JPH08141937A - ハンマドリルの切換え装置 - Google Patents

ハンマドリルの切換え装置

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Publication number
JPH08141937A
JPH08141937A JP28543094A JP28543094A JPH08141937A JP H08141937 A JPH08141937 A JP H08141937A JP 28543094 A JP28543094 A JP 28543094A JP 28543094 A JP28543094 A JP 28543094A JP H08141937 A JPH08141937 A JP H08141937A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
rotation
intermediate shaft
striking
hammer drill
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP28543094A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriaki Kobayashi
則秋 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP28543094A priority Critical patent/JPH08141937A/ja
Publication of JPH08141937A publication Critical patent/JPH08141937A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、打撃機構部と回転伝達機構部を有
するハンマドリルの切換えクラッチに関するものであ
り、その目的とするところは、回転のみ、回転及び打
撃、打撃のみの機能を任意に選択可能な3モード機能を
備えたハンマドリルを安価に提供することである。 【構成】 中間軸3上で軸方向に摺動可能に遊合したフ
ァーストギヤ2と回転可能に遊合した揺動体4が直列に
配設されており、爪クラッチ2a,4aの連結により打
撃運動の係合・離脱を可能にしている。またファースト
ギヤ2内周のスプライン溝2bと中間軸3のスプライン
部3bとが係合し回転運動の係合・離脱を可能にしてい
る。切換レバー9により制止されたファーストギヤ2を
先端側へ移動させることで、回転のみ、回転+打撃、打
撃のみの動作を任意に選択できる構成と成っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、打撃機構部と回転伝達
機構部を有するハンマドリルの先端工具への打撃伝達及
び回転伝達を切換える切換え装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の装置は特開平3−504697号
公報に記載のように、回転運動を往復運動に変換する揺
動体が、中間軸の軸方向移動による係合、離脱する構造
であり部品点数の多い高価なクラッチ機構であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のハンマドリル
は、回転及び打撃あるいは回転のみの2モードが主流で
あり、打撃のみのモードがないため打撃専用工具として
使用できなかった。あるいは回転十打撃、回転のみ、打
撃のみの3モードの機能を有した一部のハンマドリル
は、従来技術で前述した様に中間軸が軸方向へ移動する
ため、3モードの機能を有するための部品点数が多く高
価となる問題があった。
【0004】本発明の目的は、簡便で安価な回転+打
撃、打撃のみ、回転のみの3モードの機能を有したハン
マドリルを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は2つのクラッ
チ部を有するファーストギヤを、中間軸上に摺動させる
ことにより達成される。即ちファーストギヤと、モータ
の回転運動を往復運動に変換する揺動体との間は爪クラ
ッチで連結され、打撃運動の係合、離脱するクラッチで
あり、一方ファーストギヤ内周の一部と中間軸外周の一
部には、スプライン係合を可能とし回転運動を係合、離
脱するクラッチとして各々独立して設けることにより達
成される。ファーストギヤと揺動体、中間軸との係合関
係は、ファーストギヤを揺動体側へ移動させることによ
り、回転のみ(スプライン係合)、回転及び打撃(スプ
ライン係合+爪クラッチ係合)、打撃のみ(爪クラッチ
係合)の順序で切換えが可能となる。更に打撃のみにお
いては、スライドプレートのギヤ形状穴が中間軸上のセ
カンドピニオンと係合し、ハウジング内壁でギヤロック
となる。
【0006】
【作用】上記のように構成された切換え装置のファース
トギヤは、スラストベアリング、及びスライドプレート
を介して常時スプリングにより揺動体側へ押圧を与えら
れており、ハウジング外部からの切換レバーで制止され
所定の位置に保持されている。例えばファーストギヤが
モータ側に位置している状態が回転のみのモードであ
る。ファーストギヤ内周と中間軸がスプライン係合で回
転が伝達される。次に切換レバーでファーストギヤを一
段揺動体側へずらすと、ファーストギヤと揺動体が爪係
合し打撃が伝達される。更に、ファーストギヤ内周は中
間軸とスプライン係合しているので回転が伝達され、回
転十打撃のモードになる。更に切換レバーでファースト
ギヤを揺動体側へずらすと、ファーストギヤ内周と中間
軸とのスプライン係合が離脱し、回転が停止しファース
トギヤと揺動体との爪クラッチにより打撃のみのモード
となるが、摩擦力により中間軸が回転しようとする。そ
の際スライドプレートのギヤ形状穴と中間軸上のセカン
ドピニオンが係合しスライドプレートが回転しようとす
るが、ハウジングの内壁により回転が阻止される構造と
なっている。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図4を用いて説明
する。モータ1の回転運動は、ファーストギヤ2の内周
スプライン溝2b,中間軸3外周のスプライン部3bに
より伝達されている。前記スプライン係合部は、該ファ
ーストギヤ2を中間軸3上で摺動させることにより回転
運動の係合、離脱を可能としたクラッチと成る。該中間
軸3上に回転可能に遊合した揺動体4、及び軸方向に摺
