JPH08139760A - 光受信回路 - Google Patents

光受信回路

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JPH08139760A
JPH08139760A JP6270987A JP27098794A JPH08139760A JP H08139760 A JPH08139760 A JP H08139760A JP 6270987 A JP6270987 A JP 6270987A JP 27098794 A JP27098794 A JP 27098794A JP H08139760 A JPH08139760 A JP H08139760A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 最小受信レベルの小さい光受信回路を提供す
ることにある。 【構成】 半導体受光素子51の出力する電気信号は増
幅器22によって増幅された後、比較器11の反転入力
端子17から入力される。比較器11の出力電圧は直列
接続された抵抗器12、13によって分圧される。反転
入力端子17に加わる電圧と抵抗器12と抵抗器13の
接続点14に現われる電圧との差の電圧は抵抗器16、
18によって分圧されて比較器11の非反転入力端子1
5に加えられている。抵抗器12、13で分圧すること
で、比較器11の出力電圧の振幅を小さくするとともに
その中心電圧をを接地電位側に近づけることができる。
したがって、比較器11の出力がハイレベルのときに非
反転入力端子15に加わる閾値電圧が小さくなり、最小
受信レベルを小さくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受信した光信号の強度
に応じて2値信号を出力する光受信回路に係わり、特に
受信した光の強度に追従して閾値の変化する光受信回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】受信した光信号を2値化するための閾値
は、受信した光信号の強度のピーク値に応じて変化させ
ることが望ましい。これは、光信号の伝送される距離
や、送信側の光出力によって受信される光信号のパワー
が一定でないためである。閾値を受信した光信号の強度
に応じて自動的に変化させる回路は、自動閾値制御回路
と呼ばれている。
【0003】実開昭58−169751号公報には、受
光素子の出力電圧を増幅した後2分の1に分圧し、その
電圧のピーク値を保持してこれをコンパレータの閾値電
圧に用いた光受信回路が開示されている。
【0004】また特開昭59−148458号公報に
は、受光素子の出力電圧を増幅した後のピーク電圧が所
定の電圧以下の場合には、予め定められた閾値電圧を用
い、所定の電圧以上の場合には、ピーク電圧の2分の1
の電圧を閾値電圧として用いる光受信回路が開示されて
いる。
【0005】さらに、特開平3−35639号公報に
は、受信した光信号の強度のピーク値に応じて、コンパ
レータの閾値電圧を調整した光受信回路が開示されてい
る。
【0006】これらはいずれも閾値電圧を光信号の受信
レベルに応じて適切に設定することができるが、ピーク
電圧の検出回路やピーク電圧の保持回路を必要とするた
め、回路構成が複雑になるという問題がある。これらに
対し、光信号の強度に応じた入力電圧と比較器の出力す
る2値化後の電圧との差を適当な比で分圧した電圧を閾
値電圧として用いることによって、回路構成の簡略化さ
れた光受信回路がある。
【0007】図4は、このような光受信回路の構成を表
わしたものである。半導体受光素子51のカソードには
所定の電源電圧が供給されている。半導体受光素子51
のアノードは増幅器22に接続されている。増幅器22
の出力は比較器11の反転入力端子17から入力されて
いる。また、比較器11の反転入力端子17と非反転入
力端子15の間には抵抗器18が接続されている。さら
に、比較器11の出力は抵抗器52を介して非反転入力
端子15に接続されている。非反転入力端子15にはそ
の一端が接地されたコンデンサ19が接続されている。
【0008】この光受信回路では、増幅器22の出力電
圧に対してその論理の反転した電圧が比較器11から出
