ
グネットローラーの外周面に設けた螺旋電極体とを備
え、画像信号に基づいて制御される1対の制御電極と螺
旋電極体間に生じる電界(特に、エッジ電界)を介して
磁性トナーを飛翔させて記録媒体に記録するように構成
した静電記録装置が記載されている。この静電記録装置
では、前記螺旋電極体の移動を介して、1対の制御電極
間の微小スリットに沿う1画素列をシリアルに記録する
ように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記アパチャ電極体を
備えた画像形成装置では、多数の微小な開口の外周に夫
々付設される多数の制御電極の構造が複雑化し、製作コ
ストが高価になる。一方、前記公報に記載の静電記録装
置では、螺旋電極体の移動を介して、1対の制御電極間
の微小スリットに沿う1画素列をシリアルに記録する構
成であるため、記録速度が遅く、記録速度を高めるのに
限界がある。本発明の目的は、多数の制御電極の構造を
簡単化でき、高速記録を達成し得る画像形成装置を提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の画像形成装置
は、複数の磁極を有する回転自在のマグネットローラー
と、前記マグネットローラーを回転駆動する駆動手段
と、前記マグネットローラーの外周面の外側近くに配設
され且つ表面にトナーの移送路を形成する移送路形成体
と、前記移送路の上流部に所定の極性に帯電させた磁性
トナーを供給するトナー供給機構と、前記移送路形成体
の表面部に、画像形成媒体の搬送方向と直交する方向に
列状に設けられ、画像信号に基づいて制御される複数の
制御電極と、前記画像形成媒体が通過する搬送隙間を隔
てて前記複数の制御電極に近接状に対向する背面電極と
を備えたものである。
【0006】請求項2の画像形成装置は、請求項1の発
明において、前記複数の制御電極が、画像形成媒体の搬
送方向において、制御電極の前記搬送方向における長さ
の整数倍の間隔を空けて複数列設けられたものである。
請求項3の画像形成装置は、請求項1又は請求項2の発
明において、前記画像形成媒体が通過する搬送隙間に対
して背面電極と反対側に、複数の制御電極に対向する領
域以外の領域をマスクするマスク部材を設けたものであ
る。
【0007】
【作用】請求項1の画像形成装置においては、複数の磁
極を有する回転自在のマグネットローラーは、駆動手段
により回転駆動される。マグネットローラーの外周面の
外側近くに配設された移送路形成体の表面には、トナー
の移送路が形成されており、トナー供給機構により、移
送路の上流部に所定の極性に帯電させた磁性トナーが供
給されると、マグネットローラーの回転磁界の作用で、
移送路形成体の表面の移送路に沿ってトナーが順々に移
送される。画像信号に基づいて制御される複数の制御電
極は、移送路形成体の表面部に、画像形成媒体の搬送方
向と直交する方向に列状に設けられ、背面電極は、画像
形成媒体が通過する搬送隙間を隔てて複数の制御電極に
近接状に対向するように設けられている。従って、画像
信号に基づいて各制御電極を制御し、各制御電極と背面
電極間にトナーを背面電極の方へ飛翔させる方向の電界
が発生すると、所定の極性に帯電した磁性トナーが背面
電極の方へ飛翔し、画像形成媒体に付着して画素が記録
される。
【0008】請求項2の画像形成装置においては、請求
項1の発明において、前記複数の制御電極が、画像形成
媒体の搬送方向において、制御電極の前記搬送方向にお
ける長さの整数倍(これをn倍とする)の間隔を空けて
複数列設けられているため、第1列目の複数の制御電極
と、第2列目の複数の制御電極とを同時に制御すること
で、2列の画素を同時に記録し、その2列同時の記録を
(n+1)回実行後に、画像形成媒体を(n+1)画素
分搬送する。以上の動作を繰り返えすことで、高速記録
が可能になる。
【0009】請求項3の画像形成装置においては、請求
項1又は請求項2の発明において、前記画像形成媒体が
通過する搬送隙間に対して背面電極と反対側に、複数の
