JPH08137640A - ネットワーク接続型印刷装置 - Google Patents

ネットワーク接続型印刷装置

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JPH08137640A
JPH08137640A JP6271025A JP27102594A JPH08137640A JP H08137640 A JPH08137640 A JP H08137640A JP 6271025 A JP6271025 A JP 6271025A JP 27102594 A JP27102594 A JP 27102594A JP H08137640 A JPH08137640 A JP H08137640A
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JP
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JP6271025A
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Inventor
Masaharu Nagata
雅治 永田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ネットワークに接続された複数のホストと、
印刷装置を有するネットワーク接続型印刷装置におい
て、ホストから非標準印刷データを有する印刷処理依頼
のとき、前回の印刷がどのホストからの非標準印刷デー
タを受けたのかを管理し、ネットワーク上に伝送される
非標準印刷データ量を少くすること。 【構成】 ネットワーク10上に接続され、非標準印刷
データが登録されている複数のホストと、これらのホス
トの要求に基づき印刷を行う、ネットワーク上に接続さ
れた印刷装置1において、印刷装置1に、印刷要求を行
ったホスト名を記入した管理情報テーブル2と、ホスト
から非標準印刷データの印刷要求が行われたとき、前記
管理情報テーブル2をアクセスしてこのホストからの非
標準印刷データがこの印刷装置に保持されているかどう
かを判別し、保持されていないとき要求元のホストに対
して非標準印刷データの送出要求を行う制御部を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はネットワーク接続型印刷
装置の利用者文字、オーバレイパターン管理方式に係
り、特にネットワークに接続された複数のホストからの
印刷処理依頼を受ける場合に、この印刷装置が前回の印
刷のときにどのホストからどの利用者文字等の印刷を行
ったのか管理し、印刷装置が保持していない利用者文
字、オーバレイパターンに対しては、印刷装置から印刷
要求元のホストに対してリクエストするようにしたもの
である。
【0002】
【従来の技術】図5に示す如く、ネットワーク10上に
接続されたプリンタ20に対し、同じくネットワーク1
0上に接続された、例えばワークステーションやパソコ
ンの如き端末であるホストA、ホストBから印刷要求を
行って印刷を実行する場合、印刷文字パターン等の資源
の管理が印刷装置内でのみ行われていたため、ホスト
A、ホストB等とネットワークを通した文字パターン等
の資源の共有が行えなかった。
【0003】従ってホストAの、例えば業務に応じた固
有の利用者文字「利」、「用」、「者」それぞれのコー
ド「1」、「2」、「3」により印字データ列「12
3」を作成してこれをネットワーク10を経由してプリ
ンタ20に送出しても、ホストAの固有の利用者文字は
プリンタ20に保有されていないので、前記コード「1
23」によりホストAからの印刷要求を印刷実行して
も、印刷用紙21に示す如く、これに対しては白紙の印
刷結果しか得られなかった。
【0004】同様にホストBの固有の利用者文字
「所」、「有」、「者」のそれぞれのコード「1」、
「2」、「3」により印字データ列「123」を作成し
てこれをプリンタ20に送出しても、ホストBの固有の
利用者文字はプリンタ20に保有されていないので、印
刷用紙22に示す如く、これまた白紙の印刷結果しか得
られなかった。
【0005】このような白紙の印刷出力を避けるため、
各ホストにおけるユーザは印刷データの他に、例えば業
