JPH08138012A - 光カード及びその製造方法 - Google Patents
光カード及びその製造方法Info
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- JPH08138012A JPH08138012A JP6275286A JP27528694A JPH08138012A JP H08138012 A JPH08138012 A JP H08138012A JP 6275286 A JP6275286 A JP 6275286A JP 27528694 A JP27528694 A JP 27528694A JP H08138012 A JPH08138012 A JP H08138012A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 光記録部材をカード基材に埋め込んだ光カー
ドで有りながらも曲げにも強いものを提供する。 【構成】 光記録部材1の透明保護層5に長手方向両サ
イドの鍔部分5aを設け、カード基材2の一部が鍔部分
5aを覆い且つ鍔部分5aを除く突出部分5bの表面が
カード基材2から露出するようにして光記録部材1をカ
ード基材2に埋め込んで接着固定する。光記録部材1の
周辺が押さえられた状態になり、カードの曲げ時におけ
る光記録部材部材1の飛び出しが防止され、曲げに強い
光カードを得ることができる。
ドで有りながらも曲げにも強いものを提供する。 【構成】 光記録部材1の透明保護層5に長手方向両サ
イドの鍔部分5aを設け、カード基材2の一部が鍔部分
5aを覆い且つ鍔部分5aを除く突出部分5bの表面が
カード基材2から露出するようにして光記録部材1をカ
ード基材2に埋め込んで接着固定する。光記録部材1の
周辺が押さえられた状態になり、カードの曲げ時におけ
る光記録部材部材1の飛び出しが防止され、曲げに強い
光カードを得ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クレジットカード、キ
ャッシュカード、医療カード等に使用される光カード及
びその製造方法に関するものである。
ャッシュカード、医療カード等に使用される光カード及
びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カード形態の記録メディアにおい
て、磁気カード、ICカードを上回る記憶容量を有する
光カードが開発されている。この光カードの記録方式に
は、ROM型、追記型、消去可能型があり、それぞれに
ついて記録媒体及び構成が検討されている。そして、こ
のような光カードのうち、光記録部材をカード基材にア
イランド状に埋め込んだものが知られている(例えば、
実公平2−22299号公報参照)。
て、磁気カード、ICカードを上回る記憶容量を有する
光カードが開発されている。この光カードの記録方式に
は、ROM型、追記型、消去可能型があり、それぞれに
ついて記録媒体及び構成が検討されている。そして、こ
のような光カードのうち、光記録部材をカード基材にア
イランド状に埋め込んだものが知られている(例えば、
実公平2−22299号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べた埋
め込み型の光カードは、光記録面以外の領域を有効に活
用して他の機能を持たせることができるという利点はあ
るものの、光記録部材をカード基材に形成した矩形状の
凹部内に接着剤を介して埋め込んでいるため、カードを
曲げを繰り返すと凹部のところで割れを生じたり、光記
録部材が飛び出してしまうことがあった。
め込み型の光カードは、光記録面以外の領域を有効に活
用して他の機能を持たせることができるという利点はあ
るものの、光記録部材をカード基材に形成した矩形状の
凹部内に接着剤を介して埋め込んでいるため、カードを
曲げを繰り返すと凹部のところで割れを生じたり、光記
録部材が飛び出してしまうことがあった。
【0004】本発明は、上記のような事情に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、カード基材
に光記録部材を埋め込んだ形態であるにも係わらず、曲
げに強い光カード及びその製造方法を提供することにあ
る。
れたものであり、その目的とするところは、カード基材
に光記録部材を埋め込んだ形態であるにも係わらず、曲
げに強い光カード及びその製造方法を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る光カードは、透明保護層裏面のトラッ
