JPH08136375A - 回転工具、該回転工具を支持するブッシュおよびトルク検出装置ならびに工作機械システム - Google Patents

回転工具、該回転工具を支持するブッシュおよびトルク検出装置ならびに工作機械システム

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JPH08136375A
JPH08136375A JP27511294A JP27511294A JPH08136375A JP H08136375 A JPH08136375 A JP H08136375A JP 27511294 A JP27511294 A JP 27511294A JP 27511294 A JP27511294 A JP 27511294A JP H08136375 A JPH08136375 A JP H08136375A
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bush
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torque
rotary tool
torque sensor
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JP27511294A
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English (en)
Inventor
Shuichi Misumi
修一 三角
Toshihiro Yamashita
智弘 山下
Haruhiko Niitani
春彦 二井谷
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Omron Corp
Toyo Advanced Technologies Co Ltd
Original Assignee
Omron Corp
Toyo Advanced Technologies Co Ltd
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】磁気的な不均一を大幅に低減した回転工具、該
回転工具を支持するブッシュ、回転工具のトルクを検出
するトルク検出装置および回転工具にかかっているトル
クを正確に検出して回転工具の破損等を防止できるよう
にした工作機械システムを提供することを目的とする。 【構成】回転工具の外周に、磁歪材料からなる磁歪層を
形成している。本発明のブッシュは、回転工具を、その
回転および軸方向の移動を許容する状態で支持するとと
もに、磁歪式のトルクセンサが、当該ブッシュに対して
所定の位置関係で取り付けられる。本発明の工作機械シ
ステムは、磁気的な不均一が大幅に低減された回転工具
の回転軸にかかるトルクを、ブッシュに取り付けられた
磁歪式のトルクセンサで検出し、それに基づいて、回転
工具を駆動する工作機械の駆動を制御するようにしてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、ドリルやリー
マなどの回転工具、その回転工具を支持するブッシュお
よび回転工具にかかるトルクを検出するトルク検出装置
ならびに工作機械システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ドリルやリーマなどの回転工具
によって穴あけ・切削・研磨その他の種々の加工を行う
工作機械では、回転工具にかかっているトルクを検出す
ることは、工具の破損・欠損の有無の検出及び予測を行
う上で重要である。
【0003】このような回転軸にかかるトルクを検出す
るトルクセンサとして、例えば、磁歪式のトルクセンサ
がある。このトルクセンサは、磁気歪現象の一つである
強磁性体に機械的な歪を与えた時に透磁率が変化する現
象を利用したもので、トルクを検出すべき回転軸を鉄な
どの強磁性体で形成し、その軸体の側面に対向するよう
にブリッジを構成する2つのU字形コイル(U字状のコ
アの開放側両端脚部にコイルを巻回して構成される)を
交差状に配置した構成となっている。
【0004】そして、一方のコアを回転軸の軸方向と平
行に配置し、他方のコアを軸方向と直交する方向に配置