務に応じた利用者文字やオーバレイパターンについての
配慮を必要とした。
【0006】従って、このような処理分散をはかるネッ
トワークシステムでは、利用者文字やオーバレイパター
ンを印刷要求するとき、このような、前記の如き問題と
なる資源をその都度プリンタ20に登録することが必要
となる。このため、前記の如き例えばホストAの利用者
文字をプリンタ20で印刷する場合、ホストAから利用
者文字をプリンタ20に送り登録することが必要とな
る。この場合、その利用者文字のドットパターンと文字
コードをネットワーク10を経由して送出するので、ネ
ットワーク10上に余分な情報が流れ、ネットワークシ
ステム全体のパフォーマンスを低下させていた。このと
き利用者文字が、例えば電話機を示す絵文字や、ハード
ディスクを示す絵文字等の場合、ドット数が多いため、
ネットワーク上のデータ転送効率が低下することにな
る。
【0007】又、前記の如き、プリンタ20でネットワ
ーク10を経由して、ホストA、ホストB等からの要求
を印刷する場合、プリンタ20の内部には、プリンタ2
0が持つ固有の資源しかなかった。このため、クライア
ント・サーバシステムのような処理の分散化を目的とし
た、前記の如きネットワークにプリンタを接続したと
き、ワークステーションやパソコンの如き端末である各
ホストが持っている個別の利用者文字情報等に、同一の
コードが付加されているときプリンタ側では情報が正確
に判断することができない。
【0008】例えば図6に示す如く、ホストAでは利用
者文字「利」、「用」、「者」にそれぞれコード
「1」、「2」、「3」を付加し、ホストBでは利用者
文字「所」、「有」、「者」にそれぞれ文字コード
「1」、「2」、「3」を付加する場合、異なるホスト
からの印刷内容がコードデータでは一致するが、登録さ
れている利用者文字パターンは異なる。
【0009】従って初めホストAからの利用者文字を図
6に示す如くプリンタ20に登録した状態でホストAか
らの印字データ列「123」を印刷する場合、印刷用紙
21に示す如く、所望の通りの「利用者」を印刷出力で
きる。しかし前記プリンタ20の状態でホストBから印
字データ列「123」を印刷する場合、図6に示すよう
に、印刷用紙22には「利用者」と印刷されることにな
る。
【0010】このようにプリンタ20では、印刷要求元
が持っている個別の利用者文字と自己に登録されている
ものとの正誤が判断できず、図6の印刷用紙22に示す
如く、誤った結果を出力することになる。これを防ぐた
めには、予め、ワークステーションやパソコン等のホス
トA、B側で印刷情報をプリンタに登録された利用者文
字コードに一致するよう変換して印刷依頼を行うことが
必要になるが、従来のパソコン等の端末ではこのような
印刷情報の変換はできなかった。従って正確に利用者文
字を印刷するためには、端末側つまりホストA、Bより
印刷要求の毎に利用者文字パターンをドットパターンで
プリンタに送ることが必要であった。
【0011】さらに、前記の如く、同一のネットワーク
上に接続されるホストから帳票データをプリンタ20で
印刷するには、プリンタ20において印刷要求を出すホ
スト以外の印刷要求を削除し、再度印刷要求元から印刷
データを送って定義を行う必要があった。そのため、図
7に示す如く、ホストAからプリンタ20に対し帳票デ
ータを印刷する場合、印刷要求元つまりホストAではプ
リンタ20に送信する印刷データの中に文字データの外
に帳票データL1、帳票データL2を埋め込んで送信す
ることが必要である。このためホストからプリンタに印
刷データを送信するのに時間が多くかかるという問題が
あった。
【0012】さらにプリンタがこの帳票データの含まれ
た印刷データを受けるためにネットワークを使用するた
め、同一ネットワークに接続された別のホストがネット
ワークの使用を抑制されるためその処理性能を低下させ
てしまうことがあるという問題があった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来で
は、ネットワーク上に接続された複数のホストから、ネ
ットワーク上に接続されたプリンタに対して利用者文字
やオーバレイパターンを印刷依頼するとき、それぞれの
