JPH0814145A - 車両用電動発電装置 - Google Patents
車両用電動発電装置Info
- Publication number
- JPH0814145A JPH0814145A JP6150020A JP15002094A JPH0814145A JP H0814145 A JPH0814145 A JP H0814145A JP 6150020 A JP6150020 A JP 6150020A JP 15002094 A JP15002094 A JP 15002094A JP H0814145 A JPH0814145 A JP H0814145A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- generator
- speed
- electric motor
- crankshaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 21
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 12
- 238000010248 power generation Methods 0.000 claims description 7
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 24
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 4
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 3
- 239000004519 grease Substances 0.000 description 3
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電動発電機を含む補機の小型化を図ることの
できる車両用電動発電装置の提供。 【構成】 電動発電機は、回転軸の先端部にプーリが固
定されて、エンジン2のクランク軸30に設けられた電
磁クラッチ5のクランクプーリ36とベルト43により
連結されている。電磁クラッチ5は、界磁コイル28の
通電時に、アーマチュア34がクラッチロータ31と結
合することでクランクプーリ36がエンジン2のクラン
ク軸30と一体に回転し、界磁コイル28の非通電時
に、アーマチュア34とクラッチロータ31とが非結合
(離れる)となることで、クランクプーリ36はクラン
ク軸30に対して回転自由となる。また、電動発電機
は、電磁クラッチ5がオフ状態となった時に、電動機と
して補機を駆動する。
できる車両用電動発電装置の提供。 【構成】 電動発電機は、回転軸の先端部にプーリが固
定されて、エンジン2のクランク軸30に設けられた電
磁クラッチ5のクランクプーリ36とベルト43により
連結されている。電磁クラッチ5は、界磁コイル28の
通電時に、アーマチュア34がクラッチロータ31と結
合することでクランクプーリ36がエンジン2のクラン
ク軸30と一体に回転し、界磁コイル28の非通電時
に、アーマチュア34とクラッチロータ31とが非結合
(離れる)となることで、クランクプーリ36はクラン
ク軸30に対して回転自由となる。また、電動発電機
は、電磁クラッチ5がオフ状態となった時に、電動機と
して補機を駆動する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動機と発電機とを一
体化した車両用電動発電装置に関する。
体化した車両用電動発電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、始動電動機と充電発電機とを
一体化してエンジン−ミッション間に搭載した電動発電
機が公知であるが、軸方向の寸法が大きくなることで車
両の大変更を必要とするとともに保守が困難である。そ
こで、特開平2−264153号公報では、電動発電機
の回転軸に設けられたプーリとエンジンのクランク軸に
変速機構を介して設けられたプーリとをベルトで連結し
て駆動力の伝達を行なう技術が提案されている。
一体化してエンジン−ミッション間に搭載した電動発電
機が公知であるが、軸方向の寸法が大きくなることで車
両の大変更を必要とするとともに保守が困難である。そ
こで、特開平2−264153号公報では、電動発電機
の回転軸に設けられたプーリとエンジンのクランク軸に
変速機構を介して設けられたプーリとをベルトで連結し
て駆動力の伝達を行なう技術が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の電動
発電機は、変速機構を介して常時エンジンと駆動連結さ
れていることから、エンジンとの切り離しができない。
このため、エンジンの最高回転数時に電動発電機の許容
回転数以下となるようにプーリ比を設定する必要があ
る。つまり、電動発電機の最高回転数以下で増速比を大
きく設定することができないため、増速による電動発電
機あるいは補機の小型化に限界がある。本発明は、上記
事情に基づいて成されたもので、その目的は、電動発電
機を含む補機の小型化を図ることのできる車両用電動発
電装置の提供にある。
発電機は、変速機構を介して常時エンジンと駆動連結さ
れていることから、エンジンとの切り離しができない。
このため、エンジンの最高回転数時に電動発電機の許容
回転数以下となるようにプーリ比を設定する必要があ
る。つまり、電動発電機の最高回転数以下で増速比を大
きく設定することができないため、増速による電動発電
機あるいは補機の小型化に限界がある。本発明は、上記
事情に基づいて成されたもので、その目的は、電動発電
機を含む補機の小型化を図ることのできる車両用電動発
電装置の提供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、請求項1では、界磁巻線を有する回転子
および電機子巻線を有する固定子を備え、電動機または
発電機として機能する回転機と、エンジンのクランク軸
に対して相対回転可能に設けられた回転体を有し、この
回転体と前記クランク軸との間で回転動力を断続するク
ラッチ手段と、前記回転子、前記回転体、および回転動
力を受けて作動する補機との間で回転動力を伝達する動
力伝達手段と、前記回転機の作動および前記クラッチ手
段の作動を制御する制御手段とを備えた技術的手段を採
用する。
成するために、請求項1では、界磁巻線を有する回転子
および電機子巻線を有する固定子を備え、電動機または
発電機として機能する回転機と、エンジンのクランク軸
に対して相対回転可能に設けられた回転体を有し、この
回転体と前記クランク軸との間で回転動力を断続するク
ラッチ手段と、前記回転子、前記回転体、および回転動
力を受けて作動する補機との間で回転動力を伝達する動
力伝達手段と、前記回転機の作動および前記クラッチ手
段の作動を制御する制御手段とを備えた技術的手段を採
用する。
【0005】請求項2では、請求項1に記載された車両
用電動発電装置において、前記制御手段は、エンジン回
転数が予め設定された設定回転数以上の時は、前記クラ
ッチ手段をオフして前記クランク軸と前記回転体との間
を非接続とし、前記回転機を電動機として駆動すること
を特徴とする。
用電動発電装置において、前記制御手段は、エンジン回
転数が予め設定された設定回転数以上の時は、前記クラ
ッチ手段をオフして前記クランク軸と前記回転体との間
を非接続とし、前記回転機を電動機として駆動すること
を特徴とする。
【0006】請求項3では、請求項2に記載された車両
用電動発電装置において、前記設定回転数は、エンジン
回転数が上昇する時の設定上限回転数とエンジン回転数
が下降する時の設定下限回転数とから成り、前記設定上
限回転数より前記設定下限回転数の方が小さく設定され
たことを特徴とする。
用電動発電装置において、前記設定回転数は、エンジン
回転数が上昇する時の設定上限回転数とエンジン回転数
が下降する時の設定下限回転数とから成り、前記設定上
限回転数より前記設定下限回転数の方が小さく設定され
たことを特徴とする。
【0007】請求項4では、請求項1〜3に記載された
