JPH08137709A - 情報処理システム - Google Patents

情報処理システム

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JPH08137709A
JPH08137709A JP6280683A JP28068394A JPH08137709A JP H08137709 A JPH08137709 A JP H08137709A JP 6280683 A JP6280683 A JP 6280683A JP 28068394 A JP28068394 A JP 28068394A JP H08137709 A JPH08137709 A JP H08137709A
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JP
Japan
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information processing
information
bus
memory
mpu
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Withdrawn
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JP6280683A
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English (en)
Inventor
Takumi Maruyama
巧 丸山
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バス、メモリ、情報処理系等を二重化してな
る情報処理システムに関し、システムの一部が停止した
場合にもサービス中断を回避できるフォールトトレラン
トシステムが構築できる情報処理システムを提供するこ
とを目的とする。 【構成】 情報処理系とそれに対応するメモリ間を互い
にローカルバスで接続し、メモリにメモリ制御部及び拡
張部を設け、拡張部により拡張ローカルバスを介して自
系の情報処理系及び他の情報処理系とそれに対応するメ
モリとを接続することにより、相方の情報処理系が直接
的に他方の情報処理系に属するメモリにアクセスできる
構成とすると共に、拡張ローカルバス側に通信制御部を
設けた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報処理システムに係
り、特に、バス、メモリ、情報処理系等を二重化してな
る情報処理システムに関する。近年の情報処理サービス
・システムは、高級化、高機能化しており、それととも
に、信頼度の面から、システム・バスの二重化、メモリ
の二重化、システムの二重化等により、ダウンしにく
い、あるいはダウンしない様なフォールト・トレラント
機能を持った、システムの構築が重要である。
【0002】また、各種サービス提供のための、運用プ
ログラムやサービス・データの容量増加もあって、シス
テムの持つメモリは大容量化し、そこに各種データをロ
ードして運用する事により、汎用的でかつ柔軟なサービ
スのできる情報処理システムの構築が要求されている。
【0003】
【従来の技術】図21に従来の一例のブロック構成図を
示す。情報処理システム201はシステム0系202及
びシステム1系203により二重化され、入出力制御部
204 -1〜204-n,205-1〜205-nの監視制御を
行っている。システム0系202及びシステム1系20
3は情報を処理するMPU206,情報を記憶するメモ
リ部207,システムバス208を拡張するバス拡張部
209より構成される。
【0004】メモリ部207にはメモリ交差コントロー
ラ210を有し、互いの系のメモリ部207をメモリ交
差バス211により接続し、互いの系で情報を共有でき
るよう構成されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来のこの
種の情報処理システムでは、運用系のMPUやメモリの
故障、抜けが発生した場合に、必ず系切り替えが起こ
り、その間サービスが停止する等の問題点があった。ま
た、従来の情報処理システムではシステムが正常に運用
されているかどうかを、例えば運用系MPUが定期的に
WDT(ウォッチドグタイマ)をクリアすることにより
判断する方法がとられるが、処理プログラムの構成や処
理過負荷等により異常動作中にWDTクリアは実行され
ていたり、正常動作中でのWDTタイム・アウトによる
異常検出等によってサービスが停止するといった状態が
起る等の問題点があった。
【0006】また、システムバス調停部とバス拡張部が
一体となった構成では、バス調停部の故障に対して、障
害復旧動作としてのボード交換作業により、バス調停が
できなくなるため、系切り替えの必要があり、サービス
が停止する等の問題点があった。さらに従来のシステム
ではメモリ部とメモリ交差部が一つのボードに一体的に
搭載された構成であったため、メモリ交差部の故障に対
しても、サービスが停止してしまう等の問題点があっ