制御電極に対向する領域以外の領域をマスクするマスク
部材を設けたので、各制御電極から拡大状に飛翔するト
ナーをマスク部材で捕捉し、記録される画像を鮮明化す
ることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基いて
説明する。図1に示すように、画像形成装置1は、プリ
ンタやファクシミリやプロッターや複写機等に適用され
る静電記録装置であり、この画像形成装置1は、その本
体フレーム2内に、用紙P(画像形成媒体)を搬送する
用紙搬送機構10と、磁性を帯びた磁性トナー3を記録
部4に移送するトナー移送機構30と、このトナー移送
機構30の上流部にマイナス極性に帯電させたトナー3
を供給するトナー供給機構40と、複数の制御電極50
と、マスク部材55と、背面電極ローラー60と、定着
機構25と、制御ユニット70(図2参照)とを備えた
ものである。
【0011】ここで、用紙搬送機構10は、用紙Pを支
持するガイドプレート11〜13と、搬送用ローラー1
4〜17,20,21と、ローラー駆動機構(図示略)
等で構成され、本体フレーム2の前側には、多数の用紙
Pを収納した給紙カセット5が設けられ、本体フレーム
2の後側には、記録されて排出された用紙Pを受ける排
紙トレイ6が設けられている。また、給紙カセット5内
の用紙Pを1枚ずつ用紙搬送機構10に供給する給紙ロ
ーラー(図示略)も設けられている。定着機構25は、
ハロゲンランプを有する加熱ローラー19と、電動モー
タで回転駆動される押圧ローラー18とを有し、用紙P
に記録(現像)されたトナー3を用紙に定着させるもの
である。
【0012】前記トナー移送機構30について説明する
と、図1、図2に示すように、表面部に複数の磁極を有
するマグネットローラー31が、その枢支軸31aによ
りトナーケース41の壁部に回転自在に枢支され、この
マグネットローラー31は、枢支軸31aに連結された
電動モータ(図示略)により、矢印A方向へ所定の回転
速度で回転駆動される。トナー3の移送路32aを形成
する所定の厚さの合成樹脂絶縁体(例えば、ポリイミ
ド)製の筒状の移送路形成体32は、マグネットローラ
ー31の外周面に所定の小さい隙間33を空けてマグネ
ットローラー31に外嵌され、この移送路形成体32は
固定的に設けられ、この移送路形成体32の外周面に
は、静電気力で付着したトナー3が、マグネットローラ
ー31の回転磁界で矢印Aと反対方向へ移動する移送路
32aが形成されている。
【0013】更に、移送路形成体32の表面に静電気力
と磁力で付着したトナー3の層厚を所定の約50μmの
厚さに規制する合成樹脂絶縁体(例えば、ポリイミド)
製の湾曲状のトナー規制ブレード34が、トナーケース
41に固定的に設けられている。尚、このトナー移送機
構30は、トナー供給機構40のトナーケース41内に
収容されている。
【0014】次に、前記トナー供給機構40について説
明すると、トナーケース41内には、磁性を帯びたトナ
ー3を収容するトナー収容部42と、このトナー収容部
42内のトナー3を移送路32aの上流部に供給するシ
リコン発泡体製のトナー供給ローラー43とが設けら
れ、このトナー供給ローラー43は、電動モータ(図示
略)により矢印Bの方向へ回転駆動されるとともに、ト
ナー3との摩擦接触を介してトナー3をマイナスに帯電
させる。
【0015】次に、制御電極50と、マスク部材55
と、背面電極60と、制御系について説明する。図2に
示すように、移送路形成体32の頂部には、用紙Pの搬
送方向と直交する水平方向に1列に且つ用紙Pの最大幅
以上の幅に亙って多数の制御電極50が付設され、これ
ら制御電極50の表面は移送路形成体32の表面と同一
面に形成してある。図3に示すように、各制御電極50
は、90μm×90μmの薄い銅板又は銅被膜からな
り、これら制御電極50は、125μmのピッチで配列
され、各制御電極50には信号線51が接続されてい
る。
【0016】図2に示すように、これら制御電極50の
各々を画像信号に基づいて制御する為に、外部から画像
