JPH08136862A - 防振機能を有した変倍光学系 - Google Patents

防振機能を有した変倍光学系

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JPH08136862A
JPH08136862A JP6297866A JP29786694A JPH08136862A JP H08136862 A JPH08136862 A JP H08136862A JP 6297866 A JP6297866 A JP 6297866A JP 29786694 A JP29786694 A JP 29786694A JP H08136862 A JPH08136862 A JP H08136862A
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optical system
lens
image
refractive power
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JP6297866A
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Shingo Hayakawa
慎吾 早川
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    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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    • G02B27/64Imaging systems using optical elements for stabilisation of the lateral and angular position of the image
    • G02B27/646Imaging systems using optical elements for stabilisation of the lateral and angular position of the image compensating for small deviations, e.g. due to vibration or shake
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B15/00Optical objectives with means for varying the magnification
    • G02B15/14Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective
    • G02B15/142Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having two groups only
    • G02B15/1421Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having two groups only the first group being positive

Abstract

(57)【要約】 【目的】 振動による撮影画像のブレを光学性能を良好
に維持しつつ補正することのできる防振機能を有した変
倍光学系を得ること。 【構成】 物体側から順に正の屈折力の第1群、負の屈
折力の第2群、そして少なくとも1つのレンズ群を有す
る全体として正の屈折力の像側レンズ群を有し、広角端
から望遠端への変倍を該第1群と該像側レンズ群のうち
の少なくとも1つのレンズ群を物体側へ移動させて行う
と共に広角端の焦点距離が撮影画面の対角線長より短い
変倍光学系であって、該第2群を光軸と直交する方向に
移動させて該変倍光学系が振動したときに生じる撮影画
面のブレを補正していること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光学系の振動による撮影
画像のブレを補正する機能、所謂防振機能を有した変倍
光学系に関し、防振用の可動レンズ群を例えば光軸と直
交する方向に移動させて防振効果を得る際、可動レンズ
群の少ない駆動量を十分大きな画像のブレを補正すると
共に、防振効果を発揮させたときの光学性能の低下の防
止を図った防振機能を有した変倍光学系に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】進行中の車や航空機等移動物体上から撮
影をしようとすると撮影系(撮影レンズ)に振動が伝わ
り撮影画像にブレが生じる。
【0003】特に長い焦点距離の撮影系を使用する際に
は、撮影系の振動を抑制することが困難となる。撮影系
が振動によって傾くと、撮影画像はその傾き角と撮影系
の焦点距離に応じた変位を発生する。このため静止画撮
影装置においては、画質の劣化を防止するために撮影時