何れかの車両用電動発電装置において、前記制御手段
は、エンジン回転数が前記設定回転数より低い時は、前
記クラッチ手段をオンして前記クランク軸と前記回転体
との間を接続することを特徴とする。
何れかの車両用電動発電装置において、前記制御手段
は、エンジン回転数が前記設定回転数より低い時は、前
記クラッチ手段をオンして前記クランク軸と前記回転体
との間を接続することを特徴とする。
【0008】請求項5では、請求項4に記載された車両
用電動発電装置において、前記制御手段は、エンジン回
転数が0の時は、前記回転機を電動機として駆動し、そ
の後、エンジン回転数が前記エンジンの設定始動回転数
に達した時は、前記回転機を発電機として駆動すること
を特徴とする。
用電動発電装置において、前記制御手段は、エンジン回
転数が0の時は、前記回転機を電動機として駆動し、そ
の後、エンジン回転数が前記エンジンの設定始動回転数
に達した時は、前記回転機を発電機として駆動すること
を特徴とする。
【0009】請求項6では、請求項1に記載された車両
用電動発電装置において、前記制御手段は、前記エンジ
ンが停止して前記クランク軸が非回転の状態にある時
は、前記クラッチ手段をオフして前記回転機を電動機と
して駆動することを特徴とする。
用電動発電装置において、前記制御手段は、前記エンジ
ンが停止して前記クランク軸が非回転の状態にある時
は、前記クラッチ手段をオフして前記回転機を電動機と
して駆動することを特徴とする。
【0010】請求項7では、請求項1に記載された車両
用電動発電装置において、前記制御手段は、前記エンジ
ンがアイドリング状態の時には、前記クラッチ手段をオ
フして前記回転機を電動機として駆動することを特徴と
する。
用電動発電装置において、前記制御手段は、前記エンジ
ンがアイドリング状態の時には、前記クラッチ手段をオ
フして前記回転機を電動機として駆動することを特徴と
する。
【0011】請求項8では、請求項1に記載された車両
用電動発電装置において、前記制御手段は、車両が加速
状態の時には、前記クラッチ手段をオフして前記回転機
を電動機として駆動することを特徴とする。
用電動発電装置において、前記制御手段は、車両が加速
状態の時には、前記クラッチ手段をオフして前記回転機
を電動機として駆動することを特徴とする。
【0012】請求項9では、請求項1〜8に記載された
何れかの車両用電動発電装置において、前記制御手段
は、前記クラッチ手段をオンする際に、前記回転機によ
り前記クランク軸と前記回転体との回転数差を設定回転
数範囲内とした後、前記クランク軸と前記回転体との間
を接続することを特徴とする。
何れかの車両用電動発電装置において、前記制御手段
は、前記クラッチ手段をオンする際に、前記回転機によ
り前記クランク軸と前記回転体との回転数差を設定回転
数範囲内とした後、前記クランク軸と前記回転体との間
を接続することを特徴とする。
【0013】請求項10では、請求項1〜9に記載され
た何れかの車両用電動発電装置において、前記制御手段
は、前記エンジンの回転数を検出するエンジン回転数検
出手段および前記回転体の回転数を検出する回転体回転
数検出手段を備えたことを特徴とする。
た何れかの車両用電動発電装置において、前記制御手段
は、前記エンジンの回転数を検出するエンジン回転数検
出手段および前記回転体の回転数を検出する回転体回転
数検出手段を備えたことを特徴とする。
【0014】請求項11では、請求項1〜10に記載さ
れた何れかの車両用電動発電装置において、前記クラッ
チ手段は、通電を受けて磁力を発生する界磁コイルを備
え、この界磁コイルへの通電状態に応じて前記クランク
軸と前記回転体との間で回転動力を断続する電磁クラッ
チであることを特徴とする。
れた何れかの車両用電動発電装置において、前記クラッ
チ手段は、通電を受けて磁力を発生する界磁コイルを備
え、この界磁コイルへの通電状態に応じて前記クランク
軸と前記回転体との間で回転動力を断続する電磁クラッ
チであることを特徴とする。
【0015】請求項12では、請求項11に記載された
車両用電動発電装置において、前記クラッチ手段は、前
記界磁コイルへの通電電流を必要伝達トルクに応じて増
減することを特徴とする。
車両用電動発電装置において、前記クラッチ手段は、前
記界磁コイルへの通電電流を必要伝達トルクに応じて増
減することを特徴とする。
【0016】請求項13では、請求項1〜12に記載さ
れた何れかの車両用電動発電装置において、前記動力伝
達手段は、前記回転子、前記回転体、および前記補機に
設けられたそれぞれのプーリと、これらのプーリに掛け
渡されるベルトより成ることを特徴とする。
れた何れかの車両用電動発電装置において、前記動力伝
達手段は、前記回転子、前記回転体、および前記補機に
設けられたそれぞれのプーリと、これらのプーリに掛け
渡されるベルトより成ることを特徴とする。
【0017】請求項14では、請求項1〜13に記載さ
れた何れかの車両用電動発電装置において、前記補機
は、前記回転子または前記回転体の少なくとも一方と前
記動力伝達手段で連結されたことを特徴とする。
れた何れかの車両用電動発電装置において、前記補機
は、前記回転子または前記回転体の少なくとも一方と前
記動力伝達手段で連結されたことを特徴とする。
【0018】
【作用および発明の効果】上記構成より成る本発明の車
両用電動発電装置は、クラッチ手段によってエンジンと
回転機との間で回転動力の伝達を断続することができ
る。従って、エンジン始動時には、クラッチ手段をオン
(つまりクラッチ手段の回転体とクランク軸との間を接
続する)して、回転機を電動機として駆動することによ
り、エンジンの始動を行なうことができる。
両用電動発電装置は、クラッチ手段によってエンジンと
回転機との間で回転動力の伝達を断続することができ
る。従って、エンジン始動時には、クラッチ手段をオン
(つまりクラッチ手段の回転体とクランク軸との間を接
続する)して、回転機を電動機として駆動することによ
り、エンジンの始動を行なうことができる。
【0019】また、エンジン回転数が設定回転数以上の
時は、クラッチ手段をオフすることにより、回転機およ
び補機は、各々の最高許容回転数以下で作動させること
ができる。クラッチ手段をオフした時は、回転機を電動
機として駆動することにより、その回転機によって補機
を駆動することができる。
時は、クラッチ手段をオフすることにより、回転機およ
び補機は、各々の最高許容回転数以下で作動させること
ができる。クラッチ手段をオフした時は、回転機を電動
機として駆動することにより、その回転機によって補機
を駆動することができる。
【0020】このように、本発明では、エンジン回転数
が設定回転数以上の時はクラッチ手段をオフしてエンジ
ンと回転機との間を切り離し、その回転機を補機の回転
動力源、つまり電動機として駆動させることができる。
これにより、回転機および補機の各最高回転数以下でエ
ンジンに対する増速比を大きく設定することができるた
め、回転機を含む補機類の小型軽量化が可能となる。
が設定回転数以上の時はクラッチ手段をオフしてエンジ
ンと回転機との間を切り離し、その回転機を補機の回転
動力源、つまり電動機として駆動させることができる。
これにより、回転機および補機の各最高回転数以下でエ
ンジンに対する増速比を大きく設定することができるた
め、回転機を含む補機類の小型軽量化が可能となる。
【0021】
【実施例】次に、本発明の車両用電動発電装置の一実施
例を図1〜図11に基づいて説明する。図1は電動発電
機の断面図、図2は電磁クラッチの断面図である。本実
施例の車両用電動発電装置1は、電動機としてエンジン
2(図5参照)の始動および補機の駆動補助を行なうと
ともに、発電機としてバッテリ3(図4参照)の充電お
よび電気負荷(図示しない)への電力供給を行なうもの
で、電動発電機4(本発明の回転機)、電磁クラッチ5
(本発明のクラッチ手段)、電動発電機4と補機および
エンジン2との間で回転動力を伝達する動力伝達手段
(後述する)、および制御装置6(本発明の制御手段、
図4参照)から成る。なお、本実施例の補機は、パワー
ステアリングの油圧ポンプ7および冷凍サイクルのコン
プレッサ8である(図5参照)。