ホストから利用者文字や、オーバレイパターンをネット
ワークを通してプリンタに送出することが必要であっ
た。そのためホストからプリンタに印刷データを送信す
るのに長時間かかり、ネットワークの使用を抑制される
ため、ネットワーク上に接続された他のホストの処理性
能を低下させることがあった。
【0014】従って本発明の目的は、このような問題点
を改善するため、利用者文字やオーバレイパターンの印
刷データを減少できるようにしたネットワーク接続型印
刷装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、図1に示す如く、ネットワークに接続
されたパソコンの如き端末であるホストA、ホストB
(図1では省略)・・・と、プリンタ1が接続される場
合において、プリンタ1に登録文字パターン管理情報テ
ーブル2を設け、この登録文字パターン管理情報テーブ
ル2にコードと、そのコードに対応する文字パターン及
び、その文字パターンを使用するホストを登録する。
【0016】
【作用】図1において、ホストAがプリンタ1に対して
利用者文字による印字要求を行うとき、ホストAはまず
印字要求をプリンタ1に出力する。プリンタ1では、こ
の印字要求を解読してホストAからの利用者文字による
印字要求であることを認識し、登録文字パターン管理情
報テーブル2をチェックし、ホストAの登録文字パター
ンが登録されているか否かチェックする。
【0017】しかも、図1の場合には、ホストAの登録
文字パターンが登録されていないことがわかるので、プ
リンタ1ではホストAに対してその文字パターンをリク
エストする。ホストAではこれにより利用者文字の文字
パターンをプリンタ1に送出する。プリンタ1ではこれ
により、右側の登録文字パターン管理情報テーブル2の
如く登録し、ホストAからの印字データ列「123」に
対応した利用者文字「利用者」を印刷用紙3に印刷す
る。これにより図1に示す如く、プリンタ1からホスト
Aによる印刷結果が得られる。
【0018】続いてホストAから、例えば利用者文字の
印字データ列「423」が送出されたとき、プリンタ1
ではこの右側の登録文字パターン管理情報テーブル2を
アクセスして「4」に対する利用者文字の文字パターン
の送出をホストAにリクエストする。これによりホスト
Aから「4」に対する「使」を送出してこれを登録文字
パターン管理情報テーブル2に追加登録し、これにより
前記印字データ列「423」に対する利用者文字「使用
者」が印刷出力されることになる。
【0019】
【実施例】本発明の一実施例を図2〜図4に基づき他図
を参照して説明する。図2は本発明の一実施例構成図、
図3は本発明の動作説明図(その1)、図4は本発明の
動作説明図(その2)である。
【0020】図2において(A)は本発明におけるプリ
ンタ1の構成図を示し、同(B)はその制御部の動作説
明図である。図2(A)において、4は制御部、5は主
記憶、6は非標準印刷データ保持部である。
【0021】制御部4は、プリンタ1に伝達された印字
要求が利用者文字かオーバレイパターンか標準文字か等
を判別したり、利用者文字やオーバレイパターンのとき
にはそれらのパターンがプリンタに登録されているか否
か判別したり、登録されていない場合には、印字要求元
のホストに対して利用者文字やオーバレイパターンの送
出を求める文字パターンリクエストを出力したり、登録
文字パターン管理情報テーブル2をアクセスしたり作成
する等の印刷に関する制御を行うものである。
【0022】主記憶5はプリンタ1において印刷を行う
ために必要とするデータが保持されるものであり、例え
ば前記登録文字パターン管理情報テーブル2、非標準印
刷データ保持部6等が設けられている。
【0023】非標準印刷データ保持部6は、利用者文字
やオーバレイパターンのような非標準印刷データを保持
するものである。なお、前記登録文字パターン管理情報
テーブル2、2′に記入されているパターンの項の内容
は、そのパターンが実際に記入されている非標準印刷デ
ータ保持部6のアドレス情報を示している。
【0024】図2(B)のフローチャートにより本発明
の動作を説明する。 (1)ネットワーク上に接続された端末例えばホストA
からの印字要求が伝達されたとき、プリンタ1の制御部