間を十分に短くしなければならないという問題があり、
また動画撮影装置においては、構図の設定を維持するこ
とが困難となるという問題がある。そのためこのような
撮影の際には、撮影系が振動によって傾いた際にも撮影
画像の変位、所謂撮影画像のブレが発生しないように補
正することが必要となる。
【0004】従来より撮影画像のブレを防止する機能を
有した防振光学系が、例えば特開昭50−80147号
公報や特公昭56−21133号公報、特開昭61−2
23819号公報等で提案されている。
【0005】特開昭50−80147号公報では2つの
アフォーカルの変倍系を有するズームレンズにおいて第
1の変倍系の角倍率をM1 、第2の変倍系の角倍率をM
2としたときM1 =1−1/M2 なる関係を有するよう
に各変倍系で変倍を行うと共に、第2の変倍系を空間的
に固定して画像のブレを補正して画像の安定化を図って
いる。
【0006】特公昭56−21133号公報では光学装
置の振動状態を検知する検知手段からの出力信号に応じ
て、一部の光学部材を振動による画像の振動的変位を相
殺する方向に移動させることにより画像の安定化を図っ
ている。
【0007】特開昭61−223819号公報では最も
被写体側に屈折型可変頂角プリズムを配置した撮影系に
おいて、撮影系の振動に対応させて該屈折型可変頂角プ
リズムの頂角を変化させて画像を偏向させて画像の安定
化を図っている。
【0008】この他、特公昭56−34847号公報、
特公昭57−7414号公報等では撮影系の一部に振動
に対して空間的に固定の光学部材を配置し、この光学部
材の振動に対して生ずるプリズム作用を利用することに
より撮影画像を偏向させ結像面上で静止画像を得てい
る。
【0009】又、加速度センサーを利用して撮影系の振
動を検出し、このとき得られる信号に応じ、撮影系の一
部のレンズ群を光軸と直交する方向に振動させることに
より静止画像を得る方法も行なわれている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】一般に撮影系の一部の
レンズ群を振動させて撮影画像のブレをなくし、静止画
像を得る機構には画像のブレの補正量が大きいことやブ
レ補正の為に振動させるレンズ群(可動レンズ群)の移
動量や回転量が少ないこと等が要望されている。
【0011】又、可動レンズ群を偏心させたとき偏心コ
マ、偏心非点収差、偏心色収差、そして偏心像面湾曲収
差等が多く発生すると画像のブレを補正したとき偏心収
差の為、画像がボケてくる。例えば偏心歪曲収差が多く
発生すると光軸上の画像の移動量と周辺部の画像の移動
量が異なってくる。この為、光軸上の画像を対象に画像
のブレを補正しようと可動レンズ群を偏心させると、周
辺部では画像のブレと同様な現象が発生してきて光学特
性を著しく低下させる原因となってくる。
【0012】このように防振機能を有した光学系におい
ては可動レンズ群を光軸と直交する方向に移動させ、又
はそれと共に光軸上の一点を回転中心として微少回転さ
せて偏心状態にしたとき画質の低下を少なくする為に偏
心収差発生量が少ないこと、装置全体を小型にする為に
可動レンズ群の少ない移動量又は少ない回転量で大きな
画像のブレを補正することができる、所謂偏心敏感度
(単位移動量ΔHに対する画像のブレの補正量Δxとの
比Δx/ΔH)が大きいこと等が要求されている。
【0013】防振機能を有した光学系として振動に対し
て空間的に固定となる光学部材を配置する構成の光学系
は、この光学部材の支持方法が難しく、また小型の光学
系を実現することが困難であるため、小型軽量の装置の
構成には適していなかった。また撮影系の最も被写体側
に可変頂角プリズムを配置する光学系は、変位補正時に
偏心色収差以外の収差の発生がほとんどないという利点
はあるが、駆動部材が大型になるという欠点と、プリズ
ムによって発生する偏心色収差の簡易的な補正が困難で
あるという欠点があった。撮影系の一部のレンズ群を偏
心させる光学系では、偏心させるレンズ群を適切に選
択、配置することにより、装置を小型にすることができ
るが、偏心によって発生する諸収差、即ち、偏心コマ収
差、偏心非点収差、偏心像面湾曲等を良好に補正しつ
つ、十分に少ない駆動量で十分に大きい変位補正を実現
することが困難であるという問題点があった。
【0014】本発明は、変倍光学系の一部のレンズ群を
光軸と垂直な方向に偏心駆動させて撮影画像の変位(ブ
レ)を補正する際、各レンズ要素を適切に配置すること
によって各種の偏心収差を良好に補正し、また十分に少
ない偏心駆動量で十分に大きい変位補正(ブレ補正)を
実現することによって装置全体の小型化を可能とした防
振機能を有した変倍光学系の提供を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の防振機能を有し
た光学系は、 (1−1)物体側から順に正の屈折力の第1群、負の屈
折力の第2群、そして少なくとも1つのレンズ群を有す
る全体として正の屈折力の像側レンズ群を有し、広角端
から望遠端への変倍を該第1群と該像側レンズ群のうち
