JPH08136880A - ヘッドアップディスプレイ型液晶表示装置 - Google Patents

ヘッドアップディスプレイ型液晶表示装置

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JPH08136880A
JPH08136880A JP6269819A JP26981994A JPH08136880A JP H08136880 A JPH08136880 A JP H08136880A JP 6269819 A JP6269819 A JP 6269819A JP 26981994 A JP26981994 A JP 26981994A JP H08136880 A JPH08136880 A JP H08136880A
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JP
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liquid crystal
crystal display
reflector
bracket
display device
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JP6269819A
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Minoru Kadoya
実 角屋
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Denso Corp
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘッドアップディスプレイ型液晶表示装置に
おいて、光源系統を構成する複数の部品を一体化するこ
とにより、部品点数を減少させる。 【構成】 リフレクタ30及びブラケット40を樹脂に
よる一体成形により一体的に形成することによって、リ
フレクタをブラケットに取り付けるためのねじが不要と
なる。その結果、部品点数が減少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示装置に係り、
特に、車両等に採用するに適したヘッドアップディスプ
レイ型液晶表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用ヘッドアップディスプレイ
型液晶表示装置においては、図5にて示すように、光源
系統10からの光学的な車両情報を傾斜ミラー20によ
り車両のフロントウィンドウシールドWに向けて反射し
て、このフロントウィンドウシールドWによる車両情報
の反射像を、運転者の前方視野内にてフロントウィンド
ウシールドWの前方に虚像として表示するように構成さ
れている。
【0003】ところで、このヘッドアップディスプレイ
型液晶表示装置において、その光源系統10は、図5に
て示すごとく、ランプ11を有しており、このランプ1
1は、鉄板をプレス加工してなるリフレクタ12の前側
に位置している。リフレクタ12は、凹面鏡としての役
割を果たすもので、このリフレクタ12は、ランプ11
からの出射光を平行光として反射して集光レンズ13を
通して透過型液晶表示板14に入射させる。この液晶表
示板14は、集光レンズ13により集光された光を透過
させて、車両情報を表す透過光を傾斜ミラー20に入射
させる。
【0004】ここで、この光源系統10におけるランプ
11、リフレクタ12、集光レンズ13及び透過型液晶
表示板14の機械的組付け構成について、図6を参照し
て説明する。光源系統10は、鉄板をプレス加工してな
るブラケット15を備えており、このブラケット15
は、底壁15aと、一対の腕15bとにより構成されて
いる。各腕15bは、底壁15aの図6にて図示後側両
側部をそれぞれ上方へL字形状に折り曲げて形成されて
おり、これら各腕14bには、上述したリフレクタ12
が、その各フランジ部12aにて、ねじ12bの腕14
bの中間部位への締着により組付けられる。
【0005】底壁15aの中間部位に形成した組付け穴
15cには、上述したランプ11が下方より挿入締着さ
れる。上述した集光レンズ13及び液晶表示板14は、
下側スペーサ16を介し、リフレクタ12の前方にて、
底壁15a上に載置されるようになっており、これら集
光レンズ13及び液晶表示板14は、その下端部にて、
下側スペーサ16上の溝部16a、16b内に挿入され
て、互いに対向して位置する。
【0006】上側スペーサ17は、集光レンズ13及び
液晶表示板14上に載置されるもので、この上側スペー
サ17は、フレーム18の底壁15aへの組付けによ
り、集光レンズ13、液晶表示板14及び下側スペーサ
16と共に、底壁15aに固定される。なお、下側スペ
ーサ16及び上側スペーサ17はシリコンゴムにより形
成されている。
