JPH08140049A - デジタル磁気記録再生装置 - Google Patents

デジタル磁気記録再生装置

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JPH08140049A
JPH08140049A JP6279390A JP27939094A JPH08140049A JP H08140049 A JPH08140049 A JP H08140049A JP 6279390 A JP6279390 A JP 6279390A JP 27939094 A JP27939094 A JP 27939094A JP H08140049 A JPH08140049 A JP H08140049A
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JP
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digital magnetic
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Application number
JP6279390A
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English (en)
Inventor
Koichi Kawaguchi
孔一 川口
Hiroaki Nogami
浩昭 野上
Saori Akimoto
さおり 秋本
Hiromoto Katayama
浩誠 片山
Kenichi Shiraishi
憲一 白石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】現行テレビジヨン信号や高精細テレビジヨン信
号を高能率符号化した信号の記録再生が可能であり、J
PEGやMPEGの各種ヘツダをテープパターンの空き
領域にバツクアツプ記録して、符号誤りに対し、保護す
る。 【構成】既存のデジタルビデオカセツトレコーダに、現
行テレビジヨン信号や高精細テレビジヨン信号を高能率
符号化した信号の入出力端子116、119と入出力信
号の処理回路117、118を設け、記録時に、各種ヘ
ツダを検出、バツクアツプ記録し、既存のデジタルビデ
オカセツトレコーダの空き領域に優先度を選択記録し、
再生時にヘツダに符号誤りが発生したときに、これを検
出し、記録時にバツクアツプ記録した信号と置換して、
各種ヘツダを保護する。また、優先度選択回路により、
各種ヘツダの重要度に応じ記録するヘツダを選択し、さ
らに、映像補助データ領域を移動して、特殊再生や互換
再生時にも利用可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高能率符号化によって
圧縮されたデジタル映像信号、デジタル音声信号及びデ
ジタルデータを既存構成のデジタルビデオカセットレコ
ーダに記録再生可能とする信号処理装置を備えたデジタ
ル磁気記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル信号処理技術の進歩によ
り、放送局及び業務用のビデオカセツトレコーダの分野
では、現行テレビジヨン方式をデジタル信号で記録再生
するD1、D2、D3、D5方式がすでに規格化、商品
化され、また、昨年、HDデジタルVCRカンフアレン
スにおいて、コンシユーマ用のデジタルビデオカセツト
レコーダ( 以降、SD−VCRと呼ぶ)が、規格化さ
れ、各社、商品化に向かって、開発されている。一方、
次世代のテレビジヨン方式として数種類の高精細テレビ
ジヨン信号方式が開発され、実用化を目指し、開発され
ている。そこで、現行テレビジヨン方式に比べ情報量が
多い高精細テレビジヨン信号をデジタル信号で記録再生
するには、専用のデジタルビデオカセットレコーダ(以
降、D−VCRと呼ぶ)が必要となる。そのため、既存
のD−VCRで、高精細テレビジヨン信号を高能率符号
化により情報量の圧縮を行い、記録再生する方式が提案
されている。例えば、特開平6−46369号公報に
は、D1、D2、D3フオーマツトのD−VCRに高能
率符号化を用いたデータ圧縮(離散コサイン変換と差分
パルス変調)を行い、既存のD−VCRに整合させて、
記録再生を可能にしている技術が開示されている。
【0003】この従来例の説明を、図19を用いて説明
する。まず、図19の900は、高精細テレビジヨン信
号の輝度信号を入力するY入力端子、901は、高精細
テレビジヨン信号の1つの色差信号を入力するPr入力
端子、902は、高精細テレビジヨン信号のもう1つの
色差信号を入力するPb入力端子、903は、Y信号の
A/D変換器、904は、Pr信号のA/D変換器、9
05はPb信号のA/D変換器により、それぞれ、Y、
Pr、PB信号をデジタル信号に変換する。また、90
6は、データ圧縮を行う画像圧縮回路、907は、デー
タをランダムに並び替える並び替え回路、908は、D
2フオーマツトのD2VTRである。 さらに、909
は、記録時に並び替えたデータをもとに戻す逆並び替え
回路、910は、記録時に画像圧縮した信号をもとに戻
す画像復号回路、911は、Y信号をアナログ信号に変
換するD/A変換器、912は、Pr信号をアナログ信
号に変換するD/A変換器、913は、Pb信号をアナ
ログ信号に変換するD/A変換器、914は、高精細テ
レビジヨン信号のY信号の出力端子、915は、高精細
テレビジヨン信号のPr信号の出力端子、916は、高
精細テレビジヨン信号のPb信号の出力端子である。上
記の構成により、高精細テレビジヨン信号を高能率符号
化により、情報量を現行テレビジヨン信号と同等にし
て、既存のD−VCRに記録再生を可能にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、例えば、既存
のD−VCRに、高能率符号化の国際標準の1つである
MPEG(Moving Picture Experts Group)のトランス
ポートストリームをインターフエースとして記録再生す
る場合、各種ヘツダの情報が重要となる。符号化処理方
式に関する方式指定や各種パラメータを含む非常に重要
不可欠な各種ヘツダの情報データがドロツプアウト等に
より、訂正不可能な符号誤りが生じた場合には、不完全
な画像を再生するか又は全く復元不可能になる事が考え
られる。さらに、このヘツダに符号誤りが発生すると、