の少なくとも1つのレンズ群を物体側へ移動させて行う
と共に広角端の焦点距離が撮影画面の対角線長より短い
変倍光学系であって、該第2群を光軸と直交する方向に
移動させて該変倍光学系が振動したときに生じる撮影画
面のブレを補正していることを特徴としている。
【0016】(1−2)物体側から順に正の屈折力の第
1群、負の屈折力の第2群、正の屈折力の第3群、そし
て正の屈折力の第4群の4つのレンズ群を有し、各レン
ズ群の間隔を変えて変倍を行う変倍光学系であって、該
第2群を光軸と直交する方向に移動させて該変倍光学系
が振動したときに生じる撮影画面のブレを補正している
ことを特徴としている。
【0017】
【実施例】図1〜図3は各々本発明の数値実施例1〜3
のレンズ断面図である。図中、(A)は広角端、(B)
は中間、(C)は望遠端のズーム位置を示している。L
1は正の屈折力の第1群、L2は負の屈折力の第2群、
L3は正の屈折力の第3群、L4は正の屈折力の第4
群、SPは絞りであり、第3群の物体側に位置してお
り、変倍に際して第3群と共に移動している。IPは像
面である。第3群L3と第4群L4で像側レンズ群Lq
を構成している。広角端から望遠端への変倍は第1群L
1、第3群L3、そして第4群L4を共に物体側へ移動
させて行っている。変倍光学系が振動したときの撮影画
面のブレの補正(振動補償)は第2群L2を偏心レンズ
群として光軸と直交する方向に移動させて行っている。
【0018】本発明では広角端の焦点距離fWが撮影画
面の対角線長よりも短い広角域を含むように各レンズ群
の屈折力や近軸配置等の各要素を設定している。
【0019】本発明において、広角端と望遠端における
全系の焦点距離を各々fW,fT、前記第2群の焦点距
離をfp としたとき 0.15<|fp /(fW×fT)1/2 |<0.50 ‥‥‥(1) なる条件を満足するようにしている。
【0020】条件式(1)は変倍光学系の広角端及び望
遠端の焦点距離に対する偏心レンズ群としての第2群の
焦点距離の比を規定する式である。条件式(1)の下限
値を越えて偏心レンズ群の焦点距離が短くなると変倍の
際の諸収差の変動を良好に補正することが難しくなり、
変倍比を大きくすることができないという問題や、偏心
レンズ群を少ない枚数のレンズで構成できなくなる為に
コンパクト化に向かないという問題が生じてくる。
【0021】又逆に条件式(1)の上限値を越えて偏心
レンズ群の焦点距離が長くなると諸収差の補正の為には
有利となるが、偏心レンズ群の偏心敏感度(撮影画像の
変位量に対する偏心レンズ群の変位量の比)を大きくす
ることができなくなる。この為に振動補償の為の偏心レ
ンズ群の駆動量を大きくすることが必要となるという問
題や、変倍の際の各レンズ群の移動量が大きくなってコ
ンパクト化に向かないという問題が生じてくる。
【0022】この他本発明においては変倍光学系の第2
群を変倍の際に固定とすることにより装置全体の小型化
を助長し、又レンズ群の倒れの発生を最小限とする等の
レンズ構造上の精度の向上を図っている。
【0023】(A)次に本発明において第3群L3と第
4群L4とを少なくとも1つのレンズ群を有する像側レ
ンズ群として取り扱った場合の特徴について説明する。
【0024】(A−1)本発明では前記第1群の焦点距
離をfo 、前記像側レンズ群の望遠端の焦点距離をf
q 、望遠端における該第1群と第2群の主点間隔をeT
としたとき 0.5<|fq /(fo −eT )|<1.2 ‥‥‥(2) なる条件を満足するようにしている。
【0025】条件式(2)は偏心レンズ群である第2群
の前後に配置される第1群と像側レンズ群の焦点距離を
各々適切に規定する式である。特に各レンズ群のペッツ
バール和が屈折力に略比例すると仮定したときに偏心収
差を良好に補正することを可能とする為の条件式であっ
て、簡易なレンズ構成で前述の目的を達成する為のもの
である。条件式(2)の下限値又は上限値を越えて各レ
ンズ群の屈折力配置が不適切となるとコンパクトなレン
ズ構成の広角域を含んだ防振機能を有した変倍光学系を
実現することが困難となる。又条件式(2)では更にそ
の下限値を0.6、上限値を1.0としたとき、実質的
に更に良好な防振機能を有した変倍光学系を実現するこ
とが容易となる。
【0026】(A−2)前記第2群と前記像側レンズ群
のペッツバール和を各々Pp ,Pqとしたとき 1.1<|Pp /Pq |<1.7 ‥‥‥(3) なる条件を満足するようにしている。
【0027】条件式(3)は変倍光学系の偏心レンズ群
L2とそれより像側に設けた像側レンズ群のペッツバー
ル和の比を規定する式である。条件式(3)の下限値を
越えて偏心レンズ群のペッツバール和の絶対値が相対的
に小さくなると、偏心像面弯曲の補正が困難となり、逆
に条件式(3)の上限値を越えて偏心レンズ群のペッツ
バール和の絶対値が相対的に大きくなると光学系全体の
ペッツバール和が負の値となり易くなり、非偏心状態の
像面弯曲を良好に補正することが困難となる。
【0028】又条件式(3)では更にその下限値を1.