クパターンを覆って光記録層が積層されてなる平面矩形
状の光記録部材がその表面を露出させた状態でカード基
材に埋設されてなる光カードであって、前記透明保護層
にはその表面側からの段差により少なくとも長手方向両
サイドに鍔部分が設けられており、前記カード基材の一
部が前記鍔部分を覆い且つ前記鍔部分を除く突出部分の
表面が前記カード基材から露出するようにして前記光記
録部材が前記カード基材に埋め込まれ接着固定されてい
ることを特徴としており、この構成の光カードは次の3
つのいずれかの方法で製造される。
め、本発明に係る光カードは、透明保護層裏面のトラッ
クパターンを覆って光記録層が積層されてなる平面矩形
状の光記録部材がその表面を露出させた状態でカード基
材に埋設されてなる光カードであって、前記透明保護層
にはその表面側からの段差により少なくとも長手方向両
サイドに鍔部分が設けられており、前記カード基材の一
部が前記鍔部分を覆い且つ前記鍔部分を除く突出部分の
表面が前記カード基材から露出するようにして前記光記
録部材が前記カード基材に埋め込まれ接着固定されてい
ることを特徴としており、この構成の光カードは次の3
つのいずれかの方法で製造される。
【0006】第1の製造方法は、前記カード基材を裏側
シートと表側シートとで構成し、裏側シートに前記光記
録部材の鍔部分より下側を埋設する凹部を形成するとと
もに、前記光記録部材の突出部分と同じ厚みの表側シー
トに当該突出部分に対応するサイズの開口を形成してお
き、裏側シートの凹部内に前記光記録部材を接着固定す
るか嵌め込んだ後、表側シートをその開口が前記光記録
部材の突出部分に嵌まるようにして裏側シートの上面に
重ね合わせて全体を接着するものである。
シートと表側シートとで構成し、裏側シートに前記光記
録部材の鍔部分より下側を埋設する凹部を形成するとと
もに、前記光記録部材の突出部分と同じ厚みの表側シー
トに当該突出部分に対応するサイズの開口を形成してお
き、裏側シートの凹部内に前記光記録部材を接着固定す
るか嵌め込んだ後、表側シートをその開口が前記光記録
部材の突出部分に嵌まるようにして裏側シートの上面に
重ね合わせて全体を接着するものである。
【0007】また、第2の製造方法は、前記カード基材
を裏側シートと中間シートと表側シートとで構成し、前
記光記録部材の鍔部分と同じ厚みの中間シートに当該鍔
部分が嵌まるサイズの開口を形成するとともに、前記光
記録部材の突出部分と同じ厚みの表側シートに当該突出
部分に対応するサイズの開口を形成しておき、裏側シー
トと中間シートを重ね合わせ、中間シートの開口によっ
て形成される凹部内に前記光記録部材を嵌め込んだ後、
表側シートをその開口が前記光記録部材の突出部分に嵌
まるようにして中間シートの上面に重ね合わせて全体を
接着するものである。
を裏側シートと中間シートと表側シートとで構成し、前
記光記録部材の鍔部分と同じ厚みの中間シートに当該鍔
部分が嵌まるサイズの開口を形成するとともに、前記光
記録部材の突出部分と同じ厚みの表側シートに当該突出
部分に対応するサイズの開口を形成しておき、裏側シー
トと中間シートを重ね合わせ、中間シートの開口によっ
て形成される凹部内に前記光記録部材を嵌め込んだ後、
表側シートをその開口が前記光記録部材の突出部分に嵌
まるようにして中間シートの上面に重ね合わせて全体を
接着するものである。
【0008】また、第3の製造方法は、前記カード基材
を裏側シートと表側シートとで構成し、前記光記録部材
と同じ厚みの表側シートに当該光記録部材が裏側から嵌
まり込む段付きの開口を形成しておき、この開口に前記
光記録部材を接着固定した後、表側シートの裏面に裏側
シートを貼り合わせるものである。
を裏側シートと表側シートとで構成し、前記光記録部材
と同じ厚みの表側シートに当該光記録部材が裏側から嵌
まり込む段付きの開口を形成しておき、この開口に前記
光記録部材を接着固定した後、表側シートの裏面に裏側
シートを貼り合わせるものである。
【0009】
【作用】上述の構成からなる光カードでは、光記録部材
がその鍔部分を表側シートで押さえられた状態になり、
カードを曲げた時に光記録部材がカード基材から飛び出
ることがなく、曲げに対する応力が緩和されるため、カ
ード基材が折れ曲がることがない。
がその鍔部分を表側シートで押さえられた状態になり、
カードを曲げた時に光記録部材がカード基材から飛び出
ることがなく、曲げに対する応力が緩和されるため、カ
ード基材が折れ曲がることがない。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。
