JPH08138851A - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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JPH08138851A
JPH08138851A JP28103994A JP28103994A JPH08138851A JP H08138851 A JPH08138851 A JP H08138851A JP 28103994 A JP28103994 A JP 28103994A JP 28103994 A JP28103994 A JP 28103994A JP H08138851 A JPH08138851 A JP H08138851A
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JP
Japan
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circuit
power supply
door
control circuit
power
Prior art date
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Pending
Application number
JP28103994A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyuki Kanekawa
則之 金川
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Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home Tech Ltd
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Publication date
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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 加熱調理時以外の不使用時の無駄な電力消費
をなくした高周波加熱装置を得る。 【構成】 電源回路20は供給する電源として太陽電池
21と商用電源1の2系統を備え、制御回路18に電源
回路20の電源の立ち上がりを検出して制御回路18を
リセットするリセット回路22を設けると共に、ONす
ることによって制御回路18へ電源を供給する前記電力
開閉手段17をドアスイッチ16に並列に接続し、制御
回路18はリセット回路22からのリセット信号に基づ
いてドアが閉じてから一定時間内に前記ドアスイッチ回
路27またはキー入力回路24から入力がない場合に電
力開閉手段17をOFFさせるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロコンピュータ
(以下マイコンと称す)を備えた制御回路で制御する電
子レンジなどの高周波加熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のマイコンを備えた制御回路で制御
される高周波加熱装置は、食品を加熱する加熱源と、加
熱源の選択および加熱時間の設定をするキー入力回路と
ドアの開閉を検出するドアスイッチ回路とを備えて加熱
源を制御する制御回路と、制御回路への電源を供給する
電源回路等からなり、加熱源にて食品を加熱調理するも
の(例えば、実開昭55−1164号公報参照)があ
り、食品を加熱調理していない時でも制御回路に電源が
供給されていた。
【0003】また、食品を加熱調理していない時の電力
のむだな消費を減少させるものとして、調理時及び蓄電
部の電力不足時に蓄電する蓄電部を設け、非調理時は加
熱源部はオフし、制御回路部は蓄電部に蓄えた電力によ
り動作するようにしたもの(例えば、特開昭60−44
998号公報参照)がある。
【0004】
【発明が解決しょうとする課題】上記従来のマイコンを
備えた制御回路で動作する高周波加熱装置は、いずれも
食品を加熱調理していない時にでもキー入力の検出や時
計動作等のために常に制御回路に電源が供給されていた
が、使用目的から考えて一日の使用時間が大変短いのに
常に制御回路に電力が供給されるのは、たとえ消費され
る電力がと少なくても大変無駄なことである。
【0005】そこで、調理の停止状態が一定時間継続し
た時、電源から制御部への通電を遮断する通電制御手段
を設け、制御部のマイコンその他の電気部品への不必要
な通電をなくしたもの(例えば、特開昭61−1474
90号公報参照)があるが、これでは食品を加熱調理し
ていない時にキー入力の検出や時計動作等もできず、使