2、上限値を1.6としたとき、実質的に更に良好な変
倍光学系を実現することが容易となる。又条件式(3)
では更にその下限値を1.3を1.6とするべく適切な
レンズ材料を選択し、又屈折力配置を適切に設定したと
き偏心像面弯曲を更に良好に補正することが容易とな
る。
【0029】(B)次に本発明において第3群L3と第
4群L4を各々独立に取り扱った場合の特徴について説
明する。
【0030】(B−1)前記第1群の焦点距離をfo
望遠端における前記第3群と第4群の合成焦点距離をf
q 、望遠端における該第1群と第2群の主点間隔をeT
としたとき 0.5<|fq /(fo −eT )|<1.2 ‥‥‥(2a) なる条件を満足するようにしている。
【0031】この条件式(2a)は前述の条件式(2)
と同様の理由により満足するようにしている。
【0032】(B−2)前記第2群のペッツバール和を
p 、前記第3群と第4群のペッツバール和の総和をP
q としたとき 1.1<|Pp /Pq |<1.7 ‥‥‥(4) なる条件を満足するようにしている。
【0033】条件式(4)は変倍光学系の偏心レンズ群
L2とそれより像側に設けた第3群と第4群のペッツバ
ール和の比を規定する式である。条件式(4)の下限値
を越えて偏心レンズ群のペッツバール和の絶対値が相対
的に小さくなると、偏心像面弯曲の補正が困難となり、
逆に条件式(4)の上限値を越えて偏心レンズ群のペッ
ツバール和の絶対値が相対的に大きくなると光学系全体
のペッツバール和が負の値となり易くなり、非偏心状態
の像面弯曲を良好に補正することが困難となる。
【0034】又条件式(4)では更にその下限値を1.
2、上限値を1.6としたとき、実質的に更に良好な変
倍光学系を実現することが容易となる。又条件式(4)
では更にその下限値を1.3を1.6とするべく適切な
レンズ材料を選択し、又屈折力配置を適切に設定したと
き偏心像面弯曲を更に良好に補正することが容易とな
る。
【0035】次に、本発明の防振機能を有した変倍光学
系の光学的特徴について説明する。一般に光学系の一部
のレンズ群を平行偏心させて画像のブレを補正しようと
すると偏心収差の発生により結像性能が低下してくる。
そこで次に任意の屈折力配置において可動レンズ群を光
軸と直交する方向に移動させて画像のブレを補正すると
きの偏心収差の発生について収差論的な立場より、第2
3回応用物理学講演会(1962年)に松居より示され
た方法に基づいて説明する。
【0036】光学系の一部のレンズ群PをEだけ平行偏
心させたときの全系の収差量ΔY1は(a)式の如く偏
心前の収差量ΔYと偏心によって発生した偏心収差量Δ
Y(E)との和になる。ここで収差量ΔYは球面収差
(I)、コマ収差(II)、非点収差 (III)、ペッツバー
ル和(P)、歪曲収差(Y)で表される。又偏心収差Δ
Y(E)は(C)式に示すように1次の偏心コマ収差(I
I E) 、1次の偏心非点収差(III E) 、1次の偏心像
面弯曲(PE)、1次の偏心歪曲収差(VE1)、1次
の偏心歪曲附加収差(VE2)、そして1次の原点移動
(ΔE)で表される。
【0037】又(d)式から(i)式の(ΔE)〜(V
E2)までの収差はレンズ群Pを平行偏心させる光学系
においてレンズ群Pへの光線の入射角をαP ,αaP
したときにレンズ群Pの収差係数IP ,IIP ,IIIP,P
P ,VP と、又同様にレンズ群Pより像面側に配置した
レンズ群を全体として1つの第qレンズ群としたときの
収差係数をIq ,IIq ,IIIq ,Pq ,Vq を用いて表
される。
【0038】
【数1】 (VE1) = α'P Vq - αP(VP+Vq)- αaP'IIIq +αaP( IIIP+IIIq ) = hP φP Vq - αP VP -(haPφP IIIq -αaPIIIP ) ‥‥‥(h) (VE2) = αaPPq - αaP( PP + Pq ) = haPφP Pq - αaPPP ‥‥‥(i) 以上の式から偏心収差の発生を小さくする為にはレンズ
群Pの諸収差係数IP,IIP , IIIP,PP ,VP を小さ
