JPH08140198A - 補聴器 - Google Patents

補聴器

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JPH08140198A
JPH08140198A JP15663195A JP15663195A JPH08140198A JP H08140198 A JPH08140198 A JP H08140198A JP 15663195 A JP15663195 A JP 15663195A JP 15663195 A JP15663195 A JP 15663195A JP H08140198 A JPH08140198 A JP H08140198A
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JP
Japan
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hearing aid
hearing
reproducing
radio waves
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JP15663195A
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Kazuhide Shimofuji
和秀 下藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耳の遠い人が気がねなく補聴器を携帯すると
共に、多目的な機器として全く異なった機能を付加し
て、将来の高齢化社会に向かって普及し易いものとする
ことを目的としている。 【構成】 一般に言われる補聴器の補聴機能と、電波か
らの音声、映像、音声と映像、または振動を再生する機
能(ラジオ、テレビ、携帯電話、携帯テレビ電話、ポケ
ットベル、など)と、各種記録媒体から音声、映像また
は音声と映像を再生する機能(カッセトテーププレーヤ
ー、CDプレーヤー、MDプレーヤー、DVDプレーヤ
ー、CD−ROMプレーヤー、など)とが選択的に組み
合わされ高度な複合機能をもった補聴器機として一体的
に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は補聴器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の補聴器は、単なる補聴器だけの機
能が一般的であり、超小型化して使用の状況を目立たな
いよう改良され、そこに普及の重点がおかれていた。さ
らに、単なる補聴器としての機能だけの性能向上を追及
してきたため、その複合的利用は進んでいない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】いままでの補聴器には
次のような欠点があった。すなわち補聴器をかけるとい
うことはそれを使用する人にとってマイナスイメージで
あり、また老いを認めたくない心理が働き、補聴器はで
きるだけめだたない極小型が多くなった結果、次のよう
な欠点が生じた。 (ア)高齢者には小さくて扱いにくい (イ)高価になる (ウ)雑音が入りやすい (エ)聞こえにくい (オ)マイナスのイメージ
【0004】また、高度集積回路がより性能向上した結
果、各種のオーディオ装置が携帯化され、さらに各種の
電波の送受信装置、およびラジオも携帯化されたにもか
かわらず補聴器を含めた複合的利用は進んでいない。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに一番大切なのは、高齢者が自分の老いを周囲の人に
認めさせないで解決する方法であると発明者は考えた。
その解答のヒントは若者のアクセサリーとなっているも
のであり、若さの象徴となっているものを選定した。
【0006】若者が所有するもので補聴器と外見が似て
いて機能が全く異なるものは一般にはウオークマンと呼
ばれている各種のオーディオ機器、ラジオなどのマスメ
ディア、電波を介在して情報をやりとりする携帯電話機
やポケットベルなどの装置である。本発明はこれらが持
つプラスイメージを補聴器にダブラせるとともに機能の
幅を広げたものである。
【0007】このため先ず第一は、聴力を補う機能
(1)と、聴力を補う目的以外の電波から音声を再生す
る機能(2)、とを組み合わせる。この補聴目的のため
でない電波からの音声を再生する機能とは、電波から音
声を再生する装置であるラジオ、テレビ、携帯電話機、
簡易型携帯電話、またはポケットベルなどのように電波
から音声を再生する機能も有していることをいう。
【0008】次は、聴力を補う機能(1)と、電波から
映像を再生する機能(3)とを有する補聴器とする場合