て説明する。
【0011】図1は本発明に係る光カードの一例を示す
斜視図、図2は図1のX−X断面における概略図であ
る。
斜視図、図2は図1のX−X断面における概略図であ
る。
【0012】図1に示されるように、この光カードは平
面矩形状の光記録部材1がその表面を露出させた状態で
カード基材2に埋設された形態をしている。光記録部材
1は、図2に示すように、上面に表面硬化層3を有し下
面にトラックパターン4を有する透明保護層5と、その
トラックパターン4を覆って積層された光記録層6とか
らなり、透明保護層5にはその表面側からの段差により
長手方向両サイドに鍔部分5aが設けられている。そし
て、カード基材2の一部が鍔部分5を覆い且つ透明保護
層5における鍔部分5aを除く突出部分5bの表面がカ
ード基材2から露出するようにして光記録部材1がカー
ド基材2に埋め込まれ接着層7により接着固定されてい
る。なお、突出部分5bの表面がカード基材2と面一で
あることが好ましいが、多少出っ張ったり凹んだりして
いても構わない。
面矩形状の光記録部材1がその表面を露出させた状態で
カード基材2に埋設された形態をしている。光記録部材
1は、図2に示すように、上面に表面硬化層3を有し下
面にトラックパターン4を有する透明保護層5と、その
トラックパターン4を覆って積層された光記録層6とか
らなり、透明保護層5にはその表面側からの段差により
長手方向両サイドに鍔部分5aが設けられている。そし
て、カード基材2の一部が鍔部分5を覆い且つ透明保護
層5における鍔部分5aを除く突出部分5bの表面がカ
ード基材2から露出するようにして光記録部材1がカー
ド基材2に埋め込まれ接着層7により接着固定されてい
る。なお、突出部分5bの表面がカード基材2と面一で
あることが好ましいが、多少出っ張ったり凹んだりして
いても構わない。
【0013】上記の如き形状の光記録部材1は次のよう
にして作成される。まず、透明保護層5の一方の面に表
面硬化層3を形成するとともに他方の面にトラックパタ
ーン4のパターン層及び光記録層6を形成してなる光記
録部材を作製し、この光記録部材の端面を切削加工し、
段差を設けて所定の形状にする。この切削時に光記録層
6を傷つけないようにするために保護層を設けておくよ
うにする。この保護層としては、アクリル系、塩酢ビ
系、ポリエステル系等、光記録層に影響を与えないもの
が用いられる。なお、保護フィルムが用いられればこの
保護層を設ける必要はない。
にして作成される。まず、透明保護層5の一方の面に表
面硬化層3を形成するとともに他方の面にトラックパタ
ーン4のパターン層及び光記録層6を形成してなる光記
録部材を作製し、この光記録部材の端面を切削加工し、
段差を設けて所定の形状にする。この切削時に光記録層
6を傷つけないようにするために保護層を設けておくよ
うにする。この保護層としては、アクリル系、塩酢ビ
系、ポリエステル系等、光記録層に影響を与えないもの
が用いられる。なお、保護フィルムが用いられればこの
保護層を設ける必要はない。
【0014】透明保護層5に用いる材料としては、複屈
折が少ないことが必要である。具体的には、ポリカーボ
ネート(PC)、ポリメタクリル酸メチル(PMM
A)、アクリロニトリル−スチレン共重合体(AS)、
セルロースプロピオネート(CP)、セルロースアセテ
ートブチレート(CAB)、ポリ塩化ビニル(PV
C)、ポリエステル等が使用できるが、この中でも厚さ
400μm程度のポリカーボネート(PC)が適してい
る。
折が少ないことが必要である。具体的には、ポリカーボ
ネート(PC)、ポリメタクリル酸メチル(PMM
A)、アクリロニトリル−スチレン共重合体(AS)、
セルロースプロピオネート(CP)、セルロースアセテ
ートブチレート(CAB)、ポリ塩化ビニル(PV
C)、ポリエステル等が使用できるが、この中でも厚さ
400μm程度のポリカーボネート(PC)が適してい
る。
【0015】透明保護層5の他方の面に形成するパター
ン層は、一般に既知の2P法、インジェクション法、キ
ャスティング法等を用いて形成される。この時、2P法
でパターンを形成する場合はUVで硬化する樹脂を用
い、インジェクション法、キャスティング法では透明保
護層5と同一のものを使用する。なお、このパターン層
は切削が可能となるドブを有する以外は詰めて作成す
る。これは光記録材料を有効に用いるためである。
ン層は、一般に既知の2P法、インジェクション法、キ
ャスティング法等を用いて形成される。この時、2P法
でパターンを形成する場合はUVで硬化する樹脂を用