4は、これに利用者文字が含まれているか否か判別す
る。
【0025】(2)利用者文字が含まれている場合に
は、制御部4は登録文字パターン管理情報テーブル2を
アクセスして、ホストAから印字要求された利用者文字
をプリンタ1が所有しているか否かを判断する。
【0026】(3)制御部4が登録文字パターン管理情
報テーブル2をアクセスし、印字要求された利用者文字
をプリンタ1が所有していないと判断したとき、制御部
4は印字要求を行ったホストA、つまり印刷処理の要求
元に資源の要求つまり所有していない利用者文字の送信
要求を行う。
【0027】(4)これに対し印刷処理の要求元つまり
ホストAから所有していない利用者文字が応答として送
信されてきたとき、制御部4はこれに基づき登録文字パ
ターン管理情報テーブル2に所定の事項を記入してこれ
を作成し、非標準印刷データ保持部6にこの利用者文字
のパターンを保持する。
【0028】(5)前記(1)において、利用者文字が
含まれていない場合、制御部4はオーバレイパターンが
含まれているか否か判別する。 (6)オーバレイパターンが含まれている場合には、制
御部4は登録文字パターン管理情報テーブル2をアクセ
スしてホストAから印字要求されたオーバレイパターン
をプリンタ1が所有しているか否かを判断する。
【0029】(7)制御部4が登録文字パターン管理情
報テーブル2をアクセスし、印字要求されたオーバレイ
パターンをプリンタ1が所有していないと判断したと
き、制御部4は印字要求を行ったホストAに対し、資源
の要求つまり所有していないオーバレイパターンの送信
要求を行う。
【0030】(8)これに対してホストAから所有して
いないオーバレイパターンが応答として送信されてきた
とき、制御部4はこれにもとづき登録文字パターン管理
情報テーブル2に所定の事項を記入してこれを作成し、
非標準印刷データ保持部6にこのオーバレイパターンを
保持する。
【0031】(9)ところで前記(5)においてオーバ
レイパターンでなければ、これは標準文字であり、プリ
ンタ1に用意されているものである。 (10)このようにしてホストから印字要求された各パ
ターンがプリンタ1に用意されたのち、これらのパター
ンが展開され、印刷処理が遂行される。
【0032】図3により本発明の動作を、プリンタ1に
対しホストAから印字要求が行われた後、ホストBから
印字要求が行われた場合について説明する。プリンタ1
では、ネットワーク10上の複数の端末からの処理依頼
を受ける場合に、登録文字パターン管理情報テーブル2
に示す如く、管理情報を保持しておき、処理実行時の端
末資源の管理を行えるようにしておく。
【0033】プリンタ1は、任意の端末からのリクエス
トにより処理を開始するが、このとき、先に保持してい
た情報を元に印刷処理を行う。このとき登録文字パター
ン管理情報テーブル2をアクセスして利用者文字やオー
バレイパターンのような必要とする資源が保持されてい
ないことを検出したら印刷処理の要求元の端末に資源の
要求を行う。
【0034】資源があれば、それを使用した処理を行
う。これにより複数の要求元からの要求に対して各要求
元に応じた印刷結果を得ることができる。プリンタ1で
は、登録文字パターン管理情報テーブル2に、前回の印
字要求を行ったものがホストAであること、そして、コ
ード1に対応して利用者文字の「利」が、コード2に対
応して利用者文字の「用」が、コード3に対応して利用
者文字の「者」が登録されていることが記入されてい
る。
【0035】この状態において図3のに示す如く、ネ
ットワーク10に接続された複数の端末の1つから印字
要求が行われたとき、例えばホストBから印字データ列
「1、2」により印字要求が行われたとき、プリンタで
はこのリクエストにより処理を開始するが、このとき
に、先に保持していた管理情報を元に印刷処理を行う。
つまり登録文字パターン管理情報テーブル2をアクセス
して、印字要求を行ったホストBの、コード1、2の資
源が保持されているか否かをチェックされる。
【0036】プリンタ1では、登録文字パターン管理情
報テーブル2に、図3に示す通りのデータが記入されて
おり、これにより利用者文字等の資源は保持されている
ものの、それは印字要求を行ったホストBのものではな