力されるようになっている。また、比較器11の出力電
圧と増幅器22の出力電圧の差を抵抗器18と抵抗器5
2によって分圧した電圧が、非反転入力端子15に加わ
るようになっている。非反転入力端子15の電位は増幅
器22の出力電圧を2値化する際の閾値電圧になってい
る。増幅器22の出力電圧が閾値電圧を越えて変化した
ときに、比較器11の出力電圧は反転するようになって
いる。このとき比較器11の出力電圧が反転するのに要
する時間は極めて短い。これに対して、半導体受光素子
51で受光する光信号の立上がり時間または立下がり時
間はそれほど短くない。光信号の立上がりまたは立下が
りに応じて増幅器22の出力電圧が変化するよりも短い
時間で非反転入力端子15に印加される閾値電圧が変化
すると、再び比較器11の出力電位が反転してしまい正
しく2値化することができない。このため、コンデンサ
19を接続することによって、閾値電圧の立上がりおよ
び立ち下がりを遅くしている。
【0009】図5は、最大受信レベルにおける比較器の
入出力電圧の関係を表わしたものである。図中、左側に
示したパルス状の波形61は受光レベルに応じて反転入
力端子17に印加される入力信号の波形を表わしてい
る。右側の矩形波62は、比較器11の出力波形を表わ
している。半導体受光素子51の受光する光信号がディ
ジタル信号を伝送している場合には、そのハイレベルに
対応した光の強度は受信レベルによって変化する。これ
に対して、そのローレベルに対応した光の強度は受信レ
ベルに係わらずほぼ一定になる。また、光受信回路の増
幅器22の出力と比較器11の反転入力端子17は、コ
ンデンサを介さずに直流結合されている。したがって、
入力信号のピーク電圧は、受信する光信号の強度に応じ
て変化するが、入力信号の最小電圧はほぼ一定になる。
【0010】比較器11は比較結果として、ほぼ電源電
圧に等しいハイレベル信号63と、ほぼ接地電位に等し
いローレベル信号64のいずれかを出力するようになっ
ている。比較器11の出力がハイレベルからローレベル
に変化するときの閾値電圧65は、入力信号の最小電圧
66とハイレベル信号63の電圧の電位差を、抵抗器1
8と抵抗器52によって分圧した電圧になっている。こ
のとき入力信号の最小電圧66と閾値電圧65との差の
電圧67はΔVTHLになっている。一方比較器11の出
力電圧がローレベルからハイレベルに変化するときの閾
値電圧68は、入力信号のピーク電圧69とローレベル
信号64の電圧の電位差を分圧した値であり、ピーク電
圧69と閾値電圧68の差の電圧71はΔVTHHになっ
ている。入力信号の最小電圧は受信レベルに係わらずほ
ぼ一定であるので、ΔVTHLの大きさおよび閾値電圧6
5はほとんど変化しない。これに対し、ΔVTHHの大き
さおよび閾値電圧68は入力信号のピーク電圧69、す
なわち受信レベルによって変化する。
【0011】図6は、最小受信レベルにおける比較器の
入出力電圧の関係を表わしたものである。図5と同一の
部分には同一の符号を付してその説明を適宜省略する。
比較器11の出力電圧がハイレベルからローレベルに変
化するときの閾値電圧65およびΔVTHLの大きさは、
最小受信レベルのときでも、図5に示した最大受信レベ
ルの場合と変わらない。一方、入力信号のピーク電圧8
1は、受信レベルに応じて低くなっている。このため、
出力電圧がローレベルからハイレベルに変化するときの
閾値電圧82およびΔVTHHの大きさは、それぞれ小さ
い値になっている。このように、閾値電圧66およびΔ
THLの大きさは受光レベルに係わらず一定になってい
るので、受信する光信号の強度が小さくても、その立上
がり時点で比較器の入力電圧がこの閾値電圧を越えるこ
とができ、比較器の出力電位を反転させることができ
る。一方、入力信号のピーク電圧に応じて閾値電圧82
およびΔVTHHは変化するので、ピーク電圧の大小に係
わらずを2値化処理を適切に行うことができるようにな
っている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】電源から生じるノイズ
や比較器11の入力オフセット、増幅器22の出力電位
のオフセットおよび温度の影響によるドリフトを考慮す
ると、ΔVTHLおよびΔVTHHはそれぞれ一定以上の大
