JPH08137409A - 光電パッケージに一体化された二重画像表示装置 - Google Patents
光電パッケージに一体化された二重画像表示装置Info
- Publication number
- JPH08137409A JPH08137409A JP7275131A JP27513195A JPH08137409A JP H08137409 A JPH08137409 A JP H08137409A JP 7275131 A JP7275131 A JP 7275131A JP 27513195 A JP27513195 A JP 27513195A JP H08137409 A JPH08137409 A JP H08137409A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- mounting structure
- display device
- image display
- real image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Ceased
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B27/00—Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
- G02B27/01—Head-up displays
- G02B27/0101—Head-up displays characterised by optical features
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B27/00—Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
- G02B27/01—Head-up displays
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B27/00—Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
- G02B27/01—Head-up displays
- G02B27/0149—Head-up displays characterised by mechanical features
- G02B2027/0154—Head-up displays characterised by mechanical features with movable elements
- G02B2027/0156—Head-up displays characterised by mechanical features with movable elements with optionally usable elements
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 製造が比較的容易で安価な、 直視型表示装
置および大きな視覚的表示装置を含む、小型二重画像表
示装置およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 二重画像表示装置は、取り付け構造(6
6)上に取り付けられ少なくとも1つの実像を発生する
実像発生手段(65)と、取り付け構造上に支持され画
像を光入力で受け光出力(75)で直視可能な拡大画像
を発生する低倍率光学系(64)と、取り付け構造上に
支持され画像を光入力で受け、光出力(67)に拡大虚
像を発生する高倍率光学系(62)とを含む。画像発生
手段用電気接続部(81,82)が、取り付け構造を通
じて設けられる。この装置は、ページャ、セルラ電話機
等と共に動作するように設計されている。
置および大きな視覚的表示装置を含む、小型二重画像表
示装置およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 二重画像表示装置は、取り付け構造(6
6)上に取り付けられ少なくとも1つの実像を発生する
実像発生手段(65)と、取り付け構造上に支持され画
像を光入力で受け光出力(75)で直視可能な拡大画像
を発生する低倍率光学系(64)と、取り付け構造上に
支持され画像を光入力で受け、光出力(67)に拡大虚
像を発生する高倍率光学系(62)とを含む。画像発生
手段用電気接続部(81,82)が、取り付け構造を通
じて設けられる。この装置は、ページャ、セルラ電話機
等と共に動作するように設計されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像表示装置(image m
anifestation apparatus)に関し、更に特定すれば、一
体化光学パッケージ内に形成された二重画像表示装置に
関するものである。
anifestation apparatus)に関し、更に特定すれば、一
体化光学パッケージ内に形成された二重画像表示装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】デジタル信号を用い送信する周波数を更
に高めることによって、遠隔地にある携帯用装置に送信
可能なメッセージは、増々大量かつ複雑になっている。
携帯用通信受信機ならびにセルラおよびコードレス電話
機、ページャ、データ・バンク等のようなその他の携帯
用電子機器は、増々普及しつつある。ある場合には、新
規なページャによって、英数字および/またはグラフィ
ックを含む完全なメッセージを送ることも可能となって
いる。このように、例えば、ページャによって、完全な
メッセージを特定の受信者(recipients)に送ることでき
る。
に高めることによって、遠隔地にある携帯用装置に送信
可能なメッセージは、増々大量かつ複雑になっている。
携帯用通信受信機ならびにセルラおよびコードレス電話
機、ページャ、データ・バンク等のようなその他の携帯
用電子機器は、増々普及しつつある。ある場合には、新
規なページャによって、英数字および/またはグラフィ
ックを含む完全なメッセージを送ることも可能となって
いる。このように、例えば、ページャによって、完全な
メッセージを特定の受信者(recipients)に送ることでき
る。
【0003】また、多くの場合、通信用トランシーバ上
に視覚的表示装置(visual display)を備え、受信したメ
ッセージ、実際にダイアルした番号、およびその他の些
細であるが重要な情報を操作者に供給することが望まし
い。問題は、従来の通信用受信機上の視覚的表示装置は
サイズが過度に限定されており、しかも実用的な表示を
行うために比較的高い電気エネルギと十分に大きな面積
とを必要とすることである。このように、現行の視覚的
表示装置は一般的に短い情報を表示するには十分である
ものの、大きな英数字および/またはグラフィックによ
るメッセージを表示することはできない。
に視覚的表示装置(visual display)を備え、受信したメ
ッセージ、実際にダイアルした番号、およびその他の些
細であるが重要な情報を操作者に供給することが望まし
い。問題は、従来の通信用受信機上の視覚的表示装置は
サイズが過度に限定されており、しかも実用的な表示を
行うために比較的高い電気エネルギと十分に大きな面積
とを必要とすることである。このように、現行の視覚的
表示装置は一般的に短い情報を表示するには十分である
ものの、大きな英数字および/またはグラフィックによ
るメッセージを表示することはできない。
【0004】従来技術では、例えば、液晶表示装置、直
視型発光ダイオード等を利用して視覚的表示を発生する
のが一般的である。これらを用いると非常に大きくかさ
ばる表示装置となるので、トランシーバのサイズがかな
り大型化し、しかも比較的大量の電力を必要とする。更
に、かかる表示装置をページャ上で用いる場合、受信可
能なメッセージの量、そして多くの場合メッセージの形
式が非常に限定される。
視型発光ダイオード等を利用して視覚的表示を発生する
のが一般的である。これらを用いると非常に大きくかさ
ばる表示装置となるので、トランシーバのサイズがかな
り大型化し、しかも比較的大量の電力を必要とする。更
に、かかる表示装置をページャ上で用いる場合、受信可
能なメッセージの量、そして多くの場合メッセージの形
式が非常に限定される。
【0005】携帯用電子装置内の少量の空間を利用しつ
つ、長いメッセージを表示可能にしたある種の装置が提
案されている。一例では、従来技術は走査ミラー(scann
ingmirror)を備えて視覚的表示を生成するものがある
が、この場合も比較的大量の電力を必要とし、非常に複
雑で衝撃に敏感である。また、走査ミラーが装置内に振
動を起こし、表示を見る際の快適性や容認性(acceptabi
lity)を大きく損ねている。
つ、長いメッセージを表示可能にしたある種の装置が提
案されている。一例では、従来技術は走査ミラー(scann
ingmirror)を備えて視覚的表示を生成するものがある
が、この場合も比較的大量の電力を必要とし、非常に複
雑で衝撃に敏感である。また、走査ミラーが装置内に振
動を起こし、表示を見る際の快適性や容認性(acceptabi
lity)を大きく損ねている。
【0006】単一半導体チップ上に発光ダイオード・ア
レイを用いて表示を生成する試みが行われている。一般
的に、半導体チップ即ち集積回路は、プリント回路基板
等の上に実装され、外部回路にチップを接続するために
受け入れられている方法は、標準のワイヤ・ボンド技術
を用いることである。しかしながら、比較的大きな電気
的構成物または素子のアレイが形成された半導体チップ
を接続する場合、標準ワイヤ・ボンド技術では非常に困
難になる。例えば、発光素子の比較的大きなアレイ(例
えば、10,000個、即ち100x100よりも大き
なアレイ)が、ピッチ(中心対中心の分離距離)Pで半
導体チップ上に形成されている場合、半導体チップの周
囲に設けられるボンド用パッドは2Pのピッチを有する
ことになる。2Pという値になるのは、ボンド・パッド
間の距離をできるだけ大きくするために、外周の対向縁
まで到達する行および列をそれぞれ一つ置きの行および
列としているためである。
レイを用いて表示を生成する試みが行われている。一般
的に、半導体チップ即ち集積回路は、プリント回路基板
等の上に実装され、外部回路にチップを接続するために
受け入れられている方法は、標準のワイヤ・ボンド技術
を用いることである。しかしながら、比較的大きな電気
的構成物または素子のアレイが形成された半導体チップ
を接続する場合、標準ワイヤ・ボンド技術では非常に困
難になる。例えば、発光素子の比較的大きなアレイ(例
えば、10,000個、即ち100x100よりも大き
なアレイ)が、ピッチ(中心対中心の分離距離)Pで半
導体チップ上に形成されている場合、半導体チップの周
囲に設けられるボンド用パッドは2Pのピッチを有する
ことになる。2Pという値になるのは、ボンド・パッド
間の距離をできるだけ大きくするために、外周の対向縁
まで到達する行および列をそれぞれ一つ置きの行および
列としているためである。
【0007】現時点では、4.8ミリインチのピッチを
有するボンド・パッドからのワイヤ・ボンド相互接続部
が、実施可能な最良のものである。したがって、上述の
100x100個の発光ダイオード・アレイでは、半導
体チップ外周上のボンド・パッドは、最少ピッチが4.
8ミリインチとなり、50個のボンド・パッドが外周の
各縁に沿って位置付けられることになる。アレイの中に
含まれる素子が増えるに連れて、より多くのボンド・パ
ッドが必要となり、そのために追加されるボンド・パッ
ドを収容するための外周のサイズは更に大きな比率で増
大する。即ち、ボンド・パッドの最少ピッチが4.8ミ
リインチであるので、チップのサイズに影響を与えない
ようにすると、アレイ内の素子のピッチはせいぜい2.
4ミリインチ即ち約61ミクロンにしかできない。した
がって、素子を61ミクロンより小さく製造することが
できても、ボンディング・パッドの最少ピッチが規定さ
れているためチップの外周をこれ以上小さくすることは
できない。半導体チップのサイズがワイヤ・ボンディン
グ技術の限界によって厳しく制限されていることがすぐ
に理解できる。
有するボンド・パッドからのワイヤ・ボンド相互接続部
が、実施可能な最良のものである。したがって、上述の
100x100個の発光ダイオード・アレイでは、半導
体チップ外周上のボンド・パッドは、最少ピッチが4.