な値とするか、若しくは(a)式〜(i)式に示すよう
に諸収差係数を互いに打ち消し合うようにバランス良く
設定することが必要となってくる。
【0039】次に本発明の防振機能を有した変倍光学系
の光学的作用を図22に示した撮影光学系の一部のレン
ズ群を光軸と直交する方向に偏心駆動させて撮影画像の
変位を補正する防振光学系を想定したモデルについて説
明する。
【0040】まず十分に少ない偏心駆動量で十分に大き
い変位補正を実現する為には上記の1次の原点移動(Δ
E)を十分に大きくする必要がある。このことを踏まえ
た上で1次の偏心像面湾曲(PE)を補正する条件を考
える。図22は撮影光学系を物体側から順に第o群、第
p群、第q群の3つのレンズ群で構成し、このうち第p
群を光軸と直交する方向に平行移動させて画像のブレを
補正している。
【0041】ここで第o群、第p群、第q群の屈折力を
それぞれφo ,φp ,φq とし、各レンズ群への近軸軸
上光線と軸外光線の入射角をα,αa、近軸軸上光線と
軸外光線の入射高をh,ha及び収差係数にも同様のs
uffixを付して表記する。又各レンズ群はそれぞれ
少ないレンズ枚数で構成されるものとし、各収差係数は
それぞれ補正不足の傾向を示すものとする。
【0042】このような前提のもとに各レンズ群のペッ
ツバール和に着目すると各レンズ群のペッツバール和P
o ,Pp ,Pq は各レンズ群の屈折力φo ,φp ,φq
に比例し、略 Po =Cφo ‥‥‥(j) Pp =Cφp ‥‥‥(k) Pq =Cφq (但しCは定数) ‥‥‥(l) なる関係を満足する。従って第p群を平行偏心させたと
きに発生する1次の偏心像面湾曲(PE)は上式と代入
して次のように整理することができる。
【0043】 (PE)=Cφp (hp φq −αp ) ‥‥‥(m) 従って偏心像面湾曲(PE)を補正するためにはφp
0またはφq =αp /hp とすることが必要となる。と
ころがφp =0とすると1次の原点移動(ΔE)が0と
なって変位補正ができなくなるためφq =αp /hp
満足する解を求めなければならない。即ちhp >0であ
るため、少なくともαp とφq を同符号とすることが必
要となるわけである。
【0044】(イ) αp >0のとき 偏心像面湾曲の補正のためφq >0、又必然的にφo
0となる。更にこのときφp >0とすると0<αp <α
´p <1、1次の原点移動(ΔE)は次のようになる。
【0045】 (ΔE)=−2(αp ′−αp )>−2 ‥‥‥(n) 即ち偏心敏感度(偏心レンズ群の単位変位量に対する撮
影画像のブレの変位量との比)が1より小さくなる。又
前述のようにφp =0では偏心敏感度は0となる。従っ
て、このような場合にはφp <0としなければならな
い。
【0046】(ロ) αp <0のとき 偏心像面湾曲(PE)の補正の為φq <0、又必然的に
φo <0、従って更に必然的にφp >0となる。
【0047】以上より1次の原点移動(ΔE)を十分に
大きくしつつ、1次の偏心像面湾曲(PE)を補正する
ことの可能となる光学系の屈折力配置は次のようなもの
が適する。
【0048】
【表1】 このような屈折力配置のレンズ構成を図示すると、それ
ぞれ図23(A)及び図23(B)のようになる。
【0049】本発明ではこのような屈折力配置を利用し
ている。次に本発明のレンズ構成の特徴について説明す
る。一般に光学系においては、各レンズ群の屈折力を適
切に設定することにより、コンパクトなレンズ構成で諸
収差を良好に補正している。一般に光学系の一部のレン
ズ群を光軸と直交する方向に平行偏心させて撮影画像の
変位を補正するようにした光学系を構成する際、偏心敏
感度を十分に大きくすることができるという点と、偏心
収差の補正が比較的容易になるという点から、平行偏心
させるレンズ群を選択するのが良い。
【0050】一方、装置自体のコンパクト化を計るため
には、平行偏心させるレンズ群として、レンズ外形の比
較的小さなレンズ群を選択するのが望ましい。
【0051】以上の観点から、本発明の目的を達成する