例を図1〜図11に基づいて説明する。図1は電動発電
機の断面図、図2は電磁クラッチの断面図である。本実
施例の車両用電動発電装置1は、電動機としてエンジン
2(図5参照)の始動および補機の駆動補助を行なうと
ともに、発電機としてバッテリ3(図4参照)の充電お
よび電気負荷(図示しない)への電力供給を行なうもの
で、電動発電機4(本発明の回転機)、電磁クラッチ5
(本発明のクラッチ手段)、電動発電機4と補機および
エンジン2との間で回転動力を伝達する動力伝達手段
(後述する)、および制御装置6(本発明の制御手段、
図4参照)から成る。なお、本実施例の補機は、パワー
ステアリングの油圧ポンプ7および冷凍サイクルのコン
プレッサ8である(図5参照)。
【0022】イ)電動発電機4の構造を説明する。電動
発電機4は、図1に示すように、界磁巻線9aが巻かれ
た回転子9、3相電機子巻線10aが巻かれた固定子1
0、回転子9および固定子10を収容するフロントフレ
ーム11とリヤフレーム12、回転子9の回転位置を検
出する回転位置センサ13等より構成されている。
発電機4は、図1に示すように、界磁巻線9aが巻かれ
た回転子9、3相電機子巻線10aが巻かれた固定子1
0、回転子9および固定子10を収容するフロントフレ
ーム11とリヤフレーム12、回転子9の回転位置を検
出する回転位置センサ13等より構成されている。
【0023】回転子9は、両端部がそれぞれ軸受14、
15を介してフロントフレーム11とリヤフレーム12
に回転自在に支持された回転軸16を備える。回転軸1
6の一端部は、フロントフレーム11より突出して、そ
の先端部にプーリ17が固定されている。また、回転軸
16の他端部は、リヤフレーム12より突出して、その
先端部に2個のスリップリング18が組付けられてい
る。回転子9に巻かれた界磁巻線9aは、スリップリン
グ18およびブラシ25を介してリヤフレーム12に固
定された界磁端子19に接続されている。
15を介してフロントフレーム11とリヤフレーム12
に回転自在に支持された回転軸16を備える。回転軸1
6の一端部は、フロントフレーム11より突出して、そ
の先端部にプーリ17が固定されている。また、回転軸
16の他端部は、リヤフレーム12より突出して、その
先端部に2個のスリップリング18が組付けられてい
る。回転子9に巻かれた界磁巻線9aは、スリップリン
グ18およびブラシ25を介してリヤフレーム12に固
定された界磁端子19に接続されている。
【0024】固定子10は、フロントフレーム11の内
周面に圧入されて、回転子9の外周面との間に一定のギ
ャップを保って配置されている。3相電機子巻線10a
は、Y結線またはΔ結線により接続されて、リヤフレー
ム12に固定された3相出力端子20に接続されてい
る。
周面に圧入されて、回転子9の外周面との間に一定のギ
ャップを保って配置されている。3相電機子巻線10a
は、Y結線またはΔ結線により接続されて、リヤフレー
ム12に固定された3相出力端子20に接続されてい
る。
【0025】フロントフレーム11とリヤフレーム12
は、互いの外周端面を向かい合わせて軸方向に組み合わ
されて、スルーボルト21とナット22との締結によっ
て固定されている。また、フロントフレーム11および
リヤフレーム12の下端部には、電動発電機4をエンジ
ン2側に取り付けるためのステー11a、12aが一体
に設けられている。このステー11a、12aは、エン
ジン2側のマウント部2aにボルト23とナット24の
締結によって固定される。
は、互いの外周端面を向かい合わせて軸方向に組み合わ
されて、スルーボルト21とナット22との締結によっ
て固定されている。また、フロントフレーム11および
リヤフレーム12の下端部には、電動発電機4をエンジ
ン2側に取り付けるためのステー11a、12aが一体
に設けられている。このステー11a、12aは、エン
ジン2側のマウント部2aにボルト23とナット24の
締結によって固定される。
【0026】回転位置センサ13は、回転軸16の他端
側で回転軸16と同軸的に設置されて、回転軸16(回
転子9)の現在値を検出する。また、リヤフレーム12
の外側には、回転位置センサ13の他に、スリップリン
グ18に摺接するブラシ25が設けられて、リヤカバー
26により覆われている。リヤカバー26は、リヤフレ
ーム12にビス27で固定されている。
側で回転軸16と同軸的に設置されて、回転軸16(回
転子9)の現在値を検出する。また、リヤフレーム12
の外側には、回転位置センサ13の他に、スリップリン
グ18に摺接するブラシ25が設けられて、リヤカバー
26により覆われている。リヤカバー26は、リヤフレ
ーム12にビス27で固定されている。
【0027】ロ)電磁クラッチ5の構造を説明する。電
磁クラッチ5は、図2に示すように、通電を受けて磁力
を発生する界磁コイル28、この界磁コイル28を保持
するフィールドコア29、エンジン2のクランク軸30
に嵌め合わされてクランク軸30と一体に回転するクラ
ッチロータ31、このクラッチロータ31にベアリング
32を介して回転自在に支持されたフランジ33、クラ
ッチロータ31の軸方向端面と対面して配置されたアー
マチュア34、フランジ33にボルト35で固定された
クランクプーリ36、およびクラッチロータ31とクラ
ンクプーリ36の回転速度を検出する回転速度センサ3
8(本発明のエンジン回転数検出手段および回転体回転
数検出手段)等より構成されている。なお、本発明の回
転体は、フランジ33、アーマチュア34、およびクラ
ンクプーリ36より構成される。
磁クラッチ5は、図2に示すように、通電を受けて磁力
を発生する界磁コイル28、この界磁コイル28を保持
するフィールドコア29、エンジン2のクランク軸30
に嵌め合わされてクランク軸30と一体に回転するクラ
ッチロータ31、このクラッチロータ31にベアリング
32を介して回転自在に支持されたフランジ33、クラ
ッチロータ31の軸方向端面と対面して配置されたアー
マチュア34、フランジ33にボルト35で固定された
クランクプーリ36、およびクラッチロータ31とクラ
ンクプーリ36の回転速度を検出する回転速度センサ3
8(本発明のエンジン回転数検出手段および回転体回転
数検出手段)等より構成されている。なお、本発明の回
転体は、フランジ33、アーマチュア34、およびクラ
ンクプーリ36より構成される。
【0028】フィールドコア29は、径方向の外周に環
状に張り出されたプレート部29aを有し、このプレー
ト部29aでエンジン2のケーシング2bにボルト37
で固定されている。クラッチロータ31は、クランク軸
30に嵌合する嵌合円筒部31a、この嵌合円筒部31
aと一体に設けられて、フィールドコア29の内周面と
の間に一定のギャップを保つ内周円筒部31b、フィー
ルドコア29の外周面との間に一定のギャップを保つ外
周円筒部31c、および界磁コイル28の前面側(図2
の左面側)で内周円筒部31bと外周円筒部31cとの
間に固定される円環状部31dより構成される。
状に張り出されたプレート部29aを有し、このプレー
ト部29aでエンジン2のケーシング2bにボルト37
で固定されている。クラッチロータ31は、クランク軸
30に嵌合する嵌合円筒部31a、この嵌合円筒部31
aと一体に設けられて、フィールドコア29の内周面と
の間に一定のギャップを保つ内周円筒部31b、フィー
ルドコア29の外周面との間に一定のギャップを保つ外
周円筒部31c、および界磁コイル28の前面側(図2
の左面側)で内周円筒部31bと外周円筒部31cとの
間に固定される円環状部31dより構成される。
【0029】なお、嵌合円筒部31aと内周円筒部31
bおよび外周円筒部31cは、それぞれ軟磁性材により
製造されて、円環状部31dは非磁性材により製造され
ている。また、内周円筒部31bと外周円筒部31cの
端面(アーマチュア34側の端面)には、それぞれアー
マチュア34と結合するための噛合歯31eが設けられ
て、外周円筒部31cの外周面には、回転速度センサ3
8によってクラッチロータ31の回転速度を検出する際
にパルス信号を出力するための多数の歯31f(図3参
照)が設けられている。このクラッチロータ31は、ベ