【0007】また、フレーム18は、略コ字状に形成さ
れており、このフレーム18は、上側スペーサ17、集
光レンズ13、液晶表示板14及び下側スペーサ16を
上方から覆蓋して、各フランジ部18aにて底壁15a
に各ねじ18bの締着により組付けられるようになって
いる。なお、フレーム18の前後両壁には、リフレクタ
12からの平行光を傾斜ミラー20に向けて通過させる
ための開口部18cがそれぞれ形成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような光
源系統10における機械的組付け構成によれば、リフレ
クタ12の組付けにあたり、ブラケット15を別体で採
用する必要がある他、このブラケット15に両腕15b
を形成するとともにリフレクタ12の両腕15bへの組
付けの際にねじ12bを採用する必要がある。
【0009】このため、リフレクタ12をブラケット1
5に組付けるにあたり、このブラケット15における余
分な加工及びねじ12bを必要とする。また、上述のよ
うな集光レンズ13及び液晶表示板14の組付けにあた
り、フレーム18の他、ねじ18b、下側スペーサ16
及び上側スペーサ17を必要とする。従って、リフレク
タ12、集光レンズ13及び液晶表示板14を上述のよ
うに組付けるにあたり多数の余分な部品が必要である。
その結果、この種液晶表示装置のコスト高を招くという
不具合がある。また、余分な部品の組付け作業が必要と
なり、上記コスト高をより一層促す原因となっている。
【0010】本発明は、以上のようなことに対処するた
め、ヘッドアップディスプレイ型液晶表示装置におい
て、光源系統を構成する複数の部品を一体化することに
より、部品点数を減少させようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決にあた
り、請求項1に記載の発明においては、リフレクタ(1
2、40)により反射される光源(11)からの出射光
を液晶表示器(14)を透過させて、この液晶表示器の
表示内容を虚像として表示するヘッドアップディスプレ
イ型液晶表示装置において、光源(11)及び液晶表示
器(14)を支持するブラケット(30)にリフレクタ
(40)を一体に形成してなることを特徴とするヘッド
アップディスプレイ型液晶表示装置される。
【0012】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載のヘッドアップディスプレイ型液晶表示装置におい
て、ブラケット(30)及びリフレクタ(40)が樹脂
による一体成形により形成されており、かつ、リフレク
タ(40)の反射面には反射層が形成されていることを
特徴とする。
【0013】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
2に記載のヘッドアップディスプレイ型液晶表示装置に
おいて、リフレクタ(40)の反射光を液晶表示器(1
4)に集光する集光レンズ(13)が、光源(11)及
び液晶表示器(14)と共にブラケットに支持されてな
ることを特徴とする。
【0014】請求項4に記載の発明においては、板状リ
フレクタ(40)により反射される光源(11)からの
出射光を液晶表示板(14)を透過させて、この液晶表
示板の表示内容を虚像として表示するヘッドアップディ
スプレイ型液晶表示装置において、底板(71)と、リ
フレクタ(12)に対応する位置にて底板(71)の両
側部から立設された一対の第1支持柱(72)と、液晶
表示板(14)に対応する位置にて底板(71)の両側
部から立設された一対の第2支持柱(73)とを一体に
形成してなるブラケット(70)を備え、一対の第1支
持柱(72)の各対向壁及び一対の第2支持柱(73)
の各対向壁には長手状の溝(72a、73a)が形成さ
れ、一対の第1支持柱(72)の各溝(72a)内には
リフレクタ(12)の両側部が挿入されるとともに、一
対の第2支持柱(73)の各溝(73a)内には液晶表
示板(14)の両側部が挿入されていることを特徴とす
るヘッドアップディスプレイ型液晶表示装置が提供され
る。
【0015】なお、上記各構成要素のカッコ内の符号
は、後述する実施例記載の具体的構成要素との対応関係
を示すものである。
【0016】
【発明の作用効果】上述のように構成した請求項1に記
載の発明においては、光源及び液晶表示器を支持するブ
ラケットとリフレクタとが一体に形成されている。これ
により、この種の車両用ヘッドアップディスプレイ型液
晶表示装置の光源系統において、リフレクタをブラケッ
トに組付けるためのねじが不要となり、構成部品点数を
減少させ得る。その結果、コストの軽減につながる。
【0017】また、請求項2に記載の発明によれば、ブ
ラケット及びリフレクタが樹脂による一体成形により形
成されているので、ブラケット及びリフレクタの一体構
成が容易に実現され得る。しかも、リフレクタの反射面