8ミリインチとなり、50個のボンド・パッドが外周の
各縁に沿って位置付けられることになる。アレイの中に
含まれる素子が増えるに連れて、より多くのボンド・パ
ッドが必要となり、そのために追加されるボンド・パッ
ドを収容するための外周のサイズは更に大きな比率で増
大する。即ち、ボンド・パッドの最少ピッチが4.8ミ
リインチであるので、チップのサイズに影響を与えない
ようにすると、アレイ内の素子のピッチはせいぜい2.
4ミリインチ即ち約61ミクロンにしかできない。した
がって、素子を61ミクロンより小さく製造することが
できても、ボンディング・パッドの最少ピッチが規定さ
れているためチップの外周をこれ以上小さくすることは
できない。半導体チップのサイズがワイヤ・ボンディン
グ技術の限界によって厳しく制限されていることがすぐ
に理解できる。
【0008】更に、半導体チップとインターフェース回
路を単一基板上に実装するというのが、一般的な実施形
態であった。ここで生じる問題は、種々の素子を実装し
かつ接続するためには、かなり広い表面積が必要となる
ということである。
路を単一基板上に実装するというのが、一般的な実施形
態であった。ここで生じる問題は、種々の素子を実装し
かつ接続するためには、かなり広い表面積が必要となる
ということである。
【0009】このように、画像表示装置、相互接続、お
よびパッケージング構造の改良、ならびに画像表示装置
およびその中に用いられる半導体チップのサイズに対す
る制約を大幅に減少させることができる技術が必要とさ
れている。
よびパッケージング構造の改良、ならびに画像表示装置
およびその中に用いられる半導体チップのサイズに対す
る制約を大幅に減少させることができる技術が必要とさ
れている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、光電パッケージ(electro-optical package)に
一体化された新規で改良された二重画像表示装置を提供
することである。
目的は、光電パッケージ(electro-optical package)に
一体化された新規で改良された二重画像表示装置を提供
することである。
【0011】本発明の他の目的は、直視型表示装置と大
きな仮想表示装置とを含み、光電パッケージに一体化さ
れた新規で改良された二重画像表示装置を提供すること
である。
きな仮想表示装置とを含み、光電パッケージに一体化さ
れた新規で改良された二重画像表示装置を提供すること
である。
【0012】本発明の更に他の目的は、直視型表示装置
と大きな仮想表示装置とを含み、光電パッケージに一体
化された、小型にパッケージされた新規で改良された二
重画像表示装置を提供することである。
と大きな仮想表示装置とを含み、光電パッケージに一体
化された、小型にパッケージされた新規で改良された二
重画像表示装置を提供することである。
【0013】本発明の更に他の目的は、製造が比較的容
易で安価であり、直視型表示装置および大きな仮想表示
装置を含み、光電パッケージに一体化された新規で改良
された二重画像表示装置を提供することである。
易で安価であり、直視型表示装置および大きな仮想表示
装置を含み、光電パッケージに一体化された新規で改良
された二重画像表示装置を提供することである。
【0014】本発明の更に他の目的は、容易に携帯用電
子機器に内蔵可能な単一の一体化された光電パッケージ
内に製造され、直視型表示装置および大きな仮想表示装
置を含む、新規で改良された二重画像表示装置を提供す
ることである。
子機器に内蔵可能な単一の一体化された光電パッケージ
内に製造され、直視型表示装置および大きな仮想表示装
置を含む、新規で改良された二重画像表示装置を提供す
ることである。
【0015】本発明の別の目的は、直視型表示装置およ
び大きな視覚的表示装置を含む二重画像表示装置を備え
た、新規で改良された通信用受信機を提供することであ
る。
び大きな視覚的表示装置を含む二重画像表示装置を備え
た、新規で改良された通信用受信機を提供することであ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述のおよびその他の問
題の少なくとも部分的な解決、ならびに上述のおよびそ
の他の目的の実現は、光電パッケージに一体化された二
重画像表示装置において達成される。この二重画像表示
装置は、取り付け構造(mounting structure)上に取り付
けられ少なくとも1つの実像を発生する実像発生手段
と、取り付け構造に支持され、光入力において1つの実
像を受け、光出力において直視可能な拡大実像を発生す
る低倍率光学系と、前記取り付け構造上に支持され、光
入力において1つの実像を受け光出力において拡大目視
画像を発生する高倍率光学系とを含む。
題の少なくとも部分的な解決、ならびに上述のおよびそ
の他の目的の実現は、光電パッケージに一体化された二
重画像表示装置において達成される。この二重画像表示
装置は、取り付け構造(mounting structure)上に取り付
けられ少なくとも1つの実像を発生する実像発生手段
と、取り付け構造に支持され、光入力において1つの実
像を受け、光出力において直視可能な拡大実像を発生す
る低倍率光学系と、前記取り付け構造上に支持され、光
入力において1つの実像を受け光出力において拡大目視
画像を発生する高倍率光学系とを含む。
【0017】画像発生手段のために電気接続部が取り付
け構造を介して設けられ、実施例によっては、この取り
付け構造は、画像発生器から拡大光学系まで画像を案内
する光導波路を形成する、光学的に透明な部分(optical
ly clear portion)を含む。
け構造を介して設けられ、実施例によっては、この取り
付け構造は、画像発生器から拡大光学系まで画像を案内
する光導波路を形成する、光学的に透明な部分(optical
ly clear portion)を含む。
【0018】
【実施例】具体的に図1を参照すると、本発明による二
重画像表示装置10全体の簡略構成図が示されている。
二重画像表示装置10は、大きな虚像を発生するように
構成された第1画像表示装置12と、直視画像を発生す
るように構成された第2画像表示装置14とを含む。装
置12は、光導波路16の光入力上に位置する関係で取
り付けられた実像発生器15を含む。光導波路16の光
出力は、外部から使用可能となるように位置付けられて
おり、1枚のレンズ17で表されたレンズ系がそこに取
り付けられている。
重画像表示装置10全体の簡略構成図が示されている。
二重画像表示装置10は、大きな虚像を発生するように
構成された第1画像表示装置12と、直視画像を発生す
るように構成された第2画像表示装置14とを含む。装
置12は、光導波路16の光入力上に位置する関係で取
り付けられた実像発生器15を含む。光導波路16の光
出力は、外部から使用可能となるように位置付けられて
おり、1枚のレンズ17で表されたレンズ系がそこに取
り付けられている。
【0019】画像発生器15は、例えば、データ処理回
路によって駆動される二次元発光素子(LED)アレイ
のような、半導体電子部品を含む。LEDアレイは、公
知の発光素子のいずれでも含むことができる。かかる公
知の発光素子には、発光ダイオード(有機または無
機)、電子蛍光素子(electroluminescent device)、真
空フィールド放出素子(vacuum field emission devic
e)、垂直空洞表面放出レーザ(vertical cavity surface
emitting laser)等が含まれるが、これらに限定される
訳ではない。データ処理回路は、例えば、LEDアレイ
内の各LEDを制御する、論理および切り替え回路アレ
イを含む。この論理および切り替え回路アレイに加え
て、またはその代わりに、データ処理回路は、入力信号
を処理しLEDアレイのような装置上に所望の実像を生
成する、マイクロプロセッサまたは同様の回路を含む。
用途によっては、データ処理回路とLEDアレイは、同
一半導体チップ上に形成できることは理解されよう。
路によって駆動される二次元発光素子(LED)アレイ
のような、半導体電子部品を含む。LEDアレイは、公
知の発光素子のいずれでも含むことができる。かかる公
知の発光素子には、発光ダイオード(有機または無
機)、電子蛍光素子(electroluminescent device)、真
空フィールド放出素子(vacuum field emission devic
e)、垂直空洞表面放出レーザ(vertical cavity surface
emitting laser)等が含まれるが、これらに限定される
訳ではない。データ処理回路は、例えば、LEDアレイ
内の各LEDを制御する、論理および切り替え回路アレ
イを含む。この論理および切り替え回路アレイに加え
て、またはその代わりに、データ処理回路は、入力信号
を処理しLEDアレイのような装置上に所望の実像を生
成する、マイクロプロセッサまたは同様の回路を含む。
用途によっては、データ処理回路とLEDアレイは、同
一半導体チップ上に形成できることは理解されよう。
【0020】この特定実施例では、非常に小型化できる
こと、ならびに構成および動作が簡単なことを理由に、
LEDアレイを利用する。LEDは、単一基板または半
導体チップ上に、規則的な行および列から成るアドレス
可能なパターンに形成され、動作中に利用される他の回
路の多くも同一基板またはチップ上に含むことができる
ことは理解されよう。公知の方法で特定のLEDの行お
よび列をアドレスすることによって、その特定のLED
が付勢され、実像を生成する。デジタルまたはアナログ
・データが入力端子で受け取られ、データ処理回路によ
って、選択されたLEDを付勢可能な信号に変換され、
所定の実像を発生する。
こと、ならびに構成および動作が簡単なことを理由に、
LEDアレイを利用する。LEDは、単一基板または半
導体チップ上に、規則的な行および列から成るアドレス
可能なパターンに形成され、動作中に利用される他の回
路の多くも同一基板またはチップ上に含むことができる
ことは理解されよう。公知の方法で特定のLEDの行お
よび列をアドレスすることによって、その特定のLED
が付勢され、実像を生成する。デジタルまたはアナログ
・データが入力端子で受け取られ、データ処理回路によ
って、選択されたLEDを付勢可能な信号に変換され、
所定の実像を発生する。
【0021】画像発生器15は実際には図1に描かれて
いるものよりもかなり小さいことは、当業者には理解さ
れよう。通常、基板、例えば、LEDアレイを支持する
半導体チップは、各辺約2センチメートルから各辺1ミ
リメートルの範囲であり、本発明の好適実施例では、ア
レイのサイズは、1辺1.0センチメートルから1辺
0.1センチメートルの範囲である。更に、各発光素子
即ち画素のサイズは、1辺が約50.0ミクロンから
0.25ミクロンの範囲であるあり、好適な範囲は2
0.0ミクロンから0.5ミクロンである。また、ボン
ディング・パッド等のために各辺上で数ミリメートルの
領域が加算されるので、実際の発光素子アレイは大幅に
小さいことは理解されよう。一般的に、サイズが大きい
基板は、アレイ内に用いられている発光素子が多く、よ