動可能に遊合したファーストギヤ2は各々爪クラッチ2
a,4aを有し、打撃運動の係合、離脱を可能としたク
ラッチとして装着されている。上記ファーストギヤ2及
び揺動体4は中間軸3上に直列に配設されており、該フ
ァーストギヤ2はスライドベアリング5、及びスライド
プレート6を介してスプリング7により揺動体4側に押
圧を与え、ハウジング8外部からの切換レバー9で制止
され所定の位置に保持されている。切換レバー9を動作
させることにより、スライドプレート6がハウジング8
に設けた溝部8bを中間軸3に沿って摺動し、回転の
み、回転+打撃、打撃のみの順序で切換えができる。打
撃のみのモード時、摩擦力により中間軸3が回転しよう
とする。その際、スライドプレート6の、ギヤ形状穴6
aと中間軸3上のセカンドピニオン3cが係合しスライ
ドプレート6が回転しようとするが、ハウジング8の内
壁8aにより回転が阻止される構造となっている。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、中間軸上に配設してい
る1個のファーストギヤを移動させることによって、回
転、回転及び打撃、打撃の動作を任意に選択可能な3モ
ード機能を得ることができ、且つ小形及び軽量化を図っ
た簡便で安価なクラッチ切換え装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になるハンマドリルの切換え装置の一
実施例を示す縦断側面図である。
【図2】本発明になるハンマドリルの回転のみの状態を
示す部分断面拡大図である。
【図3】 本発明になるハンマドリルの回転及び打撃の
状態を示す部分断面拡大図である。
【図4】 本発明になるハンマドリルの打撃のみの状態
を示す部分断面拡大図である。
【図5】 本発明になる図4のギヤロックを行なうスラ
イドプレート斜視図である。
【図6】 本発明になる切換レバーの正面図である。
【符号の説明】
1はモータ、2はファーストギヤ、2aはファーストギ
ヤに設けた爪クラッチ、2bはファーストギヤ内周に設
けたスプライン溝、3は中間軸、3bは中間軸外周に設
けたスプライン部、4は揺動体、4aは揺動体に設けた
爪クラッチ、5はスラストベアリング、6はスライドプ
レート、6aはスライドプレートに設けたギヤ形状穴、
7はスプリング、8はハウジング、8aはハウジング内
壁、8bはハウジングに設けた溝部、9は切換レバー、
10は弾性部材である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファーストギヤを介してモータの回転を
    往復運動に変換する揺動体を中間軸上に位置して成る打
    撃機構部と、先端工具に回転を伝達する回転伝達機構部
    とを有したハンマドリルの切換え装置において、前記中
    間軸上で軸方向に摺動可能に遊合した前記ファーストギ
    ヤ及び前記揺動体を爪クラッチで連結したことを特徴と
    するハンマドリルの切換え装置。
  2. 【請求項2】 前記ファーストギヤ内周の一部及び前記
    中間軸外周の一部にスプライン係合を可能とし、前記フ
    ァーストギヤを摺動させることにより、回転運動の係
    合、離脱を可能としたことを特徴とする請求項1記載の
    ハンマドリルの切換え装置。
  3. 【請求項3】 前記ファーストギヤはスラストベアリン
    グ及びスライドプレートを介してスプリングにより前記
    摺動体側に押圧付与されており、ハウジング外部から切
    換えレバーを動作させることにより、該スライドプレー
    トが該ハウジングに設けた溝部を前記中間軸に沿って摺
    動することで、回転、回転及び打撃、打撃の順で切換え
    可能な請求項1乃至請求項2記載のハンマドリルの切換
    え装置。
  4. 【請求項4】 前記スライドプレートは、打撃のみにお
    いて摩擦力による前記中間軸の回転を完全にギヤロック
    するためのギヤ形状穴を有し、前記中間軸上のセカンド
    ピニオンと係合して、前記ハウジング内壁でギヤロック
    可能な請求項1乃至請求項3記載のハンマドリルの切換
    え装置。
JP28543094A 1994-11-18 1994-11-18 ハンマドリルの切換え装置 Withdrawn JPH08141937A (ja)

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JP28543094A JPH08141937A (ja) 1994-11-18 1994-11-18 ハンマドリルの切換え装置

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JP28543094A JPH08141937A (ja) 1994-11-18 1994-11-18 ハンマドリルの切換え装置

Publications (1)

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JPH08141937A true JPH08141937A (ja) 1996-06-04

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ID=17691429

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JP28543094A Withdrawn JPH08141937A (ja) 1994-11-18 1994-11-18 ハンマドリルの切換え装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009031615A1 (ja) * 2007-09-06 2009-03-12 Makita Corporation 打撃工具
CN103894983A (zh) * 2012-12-26 2014-07-02 株式会社牧田 电锤
CN114211233A (zh) * 2021-12-01 2022-03-22 贵州航天精工制造有限公司 一种插销螺套安装方法及插销螺套安装工具

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Date Code Title Description
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Effective date: 20020205