JPH10180513A - 手持ち式工作機械用の多段伝動装置 - Google Patents
手持ち式工作機械用の多段伝動装置Info
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- JPH10180513A JPH10180513A JP9340035A JP34003597A JPH10180513A JP H10180513 A JPH10180513 A JP H10180513A JP 9340035 A JP9340035 A JP 9340035A JP 34003597 A JP34003597 A JP 34003597A JP H10180513 A JPH10180513 A JP H10180513A
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- spur gear
- planetary gear
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- spur
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- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25F—COMBINATION OR MULTI-PURPOSE TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; DETAILS OR COMPONENTS OF PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS NOT PARTICULARLY RELATED TO THE OPERATIONS PERFORMED AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B25F5/00—Details or components of portable power-driven tools not particularly related to the operations performed and not otherwise provided for
- B25F5/001—Gearings, speed selectors, clutches or the like specially adapted for rotary tools
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25D—PERCUSSIVE TOOLS
- B25D16/00—Portable percussive machines with superimposed rotation, the rotational movement of the output shaft of a motor being modified to generate axial impacts on the tool bit
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25D—PERCUSSIVE TOOLS
- B25D2211/00—Details of portable percussive tools with electromotor or other motor drive
- B25D2211/06—Means for driving the impulse member
- B25D2211/061—Swash-plate actuated impulse-driving mechanisms
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Structure Of Transmissions (AREA)
- Drilling And Boring (AREA)
- Portable Power Tools In General (AREA)
- Retarders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 工具18aを回転駆動するための主軸19
と、主軸に連結され、主軸に対して同軸的なリングギヤ
20と、リングギヤに少なくとも2つの伝動段で連結可
能かつ駆動可能な中間伝動軸13とを有し、中間伝動軸
が遊星歯車装置22の太陽歯車23を支持している形式
の、回転する工具を備えた手持ち式工作機械用の多段伝
動装置を著しく簡単かつ安価に構成する。さらに多段伝
動装置をコンパクトに構成して所要スペースを小さくし
比較的軽量にする。 【解決手段】 中間伝動軸13上に、リングギヤ21に
回転運動伝達可能に噛合っている平歯車21が配置され
ており、平歯車21が選択的に、遊星歯車装置22又は
中間伝動軸13に連結可能である。
と、主軸に連結され、主軸に対して同軸的なリングギヤ
20と、リングギヤに少なくとも2つの伝動段で連結可
能かつ駆動可能な中間伝動軸13とを有し、中間伝動軸
が遊星歯車装置22の太陽歯車23を支持している形式
の、回転する工具を備えた手持ち式工作機械用の多段伝
動装置を著しく簡単かつ安価に構成する。さらに多段伝
動装置をコンパクトに構成して所要スペースを小さくし
比較的軽量にする。 【解決手段】 中間伝動軸13上に、リングギヤ21に
回転運動伝達可能に噛合っている平歯車21が配置され
ており、平歯車21が選択的に、遊星歯車装置22又は
中間伝動軸13に連結可能である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転する工具を有
する手持ち式工作機械用の多段伝動装置であって、工具