た。
【0007】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
システムの一部が停止した場合にもサービス中断を回避
できるフォールトトレラントシステムが構築できる情報
処理システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の原理図を
示す。本発明の情報処理システム1は情報を処理する情
報処理手段2と、情報を記憶する情報記憶手段3と、情
報記憶手段を制御する情報記憶制御手段4とを有する複
数の情報処理系5-1〜5-nより構成され、複数の情報処
理系5-1〜5-nの情報処理手段を夫々自系の情報記憶制
御手段4を介して自系の情報記憶手段3に接続すると共
に他系の情報処理系の情報記憶制御手段4を介して他系
の情報処理系の情報記憶手段3に接続してなる。
【0009】請求項2は、前記複数の情報処理系の前記
情報処理手段及び前記情報記憶手段に前記複数の情報処
理系の前記情報処理手段及び前記情報記憶手段を接続す
る拡張ローカルバスを接続する拡張手段を有してなる。
請求項3は、前記複数の情報処理系の前記情報処理手段
のうち拡張ローカルバスを使用した情報処理手段の通信
を制御する情報制御手段を有してなる。
【0010】請求項4は、前記複数の情報処理系の前記
情報処理手段の各システムバスを拡張システムバスを介
して接続する拡張制御手段と、前記複数の情報処理系の
情報処理手段のシステムバスに接続され、前記システム
バスの調停を行なう拡張調停手段とを有してなる。請求
項5は、前記拡張制御手段はシステムバス、相手方シス
テムバス使用時に他の情報処理手段による相手方システ
ムバスの使用を抑止する構成としてなる。
【0011】
【作用】本発明の請求項1によれば、各情報処理系の情
報処理手段は他系の情報記憶手段と他系の情報記憶制御
手段を介して接続されているため、一つの情報処理手段
がフォールトしても情報処理手段がフォールトした情報
処理系の情報記憶手段に記憶された情報をその情報記憶
手段を制御する情報記憶制御手段を介して他の情報処理
手段が取得できるため、他の情報処理系を介して中断な
くサービスの提供が可能となる。
【0012】請求項2によれば、複数の情報処理系の情
報処理手段及び情報記憶手段に複数の情報処理系の情報
処理手段及び情報記憶手段を接続する拡張ローカルバス
を接続する拡張手段を設けることにより、一つの情報記
憶手段の障害に対して、システムダウンとせずに他の情
報記憶手段にアクセスしてサービスが係属できる。請求
項3によれば、複数の情報処理系の情報処理手段のうち
拡張ローカルバスを使用する情報処理手段の動作を確認
する動作確認手段を設けることにより、非運用の情報処
理系の動作の確認が行なえるため、非運用系の情報ょり
系を施錠に待機でき、運用系の情報処理系に異常が生じ
た場合に非運用系の情報処理系に処理動作が切替った場
合にも確実に動作を行なうことができる。
【0013】請求項4によれば、複数の情報処理系の情
報処理手段の各システムバスを拡張システムバスを介し
て接続する拡張制御手段と、拡張制御手段とは別体で設
けられ、複数の情報処理系の情報処理手段のシステムバ
スに接続され、システムバスの調停を行なう拡張調停手
段とを設けることにより、システムバスの制御と調停と
を別々に行なえ、どちらか一方が故障しても一方により
接続システムバスの制御又は調停が必ず行なわれるた
め、システムダウンを起こすことなく、処理が可能とな
り、システムの信頼性を向上させることができる。
【0014】請求項5によれば、拡張制御手段はシステ
ムバス、相手方システムバス使用時に他の情報処理手段
による相手方システムバスの使用を抑止する構成とする
ことにより、システムバス上でデータが衝突することが
なく確実なデータのやりとたが行なえ、システムの信頼
性を向上させることができる。
【0015】
【実施例】図2に本発明の一実施例のブロック構成図を
示す。本実施例では情報処理系を二重化した入出力制御
部を監視する監視システムを構成する情報処理システム
について説明する。本実施例の情報処理システム11は
第1の情報処理系12及び第2の情報処理系13により
二重化されている。
【0016】第1の情報処理系12は情報を処理するM
PU(マイクロプロセッサユニット)14,MPU14
とシステムバス15を介して接続され、MPU14に処
理すべき情報を供給すると共にMPU14で処理された
情報を外部装置に出力する入出力制御部16-1〜1
-m,MPU14とローカルバス17を介して接続され
ると共に拡張ローカルバス18を介してMPU14及び
第2の情報処理系13と接続され、MPU14又は第2
の情報処理系13で処理すべき情報又は処理された情報
を格納するメインメモリボードMEM19,システムバ
ス15に接続され、システムバス15の第2の情報処理
系13とのバス使用権の調停を行なうバス調停コントロ
ーラ(BA)20,システムバス15を第2の情報処理
系13との接続を行なうシステム拡張バス21に接続す
ると共に、排他制御ライン22を介して入出力制御部1
-1〜16-mと接続され、入出力制御部16-1〜16-m