する。換言すれば、上記2つのコアの各脚部は正方形の
各頂点に位置するが、その正方形の各辺は、回転軸の軸
方向に対して45度傾斜方向に位置することになる。
【0005】この状態で、その回転軸にトルクが加わる
と、捻られて軸の中心線に対して±45度の方向に引張
応力と圧縮応力とが生じ、これにより回転軸の透磁率が
変化する。この透磁率の変化を、上記2つのコイルの一
方に交流電流を流して励磁するとともに、他方のコイル
から信号を取り出すことにより透磁率の変化分を検出
し、その検出結果に基づいてトルクを求めるようになっ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】かかる磁歪式のトルク
センサを用いたトルクの測定においては、回転および軸
方向への往復移動が許容されるドリルやリーマなどの回
転工具に対して、この磁歪式トルクセンサを所定の位置
関係で固定的に取り付け、回転および軸方向に移動する
回転工具のトルクを測定することになる。
【0007】一般に、回転工具では、十分な硬さを得る
ために、焼き入れされており、この焼き入れの際の加熱
から急冷の過程で発生する金属組織、残留応力の不均一
に起因して磁気的な不均一が大きくなり、特に、回転工
具の軸方向における磁気的な不均一によって磁歪式トル
クセンサで測定されるトルクにばらつきが生じ、このた
め、正確にトルクを測定するのが困難になるという難点
がある。
【0008】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であって、磁気的な不均一を大幅に低減した回転工具を
提供するとともに、該回転工具を支持し、かつトルクの
測定に好適なブッシュを提供することを目的とし、さら
に、それらを用いて回転工具にかかっているトルクを正
確に検出するトルク検出装置ならびに回転工具の破損等
を防止できるようにした工作機械システムを提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述の目的
を達成するために、次のように構成している。
【0010】すなわち、請求項1の本発明は、工作機械
に装着されて回転するとともに、軸方向に移動する回転
工具において、前記工具の外周には、磁歪材料からなる
磁歪層が形成されている。
【0011】請求項2の本発明は、請求項1の回転工具
において、磁歪材料としてニッケルを用いている。
【0012】請求項3の本発明は、請求項1または2の
回転工具において、工具の外周に切欠を有している。
【0013】請求項4の本発明は、請求項1または2の
回転工具において、前記磁歪層が、シャンク部の外周に
形成されている。
【0014】請求項5の本発明は、請求項1または2の
回転工具において、前記磁歪層が、刃部の外周に形成さ
れている。
【0015】請求項6の本発明は、請求項1ないし5の
いずれかに記載の回転工具を、その回転および軸方向の
移動を許容する状態で支持するブッシュであって、前記
工具にかかるトルクを非接触状態で測定する磁歪式のト
ルクセンサが、当該ブッシュに対して所定の位置関係で
取り付けられている。
【0016】請求項7の本発明のトルク検出装置は、請
求項3または5のいずれかに記載の回転工具と、前記工
具を、回転および軸方向の移動を許容する状態で支持す
るブッシュと、前記ブッシュに取り付けられて前記工具
にかかるトルクを非接触状態で測定する磁歪式のトルク
センサと、前記ブッシュに取り付けられて前記工具との
距離を測定する距離センサとを備え、前記距離センサの
出力に基づいて、前記トルクセンサの出力を取り込むよ
うにしている。
【0017】請求項8の本発明は、請求項6のブッシュ
に取り付けられる磁歪式のトルクセンサが、互いに逆方
向に巻回された第1,第2の巻線により略8の字状に形
成される励磁コイルと、その励磁コイルと略同一形状の
検出コイルと、それら両コイルを装着するための4本の
柱状の磁心を有するコアとを備え、前記励磁コイルを構
成する第1,第2の巻線の配置方向と、前記検出コイル
の第1,第2の巻線の配置方向とを直交状態で重ね合わ
せて配置するとともに、前記各コイルの各巻線を前記4
つの磁心のうち所定の隣接する2つの磁心の周囲に巻回
し、かつ前記隣接する2つの磁心の配置方向を、前記工
具の軸方向と平行または直交するようにしている。
【0018】請求項9の本発明の工作機械システムは、
請求項1ないし5のいずれかに記載の回転工具と、請求
項6または8に記載のブッシュと、前記回転工具が装着
されるとともに、該回転工具を回転および移動させる工
作機械と、前記ブッシュに取り付けられた前記トルクセ
ンサの出力に基づいて、前記工作機械を制御する制御手
段とを備えている。
【0019】
【作用】請求項1の本発明によれば、回転工具の外周に
は、磁歪材料からなる磁歪層が形成されているので、磁
気的な不均一を大幅に低減でき、回転工具にかかるトル
クを正確に測定できる。
【0020】請求項2の本発明によれば、磁歪材料とし
てニッケルを用いているので、均一な磁歪層の形成が容
易であるとともに、十分な硬さを得ることができるの
で、焼き入れが不要である。
【0021】請求項3の本発明によれば、外周に切欠を
有する回転工具、例えば、フルート(切り粉が切削位置
から穴の方向へ抜けるための溝)を有するガンドリルな
どに適用することにより、請求項1または2と同様の作
用効果を奏する。
【0022】請求項4の本発明によれば、シャンク部に
磁歪層を形成しているので、例えば、刃部に形成するの
に比べて容易に形成できるとともに、トルクの検出が容
易となる。
【0023】請求項5の本発明によれば、刃部に磁歪層
を形成しているので、例えば、ストレートシャンク部で
トルクを検出できないようなドリル等においても、磁歪
層が形成された刃部でトルクを正確に測定できることに
なる。
【0024】請求項6の本発明のブッシュによれば、回
転工具を、その回転および軸方向の移動を許容する状態
で支持するとともに、磁歪式のトルクセンサが、当該ブ
ッシュに対して所定の位置関係で取り付けられているの
で、トルクセンサと磁歪層が形成されている回転工具の
外周面との位置関係(クリアランス)も所定の状態とな
り、回転工具の回転中はもちろん軸方向に移動している
ときにもトルクの検出が可能となる。
【0025】請求項7の本発明のトルク検出装置によれ
ば、切欠や刃部を有する回転工具においては、磁歪層が
形成されたトルクの検出領域となる部分と、それ以外の
部分とでは、その回転によって磁歪式のトルクセンサと
の間のクリアランスが異なることになるが、距離センサ
の出力に基づいて、前記検出領域に対応する有効なトル
クセンサの出力を取り込むので、切欠や刃部を有する回
転工具においても、正確にトルクを検出できることにな
る。
【0026】請求項8の本発明のブッシュによれば、磁
歪式のトルクセンサは、回転工具にトルクがかかってい
ないときには、検出コイル側に出力がなく、トルクがか
かるとそのトルクの大きさに応じた出力が検出コイル側
に発生する。しかも、励磁コイル側に印加した交流信号
に対し、検出コイル側に発生する出力信号の位相は、ト
ルクの正負により異なる。よって、出力の大きさ(有無
を含む)並びにその位相を測定することにより、発生す
るトルクを検出することができる。しかも、各磁極面積
が、センサ(コイル)の全体のほぼ半分となり、さらに
各コイルの磁心の周囲に巻回したため、検出感度が向上
する。
【0027】請求項9の本発明の工作機械システムによ
れば、磁気的な不均一が大幅に低減された回転工具にか
かるトルクを、ブッシュに取り付けられた磁歪式のトル
クセンサで検出し、それに基づいて、回転工具を駆動す
る工作機械の駆動を制御するので、回転工具の破損等を
回避して安定した運転を確保できることになる。
【0028】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳
細に説明する。
【0029】図1は、本発明の一実施例に係る工作機械
システムの概略構成図であり、同図において、1は回転
工具としてのガンドリル2が装着された工作機械、3は
ガンドリル2によって深穴加工が施されるワーク(被加
工物)、4はガンドリル2を回転および往復移動自在に
支持するブッシュ、5はこのブッシュ4に内蔵された磁
歪式のトルクセンサ、6はこのトルクセンサ5の出力に
基づいて、工作機械1の駆動を制御する制御手段、7は
ガンドリル2の折損を検知して表示する表示器である。
【0030】工作機械1は、ガンドリル2が装着される
スピンドル(主軸)8と、このスピンドル8を回転駆動
するスピンドルモータ9と、これらを、ガンドリル2の
軸方向(図1の左右方向)に往復移動させるフィードモ
ータ10とを備えている。
【0031】制御手段6は、トルクセンサ5の出力を増
幅するアンプ11と、このアンプ11の出力に基づい
て、ガンドリル2の折損の予知を行うマイクロコンピュ
ータ12と、このマイクロコンピュータ12およびアン
プ11の出力に基づいて、工作機械1の各モータ9,1
0を制御する数値制御(NC)装置13とを備えてい
る。マイクロコンピュータ12は、トルクセンサ5の出
力が、予め定めたしきい値を越えたときには、折損を予
知してモータ9,10の出力を低く制御し、また、数値
制御装置13は、トルクセンサ5の出力に基づいて、折
損を検知してモータ9,10を停止させるものである。
【0032】図2は、図1のガンドリル付近の拡大図で
あり、ガンドリル2は、チヤック14を介してスピンド
ル8に装着されるとともに、透孔が形成されたブッシュ
4に、回転および往復移動を許容する状態で支持されて
いる。このブッシュ4は、ワーク3が載置されるテーブ
ル15から延びるブッシュプレート15aに取り付けら
れている。このブッシュ4に、後述のようにして、ガン
ドリル2にかかるトルクを検出する磁歪式のトルクセン
サ5が取り付けられている。
【0033】図3は、トルクセンサが取り付けられたブ
ッシュ付近の拡大断面図であり、図4は、その分解斜視
図である。
【0034】ブッシュ4は、磁歪式のトルクセンサ5が
取り付けられる角柱状の取付部16と、ブッシュプレー
ト15aにねじ止めするための取付孔17aが形成され
たフランジ部17と、円柱部18とを有するとともに、
それら各部16,17,18の中心を貫通する透孔19
を有しており、この透孔19をガンドリル2が挿通す
る。この透孔19の内径は、ガンドリル2の外径にほぼ
一致させており、これにより、ブッシュ4の透孔19の
内周面と、ガンドリル2の外周面とは摺動可能に密着
し、両者の軸心は一致する。ブッシュの取付部16に
は、ガンドリル2が挿通する透孔19に直交するよう
に、磁歪式のトルクセンサ5の検出端側を収納する収納
孔20が形成されている。
【0035】この実施例の磁歪式のトルクセンサ5は、
トルクセンサ本体5aと、樹脂製の2つのカバーケース
5b,5cとを備えており、取付部材21を介してブッ
シュ4に取り付けられる。
【0036】取付部材21は、ブッシュ4の角柱状の取
付部16にねじ止めするための取付孔22aを有するフ
ランジ部22と、ブッシュ4の収納孔20に嵌合する円
筒部23と、複数の切欠が形成された円錐台部24とを
有しており、それら各部22,23,24を貫通する収
納孔にトルクセンサ5を収納した状態で、前記円錐台部
24をカシメてトルクセンサ5を収納固定する。
【0037】この実施例では、トルクセンサ本体5a
は、図5の拡大図に示されるように、円柱状のブロック
体に十字状の溝を切ることにより、4本の磁心たる脚部
25a〜25dが形成されたフェライトなどの透磁率の
高いコア26に、同一形状からなる励磁コイル27と検
出コイル28とを、その相対位置関係を90度ずらした
状態で重ね合わせて配置している。また、ガンドリル2
の外側表面に近接するようにして配置されるコア26の
脚部25a〜25dの開放端側面は曲面状に切除加工さ
れ、ガンドリル2の外側表面との距離をできるだけ短く
するようにしている。
【0038】励磁コイル27は、逆方向に所定の同一タ
ーン数だけそれぞれ巻回された第1,第2の巻線29,
30を備え、第1の巻線29は、脚部25a,25bの
周囲を巻回し、第2の巻線30は、脚部25c,25d
の周囲を巻回するようにしている。
【0039】これにより、両巻線29,30は、その平
面形状が略半円状になり、その配置方向は平行になる。
これにより、励磁コイル27に第1の巻線29側から電
流を流すと、同図(B)に示すような方向で各巻線2
9,30内を電流が流れることになる。
【0040】同様に、検出コイル28は、コアの脚部2
5a,25dの周囲を所定ターン数だけ巻回するように
して構成される第1の巻線31と、その第1の巻線31
の巻回方向と逆方向に脚部25b,25cの周囲を所定
ターン数だけ巻回するようにして構成される第2の巻線
32とから構成される。そして、この両巻線31,32
も、平面形状が略半円状で、配置方向が平行となる。
【0041】これにより、励磁コイル27の配置方向
と、検出コイル28の配置方向とが、直交するようにな
る。また、両コイル27,28は、それぞれ1本の線を
所定方向に巻回することにより形成される。なお、各巻
線の形成方法としては、一方の巻線(例えば第1の巻線
29,31)を所定回数だけ巻回した後、他方の巻線
(例えば第2の巻線30,32)を同一回数だけ逆方向
に巻回するようにしてもよく、また、両方の巻線を交互
に巻回するようにしてもよく、その巻線方法は任意であ
る。
【0042】さらにこの実施例では、励磁コイル27の
方を脚部25a〜25dの開放側に配置し、しかも、励
磁コイル27は開放側先端部に位置させる。一方、検出
コイル28は、脚部25a〜25dの根元側に位置させ
ている。これにより、両コイル27,28の脚部の軸方
向での離反距離が長くなる。なお、本発明は、必ずしも
かかる順に配置する必要はなく、逆(検出コイル28を
脚部25a〜25dの開放側に配置する)でもよく、ま
た、いずれの配置であっても、両コイル27,28を接
近させた状態で配置してもよい。
【0043】かかる構成のトルクセンサ本体5aを、図
3,図4に示されるように、有底筒状のケース5bに収
納するとともに、円筒状のケース5cを装着することに
よりトルクセンサ5が構成される。トルクセンサ5の両
コイル27,28の各両端は、ケース5bに形成された
引き出し孔から2本のリード線33として引き出され
る。ケース5cのガンドリル2に臨む側の端面は、コア
26の脚部25a〜25dの開放端側面と同様に曲面状
に切除加工されている。
【0044】このトルクセンサ5を、取付部材21を介
してブッシュ4に取り付ける際に、、コア26の脚部2
5a〜25dの開放側端部の位置を、ブッシュ4の中心
に対して精度よく位置合わせすることにより、ブッシュ
4を挿通するガンドリル2に対するトルクセンサ5の相
対位置、すなわち、脚部25a〜25dの開放側端部と
ガンドリル2の外周面とのクリアランスも精度よく位置
決めされる。しかも、トルクセンサ5は、ブッシュ4に
対して固定されているため、ガンドリル2の回転・往復
移動によってそのクリアランスが変動することも抑制さ
れる。
【0045】かかる構成にすることにより、電源から励
磁コイル27に交流信号を流すと、電磁誘導により検出
コイル28側に誘起電圧が誘起されて所定の交流信号が
出力される。この時、ガンドリル2にトルクがかかる
と、逆磁歪効果によりガンドリル2の透磁率が変化する
ため両コイル27,28間での結合次数が変わる。よっ
て、検出コイル28から出力される信号の振幅が変化す
る。この振幅を検出することにより、ガンドリル2に加
わっているトルクの大きさを知ることができるものであ
る。
【0046】この実施例では、ガンドリル2によるワー
ク3の切削の際には、ガンドリル2の軸方向の往復移動
に伴って、ガンドリル2のストレートシャンク部が、ト
ルクセンサ5の検出端に臨み、このストレートシャンク
部にかかるトルクをトルクセンサ5で検出するようにな
っている。
【0047】ガンドリル2の透磁率は、微視的に見る
と、磁気的不均一が生じており、特に、ガンドリル2の
往復移動に伴う軸方向での磁気的不均一に起因してトル
クセンサ5の検出信号がばらついて測定が困難になると
いう問題があるが、この実施例では、かかる問題点を解
決するために、次のように構成している。
【0048】すなわち、この実施例のガンドリル2のス
トレートシャンク部の外周には、磁歪材料であるニッケ
ルからなるメッキ層(磁歪層)34が形成されている。
【0049】このニッケルメッキ層34は、例えば、電
気メッキ、無電解メッキ、スパッタリング、電鋳あるい
はプラズマ溶着などの方法によって形成され、この実施
例では、その厚みを、250μmとしている。
【0050】この実施例では、磁歪材料として、ニッケ
ルを用いたけれども、本発明は、ニッケルに限るもので
はなく、Ni-Co合金、Ni-Co-Cr合金、Ni-F
e合金、Fe-Co合金、Fe-Al合金、Niフェライ
ト、Ni-Coフェライト、Ni-Cu-Coフェライト
などの他の磁歪効果の大きな材料を用いることができ
る。
【0051】かかるニッケルメッキがストレートシャン
ク部に形成されたガンドリル2の製造手順を、図6に基
づいて説明する。
【0052】先ず、同図(A)に示されるように、刃部
2a、ストレートシャンク部2bおよび把持部2cをろ
う付けし、次に、同図(B)に示されるように、ニッケ
ルメッキを施すべきストレートシャンク部2bを、メッ
キがのり易いようにきれいに仕上げ、同図(C)に示さ
れるように、ストレートシャンク部2bにニッケルメッ
キ層34を形成する。メッキの端部は、メッキ厚が乱れ
易く、磁気的性質も乱れ易いので、同図(C)のように
シャンク直径をわずかに細くし、センシングに関係しな
いメッキ区間を作ってもよい。
【0053】このように、ガンドリル2には、その回転
および軸方向の往復移動の際に、トルクセンサ5によっ
てトルクが検出される検出領域であるストレートシャン
ク部2bの外周に、磁歪効果の大きな金属材料であるニ
ッケルによるメッキ層34を形成したので、ガンドリル
2の検出領域における磁気的不均一が大幅に低減される
ことになり、これによって、ガンドリル2の往復移動に
伴う磁気的不均一に起因する検出信号のばらつきが大幅
に低減される。
【0054】図7は、この検出信号のばらつきの低減の
効果を示す検出信号の波形図であり、同図(A)は、無
負荷の状態において、ニッケルメッキ層34が形成され
ていない従来のガンドリルを使用したときのトルクセン
サ5の出力を示し、同図(B)は、無負荷の状態におい
て、ニッケルメッキ層34が形成されているこの実施例
のガンドリル2を使用したときのトルクセンサ5の出力
を示し、横軸は、ガンドリルの軸方向の移動量をそれぞ
れ示している。
【0055】この図から明らかなように、ニッケルメッ
キ層34のない従来例のガンドリルでは、その軸方向の
移動に伴って磁気的不均一に起因する検出信号のばらつ
きが、約33kgf・cmと大きいけれども、ニッケル
メッキ層34を有するこの実施例のガンドリル2では、
軸方向の移動に伴う検出信号のばらつきが、約3.3k
gf・cmとなり、1/10に大幅に低減された。
【0056】上述の実施例では、ガンドリル2のストレ
ートシャンク部2bにニッケルメッキ層34を形成して
トルクセンサ5でトルクを検出したけれども、短いドリ
ルの場合には、トルクセンサ5によるトルクの検出領域
が、刃部となり、この刃部が、ブッシュ4に回転および
往復移動自在に支持されることになる。
【0057】このような短いドリルあるいはシャンク部
にフルート(切り粉が切削位置から穴の方向へ抜けるた
めの溝)を有するガンドリルに、本発明を適用して説明
する。
【0058】例えば、図8に示される短いドリルに適用
して説明する。同図(A)は、側面図、同図(B)は、
刃部の断面図である。かかる短いドリル35では、ドリ
ル35の軸方向の移動に伴って刃部36aがトルクの検
出領域となるので、この刃部36のパッド部36aを除
く円弧状の部分に、ニッケルメッキ層37を形成する。
したがって、このドリル35の場合には、上述の実施例
と同様の構成では、ニッケルメッキ層37が形成された
部分と、それ以外の部分とでは、磁歪式のトルクセンサ
5との間のクリアランスが異なることになり、このクリ
アランスの変動によってトルクセンサ5の励磁電流や励
磁コイルのインピーダンス等は、直接影響を受けること
になる。
【0059】そこで、この場合では、図9の概略図に示
されるように、ブッシュ4には、トルクセンサ5の対向
位置、すなわち、180度ずれた位置に、ドリル35の
ニッケルメッキ層37の部分を検出するための距離セン
サとしてのリニア近接センサ38を設けており、このリ
ニア近接センサ38の出力に基づいて、ニッケルメッキ
層37の部分のトルクセンサ5の検出信号を取り出すよ
うに構成している。
【0060】図10は、リニア近接センサ38およびト
ルクセンサ5の検出信号のタイムチャートである。リニ
ア近接センサでは、ドリル35のパッド部36a、ニッ
ケルメッキ層37の部分および溝部に対応する出力が得
られ、トルクセンサ5では、リニア近接センサ38で検
出されたニッケルメッキ層37の部分の位相を180度
ずらした期間を、ニッケルメッキ層37の部分であると
して、そのときのトルクセンサ5の出力を取り込んで積
算し、それを、ニッケルメッキ層37の部分として取り
込んだ期間で除算することにより、平均のトルク値を算
出するようにしている。
【0061】図11は、かかる平均のトルク値の算出手
順を示すフローチャートである。
【0062】先ず、ニッケルメッキ層37が形成されて
いる部分が通過する周期を求め、刃の数によってその周
期を補正し(ステップn1)、ニッケルメッキ層37の
部分として取り込むべき期間Lを求め(ステップn
2)、さらに、リニア近接センサ38で検出されたニッ
ケルメッキ層37の部分の位相を180度をずらしてト
ルクセンサ5の出力を取り込んで積算し、積算値ΣVを
得(ステップn3)、平均のトルクΣV/Lを算出する
(ステップn4)。
【0063】以上の処理は、リニア近接センサ38およ
びトルクセンサ5の出力が与えられるマイクロコンピュ
ータによって行われ、これらによって、本発明のトルク
検出装置が構成される。
【0064】また、本発明の他の実施例として、ブッシ
ュ4の透孔19内でドリルに振れがあってトルクセンサ
5の出力が変動するような場合には、予め、無負荷の状
態で、ドリルを駆動したときの振れをリニア近接センサ
38で検出して記憶しておき、実際の切削の際のトルク
センサ5の出力を、予め検出した振れに基づいて補正す
るようにしてもよい。
【0065】さらには、ドリルが異常に摩耗して切削中
にドリルが振動したような場合には、リニア近接センサ
38でその振動を検出して報知するように構成してもよ
い。
【0066】なお、本発明は、リニア近接センサ38に
限るものではなく、光電センサや静電容量センサなどの
他の距離センサを用いてもよい。
【0067】上述の実施例では、一軸の工作機械1に適
用して説明したけれども、図12に示されるように、多
軸の工作機械にも適用できるものである。なお、同図に
おいて、39はスピンドルを回転駆動するモータ、40
は各スピンドル41の回転数を設定するギヤユニット、
42はブッシュプレート43をガイドするガイドバー、
44はドリル、45はトルクセンサ46が装着されたブ
ッシュである。
【0068】また、本発明は、回転工具に磁歪層を形成
し、トルクセンサを内蔵したブッシュを準備することに
より、既存の工作機械にも容易にトルク検出機能を付加
することが可能である。
【0069】上述の実施例では、回転工具としてドリル
に適用して説明したけれども、本発明はドリルに限るも
のではなく、リーマやエンドミルなどの他の回転工具に
も適用できるのは勿論である。
【0070】本発明の磁歪式のトルクセンサは、上述の
実施例の構成に限定されるものではなく、逆磁歪効果を
利用して非接触でトルクを検出するものであればよい。
【0071】
【発明の効果】以上のように本発明の回転工具によれ
ば、その外周には、磁歪材料からなる磁歪層が形成され
ているので、磁気的な不均一を大幅に低減でき、回転工
具にかかるトルクを正確に測定できることになる。
【0072】また、磁歪材料としてニッケルを用いるこ
とにより、容易に均一な磁歪層を形成できるとともに、
十分な硬さを得ることができ、焼き入れが不要となる。
【0073】本発明のブッシュによれば、回転工具を、
その回転および軸方向の移動を許容する状態で支持する
とともに、磁歪式のトルクセンサが、当該ブッシュに対
して所定の位置関係で取り付けられているので、トルク
センサと磁歪層が形成されている回転工具の外周面との
位置関係(クリアランス)も所定の状態となり、回転工
具の回転中はもちろん軸方向に移動しているときにもト
ルクの検出が可能となる。
【0074】本発明のトルク検出装置によれば、外周に
切欠を有するような回転工具であっても、正確にトルク
を検出できることになる。
【0075】本発明の工作機械システムによれば、磁気
的な不均一が大幅に低減された回転工具にかかるトルク
を、ブッシュに取り付けられた磁歪式のトルクセンサで
検出し、それに基づいて、回転工具を駆動する工作機械
の駆動を制御するので、回転工具の破損等を回避して安
定した運転を確保できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る工作機械システムの概
略構成図である。
【図2】図1のガンドリル付近の拡大図である。
【図3】トルクセンサが取り付けられたブッシュ付近の
拡大断面図である。
【図4】図3の分解斜視図である。
【図5】トルクセンサ本体を示す図である。
【図6】この実施例のガンドリルの製造手順を示す図で
ある。
【図7】従来例と本実施例の検出信号の波形図である。
【図8】本発明の他の実施例のドリルを示す図である。
【図9】本発明の他の実施例のブッシュ付近の概略図で
ある。
【図10】リニア近接センサおよびトルクセンサの検出
信号のタイムチャートである。
【図11】平均のトルク値の算出手順を示すフローチャ
ートである。
【図12】本発明の他の実施例の斜視図である。
【符号の説明】
1 工作機械 2 ガンドリル 4 ブッシュ 5 トルクセンサ 6 制御手段 27 励磁コイル 28 検出コイル 34 メッキ層 38 リニア近接センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 二井谷 春彦 広島県広島市南区宇品東五丁目3番38号 トーヨーエイテック株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工作機械に装着されて回転するととも
    に、軸方向に移動する回転工具において、 前記工具の外周には、磁歪材料からなる磁歪層が形成さ
    れることを特徴とする回転工具。
  2. 【請求項2】 前記磁歪材料が、ニッケルである請求項
    1に記載の回転工具。
  3. 【請求項3】 前記工具の外周に切欠を有する請求項1
    または2に記載の回転工具。
  4. 【請求項4】 前記磁歪層が、シャンク部の外周に形成
    されるものである請求項1または2に記載の回転工具。
  5. 【請求項5】 前記磁歪層が、刃部の外周に形成される
    ものである請求項1または2に記載の回転工具。
  6. 【請求項6】 前記請求項1ないし5のいずれかに記載
    の回転工具を、その回転および軸方向の移動を許容する
    状態で支持するブッシュであって、 前記工具にかかるトルクを非接触状態で測定する磁歪式
    のトルクセンサが、当該ブッシュに対して所定の位置関
    係で取り付けられてなることを特徴とするブッシュ。
  7. 【請求項7】 前記請求項3または5のいずれかに記載
    の回転工具と、前記工具を、回転および軸方向の移動を
    許容する状態で支持するブッシュと、前記ブッシュに取
    り付けられて前記工具にかかるトルクを非接触状態で測
    定する磁歪式のトルクセンサと、前記ブッシュに取り付
    けられて前記工具との距離を測定する距離センサとを備
    え、前記距離センサの出力に基づいて、前記トルクセン
    サの出力を取り込むことを特徴とするトルク検出装置。
  8. 【請求項8】 前記磁歪式のトルクセンサが、互いに逆
    方向に巻回された第1,第2の巻線により略8の字状に
    形成される励磁コイルと、その励磁コイルと略同一形状
    の検出コイルと、それら両コイルを装着するための4本
    の柱状の磁心を有するコアとを備え、 前記励磁コイルを構成する第1,第2の巻線の配置方向
    と、前記検出コイルの第1,第2の巻線の配置方向とを
    直交状態で重ね合わせて配置するとともに、前記各コイ
    ルの各巻線を前記4つの磁心のうち所定の隣接する2つ
    の磁心の周囲に巻回し、かつ前記隣接する2つの磁心の
    配置方向を、前記工具の軸方向と平行または直交するよ
    うにした請求項6に記載のブッシュ。
  9. 【請求項9】 前記請求項1ないし5のいずれかに記載
    の回転工具と、前記請求項6または8に記載のブッシュ
    と、前記回転工具が装着されるとともに、該回転工具を
    回転および移動させる工作機械と、前記ブッシュに取り
    付けられた前記トルクセンサの出力に基づいて、前記工
    作機械を制御する制御手段とを備えることを特徴とする
    工作機械システム。
JP27511294A 1994-11-09 1994-11-09 回転工具、該回転工具を支持するブッシュおよびトルク検出装置ならびに工作機械システム Pending JPH08136375A (ja)

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