い勝手が悪い。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するために、食品を加熱するための加熱源であるマグ
ネトロンや電熱ヒータなどの加熱源と、これら加熱源の
選択および加熱時間の設定をするキー入力回路とドアの
開閉を検出するドアスイッチ回路とを備える制御回路
と、制御回路への電源を作る電源回路と、電源回路と商
用電源との間に電力開閉手段と、ドアの開成/閉成に連
動してON/OFF動作するドアスイッチとで構成した
高周波加熱装置において、制御回路への電源を作る電源
回路は太陽電池と商用電源の2系統で構成し、制御回路
に電源回路の電源の立ち上がりを検出して制御回路をリ
セットするリセット回路を設け、さらに制御回路へ電源
を供給する電力開閉手段をドアスイッチに並列に接続
し、制御回路はリセット回路からのリセット信号に基づ
いてドアが閉じてから一定時間内にドアスイッチ回路ま
たはキー入力回路から入力がない場合電力開閉手段をO
FFさせるようにした。
【0007】
【作用】本発明の高周波加熱装置は、通常の加熱調理時
は食品を加熱するためドアを開けると、ドアスイッチが
ONしリセット回路が電源回路の電源の立ち上がりを検
出し、リセット信号が出力されるので、制御回路がリセ
ットされ、電力開閉手段をONとし、ドアが閉じられて
から所定時間内にキー入力が行われると、その入力に従
い加熱源にて加熱調理が行われるが、非加熱時等、リセ
ット回路からのリセット信号に基づいてドアを閉じてド
アスイッチはOFFとなってから所定の時間内にドアが
開けられずドアスイッチ回路から入力がなかったり、あ
るいはドアが閉じられてから所定時間内にキー入力が行
われない時には、電力開閉手段をOFFさせることによ
り制御回路への電源の供給は商用電源からは停止し、太
陽電池のみからの供給となる。従って、明るい時は加熱
調理していない時に制御回路への通電が継続されるが、
暗い時は制御回路への通電も停止する。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を図1により説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例を示す高周波加熱
装置のブロック回路図であり、1は商用電源、2は電流
ヒューズ、3、4はドアの開閉に連動してOFF/ON
する主ドアスイッチである。5はモニタスイッチを兼ね
た副ドアスイッチで、上述の主ドアスイッチ3、4がド
ア開成時にOFFにならないでON状態となる故障が発
生した時に電流ヒューズ2を溶断するためのものであ
る。6は調理中に加熱室を照らすためのオーブンラン
プ、7は加熱室の底のターンテーブルを回転させるテー
ブルモータ、8は加熱室天井部に設けられたグリル用の
加熱源である電熱ヒータで、9も同様の加熱室低部に設
けられたオーブン用の加熱源である電熱ヒータである。
【0010】10はマグネトロンなどで構成された高周
波発生源、11はその高周波発生源10を冷却するファ
ンモータである。12、13、14は後述の制御回路に
制御されて上述電熱ヒータ8、9と高周波発生源10を
商用電源へ接続するリレーである。15はリレーであ
り、上述のオーブンランプ6、テーブルモータ7、電熱
ヒータ8、9、高周波発生源10およびファンモータ1
1からなる電力負荷回路と商用電源間に設けられて、後
述制御回路によってON/OFF制御されるものであ
る。16はドアの開閉に連動し、ドア開でONし、ドア
閉でOFFするドアスイッチである。17はこのドアス
イッチ16に並列に接続された電力開閉手段をなすリレ
ー(以下リレーと記す)で、後述制御回路によってON
/OFF制御されるものである。
【0011】18は制御回路で、19はこの制御回路1
8の情報処理装置であるところのマイコンである。20
はこの制御回路18の電源回路であり、21は部屋の明
かりや太陽光の明かりで電力を発生する太陽電池で、電
源回路20は太陽電池21からの電源や、前述のドアス
イッチ16とリレー17の並列回路によって接続された
商用電源1を制御回路18で使用する安定化した直流電
源に変換するものである。22はリセット回路で、電源
回路20の電源の立ち上がりを捉えてリセット信号を出
力するものである。23は電源回路20に接続した商用
電源1の周波数に同期した信号を出力するHz信号回路
である。
【0012】24はキー入力回路で、加熱源を選択した
り加熱時間を設定するためのものである。25は分量セ
ンサー回路で、ターンテーブルに乗せられた食品重量を
検出するためのものであり、26は食品の仕上がり温度
を検出する温度センサー回路、27はドアの開閉状態を
検出するドアスイッチ回路、28はキー入力回路24に
よって選択設定された加熱源の種類、加熱時間、検出さ