を回転駆動するための主軸と、この主軸に連結されてい
て該主軸に対して同軸的なリングギヤと、このリングギ
ヤに少なくとも2つの伝動段において連結可能でかつ駆
動可能な中間伝動軸とを有し、中間伝動軸が遊星歯車装
置の太陽歯車を支持している形式の、たがね機能を有す
る又は有しない、回転する工具を備えた手持ち式工作機
械、例えば穴加工工作機械、打撃−穴加工工作機械、ボ
ールハンマのいずれかのための多段伝動装置に関する。
する手持ち式工作機械用の多段伝動装置であって、工具
を回転駆動するための主軸と、この主軸に連結されてい
て該主軸に対して同軸的なリングギヤと、このリングギ
ヤに少なくとも2つの伝動段において連結可能でかつ駆
動可能な中間伝動軸とを有し、中間伝動軸が遊星歯車装
置の太陽歯車を支持している形式の、たがね機能を有す
る又は有しない、回転する工具を備えた手持ち式工作機
械、例えば穴加工工作機械、打撃−穴加工工作機械、ボ
ールハンマのいずれかのための多段伝動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記の形式の公知の多段伝動装置(ヨー
ロッパ特許公開第 0 566 926号明細書)では、
遊星歯車装置は、2段切換え可能に構成されており、こ
の目的のために、その太陽歯車が中間伝動軸上に取付け
られ、かつニードル軸受を介して中間伝動軸上に支承さ
れた遊星歯車支持体が外歯を有し、該外歯が工具主軸を
駆動するリングギヤに常時噛合っている。遊星歯車装置
の内歯リングギヤには係止歯が形成されていて、該係止
歯には、ケーシングに取付けられた係止片が配属されて
いる。また、伝動段切換えスライダのための周溝が設け
られている。さらに、遊星歯車支持体には、外歯を有す
る歯車が配属されており、該歯車が、遊星歯車間を通っ
て案内されているセグメントを介して遊星歯車支持体に
回転不能に結合されている。歯車の外歯は、該外歯内に
リングギヤの内歯が入り込むことができるように、形成
されている。第1伝動段では、リングギヤが、係止歯に
よって係止片のところで不動に固定されるところまで移
動している。中間伝動軸に結合された太陽歯車は、した
がって、遊星歯車を介して遊星歯車支持体を1:3又は
4の変速比で回転させる。これにより、遊星歯車支持体
の外歯に噛合うリングギヤを介して、工具主軸は、70
0回転毎分の低い回転数で駆動される。第2の伝動段で
は、リングギヤが、その中間位置に移動しており、この
位置でリングギヤは、さらに歯車の外歯に噛合い、その
結果、遊星歯車支持体のところでロックされている。遊
星歯車支持体は、したがって直接太陽歯車に回転不能に
結合され、工具主軸のリングギヤは、1:1の変速比で
2250回転毎分の回転数で駆動される。
ロッパ特許公開第 0 566 926号明細書)では、
遊星歯車装置は、2段切換え可能に構成されており、こ
の目的のために、その太陽歯車が中間伝動軸上に取付け
られ、かつニードル軸受を介して中間伝動軸上に支承さ
れた遊星歯車支持体が外歯を有し、該外歯が工具主軸を
駆動するリングギヤに常時噛合っている。遊星歯車装置
の内歯リングギヤには係止歯が形成されていて、該係止
歯には、ケーシングに取付けられた係止片が配属されて
いる。また、伝動段切換えスライダのための周溝が設け
られている。さらに、遊星歯車支持体には、外歯を有す
る歯車が配属されており、該歯車が、遊星歯車間を通っ
て案内されているセグメントを介して遊星歯車支持体に
回転不能に結合されている。歯車の外歯は、該外歯内に
リングギヤの内歯が入り込むことができるように、形成
されている。第1伝動段では、リングギヤが、係止歯に
よって係止片のところで不動に固定されるところまで移
動している。中間伝動軸に結合された太陽歯車は、した
がって、遊星歯車を介して遊星歯車支持体を1:3又は
4の変速比で回転させる。これにより、遊星歯車支持体
の外歯に噛合うリングギヤを介して、工具主軸は、70
0回転毎分の低い回転数で駆動される。第2の伝動段で
は、リングギヤが、その中間位置に移動しており、この
位置でリングギヤは、さらに歯車の外歯に噛合い、その
結果、遊星歯車支持体のところでロックされている。遊
星歯車支持体は、したがって直接太陽歯車に回転不能に
結合され、工具主軸のリングギヤは、1:1の変速比で
2250回転毎分の回転数で駆動される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上に
述べた従来技術の手持ち式工作機械用の多段伝動装置を
改良して、小さな組込みスペースしか必要としない軽量
でコンパクトな多段伝動装置を提供することにある。
述べた従来技術の手持ち式工作機械用の多段伝動装置を
改良して、小さな組込みスペースしか必要としない軽量
でコンパクトな多段伝動装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、冒頭に述べた形式の多段伝動装置
において、中間伝動軸上に、リングギヤに回転運動伝達
可能に噛合っている平歯車が配置され、平歯車が、選択
的に遊星歯車装置又は中間伝動軸に連結可能であるよう
にした。
に本発明の構成では、冒頭に述べた形式の多段伝動装置
において、中間伝動軸上に、リングギヤに回転運動伝達
可能に噛合っている平歯車が配置され、平歯車が、選択
的に遊星歯車装置又は中間伝動軸に連結可能であるよう
にした。
【0005】
【発明の効果】請求項1記載の特徴を有する本発明の多
段伝動装置は、従来技術のものに比して、遊星歯車装置
が切換え可能に構成されておらず、たんに第1伝動段で
のみ平歯車に連結切換えされる。換言すれば工具主軸
が、そのリングギヤを介して駆動する平歯車へ連結切換
えされる。第2伝動段では、平歯車が、直接中間伝動軸
へ切換えられて連結され、中間伝動軸の回転を1:1の