きさが必要である。たとえば、これらの大きさとして5
0ミリボルト必要であるものとする。図4に示した従来
から使用されている光受信回路では、抵抗器18、52
の分圧比を適当に設定すると、光信号の受信レベルがあ
る程度以上であれば、これらを50ミリボルト以上にす
ることができる。入力信号の最小電圧66は定まってい
るので、これに50ミリボルトを加えた閾値電圧65も
一定になる。また、比較器11のハイレベル信号の電圧
63も一定であるので比較器11の非反転入力端子15
にこの閾値電圧65を印加するための抵抗器18と抵抗
器52の抵抗値の比も定まる。比較器11のローレベル
信号の電圧64は一定であり、かつ抵抗器18と抵抗器
52の抵抗値の比は固定されているので、入力信号のピ
ーク電圧において非反転入力端子15に加わる閾値電圧
のピーク電圧に対する比は一定になる。比較器11の出
力がローレベルからハイレベルに変化するときの閾値電
圧82が、ハイレベルからローレベルに変化するときの
閾値電圧65に等しくなったときが、受信可能なピーク
電圧81の最小値になる。以後閾値電圧65を最小閾値
電圧と呼ぶことにする。最小閾値電圧65が、比較器1
1の出力するハイレベル信号の電圧63とローレベル信
号64の電圧の中心の電圧であれば、最小受信レベルに
おけるΔVTHLとΔVTHHの大きさが均等になるので、
受信可能なピーク電圧81を最も小さくすることができ
る。
【0013】増幅器22と比較器11を交流結合し、適
当なオフセット電圧を与えれば入力信号の中心電位を比
較器11のハイレベル信号の電圧63とローレベル信号
の電圧64の中心に設定することができる。したがっ
て、最小受信レベルにおいてΔVTHLとΔVTHHの大き
さを等しくすることができ受信可能な最小受信レベルを
小さくすることができる。光通信の幹線系のようにデー
タが常に伝送され、しかもスクランブルが掛けられてい
るような場合には、入力される光信号の値が常に変化す
るので交流結合することができる。しかしながら加入者
系通信のように、データが常に送られるとは限らず、バ
ースト状に通信が行われる場合には交流結合することが
できない。一方、最小閾値電圧65が比較器11のハイ
レベル信号とローレベル信号の電圧63、64の中心電
圧になるようにオフセット電圧を与えて直流結合する
と、大振幅の光信号を受信したときのピーク電圧が比較
器11の入力電圧範囲を越えてしまうことがある。この
ため、直流結合する場合に与えるオフセット電圧はある
程度以下の低い電圧に設定しなければならない。さら
に、比較器11の出力するハイレベル信号の電圧63お
よびローレベル信号の電圧64は、後続する回路とのイ
ンターフェイスを適切に行うためには、定められた電圧
範囲にとらなければならない。たとえば、TTLレベル
でインターフェイスするときは、ハイレベル信号の電圧
をほぼ5ボルトに、ローレベル信号の電圧をほぼ0ボル
トにしなければならない。
【0014】このように、バースト状のデータを受信す
る可能性があるときは交流結合を用いることができず、
また、オフセット電圧を低く設定しなければならない。
したがって、最小閾値電圧65は、比較器の出力するハ
イレベル信号とローレベル信号の電圧63、64の中心
からずれてしまう。たとえば最小閾値電圧がローレベル
信号の電圧64に近い1.5ボルト程度であるとする。
このとき、ΔVTHLが50ミリボルトになるように抵抗
器18と抵抗器52の抵抗値の比を設定すると、入力信
号のピーク電圧が小さくなり比較器11に入力される閾
値電圧が最小閾値電圧65になったときには、ΔVTH
は50ミリボルト以下になってしまう。このため、ΔV
THHを50ミリボルト以上確保するためには、最小受信
レベルが大きくなってしまうという問題があった。
【0015】そこで本発明の目的は、簡単な回路構成に
よって最小受信レベルを小さくすることのできる光受信
回路を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、受光した光信号の強度に応じた電圧信号を出力する
光電変換手段と、この光電変換手段の出力をその反転入
力端子から入力するとともにその非反転入力端子に印加
される電圧よりも反転入力端子に入力される電圧が低い