り高い精度(definition)、より多い色等が得られること
を単純に意味する。
いるものよりもかなり小さいことは、当業者には理解さ
れよう。通常、基板、例えば、LEDアレイを支持する
半導体チップは、各辺約2センチメートルから各辺1ミ
リメートルの範囲であり、本発明の好適実施例では、ア
レイのサイズは、1辺1.0センチメートルから1辺
0.1センチメートルの範囲である。更に、各発光素子
即ち画素のサイズは、1辺が約50.0ミクロンから
0.25ミクロンの範囲であるあり、好適な範囲は2
0.0ミクロンから0.5ミクロンである。また、ボン
ディング・パッド等のために各辺上で数ミリメートルの
領域が加算されるので、実際の発光素子アレイは大幅に
小さいことは理解されよう。一般的に、サイズが大きい
基板は、アレイ内に用いられている発光素子が多く、よ
り高い精度(definition)、より多い色等が得られること
を単純に意味する。
【0022】半導体および有機技術によって基板サイズ
が小型化されるに連れて、倍率が大きくしかも小型のレ
ンズ系が必要となる。レンズの倍率を高める一方で小型
化を図ると、その結果、視野が大幅に制限され、瞳距離
(eye relief)がかなり減少され、更にレンズ系の作用距
離(working distance)が短くなる。一般的に、光導波路
16は、1つ以上の光学素子18,19を含み、これら
はフレネル・レンズ、反射素子、屈折素子、回折素子等
とすることができる。素子18,19は、ある程度の拡
大をもたらし、様々なタイプの歪みを低減させるもので
ある。レンズ系17は、光導波路16からの画像を受
け、それを更に所定量拡大し、虚像を見るための開口を
形成するように取り付けられる。本実施例では、光導波
路16およびレンズ系は、合計で約20倍に画像を拡大
する。一般的に、画像発生器15によって発生された実
像を、人間の目で十分に知覚できるようにするには、1
0倍(10x)以上の拡大が必要である。
が小型化されるに連れて、倍率が大きくしかも小型のレ
ンズ系が必要となる。レンズの倍率を高める一方で小型
化を図ると、その結果、視野が大幅に制限され、瞳距離
(eye relief)がかなり減少され、更にレンズ系の作用距
離(working distance)が短くなる。一般的に、光導波路
16は、1つ以上の光学素子18,19を含み、これら
はフレネル・レンズ、反射素子、屈折素子、回折素子等
とすることができる。素子18,19は、ある程度の拡
大をもたらし、様々なタイプの歪みを低減させるもので
ある。レンズ系17は、光導波路16からの画像を受
け、それを更に所定量拡大し、虚像を見るための開口を
形成するように取り付けられる。本実施例では、光導波
路16およびレンズ系は、合計で約20倍に画像を拡大
する。一般的に、画像発生器15によって発生された実
像を、人間の目で十分に知覚できるようにするには、1
0倍(10x)以上の拡大が必要である。
【0023】レンズ系17は、望ましければ、合焦する
ためや更に倍率を高めるために調節可能としたり、ある
いは簡素化のために筐体内に固定してもよいことは、勿
論理解されよう。光導波路16からレンズ系17によっ
て受け取られる画像は、画像発生器15における画像よ
りもかなり大きくなっているため、レンズ系17が全て
の拡大を担う必要はないので、レンズ系17は大型化さ
れかつ低い倍率に構成されている。このようにレンズ系
のサイズが大きいため、視野も広く作動距離(working d
istance)も長い。したがって、よりよい瞳距離が得られ
ることになる。
ためや更に倍率を高めるために調節可能としたり、ある
いは簡素化のために筐体内に固定してもよいことは、勿
論理解されよう。光導波路16からレンズ系17によっ
て受け取られる画像は、画像発生器15における画像よ
りもかなり大きくなっているため、レンズ系17が全て
の拡大を担う必要はないので、レンズ系17は大型化さ
れかつ低い倍率に構成されている。このようにレンズ系
のサイズが大きいため、視野も広く作動距離(working d
istance)も長い。したがって、よりよい瞳距離が得られ
ることになる。
【0024】ここで理解すべきことは、レンズ系17を
通じて操作者が見る虚像は、比較的大きく(例えば、
8.5インチx11インチ)、操作者には二重画像表示
装置10から数フィート後ろに見えることである。この
画像表示装置12によって生成される虚像のサイズのた
めに、多種多様の英数字および/またはグラフィック画
像を容易にしかも都合良く見ることができる。更に、画
像表示装置12は非常に小型軽量であるので、実質的に
サイズまたは電力に対する要件に影響を与えることな
く、ページャ、双方向無線機、セルラ電話機、データ・
バンク等のような携帯用電子装置内に容易に内蔵するこ
とができる。
通じて操作者が見る虚像は、比較的大きく(例えば、
8.5インチx11インチ)、操作者には二重画像表示
装置10から数フィート後ろに見えることである。この
画像表示装置12によって生成される虚像のサイズのた
めに、多種多様の英数字および/またはグラフィック画
像を容易にしかも都合良く見ることができる。更に、画
像表示装置12は非常に小型軽量であるので、実質的に
サイズまたは電力に対する要件に影響を与えることな
く、ページャ、双方向無線機、セルラ電話機、データ・
バンク等のような携帯用電子装置内に容易に内蔵するこ
とができる。
【0025】直視画像を発生するように構成された第2
画像表示装置14は、画像発生器20、光導波路22、
光学素子24、および直視画面25を含む。画像発生器
20は画像発生器15に類似するので、ここでは詳しく
説明しない。画像発生器20は、光導波路22の光入力
上に位置する関係で、取り付けられている。画像発生器
20からの画像は、光学素子21によって光学素子24
に反射、および/または、方向付けられる。素子24は
別個の素子として図示されているが、光導波路22の一
部として組み込み可能であることは理解されよう。望ま
しければ、光学素子24も、合焦および/または拡大の
ために、フレネル・レンズ等を含んでもよい。光学素子
24からの画像は画面25に向けられ、操作者は直接そ
れを見ることができる。
画像表示装置14は、画像発生器20、光導波路22、
光学素子24、および直視画面25を含む。画像発生器
20は画像発生器15に類似するので、ここでは詳しく
説明しない。画像発生器20は、光導波路22の光入力
上に位置する関係で、取り付けられている。画像発生器
20からの画像は、光学素子21によって光学素子24
に反射、および/または、方向付けられる。素子24は
別個の素子として図示されているが、光導波路22の一
部として組み込み可能であることは理解されよう。望ま
しければ、光学素子24も、合焦および/または拡大の
ために、フレネル・レンズ等を含んでもよい。光学素子
24からの画像は画面25に向けられ、操作者は直接そ
れを見ることができる。
【0026】画像表示装置14は直視画像を発生し、画
面25に投写する。この直視画像は画面25より大きく
することはできない。直視画像のサイズが大幅に小さい
ために、必要な倍率量はかなり小さく、約10倍未満で
ある。一般的に、直視画像は画像表示装置12によって
生成される虚像よりもかなり小さいが、画像を画面25
に投写するためにより多くの光が必要なため、直視画像
を発生するには虚像を発生するよりも多くの電力が必要
となる。しかしながら、直視画像が小さいので、この直
視画像に含まれるあらゆるメッセージが操作者に知覚さ
れるためには、拡大しなければならない。したがって、
最終虚像(例えば)では、画像発生器15のアレイの中
の各LEDが1つの画素を生成するのに対して、画像発
生器20のアレイでは、数個のLEDが協同して、画面
25上の直視画像内の1つの画素を生成する。数個のL
EDが1つの画素を生成するので、多くの場合、高出力
の要求は自動的に解決される。ある用途において更に高
い出力が必要な場合、一例として、LEDアレイへの駆
動電流を増大させることができる。
面25に投写する。この直視画像は画面25より大きく
することはできない。直視画像のサイズが大幅に小さい
ために、必要な倍率量はかなり小さく、約10倍未満で
ある。一般的に、直視画像は画像表示装置12によって
生成される虚像よりもかなり小さいが、画像を画面25
に投写するためにより多くの光が必要なため、直視画像
を発生するには虚像を発生するよりも多くの電力が必要
となる。しかしながら、直視画像が小さいので、この直
視画像に含まれるあらゆるメッセージが操作者に知覚さ
れるためには、拡大しなければならない。したがって、
最終虚像(例えば)では、画像発生器15のアレイの中
の各LEDが1つの画素を生成するのに対して、画像発
生器20のアレイでは、数個のLEDが協同して、画面
25上の直視画像内の1つの画素を生成する。数個のL
EDが1つの画素を生成するので、多くの場合、高出力
の要求は自動的に解決される。ある用途において更に高
い出力が必要な場合、一例として、LEDアレイへの駆
動電流を増大させることができる。
【0027】具体的に図2を参照すると、光電パッケー
ジに一体化された二重画像表示装置10の断面図が示さ
れている。図1に関して先に論じた素子と同様の図2の
素子は、同様の番号で示されている。本実施例では、取
り付け構造30に、それを貫通するリード31が設けら
れている。一般的に、取り付け構造30は、プラスチッ
ク等で成形され、リード31は成形処理中にその中に埋
め込まれる可撓性リードフレームである。多少異なる実
施例では、取り付け構造30の垂直方向外側部分は成形
リングとなっており、水平方向内側部分はFR4プリン
ト回路基板となっている。成形処理中に、プリント回路
基板は成形リングと(物理的および電気的に)一体化さ
れる。取り付け構造30は接続および取り付けピン32
を有し、これらは、例えば、標準電子取り付けピンであ
り、携帯用電子装置のプリント回路基板33上に二重画
像表示装置を実装するために外側リングの下側表面に取
り付けられる。
ジに一体化された二重画像表示装置10の断面図が示さ
れている。図1に関して先に論じた素子と同様の図2の
素子は、同様の番号で示されている。本実施例では、取
り付け構造30に、それを貫通するリード31が設けら
れている。一般的に、取り付け構造30は、プラスチッ
ク等で成形され、リード31は成形処理中にその中に埋
め込まれる可撓性リードフレームである。多少異なる実
施例では、取り付け構造30の垂直方向外側部分は成形
リングとなっており、水平方向内側部分はFR4プリン
ト回路基板となっている。成形処理中に、プリント回路
基板は成形リングと(物理的および電気的に)一体化さ
れる。取り付け構造30は接続および取り付けピン32
を有し、これらは、例えば、標準電子取り付けピンであ
り、携帯用電子装置のプリント回路基板33上に二重画
像表示装置を実装するために外側リングの下側表面に取
り付けられる。
【0028】画像発生器15,20は、バンプ・ボンデ
ィングのような都合の良い手段によって、取り付け構造
30の下側表面に、取り付け構造30を貫通する一対の
開口の上に位置する関係で接続される。画像発生器1
5,20は、それらによって発生される画像が上側に向