伝動比で工具主軸へ伝達する。このような構成手段によ
り、多段伝動装置を著しく簡単かつコスト面で有利に構
成することができ、この場合、例えば遊星歯車装置に、
外歯を有する付加的な歯車及びこの歯車を遊星歯車支持
体に取付けるために必要な取付けウエブを省略すること
ができる。多段伝動装置は、コンパクトに構成され、僅
かな取付けスペースしか必要とせず、かつまた比較的軽
量であり、その結果、3kgクラスのボールハンマに使
用するのに特に適している。公知の多段伝動装置と異な
り伝動段の切換えは、全回転数で可能である。
段伝動装置は、従来技術のものに比して、遊星歯車装置
が切換え可能に構成されておらず、たんに第1伝動段で
のみ平歯車に連結切換えされる。換言すれば工具主軸
が、そのリングギヤを介して駆動する平歯車へ連結切換
えされる。第2伝動段では、平歯車が、直接中間伝動軸
へ切換えられて連結され、中間伝動軸の回転を1:1の
伝動比で工具主軸へ伝達する。このような構成手段によ
り、多段伝動装置を著しく簡単かつコスト面で有利に構
成することができ、この場合、例えば遊星歯車装置に、
外歯を有する付加的な歯車及びこの歯車を遊星歯車支持
体に取付けるために必要な取付けウエブを省略すること
ができる。多段伝動装置は、コンパクトに構成され、僅
かな取付けスペースしか必要とせず、かつまた比較的軽
量であり、その結果、3kgクラスのボールハンマに使
用するのに特に適している。公知の多段伝動装置と異な
り伝動段の切換えは、全回転数で可能である。
【0006】請求項2以下に記載した措置によれば、請
求項1に記載した多段伝動装置の有利な別の構成及び改
良が得られる。
求項1に記載した多段伝動装置の有利な別の構成及び改
良が得られる。
【0007】本発明の有利な一実施例によれば、平歯車
が自由に回転可能かつ軸方向で移動可能に中間伝動軸上
にはめ込まれていることで、中間伝動軸及び遊星歯車装
置への平歯車の選択的な連結が、構造的に簡単な形式で
得られる。平歯車の軸方向移動によって、平歯車は、一
方では遊星歯車装置の遊星歯車支持体と、他方では中間
伝動軸と、それぞれ互いに回転不能に結合される。
が自由に回転可能かつ軸方向で移動可能に中間伝動軸上
にはめ込まれていることで、中間伝動軸及び遊星歯車装
置への平歯車の選択的な連結が、構造的に簡単な形式で
得られる。平歯車の軸方向移動によって、平歯車は、一
方では遊星歯車装置の遊星歯車支持体と、他方では中間
伝動軸と、それぞれ互いに回転不能に結合される。
【0008】本発明の有利な一実施例によれば、平歯車
が、遊星歯車支持体に回転不能に結合するために、遊星
歯車装置側の平歯車側方リング面に、少なくとも1つの
軸方向に突出した爪を有し、かつ遊星歯車支持体が、少
なくとも1つの半径方向肩を有し、該半径方向肩に、前
記爪が、平歯車の移動によって、平歯車を一緒に回転連
行するために、当接可能である。半径方向肩は、有利に
は、遊星歯車支持体の、平歯車に向いた側方リング面に
設けた軸方向凹所内に形成される。
が、遊星歯車支持体に回転不能に結合するために、遊星
歯車装置側の平歯車側方リング面に、少なくとも1つの
軸方向に突出した爪を有し、かつ遊星歯車支持体が、少
なくとも1つの半径方向肩を有し、該半径方向肩に、前
記爪が、平歯車の移動によって、平歯車を一緒に回転連
行するために、当接可能である。半径方向肩は、有利に
は、遊星歯車支持体の、平歯車に向いた側方リング面に
設けた軸方向凹所内に形成される。
【0009】平歯車と中間伝動軸とを互いに回転不能に
結合するために、本発明の有利な一実施例によれば、平
歯車が、中間伝動軸上にはめ込まれている内側リング面
に、少なくとも1つの半径方向切欠きを有し、該切欠き
が、軸方向で、一方では、平歯車の、遊星歯車装置に向
いた側方リング面に、他方では、前記内側リング面に隣
接して配置されたリング溝に、開口している。中間伝動
軸は、少なくとも1つの半径方向の突起を有し、該突起
が、平歯車の移動のさい、平歯車を一緒に回転連行する
ために、少なくとも1つの切欠き内へ入り込むことがで
きる。
結合するために、本発明の有利な一実施例によれば、平
歯車が、中間伝動軸上にはめ込まれている内側リング面
に、少なくとも1つの半径方向切欠きを有し、該切欠き
が、軸方向で、一方では、平歯車の、遊星歯車装置に向
いた側方リング面に、他方では、前記内側リング面に隣
接して配置されたリング溝に、開口している。中間伝動
軸は、少なくとも1つの半径方向の突起を有し、該突起
が、平歯車の移動のさい、平歯車を一緒に回転連行する
ために、少なくとも1つの切欠き内へ入り込むことがで
きる。
【0010】平歯車の内側リング面に付加的に設けたリ
ング溝によって、平歯車の軸方向に突出した爪が遊星歯
車支持体に形成された凹所内へ入り込むことができる位
置まで平歯車が移動したときに、中間伝動軸の半径方向
の突起が平歯車内へさらに入り込むことが可能になる。
ング溝によって、平歯車の軸方向に突出した爪が遊星歯
車支持体に形成された凹所内へ入り込むことができる位
置まで平歯車が移動したときに、中間伝動軸の半径方向
の突起が平歯車内へさらに入り込むことが可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1に部分的に縦断面図で示した
多段伝動装置は、たがね運転機構を備えた電動式ボール
ハンマに使用されている。ボールハンマの図示されてい
ない機械ケーシング内には、駆動ピニオン10が支承さ
れており、このピニオンは、図示されていない電動機の
被駆動軸11上に回転不能にはめ込まれている。この駆
動ピニオン10は、ギヤ12と噛合っており、該ギヤ1
2は、機械ケーシング中の図示されていない軸受に支承
された中間伝動軸13上に回転不能にはめ込まれてい
る。中間伝動軸13には、公知の形式で揺動駆動装置1
4が配置され、該揺動駆動装置は、打撃装置15に軸方