い、インジェクション法、キャスティング法では透明保
護層5と同一のものを使用する。なお、このパターン層
は切削が可能となるドブを有する以外は詰めて作成す
る。これは光記録材料を有効に用いるためである。
【0016】光記録層6としては、一般に用いられてい
る金属系光記録材料のテルル系、ビスマス系等の他に、
染料系光記録材料のフタロシアニン系、ナフトキノン系
等を使用できる。また、追記型だけでなくROM型でも
よい。
る金属系光記録材料のテルル系、ビスマス系等の他に、
染料系光記録材料のフタロシアニン系、ナフトキノン系
等を使用できる。また、追記型だけでなくROM型でも
よい。
【0017】上記の如き形状の光記録部材1は次の方法
でも作成できる。まず、ポリカーボネート、アクリル等
の樹脂を使用し、一般に既知のインジェクション法又は
キャスティング法によりトラックパターン4付きの透明
保護層5を作成する。この時、透明保護層5の端面に段
差を設けて所定の形状にする。次いで、トラックパター
ン4の反対側に表面硬化層3を形成し、トラックパター
ン4面に光記録層6を形成する。なお、表面硬化層3、
光記録層6としては前記と同様のものが使用される。
でも作成できる。まず、ポリカーボネート、アクリル等
の樹脂を使用し、一般に既知のインジェクション法又は
キャスティング法によりトラックパターン4付きの透明
保護層5を作成する。この時、透明保護層5の端面に段
差を設けて所定の形状にする。次いで、トラックパター
ン4の反対側に表面硬化層3を形成し、トラックパター
ン4面に光記録層6を形成する。なお、表面硬化層3、
光記録層6としては前記と同様のものが使用される。
【0018】上記のようにして作製した光記録部材1を
カード基材2に埋設して図1及び図2に示す光カードを
製造するには大別して3つの方法があり、次にこの製造
方法について図3〜図5により説明する。なお、これら
の図では光記録部材1の表面保護層3とトラックパター
ン4の図示を省略している。
カード基材2に埋設して図1及び図2に示す光カードを
製造するには大別して3つの方法があり、次にこの製造
方法について図3〜図5により説明する。なお、これら
の図では光記録部材1の表面保護層3とトラックパター
ン4の図示を省略している。
【0019】第1の製造方法では、図3(a)に示すよ
うに、カード基材2を裏側シート11と表側シート12
とで構成する。このうち裏側シート11としては、乳白
ポリ塩化ビニルからなるコアシート11aの両面に透明
ポリ塩化ビニルからなるオーバーシート11bを積層し
た3層構造のものを使用する。コアシート11aの両面
には絵柄等を印刷しておく。一方、表側シート12には
光記録部材1の突出部分5bと同じ厚みの透明ポリ塩化
ビニルシートを使用する。そして、裏側シート11に光
記録部材1の鍔部分5aより下側を埋設する凹部13を
形成するとともに、表側シート12に突出部分1bに対
応するサイズの開口14を形成する。このように裏側シ
ート11と表側シート12に加工を施しておき、まず、
裏側シート11の凹部13内に光記録部材1を接着層7
を介して固定する。
うに、カード基材2を裏側シート11と表側シート12
とで構成する。このうち裏側シート11としては、乳白
ポリ塩化ビニルからなるコアシート11aの両面に透明
ポリ塩化ビニルからなるオーバーシート11bを積層し
た3層構造のものを使用する。コアシート11aの両面
には絵柄等を印刷しておく。一方、表側シート12には
光記録部材1の突出部分5bと同じ厚みの透明ポリ塩化
ビニルシートを使用する。そして、裏側シート11に光
記録部材1の鍔部分5aより下側を埋設する凹部13を
形成するとともに、表側シート12に突出部分1bに対
応するサイズの開口14を形成する。このように裏側シ
ート11と表側シート12に加工を施しておき、まず、
裏側シート11の凹部13内に光記録部材1を接着層7
を介して固定する。
【0020】この接着層7に用いる接着剤としては、ウ
レタン系、エポキシ系、アクリル系、ビニル系、アミド
系など従来既知のものが使用できるが、接着層7は光記
録層6に直に接するため、記録感度がよく、温湿度適性
に優れているものが好ましい。接着方法としては、UV
硬化型接着剤を凹部13に滴下した後、光記録部材1を
嵌め込み、当該光記録部材1のサイズに合わせた平プレ
スで押圧してから紫外線を照射する、或いは、光記録部
材1の方にホットメルト接着剤をT−ダイにて塗布して
おき、平プレス又はロールプレスにより熱プレスして接
着する、等の方法がある。両面粘着テープを用いて接着
することも可能である。また、透明保護層5の一方の面