のシステムバス使用権の排他制御を行なうシステムバス
拡張コントローラ23より構成される。
【0017】MPU14はプログラム等が記憶されたR
OM(リードオンリメモリ)32,ROM32に記憶さ
れたプログラム等に応じて情報処理を実行するCPU3
3,CPU33により処理される情報が一時的に記憶さ
れるRAM(ランダムアクセスメモリ)34,ローカル
バス17,システムバス15と接続されると共にROM
32,CPU33,RAM34と接続され、情報を伝送
するローカルバス35,ローカルバス35を拡張ローカ
ルバス18に接続する拡散部36,ローカルバス35と
拡張ローカルバス18との間の通信制御を行なう通信制
御部37より構成される。
【0018】メインメモリボード19は情報を記憶する
RAM部38,RAM部38への情報の書込み及びRA
M部38からの情報の読み出しを制御するRAMコント
ローラ39,RAMコントローラ39と拡張ローカルバ
ス18との接続を行なう拡張部40より構成される。第
2の情報処理系13は第1の情報処理系12と同じ構成
であり、情報を処理するMPU(マイクロプロセッサユ
ニット)24,MPU24とシステムバス25を介して
接続され、MPU24に処理すべき情報を供給すると共
にMPU24で処理された情報を外部装置に出力する入
出力制御部26-1〜26-m,MPU24とローカルバス
27を介して接続されると共に拡張ローカルバス18を
介してMPU24及び第1の情報処理系12と接続さ
れ、MPU24又は第1の情報処理系12で処理すべき
情報又は処理された情報を格納するメインメモリボード
MEM28,システムバス25に接続され、システムバ
ス25の第1の情報処理系12とのバス使用権の調停を
行なうバス調停コントローラ(BA)29,システムバ
ス25を第1の情報処理系23との接続を行なうシステ
ム拡張バス21に接続すると共に、排他制御ライン30
を介して入出力制御部26-1〜26-mと接続され、入出
力制御部26-1〜26-mのシステムバス使用権の排他制
御を行なうシステムバス拡張コントローラ31より構成
される。
【0019】MPU24は処理プログラム等が記憶され
たROM(リードオンリメモリ)41,ROM41に記
憶された処理プログラム等に応じて情報処理を実行する
CPU42,CPU42により処理される情報が一時的
に記憶されるRAM(ランダムアクセスメモリ)43,
ローカルバス44,システムバス25と接続されると共
にROM41,CPU42,RAM43と接続され、情
報を伝送するローカルバス44,ローカルバス44を拡
張ローカルバス18に接続する拡散部45,ローカルバ
ス44と拡張ローカルバス18との間の通信制御を行な
う通信制御部46より構成される。
【0020】メインメモリボード28は情報を記憶する
RAM部47,RAM部47への情報の書込み及びRA
M部47からの情報の読み出しを制御するRAMコント
ローラ48,RAMコントローラ48と拡張ローカルバ
ス18との接続を行なう拡張部49より構成される。図
3に本発明の一実施例のMPU14,24のインタフェ
ースの構成図を示す。同図中、51はMPU14,24
中の通信制御部37,46に相当するDPRAM(デュ
アルポートランダムアクセスメモリ),52は拡張部3
6に相当する拡張時用インタフェース部、53はローカ
ルバス35,44とローカルバス17,27との間に接
続されるノーマル時用インタフェース部を示す。
【0021】DPRAM51は一方のポートがローカル
バス35,44と接続され、非運用とDPRAMアクセ
ス要求とのアンド論理に応じてMPU14,24側がイ
ネーブルされ、非運用と他系からのDPRAMアクセス
要求とのアンド論理出力(SFON)に応じて拡張ロー
カルバス18側がイネーブルされる。拡張時用インタフ
ェース部52はバッファ52a,52b,52c,52
dよりなり、バッファ52a,52bはアドレスの供
給、バッファ52c,52dはデータの供給を制御す
る。
【0022】バッファ52aは運用制御信号、他系有効
信号、メインメモリ部19,28へのアクセス信号のア
ンド論理及び、運用制御信号、DPRAMアクセス信号
のアンド論理及び運用制御信号、他系二重書き有効信号
のアンド論理のOR論理によりイネーブルされる。ま
た、ここで使用される信号のうちORゲート54により
運用制御信号、他系有効信号、メモリアクセス信号のア
ンド論理と運用制御信号、他系二重書き有効信号のアン
ド論理とのOR論理を取った信号が自系メインメモリ部
(MEM)19,28に排他信号EXONとして供給さ
れる。
【0023】また、バッファ52bはアドレスが供給さ
れ、運用状態に応じてアドレスのDPRAM51及びデ
コーダ55への供給を制御する。運用状態が非運用のと
き、アドレスがイネーブルされる。デコーダ55はバッ
ファ52bを介して供給されるアドレスに応じてDPR
AMへのアクセス信号を生成する。
【0024】バッファ52cは非運用制御信号と他系か
らのDPRAMアクセス信号とのアンド論理に応じてD
PRAM51から読み出されたデータ及びDPRAM5