もある。聴力を補う機能(1)と、電波から補聴の補助
をするため文字映像を再生する装置や、補聴機能とは直
接関係なく電波から映像情報を再生する機能、を有する
補聴器とする場合もある。
【0009】次に、聴力を補う機能(1)と、電波から
音声と映像を再生する機能(4)とを有する補聴器とす
る場合もある。この場合の電波は、マスメディア、また
は個人情報のものがある。
【0010】次は、聴力を補う機能(1)と音声を再生
する機能(5)を有する補聴器とする場合もある。音声
の記録媒体は多種類あり、音声を再生する機能(5)を
持つ装置は、この記録媒体により多くの種類に分かれて
いる。次に、聴力を補う機能(1)と映像音声情報の記
録媒体から映像と音声を再生する機能(6)を有する補
聴器とする場合もある。
【0011】次に、聴力を補う機能(1)と電波介在注
意機能(7)を有する補聴器とする場合もある。この電
波介在注意機能(7)は、弱い電波で数メートル程度離
れ、到達電波が一定以上弱くなると音声や振動を発し注
意を喚起する機能である。
【0012】次に、聴力を補う機能(1)と、電波から
音声を再生する機能(2)と、音声を再生する機能
(5)とを有する補聴器とする場合もある。これは聴力
を補う機能(5)に電波から音声を再生する機能(2)
を有する各種の装置と、音声を再生する機能(5)を有
する各種の装置を選択的に組み合わせることができる。
さらに、聴力を補う機能(1)と光無線機能(8)を有
する補聴器とすることができる。
【0013】次に、聴力を補う機能(1)と、電波から
音声を再生する機能(2)と電波介在注意機能(7)と
を有する補聴器とする場合もある。次に、聴力を補う機
能(1)と、音声を再生する機能(5)と電波介在注意
機能(7)とを有する補聴器とする場合もある。
【0014】次に、この発明の大きな特徴は、外見から
生じる高齢者や障害者のハンデキャップを取り除き気楽
に補聴器を利用することに重点に置いている。このた
め、補聴器の外見が非常に重要である。先ず、電波から
音声を再生する機能(2)を有する補聴器の場合は、電
波から音声を再生する機能(2)の種類に応じて携帯ラ
ジオや、携帯電話や、ポケットベルなどに普通に使われ
ているデザインを適宜選択することができる。
【0015】また、電波から音声と映像を再生する機能
(4)を有する補聴器の外見は、電波から音声と映像を
再生する機能(4)の種類に応じて、携帯テレビ電話
や、携帯テレビや、ポケットベルなどに普通に使われて
いるデザインを選択することが出来る。
【0016】さらに、音声情報の記録媒体から音声を再
生する機能(5)を有する補聴器の外見は、音声情報の
記録媒体から音声を再生する携帯型機能(5)の種類に
応じて、CDプレーヤーや、MDプレーヤーや、カセッ
トテーププレーヤーなどに普通に使われているデサイン
を適宜選択することが出来る。
【0017】本発明にかかる補聴器は携帯型が基本であ
り、聴力を補う機能(1)をもつ装置もハイテクをつか
った電子機器であり、またあらたに加わる各種の装置も
負けず劣らずの電子部品で構成されているため、電池や
スピーカーやマイクロホンなどをはじめ電子部品の多く
が共通化でき、したがって必要と可能におうじて構造的
にも機能的にも一体化をはかるものとする。
【0018】本発明にかかる補聴器は基本的に、耳の遠
い人のためにつかうのが最大の目的であり、健常者と比
較してより聞き漏らしがあることを前提として、各種の
搭載されている装置からの音声情報の記録機能を搭載す
ることもある。さらに、本発明にかかる補聴器は、搭載
されている装置からの映像音声情報の記録も出来る機能
を搭載することも出来る。
【0019】本発明にかかる補聴器は、電波を発する機
能を有することも出来る。この機能としては、音声、音
声と映像、または映像を電波に変えて発する場合があ
る。例としては、携帯電話や、携帯テレビ電話や、ポケ
ットベル(9)や、電波介在注意機能(7)や、双方向
番組に参加出来るラジオなどがある。
【0020】本発明にかかる補聴器は、基本的には、周
囲からの音声を拡大し、日常の会話が健常者と同じよう
にできることを第一の目的としているので、搭載されて
いる聴力を補う装置以外の各装置の機能を、手動または
自動的に切り替えスイッチにより手動、または周囲の音
声が発生すると自動的に補聴機能だけが働くようにする
ことが出来るものとする。
【0021】また一方、本発明にいかかる補聴器は、多
機能を合わせもっていることが大きな特徴であり、周囲
の音声を補聴する機能が他の機能の妨げになる場合は、
聴力を補う機能を、切り替えスイッチにより停止できる
ものとする。
【0022】さらに、本発明にかかる補聴器は、聴力を
補う補聴機能と、同時に単数または複数の各種搭載機能
からの情報を得、または情報を得ると同時に情報を流す