には反射層が形成されているので、リフレクタが樹脂で
形成されていても、リフレクタとしての本来の光学的反
射機能を十分に確保できる。
【0018】また、請求項3に記載の発明によれば、リ
フレクタの反射光を液晶表示器に向け集光する集光レン
ズを光源及び液晶表示器と共にブラケットに支持する。
これにより、請求項1又は2に記載の発明と実質的に同
様の作用効果を達成できる。また、請求項4に記載の発
明によれば、一対の第1支持柱の各溝内にリフレクタの
両側部を挿入するとともに、一対の第2支持柱の各溝内
に液晶表示板の両側部を挿入することによって、ブラケ
ットに対するリフレクタ及び液晶表示板の組み付けを達
成できる。
【0019】これにより、従来の下側スペーサが不要と
なる。従って、請求項1に記載の発明の作用効果と同様
に部品点数を減少させることができ、コストの軽減につ
ながる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の各実施例につき図面を参照し
て説明する。図1は、本発明に係る車両用ヘッドアップ
ディスプレイ型液晶表示装置の第1実施例の要部の構成
を示している。この第1実施例においては、図6の光源
系統10におけるリフレクタ12、各ねじ12b及びブ
ラケット15に代えて、樹脂の一体成形により一体に形
成したリフレクタ30及びブラケット40が採用されて
いる。なお、リフレクタ30の凹面鏡としての表面部分
には、金属メッキや蒸着等により金属反射層が形成され
て、液晶表示板14の表示輝度を高めている。その他の
構成は、図5及び図6における従来の構成と同様である
ので、その説明は省略する。
【0021】このように構成した本実施例では、上述の
ように、リフレクタ30及びブラケット40が樹脂によ
る一体成形により一体に形成されている。このため、図
6の従来の光源系統10におけるブラケット15の各腕
15b及び各ねじ12bが不要となる。従って、この種
の車両用ヘッドアップディスプレイ型液晶表示装置にお
ける光源系統の構成部品点数が減少してコストを軽減で
きる。また、このような構成部品点数の減少により、リ
フレクタのブラケットに対する組み付け作業が不要とな
り、コストの軽減を促進できる。
【0022】また、リフレクタ30及びブラケット40
が上述のごとく一体となっているので、リフレクタ3
0、ランプ11、集光レンズ13及び液晶表示板14の
位置決め精度を高めることができる。その結果、これら
リフレクタ30、ランプ11、集光レンズ13及び液晶
表示板14の各光軸間のずれを最小にできる。なお、リ
フレクタ30が樹脂により形成されていても、このリフ
レクタ30の反射面には、上述のごとく金属反射層が形
成されている。従って、リフレクタとしての本来の光学
的反射機能が低下することはなく、液晶表示板14の表
示輝度を高く維持できる。
【0023】また、リフレクタ30の凹面鏡としての表
面部分には、金属メッキや蒸着等による金属反射層だけ
でなく、白色塗装等による反射層を設けるようにして
も、同様の効果を得ることができる。図2(a)は、本
発明の第2実施例の要部の構成を示している。この第2
実施例においては、図6の光源系統10における下側ス
ペーサ16及び上側スペーサ17に代えて、シリコンゴ
ム等の弾性材料の一体成形により一体に形成した下側ス
ペーサ50a、上側スペーサ50b及び一対のヒンジ帯
50cが採用されている。
【0024】下側スペーサ50aは、一対のヒンジ帯5
0cにより上側スペーサ50bに連結されている。ま
た、各ヒンジ帯50cの間の間隔は、図6のフレーム1
8の各開口部18cを介するリフレクタ12からの平行
光の通過を確保できるように選定されている。その他の
構成は、図5及び図6における従来の構成と同様である
ので、その説明は省略される。
【0025】このように構成した本第2実施例において
は、下側スペーサ50a、上側スペーサ50b及び一対
のヒンジ帯50cがシリコンゴムの一体成形により一体
に形成されている。従って、図6の互いに別体として形
成した下側スペーサ16及び上側スペーサ17の場合と
は異なり、下側スペーサ50a及び上側スペーサ50b
が一体化される。このため、部品点数の減少につなが
る。
【0026】また、下側スペーサ50a及び上側スペー
サ50bの間に集光レンズ13及び液晶表示板14を組
付けるにあたっては、集光レンズ13及び液晶表示板1
4を、互いに間隔をおいて下側スペーサ50a上に立設
し、然る後、各ヒンジ帯50cを案内にして、上側スペ
ーサ50bを図示二点鎖線の位置から上方に持ち上げ
る。そして、この上側スペーサ50bにより集光レンズ
13及び液晶表示板14をその上端部から覆う。
【0027】これにより、下側スペーサ50a及び上側
スペーサ50bの間に集光レンズ13及び液晶表示板1
4を簡単に組み付け得る。なお、両ヒンジ帯50cの間
には上述のように必要な間隔が与えられているので、図