アリング32の内輪32aとともに、クランク軸30の
端面にボルト39で固定されるエンドプレート40によ
ってクランク軸30からの脱落が防止されている。
bおよび外周円筒部31cは、それぞれ軟磁性材により
製造されて、円環状部31dは非磁性材により製造され
ている。また、内周円筒部31bと外周円筒部31cの
端面(アーマチュア34側の端面)には、それぞれアー
マチュア34と結合するための噛合歯31eが設けられ
て、外周円筒部31cの外周面には、回転速度センサ3
8によってクラッチロータ31の回転速度を検出する際
にパルス信号を出力するための多数の歯31f(図3参
照)が設けられている。このクラッチロータ31は、ベ
アリング32の内輪32aとともに、クランク軸30の
端面にボルト39で固定されるエンドプレート40によ
ってクランク軸30からの脱落が防止されている。
【0030】ベアリング32は、その内輪32aがクラ
ッチロータ31の嵌合円筒部31aに圧入されて、クラ
ッチロータ31と一体に回転する。フランジ33は、ベ
アリング32の外輪32bに圧入されて、クラッチロー
タ31との相対回転が可能である。
ッチロータ31の嵌合円筒部31aに圧入されて、クラ
ッチロータ31と一体に回転する。フランジ33は、ベ
アリング32の外輪32bに圧入されて、クラッチロー
タ31との相対回転が可能である。
【0031】アーマチュア34は、フランジ33の外周
部にスプライン結合されてフランジ33に対して軸方向
に移動可能に設けられ、フランジ33との間に配された
スプリング41によってフランジ33側へ付勢されてい
る。スプリング41は、フランジ33とアーマチュア3
4とを軸方向に貫通して設けられたピン42の外周に配
されて、アーマチュア34がクラッチロータ31側へ吸
引された時に圧縮されて、弾力(スプリング力)が大き
くなるように組付けられている。
部にスプライン結合されてフランジ33に対して軸方向
に移動可能に設けられ、フランジ33との間に配された
スプリング41によってフランジ33側へ付勢されてい
る。スプリング41は、フランジ33とアーマチュア3
4とを軸方向に貫通して設けられたピン42の外周に配
されて、アーマチュア34がクラッチロータ31側へ吸
引された時に圧縮されて、弾力(スプリング力)が大き
くなるように組付けられている。
【0032】このアーマチュア34は、界磁コイル28
への通電によってクラッチロータ31側へ吸引された時
に、クラッチロータ31の内周円筒部31bおよび外周
円筒部31cに設けられた噛合歯31eと噛み合う噛合
歯34aがクラッチロータ31側端面に設けられてい
る。
への通電によってクラッチロータ31側へ吸引された時
に、クラッチロータ31の内周円筒部31bおよび外周
円筒部31cに設けられた噛合歯31eと噛み合う噛合
歯34aがクラッチロータ31側端面に設けられてい
る。
【0033】クランクプーリ36は、図5に示すよう
に、ベルト43によって電動発電機4の回転軸16に設
けられたプーリ17およびコンプレッサ8のプーリ8a
と連結される大プーリ36aと、ベルト44によって油
圧ポンプ7のプーリ7aと連結される小プーリ36bと
から成る。なお、電動発電機4、コンプレッサ8、油圧
ポンプ7のエンジン2に対する増速比は、それぞれ4、
2、1.5となるようにプーリ比を設定している。
に、ベルト43によって電動発電機4の回転軸16に設
けられたプーリ17およびコンプレッサ8のプーリ8a
と連結される大プーリ36aと、ベルト44によって油
圧ポンプ7のプーリ7aと連結される小プーリ36bと
から成る。なお、電動発電機4、コンプレッサ8、油圧
ポンプ7のエンジン2に対する増速比は、それぞれ4、
2、1.5となるようにプーリ比を設定している。
【0034】大プーリ36aの内径側には、回転速度セ
ンサ38によってクランクプーリ36の回転速度を検出
する際にパルス信号を出力するための多数の歯36c
(図3参照)が設けられている。また、このクランクプ
ーリ36は、エンジン2のケーシング2bに設けられた
円筒壁2cの外周に若干の隙間を保って大プーリ36a
が位置し、円筒壁2cの外周面にグリス溜めの溝2dが
設けられることにより、大プーリ36aの内周面と円筒
壁2cの外周面との間でラビリンスシール構造としてい
る。
ンサ38によってクランクプーリ36の回転速度を検出
する際にパルス信号を出力するための多数の歯36c
(図3参照)が設けられている。また、このクランクプ
ーリ36は、エンジン2のケーシング2bに設けられた
円筒壁2cの外周に若干の隙間を保って大プーリ36a
が位置し、円筒壁2cの外周面にグリス溜めの溝2dが
設けられることにより、大プーリ36aの内周面と円筒
壁2cの外周面との間でラビリンスシール構造としてい
る。
【0035】回転速度センサ38は、クラッチロータ3
1の外周円筒部31cと大プーリ36aとの間に配され
て、フィールドコア29のプレート部29aにボルト4
5で固定されている。この回転速度センサ38は、図3
に示すように、軟磁性体より成るハウジング38aの両
側にそれぞれ永久磁石38b、38cと磁電素子38
d、38eとを順に挿入した後、樹脂38fでモールド
されて、外周円筒部31cの外周面に設けられた歯31
fおよび大プーリ36aの内径部に設けられた歯36c
との間で各々磁気回路を構成している。
1の外周円筒部31cと大プーリ36aとの間に配され
て、フィールドコア29のプレート部29aにボルト4
5で固定されている。この回転速度センサ38は、図3
に示すように、軟磁性体より成るハウジング38aの両
側にそれぞれ永久磁石38b、38cと磁電素子38
d、38eとを順に挿入した後、樹脂38fでモールド
されて、外周円筒部31cの外周面に設けられた歯31
fおよび大プーリ36aの内径部に設けられた歯36c
との間で各々磁気回路を構成している。
【0036】この電磁クラッチ5は、界磁コイル28が
通電されて磁力が発生することにより、アーマチュア3
4がスプリング41の付勢力に抗してクラッチロータ3
1側へ吸引される。そして、両者の噛合歯34a、31
eが噛み合うことにより、クランクプーリ36がクラン
ク軸30と一体に回転して、駆動力の相互伝達が可能と
なる。最大伝達可能トルクは、界磁コイル28に励磁さ
れる界磁電流の大きさに依存する。
通電されて磁力が発生することにより、アーマチュア3
4がスプリング41の付勢力に抗してクラッチロータ3
1側へ吸引される。そして、両者の噛合歯34a、31
eが噛み合うことにより、クランクプーリ36がクラン
ク軸30と一体に回転して、駆動力の相互伝達が可能と
なる。最大伝達可能トルクは、界磁コイル28に励磁さ
れる界磁電流の大きさに依存する。
【0037】また、界磁コイル28の非通電時には、ア
ーマチュア34がスプリング41の付勢力によってフラ
ンジ33側へ引き戻されて、アーマチュア34の噛合歯
34aとクラッチロータ31の噛合歯31eとの噛み合
いが外れる(図2に示す状態)ことにより、クランクプ
ーリ36はクランク軸30に対して回転自由となる。
ーマチュア34がスプリング41の付勢力によってフラ
ンジ33側へ引き戻されて、アーマチュア34の噛合歯
34aとクラッチロータ31の噛合歯31eとの噛み合
いが外れる(図2に示す状態)ことにより、クランクプ
ーリ36はクランク軸30に対して回転自由となる。
【0038】ハ)上記の動力伝達手段は、電動発電機4
の回転軸16に取り付けられたプーリ17、電磁クラッ
チ5のクランクプーリ36、油圧ポンプ7のプーリ7
a、コンプレッサ8のプーリ8a、ベルト43、および
ベルト44より構成される(図5参照)。
の回転軸16に取り付けられたプーリ17、電磁クラッ
チ5のクランクプーリ36、油圧ポンプ7のプーリ7
a、コンプレッサ8のプーリ8a、ベルト43、および
ベルト44より構成される(図5参照)。
【0039】ニ)制御装置6の構成を説明する。制御装
置6は、図4に示すように、電動発電機4の3相出力端
子20と結線された駆動回路6a、この駆動回路6aへ
の駆動信号U、V、Wを発生するコントローラ6b、電
動発電機4の界磁端子19と結線された回転機用界磁回
路6c、電磁クラッチ5の界磁コイル28と結線された