光学系として図23(A)に示す屈折力配置を採用して
いる。
【0052】もちろん前述の第q群は1つ又は複数のレ
ンズ群に分割することも可能であり、その方が諸収差を
良好に補正した振動補償変倍光学系を実現する為には、
より一般的である。
【0053】そこで本発明では物体側から順に正の屈折
力を有する第1群、負の屈折力を有する第2群、及び1
つ又は複数のレンズ群で構成され、全体として正の屈折
力を有する像側レンズ群の少なくとも3群以上のレンズ
群で構成した変倍光学系であって、前記第2群を光軸と
垂直な方向に移動させることによって振動を補償する防
振機能を有した変倍光学系を実現させている。
【0054】ここで上述の(m)式について再度説明す
る。通常の撮影レンズにおいて物体距離が無限遠方にあ
るとすれば近軸光線の初期値は、 αo =0 ‥‥‥(o) ho =1 ‥‥‥(p) と設定できる。ここで近軸追跡の公式を用いれば第1群
と第2群の主点間隔をeo とするとき αp =αo +ho φo =φo ‥‥‥(q) hp =ho +eo αp =1−eo φo ‥‥‥(r) と変形することができる。(q)式及び(r)式を
(m)式に代入すれば (PE)=cφp {(1−eo φo )φq −φo }‥‥‥(s) となる。従って1次の偏心像面弯曲(PE)を良好に補
正する為には (1/φq )/{(1/φo )−eo }≒1 ‥‥‥(t) 即ち、第1群の焦点距離をfo 、像側レンズ群の焦点距
離をfq とするとき fq /(fo −eo )≒1 ‥‥‥(u) なる関係を満足するように各レンズ群の焦点距離fo
q 及び主点間隔eo を設定することが望ましい。
【0055】以上の説明において各レンズ群のペッツバ
ール和は略各レンズ群の屈折力に比例するものとした
が、実際のレンズにおいてはレンズの材質や構成枚数に
より必ずしもこの比例関係は成立しないが近似的にこの
比例関係が成立すると見なせば(u)式が1次の偏心像
面弯曲(PE)の補正条件となる。
【0056】本発明は、以上の考察に基づいて広角端の
焦点距離が撮影画面の対角長より短い広角域を含む変倍
光学系において、物体側から順に正の屈折力を有する第
1群、負の屈折力を有する第2群、そして1つまたは複
数のレンズ群で構成され全体として正の屈折力を有する
像側レンズ群の少なくとも3群以上のレンズ群で構成さ
れた変倍光学系であって、前記第2群を光軸と垂直な方
向に移動させることによって振動を補償すると共に、前
記変倍光学系の前記第1群の焦点距離をfo 、前記像側
レンズ群の焦点距離をfq 、望遠端における前記第1群
と前記第2群の主点間隔をeT としたとき、前述の条件
式(2)を満足することにより、上記課題を解決した防
振機能を有した変倍光学系を実現したものである。
【0057】条件式(2)は前述の(u)式と同等の意
味を持つ式であり、その下限値及び上限値は経験的に決
定されるものである。なお条件式(2)で前述の(u)
式のeo を望遠端における主点間隔としたのは望遠端に
おける偏心敏感度が広角端における偏心敏感度に比べて
大きく、その為レンズ群を所定量移動させたときに発生
する偏心収差が望遠端において大きくなり易いからであ
る。もちろん広角端においても同様に前述の(u)式を
略満足する構成とした方がより望ましいものとなる。
【0058】そして本発明は更に、より具体的な変倍光
学系に以上の考察を適用している。本発明では防振機能
を有した変倍光学系として主として広角域から望遠域ま
でを含んだ標準ズームレンズを対象とし、物体側から順
に正の屈折力を有する第1群、負の屈折力を有する第2
群、正の屈折力を有する第3群、そして正の屈折力を有
する第4群の4群構成の変倍光学系をその具現化のモデ
ルとしている。
【0059】まず、振動補償の際に光軸と垂直な方向に
移動させるレンズ群としては前述の図23(A)の屈折
力配置となるように、負の屈折力を有する第2群を選択
する。そして上記の条件式(2)を満足するように各レ
ンズ群の屈折力を設定する。また前述のように偏心レン
ズ群の偏心敏感度を十分に大きく設定する為に条件式