とき所定の電圧のハイレベル信号を出力し反転入力端子
に入力される電圧が非反転入力端子に印加される電圧よ
りも高いときハイレベル信号よりも低い一定電圧のロー
レベル信号を出力する比較手段と、ハイレベル信号の電
圧とローレベル信号の電圧のうち光信号の強度が増加す
るとき比較手段の非反転入力端子に印加すべき所定の閾
値電圧との差の少ない方の信号電圧にほぼ等しい一定電
圧を供給する電圧供給手段と、この電圧供給手段の出力
電圧と比較手段の出力電圧との電位差を所定の分圧比で
分圧し比較手段からハイレベル信号が出力されたときに
生じる分圧電圧と所定の閾値電圧との間の電位差とロー
レベル信号が出力されたときに生じる分圧電圧と所定の
閾値電圧との間の電位差との差を減少させる第1の分圧
手段と、この第1の分圧手段の出力する分圧電圧と反転
入力端子に印加される電圧との間の電位差を予め定めら
れた分圧比で分圧し比較手段の非反転入力端子に閾値電
圧を与える第2の分圧手段とを光受信回路に具備させて
いる。
【0017】すなわち請求項1記載の発明では、比較手
段の出力するハイレベル信号またはローレベル信号の電
圧のうち光信号の強度がピークに向かって変化するとき
に設定すべき閾値電圧との差の少ない方の信号電圧にほ
ぼ等しい電圧を定電圧源によって生成している。そし
て、比較手段の出力電圧とこの定電圧源の出力する電圧
の差の電圧を第1の分圧手段によって分圧している。さ
らにこの分圧電圧と比較手段の反転入力端子に入力され
る電圧との差の電圧を第2の分圧手段によって分圧し、
これを比較手段の非反転入力端子に閾値電圧として入力
している。第1の分圧手段の両端の電圧の電位差が大き
いときは、比較手段の出力電圧と分圧電圧の差が大きく
なる。両端の電位差が小さいときは比較手段の出力電圧
と分圧電圧の差は小さくなる。したがって、所定の閾値
電圧とその差の小さい方の電圧を電圧供給手段から出力
し比較手段の出力電圧との電位差を分圧すると、その差
の大きい方の電圧を所定の閾値電圧に近づけることがで
きる。したがって、ハイレベル信号が出力されたときに
第1の分圧手段に生じる分圧電圧と所定の閾値電圧との
間の電位差とローレベル信号が出力されたときに生じる
分圧電圧と所定の閾値電圧との間の電位差との差を小さ
くすることができる。これにより、最小受信レベルを小
さくすることができる。
【0018】請求項2記載の発明では、所定の正のオフ
セット電圧に受光した光信号の強度に応じた電圧を加え
た電圧信号を出力する光電変換手段と、この光電変換手
段の出力をその反転入力端子から入力するとともにその
非反転入力端子に印加される電圧よりも反転入力端子に
入力される電圧が高いときほぼ接地電位に等しい一定電
圧のローレベル信号を出力し反転入力端子に入力される
電圧が非反転入力端子に印加される電圧よりも低いとき
オフセット電圧よりも高い所定の閾値電圧の2倍以上の
一定電圧のハイレベル信号を出力する比較手段と、この
比較手段の出力電圧と接地電位との電位差を所定の分圧
比で分圧し比較手段からハイレベル信号が出力されたと
きに生じる分圧電圧と所定の閾値電圧との間の電位差と
ローレベル信号が出力されたときに生じる分圧電圧と所
定の閾値電圧との間の電位差との差を減少させる第1の
分圧手段と、この第1の分圧手段の出力する分圧電圧と
反転入力端子に印加される電圧との電位差を予め定めら
れた分圧比で分圧し比較手段の非反転入力端子に閾値電
圧を与える第2の分圧手段とを光受信回路に具備させて
いる。
【0019】すなわち請求項2記載の発明では、比較手
段の出力するローレベル信号がほぼ接地電位であり、所
定の閾値電圧とハイレベル信号の電圧との電位差よりも
ローレベル信号の電圧との電位差の方が小さくなってい
る。比較手段の出力電圧と接地電位との間の電位差を第
1の分圧手段によって分圧することによってハイレベル
信号が出力されたときの分圧電圧を所定の閾値電圧に近
づけることができる。したがって、ハイレベル信号が出
力されたときに第1の分圧手段に生じる分圧電圧と所定
の閾値電圧との間の電位差とローレベル信号が出力され
たときに生じる分圧電圧と所定の閾値電圧との間の電位
差との差が小さくなり、最小受信レベルを小さくするこ
とができる。また、接地すれば良いので電圧供給手段を