向の往復駆動運動を伝達する。打撃装置15は、打撃体
16に作用し、打撃体16は、ハンマ体18を介して、
工具受容部17内に図示されていない形式で回転不能か
つ軸方向で移動可能に受容されている工具18aに軸方
向衝撃負荷を与える。主軸スリーブ19は、ハンマ体軸
線と同軸的に機械ケーシング内に回転可能に支承され、
該主軸スリーブは、工具受容部17に回転不能に結合さ
れている。主軸スリーブ19上には、リングギヤ20が
回転可能に支承されている。このリングギヤ20は、図
示されていない安全クラッチを介して主軸スリーブ19
にレリーズモーメントが発生するまで回転不能に結合さ
れている。
多段伝動装置は、たがね運転機構を備えた電動式ボール
ハンマに使用されている。ボールハンマの図示されてい
ない機械ケーシング内には、駆動ピニオン10が支承さ
れており、このピニオンは、図示されていない電動機の
被駆動軸11上に回転不能にはめ込まれている。この駆
動ピニオン10は、ギヤ12と噛合っており、該ギヤ1
2は、機械ケーシング中の図示されていない軸受に支承
された中間伝動軸13上に回転不能にはめ込まれてい
る。中間伝動軸13には、公知の形式で揺動駆動装置1
4が配置され、該揺動駆動装置は、打撃装置15に軸方
向の往復駆動運動を伝達する。打撃装置15は、打撃体
16に作用し、打撃体16は、ハンマ体18を介して、
工具受容部17内に図示されていない形式で回転不能か
つ軸方向で移動可能に受容されている工具18aに軸方
向衝撃負荷を与える。主軸スリーブ19は、ハンマ体軸
線と同軸的に機械ケーシング内に回転可能に支承され、
該主軸スリーブは、工具受容部17に回転不能に結合さ
れている。主軸スリーブ19上には、リングギヤ20が
回転可能に支承されている。このリングギヤ20は、図
示されていない安全クラッチを介して主軸スリーブ19
にレリーズモーメントが発生するまで回転不能に結合さ
れている。
【0012】リングギヤ20は、中間伝動軸13上に遊
転可能かつ軸方向移動可能にはめ込まれている平歯車2
1の外歯213に常時噛合っており、平歯車21は、こ
こには図示されていない伝動段切換えスライダを介し
て、中間伝動軸13上で3つの移動位置に手動で移動可
能である。これらの3つの選択された移動位置は、図4
に示されており、多段伝動装置の図1に示したたがね運
転位置(図4d)から第2伝動段(図4c)又は第1伝
動段(図4a)への伝動装置の切換えが行われる。中間
伝動軸13上には、さらに遊星歯車装置22が配置され
ており、この遊星歯車装置は、公知の形式で、外歯を有
する太陽歯車23と、周方向で120°ずつ互いにずら
された3つの遊星歯車25を有する遊星歯車支持体24
と、内歯を有するリングギヤ26とから成っている。太
陽歯車23は、回転不能に中間伝動軸13に結合される
か、又は図示のように、太陽歯車の外歯が中間伝動軸1
3上に直接設けられている。遊星歯車支持体24は、遊
転可能に中間伝動軸13上にはめ込まれていて、それぞ
れ周方向で120°ずつ互いにずらして配置された、3
つの直角に突設された軸27上にそれぞれ回転可能に1
つの遊星歯車25を支持している。遊星歯車25の外歯
は、太陽歯車23の外歯及び、機械ケーシングに対して
回転不能に固定されているリングギヤ26の内歯に常時
噛合っている。
転可能かつ軸方向移動可能にはめ込まれている平歯車2
1の外歯213に常時噛合っており、平歯車21は、こ
こには図示されていない伝動段切換えスライダを介し
て、中間伝動軸13上で3つの移動位置に手動で移動可
能である。これらの3つの選択された移動位置は、図4
に示されており、多段伝動装置の図1に示したたがね運
転位置(図4d)から第2伝動段(図4c)又は第1伝
動段(図4a)への伝動装置の切換えが行われる。中間
伝動軸13上には、さらに遊星歯車装置22が配置され
ており、この遊星歯車装置は、公知の形式で、外歯を有
する太陽歯車23と、周方向で120°ずつ互いにずら
された3つの遊星歯車25を有する遊星歯車支持体24
と、内歯を有するリングギヤ26とから成っている。太
陽歯車23は、回転不能に中間伝動軸13に結合される
か、又は図示のように、太陽歯車の外歯が中間伝動軸1
3上に直接設けられている。遊星歯車支持体24は、遊
転可能に中間伝動軸13上にはめ込まれていて、それぞ
れ周方向で120°ずつ互いにずらして配置された、3
つの直角に突設された軸27上にそれぞれ回転可能に1
つの遊星歯車25を支持している。遊星歯車25の外歯
は、太陽歯車23の外歯及び、機械ケーシングに対して
回転不能に固定されているリングギヤ26の内歯に常時
噛合っている。
【0013】図2から分かるように、遊星歯車支持体2
4は、それぞれ120°ずつ内側リング面に沿って周方
向でずらして配置された3つの凹所28を有し、凹所2
8は、遊星歯車支持体24の、平歯車21に向いた側方
リング面242に設けられていて、遊星歯車支持体24
の、中間伝動軸13上にはまっている内側リング面24
1に向かって開いている。平歯車21は、その、遊星歯
車装置22に向いた側方リング面212に、3つの、周
方向で120°ずつ互いにずらして配置された、軸方向
に突出した爪29を有しており、これらの爪は、中間伝
動軸13上で平歯車21が移動するさいに遊星歯車支持
体24の凹所28内へ入り込むことができるように配置
され形成されている。この場合、凹所28の、回転方向
で前方に位置する凹所側面が、爪29を回転連行する半
径方向肩281を形成する。3つの爪のうち図1には、
中心角度で60°だけ回転した後の1つの下側の爪29
だけが見えている。さらに、平歯車21の、中間伝動軸
13に向いた内側リング面211には3つの、周方向で
120°ずつ互いにずらして配置された半径方向の切欠
き30が設けられている(図3)。これらの3つの切欠