信号を受信する制御ユニット70と、電源回路71と、
制御電圧印加回路72とが設けられている。各制御電極
50の信号線51が制御電圧印加回路72に接続され、
電源回路71に接続された制御電圧印加回路72には、
制御ユニット70から記録すべき画像に基づいて各制御
電極50を制御する制御信号が供給され、制御電圧印加
回路72から、トナー3を飛翔させない(画素を記録し
ない)各制御電極50には0Vの駆動信号が出力され、
また、トナー3を飛翔させる(画素を記録する)各制御
電極50には、−100Vの駆動信号が出力される。
【0017】前記マスク部材55は、合成樹脂絶縁体
(例えば、ポリイミド)製の厚さ25μmのフィルムか
らなり、制御電極50の上方近傍に制御電極50との間
にトナー3の層圧に相当する約50μmの隙間を空けて
水平に配設され、このマスク部材55の両端部は、図1
に示すようにトナーケース41の上端のフランジ41
a,41bに固定されている。図4に示すように、マス
ク部材55には、多数の制御電極50に対向する多数の
開口56が形成され、各開口56は、90μm×90μ
mの大きさで、これら開口56は125μmのピッチで
配列されている。つまり、マスク部材55は、多数の制
御電極50に対向する領域以外の領域をマスクし、各制
御電極50に対応して記録される画素を鮮明化する為の
ものである。但し、このマスク部材55は、必要に応じ
て省略してもよい。
【0018】前記背面電極ローラー60は、マスク部材
55の上側に、マスク部材55との間に約75〜100
μmの用紙搬送隙間を空けて、複数の制御電極50に近
接状に対向するように配設され、この背面電極ローラー
60は、例えばアルミニウム製の筒体で構成され、その
支軸60aは、本体フレーム2に回転自在に枢支され、
電動モータ(図示略)により、その周速が用紙搬送機構
10による用紙搬送速度と等しくなるように矢印C方向
へ回転駆動される。前記背面電極ローラー60は、その
支軸60aと接地線61を介して接地されている。
【0019】次に、以上説明した画像形成装置1の画像
形成動作について説明する。給紙カセット5内の用紙P
は、給紙ローラーより用紙搬送機構10へ供給され、そ
の用紙Pは、マスク部材55と背面電極ローラー60間
の搬送隙間を通って搬送され、排紙トレイ6へ排出され
る。尚、画像形成の際、用紙Pの搬送は、1画素列分の
記録と同期するように実行される。トナー供給ローラー
43により移送路形成体32の表面の移送路32aに供
給され、マイナス極性に帯電したトナー3は、静電気力
と磁力により移送路32aに層状に吸着するが、複数の
磁極を有するマグネットローラー31が、その直径と磁
極の極数とに基づいて設定される所定の回転速度で回転
するため、層状の磁性トナー3が矢印Aと反対方向へほ
ぼ一定の速度で移送されていく。このとき、トナー規制
ブレード34により、トナー3が一定の層厚となるよう
に規制されるため、図2に示すように、一定の層厚のト
ナー3が移送路32aの表面を制御電極50の方へ移送
される。
【0020】そして、0Vの制御電極50の位置では、
制御電極50と背面電極ローラー60間に電界が発生し
ないため、トナー3は飛翔せず、トナー3はその制御電
極50を通過して移送路32aに沿って矢印Aと反対方
向へ移送されていく。一方、−100Vが印加された制
御電極50の位置では、背面電極ローラー60から制御
電極50に向かう電界が発生するため、マイナス極性に
帯電したトナー3は、制御電極50の表面から開口56
を通って背面電極ローラー60の方へ飛翔し、用紙Pに
衝突して静電気力で用紙Pの表面に付着するため、用紙
Pに画素が記録される。こうして、多数の制御電極50
を同時に制御することで、1画素列分の記録が微小時間
毎になされる。1画素列分の記録と同期して用紙Pがほ
ぼ連続的に搬送されるため、用紙Pに対して画像がほぼ
連続的に記録されることになる。そして、用紙Pが定着
機構25を通過する際に、加熱と押圧を介してトナー3
が用紙Pに定着され、その後排出される。
