JPH0813563A - 衛生設備ユニット - Google Patents

衛生設備ユニット

Info

Publication number
JPH0813563A
JPH0813563A JP18426494A JP18426494A JPH0813563A JP H0813563 A JPH0813563 A JP H0813563A JP 18426494 A JP18426494 A JP 18426494A JP 18426494 A JP18426494 A JP 18426494A JP H0813563 A JPH0813563 A JP H0813563A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
piping
panel
pipe
sanitary equipment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18426494A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Uozumi
浩司 魚住
Takashi Watanabe
渡辺  孝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NISHIHARA EISEI KOGYOSHO KK
Inax Corp
Original Assignee
NISHIHARA EISEI KOGYOSHO KK
Inax Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NISHIHARA EISEI KOGYOSHO KK, Inax Corp filed Critical NISHIHARA EISEI KOGYOSHO KK
Priority to JP18426494A priority Critical patent/JPH0813563A/ja
Publication of JPH0813563A publication Critical patent/JPH0813563A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 配管ケースのフレームに対するパネルの装着
位置の変更・調整を容易にする。 【構成】 衛生設備ユニット20における枠組みされた
フレーム50の前面側に磁石60を取着し、塩ビ鋼板等
の磁性体から成るパネル51,52を磁力によってフレ
ーム50へ装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一室内に複数の大小便
器を組み込んだトイレや大小便器と共に洗面器,手洗
器,流し等を併設したシステムトイレを施工する際に使
用され、衛生器具の取付作業及び配管と衛生器具との接
続作業を簡略化して、工期の短縮化を図る衛生設備ユニ
ットの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一室内に複数の大小便器を組み込んだト
イレや、大小便器と共に洗面器や流しを併設したシステ
ムトイレを施工する場合に、施工作業を簡略化して工期
の短縮化を図る手段として、衛生設備ユニットを使用す
ることが従来行われている。
【0003】ここで言う衛生設備ユニットとは、図9に
示す如く、給水管・排水管等の各種配管91、枠組みし
たフレーム92、当該フレーム92に装着される天板9
3・パネル94・幅木95等の被覆材、及び大便器a等
の衛生器具から構成されるものであって、各構成部材を
工場で設計図面に従って又は一定の規格に基づいて予め
製造しておき、それらを施工現場へ搬入して組み立てる
というものである。
【0004】衛生設備ユニットを用いると、トイレを施
工する際に、作業の簡略化,熟練技術の不要化,工期の
短縮化等の各種利点を得ることができる。なお、図9の
衛生設備ユニットUは、実願昭63−27906号(実
開平1−138977号)に記載された大便器用のもの
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の衛生設備ユ
ニットUにおいて、パネル94をフレーム92へ装着す
る手段として次のような構造を採用している。すなわ
ち、フレーム92の前面上下に図示の如き受け部材96
を、他方、パネル94の裏面上下に図10に示す如きフ
ック部材97をそれぞれ設け、フック部材97を受け部
材96に係合させることで、パネル94をフレーム92
へ装着するというものである。
【0006】このような従来のパネル装着手段は、パネ
ル94に製作寸法誤差が含まれていたり、受け部材96
又はフック部材97の取付位置が所定位置からずれてい
たりした場合や、さらには設計変更が生じた場合など
に、これらに即応して上下左右に位置調整を施すことが
非常に難しく、それ故、パネル94の適正な装着状態を
得ることが出来ないという不具合があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記従来技術
の欠点に鑑み、施工状況に応じてパネル装着位置の調整
が可能な衛生設備ユニットを提供することを目的とする
ものである。本発明の特徴とするところは、配管と、枠
組みされたフレーム及び当該フレームに装着されるパネ
ル等の被覆材から成り前記配管を収納する配管ケース
と、前記配管ケースのパネルを介して前記配管に接続さ
れる衛生器具とから構成され、前記配管ケースのパネル
を前記フレームへ磁力によって装着したことである。
【0008】
【作用】本発明に係る衛生設備ユニットは、パネルをフ
レームへ装着する手段として磁力を採用したので、寸法
誤差や設計変更等の必要に応じてパネル装着位置の調整
を容易に行うことができる。しかも、調節可能な方向は
上下左右のいずれにも限定されない。また、パネルの着
脱が簡単になるという利点も得られる。
【0009】
【実施例】図1及び図2に、本発明に係る衛生設備ユニ
ットを用いたシステムトイレの施工例を示す。図示する
システムトイレは、壁パネルPを立設して設けたトイレ
室内へ、一方の壁面に沿って中央の洗面器bを挟み左右