映像信号の場合には、フレーム間あるいはフイールド間
の相関を用いて画像データを圧縮しているため、符号誤
りがフレームあるいはフイールドに渡って伝搬し、その
結果、数フレームに渡って映像が劣化あるいは復元出来
ないことになる。
【0005】本発明は、前記の不都合を解消するため、
現行のテレビジヨン信号または、それよりも情報量が多
い高精細テレビジヨン信号を、高能率符号化によりデー
タ圧縮した信号で、既存のD−VCRに記録する際に、
特に、ヘツダに符号誤りが発生した場合に対して、これ
を、保護するためにテープパターンの空き領域に前記ヘ
ッダを抽出して、重複記録し、再生時ヘツダに符号誤り
が発生した場合に、これを検出すると共に、記録時にバ
ツクアツプした重複記録ヘツダと置換する手段を備える
ことにより、ヘツダに符号誤りが発生した場合でも、良
好な再生映像信号が得られるデジタル磁気記録再生装置
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明では、現行テレビジヨン信号や高精細テ
レビジヨン信号(以降、HDTV信号と呼ぶ)を高能率
符号化でデータ圧縮したビツトストリーム(例えば、M
PEGでは、トランスポートストリーム)をインターフ
エースとして、既存のD−VCRに記録する際に、各種
ヘツダを検出する手段を備えると共に、テープパターン
上の空き領域に各種ヘツダをバツクアツプ記録する。ま
た、再生時にヘツダに符号誤りがあった場合に、これ
を、検出し、記録時にバツクアツプ記録した信号と置換
することにより、ヘツダの誤りに対して、これを保護す
る。また、優先度選択回路を備えることにより、JPE
G(Joint Photographic Coding Experts Group)やM
PEGトランスポートストリームあるいは、JPEGや
MPEGのビデオのヘツダに第一の優先度を置くことに
より、ヘッダの重要度に応じて、記録するヘツダを選ぶ
ことができる。 さらに、バツクアツプ記録する領域を
既存のD−VCRの映像補助データ領域にすることによ
り、テープパターンの空き領域を有効に利用でき、ま
た、バツクアツプ記録する領域を既存のD−VCRの映
像補助データ領域の中央部に移動することにより、特殊
再生時にも、有効に利用でき、また、バツクアツプ記録
する領域を既存のD−VCRの映像補助データ領域の上
部に移動することにより、互換再生時にも、有効に利用
でき、符号誤りが発生した時に、各種ヘッダを保護す
る。
【0007】
【作用】請求項1記載のデジタル磁気記録再生装置にお
いて、現行テレビジヨン信号やHDTV信号を高能率符
号化によりデータ圧縮した信号をインターフエースとし
て、ビツトストリーム入出力信号処理回路を備えること
により、既存のD−VCRと情報量を一致させ、記録再
生可能にする。請求項2記載のデジタル磁気記録再生装
置において、ビツトストリーム入出力回路により、JP
EGやMPEGの各種ヘツダを記録時にテープパターン
の空き領域にバツクアツプ記録することにより、再生時
に発生したヘツダの符号誤りに対して、これを検出し、
バツクアツプ記録した信号と置換することにより、ヘツ
ダに符号誤りが発生した場合でも、良好な記録再生が行
えるようにする。請求項3記載のデジタル磁気記録再生
装置において、優先度選択回路を設けることにより、J
PEGやMPEGの各種あるヘツダの中でトランスポー
トストリームのヘツダに第一の優先度を置き、テープパ
ターンの空き領域にバツクアツプ記録することにより、
再生時に発生したヘツダの符号誤りに対して、これを検
出し、バツクアツプ記録した信号と置換することによ
り、ヘツダに符号誤りが発生した場合でも、良好な記録
再生が行えるようにする。請求項4記載のデジタル磁気
記録再生装置において、優先度選択回路を設けることに
より、JPEGやMPEGの各種あるヘツダの中でトラ
ンスポートストリームのヘツダの中の特に重要なヘツダ
に第一の優先度を置き、テープパターンの空き領域にバ
ツクアツプ記録することにより、再生時に発生したヘツ
ダの符号誤りに対して、これを検出し、バツクアツプ記
録した信号と置換することにより、ヘツダに符号誤りが
発生した場合でも、良好な記録再生が行えるようにす
る。
【0008】請求項5記載のデジタル磁気記録再生装置
において、優先度選択回路を設けることにより、各種あ
るヘツダの中でJPEGやMPEGのビデオのヘツダに
第一の優先度を置き、テープパターンの空き領域にバツ
クアツプ記録することにより、再生時に発生したヘツダ
の符号誤りに対して、これを検出し、バツクアツプ記録
した信号と置換することにより、ヘツダに符号誤りが発
生した場合でも、良好な記録再生が行えるようにする。
請求項6記載のデジタル磁気記録再生装置において、既
存のD−VCRの映像補助データ領域にバツクアツプ記
録することにより、追加するハードウエアの規模を小さ
くし、テープパターンを有効に利用でき、ヘツダに符号
誤りが発生した場合でも、良好な記録再生が行えるよう
にする。請求項7記載のデジタル磁気記録再生装置にお
いて、既存のD−VCRの映像補助データ領域より、中
央部に移動してバツクアツプ記録することにより、特
に、特殊再生時にも有効に利用でき、ヘツダに符号誤り
が発生した場合でも、良好な記録再生が行えるようにす
る。請求項8記載のデジタル磁気記録再生装置におい
て、既存のD−VCRの映像補助データ領域より、上部
に移動してバツクアツプ記録することにより、特に、互
換再生時にも有効に利用でき、ヘツダに符号誤りが発生
した場合でも、良好な記録再生が行えるようにする。請
求項9記載のデジタル磁気記録再生装置において、既存
のD−VCRの映像補助データ領域に記録する際に、数
本のトラックに渡って、同じトラツク上の位置に同一の
バツクアツプ用ヘツダを記録することにより、かなり高
速なサーチ速度でも再生可能にし、更に、バツクアツプ
を多重にすることが、可能になる。
【0009】請求項10記載のデジタル磁気記録再生装
置において、既存のD−VCRの映像補助データ領域に
記録する際に、所望のサーチ速度に対して、すべての所
望のサーチ速度での再生時にリトレースするトラツク上
の位置を選択して、トラツク1本又は数本のトラックに
渡って、同一のバツクアツプ用ヘツダを前記の定めたト
ラツク位置に記録することにより、高速なサーチ速度で
も再生可能にする。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。まず、こ