けられ、開口を通じて取り付け構造30の上面側に向か
うように、方向付けられている。複数の駆動回路35
が、本実施例ではバンプ・ボンディングによって、取り
付け構造30の上側表面上に取り付けられており、リー
ド31を介して画像発生器15,20および接続ピン3
2に接続されている。入力37(データ、電力、等)も
取り付け構造30の上側表面上の種々の地点に設けられ
ており、回路の残りの部分にリード31を介して接続さ
れている。画像発生器15,20および駆動回路35
は、保護のために、公知の方法で封入される。
ィングのような都合の良い手段によって、取り付け構造
30の下側表面に、取り付け構造30を貫通する一対の
開口の上に位置する関係で接続される。画像発生器1
5,20は、それらによって発生される画像が上側に向
けられ、開口を通じて取り付け構造30の上面側に向か
うように、方向付けられている。複数の駆動回路35
が、本実施例ではバンプ・ボンディングによって、取り
付け構造30の上側表面上に取り付けられており、リー
ド31を介して画像発生器15,20および接続ピン3
2に接続されている。入力37(データ、電力、等)も
取り付け構造30の上側表面上の種々の地点に設けられ
ており、回路の残りの部分にリード31を介して接続さ
れている。画像発生器15,20および駆動回路35
は、保護のために、公知の方法で封入される。
【0029】一般的に、茸型の光導波路部分40,41
が、光学的に透明な物質によって成形され、取り付け構
造30内の開口に容易に嵌入(snap)するように形成され
ている。次に、光導波路16が、スナップ嵌め(snap-fi
tting)または接着剤による接着等のいずれかによって、
部分40と光学的に連通し画像発生器15からの発生画
像を受けるように、部分40上に位置付けられている。
同様に、光導波路22も、スナップ嵌めまたは接着剤に
よる接着等のいずれかによって、部分41と光学的に連
通し画像発生器20からの発生画像を受けるように、部
分41上に位置付けられている。本実施例では、画面2
5は直接光導波路22の表面に形成され、所望であれば
更に高い倍率を得るために、拡大レンズ26がその上に
配置される。
が、光学的に透明な物質によって成形され、取り付け構
造30内の開口に容易に嵌入(snap)するように形成され
ている。次に、光導波路16が、スナップ嵌め(snap-fi
tting)または接着剤による接着等のいずれかによって、
部分40と光学的に連通し画像発生器15からの発生画
像を受けるように、部分40上に位置付けられている。
同様に、光導波路22も、スナップ嵌めまたは接着剤に
よる接着等のいずれかによって、部分41と光学的に連
通し画像発生器20からの発生画像を受けるように、部
分41上に位置付けられている。本実施例では、画面2
5は直接光導波路22の表面に形成され、所望であれば
更に高い倍率を得るために、拡大レンズ26がその上に
配置される。
【0030】具体的に図3を参照すると、光電パッケー
ジ内に一体化された二重画像表示装置10が、典型的な
筐体45に収容されている様子の斜視図が示されてい
る。画面25は筐体45の前面にある開口を通じて目視
可能となっており、その上の画像を直視することができ
る。また、筐体45の前部にレンズ系17を受容する開
口が設けられ、画像表示装置12によって生成される虚
像が容易に見ることができる。任意に、虚像内のカーソ
ルを制御するための接触パッド46を、筐体45の前面
上に設ける。このカーソルは更に表示されたキーボード
の制御および/またはその他の制御を行うことができ
る。筐体45の上表面上に更に別の制御部48が設けら
れており、一般的にオン/オフ・スイッチのような構造
を含み、それに接続されているあらゆる電子素子の制御
を行う。
ジ内に一体化された二重画像表示装置10が、典型的な
筐体45に収容されている様子の斜視図が示されてい
る。画面25は筐体45の前面にある開口を通じて目視
可能となっており、その上の画像を直視することができ
る。また、筐体45の前部にレンズ系17を受容する開
口が設けられ、画像表示装置12によって生成される虚
像が容易に見ることができる。任意に、虚像内のカーソ
ルを制御するための接触パッド46を、筐体45の前面
上に設ける。このカーソルは更に表示されたキーボード
の制御および/またはその他の制御を行うことができ
る。筐体45の上表面上に更に別の制御部48が設けら
れており、一般的にオン/オフ・スイッチのような構造
を含み、それに接続されているあらゆる電子素子の制御
を行う。
【0031】この特定実施例では、フロッピ・ディスク
読み取り装置が筐体45内に内蔵されており、フロッピ
・ディスクを受容するためのスロット49が筐体45の
側面に設けられている。フロッピ・ディスクからの映像
は、操作者が見るのに都合が良いように、画像表示装置
12,14のいずれかまたは双方に通信される。一般的
に、例えば、制御信号の名称等が、画面25上の直視画
像内に現れ、より大きな英数字メッセージおよびグラフ
ィックがレンズ系17における虚像に現れる。また、用
途によっては、画像表示装置12を例えば線50に沿っ
て画像表示装置14から物理的に分離し、各々を別個に
使用可能とするように、二重画像表示装置10を構成す
ることも考えられる。かかる実施例では、画像表示装置
12は超低電力素子であり、一方画像表示装置14はよ
り多くの電力を必要とし、例えば携帯用電子機器(例え
ば、通信用受信機)に固定的に取り付けることができ
る。
読み取り装置が筐体45内に内蔵されており、フロッピ
・ディスクを受容するためのスロット49が筐体45の
側面に設けられている。フロッピ・ディスクからの映像
は、操作者が見るのに都合が良いように、画像表示装置
12,14のいずれかまたは双方に通信される。一般的
に、例えば、制御信号の名称等が、画面25上の直視画
像内に現れ、より大きな英数字メッセージおよびグラフ
ィックがレンズ系17における虚像に現れる。また、用
途によっては、画像表示装置12を例えば線50に沿っ
て画像表示装置14から物理的に分離し、各々を別個に
使用可能とするように、二重画像表示装置10を構成す
ることも考えられる。かかる実施例では、画像表示装置
12は超低電力素子であり、一方画像表示装置14はよ
り多くの電力を必要とし、例えば携帯用電子機器(例え
ば、通信用受信機)に固定的に取り付けることができ
る。
【0032】次に図4を具体的に参照すると、本発明に
したがって構成され、参照番号60で示された二重画像
表示装置の別の実施例を概略的に表わした、簡略構成図
が示されている。二重画像表示装置60は、大きな虚像
を発生するように構成された第1画像表示装置62と、
直視画像を発生するように構成された第2画像表示装置
64とを含む。装置62は、光導波路66の光入力上に
位置する関係で取り付けられた実像発生器65を含む。
全体的に、実像発生器65は、先に説明した実像発生器
15に類似しているので、これについては詳しく説明し
ない。光導波路66の光出力は、外部から使用可能とな
るように位置付けられ、その上に単一のレンズ67で表
されているレンズ系を有する。
したがって構成され、参照番号60で示された二重画像
表示装置の別の実施例を概略的に表わした、簡略構成図
が示されている。二重画像表示装置60は、大きな虚像
を発生するように構成された第1画像表示装置62と、
直視画像を発生するように構成された第2画像表示装置
64とを含む。装置62は、光導波路66の光入力上に
位置する関係で取り付けられた実像発生器65を含む。
全体的に、実像発生器65は、先に説明した実像発生器
15に類似しているので、これについては詳しく説明し
ない。光導波路66の光出力は、外部から使用可能とな
るように位置付けられ、その上に単一のレンズ67で表
されているレンズ系を有する。
【0033】図1の実施例に関連して説明したように、
光導波路66は、1つ以上の光学素子68,69を有す
る。これらは、フレネル・レンズ、反射素子、屈折素
子、回折素子等とすることができる。素子68,69
は、ある程度の拡大をもたらし、様々なタイプの歪みを
低減させるものである。レンズ系67は、光導波路66
からの画像を受けるように取り付けられ、それを更に所
定量拡大し、虚像を見るための開口を形成する。本実施
例では、光導波路66およびレンズ系67は、合計約2
0倍に画像を拡大する。一般的に、画像発生器65によ
って発生された実像を、人間の目が知覚できる程度に十
分拡大するためには、10倍(10x)以上の倍率が必
要である。
光導波路66は、1つ以上の光学素子68,69を有す
る。これらは、フレネル・レンズ、反射素子、屈折素
子、回折素子等とすることができる。素子68,69
は、ある程度の拡大をもたらし、様々なタイプの歪みを
低減させるものである。レンズ系67は、光導波路66
からの画像を受けるように取り付けられ、それを更に所
定量拡大し、虚像を見るための開口を形成する。本実施
例では、光導波路66およびレンズ系67は、合計約2
0倍に画像を拡大する。一般的に、画像発生器65によ
って発生された実像を、人間の目が知覚できる程度に十
分拡大するためには、10倍(10x)以上の倍率が必
要である。
【0034】第2画像表示装置64は、直視画像を発生
するように構成され、先の実施例において別個の画像発
生器を利用した代わりに、画像発生器65からの画像を
受ける。この機能を設けるために、光導波路66は、画
像発生器65からの画像を光学素子74上に向ける光学
素子70と、直視画面75とを含む。本実施例では、光
学素子68,70は、画像を両方向に同時に送出する単
純な反射面(例えば、ハーフミラー)として図示されて
いる。単一の機械的に切り替え可能な鏡面を利用した
り、反射面を有する別個のプリズム等の利用が可能であ
ることは、勿論理解されよう。また、素子74は別個の
要素として図示されているが、別個の切り替え可能ミラ
ーの一部、または光導波路66の一部として内蔵可能で
あることも理解されよう。光学素子74は、望ましけれ
ば、合焦および/または拡大ためのフレネル・レンズ等
を含むこともできる。光学素子74からの画像は画面7
5に向けて射出され、操作者はこれを直接見ることがで
きる。
するように構成され、先の実施例において別個の画像発
生器を利用した代わりに、画像発生器65からの画像を
受ける。この機能を設けるために、光導波路66は、画
像発生器65からの画像を光学素子74上に向ける光学
素子70と、直視画面75とを含む。本実施例では、光
学素子68,70は、画像を両方向に同時に送出する単
純な反射面(例えば、ハーフミラー)として図示されて
いる。単一の機械的に切り替え可能な鏡面を利用した
り、反射面を有する別個のプリズム等の利用が可能であ
ることは、勿論理解されよう。また、素子74は別個の
要素として図示されているが、別個の切り替え可能ミラ
ーの一部、または光導波路66の一部として内蔵可能で
あることも理解されよう。光学素子74は、望ましけれ
ば、合焦および/または拡大ためのフレネル・レンズ等
を含むこともできる。光学素子74からの画像は画面7
5に向けて射出され、操作者はこれを直接見ることがで
きる。
【0035】画像拡大装置64が、直視画像を発生し画