1に書込むデータの供給制御を行っている。バッファ5
2dは運用制御信号、他系有効信号、MEM(メモリ)
アクセス信号のアンド論理及び運用制御信号、DPRA
Mアクセス信号のアンド論理及び運用制御信号、他系二
重書き有効信号のアンド論理のOR論理が供給され、デ
ータの供給を制御する。
【0025】また、ローカルバス35,44からのアド
レス及びデータはデコーダ56に供給され、アドレスに
応じて自系使用可セット信号を生成し、データに応じて
他系使用可セット信号を生成するデコーダ56で生成さ
れた自系、他系使用可セット信号はバッファ57に供給
される。バッファ57は運用制御信号に応じてMEM1
9,28への自系使用可セット信号「S*SET」及び
他系使用可セット信号「M*SET」の供給を制御す
る。
【0026】自系MEM(メモリ),及び他系MEM
(メモリ)からは自系使用可セット信号「S*SE
T」、他系使用可セット信号「M*SET」に応じて自
系メモリ使用可通知信号「S*OK」及び他系メモリ使
用可通知信号「M*OK」が供給される。なお、MPU
14,24は、電源ON,システムリセット、MPU間
の双方向通信等の手段による運用系選択ロジックにより
(特に図示はしない)、システム(MPU)の運用/非
運用が決定され、MEMに処理プログラム、データ・ベ
ース、管理情報等が吸い上げられ、それとともに、メモ
リのコピーを行い非運用系のMEMを、運用系の内容と
一致させておく。また,I/O部16-1〜16-m,24
-1〜24-m,も運用系の制御を行う事でサービスが開始
される。そして、非運用系のMPUは内部のローカルプ
ログラムにより、運用系に対し、チェック(割り込み
等)をかけ、運用系のMPUが拡張ローカルバス経由
で、通信制御部(双方向メモリ:DPRAM等)のコマ
ンド解析とレスポンス返送(ステータス等)し、非運用
系が正常性を常時チェックできるシステムで運用され
る。
【0027】このとき、MPU14,24の運用/非運
用は、上記の方法で決定され、その状態が、例えばラッ
チして自系の運用/非運用制御の信号(ACTON)と
され、運用系に決定したMPUからのメモリ選択は図4
(A)に示される論理により決定される。図4(B)に
図4(A)の論理を得るためのロジックを示す。初期状
態においては、自他系メモリMEMは使用不可状態にあ
るため、運用系MPUには自系メモリMEMのバッファ
が有効となっており、メモリMEMにファイルロードを
行う際に、拡張ローカルバス経由で、他系MEMへのメ
モリのコピー制御を意識せずに行われ、正常終了したな
らば、自/他系使用可セットをONする。ロードされた
各種ファイルに対してメモリ構築して、サービスを開始
できる。
【0028】当然、他系のメモリは図5に示すような条
件でコピー制御される。この状態になると、自系メモリ
MEMが故障した瞬間に図5(A)の論理に示す様に、
他系にアクセスのためのバッファが有効となり、故障し
た瞬間の正常動作すべき内容が他系メモリMEMに格納
されているため、システム停止することなくサービスが
継続できる。
【0029】メモリMEM故障としては、一般的にメモ
リのビットエラーがあり、継続してメモリMEMを使用
する事は、信頼性の点から良くないため。エラーしたメ
モリ素子の搭載されているメモリボードを交替させる必
要があるが、上記制御によりシステムを停止せずにこれ
に対応する。また、MPU間通信のための双方向メモリ
(デュアル・ポート・メモリ:DPRAM等)を搭載
し、自系に向いているポートと他系に向いているポート
は、上述した図4に示す様な制御をする。これにより運
用系となったMPUは他系のDPRAMにしかアクセス
できず、非運用系は自系のDPRAMにしかアクセスで
きない。非運用系からの監視においては、自系に向いて
いるポートに対してチェックのコマンドを書き込む。書
き込みに対してDPRAMまたは外付け回路等で運用系
に割り込みをかける。または、運用系はルックインで他
系DPRAMの状態を読み出しても良い。運用系は非運
用系からのコマンド有りと認識すると、解析後に対応し
たレスポンス・ステータス等を他系DPRAMに返送す
る。返送された事を契機に非運用MPUはそれをチェッ
クし、正常であれば、次のコマンドを任意のタイミング
で再度送信する。以上の様に、他系アクセスのための拡
張ローカルバスを使用する権利を完全に運用系に与え、
バス使用権の衝突する事なくシステムの正常性をチェッ
クできる。運用系からの制御においては、システム運用
上のローカルな情報(例えば、スタックの状態、内部レ
ジスタの状態、プログラムカウンタ値等)を他系に書き
込み、他系起動のコマンドをセットし、非運用状態に遷
移する。非運用系は本情報と起動コマンド受信により、
運用系の実行していたプログラムを引き続き実行可能と
なり、システムの切り替え要求等があった時でも、シス
テム停止せずに実施できる。
【0030】図6はメインメモリ部MEMのインタフェ
ース構成図である。メモリ制御部39,48の配下にメ
モリ本体(ここではダイナミックランダムアクセスメモ
リ:DRAM)38,47を配置し、メモリ制御部3
9,48は通常/拡張ローカルバス18からのアクセス