れた食品の重量のほかマイコン19の演算結果や調理者
に向けてのメッセージを表示する表示回路、そして29
はマイコン19の命令に基づいてリレー12、13、1
4、15および17を駆動する出力回路である。
【0013】次に、上記のように構成された本発明の一
実施例の作用を説明する。
【0014】図1の各スイッチ3、4、5、16の接点
位置はドアが閉まっている時の状態を示す。ドアが閉ま
っている時は主ドアスイッチ3、4がON状態にあり、
副ドアスイッチ5は接点bと接触し負荷を商用電源1に
接続している。またドアスイッチ16はOFFであるた
め、このドアスイッチ16を通しての制御回路18への
電力の供給は部屋が暗いときは遮断され、部屋が明るい
時は、太陽電池21から発生する電力で供給される。
【0015】次にドアを開けると、主ドアスイッチ3、
4がOFFになると共に、モニタスイッチとしての副ス
イッチ5が接点aに接触して負荷と商用電源1の接続を
切り離し、またドアスイッチ16がONする。この時部
屋が明るく太陽電池21から電源が供給されている時
は、リセット回路22が働くことはないが、部屋が暗い
ために太陽電池21からの電源が途絶えていた時は、電
源回路20で制御回路18の動作に必要な直流電源が作
られ、さらにリセット回路22が電源回路20の電源の
立ち上がりを検出し、マイコン19にリセット信号が出
力されると、マイコン19のプログラムが初期化され
る。
【0016】図2はリレー17のON/OFF制御に関
係した制御のみを示したマイコン19のゼネラルフロー
である。
【0017】初めに室内が暗く太陽電池21からの電力
が途絶えている状態から説明すると、食品を加熱室に入
れるためにドアを開けると、ドアスイッチ16がON
し、制御回路18の電源回路20に電力が供給される。
するとリセット回路22が電源回路20の電源の立ち上
がりを検出し、リセット信号が出力されるので、マイコ
ン19のプログラムは初期化される。そしてマイコン1
9はHz信号回路22から入力される周波数信号を時間
管理の基準信号とする。
【0018】次にマイコン19はドアスイッチ回路27
からドアが開いている情報が入力されることによって、
リレー17をONさせると共に一定のタイマー時間を設
定する。そしてドアが閉められた後タイマー時間の減算
を開始し、その間にキー入力回路24からのキー入力信
号またはドアスイッチ回路27からのドア開閉信号が入
力されない場合、残り時間がゼロになった時点でリレー
17をOFFさせる。
【0019】なお、残り時間がゼロになる前にキー入力
回路24やドアスイッチ回路27からの信号が入力され
ると、タイマー時間は再設定されるので、リレー17の
ONは延長される。このタイマーの時間値については、
調理者が表示間28を見ながらキー入力回路24から調
理メニューを設定したり、または調理が終了したことを
表示回路で確認するのに十分な長さにしてあるのはいう
までもない。
【0020】また、調理者が食品を加熱室内に入れてド
アを閉め、キー入力回路24を通じて加熱機能を設定し
た後で、加熱を開始させた時には、マイコン19は待機
状態から調理状態となる。そしてマイコン19は調理終
了後にはタイマーを再設定し減算を始める。なお、調理
プログラムに沿ってドアが開閉されたときには、ドアが
開けられてから再び閉められても電子レンジの不使用状
態が始まったとは判断しないようにしてあり、あくまで
も調理プログラムが完遂ないし、取り消された後の所定
のタイマー時間内にドア開閉やキー入力がなかった時の
みリレー17をOFFさせて制御回路18への電力の供
給を切断するようにしている。
【0021】そして、リレー17のOFFの後ドアが開
けられると、制御回路18への通電が再開される。
【0022】一般的には調理器具は部屋を明るくして使
用されるものと考えると太陽電池21を搭載することに
よって使用時は常に制御回路18に電力が供給されてい
ると考える。部屋が暗い状態から考えると、調理者が調
理器具を使用するために部屋の明かりを点灯することに
よって太陽電池21は制御回路18に電力を供給する。
電力が供給され始めると前述のようにマイコン19にリ
セット信号が入力される。しかし、この状態ではドアの
開閉の信号やキー入力の信号が入力されていないのでマ
イコン19は待機状態となり、ドアの開信号もしくはキ
ー入力信号が入力されるとリレー17をONする。リレ
ー17がONした後の処理は前述した通りである。
【0023】なお、常に時計表示が必要な時のために、
キー入力設定によって常時連続的にリレー17をONさ
せることができる。さらに、太陽電池21の容量を大き
くして昼間の明かるさによって生じた余剰電力を充電可
能な電池に充電し、夜間は充電された電池によって商用
電源の電力を使用しないで時計表示を行うこともでき
る。
【0024】