クラッチ用界磁回路6d、回転位置センサ13の信号を
位置信号θmに変換する位置信号変換回路6e、回転速
度センサ38の磁電素子38d、38eからの信号をそ
れぞれプーリ回転数Npおよびエンジン回転数Neに変
換する速度信号変換回路6f、これらの回路6a〜6f
を統合する制御回路6gより構成されている。
置6は、図4に示すように、電動発電機4の3相出力端
子20と結線された駆動回路6a、この駆動回路6aへ
の駆動信号U、V、Wを発生するコントローラ6b、電
動発電機4の界磁端子19と結線された回転機用界磁回
路6c、電磁クラッチ5の界磁コイル28と結線された
クラッチ用界磁回路6d、回転位置センサ13の信号を
位置信号θmに変換する位置信号変換回路6e、回転速
度センサ38の磁電素子38d、38eからの信号をそ
れぞれプーリ回転数Npおよびエンジン回転数Neに変
換する速度信号変換回路6f、これらの回路6a〜6f
を統合する制御回路6gより構成されている。
【0040】次に、本実施例の作動を図6〜図11に基
づいて説明する。なお、図6は制御パターンを示し、図
7〜9は制御モードに対応するタイムチャートを示す。
エンジン始動時、制御回路6gは、速度信号変換回路6
fよりエンジン回転数Ne=0を確認して、クラッチ用
界磁回路6dへの信号IF2および回転機用界磁回路6c
への信号IF1をフルデューティとする。これにより、電
磁クラッチ5はオン状態となって伝達可能トルクが最大
となる。τ1 秒後、電動モード信号Mをオンして、コン
トローラ6bより駆動信号U、V、Wを出力する。駆動
回路6aは、駆動信号U、V、Wに基づいて各電機子巻
線10aを励磁する。
づいて説明する。なお、図6は制御パターンを示し、図
7〜9は制御モードに対応するタイムチャートを示す。
エンジン始動時、制御回路6gは、速度信号変換回路6
fよりエンジン回転数Ne=0を確認して、クラッチ用
界磁回路6dへの信号IF2および回転機用界磁回路6c
への信号IF1をフルデューティとする。これにより、電
磁クラッチ5はオン状態となって伝達可能トルクが最大
となる。τ1 秒後、電動モード信号Mをオンして、コン
トローラ6bより駆動信号U、V、Wを出力する。駆動
回路6aは、駆動信号U、V、Wに基づいて各電機子巻
線10aを励磁する。
【0041】この結果、電動発電機4は電動モータとし
て作動し、図10に示すように、回転軸16(回転子
9)の回転力がプーリ17、ベルト43、およびクラン
クプーリ36に伝達されて、オン状態の電磁クラッチ5
を介してエンジン2のクランク軸30に伝達されること
により、エンジン2を始動する(図6のモードIおよび
図7のモードI)。
て作動し、図10に示すように、回転軸16(回転子
9)の回転力がプーリ17、ベルト43、およびクラン
クプーリ36に伝達されて、オン状態の電磁クラッチ5
を介してエンジン2のクランク軸30に伝達されること
により、エンジン2を始動する(図6のモードIおよび
図7のモードI)。
【0042】その後、エンジン回転数が設定始動回転数
(例えば400rpm)に達した時、信号IF1、IF2を
必要発電出力に応じたデューティとするとともに、電動
モード信号Mをオフして、そのτ2 秒後に発電モード信
号Gをオンする。この場合、駆動回路6aは、内蔵する
トランジスタ6a′(図4参照)のスイッチングを行な
わず、各電機子巻線10aへの励磁を停止する。この結
果、電動発電機4はエンジン2より回転力が伝達されて
交流発電機として作動し、バッテリ3に電力を供給する
(図6モードIIおよび図7モードII)。
(例えば400rpm)に達した時、信号IF1、IF2を
必要発電出力に応じたデューティとするとともに、電動
モード信号Mをオフして、そのτ2 秒後に発電モード信
号Gをオンする。この場合、駆動回路6aは、内蔵する
トランジスタ6a′(図4参照)のスイッチングを行な
わず、各電機子巻線10aへの励磁を停止する。この結
果、電動発電機4はエンジン2より回転力が伝達されて
交流発電機として作動し、バッテリ3に電力を供給する
(図6モードIIおよび図7モードII)。
【0043】車両の加速に伴い、エンジン回転数が設定
上限回転数(例えば4000rpm)、つまり電動発電
機4の許容最高回転数(16000rpm)に達した
時、発電モード信号Gをオフするとともに、信号IF1を
必要電動出力に応じたデューティとし、τ3 秒後に電動
モード信号Mをオンして、さらにτ4 秒後に信号IF2を
ゼロとする。これにより、電磁クラッチ5がオフ状態と
なってクランクプーリ36がクランク軸30に対して回
転自由となり、図11に示すように、電動モータとして
作動する電動発電機4によってコンプレッサ8および油
圧ポンプ7を一定回転数(例えばエンジン回転数で20
00rpmに相当する)で駆動する(図6モードIIIお
よび図8モードIII)。なお、電動発電機4、コンプレ
ッサ8、および油圧ポンプ7の最高回転数は、各々16
000rpm、8000rpm、6000rpmで抑え
られる。
上限回転数(例えば4000rpm)、つまり電動発電
機4の許容最高回転数(16000rpm)に達した
時、発電モード信号Gをオフするとともに、信号IF1を
必要電動出力に応じたデューティとし、τ3 秒後に電動
モード信号Mをオンして、さらにτ4 秒後に信号IF2を
ゼロとする。これにより、電磁クラッチ5がオフ状態と
なってクランクプーリ36がクランク軸30に対して回
転自由となり、図11に示すように、電動モータとして
作動する電動発電機4によってコンプレッサ8および油
圧ポンプ7を一定回転数(例えばエンジン回転数で20
00rpmに相当する)で駆動する(図6モードIIIお
よび図8モードIII)。なお、電動発電機4、コンプレ
ッサ8、および油圧ポンプ7の最高回転数は、各々16
000rpm、8000rpm、6000rpmで抑え
られる。
【0044】その後、車両の減速に伴い、エンジン回転
数が下降して設定下限回転数(例えば2000rpm)
以下となった時、電動発電機4によってプーリ回転数N
pをエンジン回転数Neに一致させた後、信号IF1、I
F2を必要発電出力に応じたデューティとして、そのτ5
秒後に電動モード信号Mをオフし、さらにτ6 秒後に発
電モード信号Gをオンする。これにより、交流発電機と
して作動する電動発電機4よりバッテリ3に電力を供給
し、車両減速エネルギーを回生する(図6モードIVおよ
び図9モードIV)。
数が下降して設定下限回転数(例えば2000rpm)
以下となった時、電動発電機4によってプーリ回転数N
pをエンジン回転数Neに一致させた後、信号IF1、I
F2を必要発電出力に応じたデューティとして、そのτ5
秒後に電動モード信号Mをオフし、さらにτ6 秒後に発
電モード信号Gをオンする。これにより、交流発電機と
して作動する電動発電機4よりバッテリ3に電力を供給
し、車両減速エネルギーを回生する(図6モードIVおよ
び図9モードIV)。
【0045】このように、本実施例では、エンジン回転
数が上昇して設定上限回転数(本実施例では4000r
pm)に達した時に、電磁クラッチ5をオフ状態として
エンジン2から電動発電機4への駆動伝達を遮断し、電
動モータとして作動する電動発電機4によってコンプレ
ッサ8および油圧ポンプ7を駆動することができる。従
って、これら補機類(電動発電機4、コンプレッサ8、
油圧ポンプ7)の最高回転数以下で増速比を大きくとる
ことができ、小型軽量化を図ることが可能となる。
数が上昇して設定上限回転数(本実施例では4000r
pm)に達した時に、電磁クラッチ5をオフ状態として
エンジン2から電動発電機4への駆動伝達を遮断し、電
動モータとして作動する電動発電機4によってコンプレ
ッサ8および油圧ポンプ7を駆動することができる。従
って、これら補機類(電動発電機4、コンプレッサ8、
油圧ポンプ7)の最高回転数以下で増速比を大きくとる
ことができ、小型軽量化を図ることが可能となる。
【0046】また、本実施例では、電磁クラッチ5をオ
ンする時は、電動発電機4によりプーリ回転数Npをエ
ンジン回転数Neに同期させた状態で行なうことができ
るため、大伝達容量の噛み合い式クラッチを用いてもシ
ョックがなく、従って、電磁クラッチ5を小型化するこ