き30は、それぞれ中心角度で60°ずつ前記3つの爪
29に対してずらされている。3つの切欠き30は、そ
れぞれ一方では、平歯車21の、遊星歯車装置22に向
いた側方リング面に開口し、他方では、平歯車21の内
側リング面211に隣接して設けられたリング溝31
(図1)に開口している。中間伝動軸13は、平歯車2
1と遊星歯車装置22との間の区域に3つの、周面に半
径方向に突出した突起32を支持しており、これらは互
いにそれぞれ周方向で120°ずつずらされている。図
1では、2つの突起32しか見えていない。これらの3
つの突起32は、平歯車21の軸方向移動のさいに、平
歯車21内の切欠き30内へ入り込むことができ、かつ
切欠き30を貫通してリング溝31内にまで入り込むこ
とができるように、配置され形成されている。平歯車2
1が、図1に示されている1つの終端位置をとる、多段
伝動装置のたがね運転位置から、平歯車の軸方向の爪2
9が、遊星歯車支持体24内の凹所28内へ入り込む、
遊星歯車装置22と連結した他の終端位置までの平歯車
21の移動距離と、平歯車21と遊星歯車装置22との
間の突起32の位置と、平歯車21内のリング溝31の
軸方向の幅とは、所定の形式で互いに調整されて合わさ
れている。
4は、それぞれ120°ずつ内側リング面に沿って周方
向でずらして配置された3つの凹所28を有し、凹所2
8は、遊星歯車支持体24の、平歯車21に向いた側方
リング面242に設けられていて、遊星歯車支持体24
の、中間伝動軸13上にはまっている内側リング面24
1に向かって開いている。平歯車21は、その、遊星歯
車装置22に向いた側方リング面212に、3つの、周
方向で120°ずつ互いにずらして配置された、軸方向
に突出した爪29を有しており、これらの爪は、中間伝
動軸13上で平歯車21が移動するさいに遊星歯車支持
体24の凹所28内へ入り込むことができるように配置
され形成されている。この場合、凹所28の、回転方向
で前方に位置する凹所側面が、爪29を回転連行する半
径方向肩281を形成する。3つの爪のうち図1には、
中心角度で60°だけ回転した後の1つの下側の爪29
だけが見えている。さらに、平歯車21の、中間伝動軸
13に向いた内側リング面211には3つの、周方向で
120°ずつ互いにずらして配置された半径方向の切欠
き30が設けられている(図3)。これらの3つの切欠
き30は、それぞれ中心角度で60°ずつ前記3つの爪
29に対してずらされている。3つの切欠き30は、そ
れぞれ一方では、平歯車21の、遊星歯車装置22に向
いた側方リング面に開口し、他方では、平歯車21の内
側リング面211に隣接して設けられたリング溝31
(図1)に開口している。中間伝動軸13は、平歯車2
1と遊星歯車装置22との間の区域に3つの、周面に半
径方向に突出した突起32を支持しており、これらは互
いにそれぞれ周方向で120°ずつずらされている。図
1では、2つの突起32しか見えていない。これらの3
つの突起32は、平歯車21の軸方向移動のさいに、平
歯車21内の切欠き30内へ入り込むことができ、かつ
切欠き30を貫通してリング溝31内にまで入り込むこ
とができるように、配置され形成されている。平歯車2
1が、図1に示されている1つの終端位置をとる、多段
伝動装置のたがね運転位置から、平歯車の軸方向の爪2
9が、遊星歯車支持体24内の凹所28内へ入り込む、
遊星歯車装置22と連結した他の終端位置までの平歯車
21の移動距離と、平歯車21と遊星歯車装置22との
間の突起32の位置と、平歯車21内のリング溝31の
軸方向の幅とは、所定の形式で互いに調整されて合わさ
れている。
【0014】多段伝動装置の、いわゆるたがね運転を行
うための、図1に示されている平歯車21の1つの終端
位置では、機械ケーシングに不動に配置された係止ピン
33が平歯車21の外歯213に係合している。したが
って、平歯車21はロックされている。中間伝動軸13
は、この場合、平歯車21に対して自由に回転可能であ
り、いかなる回転運動も主軸スリーブ19のリングギヤ
20へ伝達されない。中間伝動軸13が回転すると、揺
動駆動装置14を介して打撃装置15が駆動され、かつ
ハンマ体18が、工具受容部17内の工具18aに軸方
向の打撃運動を与える。多段伝動装置のこのたがね運転
位置は、図4の(d)にも示されている。この場合、図
面を見やすくするため、平歯車21内の切欠き30と、
平歯車21に設けた、軸方向に突出した爪29と、中間
伝動軸13に設けた半径方向に突出した突起32とが、
Xの交差線を入れて示されている。
うための、図1に示されている平歯車21の1つの終端
位置では、機械ケーシングに不動に配置された係止ピン
33が平歯車21の外歯213に係合している。したが
って、平歯車21はロックされている。中間伝動軸13
は、この場合、平歯車21に対して自由に回転可能であ
り、いかなる回転運動も主軸スリーブ19のリングギヤ
20へ伝達されない。中間伝動軸13が回転すると、揺
動駆動装置14を介して打撃装置15が駆動され、かつ
ハンマ体18が、工具受容部17内の工具18aに軸方
向の打撃運動を与える。多段伝動装置のこのたがね運転
位置は、図4の(d)にも示されている。この場合、図
面を見やすくするため、平歯車21内の切欠き30と、
平歯車21に設けた、軸方向に突出した爪29と、中間
伝動軸13に設けた半径方向に突出した突起32とが、
Xの交差線を入れて示されている。
【0015】ボールハンマをより高速の第2伝動段で運
転しようとする場合には、図示されていない手動の伝動
段切換えスライダによって、平歯車21が図4の(c)
に示されている位置に移動せしめられる。この位置で
は、平歯車21は、遊星歯車装置22の方向へ、切欠き
30が、中間伝動軸13に設けられた突起32を受容し