【発明の効果】以上本発明によれば、制御回路に電源回
路の電源の立ち上がりを検出して制御回路をリセットす
るリセット回路を設け、さらに制御回路へ電源を供給す
る電力開閉手段をドアスイッチに並列に接続し、制御回
路はリセット回路からのリセット信号に基づいてドアが
閉じてから一定時間内にドアスイッチ回路またはキー入
力回路から入力がない場合電力開閉手段をOFFさせる
ようにしたので、調理器として使用していない時は、制
御回路への電力を遮断することによって無駄な電力を消
費しない高周波加熱装置とすることができ、また、制御
回路への電源を作る電源回路は太陽電池と商用電源の2
系統で構成したから、明るい時は加熱調理していない時
に制御回路への通電が継続されるが、暗い時は制御回路
への通電も停止する高周波加熱装置とすることができ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す高周波加熱装置のブロ
ック回路図である。
【図2】同ゼネラルフローである。
【符号の説明】
1 商用電源 8 マグネトロン 10、11 電熱ヒータ(加熱源) 16 ドアスイッチ 17 リレー(電力開閉手段) 18 制御回路 20 電源回路 21 太陽電池 22 リセット回路 24 キー入力回路 27 ドアスイッチ回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品を加熱する加熱源(8、9、10)
    と、これら加熱源(8、9、10)の選択および加熱時
    間の設定をするキー入力回路(24)とドアの開閉を検
    出するドアスイッチ回路(27)とを備えて加熱源
    (8、9、10)を制御する制御回路(18)と、制御
    回路(18)への電源を供給する電源回路(20)と、
    この電源回路(20)と商用電源(1)との間に電力開
    閉手段(17)と、ドアの開成/閉成に連動してON/
    OFF動作するドアスイッチ(16)とで構成した高周
    波加熱装置において、前記電源回路(20)は供給する
    電源として太陽電池(21)と商用電源(1)の2系統
    を備え、前記制御回路(18)に電源回路(20)の電
    源の立ち上がりを検出して制御回路(18)をリセット
    するリセット回路(22)を設けると共に、ONするこ
    とによって制御回路(18)へ電源を供給する前記電力
    開閉手段(17)をドアスイッチ(16)に並列に接続
    し、制御回路(18)はリセット回路(22)からのリ
    セット信号に基づいてドアが閉じてから一定時間内に前
    記ドアスイッチ回路(27)またはキー入力回路(2
    4)から入力がない場合に電力開閉手段(17)をOF
    Fさせるものとしたことを特徴とする高周波加熱装置。
JP28103994A 1994-11-16 1994-11-16 高周波加熱装置 Pending JPH08138851A (ja)

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JP28103994A JPH08138851A (ja) 1994-11-16 1994-11-16 高周波加熱装置

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JP28103994A JPH08138851A (ja) 1994-11-16 1994-11-16 高周波加熱装置

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JPH08138851A true JPH08138851A (ja) 1996-05-31

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JP28103994A Pending JPH08138851A (ja) 1994-11-16 1994-11-16 高周波加熱装置

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JP (1) JPH08138851A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6479804B2 (en) 2001-03-09 2002-11-12 Samsung Electronics Co., Ltd. Microwave oven and method for controlling power saving mode thereof

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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