の発明の第一の実施例を説明する。第一の実施例は、そ
の全体構成が図1に示されており、さらに、その具体的
な構成が図2〜図5に示してあるが、始めに図1を参照
して第一の実施例の概略を説明し、続いて、順次図を用
いて説明する。また、本実施例では、MPEG2(Movi
ng picture experts group phase 2)トランスポートス
トリームをインターフエースとしているが、他の高能率
符号化を行ったビツトストリーム(JPEGやMPEG
等)をインターフエースとしてもよい。図1において、
まず、D−VCRの記録系について説明する。この図1
において、100は、現行のテレビジヨン信号を入力す
る映像入力端子であり、101は、アナログ映像入力信
号をデジタル信号に変換するAD変換器(以降、ADC
と呼ぶ)であり、102は、映像信号の相関が強いこと
を利用して冗長の高い部分をデータ圧縮する画像符号化
器であり、103は、データ圧縮した信号のビツト数を
減らす可変長符号化器であり、104は、記録再生系で
発生する符号誤りを訂正するための誤り訂正符号器であ
り、105は、記録信号をDCフリーに近づけるデジタ
ル変調器であり、106は、記録信号を波形等化する記
録アンプであり、107の磁気テープに記録し、記録系
を構成する。また、116は、MPEG2トランスポー
トストリームを入力するMPEG2トランスポートスト
リーム入力端子で、117は、入力したMPEG2トラ
ンスポートストリームを既存のD−VCRのフオーマツ
トに変換するビツトストリーム入力処理回路で本発明の
記録系で新たに付加した回路である。
【0011】次に、D−VCRの再生系について説明す
る。108は、テープ107から読み出した再生信号を
増幅する再生アンプであり、109は、再生信号波形を
等化するイコライザであり、110は、記録時にデジタ
ル変調した信号を元に戻すデジタル復調器であり、11
1は、記録再生系で発生した符号誤りを訂正する誤り訂
正復号器であり、112は、記録時に可変長符号化した
符号を元に戻す可変長復号器であり、113は、記録時
に圧縮したデータを元に戻す画像復号器であり、114
は、アナログ信号をデジタル信号にするDA変換器(以
降、DACと呼ぶ)であり、115は、現行テレビジヨ
ン信号を出力する映像出力端子である。また、118
は、D−VCRのフオーマツトをMPEG2トランスポ
ートストリームに変換するビツトストリーム出力処理回
路であり、119は、MPEG2トランスポートストリ
ームを出力するMPEG2トランスポートストリーム出
力端子で本発明で新たに付加した回路である。
【0012】次に、図2を用いて、本発明の実施例の付
加した回路について、詳細に説明する。図1で説明した
回路については、同一の番号を付けてあるのでビツトス
トリーム入力処理回路117とビツトストリーム出力処
理回路118の内容についてのみ説明することとする。
まず、記録系のビツトストリーム入力処理回路117の
構成について説明する。 図2において、200は、M
PEG2トランスポートストリームから同期信号部分を
検出する同期捕捉回路であり、201は、入力したビツ
トストリームをD−VCRの記録レートに変換するレー
ト変換器1であり、202は、D−VCRの最小同期単
位であるシンクブロツクに変換するシンクブロツク変換
回路であり、203は、各種ヘツダ信号を抜き出すヘツ
ダ抽出回路であり、204は、抽出したヘツダをヘツダ
の種類毎に記憶するヘツダメモリ1であり、205は、
抽出したヘツダとシンクブロツクに変換したビツトスト
リームを一時蓄えるバツフア1であり、206は、ヘツ
ダのテータ量や優先度の選択に応じて記録するヘツダの
内容を選択する優先度選択回路でビツトストリーム入力
処理回路117を構成している。次にビツトストリーム
出力処理回路118の構成について説明する。207
は、誤り訂正復号回路111の出力を一時蓄えて、ヘツ
ダのバツクアツプ信号とビツトストリームを分離するバ
ツフア2であり、208は、D−VCRのシンクブロツ
クからMPEG2のビツトストリームに変換するトラン
スポート変換器であり、209は、元のビツトレートに
変換するレート変換器2であり、210は、符号誤りが
あったときにヘツダを置換するヘツダ置換回路であり、
211は、ヘツダを蓄えておくヘツダメモリ2であり、
212は、誤り訂正回路から誤りのあるデータアドレス
を指定する読み出し制御回路でビツトストリーム出力処
理回路118を構成している。
【0013】次に、図3、図4を用いて、SD−VCR
の映像セクターにおけるデータシンクブロツクの構成に
ついて説明する。SD−VCRでは、図3に示すよう
に、映像信号に対し、シンクブロツクが割り当てられ、
映像データ領域は、シンクブロツクナンバーが21〜1
55までで、映像補助データ領域はシンクブロツクナン
バーが19、20、156に規定されている。さらに、
図4でも詳しく説明するが、1シンクブロック当たり、
シンクエリア、IDコード、誤り訂正内符号が割り当て
られて、シンクブロツクナンバー157〜167まで
は、誤り訂正外符号が割り当てられる。また、図4に示
すように、1シンクブロツクあたりの内容は、2バイト
のシンクエリアと3バイトのIDコードと77バイトの
映像補助データ領域か映像データ領域と8バイトの誤り
訂正内符号の合計90バイトである。
【0014】本発明の実施例では、この映像補助データ
領域にヘツダのバツクアツプ記録を行う。記録する内容
は、図5に示すようにヘツダ識別用に新たに4バイトの
ヘツダを設けこれをヘツダの種類が変わる毎に付加する
こととする。この付加する4バイトは、再生時に映像デ
ータ領域のヘツダに対応したヘツダのアドレスが識別出
来るように、映像データ領域に記録したヘツダの入って
いるシンクブロツクナンバーの識別に1バイト、ヘツダ
のシンクブロツクアドレスを識別するのに1バイト、ヘ
ツダの種類の識別用に4ビツト、ヘツダの長さを示すの
に12ビツトの合計4バイトである。なお、この4バイ
トは、上記に示した割り振りではなく、シンクブロツク
ナンバーの識別に1バイト、シンクブロツクアドレスに
1バイト、ヘツダの種類の識別用に1バイト、ヘツダの
長さを示すのに1バイトの合計4バイトなどでもよい。
次に、記録するヘツダの内容について、図8〜18ま
でを用いて説明する。まず、図8から図12までを用い
て、MPEG2トランスポートストリームについて概要
を説明する。MPEG2トランスポートストリームは、