とが可能である。
ンする時は、電動発電機4によりプーリ回転数Npをエ
ンジン回転数Neに同期させた状態で行なうことができ
るため、大伝達容量の噛み合い式クラッチを用いてもシ
ョックがなく、従って、電磁クラッチ5を小型化するこ
とが可能である。
【0047】〔変形例〕本実施例では、さらに以下の3
つの制御モードを実現することができる。 1)車両停止時にエンジン2を停止し、発進時にエンジ
ン2を始動する所謂エコランモードにおいても、エンジ
ン停止状態で電磁クラッチ5をオフ状態とすることで、
電動発電機4により補機を駆動することが可能となる。 2)車両停止時(エンジンアイドル回転時)に電磁クラ
ッチ5をオフ状態とし、例えばコンプレッサ8を電動発
電機4により高速駆動することで、車室内の急速冷房が
可能となる。 3)車両加速時に電磁クラッチ5をオフ状態とすること
で、エンジン負荷を低減して車両加速性能を向上するこ
とができる。
つの制御モードを実現することができる。 1)車両停止時にエンジン2を停止し、発進時にエンジ
ン2を始動する所謂エコランモードにおいても、エンジ
ン停止状態で電磁クラッチ5をオフ状態とすることで、
電動発電機4により補機を駆動することが可能となる。 2)車両停止時(エンジンアイドル回転時)に電磁クラ
ッチ5をオフ状態とし、例えばコンプレッサ8を電動発
電機4により高速駆動することで、車室内の急速冷房が
可能となる。 3)車両加速時に電磁クラッチ5をオフ状態とすること
で、エンジン負荷を低減して車両加速性能を向上するこ
とができる。
【0048】本実施例の電磁クラッチ5は、界磁コイル
28への通電によってオンする構造としたが、非通電時
にオンする構造としても良い。本実施例では、エンジン
ケーシング2bの円筒壁2cにグリス溜めの溝2dを設
けて、クランクプーリ36との間でラビリンスシール構
造としたが、このグリス溜めの溝2dは、クランクプー
リ36側(円筒壁2cに面する大プーリ36aの内周
面)に設けても良い。
28への通電によってオンする構造としたが、非通電時
にオンする構造としても良い。本実施例では、エンジン
ケーシング2bの円筒壁2cにグリス溜めの溝2dを設
けて、クランクプーリ36との間でラビリンスシール構
造としたが、このグリス溜めの溝2dは、クランクプー
リ36側(円筒壁2cに面する大プーリ36aの内周
面)に設けても良い。
【0049】本実施例では、補機として油圧ポンプ7お
よびコンプレッサ8を示したが、この他に、例えば、冷
却水回路に設けられるウォータポンプでも良い。
よびコンプレッサ8を示したが、この他に、例えば、冷
却水回路に設けられるウォータポンプでも良い。
【図1】電動発電機の断面図である。
【図2】電磁クラッチの断面図である。
【図3】回転速度センサの取付け状態を示す断面図であ
る。
る。
【図4】制御装置の構成を示すブロック図である。
【図5】車両用電動発電装置の全体模式図である。
【図6】制御パターンを示す図である。
【図7】制御モードに対応するタイムチャートである。
【図8】制御モードに対応するタイムチャートである。
【図9】制御モードに対応するタイムチャートである。
【図10】電磁クラッチがオン状態の時の模式図であ
る。
る。
【図11】電磁クラッチがオフ状態の時の模式図であ
る。
る。
1 車両用電動発電装置 2 エンジン 4 電動発電機(回転機) 5 電磁クラッチ(クラッチ手段) 6 制御装置(制御手段) 7 油圧ポンプ(補機) 7a 油圧ポンプのプーリ(動力伝達手段) 8 コンプレッサ(補機) 8a コンプレッサのプーリ(動力伝達手段) 9 回転子 9a 界磁巻線 10 固定子 10a 電機子巻線 17 プーリ(動力伝達手段) 28 界磁コイル 30 クランク軸 33 フランジ(回転体) 34 アーマチュア(回転体) 36 クランクプーリ(回転体、動力伝達手段) 38 回転速度センサ(エンジン回転数検出手段、回転
体回転数検出手段) 43 ベルト(動力伝達手段) 44 ベルト(動力伝達手段)
体回転数検出手段) 43 ベルト(動力伝達手段) 44 ベルト(動力伝達手段)
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02P 15/00 C
Claims (14)
- 【請求項1】a)界磁巻線を有する回転子および電機子
巻線を有する固定子を備え、電動機または発電機として
機能する回転機と、 b)エンジンのクランク軸に対して相対回転可能に設け
られた回転体を有し、この回転体と前記クランク軸との
間で回転動力を断続するクラッチ手段と、 c)前記回転子、前記回転体、および回転動力を受けて
作動する補機との間で回転動力を伝達する動力伝達手段
と、 d)前記回転機の作動および前記クラッチ手段の作動を
制御する制御手段とを備えた車両用電動発電装置。 - 【請求項2】前記制御手段は、エンジン回転数が予め設
定された設定回転数以上の時は、前記クラッチ手段をオ
フして前記クランク軸と前記回転体との間を非接続と
し、前記回転機を電動機として駆動することを特徴とす
る請求項1に記載された車両用電動発電装置。 - 【請求項3】前記設定回転数は、エンジン回転数が上昇
する時の設定上限回転数とエンジン回転数が下降する時
の設定下限回転数とから成り、前記設定上限回転数より
前記設定下限回転数の方が小さく設定されたことを特徴
とする請求項2に記載された車両用電動発電装置。 - 【請求項4】前記制御手段は、エンジン回転数が前記設
定回転数より低い時は、前記クラッチ手段をオンして前
記クランク軸と前記回転体との間を接続することを特徴
とする請求項1〜3に記載された何れかの車両用電動発
電装置。 - 【請求項5】前記制御手段は、エンジン回転数が0の時
は、前記回転機を電動機として駆動し、その後、エンジ
ン回転数が前記エンジンの設定始動回転数に達した時
は、前記回転機を発電機として駆動することを特徴とす
る請求項4に記載された車両用電動発電装置。 - 【請求項6】前記制御手段は、前記エンジンが停止して
前記クランク軸が非回転の状態にある時は、前記クラッ
チ手段をオフして前記回転機を電動機として駆動するこ
とを特徴とする請求項1に記載された車両用電動発電装
置。 - 【請求項7】前記制御手段は、前記エンジンがアイドリ
ング状態の時には、前記クラッチ手段をオフして前記回
転機を電動機として駆動することを特徴とする請求項1
に記載された車両用電動発電装置。 - 【請求項8】前記制御手段は、車両が加速状態の時に
は、前記クラッチ手段をオフして前記回転機を電動機と
して駆動することを特徴とする請求項1に記載された車
両用電動発電装置。 - 【請求項9】前記制御手段は、前記クラッチ手段をオン
する際に、前記回転機により前記クランク軸と前記回転
体との回転数差を設定回転数範囲内とした後、前記クラ
ンク軸と前記回転体との間を接続することを特徴とする
請求項1〜8に記載された何れかの車両用電動発電装
置。 - 【請求項10】前記制御手段は、前記エンジンの回転数
を検出するエンジン回転数検出手段および前記回転体の
回転数を検出する回転体回転数検出手段を備えたことを
特徴とする請求項1〜9に記載された何れかの車両用電
動発電装置。 - 【請求項11】前記クラッチ手段は、通電を受けて磁力
を発生する界磁コイルを備え、この界磁コイルへの通電
状態に応じて前記クランク軸と前記回転体との間で回転
動力を断続する電磁クラッチであることを特徴とする請
求項1〜10に記載された何れかの車両用電動発電装
置。 - 【請求項12】前記クラッチ手段は、前記界磁コイルへ
の通電電流を必要伝達トルクに応じて増減することを特
徴とする請求項11に記載された車両用電動発電装置。 - 【請求項13】前記動力伝達手段は、前記回転子、前記
回転体、および前記補機に設けられたそれぞれのプーリ
と、これらのプーリに掛け渡されるベルトより成ること
を特徴とする請求項1〜12に記載された何れかの車両
用電動発電装置。 - 【請求項14】前記補機は、前記回転子または前記回転
体の少なくとも一方と前記動力伝達手段で連結されたこ
とを特徴とする請求項1〜13に記載された何れかの車
