JPH0814123B2 - 下水道清掃装置 - Google Patents

下水道清掃装置

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JPH0814123B2
JPH0814123B2 JP7182887A JP7182887A JPH0814123B2 JP H0814123 B2 JPH0814123 B2 JP H0814123B2 JP 7182887 A JP7182887 A JP 7182887A JP 7182887 A JP7182887 A JP 7182887A JP H0814123 B2 JPH0814123 B2 JP H0814123B2
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康裕 香河
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住吉重工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、下水道内に堆積したごみや汚泥等の堆積
物を水分と共に吸引排出し、次いで前記堆積物と水分と
を分離する下水道清掃装置に関するものである。
〔従来技術〕
従来、下水道清掃装置としては、特公昭60−43504号
公報により公表されているように、駆動装置により回転
されるバスケツトを収容した遠心脱水機とケーキタンク
とミストキヤツチヤとを三方弁を介して接続し、かつ遠
心脱水機における前記バスケツト内の下部とケーキンタ
ンクとを固形分排出管により接続し、さらに一端部が下
水道内に配置される吸引管の他端部を前記バスケツト内
に配置すると共に、真空吸引装置を前記ミストキヤツチ
ヤの上部に接続した構造の下水道清掃装置が知られてい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかるに、前記従来の下水道清掃装置の場合は、バス
ケツトが固形物の付着により目詰まりを起こしたとき、
バスケツトを取外して清掃しなければならないので、煩
雑な清掃作業を必要とするという問題がある。
〔発明の目的、構成〕
この発明は前述の問題を有利に解決できる下水道清掃
装置を提供することを目的とするものであつて、この発
明の要旨とするところは、タンク本体1とこれに開閉自
在に取付けられた蓋2とから密閉タンク3内に、隔壁4
により区画された固形物収容室5と排水室6とが設けら
れ、前記隔壁4の周囲に、複数の排水用開口部7が隔壁
周囲方向に間隔をおいて設けられると共に、その排水用
開口部7を塞ぐフイルタ8が取付けられて、環状排水部
9が構成され、開閉弁10を備えている大気吸込管11に接
続された大気放射ノズル12は、前記排水室6内において
環状排水部9に対し相対的に回動するように構成され、
大気放射ノズル12の大気放射口は環状排水部9に近接し
て配置され、前記固形物収容室5の上部に、下水道13内
の堆積物を吸引する吸引管14が開放弁15を介して接続さ
れると共に、真空吸込管16が接続されていることを特徴
とする下水道清掃装置にある。
〔実施例〕
次にこの発明を図示の例によつて詳細に説明する。
図面はこの発明の一実施例を示すものであつて、円形
断面の横型のタンク本体1の後端上部に蓋2が横軸によ
り枢着され、かつタンク本体1と蓋2とが開閉用流体圧
シリンダ17を介して連結されて、密閉タンク3が構成さ
れている。タンク本体1の後端下部がトラツク18におけ
る車体19の後端部に横軸20により枢着され、かつタンク
本体1の中間部の左右両側部分と車体19の左右両側の中
間部とはタンク回動用流体圧シリンダ21を介して連結さ
れ、さらにタンク本体1の開口端部と蓋2の開口端部と
の接合部にシール材22が設けられている。
前記蓋2の開口部の内側に環状フランジ23が溶接によ
り固着され、円板状の隔壁4の周縁部は前記環状フラン
ジ23に重合されてボルト24により着脱自在に固定され、
かつ隔壁4の周囲に、多数の排水用開口部7が隔壁周囲
方向に間隔をおいて設けられると共に、その排水用開口
部7を塞ぐ金網からなるフイルタ8がビス25により固定
されて、環状排水部9が構成され、その環状排水部9を
有する隔壁4により、密閉タンク3内のタンク本体1側
に位置する固形物収容室5と蓋2内に位置する排水室6
とが区画形成されている。蓋2の中央部に貫通固定され
た軸受箱26により中空横軸27が軸受を介して回転自在に
かつ軸長手方向に移動しないように支承され、かつ排水
室6内に配置された大気放射ノズル12におけるスリツト
状の大気放射口は、蓋の半径方向に延長すると共に、環
状排水部9に近接するように配置され、さらに大気放射
ノズル12の吸込口と前記中空横軸27の前端部とは連結管
28を介して連結されている。
電磁開閉弁からなる開閉弁10を備えている大気吸込用