ことができることを特長としている。
【0023】本発明にかかる補聴器は具体的な例をあげ
れば、本補聴器が有する電波から音声を再生する機能
(2)が、ラジオ、携帯電話、簡易型携帯電話(PH
S)、または、ポケットベル(9)などの携帯型個人情
報端末(PDA)とする場合もある。また電波から映像
を再生する機能をもつ装置が、ポケットベル(9)とす
る場合がある。
【0024】さらに、本補聴器が有する電波介在注意機
能(7)を持つ装置が、電波受信本体と電波発信体が一
定の距離以上離れると警告ブザーが鳴る装置とすること
も出来る。
【0025】次に、本補聴器が有する、電波から音声と
映像を再生する機能(4)を持つ装置が、携帯テレビで
ある場合や、携帯テレビ電話とする場合もある。
【0026】次に、本補聴器が有する、音声を再生する
機能(5)を持つ装置がカセットテーププレーヤー、C
Dプレーヤー、MDプレーヤー、またはシリコン・オー
ディオ・プレーヤーとする場合もある。また、映像音声
情報の記録媒体から映像と音声を再生する機能(6)を
持つ装置がDVDプレーヤー、CD−ROMプレーヤ
ー、またはシリコン・ビデオ・プレーヤーとする場合も
ある。
【0027】光無線機能(8)が構内通信網(無線LA
N)の端末である場合も想定する。また、光無線機能
(8)が携帯電話、または簡易型携帯電話(PHS)で
ある場合もある。
【0028】この発明にかかる補聴器は、基本的に補聴
機能を重視するので、周囲の音声を自然な形で聞き取る
ため、マイクロホンはレシーバー部分の外気に触れる位
置に設置する場合もある。また当然インナーホンといわ
れているレシーバーを使用したとき外気に常時触れる部
分にマイクロホンを設置する場合もある。
【0029】この発明にかかる補聴器は、基本的に補聴
機能を重視するので、周囲の音声を聞き取り易くするの
ため一つの方法としてレシーバー(ヘッドホンやインナ
ーホンの場合もある。)(11)と本補聴器を結ぶ付け
る配線の間にマイクロホン(10)を設置することもあ
る。
【0030】この発明にかかる補聴器のレシーバー(1
1)は光または電波による受信機、マイクロホン(1
0)は、光または電波による発信器を備える場合もあ
る。
【0031】次に本補聴器のレシーバー(11)と補聴
器本体を結び付ける配線の中途部分に音量を調整する音
量調整機(ボリューム)(12)を取り付ける場合もあ
る。
【0032】更に、本補聴器に付随するレシーバー(1
1)は音声を電波または光によって受信する機能を持
ち、マイクロホン(10)は音声を電波または光に変え
て発信する機能を備えている場合もある。同時にレシー
バー(11)で受信され音声にかえられる音声情報の音
量を調整するため、本補聴器本体と離れところに音量調
整機(ボリュム)(12)を設置することが出来る。
【0033】
【作用】聴力を補う機能(1)だけではこれまでの補聴
器と同じであるが、電波から音声を再生する機能(2)
が付加された本発明にかかる補聴器は本来の補聴機能に
加えて、放送局からの電波受信による音声情報もを得る
ことが出来る。電波から音声を再生する機能(2)の種
類によってはプライベートな電波による情報交換も出来
る。
【0034】次に、電波から映像を再生する機能(3)
を付加された本発明にかかる補聴器は、本来の補聴機能
に加えて映像によるもう一つの情報も得ることが出来
る。
【0035】次に、電波から音声と映像を再生する機能
(4)を付加された本発明にかかる補聴器は、本来の補
聴機能に加えてマスメデアからの音声と映像の情報や、
プライベートな音声と映像の情報交換も出来る。
【0036】次に、音声を再生する機能(5)を付加さ
れた本発明にかかる補聴器は、本来の補聴機能に加え
て、音声情報の記録媒体からの音声を再生する装置であ
るカセット・テープ・プレーヤー、CDプレーヤー、M
Dプレーヤー、またはシリコン・オーディオ・プレーヤ
ーから音声情報も得ることが出来る。
【0037】また、映像音声情報の記録媒体から映像と
音声を再生する機能(6)を付加された本発明にかかる
補聴器は、本来の補聴機能に加えてDVDプレーヤー、
CD−ROMプレーヤーまたはシリコン・ビデオ・プレ
ーヤーからより高度な映像音声情報を得ることが出来
る。
【0038】さらに、電波介在注意機能(7)を付加さ
れた本発明にかかる補聴器は、本来の補聴器機能に加え
て、短い距離にある電波の発信体からの電波の受信をす
ることにより、または短い距離にある電波受信体に電波
を発信することにより、電波を音声、映像、または振動
に変えて注意を与えることができる。またこれらの音
声、振動、映像を二つまたは三つ組み合わせて注意を確
実にすることも出来る。この受信体と発信体の距離は数
メートル程度のこともある。
【0039】また、本来の補聴機能に加えて、光無線機