にトラックパターン及び光記録層6を形成した段階で、
その光記録層6の上に可塑性のホットメルト接着剤を塗
布した状態とし、この接着層7まで積層した光記録部材
を切削加工して所定の形状にし、裏側シート11の凹部
13にこの光記録部材1を嵌め込み、平プレス又はロー
ルプレスで熱プレスして接着するようにしてもよい。
レタン系、エポキシ系、アクリル系、ビニル系、アミド
系など従来既知のものが使用できるが、接着層7は光記
録層6に直に接するため、記録感度がよく、温湿度適性
に優れているものが好ましい。接着方法としては、UV
硬化型接着剤を凹部13に滴下した後、光記録部材1を
嵌め込み、当該光記録部材1のサイズに合わせた平プレ
スで押圧してから紫外線を照射する、或いは、光記録部
材1の方にホットメルト接着剤をT−ダイにて塗布して
おき、平プレス又はロールプレスにより熱プレスして接
着する、等の方法がある。両面粘着テープを用いて接着
することも可能である。また、透明保護層5の一方の面
にトラックパターン及び光記録層6を形成した段階で、
その光記録層6の上に可塑性のホットメルト接着剤を塗
布した状態とし、この接着層7まで積層した光記録部材
を切削加工して所定の形状にし、裏側シート11の凹部
13にこの光記録部材1を嵌め込み、平プレス又はロー
ルプレスで熱プレスして接着するようにしてもよい。
【0021】次いで、透明な表側シート12をその開口
15が光記録部材の突出部分1bに嵌まるようにして裏
側シート11の上面に接着する。この場合、表側シート
12の裏面にホットメルト接着剤を塗布するなどして接
着層15を設けておき、裏側シート11に重ねてから平
プレス又はロールプレスで熱プレスして接着するとよ
い。この接着層15は光記録層6には関係しないため、
強固な接着力を有するものを使用できる。
15が光記録部材の突出部分1bに嵌まるようにして裏
側シート11の上面に接着する。この場合、表側シート
12の裏面にホットメルト接着剤を塗布するなどして接
着層15を設けておき、裏側シート11に重ねてから平
プレス又はロールプレスで熱プレスして接着するとよ
い。この接着層15は光記録層6には関係しないため、
強固な接着力を有するものを使用できる。
【0022】また、表側シート12に透明塩化ビニルを
用いた場合には、図3(b)に示すように表側シート1
2裏面の接着層15を鍔部分5aに当たる所にのみ設け
ておき、他の部分は熱融着により貼り合わせるようにし
てもよい。なお、何れの場合においても、光記録部材1
の凹部13内への接着と、表側シート12と裏側シート
11との貼り合わせを同時に行うようにしてもよい。
用いた場合には、図3(b)に示すように表側シート1
2裏面の接着層15を鍔部分5aに当たる所にのみ設け
ておき、他の部分は熱融着により貼り合わせるようにし
てもよい。なお、何れの場合においても、光記録部材1
の凹部13内への接着と、表側シート12と裏側シート
11との貼り合わせを同時に行うようにしてもよい。
【0023】第2の製造方法では、図4(a)に示すよ
うに、カード基材2を裏側シート21と中間シート22
と表側シート23とで構成する。このうち裏側シート2
1には所定の厚みの透明ポリ塩化ビニルシートを、中間
シート22には光記録部材1の鍔部分5aと同じ厚みの
乳白ポリ塩化ビニルシートを、また表側シート23には
光記録部材1の突出部分5bと同じ厚みの透明ポリ塩化
ビニルシートを使用すし、中間シート22の両面には絵
柄等を印刷しておくようにする。そして、中間シート2
2に光記録部材1の鍔部分5aが嵌まるサイズの開口2
4を形成するとともに、表側シート23に光記録部材1
の突出部分5bに対応するサイズの開口25を形成す
る。また、表側シート23の裏面にホットメルト接着剤
を塗布するなどして接着層26を設けておく。
うに、カード基材2を裏側シート21と中間シート22
と表側シート23とで構成する。このうち裏側シート2
1には所定の厚みの透明ポリ塩化ビニルシートを、中間
シート22には光記録部材1の鍔部分5aと同じ厚みの
乳白ポリ塩化ビニルシートを、また表側シート23には
光記録部材1の突出部分5bと同じ厚みの透明ポリ塩化
ビニルシートを使用すし、中間シート22の両面には絵
柄等を印刷しておくようにする。そして、中間シート2
2に光記録部材1の鍔部分5aが嵌まるサイズの開口2
4を形成するとともに、表側シート23に光記録部材1
の突出部分5bに対応するサイズの開口25を形成す
る。また、表側シート23の裏面にホットメルト接着剤
を塗布するなどして接着層26を設けておく。
【0024】このように中間シート22と表側シート2