固定管体29の一端部に、前記中空横軸27の後端部が回動
自在に嵌合され、かつ中空横軸27の後部内面に設けられ
た環状溝にシール用Oリング30が嵌設され、さらに前記
大気吸込用固定管体29の一端部の外面および中空横軸27
の後端部の内面の対向する位置に設けられた環状溝にわ
たつて多数の抜け止め用球体31が嵌合され、また中空横
軸27の後端部に設けられた球体装入孔には、球体逸出防
止用ボルト32が螺合され、前記中空横軸27と連結管28と
大気吸込用固定管体29とにより大気吸込管11が構成され
ている。
前記大気吸込用固定管体29は蓋2に対し支持アーム33
を介して固定され、かつ蓋2の外部に固定された支持台
34に、電動機35および減速機36からなるノズル回動用駆
動装置37が固定され、その駆動装置37の出力軸に固定さ
れた駆動スプロケツト38と前記中空横軸27の後部に固定
された従動スプロケツト39とにわたつて伝動チエーン40
が巻掛けられ、前記ノズル回動用駆動装置37によりスプ
ロケツトチエーン伝動機構と中空横軸27と連結管28とを
介して大気放射ノズル12が前記環状排水部9に沿つて回
動される。
前記固形物収容室5の上部に設けられた吸引口41と車
体19の前部に搭載された真空ポンプ42の吸込口とは、ホ
ースからなる真空吸引管16を介して接続され、かつホー
スからなる吸引管14の一端部に、把手43を有する堆積物
吸引ノズル44が連結され、さらに吸引管14の他端部は、
固形物収容室5の上部に設けられた堆積物吐出口45に電
磁開閉弁からなる開閉弁15を介して接続されている。
車体19の前部に搭載されたタンク46内に、隔壁47によ
り貯水槽48と沈澱槽49とが区画形成され、前記真空ポン
プ42の吸水口と貯水槽48の底部の排出口とは開閉弁50を
有する給水管51を介して接続され、かつ貯水槽48内に下
方から挿入された排気縦管52の下端部の真空ポンプ42の
排気口とは排気管53を介して接続され、さらに沈澱槽49
に注水縦管54が上方から挿入されている。
前記排水室6の下部に設けられた排水口と上部に通気
管55を接続した貯水タンク56とは電磁開閉弁57を有する
排水管路58を介して接続され、前記貯水タンク56と注水
縦管54とは電磁開閉弁59およびポンプ60を介在させた送
水管61を介して接続され、かつ前記貯水槽48の下部に設
けられた放水口に、電磁開閉弁62を介在させた放水管63
が接続され、さらに前記車体19の前部に制御弁64が搭載
されている。
次に前記実施例の下水道清掃装置の作用について説明
する。
まず第1図に示すように、道路の側溝その他の下水道
13内に、適当間隔をおいて積んだ土のうによる区画壁65
を設け、かつ大気吸込管11の開閉弁10と送水管61の電磁
開閉弁59と排水管路58の電磁開閉弁57とを閉じると共
に、吸引管14の開閉弁15を開いた状態で、真空ポンプ42
を運転して、各区画壁65の間にある水とごみ、汚泥等の
堆積物66とを、堆積物吸引ノズル44および吸引管14を経
て密閉タンク3における固形物収容室5内に吸引供給
し、固形物収容室5内の水を、環状排水部9のフイルタ
8を通つて排水室6内に流入させる。
排水室6内の水位が所定の上限レベルまで上昇する
と、これが水位上限検出器(図示を省略した)により検
出され、その検出信号により電磁開閉弁57が開放され
て、排水室6内の水が貯水タンク56内に流入し、排水室
6内の水位が一定以下になると電磁開閉弁57が自動的に
閉じられる。
フイルタ8が目詰まりを起こした場合は、吸引管14の
開閉弁15と送水管61の電磁開閉弁59と排水管路58の電磁
開閉弁57とを閉じると共に、大気吸込管11の開閉弁10を
開放した状態で、真空ポンプ42を運転することにより、
固形物収容室5内の負圧により、大気を、大気吸込管1
1、大気放射ノズル12およびフイルタ8における大気放
射ノズル12の大気放出口に対向する部分を通つて固形物
収容室5内に吸引し、その吸引空気流によつてフイルタ
8に付着している固形物を固形物収容室5内に落下さ
せ、かつノズル回動用駆動装置37の運転により排水室6
内の水面の上方において大気放射ノズル12を回動させ
て、その水面よりも上方にある各排水用開口部7内のフ
イルタ8を全面にわたつて清掃する。
また貯水タンク56内の水位が所定の上限レベルまで上
昇すると、これが水位上限検出器(図示を省略した)に
より検出され、その検出信号により、ノズル回動用駆動
装置37および真空ポンプ42の運転が停止され、かつ大気
吸込管11の開閉弁10が閉じられると共に、吸引管14の開
閉弁15および送水管61の電磁開閉弁59が開かれた状態
で、ポンプ60が運転されて、貯水タンク56内の水が沈澱
槽49に流送される。その沈澱槽49内の水位が隔壁47の上
縁を越えると、沈澱槽49から貯水槽48に水が溢流する。
固形物収容室5内に貯溜された固形物67を排出する場