に対するメモリ本体との通信及び、メモリの内容のリフ
レッシュの制御を行うものである。
【0031】図6のバッファ77a,77b,78a,
78bの運用制御信号、自系有効信号、メモリアクセス
信号、自系二重書き有効信号の論理により、通常アクセ
ス時は自系MPUからのアクセス(ノーマル時)か、他
系MPUからのアクセス(拡張時)が選択される。ま
た、フリップフロップ79により自系MPUと他系MP
Uからの自系/他系使用可セットがそれぞれ交差する様
にしてメモリMEMの使用可通知をセットできる様にな
っているが、この制御は運用系のみが制御できる構成で
あるため問題にはならない。さらに、メモリMEM異常
に対して、通知「MEMOK」をインバータ80を介し
てフリップフロップ79のリセット端子に供給しておく
ことによりリセットする事で、MPUに対してのメモリ
ボード交替が迅速に行える。
【0032】図17はBEXのインタフェース構成図で
ある。自系システムバスと他系BEXとのインタフェー
スを設け、通常時は自系のバス(アドレス)をモニタし
ている。図8にBEXのインタフェースの動作説明図を
示す。ここで、もし運用系BEXの配下にあるI/O部
が、異常等により非運用になった場合、図8(A)に示
すように排他制御ラインの通知により、他系I/O部を
アクセスできる様に、アドレス,モニタ/出力制御が実
施される。
【0033】まず、I/O部へのアクセスが開始された
時、自系I/O部の非運用を上記によりバス拡張部は認
識し、自系を制御側として他系のシステムバス拡張部B
EXに拡張システムバス使用要求(BXREQ)を送信
するとともに、他系のシステムバス拡張部BEXへの出
力方向にバッファを切り替える。拡張システムバス使用
要求BXREQを受信したシステムバス拡張制御部BE
X(ここでは非運用系)は、システムバス調停部BAに
対して自系のシステムバス使用要求(BREQ−x)を
送出し、BAからのバス使用許可(BACK−x)を受
信すると同時に拡張システムバスの使用許可(BXAC
K)を、要求元BEXに送信し、入力方向にバッファを
切り換える。BXACKを受信したBEXは自系のアド
レス、データを他系BEXに渡し、他系BEXから該当
のI/Oにアクセスされる事により通信が行われる。
【0034】逆に、I/Oから他系MPU,MEMにア
クセスが開始された時も同様の手順で通信が行われる。
ここで、自系と他系のシステムバス使用権の排他制御を
行うために、他系バスの使用要求中か否かを、他系BA
からのシステムバス要求中(RQALL)として、他系
BEXに送信し、受信したBEXがシステムバス使用要
求BREQ−xに反映することで、自系MPU→他系I
/O部と他系I/O部→自系MPU系のアクセス衝突を
回避する。すなわち、自系アクセスでも他系アクセスで
も、結果的には1本のシステムバスである事から、他系
のバス使用中=他系からアクセスまたは他系へのアクセ
ス=自系バスの使用不可という状態である事を意味す
る。
【0035】また、バス拡張制御部にポート制御端子
(PE)を設け、自系BEXが正常/異常を、他系BE
Xにそれぞれ接続する。これにより、他系のBEXの異
常を知り、不要な他系とのアクセスを禁止する事が可能
となる。図9は、入出力制御部16-1〜16-n,26-1
〜26-nのインタフェース構成例である。
【0036】図9(A)の様に、システムバスに接続さ
れるバッファに対して自己制御(セルフ異常)と運用系
MPU内部からの運用/非運用制御により、I/Oのバ
ス組み込み、切離しが実施されるもので、初期状態は切
離されているが、運用MPUが自・他系I/Oをバスに
接続して制御をする時に図9に示すようにI/O毎に設
定されたビットをONする事で、I/Oが正常であれ
ば、自系が優先的に使用されるものである。ここで、I
/Oが異常あるいは、MPUから切離しされると、その
瞬間からBEXの機能により他系I/Oが選択される様
になる。
【0037】MPUは内部での異常制御後に、再開させ
る時は正常な他系I/Oを組み込む事により、制御アド
レスの変換することなく、継続処理が可能となる。ま
た、運用側MPUのみI/O制御ビットをアクセスでき
るから、信号の衝突はなく、運用MPUが非運用MPU
に対して、自・他系bitを反転させて更新しておけ
ば、例えばMPUの切り替わりにおいても、I/O選択
の不一致とはならない。
【0038】図10にはメモリコピー機能のための制御
論理回路構成図、図11に、自・他系システムバスの排
他制御論理動作説明図、図12は各ブロック間の主要な
信号の渡しを、BWB(バック・ワイヤリング・ボー
ド)のイメージで記述したものである。図10に示すよ
うにメモリコピー制御論理回路はエンコーダ101,デ
コーダ102,バッファ103,104,インバータ1
05,ANDゲート106,ORゲート107,10
8,インターバルカウンタ109より構成され、バス使
用要求BREQを供給し、バス使用許可が優先順に与え
られる。このとき、バス要求中RQALLにより、バス
要求中か否かが判断される。
【0039】まず、図11,図12に示すようにI/O