用意する必要がなく回路構成を簡略化することができ
る。
【0020】請求項3記載の発明では、比較手段からハ
イレベル信号が出力されたときに第1の分圧手段から出
力される分圧電圧と所定の閾値電圧との間の電位差とロ
ーレベル信号が出力されたとき第1の分圧手段から出力
される分圧電圧と所定の閾値電圧との間の電位差とが等
しくなるように第1の分圧手段の分圧比を設定してい
る。
【0021】すなわち請求項3記載の発明では、ハイレ
ベル信号が出力されたときに第1の分圧手段の出力する
分圧電圧と所定の閾値電圧との間の電位差とローレベル
信号が出力されたときに生じる分圧電圧と所定の閾値電
圧との間の電位差とが等しい。このため、最小受信レベ
ルをより小さくすることができる。
【0022】請求項4記載の発明では、受光する光信号
の強度が最小のとき第2の分圧手段の出力する分圧電圧
が所定の閾値電圧と一致するように第2の分圧手段の分
圧比を設定している。
【0023】すなわち請求項4記載の発明では、受光す
る光信号の強度が最小のとき第2の分圧手段の出力する
分圧電圧が所定の閾値電圧と一致するように第2の分圧
手段の分圧比が設定されている。光信号のピーク強度は
受信レベルに応じて変化するが、光信号の最小レベルは
受信レベルによってほとんど変化しない。また、光信号
のピーク強度が大きくなればなるほどピークでの光電変
換手段の出力電圧と、第2の分圧手段のら出力する閾値
電圧との差は大きくなる。したがって、受光した光信号
の強度が最小のときの光電変換手段の出力電圧に対して
必要なだけのマージンを持つように所定の閾値電圧を定
めておけば、この電圧が分圧電圧になるように第2の分
圧手段の分圧比を設定することで、誤りなく2値化する
ことができる。さらに、第1の分圧手段の出力する分圧
電圧と所定の閾値電圧との電位差がハイレベル信号とロ
ーレベル信号のいずれが出力されたときも等しくなって
いれば、第2の分圧手段の分圧比をこのように設定する
ことによって最小受信レベルを最も小さくすることがで
きる。
【0024】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0025】図1は、本発明の一実施例における光受信
回路の回路構成を表わしたものである。図4と同一の部
分には同一の符号を付してその説明を適宜説明する。比
較器11の出力は、直列接続された抵抗器12と抵抗器
13を介して接地されている。抵抗器12と抵抗器13
の接続点14と比較器11の非反転入力端子15の間に
は抵抗器16が接続されている。また、比較器11の非
反転入力端子15と反転入力端子17の間には抵抗器1
8が接続されている。また、比較器11の非反転入力端
子15はコンデンサ19を介して接地されている。抵抗
器12および13は分圧回路21を構成している。比較
器11の出力電圧を分圧回路21によって分圧した電位
と、反転入力端子17の電位との電位差が抵抗器18、
17によって分圧されて非反転入力端子15に与えられ
比較器11の閾値電圧になっている。
【0026】比較器11の出力電圧は、ハイレベルとロ
ーレベルの2値のいずれかの値をとることができ、ハイ
レベルの電圧は4.8ボルトに、ローレベルに電圧は
0.3ボルトにそれぞれ設定されいる。コンデンサ19
の容量および各抵抗器の値は、入力される光信号の1パ
ルスの期間よりも、閾値電圧の立上がりおよび立下がり
の時定数の方が小さくなるように設定されている。ま
た、比較器11の反転入力端子17から入力される入力
信号の立上がりおよび立下がりよりも、閾値電圧の立上
がりおよび立下が緩やかになるように設定されている。
ここでは、光信号によって伝送される情報の伝送速度が
20Mb/sと高速であるため、比較器11の入力容量
や入力抵抗の影響が大きく現われる。このため、20ピ
コ・ファラッド(pF)と小さい容量のコンデンサを用
いている。
【0027】比較器11の入力信号の最小電圧は増幅器
22によって加えられるオフセット電圧によって、ほぼ
1.2ボルトになっている。ΔVTHLおよびΔVTHHを
それぞれ50ミリボルト以上確保する場合において、受
信可能な最小受信レベルを最も小さくするための各抵抗
器の抵抗値は以下のようにして定められている。簡単化
のために、比較器11の出力がローレベル(0.3ボル