図示したように、188バイトを1つの単位として、ヘ
ツダとペイロード(有効データ部)から構成されてい
る。このヘツダ部は、初めにリンクレベルヘツダと呼ば
れる4バイト固定長のヘツダがあり、このヘツダは、1
88バイト毎に必ず存在し、詳細は図示した通りの内容
である。この、リンクレベルヘツダのアダプテイシヨン
フイールド制御のフラグが10か11の時に、次のアダ
プテイシヨンレベルヘツダが存在し、さらに、各種フラ
グが立っている場合は、図示のように、PCR(Progra
m clock reference)、OPCR(Original program cl
ock reference)、スプライシングカウントダウン、ト
ランスポートプライベートデータ、アダプテイシヨンフ
イールド拡張領域が存在する。なお、詳細は図示した通
りだが、ヘツダの長さと内容は、可変長符号である。
【0015】次に、図9〜12用いてプログラムアソシ
エシヨンテーブルとプログラムマツプテーブルについて
説明する。まず、プログラムアソシエシヨンテーブルに
ついて、図9、図10を用いて説明する。このヘツダが
あるときは、リンクレベルヘツダのペイロードユニツト
スタート表示が1で、パケツトIDが0の時に、この情
報が図示したように存在し、詳細は図示した通りであ
る。次に、プログラムマツプテーブルについて、図1
1、図12を用いて説明する。このヘツダがあるとき
は、リンクレベルヘツダのペイロードユニツトスタート
表示が1で、パケットID(以降、PIDと呼ぶ)がプ
ログラムマツプパケツトIDの時に、この情報が図示し
たように存在し、詳細は図示した通りである。次に、パ
ケツトエレメンタリーストリームヘツダ(以降、PES
ヘツダと呼ぶ)について、図14〜18を用いて説明す
る。このヘツダがあるときは、リンクレベルヘツダのペ
イロードユニツトスタート表示が1で、ある符号化の単
位が完結する毎にこの情報が図示したように存在し、詳
細は図示した通りである。
【0016】次に、MPEG2の画像データのデータ構
造について、図13を用いて説明する。このヘッダは、
シーケンスレイヤ、GOP(Group of pic
tures)レイヤ、ピクチヤーレイヤ、マクロブロツ
クスライスレイヤ、マクロブロツクレイヤ、ブロツクレ
イヤの階層構造を有している。
【0017】以上、図8から図18を示して説明してき
たようにMPEG2ビツトストリームは、各種のヘツダ
が存在し、映像を復元する際に、必要不可欠な情報とな
っている。このため、本実施例の1つとして、このヘツ
ダの記録する優先度を下記のように設定した。 <第一の実施例の1>まず、優先度の高い順番からリン
クレベルヘツダ、アダプテイシヨンレベルヘツダ、PE
S(Packetized elementary stream) ヘツダ、プログラムアソシエシヨンテーブル、プログラ
ムマツプテーブルMPEG2の画像データの中の階層の
高い順序から、シーケンスレイヤ、GOPレイヤ、ピク
チヤーレイヤ、マクロブロツクスライスレイヤ、マクロ
ブロツクレイヤ、の順序に設定した。また、記録できる
容量が限られているため、リンクレベルヘツダ、アダプ
テイシヨンレベルヘツダは、内容が変更になったときの
み記録してもよい。
【0018】また、本実施例の2では、このヘツダの記
録する優先度を下記のように設定した。 <第一の実施例の2>前にも述べたように、記録できる
容量が限られているため、リンクレベルヘツダは、シン
クバイトを除く3バイト、アダプテイシヨンレベルヘツ
ダは、PCRを6バイト、PESヘツダは、PTSと
(Presentation time stamp)を5バイト、DTS(Dec
oding time stamp)を5バイト、ESCR(Elementary
stream clock reference)を6バイトとし、後は、本
実施例の1と同様に優先度の高い順番からリンクレベル
ヘツダ、アダプテイシヨンレベルヘツダ、PESヘツ
ダ、プログラムアソシエシヨンテーブル、プログラムマ
ツプテーブル MPEG2の画像データの中の階層の高い順序から、シ
ーケンスレイヤ、GOPレイヤ、ピクチヤーレイヤ、マ
クロブロツクスライスレイヤ、マクロブロツクレイヤ、
の順序に設定した。また、記録できる容量が限られてい
るため、リンクレベルヘツダ、アダプテイシヨンレベル
ヘツダは、内容が変更になったときのみ記録してもよ
い。
【0019】さらに、本実施例の3では、このヘツダの
記録する優先度を下記のように設定した。優先度の高い
順番より、 <第一の実施例の3>MPEG2の画像データの中の階
層の高い順序から、シーケンスレイヤ、GOPレイヤ、
ピクチヤーレイヤ、マクロブロツクスライスレイヤ、マ
クロブロツクレイヤ、次に、リンクレベルヘツダ、アダ
プテイシヨンレベルヘツダ、PESヘツダ、プログラム
アソシエシヨンテーブル、プログラムマツプテーブルの
順序に設定した。また、記録できる容量が限られている
ため、リンクレベルヘツダ、アダプテイシヨンレベルヘ
ツダは、内容が変更になったときのみ記録してもよい。
【0020】本実施例の4では、このヘツダの記録する
優先度を下記のように設定した。 <第一の実施例の4>前にも述べたように、記録できる
容量が限られているため、リンクレベルヘツダは、シン
クバイトを除く3バイト、アダプテイシヨンレベルヘツ
ダは、PCRを6バイト、PESヘツダは、PTSを5
バイト、DTSを5バイト、ESCRを6バイトとし、
後は、本実施例の3と同様に優先度の高い順番よりMP
EG2の画像データの中の階層の高い順序から、シーケ
ンスレイヤ、GOPレイヤ、ピクチヤーレイヤ、マクロ
ブロツクスライスレイヤ、マクロブロツクレイヤ、次
に、リンクレベルヘツダ、アダプテイシヨンレベルヘツ
ダ、PESヘツダ、プログラムアソシエシヨンテーブ
ル、プログラムマツプテーブルの順序に設定した。ま
た、記録できる容量が限られているため、リンクレベル
ヘツダ、アダプテイシヨンレベルヘツダは、内容が変更
になったときのみ記録してもよい。
【0021】次に他の実施例について説明する。
【0022】図6は第二の実施例を示したものでありこ
の図6を用いて説明する。この例は、映像補助データ領
域をシンクブロツクナンバー19、20、156から映
像セクターの中央部に移動することによって、特殊再生
時にヘツドがトレースする位置に1から2あるいは3シ
ンクブロツク移動し、特殊再生用のヘツダのバツクアツ
プとして利用する。図20を用いて、特殊再生時のトラ
