JPH08141747A - 電気抵抗溶接機用制御装置 - Google Patents

電気抵抗溶接機用制御装置

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Publication number
JPH08141747A
JPH08141747A JP28355894A JP28355894A JPH08141747A JP H08141747 A JPH08141747 A JP H08141747A JP 28355894 A JP28355894 A JP 28355894A JP 28355894 A JP28355894 A JP 28355894A JP H08141747 A JPH08141747 A JP H08141747A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
usage rate
welding machine
arithmetic processing
electric resistance
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP28355894A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Yamazaki
政敏 山崎
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Chuo Seisakusho KK
Original Assignee
Chuo Seisakusho KK
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Publication date
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  • Generation Of Surge Voltage And Current (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 運転中に使用率を正確に求めて表示するとと
もに警報を出すことができ、運転時のタクトタイムを表
示することもできる電気抵抗溶接機用制御装置を提供す
る。 【構成】 溶接電流制御装置2に通電指令信号を送る演
算処理手段6に、タイマ手段10と、全時間入力手段11
と、使用率表示手段12と、警報手段15と、タクトタイム
表示手段16とを接続する。演算処理手段6は通電指令信
号から得られる通電時間の合計時間が全時間中に占める
比率である使用率を演算し、使用率表示手段12に表示す
る。また使用率がその溶接機固有の使用率を越えたとき
には、警報手段15が警報を発する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気抵抗溶接機の運転
制御に用いられる電気抵抗溶接機用制御装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に電気抵抗溶接機は連続して通電で
きるようには作られていないため、ある一定時間内で通
電できる時間の比率を使用率として、個々の電気抵抗溶
接機毎に規定している。この使用率を越えて通電を行う
と、過熱焼損につながるおそれがある。しかしこの使用
率については、通電時間、通電休止時間等を個別の測定
器を用いて測定しなければならず、測定時間を多く費や
し、また測定誤差を生じ易いことからほとんど測定され
ていない。
【0003】そこで過熱焼損を防止するため、溶接電流
制御用のサイリスタ、トランス、冷却回路等にサーモス
タット等の温度検出体を取り付けておき、それら要部の
温度を直接検出して設定温度をオーバーした場合に通電
を停止するとともに警報を出すようにする工夫がなされ
ている。ところが、この方法は確実に焼損事故を防止で
きる利点があるものの、突然警報が出て通電がストップ
してしまうため、使いにくく、作業中に余裕が分からな
い欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決し、運転中にその使用率を正確に求める
ことができ、余裕の程度を知ることができるうえ、使用
率の限界を越えたときには警報を出すこともできる電気
抵抗溶接機用制御装置を提供するためになされたもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明の電気抵抗溶接機用制御装置は、溶
接電流制御装置と加圧信号出力回路とに対して通電及び
加圧指令信号を送る演算処理手段に、タイマ手段と、使
用率を求める基準となる全時間を入力する全時間入力手
段と、通電指令信号から得られる通電時間の合計時間が
全時間中に占める比率である使用率を表示する使用率表
示手段と、計測された使用率がその溶接機固有の使用率
を越えたときに警報を発する警報手段と、演算処理手段
から出力されるタクトタイムを表示するタクトタイム表
示手段とを接続したことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、全時間入力手段により演算処
理手段に対して使用率を求める基準となる全時間を入力
しておけば、演算処理手段から溶接電流制御装置に対し
て送られる通電指令信号に基づいて通電時間の合計時間
を演算し、この合計時間が全時間中に占める比率である
使用率を自動的に演算することができる。そしてこのよ
うにして計測された使用率を使用率表示手段に表示でき
るので、運転中にどの程度の余裕があるかを知ることが
できる。
【0007】また、計測された使用率が予め入力されて
いるその溶接機固有の使用率を越えたときには警報手段
が警報を発するので、焼損事故を確実に防止することも
できる。更にタクトタイム表示手段により運転時のタク
トタイムを知ることができるので、生産量の把握に資す