へのアクセスが開始された時、自系I/O非運用を上記
によりバス拡張部は認識し、自系を制御側として他系B
EXに拡張システムバス使用要求を送信(BXREQ出
力)するとともに、他系BEXへの出力方向にバッファ
を切り替える。BXREQを受信したBEX(ここでは
非運用系)は、BAに対して自系のシステムバス使用要
求(BREQ−x)を送出し、BAからのバス使用許可
(BACK−x)を受信すると同時に拡張システム・バ
スの使用許可(BXACK)を、要求元BEXに送信
し、入力方向にバッファを切り替える。BXACKを受
信したBEXは自系のアドレス、データを他系BEXに
渡し、他系BEXから該当のI/Oにアクセスされる事
により通信が行われる。
【0040】逆に、I/Oから他系MPU,メモリME
Mにアクセスが開始された時も同様の手順で通信が行わ
れる。ここで、自系と他系のシステムバス使用権の排他
制御を行うために、他系バスの使用要求中か否かを、他
系BAからのシステムバス要求中(RQALL)とし
て、他系BEXに送信し、受信したBEXがシステムバ
ス使用要求BREQ−xに反映することで、MPU→他
系I/Oと他系I/O→MPU系のアクセス衝突を回避
する。すなわち、自系アクセスでも他系アクセスでも、
結果的には1本のシステムバスである事から、他系のバ
ス使用中=他系からアクセスまたは他系へのアクセス=
自系バスの使用不可という状態である事を意味する。
【0041】また、バス拡張制御部にポート制御(P
E)を設け、自系BEXが正常/異常を、他系BEXに
それぞれ接続する。これにより、他系のBEXの異常を
知り、不要な他系とのアクセスを禁止する事が可能とな
る。図13はメモリMAP,I/O・MAPの例であ
り、メインメモリ部(MEM)の空間は、前述の様に自
系か他系を同一アドレスでアクセスできる事、DPRA
Mは、運用時・非運用時にそれぞれ非運用MPU側のD
PRAMを同一アドレスでそれぞれのポートをアクセス
できる事、及び、運用/非運用の制御により、同一アド
レスで自/他系のI/Oを制御できる事を示している。
【0042】図14乃至図20に本発明の一実施例の運
用例を説明するための図を示す。今、非運用系のMPU
が故障して復旧させるために、MPU交換作業の必要性
が生じた時、図14に示すようにシステムは運用のまま
でMPUを抜くがメモリコピーは実行可能であるからM
PUが挿入された場合の再度メモリのコピー制御をする
必要が無いし、図15に示すようにその直後にMPUの
切り替えが起こった場合でも、即座に再開が可能とな
る。
【0043】図16は他系でメモリ障害が起こった場合
の状態であるが、サービス(運用動作)には影響を与え
ない。ただ、メモリのコピー制御が抑止されるだけであ
る。障害復旧後に、再度メモリのコピー制御を実施す
る。図17は運用系のMEM障害が起こった場合の状態
である。拡張ローカルバスを経由して、他系のMEMア
クセスをできる事により、異常となった瞬間から、即座
に次の処理を継続して実行できる。すなわち、システム
停止を伴わない再開が可能である。異常となったメモリ
ボードが交換されると、他系のメモリMEMから拡張ロ
ーカルバスのコピー制御で情報が書き込まれ、再度自系
のメモリで処理を継続できる。
【0044】図18は運用系BEXの障害が発生した場
合である。このケースは、バス拡張ができない(アドレ
スモニタ無効)状態であるがサービス(運用動作)には
何ら影響を及ぼさない。図19は運用系のI/O部が障
害となった状態である。この場合は、バス拡張により、
他系のI/O部を、あたかも自系のI/O部である様に
使用する事を可能とし、システム停止する事なく運用を
継続できる。
【0045】図20はメモリ系、I/O系が他系で運用
されている状態を示す。本来は自系のシステムに閉じて
運用されるものであるが、最悪の場合、本状態になり得
る。ただし自系のメモリ系、I/O系が復旧し、メモリ
のコピー制御が終了すれば、その時点で自系への切り戻
しが可能であるため、問題とはならない。以上、本実施
例によれば、従来MPU側ボードに搭載されていたRA
Mコントローラをメインメモリ部MEM側ボードに搭載
し、その間をローカルバスで接続する。これにより、メ
モリ二重書き制御が単純化される。すなわち、MPUの
有無に係らず拡張バス経由のメモリのコピー制御により
システム間のメモリ内容の一致性が保証できるため、従
来の様にMPU挿抜に同期させてメモリのコピー制御を
する必要が無くなり、MPU挿入に対して即時、系切り
替えが可能な状態に移行できる。
【0046】また、MPUとMEMに相手系とのアクセ
ス可能な様に拡張部を搭載し、システム間に拡張ローカ
ルバスを設ける事である。これにより以下に述べる機能
が実現できる。すなわち、自系メインメモリ障害に対し
て、システムダウンとせずに他系のメインメモリ部ME
Mをアクセスしてサービスが継続できる事である。これ
は、自系のメインメモリ部MEMが故障した場合に、系
切り替えによるサービス再開しかできなかった従来のシ
ステムに対し信頼性が向上する事になる。また、自系M
PUの故障による系切り替えに対しても、メモリコピー