ツクパターンについて説明する。一般的に、特殊再生時
の場合は、通常再生時のヘツドのトレース角度に比べ
て、ヘツドの軌跡の角度が小さくなり、これは、サーチ
スピードが大きくなるほど顕著になる。本実施例では、
サーチスピードを4倍速と16倍速の時について記載し
てあるが、これは、異なるサーチスピードでもよい。バ
ツクアツプする内容は、まず、上述の第1の実施例と同
様に、この映像補助データ領域にヘツダのバツクアツプ
記録を行う。記録する内容は、図5に示すようにヘッダ
識別用に新たに4バイトのヘツダを設けこれをヘツダの
種類が変わる毎に付加することとする。この付加する4
バイトは、再生時にバツクアツプしたヘツダのアドレス
が識別出来るように、映像データ領域に記録したヘツダ
の入っているシンクブロツクナンバーの識別に1バイ
ト、ヘツダのシンクブロツクアドレスを識別するのに1
バイト、ヘツダの種類の識別用に4ビツト、ヘツダの長
さを示すのに12ビツトの合計4バイトである。なお、
この4バイトは、上記に示した割り振りではなく、シン
クブロツクナンバーの識別に1バイト、シンクブロツク
アドレスに1バイト、ヘツダの種類の識別用に1バイ
ト、ヘツダの長さを示すのに1バイトの合計4バイトな
どでもよい。
【0023】<第二の実施例の1>まず、記録する映像
補助データ領域をシンクブロツクナンバー19、20は
移動させずに、シンクブロツクナンバー156のみ映像
セクターの中央部(シンクブロツクナンバー41〜82
の中の任意の位置)に移動することによって、特殊再生
時にヘツドがトレースする位置に、特殊再生用のヘツダ
のバツクアツプとして利用する。中央部に移動するシン
クブロツクの中で、シンクブロツクナンバーが41〜5
7と66〜82までが、サーチスピードが4倍速と16
倍速の時に、共通にトレースするシンクブロツクであ
り、さらに、この中でシンクブロツクの中央に位置する
のがシンクブロツクナンバーの49と74で最適な位置
である。このシンクブロツクに記録するヘツダの優先度
は、特殊再生用に使用するので、特殊再生用に挿入した
MPEG2のI(Intra)ピクチヤーのヘッダ情報
を書き換えて、MPEG2の画像データの中のピクチヤ
ーレイヤ、マクロブロツクスライスレイヤ、マクロブロ
ツクレイヤのヘツダ、を記録する。また、通常再生用の
ヘツダのバツクアツプ記録するシンクブロツクを、先
程、移動しなかったシンクブロツクナンバー19、20
に割り当て、記録するヘツダの優先度は、リンクレベル
ヘツダ、アダプテイシヨンレベルヘツダ、PESヘツ
ダ、プログラムアソシエシヨンテーブル、プログラムマ
ツプテーブルの順序である。また、記録できる容量が限
られているため、リンクレベルヘツダ、アダプテイシヨ
ンレベルヘツダは、内容が変更になったときのみ記録し
てもよい。 <第二の実施例の2>まず、記録する映像補助データ領
域をシンクブロツクナンバー19、20は移動させず
に、シンクブロツクナンバー156のみ映像セクターの
中央部(シンクブロツクナンバー41〜82の中の任意
の位置)に移動することによって、特殊再生時にヘツド
がトレースする位置に、特殊再生用のヘツダのバツクア
ツプとして利用する。中央部に移動するシンクブロツク
の中で、シンクブロツクナンバーが41〜57と66〜
82までが、サーチスピードが4倍速と16倍速の時
に、共通にトレースするシンクブロツクであり、さら
に、この中でシンクブロツクの中央に位置するのがシン
クブロツクナンバーの49と74で最適な位置である。
このシンクブロツクに記録するヘツダの優先度は、特殊
再生用に使用するので、特殊再生用に挿入したMPEG
2のIピクチヤーのヘッダ情報を書き換えて、MPEG
2の画像データの中のピクチヤーレイヤ、マクロブロツ
クスライスレイヤ、マクロブロツクレイヤのヘツダ、を
記録する。また、通常再生用のヘツダのバツクアツプ記
録するシンクブロツクを、先程、移動しなかったシンク
ブロツクナンバー19、20に割り当て、記録するヘツ
ダの優先度は、記録できる容量が限られているため、リ
ンクレベルヘツダは、シンクバイトを除く3バイト、ア
ダプテイシヨンレベルヘツダは、PCRを6バイト、P
ESヘツダは、PTSを5バイト、DTSを5バイト、
ESCRを6バイトとし、後は、他の実施例1の1と同
様に優先度の高い順番からリンクレベルヘツダ、アダプ
テイシヨンレベルヘツダ、PESヘツダ、プログラムア
ソシエシヨンテーブル、プログラムマツプテーブルの順
序とする。また、記録できる容量が限られているため、
リンクレベルヘツダ、アダプテイシヨンレベルヘツダ
は、内容が変更になったときのみ記録してもよい。
【0024】<第二の実施例の3>まず、記録する映像
補助データ領域をシンクブロツクナンバー19は移動さ
せずに、シンクブロツクナンバー20、156のみ映像
セクターの中央部(シンクブロツクナンバー41〜82
の中の任意の位置)に移動することによって、特殊再生
時にヘツドがトレースする位置に、特殊再生用のヘツダ
のバツクアツプとして利用する。中央部に移動するシン
クブロツクの中で、シンクブロツクナンバーが41〜5
7と66〜82までが、サーチスピードが4倍速と16
倍速の時に、共通にトレースするシンクブロツクであ
り、さらに、この中でシンクブロツクの中央に位置する
のがシンクブロツクナンバーの49、50と74、75
で最適な位置である。このシンクブロツクに記録するヘ
ツダの優先度は、特殊再生用に使用するので、特殊再生
用に挿入したMPEG2のIピクチヤーのヘッダ情報を
書き換えて、MPEG2の画像データの中のピクチヤー
レイヤ、マクロブロツクスライスレイヤ、マクロブロツ
クレイヤのヘツダを記録する。また、通常再生用のヘツ
ダのバツクアツプ記録するシンクブロツクを、先程、移
動しなかったシンクブロツクナンバー19に割り当て、
記録するヘツダの優先度はリンクレベルヘツダ、アダプ
テイシヨンレベルヘツダ、PESヘツダ、プログラムア
ソシエシヨンテーブル、プログラムマツプテーブルの順
序である。また、記録できる容量が限られているため、
リンクレベルヘツダ、アダプテイシヨンレベルヘツダ
は、内容が変更になったときのみ記録してもよい。
【0025】<第二の実施例の4>まず、記録する映像
補助データ領域をシンクブロツクナンバー19は移動さ
せずに、シンクブロツクナンバー20、156のみ映像
セクターの中央部(シンクブロツクナンバー41〜82
の中の任意の位置)に移動することによって、特殊再生