合は、まず排水室6内の水を完全に排出したのち、タン
ク回動用流体圧シリンダ21の伸長動作により、密閉タン
ク3の前部が高くなるようにその密閉タンク3を傾斜さ
せ、かつ開閉用流体圧シリンダ17の短縮動作により、蓋
2を開放して、固形物収容室5内の固形物67を排出す
る。
この発明を実施する場合、大気放射ノズル12を排水室
6内の上部に固定して、環状排水部9を有する隔壁4を
回動するように構成してもよく、また開閉弁10,15とし
ては電磁開閉弁に代えて他の開閉弁を使用してもよい。
〔発明の効果〕
この発明によれば、密閉タンク3内に隔壁4により区
画された固形物収容室5と排水室6とが設けられ、前記
隔壁4の周囲に、複数の排水用開口部7が隔壁周囲方向
に間隔をおいて設けられると共に、その排水用開口部7
を塞ぐフイルタ8が取付けられて、環状排水部9が構成
され、開閉弁10を備えている大気吸込管11に接続された
大気放射ノズル12の大気放射口は、前記排水室6内にお
いて前記環状排水部9に近接するように配置されると共
に、環状排水部9に対し相対的に回動されるように構成
され、前記固形物収容室5の上部に、下水道13内の堆積
物を吸引する吸引管14が開閉弁15を介して接続されると
共に、真空吸引管16が接続されているので、吸引管14に
より吸引されて固形物収容室5内に収容された固形物67
によりフイルタ8が目詰まりを起こした場合は、吸引管
14の開閉弁15を閉じると共に大気吸込管11の開閉弁10を
開いた状態で、大気放射ノズル12を環状排水部9に対し
相対的に回動させることにより、固形物収容室5内の負
圧を利用して、大気を大気吸込管11、大気放射ノズル12
およびフイルタ8を通つて固形物収容室5内に吸引し、
その吸引空気流によつてフイルタ8に付着した固形物を
容易に固形物収容室5に落下させることができ、かつ大
気吸込管11から直接吸込まれた大気が大気放射ノズル12
からフイルタ8に高速で放射されるので、フイルタ8に
付着している固形物を確実に落下させて、フイルタ8を
清掃することができ、特に大気放射ノズル12を環状排水
部9に対し相対的に回動させるので、小さな大気放射ノ
ズル12を使用して環状排水部9における各排水用開口部
のフイルタ8を清掃することができ、さらに隔壁4を密
閉タンク3から取出すことなくフイルタ8を容易に清掃
することができる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示すものであつて、第1図
は下水道清掃装置の縦断側面図、第2図は第1図の一部
を拡大して示す縦断側面図、第3図はフイルタ清掃装置
を示す縦断側面図、第4図はその一部切欠正面図、第5
図は中空横軸と大気吸込用管体との接続部を示す縦断側
面図、第6図は下水道清掃装置をトラツクに搭載した状
態を示す側面図である。 図において、1はタンク本体、2は蓋、3は密閉タン
ク、4は隔壁、5は固形物収容室、6は排水室、7は排
水用開口部、8はフイルタ、9は環状排水部、10は開閉
弁、11は大気吸込管、12は大気放射ノズル、13は下水
道、14は吸引管、15は開閉弁、16は真空吸引管、17は開
閉用流体圧シリンダ、19は車体、21はタンク回動用流体
圧シリンダ、23は環状フランジ、27は中空横軸、28は連
結管、29は大気吸込用固定管体、34は支持台、35は電動
機、36は減速機、37はノズル回動用駆動装置、42は真空
ポンプ、44は堆積物吸引ノズル、48は貯水槽、49は沈澱
槽、56は貯水タンク、57は電磁開閉弁、58は排水管路、
59は電磁開閉弁、60はポンプ、61は送水管、66は堆積
物、67は固形物である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タンク本体1とこれに開閉自在に取付けら
    れた蓋2とから密閉タンク3内に、隔壁4により区画さ
    れた固形物収容室5と排水室6とが設けられ、前記隔壁
    4の周囲に、複数の排水用開口部7が隔壁周囲方向に間
    隔をおいて設けられると共に、その排水用開口部7を塞
    ぐフイルタ8が取付けられて、環状排水部9が構成さ
    れ、開閉弁10を備えている大気吸込管11に接続された大
    気放射ノズル12は、前記排水室6内において環状排水部
    9に対し相対的に回動するように構成され、大気放射ノ
    ズル12の大気放射口は環状排水部9に近接して配置さ
    れ、前記固形物収容室5の上部に、下水道13内の堆積物
    を吸引する吸引管14が開閉弁15を介して接続されると共
    に、真空吸込管16が接続されていることを特徴とする下
    水道清掃装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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