されているかいないかによって、他系のMPUが自系/
他系のメインメモリ部MEMをアクセスしてサービス再
開できるのに対し、従来のシステムはメモリコピーされ
ていなければ、系切り替えによるサービス再開もできな
い事から、本実施例によれば、従来に比べて信頼性は格
段に向上する。
【0047】また、通信制御部37,46を搭載し、非
運用MPUが運用中のMPUに対して正常動作をしてい
るかのチェック用に、通信制御部37,46に対してコ
マンド形式の割り込みをかけることにより、運用MPU
がその結果なんらかのアクションを起こせれば、正常運
用中と判断できる。ここで、コマンド形式とは、MPU
間で予め定義されて、例えば任意のメモリを読んで、値
をレスポンスとして返すとか、外部に見える制御レジス
タの任意のビットをON/OFFさせるといった処理を
運用MPUに対して行わせるもので、非運用MPU側で
その状態をチェックする事により正常性の確認ができ
る。これは、従来システムが、非運用MPUを停止さ
せ、運用MPUだけの正常性チェック(WDT,パリテ
ィ等)による監視機能に対し、非運用MPUが自律的な
チェックを行うため、任意のポイントでチェックでき
る。また、運用MPUの正常性チェック異常となる前に
故障を検出して系切り替え等の動作が実施でき、システ
ムの信頼性を向上させることができる。
【0048】さらに、システムバス調停部(BA)とシ
ステムバス拡張制御部(BEX)の分離により、各々の
システムバスはシステムバス拡張制御部BEXの故障や
未実装に対しても正常にアクセス可能とする事ができ、
正常にサービスが提供できる。従来は、システムバス拡
張制御部BEX相当部の故障に対してはシステムバス調
停部BA相当部も一緒に交換する必要があり、交換時に
システムダウンを招くのに対し、本実施例では一方が故
障や未実装でもアクセスは正常に行なえ、システムダウ
ンを起こすことがないため、従来のものに比べはるかに
信頼度は増す。これには、半導体技術の進歩に伴うLS
I化でコンパクトなバス調停コントローラ部BA相当部
やシステムバス拡張制御部BEX相当部が実現できるた
め、1ブロックに各種の機能(ここでは、システムバス
調停部BAとシステムバス拡張制御部BEX)を搭載で
きる場合でも、システム構成上はシステムバス拡張制御
部BEXとそれ以外のシステム制御に係わるブロックを
明確に区別する事で実現され、また、BAも独立に構成
する事で、自・他系システムバス15の調停が他ブロッ
クの状態に依存せずに制御可能となる。
【0049】また、二重化されたI/Oに対して排他制
御ラインをシステムバス拡張部BEXに接続し、両MP
Uがアクセスする自系I/Oと他系I/Oを同様のアド
レス空間にそれぞれ配置する事で、I/Oの管理をシン
プルにできるもので、従来、自・他系I/Oは固定のア
ドレスに割り付けられているため、MPUが自・他系を
常に認識して制御していたのに比べ、正常なI/Oのア
クセスや、管理をする時に、常に1種類のI/Oで済
み、自系、他系区別なく、管理、制御が単純化される。
【0050】また、メインメモリ部MEM側にRAMコ
ントローラが搭載されているがために、サービス拡張に
合わせて、処理プログラム、データベースが増加し、メ
モリを拡張する場合でも、ローカルバスのインタフェー
スに合わせておけば、簡単にシステムが拡張できる。以
上、説明した様に、何らかの異常発生に対して、システ
ム停止せず運用サービスを提供する事が可能であり、保
守者が異常発生に対して、システム停止に陥る様な、多
重故障(両MPU異常、両MEM異常、両BA異常等)
となる前に適切な復旧作業を行う事で、フォールトトレ
ラントなシステムが実現される。
【0051】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1によれ
ば、各情報処理系の情報処理手段は他系の情報記憶手段
と他系の情報記憶制御手段を介して接続されているた
め、一つの情報処理手段がフォールトしても情報処理手
段がフォールトした情報処理系の情報記憶手段に記憶さ
れた情報をその情報記憶手段を制御する情報記憶制御手
段を介して他の情報処理手段が取得できるため、他の情
報処理系を介して中断なくサービスの提供が可能とな
り、システムの信頼性を向上させることができる等の特
長を有する。
【0052】請求項2によれば、複数の情報処理系の情
報処理手段及び情報記憶手段に複数の情報処理系の情報
処理手段及び情報記憶手段を接続する拡張ローカルバス
を接続する拡張手段を設けることにより、一つの情報記
憶手段の障害に対して、システムダウンとせずに他の情
報記憶手段にアクセスしてサービスが継続でき、システ
ムの信頼性を向上させることができる等の特長を有す
る。
【0053】請求項3によれば、複数の情報処理系の情
報処理手段のうち拡張ローカルバスを使用する情報処理
手段の動作を確認する動作確認手段を設けることによ
り、非運用の情報処理系の動作の確認が行なえるため、
非運用系の情報処理系を正常に待機でき、運用系の情報
処理系に異常が生じた場合に非運用系の情報処理系に処
理動作が切替った場合にも確実に動作を行なうことがで