時にヘツドがトレースする位置に、特殊再生用のヘツダ
のバツクアツプとして利用する。中央部に移動するシン
クブロツクの中で、シンクブロツクナンバーが41〜5
7と66〜82までが、サーチスピードが4倍速と16
倍速の時に、共通にトレースするシンクブロツクであ
り、さらに、この中でシンクブロツクの中央に位置する
のがシンクブロツクナンバーの49、50と74、75
で最適な位置である。このシンクブロツクに記録するヘ
ツダの優先度は、特殊再生用に使用するので、特殊再生
用に挿入したMPEG2のIピクチヤーのヘッダ情報を
書き換えて、MPEG2の画像データの中のピクチヤー
レイヤ、マクロブロツクスライスレイヤ、マクロブロツ
クレイヤのヘツダを記録する。また、通常再生用のヘツ
ダのバツクアツプ記録するシンクブロツクを、先程、移
動しなかったシンクブロツクナンバー19に割り当て、
記録するヘツダの優先度は、記録できる容量が限られて
いるため、リンクレベルヘツダは、シンクバイトを除く
3バイト、アダプテイシヨンレベルヘツダは、PCRを
6バイト、PESヘツダは、PTSを5バイト、DTS
を5バイト、ESCRを6バイトとし、後は、第2の実
施例の3と同様に優先度の高い順番からリンクレベルヘ
ツダ、アダプテイシヨンレベルヘツダ、PESヘツダ、
プログラムアソシエシヨンテーブル、プログラムマツプ
テーブルの順序とする。また、記録できる容量が限られ
ているため、リンクレベルヘツダ、アダプテイシヨンレ
ベルヘツダは、内容が変更になったときのみ記録しても
よい。
【0026】<第二の実施例の5>まず、記録する映像
補助データ領域をシンクブロツクナンバー19、20、
156すべてを映像セクターの中央部(シンクブロツク
ナンバー41〜82の中の任意の位置)に移動すること
によって、特殊再生時にヘツドがトレースする位置に、
特殊再生用のヘツダのバツクアツプとして利用する。中
央部に移動するシンクブロツクの中で、シンクブロツク
ナンバーが41〜57と66〜82までが、サーチスピ
ードが4倍速と16倍速の時に、共通にトレースするシ
ンクブロツクであり、さらに、この中でシンクブロツク
の中央に位置するのがシンクブロツクナンバーの48、
49、50と73、74、75で最適な位置である。こ
のシンクブロツクに記録するヘツダの優先度は、特殊再
生用に使用するので、特殊再生用に挿入したMPEG2
のIピクチヤーのヘッダ情報を書き換えて、MPEG2
の画像データの中のピクチヤーレイヤ、マクロブロツク
スライスレイヤ、マクロブロツクレイヤのヘツダを記録
する。
【0027】次に第三の実施例について説明する。図7
は第三の実施例を示したものであり、この図7を用いて
説明する。この例は、映像補助データ領域をシンクブロ
ツクナンバー19、20、156からシンクブロツクナ
ンバー156のみを、シンクブロツクナンバー21に移
動し、映像セクターの上部に移動することによって、互
換再生時にヘツドのトラツク曲がりが発生するが、トラ
ツクリニアリテイの比較的安定した映像セクターの上部
に移動することにより有利となる。バツクアツプする内
容は、まず、上述の実施例と同様に、この映像補助デー
タ領域にヘツダのバツクアツプ記録を行う。記録する内
容は、図5に示すようにヘツダ識別用に新たに4バイト
のヘツダを設けこれをヘツダの種類が変わる毎に付加す
ることとする。この付加する4バイトは、再生時にバツ
クアツプしたヘツダのアドレスが識別出来るように、映
像データ領域に記録したヘツダのシンクブロツクナンバ
ーの識別に1バイト、ヘツダのシンクブロツクアドレス
を識別するのに1バイト、ヘツダの種類の識別用に4ビ
ツト、ヘツダの長さを示すのに12ビツトの合計4バイ
トである。なお、この4バイトは、上記に示した割り振
りではなく、シンクブロツクナンバーの識別に1バイ
ト、シンクブロツクアドレスに1バイト、ヘツダの種類
の識別用に1バイト、ヘツダの長さを示すのに1バイト
の合計4バイトなどでもよい。このため、上記の実施例
と同様に、本実施例では、このヘツダの記録する優先度
を下記のように設定した。優先度の高い順番から、 <第三の実施例の1>リンクレベルヘツダ、アダプテイ
シヨンレベルヘツダ、PESヘツダ、プログラムアソシ
エシヨンテーブル、プログラムマツプテーブル MPEG2の画像データの中の階層の高い順序から、シ
ーケンスレイヤ、GOPレイヤ、ピクチヤーレイヤ、マ
クロブロツクスライスレイヤ、マクロブロツクレイヤ、
の順序である。また、記録できる容量が限られているた
め、リンクレベルヘツダ、アダプテイシヨンレベルヘツ
ダは、内容が変更になったときのみ記録してもよい。ま
た、第3の実施例の2では、このヘツダの記録する優先
度を下記のように設定した。
【0028】<第三の実施例の2>前にも述べたよう
に、記録できる容量が限られているため、リンクレベル
ヘツダは、シンクバイトを除く3バイト、アダプテイシ
ヨンレベルヘツダは、PCRを6バイト、PESヘツダ
は、PTSを5バイト、DTSを5バイト、ESCRを
6バイトとし、後は、第2の実施例の1と同様に優先度
の高い順番からリンクレベルヘツダ、アダプテイシヨン
レベルヘツダ、PESヘツダ、プログラムアソシエシヨ
ンテーブル、プログラムマツプテーブル MPEG2の画像データの中の階層の高い順序から、シ
ーケンスレイヤ、GOPレイヤ、ピクチヤーレイヤ、マ
クロブロツクスライスレイヤ、マクロブロツクレイヤ、
の順序である。また、記録できる容量が限られているた
め、リンクレベルヘツダ、アダプテイシヨンレベルヘツ
ダは、内容が変更になったときのみ記録してもよい。
【0029】さらに、他の実施例2の3では、このヘツ
ダの記録する優先度を下記のように設定した。優先度の
高い順番より、 <第三実施例の3>MPEG2の画像データの中の階層
の高い順序から、シーケンスレイヤ、GOPレイヤ、ピ
クチヤーレイヤ、マクロブロツクスライスレイヤ、マク
ロブロツクレイヤ、次に、リンクレベルヘツダ、アダプ
テイシヨンレベルヘツダ、PESヘツダ、プログラムア
ソシエシヨンテーブル、プログラムマツプテーブルの順
序である。また、記録できる容量が限られているため、
リンクレベルヘツダ、アダプテイシヨンレベルヘツダ
は、内容が変更になったときのみ記録してもよい。
【0030】第三の実施例の4では、このヘツダの記録
する優先度を下記のように設定した。 <第三の実施例の4>前にも述べたように、記録できる
容量が限られているため、リンクレベルヘツダは、シン