3に加工を施しておき、まず、裏側シート21の上に中
間シート22を重ねて仮固定する。次いで、開口24に
よる凹部内に光記録部材1を嵌め込んで仮固定した後、
表側シート23をその開口25が光記録部材1の突出部
分5bに嵌まるようにして中間シート22の上面に重ね
合わせてから全体を熱プレスする。これにより、裏側シ
ート21と中間シート22は熱融着により接着し、光記
録部材1は接着層7及び接着層26の部分でカード基材
2に接着固定される。なお、接着層26は光記録層6に
は関係しないため、強固な接着力を有するものを使用で
きる。
3に加工を施しておき、まず、裏側シート21の上に中
間シート22を重ねて仮固定する。次いで、開口24に
よる凹部内に光記録部材1を嵌め込んで仮固定した後、
表側シート23をその開口25が光記録部材1の突出部
分5bに嵌まるようにして中間シート22の上面に重ね
合わせてから全体を熱プレスする。これにより、裏側シ
ート21と中間シート22は熱融着により接着し、光記
録部材1は接着層7及び接着層26の部分でカード基材
2に接着固定される。なお、接着層26は光記録層6に
は関係しないため、強固な接着力を有するものを使用で
きる。
【0025】また、図4(b)に示すように表側シート
23裏面の接着層26を鍔部分5aに当たる所にのみ設
けておき、他の部分は熱融着により貼り合わせるように
してもよい。また、裏側シート21として、第1の製造
方法で述べた裏側シート11のように3層構造としたも
のを使用し、これに同様の絵柄を印刷加工しておき、中
間シート22と表側シート23を透明シートとしてもよ
い。
23裏面の接着層26を鍔部分5aに当たる所にのみ設
けておき、他の部分は熱融着により貼り合わせるように
してもよい。また、裏側シート21として、第1の製造
方法で述べた裏側シート11のように3層構造としたも
のを使用し、これに同様の絵柄を印刷加工しておき、中
間シート22と表側シート23を透明シートとしてもよ
い。
【0026】第3の製造方法では、図5(a)に示すよ
うに、カード基材2を裏側シート31と表側シート32
とで構成する。このうち裏側シート31には所定の厚み
の乳白ポリ塩化ビニルシートを、表側シート32には光
記録部材1と同じ厚みの透明ポリ塩化ビニルシートを使
用し、裏側シート31の内面側に絵柄等を印刷しておく
ようにする。或いは、表側シート32に乳白ポリ塩化ビ
ニルシートを、裏側シート31に透明ポリ塩化ビニルシ
ートを使用し、表側シート32の内面側に絵柄等を印刷
してもよい。そして、表側シート32に光記録部材1が
裏側から嵌まり込む段付きの開口33を切削加工で形成
しておき、まず、この開口33に光記録部材1を接着層
34を介して接着固定する。次いで、表側シート32の
裏面に裏側シート31を接着層7を介して貼り合わせ
る。この場合、光記録部材1もこの接着層7により裏側
シート31に接着固定される。
うに、カード基材2を裏側シート31と表側シート32
とで構成する。このうち裏側シート31には所定の厚み
の乳白ポリ塩化ビニルシートを、表側シート32には光
記録部材1と同じ厚みの透明ポリ塩化ビニルシートを使
用し、裏側シート31の内面側に絵柄等を印刷しておく
ようにする。或いは、表側シート32に乳白ポリ塩化ビ
ニルシートを、裏側シート31に透明ポリ塩化ビニルシ
ートを使用し、表側シート32の内面側に絵柄等を印刷
してもよい。そして、表側シート32に光記録部材1が
裏側から嵌まり込む段付きの開口33を切削加工で形成
しておき、まず、この開口33に光記録部材1を接着層
34を介して接着固定する。次いで、表側シート32の
裏面に裏側シート31を接着層7を介して貼り合わせ
る。この場合、光記録部材1もこの接着層7により裏側
シート31に接着固定される。
【0027】また、図5(b)に示すように、裏側シー
ト3内面の接着層7を光記録層6に当たる部分にのみ設
けておき、他の部分は熱融着により貼り合わせるように
してもよい。
ト3内面の接着層7を光記録層6に当たる部分にのみ設
けておき、他の部分は熱融着により貼り合わせるように
してもよい。
【0028】なお、図6(a),(b)に示すように、
光記録部材1の透明保護層5に形成する鍔部分5aに傾
斜が付いていても構わない。要は、カード基材に埋設さ
れた状態で鍔部分により光記録部材の飛び出しが防止さ
れればよいものである。また、カード基材2に形成され
る埋め込み部の形状は光記録部材1の形状に合致してい
ることが望ましいが、若干の隙間があっても接着剤によ
り埋まるのであまり問題にはならない。また、光記録部