かつ該突起と回転方向で整合するところまで、移動せし
められる。これにより、平歯車21は、中間伝動軸13
と互いに回転不能に結合され、中間伝動軸の回転運動が
1:1の変速比で主軸スリーブ19のリングギヤ20へ
伝達され、ひいてはまた工具18aへ伝達される。
転しようとする場合には、図示されていない手動の伝動
段切換えスライダによって、平歯車21が図4の(c)
に示されている位置に移動せしめられる。この位置で
は、平歯車21は、遊星歯車装置22の方向へ、切欠き
30が、中間伝動軸13に設けられた突起32を受容し
かつ該突起と回転方向で整合するところまで、移動せし
められる。これにより、平歯車21は、中間伝動軸13
と互いに回転不能に結合され、中間伝動軸の回転運動が
1:1の変速比で主軸スリーブ19のリングギヤ20へ
伝達され、ひいてはまた工具18aへ伝達される。
【0016】より低速の第1伝動段へのボールハンマの
切換えは、平歯車21が遊星歯車装置22の方向へさら
に移動して、平歯車21に設けられた軸方向の爪29が
遊星歯車支持体24内の凹所28内へ入り込み、かつ半
径方向肩281を介して回転方向へ一緒に連行されるこ
とによって、行われる。これにより、平歯車21は、遊
星歯車支持体24に回転不能に固定される。太陽歯車2
3から駆動される遊星歯車25は、不動のリングギヤ2
6に沿って転動し、これによって遊星歯車支持体24
は、中間伝動軸13及び太陽歯車23の回転数より低い
回転数で回転せしめられる。遊星歯車支持体24に回転
不能に連結されたこの平歯車21は、その回転運動を主
軸スリーブ19のリングギヤ20へ伝達する。工具18
aは減速された速度で駆動される。
切換えは、平歯車21が遊星歯車装置22の方向へさら
に移動して、平歯車21に設けられた軸方向の爪29が
遊星歯車支持体24内の凹所28内へ入り込み、かつ半
径方向肩281を介して回転方向へ一緒に連行されるこ
とによって、行われる。これにより、平歯車21は、遊
星歯車支持体24に回転不能に固定される。太陽歯車2
3から駆動される遊星歯車25は、不動のリングギヤ2
6に沿って転動し、これによって遊星歯車支持体24
は、中間伝動軸13及び太陽歯車23の回転数より低い
回転数で回転せしめられる。遊星歯車支持体24に回転
不能に連結されたこの平歯車21は、その回転運動を主
軸スリーブ19のリングギヤ20へ伝達する。工具18
aは減速された速度で駆動される。
【0017】図4の(b)は多段伝動装置の第2段と第
1段との間の移行位置を示している。この移行位置で
は、先に第2段で切欠き30と回転方向で整合した位置
にあった中間伝動軸13のところの突起32が、さらに
平歯車21内のリング溝31内へ押し込まれ、その結
果、平歯車21と中間伝動軸13との結合が再び解除さ
れ、平歯車21は、再び自由に中間伝動軸13上で回転
することができる。
1段との間の移行位置を示している。この移行位置で
は、先に第2段で切欠き30と回転方向で整合した位置
にあった中間伝動軸13のところの突起32が、さらに
平歯車21内のリング溝31内へ押し込まれ、その結
果、平歯車21と中間伝動軸13との結合が再び解除さ
れ、平歯車21は、再び自由に中間伝動軸13上で回転
することができる。
【0018】本発明は、既述の実施例に限定されるもの
ではない。したがって、本発明の多段伝動装置は、さら
に別の手持ち式工作機械、例えば穴加工工作機械又は打
撃−穴加工工作機械に使用することも可能である。
ではない。したがって、本発明の多段伝動装置は、さら
に別の手持ち式工作機械、例えば穴加工工作機械又は打
撃−穴加工工作機械に使用することも可能である。
【図1】たがね運転機構を備えた電動式ボールハンマの
多段伝動装置の部分縦断面図である。
多段伝動装置の部分縦断面図である。
【図2】多段伝動装置中の遊星歯車支持体を図1の矢印
IIの方向から見た拡大平面図である。
IIの方向から見た拡大平面図である。
【図3】多段伝動装置中の平歯車を図1の矢印IIIの
方向から見た拡大平面図である。
方向から見た拡大平面図である。
【図4】伝動段を説明するため、図1の多段伝動装置中
の平歯車を異なる移動位置において切断した断面図であ
る。
の平歯車を異なる移動位置において切断した断面図であ
る。
10 駆動ピニオン、 11 被駆動軸、 12 ギ
ヤ、 13 中間伝動軸、 14 揺動駆動装置、 1
5 打撃装置、 16 打撃体、 17 工具受容部、
18 ハンマ体、 18a 工具、 19 主軸スー
ブ、 20 リングギヤ、 21 平歯車、 22 遊
星歯車装置、 23 太陽歯車、 24遊星歯車支持
体、 25 遊星歯車、 26 内歯リングギヤ、 2
7 軸、28 凹所、 29 爪、 30 切欠き、
31 リング溝、 32 突起、211 内側リング
面、 213 外歯、 241 内側リング面、 24
2側方リング面、 281 半径方向の肩
ヤ、 13 中間伝動軸、 14 揺動駆動装置、 1
5 打撃装置、 16 打撃体、 17 工具受容部、
18 ハンマ体、 18a 工具、 19 主軸スー
ブ、 20 リングギヤ、 21 平歯車、 22 遊
星歯車装置、 23 太陽歯車、 24遊星歯車支持
体、 25 遊星歯車、 26 内歯リングギヤ、 2
7 軸、28 凹所、 29 爪、 30 切欠き、
31 リング溝、 32 突起、211 内側リング
面、 213 外歯、 241 内側リング面、 24
2側方リング面、 281 半径方向の肩
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エクベルト シュナイダー ドイツ連邦共和国 フライベルク アム ネッカル グラフ−アーデルマン−シュト ラーセ 29 (72)発明者 ヘルムート ヴァーネック ドイツ連邦共和国 ビーティヒハイム−ビ ッシンゲン クロイツシュトラーセ 4 (72)発明者 マルクス ヘックマン ドイツ連邦共和国 フィルダーシュタット ヘールンレスヴェーク 3