(1)を満足するように偏心レンズ群の屈折力を設定す
る。これにより防振機能を有した変倍光学系の基本的な
構成を実現している。
【0060】偏心レンズ群を偏心させた際に発生する偏
心収差、特に偏心像面弯曲を更に良好に補正する為には
前述の(g)式で表される1次の偏心像面弯曲(PE)
をより厳密に小さくすることが必要となる。(g)式に
おいてαp ,αp ′は近軸光線の換算傾角であって、各
レンズ群の屈折力配置によって略決定される。各レンズ
群の屈折力配置は変倍光学系を十分にコンパクトな構成
で実現しようとした際には、ある程度の制約を受け、あ
まり自由に変更することはできない。またPp,Pq
それぞれ偏心レンズ群及びその像側に配置されるレンズ
群のペッツバール和であって各レンズ群の屈折力に略依
存するが、各レンズ群を構成するレンズの構成枚数や材
質等を適宜変更することによって、ある程度変更するこ
とが可能である。
【0061】そこで偏心レンズ群を偏心させた際に発生
する偏心収差、特に偏心像面弯曲を更に良好に補正する
為にはこのような屈折力配置、即ち近軸光線の換算傾角
αp,αp ′を有する変倍光学系において、各レンズ群
のペッツバール和Pp ,Pqを適切に設定することが必
要となる。
【0062】条件式(3)はこのような屈折力配置を有
する変倍光学系において上述の考察に基づいて各レンズ
群のペッツバール和Pp ,Pq を適切に設定するもので
ある。実際には条件式(3)を満足するペッツバール和
p ,Pq を設定した際にも前述の(g)式の値を0と
することはできない場合もあるが、全体としてコンパク
トな構成の防振機能を有した変倍光学系を実現する為に
は条件式(3)を満足することが望ましい。
【0063】次に本発明の数値実施例を示す。数値実施
例においてriは物体側より順に第i番目のレンズ面の
曲率半径、diは物体側より第i番目のレンズ厚及び空
気間隔、niとνiは各々物体側より順に第i番目のレ
ンズのガラスの屈折率とアッベ数である。
【0064】
【外1】
【0065】
【外2】
【0066】
【外3】
【0067】
【発明の効果】本発明によれば以上のように、光学系の
一部のレンズ群を光軸と垂直な方向に偏心駆動させて撮
影画像の変位(ブレ)を補正する際、各レンズ要素を適
切に配置することによって各種の偏心収差を良好に補正
し、また十分に少ない偏心駆動量で十分に大きい変位補
正(ブレ補正)を実現することによって装置全体の小型
化を可能とした広角域から標準域までを含む標準変倍光
学系として好適な防振機能を有した変倍光学系を達成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の数値実施例1のレンズ断面図
【図2】本発明の数値実施例2のレンズ断面図
【図3】本発明の数値実施例3のレンズ断面図
【図4】本発明の数値実施例1の広角端の基準状態の収
差図
【図5】本発明の数値実施例1の広角端の光学系が1度
振れたときの撮影画像のブレを補正したときの収差図
【図6】本発明の数値実施例1の中間の基準状態の収差
【図7】本発明の数値実施例1の中間の光学系が1度振
れたときの撮影画像のブレを補正したときの収差図
【図8】本発明の数値実施例1の望遠端の基準状態の収
差図
【図9】本発明の数値実施例1の望遠端の光学系が1度
振れたときの撮影画像のブレを補正したときの収差図
【図10】本発明の数値実施例2の広角端の基準状態の
収差図
【図11】本発明の数値実施例2の広角端の光学系が1
度振れたときの撮影画像のブレを補正したときの収差図
【図12】本発明の数値実施例2の中間の基準状態の収
差図
【図13】本発明の数値実施例2の中間の光学系が1度
振れたときの撮影画像のブレを補正したときの収差図
【図14】本発明の数値実施例2の望遠端の基準状態の
収差図
【図15】本発明の数値実施例2の望遠端の光学系が1
度振れたときの撮影画像のブレを補正したときの収差図
【図16】本発明の数値実施例3の広角端の基準状態の
収差図
【図17】本発明の数値実施例3の広角端の光学系が1