面75上に投写する。画像はこの画面よりは大きくなり
得ないする。直視画像はかなり小さいため、必要な拡大
量もかなり小さくなる。具体的には約10倍未満であ
る。一般的に、直視画像は画像表示装置62によって生
成される虚像よりもかなり小さいが、画像を画面75上
に投写するにはより多くの光が必要なので、直視画像を
発生するには虚像を発生するよりも多くの電力が必要と
される。しかしながら、直視画像のほうが小さいので、
この直視画像に含まれるあらゆるメッセージが操作者に
よって知覚されるように拡大しなければならない。した
がって、最終的な虚像では画像発生器65のアレイの中
の各LEDが1つの画素を生成する(例えば)のに対し
て、直視画像では画像発生器65のアレイの中の数個の
LEDが協同して画面75上の1つの画素を生成すれば
よい。かかる構造は駆動用電子回路に内蔵し、操作者が
直視モードから虚像モードに動作を切り替えたとき、自
動的に切り替える即ち付勢することができる。数個のL
EDが1つの画素を生成するので、多くの場合、高出力
の要求は自動的に解決される。ある用途において更に高
い出力が必要な場合、直視モードにおいてLEDアレイ
への駆動電流も自動的に増大させることができる。
面75上に投写する。画像はこの画面よりは大きくなり
得ないする。直視画像はかなり小さいため、必要な拡大
量もかなり小さくなる。具体的には約10倍未満であ
る。一般的に、直視画像は画像表示装置62によって生
成される虚像よりもかなり小さいが、画像を画面75上
に投写するにはより多くの光が必要なので、直視画像を
発生するには虚像を発生するよりも多くの電力が必要と
される。しかしながら、直視画像のほうが小さいので、
この直視画像に含まれるあらゆるメッセージが操作者に
よって知覚されるように拡大しなければならない。した
がって、最終的な虚像では画像発生器65のアレイの中
の各LEDが1つの画素を生成する(例えば)のに対し
て、直視画像では画像発生器65のアレイの中の数個の
LEDが協同して画面75上の1つの画素を生成すれば
よい。かかる構造は駆動用電子回路に内蔵し、操作者が
直視モードから虚像モードに動作を切り替えたとき、自
動的に切り替える即ち付勢することができる。数個のL
EDが1つの画素を生成するので、多くの場合、高出力
の要求は自動的に解決される。ある用途において更に高
い出力が必要な場合、直視モードにおいてLEDアレイ
への駆動電流も自動的に増大させることができる。
【0036】次に具体的に図5を参照すると、光電パッ
ケージに一体化された二重画像表示装置60の断面図が
示されている。また、図6は図5の二重画像表示装置の
上面図を示す。図5および図6の構成物で、図4に関連
して論じた構成物に類似するものは、同様の番号で示す
ことにする。本実施例では、取り付け構造80には、そ
の下側表面に取り付けられたまたは埋め込まれたリード
81が設けられている。全体的に、取り付け構造80は
プラスチック等で成形され、リード81は成形処理中に
その中に埋め込まれた、または都合の良い接着剤等で取
り付け構造80の下側表面に取り付けられた、可撓性リ
ードフレームである。
ケージに一体化された二重画像表示装置60の断面図が
示されている。また、図6は図5の二重画像表示装置の
上面図を示す。図5および図6の構成物で、図4に関連
して論じた構成物に類似するものは、同様の番号で示す
ことにする。本実施例では、取り付け構造80には、そ
の下側表面に取り付けられたまたは埋め込まれたリード
81が設けられている。全体的に、取り付け構造80は
プラスチック等で成形され、リード81は成形処理中に
その中に埋め込まれた、または都合の良い接着剤等で取
り付け構造80の下側表面に取り付けられた、可撓性リ
ードフレームである。
【0037】取り付け構造80の少なくとも一部(例え
ば左側の2/3)は光学的に透明なプラスチックで形成
され、残りの部分は、FR4プリント回路基板のような
都合の良い材料で形成でき、回路基板部分は、成形過程
の間に光学部分と(物理的および電気的に)一体化され
ることは理解されよう。取り付け構造80には複数のフ
ィードスルー・ビア(feedthrough via)82が貫通形成
され、下側表面上のリード81と接続されている。
ば左側の2/3)は光学的に透明なプラスチックで形成
され、残りの部分は、FR4プリント回路基板のような
都合の良い材料で形成でき、回路基板部分は、成形過程
の間に光学部分と(物理的および電気的に)一体化され
ることは理解されよう。取り付け構造80には複数のフ
ィードスルー・ビア(feedthrough via)82が貫通形成
され、下側表面上のリード81と接続されている。
【0038】画像発生器65は、バンプ・ボンディング
のような都合の良い手段によって、光学的に透明な部分
の上に位置する関係で、かつリード81と電気的に接触
した状態で、取り付け構造80の下側表面に接続されて
いる。画像発生器65は、それによって発生された画像
が直接上方向に射出され取り付け構造80の光学的に透
明な部分に入り、更にその上面側に向かうように、方向
付けられている。ハーフミラー68,70(ここでもこ
の説明のために概略的に図示されている)が、光学的に
透明な部分の中で、それぞれ反対方向のレンズ系67お
よび画面75に向けて画像を導く。本実施例では、光学
的に透明な部分は、便宜上単一の光導波路66内に形成
されている。また、望ましければ、光学素子87,88
(例えば、合焦および拡大用レンズ)を付加的に内蔵す
ることもできる。
のような都合の良い手段によって、光学的に透明な部分
の上に位置する関係で、かつリード81と電気的に接触
した状態で、取り付け構造80の下側表面に接続されて
いる。画像発生器65は、それによって発生された画像
が直接上方向に射出され取り付け構造80の光学的に透
明な部分に入り、更にその上面側に向かうように、方向
付けられている。ハーフミラー68,70(ここでもこ
の説明のために概略的に図示されている)が、光学的に
透明な部分の中で、それぞれ反対方向のレンズ系67お
よび画面75に向けて画像を導く。本実施例では、光学
的に透明な部分は、便宜上単一の光導波路66内に形成
されている。また、望ましければ、光学素子87,88
(例えば、合焦および拡大用レンズ)を付加的に内蔵す
ることもできる。
【0039】バンプ・ボンディング、ワイヤ・ボンディ
ング等のようないずれかの都合の良い手段で、複数の駆
動回路85が支持構造86上に取り付けられている。一
方、支持構造86は、本実施例ではバンプ・ボンディン
グによって、取り付け構造80の上側表面に取り付けら
れ、駆動回路85が画像発生器65および外部入出力端
子に電気的に接続されている。種々の入力(データ、電
力等)も、取り付け構造80の下側表面上の種々の地点
において供給され、リード81を通じて回路の残りの部
分に接続される。画像発生器65および駆動回路85
は、保護のために、公知の方法のいずれかで封入され
る。
ング等のようないずれかの都合の良い手段で、複数の駆
動回路85が支持構造86上に取り付けられている。一
方、支持構造86は、本実施例ではバンプ・ボンディン
グによって、取り付け構造80の上側表面に取り付けら
れ、駆動回路85が画像発生器65および外部入出力端
子に電気的に接続されている。種々の入力(データ、電
力等)も、取り付け構造80の下側表面上の種々の地点
において供給され、リード81を通じて回路の残りの部
分に接続される。画像発生器65および駆動回路85
は、保護のために、公知の方法のいずれかで封入され
る。
【0040】次に、具体的に図7および図8を参照す
る。これらの図は、本発明にしたがって構成された二重
画像表示装置の別の実施例を概略的に示す簡略構成図で
ある。ここでは、二重画像表示装置には参照番号100
が付けられている。二重画像表示装置100は、図7に
示された、大きな虚像を発生するように構成された第1
画像表示装置102と、図8に示された、直視画像を発
生するように構成された第2画像表示装置104とを含
む。説明のためにここでは別個の画像表示装置102,
104について述べるが、装置100は本質的には2つ
の動作モードを有し、それらを102,104で表して
いるということは、当業者には理解されよう。装置10
2は、光導波路106の光入力上に位置する関係で取り
付けられた実像発生器105を含む。全体的に、実像発
生器105は先に説明した実像発生器15に類似してい
るので、ここでは詳しく説明しないことにする。光導波
路106の光出力は、外部から使用可能となるように位
置付けられ、その上に単一のレンズ107によって表さ
れたレンズ系が取り付けられている。
る。これらの図は、本発明にしたがって構成された二重
画像表示装置の別の実施例を概略的に示す簡略構成図で
ある。ここでは、二重画像表示装置には参照番号100
が付けられている。二重画像表示装置100は、図7に
示された、大きな虚像を発生するように構成された第1
画像表示装置102と、図8に示された、直視画像を発
生するように構成された第2画像表示装置104とを含
む。説明のためにここでは別個の画像表示装置102,
104について述べるが、装置100は本質的には2つ
の動作モードを有し、それらを102,104で表して
いるということは、当業者には理解されよう。装置10
2は、光導波路106の光入力上に位置する関係で取り
付けられた実像発生器105を含む。全体的に、実像発
生器105は先に説明した実像発生器15に類似してい
るので、ここでは詳しく説明しないことにする。光導波
路106の光出力は、外部から使用可能となるように位
置付けられ、その上に単一のレンズ107によって表さ
れたレンズ系が取り付けられている。
【0041】図1に関連して説明したように、光導波路
106は1つ以上の光学素子108,109を含み、こ
れらは、フレネル・レンズ、反射素子、屈折素子、回折
素子等とすることができる。素子108,109はある
程度の拡大をもたらし、様々なタイプの歪みを低減させ
るものである。レンズ系107は、光導波路106から
の画像を受け、それを更に所定量拡大し、虚像を見るた
めの開口を形成する。本実施例では、光導波路106お
よびレンズ系107は、合計約20倍に画像を拡大す
る。一般的に、画像発生器105によって発生された実
像を、人間の目が知覚できる程に十分拡大するには、1
0倍(10x)以上の拡大が必要である。
106は1つ以上の光学素子108,109を含み、こ
れらは、フレネル・レンズ、反射素子、屈折素子、回折
素子等とすることができる。素子108,109はある
程度の拡大をもたらし、様々なタイプの歪みを低減させ
るものである。レンズ系107は、光導波路106から
の画像を受け、それを更に所定量拡大し、虚像を見るた
めの開口を形成する。本実施例では、光導波路106お
よびレンズ系107は、合計約20倍に画像を拡大す
る。一般的に、画像発生器105によって発生された実
像を、人間の目が知覚できる程に十分拡大するには、1
0倍(10x)以上の拡大が必要である。
【0042】第2画像表示装置104(図8)は、直視
画像を発生するように構成され、反射型光学素子114
と、二重画像表示装置100の表面に軸支された画面1
15とを内蔵している。反射型光学素子114および画