クバイトを除く3バイト、アダプテイシヨンレベルヘツ
ダは、PCRを6バイト、PESヘツダは、PTSを5
バイト、DTSを5バイト、ESCRを6バイトとし、
後は、他の実施例2の3と同様に優先度の高い順番より
MPEG2の画像データの中の階層の高い順序から、シ
ーケンスレイヤ、GOPレイヤ、ピクチヤーレイヤ、マ
クロブロツクスライスレイヤ、マクロブロツクレイヤ、
次に、リンクレベルヘツダ、アダプテイシヨンレベルヘ
ツダ、PESヘツダ、プログラムアソシエシヨンテーブ
ル、プログラムマツプテーブルの順序である。また、記
録できる容量が限られているため、リンクレベルヘツ
ダ、アダプテイシヨンレベルヘツダは、内容が変更にな
ったときのみ記録してもよい。
【0031】
【発明の効果】以上、説明してきたように、本発明によ
れば、まず、請求項1記載のデジタル磁気記録再生装置
においては、既存のD−VCRを用いて、MPEGトラ
ンスポートストリームのようなビットストリームを僅か
な回路を付加することにより、記録再生を可能にでき
る。また、請求項2記載のデジタル磁気記録再生装置に
おいては、MPEGトランスポートストリーム等のヘッ
ダを空き領域にバツクアツプ記録することにより、ヘツ
ダに符号誤りが発生しても、バツクアツプ記録した信号
と置換することにより、この影響を低減させ、有効に記
録再生が行える。請求項3記載のデジタル磁気記録再生
装置においては、優先度をMPEGトランスポートスト
リーム等の各種ヘツダに置くことにより、限られた空き
領域に、バツクアツプ記録する内容を有効に使用するこ
とができる。請求項4記載のデジタル磁気記録再生装置
においては、優先度をMPEGトランスポートストリー
ム等の各種ヘツダの中で特に重要なヘツダに置くことに
より、限られた空き領域に、バツクアツプ記録する内容
を有効に使用することができる。 請求項5記載のデジ
タル磁気記録再生装置においては、優先度をMPEG等
の画像データのヘツダに置くことにより、限られた空き
領域に、バツクアツプ記録する内容を有効に使用するこ
とができる。請求項6記載のデジタル磁気記録再生装置
においては、バツクアツプ記録する領域を、映像補助デ
ータ領域にすることにより、テープパターンを有効に利
用することができる。請求項7記載のデジタル磁気記録
再生装置においては、バツクアツプ記録する映像補助デ
ータ領域をテープトラツクパターンの中央部に移動する
ことにより、特殊再生時にも有効に利用することができ
る。請求項8記載のデジタル磁気記録再生装置において
は、バツクアツプ記録する映像補助データ領域をテープ
トラツクパターンの上部に移動することにより、互換再
生時にも有効に利用することができる。請求項9記載の
デジタル磁気記録再生装置においては、映像補助データ
領域に記録する際に、数本のトラツクに渡って同じトラ
ツクの位置に同一のバツクアツプ用ヘツダを記録するこ
とにより、かなりの高速サーチ速度に対しても再生可能
となる。請求項10記載のデジタル磁気記録再生装置に
おいては、映像補助データ領域に記録する際に、所望の
サーチ速度に対して、リトレースするトラツクの位置を
選択して、トラツク1本または数本に渡って、同一のバ
ツクアツプ用ヘツダを前記の定めたトラツク上の位置に
記録することにより、かなりの高速サーチ速度に対して
も再生可能となる。以上、述べてきたように、既存のD
−VCRを用いてMPEGトランスポートストリーム等
のビットストリームを記録再生することができ、さら
に、ヘツダをバツクアツプ記録することにより、符号誤
りに対して、保護することができ、また、テープパター
ンの空き領域である映像補助データ領域を有効に活用で
き、その実用的効果は、大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明デジタル磁気記録再生装置のブロツク図
である。
【図2】本発明デジタル磁気記録再生装置のブロツク図
であり、図1の一部を詳細化して示したものである。
【図3】SD−VCRの映像セクターのデータシンクブ
ロツクの構成図である。
【図4】SD−VCRの1シンクブロツクの構成図であ
る。
【図5】映像補助データ領域のデータ構成図である。
【図6】他の実施例1の映像セクターのデータシンクブ
ロツクの構成図である。
【図7】他の実施例2の映像セクターのデータシンクブ
ロツクの構成図である。
【図8】リンクレベルヘツダ、アダプテイシヨンレベル
ヘツダの構成図である。
【図9】プログラムアソシエシヨンテーブルの構成(可
変長)図である。
【図10】各々のプログラムアソシエシヨンテーブルの
構成(固定長)図である。
【図11】プログラムマツプテーブルの構成(可変長)
図である。
【図12】各々のプログラムマツプテーブルの構成(固
定長)図である。
【図13】MPEG2画像データのデータ階層構造図で
ある。
【図14】PESヘツダの構成図である。
【図15】PESヘツダ領域の構成図である。
【図16】PTSのみの時の構成図である。
【図17】PTSとDTSが両方ある時の構成図であ
る。
【図18】PTS領域とDTS領域の構成である。
【図19】従来技術の例を示したブロック図である。
【図20】特殊再生時のトラツクパターンを示した図で
ある。
【符号の説明】
100 映像入力端子 101 ADC 102 画像符号化器 103 可変長符号化器 104 誤り訂正符号化器 105 デジタル変調器 106 記録アンプ 107 テープ 108 再生アンプ 109 イコライザ 110 デジタル復調器 111 誤り訂正復号器 112 可変長復号器 113 画像復号化器 114 DAC 115 映像出力端子 116 MPEG2トランスポートストリーム入力端子 117 ビツトストリーム入力処理回路 118 ビツトストリーム出力処理回路 119 MPEG2トランスポートストリーム出力端子 200 同期捕捉回路 201 レート変換器1 202 シンクブロツク変換器 203 ヘツダ抽出回路 204 ヘツダメモリ1 205 バツフア1 206 優先度選択回路 207 バツフア2 208 トランスポート変換器 209 レート変換器2 210 ヘツダ置換回路 211 ヘツダメモリ2 212 読み出し制御回路 900 Y入力端子 901 Pr入力端子 902 Pb入力端子 903、904、905 A/D 906 画像圧縮回路 907 並び換え回路 908 D2VTR 909 逆並び換え回路 910 画像復号回路 911、912、913 D/A 914 Y出力端子 915 Pr出力端子 916 Pb出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片山 浩誠 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 白石 憲一 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像入力端子と、AD変換器と、画像符