6のフレーム18の各開口部18cを介するリフレクタ
12からの平行光の通過を確保できる。図2(b)は上
記第2実施例の変形例を示している。この変形例におい
ては、上記第2実施例において、一体的に形成した下側
スペーサ50a、上側スペーサ50b及び一対のヒンジ
帯50cに代えて、シリコンゴムの一体成形により一体
に形成したコ字形状のスペーサ板60が採用されてい
る。
【0028】このスペーサ板60は、上記第2実施例に
おける上側スペーサ50bに対応する上壁61と、前後
両壁62、63とにより構成されている。前壁62は、
その下端から後方へL字状に延出する支持部62aを有
しており、この支持部62aは液晶表示板14を下方か
ら支持する役割を果たす。また、後壁63は、その下端
から前方へL字状に延出する支持部63aを有してお
り、この支持部63aは集光レンズ13を下方から支持
する役割を果たす。なお、前後両壁62、63には、図
6のフレーム18の各開口部18cに対応して開口部が
それぞれ形成されている。その他の構成は、上記第2実
施例と同様である。
【0029】このように構成した本変形例において、集
光レンズ13及び液晶表示板14をスペーサ板60内に
組付けるにあたっては、スペーサ板60の前後両壁6
2、63を図2(b)にて二点鎖線により示すごとく前
方及び後方へそれぞれ開く。そして、液晶表示板14を
前壁62にその内面側から沿うように位置させ、然る
後、前壁62を図示矢印方向に復帰させてその支持部6
2aにより液晶表示板14の下部を支持する。一方、集
光レンズ13を後壁63にその内面側から沿うように位
置させ、然る後、後壁63を図示矢印方向に復帰させて
その支持部63aにより液晶表示板14の下部を支持す
る。
【0030】これにより、スペーサ板60により集光レ
ンズ13及び液晶表示板14を簡単に組付け得る。この
場合、前後両壁62、63がその弾力により集光レンズ
13及び液晶表示板14を前方及び後方から支持してい
るので、スペーサ板60から集光レンズ13及び液晶表
示板14が離脱することがない。なお、前後両壁62、
63には上述のように必要な開口部が形成されているの
で、図6のフレーム18の各開口部18cを介するリフ
レクタ12からの平行光の通過を確保できる。
【0031】図3は、本発明の第3実施例の要部の構成
を示している。この第3実施例においては、図6の光源
系統10におけるブラケット15、下側スペーサ16、
上側スペーサ17及びフレーム18に代えて、ブラケッ
ト70及び押さえ板80が採用されている。ブラケット
70は、底壁71と、リフレクタ12を支持するための
一対の支持柱72、72並びに集光レンズ13及び液晶
表示板14を支持するための一対の支持板73、73と
により構成されている。各支持柱72は、図6のブラケ
ット15の腕15b、15bに対応する位置にて、底壁
71の両側中間部位からそれぞれ上方へ延出しており、
これら支持柱72の対向壁には、リフレクタ12の各フ
ランジ部を上方から挿入するための長手状の溝72aが
それぞれ形成されている。
【0032】また、各支持板73は、図6の下側スペー
サ16に対応する位置にて、底壁71の両側中間部位か
らそれぞれ上方へ延出しており、これら支持板73の対
向壁には、集光レンズ13の両側部及び液晶表示板14
の両側部を上方から挿入するための各一対の長手状の溝
73a、73bがそれぞれ形成されている。その他の構
成は、図5及び図6における従来の構成と同様であるの
で、その説明は省略する。
【0033】このように構成した本第3実施例におい
て、リフレクタ12、集光レンズ13及び液晶表示板1
4を組付けるにあたっては、次のようにする。即ち、リ
フレクタ12の両フランジ部を両支持柱72の溝72a
内に上方から挿入し、集光レンズ13の両側部を両支持
板73の溝73a内に上方から挿入し、かつ、液晶表示
板14の両側部を両支持板73の溝73b内に上方から
挿入する。
【0034】然る後、押さえ板80を両支持柱72及び
両支持板73上に載置してねじ81の締着により取り付
ける。これにより、リフレクタ12、集光レンズ13及
び液晶表示板14が押さえ板80によりブラケット70
に固定される。その結果、リフレクタ12、集光レンズ
13及び液晶表示板14のブラケット70からの抜け止
めが確保される。なお、押さえ板80の開口部82はラ
ンプ11に対応して設けられている。
【0035】以上説明したように、この第3実施例にお
いては、押さえ板80及びこれらを締着するためのねじ
82によって、リフレクタ12、集光レンズ13及び液
晶表示板14をブラケット70に取り付けるようにした
ので、上述した下側スペーサ16、上側スペーサ17が
不要となる。従って、リフレクタ12、集光レンズ13
及び液晶表示板14の組み付けにあたり、部品点数を減
少できる。
【0036】また、上述のごとく、リフレクタ12、集