面115は、レンズ系107からの画像が画面115上
に合焦するように(虚像を受けるのではなく)位置付け
られている。したがって、反射型光学素子114および
画面115は、図8に示すモードに枢動されると、本質
的に虚像表示装置102を直視画像表示装置104に変
換する。光学素子114は、望ましければ、合焦および
/または拡大のために、フレネル・レンズ等を含むこと
もできる。
画像を発生するように構成され、反射型光学素子114
と、二重画像表示装置100の表面に軸支された画面1
15とを内蔵している。反射型光学素子114および画
面115は、レンズ系107からの画像が画面115上
に合焦するように(虚像を受けるのではなく)位置付け
られている。したがって、反射型光学素子114および
画面115は、図8に示すモードに枢動されると、本質
的に虚像表示装置102を直視画像表示装置104に変
換する。光学素子114は、望ましければ、合焦および
/または拡大のために、フレネル・レンズ等を含むこと
もできる。
【0043】画像表示装置104は直視画像を発生し画
面115上に投写する。画像はこの画面よりは大きくな
り得ない。直視画像はかなり小さいため、必要な拡大量
もかなり小さくて済む。具体的には約10倍未満であ
る。この倍率の小さな拡大を達成するには、反射光学素
子114および画面115をレンズ系の焦点に位置付け
る。一般的に、直視画像は画像表示装置102によって
生成される虚像よりもかなり小さいが、画像を画面11
5上に投写するにはより多くの光が必要なので、直視画
像を発生するには虚像を発生するよりも多くの電力が必
要とされる。しかしながら、画面115上の直視画像の
ほうが小さいので、この直視画像に含まれるあらゆるメ
ッセージが操作者によって知覚されるように拡大しなけ
ればならない。したがって、最終的な虚像では画像発生
器105のアレイの中の各LEDが1つの画素を生成す
る(例えば)のに対して、直視画像では画像発生器10
5のアレイの中の数個のLEDが協同して画面115上
の1つ画素を生成すればよい。かかる構造は駆動用電子
回路に内蔵することができ、操作者が素子114および
画面115を回動し、直視モードから虚像モードに動作
を切り替えたとき、自動的に切り替える即ち付勢するこ
とができる。数個のLEDが1つの画素を生成するの
で、多くの場合、高出力の要求は自動的に解決される。
ある用途において更に高い出力が必要な場合、直視モー
ドにおいてLEDアレイへの駆動電流も自動的に増大さ
せることができる。
面115上に投写する。画像はこの画面よりは大きくな
り得ない。直視画像はかなり小さいため、必要な拡大量
もかなり小さくて済む。具体的には約10倍未満であ
る。この倍率の小さな拡大を達成するには、反射光学素
子114および画面115をレンズ系の焦点に位置付け
る。一般的に、直視画像は画像表示装置102によって
生成される虚像よりもかなり小さいが、画像を画面11
5上に投写するにはより多くの光が必要なので、直視画
像を発生するには虚像を発生するよりも多くの電力が必
要とされる。しかしながら、画面115上の直視画像の
ほうが小さいので、この直視画像に含まれるあらゆるメ
ッセージが操作者によって知覚されるように拡大しなけ
ればならない。したがって、最終的な虚像では画像発生
器105のアレイの中の各LEDが1つの画素を生成す
る(例えば)のに対して、直視画像では画像発生器10
5のアレイの中の数個のLEDが協同して画面115上
の1つ画素を生成すればよい。かかる構造は駆動用電子
回路に内蔵することができ、操作者が素子114および
画面115を回動し、直視モードから虚像モードに動作
を切り替えたとき、自動的に切り替える即ち付勢するこ
とができる。数個のLEDが1つの画素を生成するの
で、多くの場合、高出力の要求は自動的に解決される。
ある用途において更に高い出力が必要な場合、直視モー
ドにおいてLEDアレイへの駆動電流も自動的に増大さ
せることができる。
【0044】図9を具体的に参照すると、光電パッケー
ジに一体化された二重画像表示装置100の断面図が示
されている。また、図10は、図9の二重画像表示装置
の上面図を示す。図9および図10において、図7およ
び図8に関連して論じた構成物と同様の構成物は、同様
の参照番号で示されている。本実施例では、取り付け構
造120にはリード121が設けられており、その下側
面に取り付けられているか、または埋め込まれている。
全体的に、取り付け構造120はプラスチック等で成
形され、リード121は成形処理中にその中に埋め込ま
れた、または都合の良い接着剤等で取り付け構造120
の下側表面に取り付けられた、可撓性リードフレームで
ある。
ジに一体化された二重画像表示装置100の断面図が示
されている。また、図10は、図9の二重画像表示装置
の上面図を示す。図9および図10において、図7およ
び図8に関連して論じた構成物と同様の構成物は、同様
の参照番号で示されている。本実施例では、取り付け構
造120にはリード121が設けられており、その下側
面に取り付けられているか、または埋め込まれている。
全体的に、取り付け構造120はプラスチック等で成
形され、リード121は成形処理中にその中に埋め込ま
れた、または都合の良い接着剤等で取り付け構造120
の下側表面に取り付けられた、可撓性リードフレームで
ある。
【0045】取り付け構造120の少なくとも一部(例
えば右半分)は光学的に透明なプラスチックで形成さ
れ、残りの部分はFR4プリント回路基板のような都合
の良い材料で形成でき、回路基板部分は、成形過程の間
に光学部分と(物理的および電気的に)一体化されるこ
とは理解されよう。取り付け構造120には複数のフィ
ードスルー・ビア112が貫通形成され、下側表面上の
リード121と接続されている。
えば右半分)は光学的に透明なプラスチックで形成さ
れ、残りの部分はFR4プリント回路基板のような都合
の良い材料で形成でき、回路基板部分は、成形過程の間
に光学部分と(物理的および電気的に)一体化されるこ
とは理解されよう。取り付け構造120には複数のフィ
ードスルー・ビア112が貫通形成され、下側表面上の
リード121と接続されている。
【0046】画像発生器105は、バンプ・ボンディン
グのような都合の良い手段によって、光学的に透明な部
分上に位置する関係で、かつリード121と電気的に接
触した状態で、取り付け構造120の下側表面に接続さ
れている。画像発生器105は、それによって発生され
た画像が直接上方向に射出され取り付け構造120の光
学的に透明な部分に入りその上面側に向かうように、方
向付けられている。光学素子108,109が、光学的
に透明な部分の中で画像がレンズ系107に向かうよう
に導く。本実施例では、光学的に透明な部分は、便宜上
単一の光導波路106内に形成されている。
グのような都合の良い手段によって、光学的に透明な部
分上に位置する関係で、かつリード121と電気的に接
触した状態で、取り付け構造120の下側表面に接続さ
れている。画像発生器105は、それによって発生され
た画像が直接上方向に射出され取り付け構造120の光
学的に透明な部分に入りその上面側に向かうように、方
向付けられている。光学素子108,109が、光学的
に透明な部分の中で画像がレンズ系107に向かうよう
に導く。本実施例では、光学的に透明な部分は、便宜上
単一の光導波路106内に形成されている。
【0047】バンプ・ボンディング、ワイヤ・ボンディ
ング等のようないずれかの都合の良い手段で、複数の駆
動回路135が支持構造136上に取り付けられてい
る。一方、支持構造136は、本実施例ではバンプ・ボ
ンディングによって、取り付け構造120の上側表面に
取り付けられることにより、駆動回路135が画像発生
器105および外部入出力端子に電気的に接続されてい
る。種々の入力(データ、電力等)も、取り付け構造1
20の下側表面上の種々の地点において供給され、リー
ド121を通じて回路の残りの部分に接続されている。
画像発生器105および駆動回路135は、保護のため
に、公知の方法のいずれかで封入される。
ング等のようないずれかの都合の良い手段で、複数の駆
動回路135が支持構造136上に取り付けられてい
る。一方、支持構造136は、本実施例ではバンプ・ボ
ンディングによって、取り付け構造120の上側表面に
取り付けられることにより、駆動回路135が画像発生
器105および外部入出力端子に電気的に接続されてい
る。種々の入力(データ、電力等)も、取り付け構造1
20の下側表面上の種々の地点において供給され、リー
ド121を通じて回路の残りの部分に接続されている。
画像発生器105および駆動回路135は、保護のため
に、公知の方法のいずれかで封入される。
【0048】以上、光電パッケージに一体化された新規
で改良された二重画像表示装置の実施例が数種類開示さ
れた。光電パッケージに一体化された新規で改良された
二重画像表示装置の各実施例は、直視型表示装置と大型
仮想表示装置とを含む。二重表示装置は、通信用受信機
等のような種々の携帯用電子装置に、これまでより格段
に大きな利便性を与えるものである。また、新規で改良
された二重画像表示装置は各々、開示された光電一体化
パッケージ内に、緻密に、容易に、そして安価に形成す
ることができ、更に、光電一体化パッケージは携帯用電
子機器に容易に内蔵することができる。
で改良された二重画像表示装置の実施例が数種類開示さ
れた。光電パッケージに一体化された新規で改良された
二重画像表示装置の各実施例は、直視型表示装置と大型
仮想表示装置とを含む。二重表示装置は、通信用受信機
等のような種々の携帯用電子装置に、これまでより格段
に大きな利便性を与えるものである。また、新規で改良
された二重画像表示装置は各々、開示された光電一体化
パッケージ内に、緻密に、容易に、そして安価に形成す
ることができ、更に、光電一体化パッケージは携帯用電
子機器に容易に内蔵することができる。
【図1】本発明による二重画像表示装置を全体的に示す
簡略構成図。
簡略構成図。
【図2】図1の光電パッケージに一体化された二重画像
表示装置の断面図。
表示装置の断面図。
【図3】図1の光電パッケージに一体化された二重画像
表示装置の斜視図。
表示装置の斜視図。
【図4】本発明による二重画像表示装置の別の実施例を
概略的に示す簡略構成図。
概略的に示す簡略構成図。
【図5】図4の光電パッケージに一体化された二重画像
表示装置の断面図。
表示装置の断面図。
【図6】図4の光電パッケージに一体化された二重画像
表示装置の平面図。
表示装置の平面図。
【図7】本発明による二重画像表示装置の他の実施例に
おいて、その可動部分が第1位置にある場合を概略的に
示す簡略構成図。
おいて、その可動部分が第1位置にある場合を概略的に
示す簡略構成図。
【図8】可動部分が第2位置にある場合の図7と同様の
簡略構成図。
簡略構成図。
【図9】図7の光電パッケージに一体化された二重画像
表示装置の断面図。
表示装置の断面図。
【図10】図7の光電パッケージに一体化された二重画
像表示装置の上面図。
像表示装置の上面図。
【図11】図10の光電パッケージに一体化された二重
画像表示装置の一部の上面図。
画像表示装置の一部の上面図。