両用電動発電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15002094A JP3368669B2 (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | 車両用電動発電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15002094A JP3368669B2 (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | 車両用電動発電装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000273665A Division JP3525878B2 (ja) | 2000-09-08 | 2000-09-08 | 車両用電動発電装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0814145A true JPH0814145A (ja) | 1996-01-16 |
JP3368669B2 JP3368669B2 (ja) | 2003-01-20 |
Family
ID=15487740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15002094A Expired - Fee Related JP3368669B2 (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | 車両用電動発電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3368669B2 (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001002721A1 (fr) * | 1999-07-05 | 2001-01-11 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Dispositif de demarrage/arret d'un moteur de vehicule |
EP1079086A2 (de) * | 1999-08-21 | 2001-02-28 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Brennkraftmaschine mit einem Nebengetriebe mit einer Elektromaschine |
US6453865B2 (en) | 2000-03-06 | 2002-09-24 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Control apparatus for idling stop of internal combustion engine and vehicle with the apparatus mounted thereon |
EP1286045A2 (en) | 2001-08-20 | 2003-02-26 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Vehicular starting and charging rotary electric machine |
JP2003533639A (ja) * | 2000-05-17 | 2003-11-11 | テスマ・モトーレン−・ウント・ゲトリーベテヒニク・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | 内燃機関の始動装置−発電機用減速装置 |
EP1367297A2 (en) | 2002-05-28 | 2003-12-03 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Belt drive system |
US6719538B2 (en) * | 2001-03-19 | 2004-04-13 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Rotating apparatus |
US6838805B2 (en) | 2001-08-17 | 2005-01-04 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Rotary electric machine |
US6889125B2 (en) | 2000-11-16 | 2005-05-03 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle driving apparatus |
US7127903B2 (en) | 2002-05-17 | 2006-10-31 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Air conditioner for use in vehicles |
JP4576702B2 (ja) * | 2000-11-16 | 2010-11-10 | トヨタ自動車株式会社 | 車両駆動装置 |
US8757119B2 (en) | 2011-06-16 | 2014-06-24 | Honda Motor Co., Ltd. | Engine stopping and restarting system |
DE10153329B4 (de) * | 2000-10-31 | 2014-08-14 | Mitsubishi Denki K.K. | Riemenübertragungsvorrichtung |
JP2020085066A (ja) * | 2018-11-20 | 2020-06-04 | ジヤトコ株式会社 | 回転伝達機構 |
-
1994
- 1994-06-30 JP JP15002094A patent/JP3368669B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6752112B1 (en) | 1999-07-05 | 2004-06-22 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Engine-starting and stopping system in vehicle |
EP1209354A1 (en) * | 1999-07-05 | 2002-05-29 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Engine start/stop device of vehicle |
WO2001002721A1 (fr) * | 1999-07-05 | 2001-01-11 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Dispositif de demarrage/arret d'un moteur de vehicule |
EP1209354A4 (en) * | 1999-07-05 | 2007-01-03 | Honda Motor Co Ltd | START-STOP DEVICE FOR AN AUTOMOTIVE |
KR100532018B1 (ko) * | 1999-07-05 | 2005-11-29 | 혼다 기켄 고교 가부시키가이샤 | 차량에 있어서의 엔진 시동/정지장치 |
EP1079086A3 (de) * | 1999-08-21 | 2002-03-27 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Brennkraftmaschine mit einem Nebengetriebe mit einer Elektromaschine |
EP1079086A2 (de) * | 1999-08-21 | 2001-02-28 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Brennkraftmaschine mit einem Nebengetriebe mit einer Elektromaschine |
