JPS58169751A - 回路しや断器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 流しゃ断器等の異常電流に応動する回路しゃ断器に係り
、特に漏電電流検出装置における零相変流器の固定構造
に関する。

従来のこの種回路しゃ断器は、外部操作用の操作・・ン
ドル、この操作・・ンドルにリンク機構を介して連結さ
れた開閉機構の開閉を行なう作動子、回路の異常事態が
発生した場合に零相変流器により電磁装置を作動させ、
上記係合を解除して開閉機構を開放する引外し機構など
の主要構成部品を相互に関連させて組立てたものとなっ
ている。

そして上記零相変流器、他の回路部品とともに基台上に
配置され、回路しゃ断器のカバーによって固定されてい
る。

そのため固定が確実でなく、かつ他の部品とともに基台
上に配置されるために広い面積を必要とし、小型化の実
現が困難であった。

本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、基台に
設けた凹所内壁に切欠を形成し、この切欠に零相変流器
を立てた状態で収納し、かつ凹所を塞ぐ底板に設けた回
路ユニット収納ケースの一部で前記変流器を位置決め固
定するようにした回路しゃ断器を提供することを目的と
する。

以下に本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第１図は、本発明に係る回路しゃ断器の縦断面図である
。

同図において、基台１に電流の人、出力端子２゜３が取
り付けられ、入力端子２には固定接点４が取り付けられ
る。

この固定接点４に対して可動接点５の一端が基台１の立
ち立り部６に固定され、他端はスライド片７によって挾
持されている。

スライド片７は、基台１と一体成形された突起部８に設
けた鉛直方向のスリット９内にスプリング１０を介して
収納されている。

スライド片７の中央部には抑圧板１１が尚接し、この抑
圧板１１は、リンク機構１２と連結され、さらにこのリ
ンク機構１２は操作ハンドル１３と結合されている。

したがって、操作ハンドル１３を軸１４を中心に回動さ
せれば、リンク機構１２が軸１５を中心に作動し、リン
ク機構に結合された抑圧板１１を押し下げる。この押圧
板１．１の変位に伴ない、抑圧板１１に当接しているス
ライド片７をスプリング１０のスプリング力に抗して下
方に押し下げる。

しかしてスライド片７には、可動接点５が挟持れ、固定
接点４と接触する。

この固定接点４と可動接点５とが接触した状態で前記リ
ンク機構１２、すなわちトグルジヨイント機構によって
、リセット状態が維持される。

上記のリンク機構１２、操作ハンドル１３、抑圧板１１
等は、基台１の立ち立り部８の凹所内に収納された機構
フレーム１６に塔載される。

リンク機構１２に結合された押圧板１１の後端１１ａは
、引外し機構１７と係合している。この引外し機構１７
は、クランク片１８を有し、軸１９を中心に回動するよ
うに構成されている。

クランク片１８の一端には、突起２０が設けられ７、こ
の突起２０はバイメタル２１に対向している。

前記バイメタル２１は、鉛直方向に垂設され、一端が可
動接点５の後端と接続されている。

また、バイメタル２１の自由端には、零相変流器２２が
電気的に接続されている。

前記機構フレーム１６に近接して電磁装置２３が設けら
れる。

すなわち、電磁装置２３は、フレーム２４内にボピ／２
５を取り付け、このボビン２５に所定の巻数のコイルを
巻回し、かつプランジャ２６を備えている。なお、フレ
ーム２４は電磁回路の一部を形成する。

しかして、漏電電流により電磁装置２３が作動すると、
プランジャ２６が突出し、引外し機構１７のクランク片
１８を軸１９を中心に回動させ、押圧板１１の後端１１
ａとの係合を解き、これによってリセットされた可動接
点５が固定接点４と離れ、回路がしゃ断される。

また、過電流が流れた場合には、零相変流器２２を介し
てバイメタル２１に電流が流れ、バイメタル２１の自由
端がわん曲し、クランク片１８の突起２０を押すことに
より、軸１９を中心に回動し、前記同様に引外し機構１
７が解除され、回路がしゃ断状態となる。

上記基台ｌの底部２７は、一定の面積だけくり抜かれ凹
所２８が形成される。この凹所２８には、回路ユニット
収納ケース２９を設けた底板３０が嵌め込まれる。底板
３０の長手方向の両端には起立した爪片３１が設けられ
、この爪片３１が凹所２８の端縁３２に引っ掛かるよう
に構成されている。

前記回路ユニット収納ケース２９内には、あらかじめプ
リント基板３３に回路部品３４を塔載し、所定の回路構
成を行なった回路ユニット３５を収納する。

前記零相変流器２２の固定方法の詳細は、第２図に示す
ように基台１の凹所２８の長手方向の一端内壁に切欠３
６を設け、この切欠３６に零相変流器２２を立てた状態
でコアの一部を収納し、底板３０で位置決め固定する。

すなわち、回路ユニット収納ケース２９の長手方向の一
端に零相変流器２２のコアの幅に相当する凹部３７と、
この凹部３７内にコアの鉛直方向の位置を規制するため
の支持壁３８とを設け、底板３０で凹所２８を塞ぐ際に
、それらが互いに嵌合して位置決め固定されるように構
成されている。

−ヒ記の説明から明らかなように本発明によれば零相変
流器２２を基台ｌ上に配置することなく、基台１に設け
た凹所内壁にコアを立てた状態で収納し、かつ底板３０
に形成した回路ユニット収納ケース２９の一部で位置決
め固定するようにしたので基台１上の設置面積が広くな
らず小型化を実現することができる。

また、零相変流器２２は、ねじ止め等の固定手段を用い
ず、切欠３６に嵌め込み支持壁３８でおさえるのみであ
るから組立て作業が容易であり、かつ製造原価を低減す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、回路しゃ断器の縦断面図、第２図は、零相変
流器の固定構造の詳細を示す斜視図である。 １・・・基　台、　　　　　２７・・・底　面、２８・
・・凹　所、　　　　　２２・・・零相変流器、２９・
・・回路ユニット収納ケヒス、 ３０・・底　板、　　　　３７・・・凹　所、３８・・
・支持壁 出願代理人　弁理士　菊　池　五　部 ＷＩＩ鉦の浄書（内存に変更なし） 第　ｌ　＠ 第　２　図 手続補正書（方　式） ％式％ １、事件の表示 昭和５７で１　特　許　１第５１９６０号３、　補正を
する者 Ｊｌ’ｆｆ＋との関係　特許出願人 ４、代理人 ５　補正命令の日付　　昭和５７年６月２９日（発送日
）６　補正により増加する発明の数 “Ｍ　ｆｏ　Ｗ　６□、、９カ、□□。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 底面に開口する凹所を設け、この凹所の長手方向の一端
   内壁面に零相変流器のコアの一部カー収納される切欠を
   形成した基台と、前記凹所内に収納される回路ユニット
   収納ケースを有し、このケースの外壁の一部に前記零相
   変流器を位置決め固定する凹所及び支持壁を形成した底
   板とを有することを特徴とする回路しゃ断器。