能(8)を付加された本発明にかかる補聴器は、本来の
補聴機能に加えてより高品質な音声映像情報や音声も得
ることが出来る。
【0040】また、本来の補聴機能に加えて、電波から
音声を再生する機能(2)と音声を再生する機能(5)
を付加された本発明にかかる補聴器は、本来の補聴機能
に加えて電波からの音声情報と、音声情報の記録媒体か
らの情報も得ることができる。
【0041】更に、本来の補聴機能に加えて、電波から
音声を再生する機能(2)と電波介在注意機能(7)を
付加された本発明にかかる補聴器は、本来の補聴機能に
加えて電波からの音声情報と、電波発信体が一定以上離
れると音や振動による注意情報をえることが出来る。
【0042】次に、音声を再生する機能(5)と電波介
在注意機能(7)を付加された本発明にかかる補聴器
は、本来の機能に加えて音声情報の記録媒体から音声を
再生する機能と電波から一定以上離れると音や振動によ
る注意情報を得ることが出来る。
【0043】本発明にかかる補聴器は、電波から音声を
再生する装置である携帯ラジオ、携帯電話機、ポケット
ベル(9)、または電波介在注意装置(7)などの形態
を搭載されている機能に応じて適宜選択をすることによ
り、外部からは補聴器の機能を持っていることを分かり
ずらくすることができる。
【0044】さらに、本発明にかかる補聴器は、電波か
ら音声と映像を再生する装置である携帯テレビ電話、携
帯テレビ、またはポケットベル(9)などの形態を搭載
されている機能に応じて適宜選択することにより、外部
からは補聴器の機能をもっていることを分かりずらくす
ることも出来る。
【0045】また、本発明にかかる補聴器は、音声情報
の記録媒体から音声を再生する機能を持つ装置であるC
Dプレーヤー、MDプレーヤー、携帯カセットプレーヤ
ーなどの形態を搭載されている機能に応じ適宜選択する
ことにより、外部からは補聴器の機能をもっていること
をわかりずらくすることが出来る。
【0046】本発明にかかる補聴器は、構造的にも機能
的にも一体化することにより機器の重複を避けることに
より、コンパクト化と軽量化することができる。
【0047】本発明にかかる補聴器は、聴力を補う機能
(1)にかかるものの音声の記録に加えて、本発明にか
かる補聴器に付加された機能からの音声情報を記録する
ことができる場合もある。また、同様に、付加された映
像音声を記録する装置により映像音声情報の記録もでき
る場合もある。
【0048】本発明にかかる補聴器は、電波を発信する
装置を有し電波を発信することが出来る場合もある。聴
力を補う機能(1)に加えて電波から音声を再生する機
能(2)を有し、電波を発することが出来る場合として
は、プライベートなやり取りをする携帯電話や簡易携帯
電話(PHS)がある。また、ラジオやテレビを有して
電波を発信することが出来る場合は双方向機能を有して
いるので、視聴者参加型の番組への参加も出来る。
【0049】また同様に、電波から映像を再生する機能
(3)を有して電波を発する機能を持っている場合は、
ポッケトベル(9)などのように受信側の意志を伝える
ことが出来る。また電波から音声と映像を再生する機能
(4)を有して電波を発信する機能をもっている場合
は、再生された音声と映像を見聞きしながら情報を発信
ることができ、しかも周囲の音声を補聴することも出来
る。
【0050】また同様に、音声を再生する機能(5)を
有していて電波を発信するすることが出来る機能をもっ
ている場合は、音声の再生する装置からの音声を聞き、
一方情報のやり取りができ、同時に周囲からの音声も補
聴をすることも出来る。
【0051】また同様に、映像音声情報の記録媒体から
映像と音声を再生する機能(6)を有し電波を発信する
ことが出来る場合は、記録された音声映像情報を再生
し、一方情報のやり取りが出来、しかも周囲からの音声
も補聴も出来る。
【0052】また同様に、電波介在注意機能(7)を有
し電波を発信することが出来る場合は、文字映像などに
より情報を発信することが出来る。
【0053】つぎに、本発明にかかる補聴器は複数の機
能を有しているので、必要に応じて聴力を補う機能
(1)だけが働くよう選択をし、搭載されている他の機
能からの不必要な情報を排除することが出来る。また、
周囲に音声が生じると自動的に周囲の音声を拡大し聴力
を補う機能(1)だけが働き他の機能が停止するよう自
動選択ができ、本補聴器の周囲の音声を聞き取り易くす
ることも出来る。
【0054】また、逆に聴力を補う機能(1)が働くこ
とは、他の機能からの情報入手にとって妨げとなる場合
は、切り替えスイッチによりこの補聴機能を停止し、他
の機能からの情報が得やすくすることができる。
【0055】更に、本補聴器は本来の聴力を補う機能
(1)に加えて、単数または複数の他の機能を搭載する