Claims (10)
- 【請求項1】 回転する工具を有する手持ち式工作機械
用の多段伝動装置であって、工具(18a)を回転駆動
するための主軸(19)と、この主軸(19)に連結さ
れていて該主軸に対して同軸的なリングギヤ(20)
と、このリングギヤ(20)に少なくとも2つの伝動段
において連結可能でかつ駆動可能な中間伝動軸(13)
とを有し、中間伝動軸が遊星歯車装置(22)の太陽歯
車(23)を支持している形式のものにおいて、 中間伝動軸(13)上に、リングギヤ(20)に回転運
動伝達可能に噛合っている平歯車(21)が配置されて
おり、この平歯車が選択的に、遊星歯車装置(22)又
は中間伝動軸(13)に連結可能であることを特徴とす
る、手持ち式工作機械用の多段伝動装置。 - 【請求項2】 平歯車(21)が遊転可能にかつ軸方向
で移動可能に中間伝動軸(13)上に装着されており、
かつ平歯車(21)の軸方向移動により平歯車(21)
が一方においては遊星歯車装置(22)の遊星歯車支持
体(24)と、他方においては中間伝動軸(13)と、
それぞれ互いに回転不能に結合可能である、請求項1記
載の多段伝動装置。 - 【請求項3】 平歯車(21)が、遊星歯車装置(2
2)側の側方リング面(212)に少なくとも1つの、
軸方向に突出した爪(29)を有し、かつ遊星歯車支持
体(24)が、少なくとも1つの半径方向の肩(28
1)を有し、この半径方向の肩(281)に爪(29)
が、回転連行のために、平歯車(21)の移動により当
接可能である、請求項2記載の多段伝動装置。 - 【請求項4】 半径方向の肩(281)が、軸方向の凹
所(28)内に形成されており、この軸方向の凹所(2
8)が、遊星歯車支持体(24)の、平歯車(21)側
の側方リング面(242)に設けられている、請求項3
記載の多段伝動装置。 - 【請求項5】 平歯車(21)が、中間伝動軸(13)
上にはめ込まれている、平歯車の内側リング面(21
1)に、少なくとも1つの半径方向の切欠き(30)を
有し、この切欠き(30)が、軸方向に一方では、平歯
車(21)の、遊星歯車装置(22)側の側方リング面
(212)に開口し、他方では、内側リング面(21
1)に隣接して設けられたリング溝(31)に開口して
おり、かつ中間伝動軸(13)が、少なくとも1つの半
径方向の突起(32)を有し、この半径方向の突起(3
2)が、平歯車(21)を一緒に連行するため、平歯車
移動のさいに切欠き(30)内へ入り込むことができ
る、請求項1から4までのいずれか1項記載の多段伝動
装置。 - 【請求項6】 リング溝(31)の軸方向幅が、切欠き
(30)と中間伝動軸(13)に設けられた突起(3
2)とが係合する位置から、爪(29)と遊星歯車支持
体(24)内の凹所(28)とが係合する位置までの、
平歯車(21)の移動距離よりも大きくされている、請
求項5記載の多段伝動装置。 - 【請求項7】 平歯車(21)が、中間伝動軸(13)
及び遊星歯車装置(22)に連結されず、かつ不動の係
止ピン(33)が、平歯車(21)の歯(213)に係
合する位置へ移動可能である、請求項2から6までのい
ずれか1項記載の多段伝動装置。 - 【請求項8】 係止ピン(33)が、手持ち式工作機械
の機械ケーシングに配置されている、請求項7記載の多
段伝動装置。 - 【請求項9】 遊星歯車装置(22)が、その遊星歯車
(25)と常時噛合っている内歯リングギヤ(26)を
有し、内歯リングギヤ(26)が、機械ケーシングに対
して回転不能に固定されている、請求項1から8までの
いずれか1項記載の多段伝動装置。 - 【請求項10】 請求項1から9までのいずれか1項記
載の多段伝動装置を備え、たがね機能を有する又は有し
ない、回転する工具を備えた手持ち式工作機械。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19651828.8 | 1996-12-13 | ||
DE1996151828 DE19651828A1 (de) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | Mehrganggetriebe für Handwerkzeugmaschinen |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10180513A true JPH10180513A (ja) | 1998-07-07 |
Family
ID=7814561
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9340035A Abandoned JPH10180513A (ja) | 1996-12-13 | 1997-12-10 | 手持ち式工作機械用の多段伝動装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0847837A3 (ja) |
JP (1) | JPH10180513A (ja) |
DE (1) | DE19651828A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015501227A (ja) * | 2011-11-04 | 2015-01-15 | アトラス・コプコ・インダストリアル・テクニーク・アクチボラグ | 空気圧式動力工具の駆動装置 |
EP3012071A1 (en) * | 2014-10-20 | 2016-04-27 | Black & Decker, Inc. | Pneumatic hammer |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19851888C1 (de) * | 1998-11-11 | 2000-07-13 | Metabowerke Kg | Bohrhammer |