いことを認識する。そしてこれにもとづき、図3のに
示す如く、印刷処理要求元であるホストBに対して印字
要求の中に存在する利用者文字等の資源の要求を行う。
【0037】ホストBでは、図3のに示す如く、これ
により要求された印字コード1、2に対する印字パター
ンをプリンタ1に送出する。ホストBはこれを受取り、
右側の登録文字パターン管理情報テーブル2に示す如
く、ホストBからの文字コード1、2として、パターン
「永」「田」が保持されていることを登録する。そして
プリンタ1では図3のに示す如く、このホストBから
印字要求された利用者文字の「永田」を印刷用紙3−0
上に印刷結果として出力する。
【0038】このようにして複数の要求元からのリクエ
ストに対して、重複した資源設定を行っても、要求元の
指示に応じた印刷結果を得ることができる。図4により
本発明の動作を、プリンタ1に対しホストAからジョブ
1、ジョブ2により帳票を印刷し、次にホストBからジ
ョブ3により帳票を印刷する場合について説明する。帳
票の如き、オーバレイパターンの場合も、利用者文字の
場合と同様に、ネットワーク上の複数の端末からの処理
依頼を受ける場合に管理情報として印刷要求元の名前を
保持しておき、印刷処理実行時にチェックを行う。
【0039】例えば、図4(A)において、ホストAか
らジョブ1として帳票Aの印刷要求をプリンタ1が受け
たとき、プリンタ1では登録文字パターン管理情報テー
ブル2をアクセスし、図4(B)に示す如く、前回の帳
票の印刷要求はホストDであり、ホストAにおける帳票
Aの帳票データを保持していないことを認識する。そし
てプリンタ1は、帳票データAの送信要求を印刷要求元
であるホストAに通知する。
【0040】これにもとづき印刷要求元であるホストA
は、この通知に対して必要な帳票データをプリンタ1に
送る。プリンタ1では、これにより、図4(B)に示す
如く、登録文字パターン管理情報テーブル2に、ホスト
Aから帳票Aが送出され、そのパターンは主記憶の領域
aに保持したことを記入する。このようにしてからプリ
ンタ1ではジョブ1を実行してその結果を印刷結果3−
1として出力する。
【0041】続いて、ホストAよりジョブ2により帳票
Aの印刷要求が行われたとき、プリンタ1では登録文字
パターン管理情報テーブル2をアクセスして、直前の帳
票の印刷要求が今回と同じホストAであることを認識
し、ジョブ2の帳票Aの帳票データがプリンタ1で保持
されていることを認識し、ジョブ2を実行してその結果
を3−2として出力する。
【0042】それからホストBよりジョブ3として帳票
Bの印刷要求が行われたとき、プリンタ1では登録文字
パターン管理情報テーブル2をアクセスして、直前の帳
票の印刷要求がホストBでなく、ホストBにおける帳票
Bの帳票データを保持していないことを認識する。そし
てプリンタ1はホストBに対し帳票データBの送信要求
を通知する。
【0043】これにもとづき、ホストBでは要求された
帳票データをプリンタ1に送る。プリンタ1ではこれに
より、前記と同様に、登録文字パターン管理テーブル2
に、ホストBから帳票Bが送出され、これが主記憶の領
域bに保持したことを記入する。それからプリンタ1で
はジョブ3を実行してその結果を印刷結果3−3として
出力する。
【0044】このようにして前回の帳票データをその印
刷要求元とともに、保持することにより、同一印刷要求
元からの続いた印刷要求の場合帳票データを常に印刷デ
ータとして設定する必要がなく、2度目以降の印刷依頼
において、印刷要求にかかる時間を短縮できる。
【0045】なおプリンタ1の主記憶の大きさに余裕が
あれば、図4(B)に示す如く、登録文字パターン管理
情報テーブル2の帳票データ分のエントリを1回限りと
せずに、例えば2回分とか3回分のように、複数回分管
理させることもできる。勿論各ホストでは複数の帳票を
保持し、コードで区別しているので同じホストからの帳
票の印刷要求でもコードが異なればプリンタは帳票デー
タの要求を行うことになる。
【0046】
【発明の効果】請求項1に記載された本発明によれば、
印刷装置内に要求元を意識した非標準印刷データの資源
管理が行われるため、ネットワーク上には必要最小限の
情報しか送受信の対象にならない。このため印刷処理用