【0021】以上説明した画像形成装置(静電記録装
置)においては、各制御電極50を、90μm×90μ
mの正方形状の薄い銅板又は銅被膜で構成できるため、
多数の制御電極50の構造が著しく簡単化し、製作コス
ト的に有利である。そして、1画素列を同時に記録でき
るため、記録速度を十分に高め、高速記録が可能にな
る。また、マスク部材55により、制御電極50に対向
する領域以外の領域をマスクするように構成したので、
各画素を鮮明に記録でき、画像を鮮明に記録することが
できる。
【0022】次に、前記実施例の一部を変更した別実施
例について説明する。前記実施例では、多数の制御電極
50を1列だけ設けたが、この別実施例では、図5に示
すように、前記同様の多数の制御電極50が、用紙Pの
搬送方向において、画素の整数倍、つまり制御電極50
の用紙搬送方向における長さの整数倍(例えば、本実施
例では、4倍)の間隔を空けて2列設けられている。こ
れら2列の制御電極50A,50Bは、前記実施例と同
様に同時に制御されるため、第1列目の制御電極50A
と第2列目の制御電極50Bとで、同時に記録するが、
第1列目の制御電極50Aで5画素列分記録するのと並
行して、第2列目の制御電極50Bで5画素列分記録し
た時点において、用紙搬送機構10により、用紙Pを5
画素列分一挙に搬送する。そして、5画素列分の記録と
5画素列分の搬送とを多数回繰り返えすように構成して
ある。
【0023】このように、第1列目の制御電極50Aと
第2列目の制御電極50Bとで、同時に記録することが
できるため、記録速度を約2倍に高めることができる。
尚、トナー移送路形成体32の表面を移送されるトナー
3の量は、消費されるトナー3の量に比べて十分に多
く、且つ、第1列目の制御電極50Aを通過したトナー
3は、第2列目の制御電極50Bに達する時点までに、
再び均一な層状になるので、第2列目の制御電極50B
においてトナー3の供給不足が発生することはない。
【0024】尚、前記実施例において、移送路形成体3
2は、必ずしも、マグネットローラー31と同心状に配
置する必要はなく、移送路形成体32の直径を一層大き
く構成して、マグネットローラー31に対して偏心状に
配置してもよい。また、移送路形成体32は、必ずし
も、円筒体で構成する必要はなく、広幅の無端ベルト体
で構成することもできる。前記マグネットローラー31
の回転方向は、矢印Aの方向に限定されるものではな
く、マグネットローラー31の直径と磁極の数と回転速
度によっては、矢印Aと反対方向へ、つまりトナー3の
移送方向と同方向へ回転駆動するように構成してもよ
い。
【0025】また、前記複数列の制御電極50を設ける
場合、前記別実施例のように2列に限定されるものでは
なく、トナー3を確実に供給できる限り、3列以上の制
御電極50を設けることもできる。更に、各列の複数の
制御電極50を、図6に示すように、搬送方向下流側の
制御電極50と搬送方向上流側の制御電極50とが交互
に位置する千鳥状に配置してもよい。前記制御電極50
の形状は正方形に限らず、用紙搬送方向に長い長方形状
や、円形状でもよく、制御電極50の大きさとピッチ
は、前記実施例の数値に限定されるものではなく、30
0〜600dpiの画素を記録できるように構成するこ
ともできる。
【0026】
【発明の効果】請求項1の画像形成装置においては、前
記のように、マグネットローラーと、このマグネットロ
ーラーを回転駆動する駆動手段と、移送路形成体と、ト
ナー供給機構と、複数の制御電極と、背面電極とを設
け、画像信号に基づいて各制御電極を制御し、各制御電
極と背面電極間に発生させた電界を介して、帯電した磁
性トナーを背面電極の方へ飛翔させて画像形成媒体に画
素を記録するように構成したので、各制御電極を薄板状
の簡単な構造の電極部材で構成できるから、制御電極の
構造を簡単化して製作コストを低減できるうえ、一度に
複数の制御電極の数に等しい複数の画素を記録できるか
ら、記録速度を十分に高め高速記録が可能になる。