ト)のときにおける接続点14での分圧電圧はほぼ
“0”ボルトであるものとする。このとき、ΔVTHLと
ΔVTHHがそれぞれ50ミリボルトであるので最小受信
レベルにおけるピーク電圧は、1.2ボルトに100ミ
リボルトを加えた1.3ボルトになり、最小閾値電圧は
1.25ボルトになる。抵抗器16と抵抗器18の比は
固定値をとるのでΔVTHLとΔVTHHの値を等しくする
ためには、比較器11の出力がハイレベルのときにおけ
る接続点14の電圧が、最小閾値電圧のほぼ2倍になれ
ばよい。したがって、比較器11の出力がハイレベルの
ときの接続点14の電圧は1.25ボルトの2倍である
2.5ボルトになればよい。比較器11のハイレベルは
ほぼ5ボルトであるので、抵抗器12と抵抗器13によ
る分圧比は1対1に設定することになる。ここでは、こ
れらの抵抗器の値を2キロオームに設定してある。
【0028】また、最小受信レベルの場合においてΔV
THLとΔVTHHの大きさを50ミリボルトにするために
は、抵抗器18と抵抗器16の分圧比をほぼ1対25に
すればよい。これは接続点14の電位がほぼ0ボルトの
ときに、最小閾値電圧とΔV THHがそれぞれ1.25ボ
ルトと50ミリボルトなるように分圧比を定めたもので
ある。接続点14の電位が2.5ボルトのときに、最小
閾値電圧とΔVTHLがそれぞれ1.25ボルトと50ミ
リボルトにするように分圧比を定めても同様の結果にな
る。ここでは抵抗器18の抵抗値を1.8キロオーム
に、抵抗器16の抵抗値を45キロオームにしている。
このように、最小閾値電圧が、比較器11の出力がハイ
レベルとローレベルのときに接続点14にそれぞれ生じ
る電圧の中心の電圧になるように抵抗器12、13によ
る分圧比を設定すれば、ΔVTHLと最小受信レベルにお
けるΔVTHHの大きさを等しくすることができる。ま
た、最小受信レベルのときにΔVTHLとΔVTHHがマー
ジンとして必要な大きさになるように抵抗器16と抵抗
器18の分圧比を設定すれば、最小受信レベルにおいて
も2値化処理を誤り無く行うことができる。
【0029】図2は、最大受信レベルの光信号を受信し
たときにおける光受信回路の各部の波形を表わしたもの
である。図中、左側のパルス状の波形31は、比較器1
1の反転入力端子に入力される入力信号を表わしてい
る。右側の矩形波32は比較器11の出力電圧波形を表
わしている。右から2番目の矩形波33は、抵抗器12
と抵抗器13の接続点における波形を表わしている。入
力信号がピーク電圧34のときの閾値電圧35は、ピー
ク電圧34と矩形波33のローレベルの電圧36の電位
差に対する抵抗器18と抵抗器16の分圧点37の電位
になっている。一方、入力信号が最小電圧38のときの
閾値電圧39は、最小電圧38と矩形波33のハイレベ
ルの電圧41に対応する分圧点37の電位になってい
る。最大受信レベルのときには、ΔVTHHは50ミリボ
ルト以上になっている。また、ΔVTHLは50ミリボル
トちょうどになっており、それぞれノイズなどに対して
十分なマージンが確保されている。
【0030】図3は、最小受信レベルの光信号を受信し
たときにおける光受信回路の各部の波形を表わしたもの
である。図2と同一の部分には同一の符号を付してその
説明を適宜省略する。入力信号が最小電圧38のときの
閾値電圧39は、最大受信レベルの場合と同一である。
入力信号が最小受信レベルのときのピーク電圧42にな
ったときには、閾値電圧は最小閾値電圧39と一致す
る。そしてこのときのΔVTHHは50ミリボルトであ
り、ΔVTHLと同じになっている。このように、分圧電
圧のハイレベル41とローレベル36の中心の電圧が最
小閾値電圧39に一致するように分圧回路21によって
比較器11の出力電圧が分圧されている。その結果ΔV
THHとΔVTHLの大きさを等しくすることができ、必要
なマージンを確保しながら、最小受信レベルを1.3ボ
ルトまで下げることが可能になっている。
【0031】以上説明した実施例では、最小閾値電圧に
おけるΔVTHLおよびΔVTHHとして必要な大きさを5
0ミリボルトに設定しているが、これに限るものではな
い。また、各抵抗器の抵抗値もこれらに限定されるもの
ではない。また、実施例では入力される光の強度が強い