のデータがネットワークを占有する時間が短くなる。
【0047】請求項2に記載された本発明によれば複数
の要求元からのリクエストに対して、非標準印刷データ
の登録設定を行っても、要求元の指示に応じた正しい印
刷を行うことができる。
【0048】請求項3に記載された本発明によれば、正
しいオーバレイパターンを印刷できるのみならず、同一
ホストから連続してオーバレイパターンを印刷するよう
な場合、オーバレイパターンの送出は最初の1回目のみ
でよいので、転送データの総量を減らすことが可能とな
り、共有資源であるネットワークを占有しなくなり、他
のホストの処理性能を低下させなくてよいものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の一実施例構成図である。
【図3】本発明の動作説明図(その1)である。
【図4】本発明の動作説明図(その2)である。
【図5】異なるホストの印刷内容が文字コードで一致す
るが該当する文字の登録が行われていない場合を示す従
来例説明図(その1)である。
【図6】異なるホストからの印刷内容がコードデータは
一致するが、登録されている文字パターンが異なる場合
の従来例説明図(その2)である。
【図7】印刷データと帳票データの関係を示す従来例説
明図(その3)である。
【符号の説明】
1 プリンタ 2 登録文字パターン管理情報テーブル 3 印刷用紙 3−0 印刷用紙 3−1 印刷結果 3−2 印刷結果 3−3 印刷結果 4 制御部 5 主記憶 6 非標準印刷データ保持部 10 ネットワーク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク上に接続され、それぞれ固
    有文字やオーバレイパターン等の非標準印刷データが登
    録されている複数のホストと、これらのホストの要求に
    もとづき印刷を行う、同じくネットワーク上に接続され
    た印刷装置において、 この印刷装置に、 印刷要求を行ったホスト名を記入した管理情報テーブル
    と、 ホストから非標準印刷データの印刷要求が行われたと
    き、前記管理情報テーブルをアクセスしてこのホストか
    らの非標準印刷データがこの印刷装置に保持されている
    かどうかを判別し、保持されていないとき要求元のホス
    トに対して非標準印刷データの送出要求を行う制御部を
    具備したことを特徴とするネットワーク接続型印刷装
    置。
  2. 【請求項2】 前記管理情報テーブルに、非標準印刷デ
    ータのコード名とホスト名を記入し、前記制御部は、前
    記管理情報テーブルをアクセスして同一コード名でも登
    録元のホストが異なることを認識したとき、印刷要求元
    のホストに対し非標準印刷データの送信要求を行うこと
    を特徴とする請求項1記載のネットワーク接続型印刷装
    置。
  3. 【請求項3】 前記管理情報テーブルに、オーバレイパ
    ターン名とその登録元のホスト名を記入し、制御部はオ
    ーバレイパターンの印刷要求が前の印刷処理をリクエス
    トした要求元のホストと異なるホストからの印刷要求で
    あると認識したとき、印刷要求元のホストに対してオー
    バレイパターンを要求してから印刷処理を行うことを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載されたネットワ
    ーク接続型印刷装置。
JP6271025A 1994-11-04 1994-11-04 ネットワーク接続型印刷装置 Withdrawn JPH08137640A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1133937C (zh) * 1996-12-20 2004-01-07 佳能株式会社 打印控制装置及方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1133937C (zh) * 1996-12-20 2004-01-07 佳能株式会社 打印控制装置及方法

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