10,60,100 二重画像表示装置 12,62,102 第1画像表示装置 14,64,104 第2画像表示装置 15,65 画像発生器 16,22,106 光導波路 17,67,107 レンズ系 18,19,21,24,68,69,70,74,1
08,109 光学素子 20 画像発生器 25,75 直視画面 30,80,129 取り付け構造 35,85,135 駆動回路 45 筐体 46 接触パッド 48 制御部 49 スロット 86,136 支持構造 105 実像発生器 114 反射型光学素子 115 画面
08,109 光学素子 20 画像発生器 25,75 直視画面 30,80,129 取り付け構造 35,85,135 駆動回路 45 筐体 46 接触パッド 48 制御部 49 スロット 86,136 支持構造 105 実像発生器 114 反射型光学素子 115 画面
Claims (4)
- 【請求項1】光電パッケージに一体化された二重画像表
示装置であって:取り付け構造(66);前記取り付け
構造上に取り付けられ、少なくとも1つの実像を発生す
る実像発生手段(65);前記取り付け構造上に支持さ
れ、光入力において前記1つの実像を受け、光出力(7
5)において直視可能な拡大実像を発生する、低倍率光
学系(64);および前記取り付け構造上に支持され、
光入力において前記1つの実像を受け、光出力(67)
に拡大虚像を発生する、高倍率光学系(62);から成
ることを特徴とする二重画像表示装置。 - 【請求項2】光電パッケージに一体化された二重画像表
示装置であって:取り付け構造(30);前記取り付け
構造上に取り付けられ、第1および第2実像を発生する
実像発生手段(15,20);前記取り付け構造上に支
持され、前記第1実像を光入力で受け、光出力(25)
に直視可能な実像を発生する、低倍率光学系(14);
および前記取り付け構造上に支持され、前記第2実像を
光入力で受け、拡大虚像を光出力(17)に発生する、
高倍率光学系(12);から成ることを特徴とする二重
画像表示装置。 - 【請求項3】光電パッケージに一体化された二重画像表
示装置であって:複数の端子および取り付けパッドを有
する取り付け構造(30);直視型画像表示装置(1
4)であって:前記取り付け構造上に取り付けられ、発
光素子の二次元アレイが形成され、協同して完全な実像
を発生する、第1画像発生器(20)であって、前記発
光素子は行および列に配置され前記実像の全画素を規定
し、前記第1画像発生器の外側縁に隣接する接続/取り
付け用パッドに動作可能に結合され、前記接続/取り付
け用パッドは前記取り付け構造の端子および取り付け用
パッドに物理的かつ電気的に結合する、前記第1画像発
生器(20);前記取り付け構造上に取り付けられ、前
記取り付け構造上の前記端子および取り付け用パッドを
介して、前記第1画像発生器の発光素子に結合された、
複数の第1駆動回路(35);および前記取り付け構造
および前記第1画像発生器に対して固定的に取り付けら
れ、前記実像を受けて拡大し、容易に目視可能な直視実
像を生成する第1レンズ系(41,42,26);を含
む前記直視型画像表示装置(14);ならびに虚像表示
装置(12)であって:前記取り付け構造に取り付けら
れ、発光素子の二次元アレイが形成され、協同して完全
な実像を発生する第2画像発生器(20)であって、前
記発光素子は行および列に配置され前記実像の全画素を
規定し、前記第2画像発生器の外側縁に隣接する接続/
取り付け用パッドに動作可能に接続され、前記接続/取
り付け用パッドは前記取り付け構造の端子および取り付
け用パッドに物理的かつ電気的に結合された、前記第2
画像発生器(20);前記取り付け構造上に取り付けら
れ、前記取り付け構造上の端子および取り付け用パッド
を介して前記第2画像発生基の発光素子に結合された、
複数の第2駆動回路(25);および前記取り付け構造
および前記第2画像発生器に対して固定的に取り付けら
れ、前記実像を受けると共に拡大し、容易に目視可能な
虚像を生成する第2レンズ系(40,16,17);を
含む前記虚像表示装置(12);から成ることを特徴と
する二重画像表示装置。 - 【請求項4】光電パッケージに一体化された二重画像表
示装置の製造方法であって:取り付け構造を用意する段
階;少なくとも1つの実像を発生する実像発生手段を形
成し、該実像発生手段を前記取り付け構造上に取り付け
る段階;前記1つの実像を光入力で受け、拡大実像を光
出力において直視可能に発生するように、前記取り付け
構造上に低倍率光学系を支持する段階;および前記1つ
の実像を光入力で受け、拡大虚像を光出力に発生するよ
うに、前記取り付け構造上に高倍率光学系を支持する段
階;から成ることを特徴とする方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US316955 | 1994-10-03 | ||
US08/316,955 US5485318A (en) | 1994-10-03 | 1994-10-03 | Dual image manifestation apparatus with integrated electro-optical package |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08137409A true JPH08137409A (ja) | 1996-05-31 |
Family
ID=23231448
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7275131A Ceased JPH08137409A (ja) | 1994-10-03 | 1995-09-29 | 光電パッケージに一体化された二重画像表示装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5485318A (ja) |
JP (1) | JPH08137409A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004133181A (ja) * | 2002-10-10 | 2004-04-30 | Nippon Soken Inc | 車両用分割表示装置 |
JP2009211091A (ja) * | 2001-12-07 | 2009-09-17 | Nokia Corp | マルチモードディスプレイ携帯装置 |
Families Citing this family (35)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6424321B1 (en) | 1993-10-22 | 2002-07-23 | Kopin Corporation | Head-mounted matrix display |
US7310072B2 (en) | 1993-10-22 | 2007-12-18 | Kopin Corporation | Portable communication display device |
US5815126A (en) | 1993-10-22 | 1998-09-29 | Kopin Corporation | Monocular portable communication and display system |
US20010054989A1 (en) * | 1993-10-22 | 2001-12-27 | Matthew Zavracky | Color sequential display panels |
US6448944B2 (en) | 1993-10-22 | 2002-09-10 | Kopin Corporation | Head-mounted matrix display |
US5644323A (en) * | 1994-12-21 | 1997-07-01 | Siliscape, Inc. | Miniature synthesized virtual image electronic display |
US5539554A (en) * | 1994-12-21 | 1996-07-23 | Motorola | Integrated electro-optic package for reflective spatial light |
US5684497A (en) * | 1994-12-21 | 1997-11-04 | Siliscape, Inc. | Twice folded compound magnified virtual image electronic display |
US5808800A (en) | 1994-12-22 | 1998-09-15 | Displaytech, Inc. | Optics arrangements including light source arrangements for an active matrix liquid crystal image generator |
US5703664A (en) * | 1995-10-23 | 1997-12-30 | Motorola, Inc. | Integrated electro-optic package for reflective spatial light modulators |
US5633762A (en) * | 1995-10-23 | 1997-05-27 | Motorola | Dual image manifestation apparatus with integrated electro-optical package |
WO1997017627A1 (en) * | 1995-11-08 | 1997-05-15 | Siemens Microelectronics, Inc. | Low profile optical device with multiple mounting configurations |
US5708280A (en) * | 1996-06-21 | 1998-01-13 | Motorola | Integrated electro-optical package and method of fabrication |
US6433935B2 (en) | 1996-07-02 | 2002-08-13 | Three-Five Systems, Inc. | Display illumination system |
US5771124A (en) * | 1996-07-02 | 1998-06-23 | Siliscape | Compact display system with two stage magnification and immersed beam splitter |
US5748389A (en) * | 1996-09-30 | 1998-05-05 | Motorola, Inc. | Optical pedestal and method for using the same |
US7372447B1 (en) | 1996-10-31 | 2008-05-13 | Kopin Corporation | Microdisplay for portable communication systems |