き、システムの信頼性を向上させることができる等の特
長を有する。
【0054】請求項4によれば、複数の情報処理系の情
報処理手段の各システムバスを拡張システムバスを介し
て接続する拡張制御手段と、拡張制御手段とは別体で設
けられ、複数の情報処理系の情報処理手段のシステムバ
スに接続され、システムバスの調停を行なう拡張調停手
段とを設けることにより、システムバスの制御と調停と
を別々に行なえ、拡張制御手段のどちらか一方が故障し
ても、システムダウンを起こすことなく、処理が可能と
なり、システムの信頼性を向上させることができる等の
特長を有する。
【0055】請求項5によれば、拡張制御手段はシステ
ムバス、相手方システムバス使用時に他の情報処理手段
による相手方システムバスの使用を抑止する構成とする
ことにより、システムバス上でデータが衝突することが
なく確実なデータのやりとたが行なえ、システムの信頼
性を向上させることができる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の一実施例のブロック構成図である。
【図3】本発明の一実施例のMPUのインタフェース構
成図である。
【図4】本発明の一実施例のMPUのインタフェース制
御論理を説明するための図である。
【図5】本発明の一実施例のMPUのインタフェース制
御論理を説明するための図である。
【図6】本発明の一実施例のMEMのインタフェース構
成図である。
【図7】本発明の一実施例のバス拡張制御部のインタフ
ェース構成図である。
【図8】本発明の一実施例のバス拡張制御部の動作説明
図である。
【図9】本発明の一実施例のI/Oインタフェースの構
成図である。
【図10】本発明の一実施例のBEX排他制御の論理構
成図である。
【図11】本発明の一実施例の排他制御調停動作説明図
である。
【図12】本発明の一実施例の制御線受け渡し図であ
る。
【図13】本発明の一実施例のメモリ空間/制御空間M
AP構成図である。
【図14】本発明の一実施例のシステム二重化の運用モ
ード説明図である。
【図15】本発明の一実施例のシステム二重化の運用モ
ード説明図である。
【図16】本発明の一実施例のシステム二重化の運用モ
ード説明図である。
【図17】本発明の一実施例のシステム二重化の運用モ
ード説明図である。
【図18】本発明の一実施例のシステム二重化の運用モ
ード説明図である。
【図19】本発明の一実施例のシステム二重化の運用モ
ード説明図である。
【図20】本発明の一実施例のシステム二重化の運用モ
ード説明図である。
【図21】従来の一例の構成図である。
【符号の説明】
1 情報処理システム 2 情報処理手段 3 情報記憶手段 4 情報記憶制御手段 5 情報処理系

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を処理する情報処理手段と、 情報を記憶する情報記憶手段と、該情報記憶手段を制御
    する情報記憶制御手段とを有する情報処理系を複数有す
    る情報処理システムにおいて、 複数の情報処理系の情報処理手段を夫々自系の情報記憶
    制御手段を自系の情報記憶手段に設け、前記情報処理手
    段と前記情報記憶制御手段とをローカルバスで接続する
    ことを特徴とする情報処理システム。
  2. 【請求項2】 前記複数の情報処理系の前記情報処理手
    段及び前記情報記憶手段に前記複数の情報処理系の前記
    情報処理手段及び前記情報記憶手段を接続する拡張ロー
    カルバスを接続する拡張手段を有することを特徴とする
    請求項1記載の情報処理システム。
  3. 【請求項3】 前記複数の情報処理系の前記情報処理手
    段のうち拡張ローカルバスを使用する情報処理手段の通
    信を制御する情報制御手段を有することを特徴とする請
    求項2記載の情報処理システム。
  4. 【請求項4】 前記複数の情報処理系の前記情報処理手
    段の各システムバスを拡張システムバスを介して接続す
    る拡張制御手段と、 前記拡張制御手段とは別体に設けられ、前記複数の情報
    処理系の情報処理手段のシステムバスに接続され、前記
    システムバスの調停を行なう拡張調停手段とを有する請
    求項3又は4記載の情報処理システム。
  5. 【請求項5】 前記拡張制御手段はシステムバス、相手
    方システムバス使用時に他の情報処理手段による相手方
    システムバスの使用を抑止することを特徴とする請求項
    4記載の情報処理システム。
JP6280683A 1994-11-15 1994-11-15 情報処理システム Withdrawn JPH08137709A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007257259A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Nec Corp 情報処理装置、記憶領域クリーンアップ方法およびプログラム

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