こともあり、その複数の機能を組み合わせ、同時に働か
せることができる。例えば、聴力を補う機能(1)を通
じて周囲の音声を聞くと同時に、電波から音声を再生す
る機能(2)からの音声を聞くことが出来る。また聴力
を補う機能(1)を通じて周囲の音声を聞くと同時に音
声を再生をする機能(5)からの音声も聞くことも出来
る。
【0056】同様に聴力を補う機能(1)を通じて周囲
音声を聞きながら電波から映像を再生する機能(3)か
らの映像も見ることも出来る。また同様に、聴力を補う
機能(1)を通じて周囲の音声を聞くと同時に電波から
音声と映像を再生する機能(4)から音声と映像を再生
することができる。
【0057】また、聴力を補う機能(1)を発揮しなが
ら、電波介在注意機能(7)からの音声などを聞くこと
が出来、同様に、映像音声情報の記録媒体(6)から映
像と音声を再生することが出来る。さらに、光無線機能
(8)よる各種の情報交換を行ないながら聴力を補う機
能(1)を発揮することが出来る。
【0058】本補聴器が電波から音声を再生する機能
(2)を有し、その具体的装置をラジオ、または携帯電
話や簡易携帯電話などの個人情報端末(PDA)とした
場合は補聴機能としての周囲の情報と、全く異なるラジ
オまたは個人情報の端末(PDA)からの情報を得るこ
とができる。または同様に、ポケットベル(9)の場合
も補聴器機能とは全く異なる情報が得ることが出来る。
【0059】本補聴器の、電波から映像を再生する機能
(3)をポケットベル(9)とした場合、周囲からの音
声を拡大した情報を得ながら、ポケットベル(9)によ
る映像での呼出しを受けることが出来る。
【0060】本補聴器における、電波から音声と映像を
再生する機能(4)を携帯テレビまたは携帯テレビ電話
とした場合は周囲からの音声を拡大した情報を得ながら
携帯テレビ、または携帯テレビ電話からの情報を得るこ
とが出来る。
【0061】本補聴器における、音声を再生する機能
(5)をカセットテーププレーヤー、CDプレーヤー、
MDプレーヤー、またはシリコンオーディオプレーヤー
とした場合、これら各種の音声記録媒体から再生情報を
得ながら周囲の音声の拡大した情報をえることが出来
る。
【0062】本補聴器における、映像音声からの記録媒
体から映像と音声を再生する機能(6)をDVDプレー
ヤー、CD−ROMプレーヤー、またはシリコンビデオ
プレーヤーとした場合、これら各種の映像音声記録媒体
から再生情報を得ながら、補聴機能によって周囲の音声
の拡大した情報を得ることが出来る。
【0063】本補聴器における、光無線機能(8)を持
つ装置を構内情報通信網(無線LAN)とした場合、高
度な情報を得ながら、補聴機能によって周囲の音声の拡
大した情報を得ることが出来る。
【0064】本補聴器における、光無線機能(8)をも
つ装置を携帯電話、または簡易型携帯電話(PHS)と
した場合も、高度な情報を得ながら、補聴機能によって
周囲の音声の拡大した情報をえることが出来る。
【0065】本発明にかかる補聴器でマイクロホン(1
0)がレシーバー(11)の外側部分にある場合は、周
囲の音声を耳に近い部分で捕らえることが出る。
【0066】本発明にかかる補聴器でマイクロホン(1
0)が、本補聴器本体と本補聴器のレシーバー(11)
とを結び付ける配線部分につけてある場合は、音のする
方向に自在にマイクロホン(10)を向けることが出来
る。
【0067】本発明にかかる補聴器で、レシーバー(1
1)が電波または光により本補聴器からの情報を受信す
る機能を持つ場合は、レシーバー(11)と本補聴器本
体とは無線で情報を交換することが出来る。また、本補
聴器にかかる補聴器で、マイクロホン(10)が電波ま
たは光により本補聴器に情報を発信する機能を持つ場合
は、マイクロホン(10)と本補聴器本体とは無線で情
報を交換出来る。
【0068】本補聴器のレシーバー(11)と本補聴器
を結び付ける配線部分に音量調整器(ボリュウム)(1
2)をとりつけてある場合は、このボリユウムにより音
量の調整することができる。
【0069】本補聴器のレシーバー(11)から出る音
量は、本体から離れた位置にある音量調整器(12)で
無線により調整が出来る場合もある。
【0070】
【実施例】
実施例1 本発明の実施例を図面1に基づいて説明する。図1は、
聴力を補う機能1と、音声を再生する機能2が一個の組
み合わせの場合の例である。この図は概念図である。1
は聴力を補う機能、2は音声を再生する機能、10はマ
イクロホン、11はレシーバー、12は音量調整機(ボ
リュウム)、13はスピーカー、14は携帯型装置の外
枠(外見が音声再生装置の形態をしている。)、15は
電源、16は電源スイッチ、17は切り替えスイッチ
(聴力を補う機能と音声を再生する機能とを必要とする