    号化器と、可変長符号化器と、誤り訂正符号化器と、デ
    ジタル変調器と、記録アンプと、再生アンプと、イコラ
    イザと、デジタル復調器と、誤り訂正復号器と、可変長
    復号器と、画像復号化器と、DA変換器と、映像出力端
    子とを備えたデジタル磁気記録再生装置において、 ビットストリーム入力端子と、ビツトストリーム入力処
    理回路と、ビツトストリーム出力処理回路と、ビットス
    トリーム出力端子とを設けて、テレビジヨン信号を高能
    率符号化したビツトストリームも記録再生可能にしたこ
    とを特徴とするデジタル磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 ビツトストリーム入力処理回路を、同期
    捕捉回路とレート変換器とシンクブロツク変換器とヘツ
    ダ抽出回路とヘツダメモリとバツフアとから構成すると
    共に、ビツトストリーム出力処理回路を、バツフアとト
    ランスポート変換器とレート変換器とヘツダ置換回路と
    ヘツダメモリ読み出し制御回路とから構成し、テープパ
    ターンの空き領域にJPEGやMPEG等の各種ヘツダ
    のバツクアツプ記録を可能にして、再生時、JPEGや
    MPEG等のヘツダに符号誤りが発生したときに、これ
    を検出し、記録時にバツクアツプ記録した信号と置換す
    ることにより、ヘツダを保護することを特徴とした請求
    項1記載のデジタル磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】 優先度選択回路を備え、ヘツダの優先度
    をJPEGやMPEG等のトランスポートストリームの
    ヘツダにおき、これをバツクアツプ記録するヘツダを第
    一の優先度としたことを特徴とする請求項2記載のデジ
    タル磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】 優先度選択回路を備え、ヘツダの優先度
    をJPEGやMPEG等のトランスポートストリームの
    ヘツダの中で特に重要なヘツダを選択し、これをバツク
    アツプ記録するヘツダを第一の優先度としたことを特徴
    とする請求項2又は請求項3記載のデジタル磁気記録再
    生装置。
  5. 【請求項5】 優先度選択回路を備え、ヘツダの優先度
    をJPEGやMPEG等のビデオのヘツダにおき、これ
    をバツクアツプ記録するヘツダを第一の優先度としたこ
    とを特徴とする請求項2記載のデジタル磁気記録再生装
    置。
  6. 【請求項6】 バツクアツプ記録する空き領域が既存の
    デジタルビデオカセットレコーダの映像補助データ領域
    であることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項
    3、請求項4又は請求項5記載のデジタル磁気記録再生
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4又は請求項5記載のデジタル磁気記録再生装置におい
    て、バツクアツプ記録する空き領域を既存のデジタルビ
    デオカセットレコーダの映像補助データ領域からテープ
    トラツクパターンの中央部に移動して、バックアップ記
    録することにより、特殊再生時にも有効に利用出来るこ
    とを特徴とするデジタル磁気記録再生装置。
  8. 【請求項8】 請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4又は請求項5記載のデジタル磁気記録再生装置におい
    て、バツクアツプ記録する空き領域を既存のデジタルビ
    デオカセットレコーダの映像補助データ領域からテープ
    トラツクパターンの上部に移動して、バックアップ記録
    することにより、互換再生時にも有効に利用出来ること
    を特徴とするデジタル磁気記録再生装置。
  9. 【請求項9】 請求項7又は請求項8記載のデジタル磁
    気記録再生装置において、バツクアツプ記録するヘツダ
    を既存のデジタルカセツトレコーダの映像補助データ領
    域又は、その移動した領域に記録する際に、数本のトラ
    ツクに渡って、同じトラツク上の位置に同一のバツクア
    ツプ用ヘツダを記録することによって、高速のサーチ速
    度に対しても再生可能にし得ると共に、バツクアツプを
    多重にすることを可能にしたデジタル磁気記録再生装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のデジタル磁気記録再生
    装置において、バツクアツプ記録するヘツダを既存のデ
    ジタルビデオカセツトレコーダの映像補助データ領域に
    記録する際に、所望の数種のサーチ速度に対し、すべて
    所望のサーチ速度での再生時に、リトレースし得るトラ
    ツク上の位置を選択して、トラツク1本又は、数本のト
    ラツクに渡って、同一のバツクアツプ記録用ヘツダを前
    記の定めたトラツク上の位置に記録することを特徴とす
    るデジタル磁気記録再生装置。
JP6279390A 1994-11-14 1994-11-14 デジタル磁気記録再生装置 Pending JPH08140049A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002005566A1 (en) * 2000-07-07 2002-01-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Image coding apparatus and image coding method
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