JPH08140789A - ショーケースの組立用治具および組立方法 - Google Patents

ショーケースの組立用治具および組立方法

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JPH08140789A
JPH08140789A JP6281596A JP28159694A JPH08140789A JP H08140789 A JPH08140789 A JP H08140789A JP 6281596 A JP6281596 A JP 6281596A JP 28159694 A JP28159694 A JP 28159694A JP H08140789 A JPH08140789 A JP H08140789A
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JP
Japan
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outer box
decorative panel
assembling
assembly
end frame
Prior art date
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Application number
JP6281596A
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Inventor
Takashi Hirano
孝 平野
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な作業でケース本体の各部品を精度良く組
み立てられるショーケースの組立用治具,および該治具
を用いた組立方法を提供する。 【構成】二枚を一組とする左右の衝立状組立基板13に
対し、各基板ごとに、ショーケース本体のエンドフレー
ム8の連結穴8aに差し込んで該フレームを定位置に懸
架する位置決めスタッド14、該位置決めスタッドを基
準にフロント化粧パネル10の各分割パネル10a〜1
0cを定位置に差込み保持するパネル支持アーム16、
および舟底形の外箱1を載置する外箱支持台15を設け
て組立用治具を構成する。そして、各組立基板の位置決
めスタッドにエンドフレームを1枚ずつ懸架し、次に舟
底形外箱,フロント化粧パネルを個別に左右の組立基板
の間にまたがってその外箱支持台,パネル支持アームに
装荷し、この状態で外箱にエンドフレーム,フロント化
粧パネルを固着してケース本体を組み立てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平形オープンショーケ
ースを対象としたショーケースの組立用治具,および該
組立用治具を用いたショーケースの組立方法に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、本発明の実施対象である平形オー
プンショーケースの構成を図2,図3に示す。図におい
て、1は上面,および左右端面を開放した舟底形の外箱
(発泡ウレタンなどの断熱材で成形して作られたも
の)、2は内箱、3は内箱2の底部に配したデッキパ
ン、4は外箱1と内箱2との間に画成した冷気循環ダク
ト、5,6はは前記ダクト4の中に配置した冷却器(冷
凍機のエバポレータ),送風ファン、7はダクト4の冷
気吹出口に設けた整流ベーン、8は冷気循環ダクト4の
左右両端を仕切るように外箱1と内箱2との間にまたが
ってその左右両端面に取付けたエンドフレーム、9は外
箱1のフロント側上部に設けたフロントガラス、10は
3枚のパネル10a,10b,10cに分割して外箱1
の前面側に装着した板金製のフロント化粧パネル、11
は架台、12は左右側壁である。
【0003】また、前記エンドフレーム8の板面には複
数箇所に連結穴8aが開口している。この連結穴8aは
図3で示すようにロケーション先(スーパマーケットな
ど)で複数台のショーケースを左右に連ねて設置する場
合に、側壁11を外して隣接するショーケース(鎖線で
示す)の相互間をボルト12で連結する場合のボルト穴
として使用する。
【0004】なお、前記構成のショーケースの保冷動作
については周知であり、ここではその説明を省略する。
そして、従来では前記ショーケースのケース本体は次記
のようにして組立てるようにしている。まず、外箱1の
底面側に架台11を取付けた後に、これを平坦な定盤の
上に載せる。次に、内箱2を組み込んだ上で外箱1の左
右両端にエンドフレーム8を取付け、さらに定盤を基準
面として測定治具で寸法を測りながら外箱前面の所定高