組み合わせに切り替えるスイッチ)である。なお本例の
場合は、音声を再生する機能2はカセットテーププレー
ヤーとする。
【0071】聴力を補う機能1と音声を再生する装置2
は必要な機器を相互に共有し一連の回路で結ばれてい
る。聴力を補う機能1と音声を再生する機能2からの音
声が同時に必要な場合、電源15からの電気を電源スイ
ッチ16によりいれられ、切り替えスイッチ17により
両方の機能が働くように切り替える。これにより、音声
を再生する機能2からは再生音がレシーバ11から流
れ、同時に、本補聴器の周辺の音声はマイクロホン10
から聴力を補う機能1に伝えられ、レシーバー11から
音声を聞くことが出来る。更にこれらの音声は音量調整
機12により適度に調整された音声とすることが出来
る。また、これらの音声は音量調整機12が各機能毎の
音量を調整することができる場合は、必要な方の音声を
大きくして、両方の音声を同時に聞くことが出来る。な
おマイクロホン10は、図1のようにレシーバー8と本
補聴器本体と結び付ける配線の中途に取り付ける場合を
示している。
【0072】実施例2 実施例2は図2により説明する。図2は音声を再生する
機能2が二種類と聴力を補う機能1との組み合わせの例
である。この図は図1とほぼ同じ概念図であるが音声を
再生する機能2が二種類の例である。
【0073】この場合は、一例として、聴力を補う機能
1および、携帯電話とラジオの二種類の音声を再生する
機能が搭載されている例である。先ず、電源スイッチ1
6がオンされ、切り替えスイッチ17により、聴力を補
う機能1と、音声を再生する機能5であるラジオと携帯
電話が働くいくつかの組み合わせの中から必要とするも
のを選択する。例えば、この切り替えスイッチ17は、
聴力を補う機能1と携帯電話が同時に働く場合、聴力を
補う機能1だけが働く場合、ラジオと聴力を補う機能1
が働く場合、またはラジオと携帯電話が働く場合などの
組み合わせがある。また電話の受話器を取り上げると他
の機能が自動的に停止し、電話での情報交換がより機能
的にすることも出来る。なおマイクロン10が図2のよ
うにレシーバ(インサイドホン)11の本体部分で耳に
装着した時に外側の外気に触れる部分にマイクロホン1
0を取り付ける。またスピーカー13とレシーバー11
は使用する都合により適宜選択する。携帯型装置の外枠
14は有してる機能により、形態を適宜選択する。
【0074】
【発明の効果】本発明にかかる補聴器は、補聴器本来の
耳の遠い人のため周囲からの音声を拡大し聴力を補う機
能以外に、 1、電波から音声を再生する機能(2) 2、電波から映像を再生する機能(3) 3、電波から音声と映像を再生する機能(4) 4、音声を再生する機能(5) 5、映像音声の記録媒体から映像と音声を再生する機能
(6) 6、電波介在注意機能(7) 7、光無線機能(8) を単数個または複数個選択的に有している補聴器であ
る。
【0075】さらにこれらの機能の各種を合わせ持つ場
合も想定している。またこれらの補聴器は電波を発する
機能を持ち、さらに、記録機能も合わせもつ場合もあ
る。さらにこれらの補聴器はその形態もこれまでとは異
なるイメージをもつことが基本であり、それだけでも普
及し易くなる。補聴機能をもつと同時に上記の機能も有
しており、この本発明にかかる補聴器を所持することに
より、一層便利で娯楽性のある豊かな日常生活が保証さ
れる。
【0076】具体的に本補聴器かかる効果は以下のとお
りである。 1、聴力を補う機能(1)と他の機能との複合的利用よ
る相乗的利便性の向上、 例えば、聴力を補う機能
(1)と電波から音声を再生する機能(2)とによる利
便性の向上 2、聴力を補う機能(1)と他の機能との複合的利用に
よる相乗的娯楽性の向上 3、補聴器のいままでの形態からイメージチエンジした
ことによる普及効果 4、高齢者が必要とする機能を複数を有することによる
福祉機能の向上 例えば、映像情報と補聴器とによる情報の確実な伝達、
電波介在注意機能と補聴器とによる高齢者や障害者福祉
機器の向上
【0077】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の場合の本発明の概念図である。
【図2】実施例2の場合の本発明の概念図である。
【符合の説明】
1 聴力を補う機能(耳の遠い人のため外界からの音声
を拡大し聴力を補う機能) 2 電波から音声を再生する機能(聴力を補う目的以外
の電波から音声を再生する機能) 10 マイクロホン 11 レシーバー(インサイドホン(イヤーホン)) 12 音量調整機(ボリュウム) 13 スピーカー 14 携帯型装置の外枠(外見が音声再主装置の形態を
している。) 15 電源 16 電源スイッチ 17 切り替えスイッチ(聴力を補う機能と音声を再生
する機能とを必要とする組み合わせに切り替えるスイッ