DE60200127T2 (de) | 2001-03-07 | 2004-06-03 | Black & Decker Inc., Newark | Hammer |
DE102005036731A1 (de) * | 2005-08-04 | 2007-02-08 | Robert Bosch Gmbh | Kupplungsvorrichtung für eine Elektrowerkzeugmaschine und Elektrowerkzeugmaschine |
DE102006061624A1 (de) * | 2006-12-27 | 2008-07-03 | Robert Bosch Gmbh | Handwerkzeugmaschine |
WO2012113152A1 (en) * | 2011-02-25 | 2012-08-30 | Bosch Power Tools (China) Co., Ltd. | Transmission shaft device |
DE102012212231A1 (de) | 2012-07-12 | 2014-01-16 | Hilti Aktiengesellschaft | Handwerkzeugmaschine |
DE102012214938B4 (de) | 2012-08-22 | 2016-11-10 | Metabowerke Gmbh | Getriebeanordnung für eine angetriebene Werkzeugmaschine sowie Werkzeugmaschine mit einer solchen Getriebeanordnung |
EP3181303A1 (de) | 2015-12-14 | 2017-06-21 | HILTI Aktiengesellschaft | Steuerungsverfahren und handwerkzeugmaschine |
DE102017121717A1 (de) | 2017-09-19 | 2019-03-21 | Metabowerke Gmbh | Stellglied und Getriebeanordnung für eine angetriebene Werkzeugmaschine |
DE102017121720A1 (de) | 2017-09-19 | 2019-03-21 | Metabowerke Gmbh | Getriebeanordnung für eine angetriebene Werkzeugmaschine |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4573370A (en) * | 1983-07-08 | 1986-03-04 | The Rotor Tool Company | Gear reversing mechanism for power tools |
DE3934283A1 (de) * | 1988-10-14 | 1990-05-03 | Hitachi Koki Kk | Schaltgetriebe fuer eine elektrisch angetriebene werkzeugmaschine |
JP2558753Y2 (ja) * | 1991-10-31 | 1998-01-14 | 株式会社マキタ | 回転電動工具の動力伝達機構 |
DE4213291C2 (de) * | 1992-04-23 | 1997-12-04 | Atlas Copco Elektrowerkzeuge | Getriebeeinrichtung einer handgeführten Bohrhammermaschine |
-
1996
- 1996-12-13 DE DE1996151828 patent/DE19651828A1/de not_active Withdrawn
-
1997
- 1997-10-08 EP EP97117384A patent/EP0847837A3/de not_active Withdrawn
- 1997-12-10 JP JP9340035A patent/JPH10180513A/ja not_active Abandoned
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015501227A (ja) * | 2011-11-04 | 2015-01-15 | アトラス・コプコ・インダストリアル・テクニーク・アクチボラグ | 空気圧式動力工具の駆動装置 |
EP3012071A1 (en) * | 2014-10-20 | 2016-04-27 | Black & Decker, Inc. | Pneumatic hammer |
US10099359B2 (en) | 2014-10-20 | 2018-10-16 | Black & Decker Inc. | Pneumatic hammer |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE19651828A1 (de) | 1998-06-18 |
EP0847837A2 (de) | 1998-06-17 |
EP0847837A3 (de) | 2002-01-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041208 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20051014 |