さ位置にフロント化粧パネル10の各分割パネル10a
〜10cを位置決めし、この位置に分割パネルを作業員
が手で支えながらねじ止めして固定する。その後に別な
組立工程に移して冷却器5,送風ファン6,フロントガ
ラス9,および電装品などを順に組み込んでショーケー
スの組立が完成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
に外箱1をベースにして外箱にエンドフレーム8,フロ
ント化粧パネル10を個別に取付ける方法で組み立てた
ショーケースは、各部品の取付け位置精度にばらつきが
あり、特にエンドフレーム8とフロント化粧パネル10
との相対位置関係が一定しない。
【0006】このために、1台のショーケースを単独に
据付けて使用する場合には外観上で何等の違和感もない
が、先記のようにロケーション先で使用現場に搬入した
複数台のショーケースを左右に連ね、エンドフレーム8
の連結穴8aにボルト12を通してケース本体の相互間
を連結した場合に、フロント化粧パネル10の各分割パ
ネル10a〜10cが整然と横一列に並ばず、ケース間
の継目部分で高さ方向にずれが生じることが多く、その
ために、据付け現場でフロント化粧パネル10を付け直
し、ケース相互間で化粧パネルの継目のずれが無くなる
よう修正作業が必要となる。
【0007】本発明は上記の点にかんがみなされたもの
であり、その目的は前記課題を解決し、簡単な作業でケ
ース本体の各部品を精度良く組み立てられるショーケー
スの組立用治具,および該治具を用いた組立方法を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記も目的を達成するた
めに、本発明の組立用治具は、二枚を一組として左右に
並べた衝立状の組立基板に対し、各組立基板ごとに設置
位置を合わせてその板面上に、前記エンドフレームの連
結穴に差し込んで該エンドフレームを所定の組立位置に
懸架する棒状の位置決めスタッド、該位置決めスタッド
を基準にフロント化粧パネルを定位置に差込み保持する
パネル支持アーム、および舟底形の外箱を定位置に載置
して支える外箱支持台を設けた構成とする。
【0009】また、前記の組立用治具を用いた本発明の
組立方法は、まず左右に向かい合って並べた組立基板の
位置決めスタッドにそれぞれエンドフレームを1枚ずつ
懸架し、続いて舟底形外箱,フロント化粧パネルを個別
に左右の組立基板の間にまたがってその外箱支持台,パ
ネル支持アームに装荷し、この状態で外箱にエンドフレ
ーム,フロント化粧パネルを固着してケース本体を組み
立てるものとする。
【0010】
【作用】上記の組立用治具を採用し、その組立基板に舟
底形の外箱,エンドフレーム,フロント化粧パネルの各
部品を装荷することにより、エンドフレームの連結穴を
基準にして外箱,フロント化粧パネルの各分割パネルが
それぞれ所定の組立位置に正しく位置決めされる。した
がって、各部品を組立用治具に装荷したままで部品相互
間を固着することにより、ケース本体の組立状態ではエ
ンドフレームとフロント化粧パネルの取付け位置にばら
つきがなくなり、両者の相対位置が精度よく保たれる。
これにより、ロケーション先で複数台のショーケースを
連結して使用する場合でも、ケース相互間の継目部分で
化粧パネルの位置がずれるといった不具合が防げる。
【0011】しかも、エンドフレーム,フロント化粧パ
ネルの各部品は治具で支えたまま、外箱へねじ止めして
固着することができて組立作業を能率よく行える。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1に基づいて説明
する。なお図中に表したショーケースの構成部品につい
ては図2,図3と同一符号が付してある。すなわち、本
発明の組立用治具として、図示のように二枚を一組とし
て左右に対向配置した衝立状の組立基板13が用意され
ており、各組立基板ごとに互いに向き合う板面上には次
記の各位置決め部材が所定位置に分散して溶接などによ
り固定されている。ここで、14はショーケースのエン
ドフレーム8に穿孔した連結穴8aに差し込んで該エン
ドフレーム8を所定の組立位置に懸架する棒状の位置決
めスタッド、15は舟底形の外箱1を定位置の高さに載
置して支える外箱支持台、16は三分割のフロント化粧
パネル10の各分割パネル10a〜10cと個々に対応
して各分割パネルを差込み式に係止保持するパネル支持
アームである。なお、図示の左側に並ぶ組立基板にも右
側と同様に前記の各部材が同じ位置に設置されている。
なお、組立基板13は機械的強度の大きな鋼板などで作
られたものであり、脚片13aを介して床面上で矢印方