光レンズ13及び液晶表示板14が同一のブラケット7
0に組み付けられるので、これらリフレクタ12、集光
レンズ13及び液晶表示板14の位置決め精度を高く維
持できる。その結果、リフレクタ12、集光レンズ13
及び液晶表示板14の各光軸の相互のずれを最小にし得
る。
【0037】なお、上記第3実施例においては、リフレ
クタ12と押さえ板80が別体にて構成されているが、
これに代えて、図4にて示すごとく、リフレクタ12と
押さえ板80とをL字状に一体に形成するようにしても
よい。これにより、リフレクタ12と押さえ板80とを
一体的にブラケット70に組み付けることができ、組み
付け工数の減少を促すことができる。
【0038】また、上記第3実施例においては、リフレ
クタ12、集光レンズ13及び液晶表示板14を押さえ
板80によりブラケット70に組み付けるようにした
が、これに代えて、リフレクタ12の両フランジ部を両
支持柱72の溝72a内に挿入し、集光レンズ13の両
側部を両支持板73の溝73a内に挿入し、かつ、液晶
表示板14の両側部を両支持板73の溝73b内に挿入
した後、溝72a、73a及び73bの上端に熱カシメ
等を施すことにより、リフレクタ12、集光レンズ13
及び液晶表示板14の両支持柱72及び両支持板73か
らの抜け止めを確保できる。これにより、押さえ板80
を廃止することができ、部品点数の減少につながる。
【0039】また、上記第3実施例においては、集光レ
ンズ13及び液晶表示板14を両支持板73により支持
するようにしたが、これに代えて、前後各一対の支持柱
(支持柱72と同様の構成を有する)により集光レンズ
13及び液晶表示板14を支持するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の要部を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明の第2実施例の要部及びその変形例を示
す斜視図である。
【図3】本発明の第3実施例の要部を示す斜視図であ
る。
【図4】上記第3実施例の変形例を示す斜視図である。
【図5】従来の車両用ヘッドアップディスプレイ液晶表
示装置の原理図である。
【図6】図5のヘッドアップディスプレイ液晶表示装置
における光源系統の分解構成図である。
【符号の説明】
10・・・光源系統、11・・・ランプ、13・・・集
光レンズ、14・・・液晶表示板、30、70・・・ブ
ラケット、40・・・リフレクタ、72・・・支持柱、
72a、73a・・・溝、73・・・支持板。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リフレクタにより反射される光源からの
    出射光を液晶表示器を透過させて、この液晶表示器の表
    示内容を虚像として表示するヘッドアップディスプレイ
    型液晶表示装置において、 前記光源及び液晶表示器を支持するブラケットに前記リ
    フレクタを一体に形成してなることを特徴とするヘッド
    アップディスプレイ型液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記ブラケット及び前記リフレクタが樹
    脂による一体成形により形成されており、 かつ、前記リフレクタの反射面には反射層が形成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載のヘッドアップデ
    ィスプレイ型液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記リフレクタの反射光を前記液晶表示
    器に集光する集光レンズが、前記光源及び液晶表示器と
    共に前記ブラケットに支持されてなることを特徴とする
    請求項1又は2に記載のヘッドアップディスプレイ型液
    晶表示装置。
  4. 【請求項4】 板状リフレクタにより反射される光源か
    らの出射光を液晶表示板を透過させて、この液晶表示板
    の表示内容を虚像として表示するヘッドアップディスプ
    レイ型液晶表示装置において、 底板と、前記リフレクタに対応する位置にて前記底板の
    両側部から立設された一対の第1支持柱と、前記液晶表
    示板に対応する位置にて前記底板の両側部から立設され
    た一対の第2支持柱とを一体に形成してなるブラケット
    を備え、 前記一対の第1支持柱の各対向壁及び前記一対の第2支
    持柱の各対向壁には長手状の溝がそれぞれ形成され、 前記一対の第1支持柱の各溝内には前記リフレクタの両
    側部が挿入されるとともに、前記一対の第2支持柱の各
    溝内には前記液晶表示板の両側部が挿入されていること
    を特徴とするヘッドアップディスプレイ型液晶表示装
    置。
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