度振れたときの撮影画像のブレを補正したときの収差図
【図18】本発明の数値実施例3の中間の基準状態の収
差図
【図19】本発明の数値実施例3の中間の光学系が1度
振れたときの撮影画像のブレを補正したときの収差図
【図20】本発明の数値実施例3の望遠端の基準状態の
収差図
【図21】本発明の数値実施例3の望遠端の光学系が1
度振れたときの撮影画像のブレを補正したときの収差図
【図22】本発明において偏心収差補正を説明する為の
レンズ構成の摸式図
【図23】本発明において偏心収差補正を説明する為の
レンズ構成の摸式図
【符号の説明】
L1 第1群 L2 第2群 L3 第3群 L4 第4群 L5 第5群 h 像高 d d線 g g線 ΔM メリディオナル像面 ΔS サジタル像面

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側から順に正の屈折力の第1群、負
    の屈折力の第2群、そして少なくとも1つのレンズ群を
    有する全体として正の屈折力の像側レンズ群を有し、広
    角端から望遠端への変倍を該第1群と該像側レンズ群の
    うちの少なくとも1つのレンズ群を物体側へ移動させて
    行うと共に広角端の焦点距離が撮影画面の対角線長より
    短い変倍光学系であって、該第2群を光軸と直交する方
    向に移動させて該変倍光学系が振動したときに生じる撮
    影画面のブレを補正していることを特徴とする防振機能
    を有した変倍光学系。
  2. 【請求項2】 前記第1群の焦点距離をfo 、前記像側
    レンズ群の望遠端の焦点距離をfq 、望遠端における該
    第1群と第2群の主点間隔をeT としたとき 0.5<|fq /(fo −eT )|<1.2 なる条件を満足することを特徴とする請求項1の防振機
    能を有した変倍光学系。
  3. 【請求項3】 前記第2群と前記像側レンズ群のペッツ
    バール和を各々Pp,Pq としたとき 1.1<|Pp /Pq |<1.7 なる条件を満足することを特徴とする請求項1又は2の
    防振機能を有した変倍光学系。
  4. 【請求項4】 物体側から順に正の屈折力の第1群、負
    の屈折力の第2群、正の屈折力の第3群、そして正の屈
    折力の第4群の4つのレンズ群を有し、各レンズ群の間
    隔を変えて変倍を行う変倍光学系であって、該第2群を
    光軸と直交する方向に移動させて該変倍光学系が振動し
    たときに生じる撮影画面のブレを補正していることを特
    徴とする防振機能を有した変倍光学系。
  5. 【請求項5】 前記第1群の焦点距離をfo 、望遠端に
    おける前記第3群と第4群の合成焦点距離をfq 、望遠
    端における該第1群と第2群の主点間隔をeT としたと
    き 0.5<|fq /(fo −eT )|<1.2 なる条件を満足することを特徴とする請求項4の防振機
    能を有した変倍光学系。
  6. 【請求項6】 前記第2群のペッツバール和をPp 、前
    記第3群と第4群のペッツバール和の総和をPq とした
    とき 1.1<|Pp /Pq |<1.7 なる条件を満足することを特徴とする請求項4の防振機
    能を有した変倍光学系。
  7. 【請求項7】 広角端と望遠端における全系の焦点距離
    を各々fW,fT、前記第2群の焦点距離をfp とした
    とき 0.15<|fp /(fW×fT)1/2 |<0.50 なる条件を満足することを特徴とする請求項1,2,
    3,4,5又は6の防振機能を有した変倍光学系。
  8. 【請求項8】 前記第2群は変倍の際、固定であること
    を特徴とする請求項1,2,3,4,5,6又は7の防
    振機能を有した変倍光学系。
JP6297866A 1994-03-18 1994-11-07 防振機能を有した変倍光学系 Pending JPH08136862A (ja)

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