US7321354B1 (en) | 1996-10-31 | 2008-01-22 | Kopin Corporation | Microdisplay for portable communication systems |
US6486862B1 (en) | 1996-10-31 | 2002-11-26 | Kopin Corporation | Card reader display system |
US6677936B2 (en) * | 1996-10-31 | 2004-01-13 | Kopin Corporation | Color display system for a camera |
US5872505A (en) * | 1997-03-06 | 1999-02-16 | Sony Corporation | Medication alert pager and paging system |
US6552704B2 (en) | 1997-10-31 | 2003-04-22 | Kopin Corporation | Color display with thin gap liquid crystal |
US6909419B2 (en) | 1997-10-31 | 2005-06-21 | Kopin Corporation | Portable microdisplay system |
US6476784B2 (en) | 1997-10-31 | 2002-11-05 | Kopin Corporation | Portable display system with memory card reader |
US5917655A (en) * | 1998-04-06 | 1999-06-29 | Motorola, Inc. | Method and apparatus for generating a stereoscopic image |
US5982493A (en) * | 1998-06-02 | 1999-11-09 | Motorola, Inc. | Apparatus and method for acquiring multiple images |
DE19830968A1 (de) * | 1998-07-10 | 2000-01-13 | Siemens Ag | Gerät |
US6181842B1 (en) * | 2000-01-10 | 2001-01-30 | Poa Sana, Inc. | Position digitizer waveguide array with integrated collimating optics |
US7068258B2 (en) * | 2000-05-12 | 2006-06-27 | Emagin Corporation | Portable communication device with virtual image display module |
US6754632B1 (en) | 2000-09-18 | 2004-06-22 | East Carolina University | Methods and devices for delivering exogenously generated speech signals to enhance fluency in persons who stutter |
US7031922B1 (en) | 2000-11-20 | 2006-04-18 | East Carolina University | Methods and devices for enhancing fluency in persons who stutter employing visual speech gestures |
US6788286B2 (en) * | 2001-05-03 | 2004-09-07 | Interactive Imaging Systems, Inc. | Controller for graphical display |
US6952526B2 (en) * | 2002-08-27 | 2005-10-04 | Pentax Corporation | Retractable lens barrel |
US20100277803A1 (en) * | 2006-12-14 | 2010-11-04 | Nokia Corporation | Display Device Having Two Operating Modes |
GB2521831A (en) * | 2014-01-02 | 2015-07-08 | Nokia Technologies Oy | An apparatus or method for projecting light internally towards and away from an eye of a user |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3064523A (en) * | 1960-02-24 | 1962-11-20 | Bausch & Lomb | Illuminating arrangement for optical devices |
US3767291A (en) * | 1972-03-31 | 1973-10-23 | Minnesota Mining & Mfg | Retroviewer |
JPH05334712A (ja) * | 1992-06-02 | 1993-12-17 | Hitachi Ltd | 光情報処理装置 |
JPH0645699A (ja) * | 1992-07-21 | 1994-02-18 | Rohm Co Ltd | 光源ユニット及びその製造方法 |
-
1994
- 1994-10-03 US US08/316,955 patent/US5485318A/en not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-09-29 JP JP7275131A patent/JPH08137409A/ja not_active Ceased
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009211091A (ja) * | 2001-12-07 | 2009-09-17 | Nokia Corp | マルチモードディスプレイ携帯装置 |
JP2004133181A (ja) * | 2002-10-10 | 2004-04-30 | Nippon Soken Inc | 車両用分割表示装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5485318A (en) | 1996-01-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5485318A (en) | Dual image manifestation apparatus with integrated electro-optical package | |
US5821911A (en) | Miniature virtual image color display | |
JP3930096B2 (ja) | キャリヤ・リングを有する光電子集積パッケージおよびその製造法 | |
JP3615824B2 (ja) | 集積光電子パッケージ | |
KR100477405B1 (ko) | 집적전기광학패키지 | |
US5633762A (en) | Dual image manifestation apparatus with integrated electro-optical package | |
JP3621770B2 (ja) | 反射型空間光変調器用一体化光電パッケージ | |
JP3623033B2 (ja) | 反射型空間光変調器用一体化光電パッケージ | |
US5644369A (en) | Switchable lens/diffuser | |
EP0539699B1 (en) | Portable communications receiver with miniature virtual image display | |
US5969698A (en) | Manually controllable cursor and control panel in a virtual image | |
US5818634A (en) | Dual mode optical Magnifier system | |
US5831699A (en) | Display with inactive portions and active portions, and having drivers in the inactive portions | |
JPH09244551A (ja) | 独立メニュー・バーを有する光電子集積パッケージ | |
JPH08234230A (ja) | 反射型空間光変調器用一体化光電パッケージ | |
US5543958A (en) | Integrated electro-optic package for reflective spatial light modulators | |
JPH09244553A (ja) | 光電子集積パッケージ | |
US5491491A (en) | Portable electronic equipment with binocular virtual display | |
JPH07281618A (ja) | 集積電気光学パッケージ | |
US6243056B1 (en) | Transceiver with miniature virtual image display | |
CN1182998A (zh) | 带有可视图像显示的袖珍电源 | |
KR100413707B1 (ko) | 반사공간광변조기용집적전기-광학패키지및그의제조방법 | |
EP0564940A1 (en) | Personal communicator | |
JPH10301754A (ja) | 携帯用電子機器および入力制御方法 | |
JPH09127604A (ja) | マルチ・モ−ド画像表示装置およびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040330 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040630 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040824 |
|
A045 | Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment] |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045 Effective date: 20041221 |