ほど比較器の入力信号の電圧が大きくなるようになって
いる。これとは逆に、光が入力されないときに最大電圧
となり、光の強度が強くなるほど入力電圧が小さくなる
ような場合もある。このときは、抵抗器13の一端を接
地する代わりに、5ボルトの定電圧源に接続するように
すればよい。比較器11の出力電圧がそのハイレベル、
すなわちほぼ5ボルトのときは、分圧回路21の分圧電
圧としてほぼ5ボルトが取り出される。一方、比較器1
1の出力電圧が0ボルトに近いローレベルのときは、5
ボルトの電位差が分圧されるので、0ボルトに比べて高
い分圧電圧になる。分圧比を適当に設定することによて
分圧回路21の出力電圧のローレベルとハイレベルの中
心電圧を最小閾値電圧にすることができる。
【0032】さらに、比較器11が2電源で駆動され、
たとえばそのハイレベルが+5ボルトでそのローレベル
が−5ボルトであるものとする。このとき設定すべき最
小閾値電圧が0ボルト以上であれば、抵抗器13に+5
ボルトの定電圧源を接続し、最小閾値電圧が0ボルト以
下であれば、抵抗器13を−5ボルトの定電圧源に接続
する。このようにすると、分圧回路21の分圧比を適宜
設定することによって、分圧回路21の出力電圧のハイ
レベルとローレベルの中心電圧を最小閾値電圧に設定す
ることができる。すなわち、比較器11の出力する2つ
の電圧のうち、最小閾値電圧に近い方の電圧で抵抗器1
3を駆動することで、分圧回路21の出力電圧のハイレ
ベルとローレベルの中心電圧が最小閾値電圧になるよう
に設定することができる。したがって、比較器11の出
力電圧や、比較器11の入力電圧がどのような電圧であ
っても、ΔVTHLとΔVTHHとして必要な大きさを確保
しながら最小受信レベルを最も小さくするにすることが
できる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、比較手段の出力するハイレベル信号の電圧と
ローレベル信号の電圧のうち所定の閾値電圧との差の大
きい方の電圧を、分圧によりこの閾値電圧に近づけてい
る。これにより、最小受信レベルを小さくすることがで
きる。
【0034】また請求項2記載の発明によれば、比較手
段の出力電圧と接地電位との電位差を分圧しているの
で、ハイレベル信号が出力されたときの分圧電圧を、所
定の閾値電圧に近づけることができる。これにより最小
受信レベルを小さくすることができる。さらに、接地す
れば良いので電圧供給手段が不要になり回路構成を簡略
化できるとともに、光受信回路が単一電源で駆動される
ような場合に好適である。
【0035】さらに請求項3記載の発明によれば、ハイ
レベル信号が出力されたときに第1の分圧手段の出力す
る分圧電圧と所定の閾値電圧との間の電位差とローレベ
ル信号が出力されたときに生じる分圧電圧と所定の閾値
電圧との間の電位差とを等しくしている。その結果、最
小受信レベルをより小さくすることができる。
【0036】また請求項4記載の発明によれば、光信号
の強度が最小レベルのとき非反転入力端子に所定の閾値
電圧が加わるように第2の分圧手段の分圧比を設定して
いる。受光した光信号の強度が最小のときの光電変換手
段の出力電圧に対して必要最小限のマージンを持つよう
に所定の閾値電圧を定めておけば、2値化処理を誤り無
く行うことができる。さらに、第1の分圧手段の出力す
る分圧電圧と所定の閾値電圧との電位差がハイレベル信
号とローレベル信号のいずれが出力されたときも等しく
なるように第1の分圧手段の分圧比を設定すると、最小
受信レベルを最も小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における光受信回路の構成を
表わした回路図である。
【図2】図1に示した光受信回路が最大受信レベルの光
信号を受信したときにおける各部の波形を表わした波形
図である。
【図3】図1に示した光受信回路が最小受信レベルの光
信号を受信したときにおける各部の波形を表わした波形
図である。
【図4】従来から使用されている光受信回路の構成を表
わした回路図である。
【図5】図4に示した従来の光受信回路が最大受信レベ
ルの光信号を受信したときにおける各部の波形を表わし
た波形図である。
【図6】図4に示した従来の光受信回路が最小受信レベ