ることもできる利点がある。
【0008】
【実施例】以下に本発明を図示の実施例によって更に詳
細に説明する。図1は実施例の電気抵抗溶接機用制御装
置の構成を示すブロック図であり、1は交流電源、2は
サイリスタを含む溶接電流制御装置、3は溶接変圧器、
4はこの溶接変圧器3の二次側に接続された上下一対の
電極、5は上側の電極4を昇降させる加圧装置である。
6は溶接電流制御装置2に通電指令信号を送るととも
に、加圧装置5に対して加圧信号出力回路7を介して加
圧指令信号を送るための演算処理手段である。
【0009】この演算処理手段6には、電極4を加圧し
てから解放するまでの溶接シーケンス中の複数の処理ス
テップからなる溶接条件が溶接条件入力手段8を通じて
入力されている。この溶接条件の一例は図2に示された
とおりであり、この例では1回の溶接はT1時間の加圧、
T2時間の通電、T3時間の保持、T4時間の解放から構成さ
れている。そして起動指令入力手段9から溶接開始の指
令が入力されると、演算処理手段6はタイマ手段10から
送られる溶接シーケンスを進行させるためのタイミング
信号に従って前記の通電指令信号および加圧指令信号を
出力し、溶接条件のとおりの溶接シーケンスを進行させ
ることができる。以上の構成は従来の電気抵抗溶接機用
制御装置と特に変わるところはない。
【0010】この演算処理手段6には、全時間を入力す
るための全時間入力手段11が接続されている。ここで、
前記の全時間は使用率を求める基準となる時間を意味す
るものであり、通常は30分〜60分である。従来のタ
イマ手段は図2に示されるT1〜T4の時間のみを計測する
ものであり、T5として示される休止時間を計測するもの
は無かったが、本発明のタイマ手段10はT5を含む時間を
連続して計測することができるものである。タイマ手段
10はこの連続して計測した時間の計測値を随時演算処理
手段6に送るものとしておく。
【0011】演算処理手段6は、前記の全時間入力手段
11から入力された全時間と、タイマ手段10から得られ
る経過時間信号から、現時点以前の全時間の間に占める
通電時間の合計時間の比率である使用率を演算し、これ
を使用率表示手段12に%で表示する。従って溶接作業者
はこの表示を見ることにより、どの程度の余裕があるか
を運転中に知ることができる。
【0012】更に本発明では比較判定手段13が設けられ
ており、上記の使用率表示手段12に表示される使用率
を、使用率入力手段14によって入力されたその電気抵抗
溶接機に固有の使用率と比較する。そしてもし計測され
た使用率がその固有の使用率を越えたときには、警報手
段15がブザーやランプ等で警報を発し、現在の使用率が
限界を越えていることを作業者に知らせる。
【0013】このほか、演算処理手段6にはタクトタイ
ムを表示するタクトタイム表示手段16が接続されてい
る。前記したように、本発明のタイマ手段10は休止時間
T5までをも計測する機能を有するため、図2に示される
タクトタイムを演算処理手段6から出力し、タクトタイ
ム表示手段16に表示することができる。このため、現在
のタクトタイムを知ることができるので、生産量の把握
に資することもできる。
【0014】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の電気抵
抗溶接機用制御装置によれば運転中にその使用率を正確
に求めることができ、余裕の程度を知ることができる。
また、使用率の限界を越えたときには警報を出すことも
できるうえ、タクトタイムを表示することもできるので
生産量の把握に資する利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】溶接動作を示すグラフである。
【符号の説明】
1 交流電源 2 溶接電流制御装置 3 溶接変圧器 4 電極 5 加圧装置 6 演算処理手段 7 加圧信号出力回路 8 溶接条件入力手段 9 起動指令入力手段 10 タイマ手段 11 全時間入力手段 12 使用率表示手段 13 比較判定手段 14 使用率入力手段 15 警報手段 16 タクトタイム表示手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶接電流制御装置と加圧信号出力回路と
    に対して通電及び加圧指令信号を送る演算処理手段に、
    タイマ手段と、使用率を求める基準となる全時間を入力
    する全時間入力手段と、通電指令信号から得られる通電
    時間の合計時間が全時間中に占める比率である使用率を
    表示する使用率表示手段と、計測された使用率がその溶
    接機固有の使用率を越えたときに警報を発する警報手段
    と、演算処理手段から出力されるタクトタイムを表示す
    るタクトタイム表示手段とを接続したことを特徴とする
    電気抵抗溶接機用制御装置。
JP28355894A 1994-11-17 1994-11-17 電気抵抗溶接機用制御装置 Withdrawn JPH08141747A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020100363A1 (ja) 2018-11-15 2020-05-22 電元社トーア株式会社 抵抗溶接機制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020100363A1 (ja) 2018-11-15 2020-05-22 電元社トーア株式会社 抵抗溶接機制御装置
US11597030B2 (en) 2018-11-15 2023-03-07 Dengensha Toa Co., Ltd. Resistance welder controller

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Effective date: 20020205