チ)

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耳の遠い人のため周囲からの音声を拡大
    し聴力を補う機能(以下、聴力を補う機能という。)
    (1)と、聴力を補う目的以外の電波から音声を再生す
    る機能(以下、電波から音声を再生する機能という。)
    (2)、を有する補聴器。
  2. 【請求項2】 聴力を補う機能(1)と、電波から映像
    を再生する機能(3)を有する補聴器。
  3. 【請求項3】 聴力を補う機能(1)と、電波から音声
    と映像を再生する機能(4)を有する補聴器。
  4. 【請求項4】 聴力を補う機能(1)と、音声情報の記
    録媒体から音声を再生する機能(以下、音声を再生する
    機能という)(5)、を有する補聴器。
  5. 【請求項5】 聴力を補う機能(1)と、映像音声情報
    の記録媒体から映像と音声を再生する機能(6)を有す
    る補聴器。
  6. 【請求項6】 聴力を補う機能(1)と、電波を介在し
    て電波受信本体と電波発信体が一定の距離以上離れると
    警告ブザーが鳴る機能(以下、電波介在注意機能とい
    う。)(7)を有する補聴器。
  7. 【請求項7】 聴力を補う機能(1)と、光を介在して
    無線通信をする機能(以下、光無線機能という。)
    (8)を有する補聴器。
  8. 【請求項8】 聴力を補う機能(1)と、電波から音声
    を再生する機能(2)と、音声を再生する機能(5)を
    有する補聴器。
  9. 【請求項9】 聴力を補う機能(1)と、電波から音声
    を再生する機能(2)と、電波介在注意機能(7)とを
    有する補聴器。
  10. 【請求項10】 聴力を補う機能(1)と、音声を再生
    する機能(5)と、電波介在注意機能(7)とを有する
    補聴器。
  11. 【請求項11】 外見が、携帯ラジオ、携帯電話、また
    は無線で呼出しするための携帯受信機(以下、ポケット
    ベルという。)(9)の形態をしている請求項1に記載
    の補聴器。
  12. 【請求項12】 外見が、携帯テレビ電話、携帯テレ
    ビ、またはポケットベル(9)の形態をしている請求項
    3記載の補聴器。
  13. 【請求項13】 外見が、携帯コンパクトディスクプレ
    ーヤー(以下CDプレーヤーという。)、携帯ミニディ
    スクプレーヤー(以下MDプレーヤーという。)、また
    は携帯カセットテーププレーヤーの形態をしている請求
    項4記載の補聴器。
  14. 【請求項14】 聴力を補う機能(1)と、搭載されて
    いる他の機能が、構造的にも機能的にも一体となってい
    る請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項
    5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9、または
    請求項10に記載の補聴器。
  15. 【請求項15】 音声情報の記録機能を有する請求項
    1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項
    6、請求項7、請求項8、請求項9、または請求項10
    に記載の補聴器。
  16. 【請求項16】 映像音声情報の記録機能を有する請求
    項3、または請求項5に記載の補聴器。
  17. 【請求項17】 電波を発信することが出来る機能を有
    する請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項
    5、または請求項6に記載の補聴器。
  18. 【請求項18】 聴力を補う機能(1)からの音声だけ
    の選択ができる請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項
    9、または請求項10に記載の補聴器。
  19. 【請求項19】 聴力を補う機能(1)以外の搭載され
    ている装置の機能だけが働くよう選択が出きる請求項
    1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項
    6、請求項7、請求項8、請求項9、または請求項10
    に記載の補聴器。
  20. 【請求項20】 聴力を補う機能(1)と、搭載されて
    いる単数個または複数個の他の装置の機能が同時に働く
    ことが出来る請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項
    9、または請求項10に記載の補聴器。