材1の底面以外の部分とカード基材2の間にギャップを
設けるようにしてもよい。このギャップは光記録部材1
の接着時に接着剤の溜まりになる。そして、接着剤が光
記録部材1の側面にもある方が曲げ適性はさらに向上す
る。
光記録部材1の透明保護層5に形成する鍔部分5aに傾
斜が付いていても構わない。要は、カード基材に埋設さ
れた状態で鍔部分により光記録部材の飛び出しが防止さ
れればよいものである。また、カード基材2に形成され
る埋め込み部の形状は光記録部材1の形状に合致してい
ることが望ましいが、若干の隙間があっても接着剤によ
り埋まるのであまり問題にはならない。また、光記録部
材1の底面以外の部分とカード基材2の間にギャップを
設けるようにしてもよい。このギャップは光記録部材1
の接着時に接着剤の溜まりになる。そして、接着剤が光
記録部材1の側面にもある方が曲げ適性はさらに向上す
る。
【0029】また、カード使用上の多様化を図る上で、
図7及び図8に例示する如く、光記録部材1と同一面又
は反対面若しくはカード基材2の両面に磁気ストライプ
8を設けたり、光記録部材1と同一面又は反対面にIC
モジュール9を設けるようにしてもよい。また、これら
を避けた領域にエンボス加工を施すことも勿論可能であ
る。
図7及び図8に例示する如く、光記録部材1と同一面又
は反対面若しくはカード基材2の両面に磁気ストライプ
8を設けたり、光記録部材1と同一面又は反対面にIC
モジュール9を設けるようにしてもよい。また、これら
を避けた領域にエンボス加工を施すことも勿論可能であ
る。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光カード
は、光記録部材の透明保護層に長手方向両サイドの鍔部
分を設け、カード基材の一部が鍔部分を覆い且つ鍔部分
を除く突出部分の表面がカード基材から露出するように
して光記録部材をカード基材に埋め込んで接着固定した
ことにより、光記録部材の周辺が押さえられた状態にな
り、曲げ時における光記録部材の飛び出しが防止される
ので、曲げに強い光カードを得ることができる。
は、光記録部材の透明保護層に長手方向両サイドの鍔部
分を設け、カード基材の一部が鍔部分を覆い且つ鍔部分
を除く突出部分の表面がカード基材から露出するように
して光記録部材をカード基材に埋め込んで接着固定した
ことにより、光記録部材の周辺が押さえられた状態にな
り、曲げ時における光記録部材の飛び出しが防止される
ので、曲げに強い光カードを得ることができる。
【0031】光記録部材がカード基材の一部分に埋め込
まれるため、カード基材の残りのエリアを利用すること
によって、今まで作製が不可能であった形態の光カー
ド、例えば、磁気ストライプを両面に有する光カード、
エンボスのある光カード、光記録部とICモジュールが
同一面にない光カード等が作製可能となる。
まれるため、カード基材の残りのエリアを利用すること
によって、今まで作製が不可能であった形態の光カー
ド、例えば、磁気ストライプを両面に有する光カード、
エンボスのある光カード、光記録部とICモジュールが
同一面にない光カード等が作製可能となる。
【図1】本発明に係る光カードの一例を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】図1のX−X断面における概略図である。
【図3】第1の製造方法を説明するための図である。
【図4】第2の製造方法を説明するための図である。
【図5】第3の製造方法を説明するための図である。
【図6】光記録部材の他形状の例を示す断面図である。
【図7】光記録部材と同一面に磁気ストライプを設けた
光カードの一例を示す斜視図である。
光カードの一例を示す斜視図である。
【図8】光記録部材と同一面に磁気ストライプとICモ
ジュールを設けた光カードの一例を示す斜視図である。
ジュールを設けた光カードの一例を示す斜視図である。
1 光記録部材 2 カード基材 4 トラックパターン 5 透明保護層 5a 鍔部分 5b 突出部分 6 光記録層 7 接着層 11 裏側シート 12 表側シート 13 凹部 14 開口 21 裏側シート 22 中間シート 23 表側シート 24 開口 25 開口 31 裏側シート 32 表側シート 33 開口
Claims (4)
- 【請求項1】 透明保護層裏面のトラックパターンを覆
って光記録層が積層されてなる平面矩形状の光記録部材
がその表面を露出させた状態でカード基材に埋設されて
なる光カードであって、前記透明保護層にはその表面側
からの段差により少なくとも長手方向両サイドに鍔部分
が設けられており、前記カード基材の一部が前記鍔部分