ルの光信号を受信したときにおける各部の波形を表わし
た波形図である。
【符号の説明】
11 比較器 12、13、16、18 抵抗器 22 増幅器 51 半導体受光素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/14 10/04 10/06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受光した光信号の強度に応じた電圧信号
    を出力する光電変換手段と、 この光電変換手段の出力をその反転入力端子から入力す
    るとともにその非反転入力端子に印加される電圧よりも
    反転入力端子に入力される電圧が低いとき所定の電圧の
    ハイレベル信号を出力し反転入力端子に入力される電圧
    が非反転入力端子に印加される電圧よりも高いときハイ
    レベル信号よりも低い一定電圧のローレベル信号を出力
    する比較手段と、 前記ハイレベル信号の電圧と前記ローレベル信号の電圧
    のうち前記光信号の強度が増加するとき前記比較手段の
    非反転入力端子に印加すべき所定の閾値電圧との差の少
    ない方の信号電圧にほぼ等しい一定電圧を供給する電圧
    供給手段と、 この電圧供給手段の出力電圧と前記比較手段の出力電圧
    との電位差を所定の分圧比で分圧し前記比較手段からハ
    イレベル信号が出力されたときに生じる分圧電圧と前記
    所定の閾値電圧との間の電位差とローレベル信号が出力
    されたときに生じる分圧電圧と前記所定の閾値電圧との
    間の電位差との差を減少させる第1の分圧手段と、 この第1の分圧手段の出力する分圧電圧と前記反転入力
    端子に印加される電圧との間の電位差を予め定められた
    分圧比で分圧し前記比較手段の非反転入力端子に閾値電
    圧を与える第2の分圧手段とを具備することを特徴とす
    る光受信回路。
  2. 【請求項2】 所定の正のオフセット電圧に受光した光
    信号の強度に応じた電圧を加えた電圧信号を出力する光
    電変換手段と、 この光電変換手段の出力をその反転入力端子から入力す
    るとともにその非反転入力端子に印加される電圧よりも
    反転入力端子に入力される電圧が高いときほぼ接地電位
    に等しい一定電圧のローレベル信号を出力し反転入力端
    子に入力される電圧が非反転入力端子に印加される電圧
    よりも低いとき前記オフセット電圧よりも高い所定の閾
    値電圧の2倍以上の一定電圧のハイレベル信号を出力す
    る比較手段と、 この比較手段の出力電圧と接地電位との電位差を所定の
    分圧比で分圧し前記比較手段からハイレベル信号が出力
    されたときに生じる分圧電圧と前記所定の閾値電圧との
    間の電位差とローレベル信号が出力されたときに生じる
    分圧電圧と前記所定の閾値電圧との間の電位差との差を
    減少させる第1の分圧手段と、 この第1の分圧手段の出力する分圧電圧と前記反転入力
    端子に印加される電圧との電位差を予め定められた分圧
    比で分圧し前記比較手段の非反転入力端子に閾値電圧を
    与える第2の分圧手段とを具備することを特徴とする光
    受信回路。
  3. 【請求項3】 前記比較手段からハイレベル信号が出力
    されたときに前記第1の分圧手段から出力される分圧電
    圧と前記所定の閾値電圧との間の電位差とローレベル信
    号が出力されたとき第1の分圧手段から出力される分圧
    電圧と前記所定の閾値電圧との間の電位差とが等しくな
    るように第1の分圧手段の分圧比が設定されていること
    を特徴とする請求項1または請求項2記載の光受信回
    路。
  4. 【請求項4】 受光する光信号の強度が最小のとき前記
    第2の分圧手段の出力する分圧電圧が前記所定の閾値電
    圧と一致するように第2の分圧手段の分圧比が設定され
    ていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の
    光受信回路。
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