【0027】請求項2の画像形成装置においては、請求
項1の発明と同様の効果を奏するが前記複数の制御電極
が、画像形成媒体の搬送方向において、制御電極の前記
搬送方向における長さの整数倍(これをn倍とする)の
間隔を空けて複数列設けられているため、第1列目の複
数の制御電極と、第2列目の複数の制御電極とを同時に
制御することで、2列の画素を同時に記録し、その2列
同時の記録を(n+1)回実行後に、画像形成媒体を
(n+1)画素分搬送する。以上の動作を繰り返えすこ
とで、高速記録が可能になる。
【0028】請求項3の画像形成装置においては、請求
項1又は請求項2の発明と同様の効果を奏するが、前記
画像形成媒体が通過する搬送隙間に対して背面電極と反
対側に、複数の制御電極に対向する領域以外の領域をマ
スクするマスク部材を設けたので、各制御電極から拡大
状に飛翔するトナーをマスク部材で捕捉し、記録される
画像を鮮明化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る画像形成装置の一部縦断
側面図である。
【図2】図1の画像形成装置の要部拡大断面図である。
【図3】図1の画像形成装置の複数の制御電極の平面図
である。
【図4】図1の画像形成装置のマスク部材の部分平面図
である。
【図5】別実施例に係る画像形成装置の図2相当図であ
る。
【図6】変形例に係る複数の制御電極の平面図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置 3 トナー 31 マグネットローラー 32 移送路形成体 32a 移送路 40 トナー供給機構 50 制御電極 55 マスク部材 60 背面電極ローラー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の磁極を有する回転自在のマグネッ
    トローラーと、 前記マグネットローラーを回転駆動する駆動手段と、 前記マグネットローラーの外周面の外側近くに配設され
    且つ表面にトナーの移送路を形成する移送路形成体と、 前記移送路の上流部に所定の極性に帯電させた磁性トナ
    ーを供給するトナー供給機構と、 前記移送路形成体の表面部に、画像形成媒体の搬送方向
    と直交する方向に列状に設けられ、画像信号に基づいて
    制御される複数の制御電極と、 前記画像形成媒体が通過する搬送隙間を隔てて前記複数
    の制御電極に近接状に対向する背面電極と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の制御電極が、画像形成媒体の
    搬送方向において、制御電極の前記搬送方向における長
    さの整数倍の間隔を空けて複数列設けられたことを特徴
    とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像形成媒体が通過する搬送隙間に
    対して背面電極と反対側に、複数の制御電極に対向する
    領域以外の領域をマスクするマスク部材を設けたことを
    特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装
    置。
JP30287094A 1994-11-12 1994-11-12 画像形成装置 Pending JPH08142383A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112590405A (zh) * 2021-01-11 2021-04-02 南京宣宁师服装有限公司 一种带口罩质量检测的口罩激光喷码机

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CN112590405A (zh) * 2021-01-11 2021-04-02 南京宣宁师服装有限公司 一种带口罩质量检测的口罩激光喷码机

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