向へスライド移動可能に据付けられている。
【0013】次に、前記構成の組立用治具を用いたショ
ーケースの組立方法を説明する。まず、二枚の組立基板
13を左右に引き離した状態で、各組立基板13ごとに
その位置決めスタッド14にエンドフレーム8を1枚ず
つ懸架する。続いて、左右の組立基板13の間にまたが
るようにして外箱支持台15の上に舟底形の外箱1を載
せ、さらにフロント化粧パネル10の各分割パネル10
a〜10cの両端を個々にパネル支持アーム16に差し
込んで係止保持するとともに、次いで左右から組立基板
13を寄せ合ってショーケースの各部品の端面を揃える
よに押しつける。そして、この部品装荷状態で外箱1に
エンドフレーム8,およびフロント化粧パネル10をね
じ止めして固着する。この一連の作業が済むと、組立基
板13を左右にスライド移動してケース本体から引き外
す。その後に、ケース本体は次の組立工程に搬送し、こ
こで冷却器,ファン,電装品などを組み込んでショーケ
ースの製品が完成する。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ケ
ース本体を組み立てる際に、エンドフレームの連結穴を
基準にして外箱,フロント化粧パネルの各分割パネルを
それぞれ所定の組立位置に正しく位置決めして部品相互
間を固着することができる。したがって、ケース本体の
組立状態ではエンドフレームとフロント化粧パネルの取
付け位置にばらつきがなくなり、両者の相対位置が精度
よく保たれる。これにより、ロケーション先で複数台の
ショーケースを連結して使用する場合でも、ケース相互
間の継目部分で化粧パネルの位置がずれるといった不具
合が確実に防げ、据付け現場でフロント化粧パネルを付
け直す修正作業が不要となる。
【0015】しかも、外箱を含めてここに取付けるエン
ドフレーム,フロント化粧パネルなどのの各部品を組立
用治具に装荷したまま、外箱と各部品との間をねじ止め
して固着することができ、これによりショーケースの組
立作業が能率よく行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の組立用治具とともに表したショ
ーケースの組立方法の説明図
【図2】本発明の実施対象となる平形オープンショーケ
ースの構成断面図
【図3】図1の一部を断面した正面図
【符号の説明】
1 外箱 2 内箱 8 エンドフレーム 8a 連結穴 10 フロント化粧パネル 10a〜10c 分割パネル 13 組立基板 14 エンドフレーム支持用の位置決めスタッド 15 外箱支持台 16 パネル支持アーム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面を開放した舟底形の外箱、商品を収容
    する内箱、外箱と内箱との間に画成した冷気循環ダクト
    の左右端面を閉塞する連結穴付きのエンドフレーム、お
    よび外箱の前面側に装着したフロント化粧パネルを具備
    してなるショーケースの組立用治具であって、二枚を一
    組として左右に並べた衝立状の組立基板に対し、各組立
    基板ごとに設置位置を合わせてその板面上に、前記エン
    ドフレームの連結穴に差し込んで該エンドフレームを所
    定の組立位置に懸架する棒状の位置決めスタッド、該位
    置決めスタッドを基準にフロント化粧パネルを定位置に
    差込み保持するパネル支持アーム、および舟底形の外箱
    を定位置に載置して支える外箱支持台を設けたことを特
    徴とするショーケースの組立用治具。
  2. 【請求項2】左右に向かい合って並ぶ組立基板の位置決
    めスタッドにそれぞれエンドフレームを1枚ずつ懸架
    し、続いて舟底形外箱,フロント化粧パネルを個別に左
    右の組立基板の間にまたがってその外箱支持台,パネル
    支持アームに装荷し、この状態で外箱にエンドフレー
    ム,フロント化粧パネルを固着してケース本体を組み立
    てることを特徴とする請求項1記載の組立用治具を用い
    たショーケースの組立方法。
JP6281596A 1994-11-16 1994-11-16 ショーケースの組立用治具および組立方法 Pending JPH08140789A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006242679A (ja) * 2005-03-02 2006-09-14 Olympus Corp 基板検査装置及び基板検査装置の組み立て方法

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