を覆い且つ前記鍔部分を除く突出部分の表面が前記カー
ド基材から露出するようにして前記光記録部材が前記カ
ード基材に埋め込まれ接着固定されていることを特徴と
する光カード。 - 【請求項2】 請求項1記載の光カードを製造する方法
であって、前記カード基材を裏側シートと表側シートと
で構成し、裏側シートに前記光記録部材の鍔部分より下
側を埋設する凹部を形成するとともに、前記光記録部材
の突出部分と同じ厚みの表側シートに当該突出部分に対
応するサイズの開口を形成しておき、裏側シートの凹部
内に前記光記録部材を接着固定するか嵌め込んだ後、表
側シートをその開口が前記光記録部材の突出部分に嵌ま
るようにして裏側シートの上面に重ね合わせて全体を接
着することを特徴とする光カードの製造方法。 - 【請求項3】 請求項1記載の光カードを製造する方法
であって、前記カード基材を裏側シートと中間シートと
表側シートとで構成し、前記光記録部材の鍔部分と同じ
厚みの中間シートに当該鍔部分が嵌まるサイズの開口を
形成するとともに、前記光記録部材の突出部分と同じ厚
みの表側シートに当該突出部分に対応するサイズの開口
を形成しておき、裏側シートと中間シートを重ね合わ
せ、中間シートの開口によって形成される凹部内に前記
光記録部材を嵌め込んだ後、表側シートをその開口が前
記光記録部材の突出部分に嵌まるようにして中間シート
の上面に重ね合わせて全体を接着することを特徴とする
光カードの製造方法。 - 【請求項4】 請求項1記載の光カードを製造する方法
であって、前記カード基材を裏側シートと表側シートと
で構成し、前記光記録部材と同じ厚みの表側シートに当
該光記録部材が裏側から嵌まり込む段付きの開口を形成
しておき、この開口に前記光記録部材を接着固定した
後、表側シートの裏面に裏側シートを貼り合わせること
を特徴とする光カードの製造方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27528694A JP3501522B2 (ja) | 1994-11-09 | 1994-11-09 | 光カード及びその製造方法 |
EP95111718A EP0694873B1 (en) | 1994-07-25 | 1995-07-25 | Optical card |
US08/505,525 US5763868A (en) | 1994-07-25 | 1995-07-25 | Optical card |
DE69529440T DE69529440T2 (de) | 1994-07-25 | 1995-07-25 | Optische Karte |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27528694A JP3501522B2 (ja) | 1994-11-09 | 1994-11-09 | 光カード及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08138012A true JPH08138012A (ja) | 1996-05-31 |
JP3501522B2 JP3501522B2 (ja) | 2004-03-02 |
Family
ID=17553315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27528694A Expired - Fee Related JP3501522B2 (ja) | 1994-07-25 | 1994-11-09 | 光カード及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3501522B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9640852B2 (en) * | 2014-06-09 | 2017-05-02 | Tyco Fire & Security Gmbh | Enhanced signal amplitude in acoustic-magnetomechanical EAS marker |
-
1994
- 1994-11-09 JP JP27528694A patent/JP3501522B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3501522B2 (ja) | 2004-03-02 |
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