US6453865B2 (en) | 2000-03-06 | 2002-09-24 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Control apparatus for idling stop of internal combustion engine and vehicle with the apparatus mounted thereon |
JP2003533639A (ja) * | 2000-05-17 | 2003-11-11 | テスマ・モトーレン−・ウント・ゲトリーベテヒニク・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | 内燃機関の始動装置−発電機用減速装置 |
DE10153329B4 (de) * | 2000-10-31 | 2014-08-14 | Mitsubishi Denki K.K. | Riemenübertragungsvorrichtung |
JP4682416B2 (ja) * | 2000-11-16 | 2011-05-11 | トヨタ自動車株式会社 | 車両駆動装置 |
JP4576702B2 (ja) * | 2000-11-16 | 2010-11-10 | トヨタ自動車株式会社 | 車両駆動装置 |
US6889125B2 (en) | 2000-11-16 | 2005-05-03 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle driving apparatus |
US6719538B2 (en) * | 2001-03-19 | 2004-04-13 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Rotating apparatus |
US6838805B2 (en) | 2001-08-17 | 2005-01-04 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Rotary electric machine |
EP1286045A2 (en) | 2001-08-20 | 2003-02-26 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Vehicular starting and charging rotary electric machine |
US7339294B2 (en) | 2001-08-20 | 2008-03-04 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Vehicular starting and charging rotary electric machine |
US7127903B2 (en) | 2002-05-17 | 2006-10-31 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Air conditioner for use in vehicles |
EP1367297A2 (en) | 2002-05-28 | 2003-12-03 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Belt drive system |
US8757119B2 (en) | 2011-06-16 | 2014-06-24 | Honda Motor Co., Ltd. | Engine stopping and restarting system |
JP2020085066A (ja) * | 2018-11-20 | 2020-06-04 | ジヤトコ株式会社 | 回転伝達機構 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3368669B2 (ja) | 2003-01-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6501190B1 (en) | Accessory device driving apparatus for vehicles | |
JPS6042224Y2 (ja) | 自動車 | |
JP2708469B2 (ja) | エンジンの充発電装置 | |
EP1529957B1 (en) | "A system for transmitting motion between the shaft of an internal combustion engine of a motor vehicle and a group of auxiliary devices" | |
JP3368669B2 (ja) | 車両用電動発電装置 | |
US6939114B2 (en) | Dynamotor driven compressor and method for controlling the same | |
US4473752A (en) | Aircraft engine starting with synchronous ac generator | |
US6878094B2 (en) | Power transmission control device for vehicle | |
US6894402B2 (en) | Method for controlling a polyphase and reversible rotating electrical machine for heat engine motor vehicle | |
EP1434330A1 (en) | Ring mode starter/generator | |
EP1367696A1 (en) | Two speed drive systems and methods | |
US6333577B1 (en) | Automotive AC dynamo-electric machine | |
JP2000295827A (ja) | 車両の電力供給システム | |
EP1976749A1 (en) | Generator-motor used for electric power supply, starting the internal combustion engine and prime mover propulsion | |
EP0769618A1 (en) | Rotary machine having starter for vehicle | |
JP2008101586A (ja) | 車両用電動発電装置 | |
JP2003314416A (ja) | エンジン始動装置 | |
JP2004232560A (ja) | 内燃機関用補機駆動装置 | |
JP3525878B2 (ja) | 車両用電動発電装置 | |
JPH02264153A (ja) | エンジンの起動装置および起動方法 | |
JP3519061B2 (ja) | 車両用回転電機 | |
JP2003097402A (ja) | 車両用伝動装置 | |
EP0652626A1 (en) | An electrical generator assembly | |
JP3237119B2 (ja) | 車両用制振発電電動機 | |
CN110870179B (zh) | 车辆推进系统 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091115 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101115 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111115 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |