JPH08136248A - 共焦点位置測定装置 - Google Patents

共焦点位置測定装置

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JPH08136248A
JPH08136248A JP27370394A JP27370394A JPH08136248A JP H08136248 A JPH08136248 A JP H08136248A JP 27370394 A JP27370394 A JP 27370394A JP 27370394 A JP27370394 A JP 27370394A JP H08136248 A JPH08136248 A JP H08136248A
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JP
Japan
Prior art keywords
light
lens
light source
measuring device
zero
Prior art date
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Pending
Application number
JP27370394A
Other languages
English (en)
Inventor
Akito Okamoto
炳人 岡本
Shiyuuko Yokoyama
修子 横山
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Idec Izumi Corp
Original Assignee
Idec Izumi Corp
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Publication date
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  • Measurement Of Optical Distance (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】照射光源の光を焦点に集光させることなくスポ
ットを形成することができるようにし、光軸方向の比較
的広い範囲について細い線状の点状光源光を投光するこ
とができるようにする。 【構成】LED1の光をレンズ2を介して底面に入射す
る円錐形レンズ3を設けた。LED1の光はレンズ2に
おいて平行光線にされ、円錐形レンズ3の傾斜面から
は、光束L1およびL2が出射する。この光束L1とL
2との重なり合う部分にゼロ縞L3が生じる。ゼロ縞L
3は光束L1と光束L2との重なり合う範囲内ではどの
位置でも、光軸に直交する断面に一定の大きさのスポッ
トを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、物体に対し光源の光
を投光し、物体からの反射光を受光して物体までの距離
を測定する共焦点位置測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】投光用光学装置から光源の光を物体の表
面または内部の特定層に集光し、物体における反射光を
結像光学系によって結像し、この結像位置を測定するこ
とによって物体までの距離を測定する共焦点位置測定装
置がある。例えば、図5に示す構成では、照射光源51
からの平行光線をレンズ52の中央部において集光して
物体61に照射し、この物体61からの反射光をレンズ
52および53を介して結像させる。レンズ53の一方
(紙面右側)の焦点Fよりレンズ53側にハーフミラー
54を配置し、焦点Fを通過する前の光と焦点Fを通過
後の光のそれぞれをピンホール55,56を介して検知
器57,58のそれぞれにより検知するようにしてい
る。この検知器57,58の出力の差信号および和信号
を除算回路59において除算し、反射率の補正を行った
光量信号を距離信号として出力するようにしている。こ
のような共焦点位置測定装置において、測定感度は物体
61に照射された光のスポットの大きさに依存する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、レンズ
を介して光源の光を焦点に集光させることによってスポ
ットを形成するようにした投光用光学装置では、レンズ
の焦点位置においてスポットが最小になり、レンズの焦
点から光軸方向に移動するに従ってスポットが拡大す
る。このため、レンズを介して光源の光を焦点に集光さ
せる投光用光学装置を用いた位置測定装置では、充分な
測定感度を得ることができる物体の光軸方向の範囲が、
レンズの焦点深度によって制限を受け、広い範囲におい
て物体の距離を正確に測定することができない問題があ
った。また、このような焦点深度を超える範囲における
測定感度の低下を防ぐためには、測定範囲に合わせてレ
ンズの設計を変更したり、レンズの構成が複雑化する問
題がある。
【0004】この発明の目的は、光源の光を焦点に集光
させることなくスポットを形成することができるように
し、光軸方向の比較的広い範囲について細い線状の光を
投光できるようにし、簡単な構成で光軸方向の広い範囲
について物体の位置を正確に測定することができる共焦
点位置測定装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した発明
は、光源の光の物体における反射光を受光手段により受
光し、受光手段の受光信号を用いて物体までの距離を測
定する共焦点位置測定装置であって、有限のスペクトル
幅を有する光を照射する照射光源を備え、該照射光源の
光を波面分割して光路差がゼロである干渉縞を点状光源
光として物体に投光することを特徴とする。
【0006】請求項2に記載した発明は、点状光源光を
作成する波面分割を行う円錐形レンズを含むことを特徴
とする。
【0007】
【作用】請求項1に記載した発明においては、有限のス
ペクトル幅を有する照射光源の光が光学系により波面分
割され、光路差がゼロである干渉縞が作られる。光路差
がゼロである干渉縞は、図1に示すように波面分割され
た光が重なり合う範囲において、照射光源のスペクトル
がブロードの場合には光軸に直交する断面に点状(同図
(A))、または、照射光源のスペクトルが1本の場合
には中心点を含む同心円状(同図(B))に現れ、この
干渉縞を光軸の側面方向から観察すると直線状(同図
(C),(D))に現れる。同心円状に現れた干渉縞
は、中心点を含む各円においてエネルギの総和は一定で
あるため、中心点が最も明るく、中心から遠ざかるにし
たがって暗くなる。したがって、波面分割された光が重
なり合う範囲の中心には、その重なり合う光軸方向の全
範囲にわたって充分に高いエネルギを有する干渉縞(ゼ
ロ縞)が形成され、このゼロ縞によって光軸に直交する
断面に形成されるスポットの大きさは光軸方向について
一定となる。
【0008】このゼロ縞を点状光源光として物体に照射
し、物体における反射光を受光手段により受光し、その
受光信号に基づいて物体までの距離が測定される。した
がって、投光用光学装置の光学系により波面分割された
光が重合する範囲内であれば、どの場所に置かれた物体
に対しても同一の大きさのスポットを形成することがで
き、測定感度は一定に維持される。
【0009】請求項2に記載した発明においては、照射
光源の光が円錐形レンズによって波面分割される。した
がって、波面分割された光の重なり合う範囲は、円錐形
レンズの頂角の大きさによって定まり、円錐形レンズの
頂角の大きさを適当に選ぶことにより、点状光源光とし
て用いるゼロ縞が形成される範囲の光軸方向の長さを適
宜設定することができる。
【0010】
【実施例】図2は、この発明の共焦点位置測定装置に含
まれる投光用光学装置の構成を示す図である。照射光源
であるLED1の光は、レンズ2を介して円錐形レンズ
3の底面に入射する。LED1の光はレンズ2において
平行光線にされ、円錐形レンズ3の傾斜面からは、波面
分割された光束L1およびL2が出射する。この光束L
1とL2との重なり合う部分にゼロ縞L3が生じる。光
束L1と光束L2との重なり合う部分の光軸方向の長さ
は、円錐形レンズ3の頂角αを大きくすることによって
長くなる。この光束L1と光束L2との重なり合う範囲
においてゼロ縞L3を生じるから、円錐形レンズ3の頂
角αの大きさを適当に選ぶことによってゼロ縞L3の生
じる範囲を所望の長さにすることができる。
【0011】図3は、上記共焦点位置測定装置の構成を
示す図である。照射光源11から照射された光はレンズ
12およびミラー13を介して円錐形レンズ14の底面
に入射する。この円錐形レンズ14の底面に入射した光
は干渉によりゼロ縞L13を作り、ゼロ縞L13が点状
光源光として物体31に投光される。物体31の表面に
おいて反射したゼロ縞L13の反射光がレンズ15によ
り集光される。このレンズ15と焦点Fとの間にハーフ
ミラー16が配置されており、レンズ15を通過した光
はハーフミラー16により振幅分割され、焦点Fの手前
においてピンホール17を経由して検知器19に受光さ
れ、焦点Fの後方においてピンホール18を経由して検
知器20により受光される。検知器19および検知器2
0の検出信号は反射率補正回路21に入力され、物体3
1の表面の反射率に関する補正を行った後、物体31ま
での距離を表す光量信号として出力される。この反射率
補正回路21は、従来の構成と同様に、検知器19およ
び検知器20の検出信号の差信号と和信号とを除算す
る。
【0012】以上の構成により、物体31に円錐形レン
ズ14によって形成されるゼロ縞L13を照射し、物体
31におけるゼロ縞の反射光を受光することにより物体
31までの距離を測定することができる。ゼロ縞L13
は1本の細い線状に形成される。したがって、ゼロ縞L
13が形成される範囲内で物体31が光軸方向に変位し
ても物体31の表面に形成されるスポットの大きさは変
化しない。このため、結像点Fにおける像のシャープさ
も物体31の位置変化によって殆ど変わることがない。
このゼロ縞の形成される範囲は、円錐形レンズ14の頂
角αの大きさを変えることによって適宜設定することが
できる。したがって、測定対象である物体31が変位す
る範囲に合わせて任意の範囲にゼロ縞を形成することが
でき、状況に応じた所望の範囲について物体31の距離
を正確に測定することができる。なお、図4に示すよう
に、レンズ15の中心部に貫通孔15aを形成し、光源
11、レンズ12、ミラー13および円錐形レンズ14
をレンズ15の検知器18,19側に配置するようにし
てもよい。
【0013】また、照射光源としては、LEDに限るも
のではなく、有限のスペクトル幅を有する光である、レ
ーザ光等の他の光源を用いることもできる。
【0014】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によれば、波面
分割した光の重なり合う部分に生じる細い直線状のゼロ
縞を点状光源光として投光することができ、光軸方向の
比較的広い範囲にわたって光のスポットを小さな径に維
持することができる。したがって、スポットの形成位置
を光軸方向に変化させる場合にも、レンズの焦点深度に
よる制限を受けることがなく、レンズの設計変更やズー
ム機構等の複雑なレンズ構成を必要とすることがない。
また、このゼロ縞を物体に照射し、このゼロ縞の物体に
おける反射光により物体までの距離を測定するため、ゼ
ロ縞が形成される範囲内であれば物体を光軸方向に変位
させても物体表面のスポットの大きさが変化せず、任意
の範囲について測定感度を一定に維持することができる
利点がある。
【0015】請求項2に記載した発明によれば、円錐形
レンズにより光源の光を波面分割するため、円錐形レン
ズの頂角を適当に選ぶことによってゼロ縞の形成される
範囲を所望の長さに設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の作用を示す図である。
【図2】この発明の実施例である共焦点位置測定装置が
有する投光用光学装置の構成を示す図である。
【図3】この発明の実施例に係る共焦点位置測定装置の
構成を示す図である。
【図4】この発明の別の実施例に係る共焦点位置測定装
置の構成を示す図である。
【図5】従来の共焦点位置測定装置の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1,11−照射光源 3,14−円錐形レンズ L3,L13−ゼロ縞 17,18−ピンホール 19,20−検知器 21−反射率補正回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源の光の物体における反射光を受光手段
    により受光し、受光手段の受光信号を用いて物体までの
    距離を測定する共焦点位置測定装置であって、 有限のスペクトル幅を有する光を照射する照射光源を備
    え、該照射光源の光を波面分割して光路差がゼロである
    干渉縞を点状光源光として物体に投光することを特徴と
    する共焦点位置測定装置。
  2. 【請求項2】前記点状光源光を作成する波面分割を行う
    円錐形レンズを含む請求項1に記載の共焦点位置測定装
    置。
JP27370394A 1994-11-08 1994-11-08 共焦点位置測定装置 Pending JPH08136248A (ja)

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JP27370394A JPH08136248A (ja) 1994-11-08 1994-11-08 共焦点位置測定装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010106758A1 (ja) * 2009-03-19 2010-09-23 パナソニック株式会社 形状測定装置及び方法
CN101922919A (zh) * 2010-09-07 2010-12-22 西安工业大学 一种光学零件几何参数非接触测量方法及其测量装置

Cited By (3)

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WO2010106758A1 (ja) * 2009-03-19 2010-09-23 パナソニック株式会社 形状測定装置及び方法
CN101970983A (zh) * 2009-03-19 2011-02-09 松下电器产业株式会社 形状测定装置以及方法
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