  21. 【請求項21】 電波から音声を再生する機能(2)を
    有する装置がラジオ、携帯電話、簡易型携帯電話(PH
    S)、またはポケットベル(9)である請求項1に記載
    の補聴器。
  22. 【請求項22】 電波から映像を再生する機能(3)を
    有する装置がポケットベル(8)である請求項2に記載
    の補聴器。
  23. 【請求項23】 電波から音声と映像を再生する機能
    (4)を有する装置が携帯テレビ、または携帯テレビ電
    話である請求項3に記載の補聴器。
  24. 【請求項24】 音声を再生する機能(5)を有する装
    置がカセットテーププレーヤー、CDプレーヤー、MD
    プレーヤー、または大容量の半導体メモリーを使用して
    録音再生するシリコン・オーディオ・プレーヤー(以下
    シリコン・オーディオ、プレーヤーという。)である請
    求項4に記載の補聴器。
  25. 【請求項25】 映像音声の記録媒体から映像と音声を
    再生する機能(6)を有する装置がDVDプレーヤー、
    CD−ROM(コンパクトディスク利用した読み出し専
    用メモリー)プレーヤー、またはシリコンを使って映像
    音声を記録再生するシリコン・ビデオ・プレーヤー(以
    下シリコン・ビデオ・プレーヤーという。)である請求
    項5に記載の補聴器。
  26. 【請求項26】 光無線機能(8)を有する装置が構内
    情報通信網(無線LAN)の端末である請求項7に記載
    の補聴器。
  27. 【請求項27】 光無線機能(8)を有する装置が携帯
    電話、または簡易型携帯電話(PHS)である請求項7
    に記載の補聴器。
  28. 【請求項28】 レシーバーを使用したとき、人の地肌
    に密着しないで外気に触れるレシーバーの外側部分にマ
    イクロホン(10)を取り付けてあるのを特徴とするレ
    シーバー(11)を使用している請求項1、請求項2、
    請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、
    請求項8、請求項9、または請求項10に記載の補聴
    器。
  29. 【請求項29】 本補聴器のレシーバー(11)と補聴
    器本体を結び付ける配線部分にマイクロホン(10)を
    取り付けてあるのを特徴とするレシーバーを使用してい
    る請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項
    5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9、または
    請求項10に記載の補聴器。
  30. 【請求項30】 設置されているレシーバー(11)は
    音声情報を電波または光によって受信する機能を、また
    マイクロホン(10)は電波または光に変えて発信する
    機能を備え、それぞれ無線で補聴器本体と情報の交換が
    出来るのを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、
    請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、
    請求項9、または請求項10に記載の補聴器。
  31. 【請求項31】 本補聴器のレシーバー(11)と本補
    聴器本体を結び付ける配線部分に音量調整機(ボリュウ
    ム)(12)を取り付けてあるのを特徴としている請求
    項28に記載の補聴器。
  32. 【請求項32】 レシーバー(11)が受信する音声情
    報の音量を調整する音量調整機(ボリュウム)(12)
    が本補聴器の本体と離れてあるのを特徴としている請求
    項29に記載の補聴器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002159096A (ja) * 2000-10-03 2002-05-31 Freesystems Pte Ltd 内容の無線ダウンロードを許容する非接続パーソナル・オンディマンド・オーディオ・エンターテイメント・デバイス

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JP2002159096A (ja) * 2000-10-03 2002-05-31 Freesystems Pte Ltd 内容の無線ダウンロードを許容する非接続パーソナル・オンディマンド・オーディオ・エンターテイメント・デバイス

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