に大便器aと小便器cとが配されるように3つの衛生設
備ユニットA,B,Cを連設することにより構築したも
のである。なお、大便器aの設置領域は間仕切りパネル
EとドアDとで区画され、洗面器bと小便器cとの間も
スクリーンパネルFで区画されている。
【0010】衛生設備ユニットは、配管,配管を収納す
る配管ケース,及び衛生器具(大便器,洗面器,小便器
のほか流し,手洗器等)を基本構成とし、施工するシス
テムトイレの設計図面に従って、それぞれ工場にて製造
され施工現場へ搬入される。図2において,1は一次給
水管,2は排水圧送管,3は給水分配器、4は一次給湯
管,5は大便器給水管,6は洗面器給水管,7は小便器
給水管,8は大便器脱臭管,9は脱臭本管,10は小便
器脱臭管,11は洗面器b及び小便器c用の排水集合管
であるが、各配管は、施工後の状態を予定して接続作業
を容易に行えるように予め配管ケース20,30,40
のフレーム内へ組み付けられて出荷される。
【0011】配管ケースには、前記配管以外に、衛生器
具の種類に応じた各種機器も内蔵される。例えば、図2
及び図3に示す如く、大便器用衛生設備ユニットAの配
管ケース20内には、洗浄水排水用の電磁フラッシュバ
ルブ21とこれを制御するコントローラ22、大便器a
から排出される汚物の破砕装置23・圧送装置24及び
これらの制御装置25、漏電遮断装置26が組み込ま
れ、パネル51,52部分に、前記汚物破砕圧送装置2
3,24の作動状況を示す表示部25aと、前記電磁フ
ラッシュバルブ21のタッチスイッチ27とが設けられ
ている。
【0012】一方、小便器用衛生設備ユニットCの配管
ケース40には、図2及び図5に示す如く、洗浄水排水
用の電磁フラッシュバルブ41と、脱臭本管9に接続さ
れ下部の幅木70の裏面側において悪臭の吸引を行う脱
臭チャンバー42とが内蔵され、パネル56の下方領域
に自動洗浄を行うための人体検知装置43が設けられて
いる。
【0013】ところで、配管ケースのフレームの表面
は、普通、被覆材で覆われている。図3に示す大便器用
衛生設備ユニットAの配管ケース20を例にとると、フ
レーム50の上面部には天板54,55が、正面部には
前面パネル51,52が、床面fと前面パネル52下端
との間には幅木70がそれぞれ装着される。これらの被
覆材は、システムトイレを施工するに際し、配管を組み
付けたフレーム50を所定位置へ配置して床及び壁へ固
定し、他の衛生設備ユニットの配管との接続及びフレー
ムどうしの接合を行って高さ調節を完了したのち、フレ
ームへ装着される。
【0014】本発明では、配管ケース20のフレーム5
0へ前面パネル51,52を装着する手段として磁力を
利用した。具体的には、本実施例の前面パネル51,5
2を塩ビ鋼板製とする共に、図4に示す如くフレーム5
0の前面部分の少なくとも上下に磁石60を取着するこ
とにより、前面パネル51,52が図3に示すような状
態でフレーム50に保持される構成とした。
【0015】なお、磁力を用いたパネルの装着方式は前
記構造に限定されない。例えば、前面パネルを合成樹脂
板やフラッシュ材等の非磁性体で製作した場合には、フ
レーム50における磁石60の取着位置に対応して、パ
ネル裏面の要所に鉄板を取着しておけばよい。あるい
は、前面パネルの裏面側に磁石を取り付け、フレーム全
体又は少なくとも前面部の要所を鉄等の適宜磁性体で構
成することとしてもよい。
【0016】なおフレーム50は、耐腐食性,防錆性を
与えるため塗料や油等が塗布されることがあり、この場
合には、鋼板を枠組みして製作したものであっても磁石
が吸着しにくいので、磁石はフレーム50側へ取着する
のが好ましい。
【0017】ところで、本実施例の大便器用衛生設備ユ
ニットAにおける配管ケース20内には、前述したよう
に、電磁フラッシュバルブ21とそのコントローラ2
2、汚物の破砕装置23,圧送装置24とこれらの制御
装置25(図3参照)など、定期的な保守・点検と、場
合によっては修理を要する機器類が内蔵されている。そ
こで本実施例では、フレーム50を奥行きに大小を有す
る上下2段フレーム50a,50bで構成して上方収納
部Sと下方収納部Sとを設けると共に、下側の前面
パネル52をさらに大便器cの上端付近53で上下に分
割可能とし、奥行きの狭い上方収納部Sに前記制御装
置25を収納せしめる構成とした。かかる構成に基づ
き、上方収納部Sの天板54と上部前面パネル51及
び下方収納部Sの天板55と下部前面パネル52の上
半部52aとを取り外すだけで、配管ケース20内の保
守・点検・修理を行うことが可能である。
【0018】なお下部前面パネル52が上下に分割され
ることに伴い、図4に示す如く、前面パネル52をフレ
ーム50に装着保持するための磁石60は、下部前面パ
ネル52の前記分割位置53を挟む上下に近接して設け
られる。
【0019】小便器用衛生設備ユニットBの配管ケース
40にも、前述したように、電磁フラッシュバルブ41
と脱臭チャンバー42とが内蔵されており、これらの保
守・点検あるいは修理が必要になることがある。図5に
示す如く、電磁フラッシュバルブ41は、配管ケース4
0の上部に設置されているので、天板58を取り外せ
ば、点検作業等を行えるが、下部の脱臭チャンバー42
については、このままでは点検作業等が困難である。そ
こで、本実施例では、前面パネル56を小便器cの下端
近く57で上下に分割可能とし、脱臭チャンバー42の
保守・点検又は修理を行う際には、前面パネル下半部5
6bだけを取り外せばよいように構成した。この場合、
パネル保持用の磁石60は、図6に示す通り、分割位置
を挟む上下位置にも取着する。
【0020】衛生設備ユニットを設置するにあたり、そ
の高さ調節を施すことは当然必要である。図7及び図8
は、本実施例が採用する高さ調節手段を説明するためも
のであって、図7は壁パネルPに固定した接合金具80
とフレーム50の上端との固定構造を示す図面、図8は
躯体床にアンカーボルト90で固定した受け金具82と
これに内装される調節ボルト84の支持金具83とフレ
ーム50の下端に取り付けられ支持金具83に嵌着され
る脚金具85とから成る昇降機構86を示す図面であ
る。本実施例では、壁パネルPの所定高さ位置に予め接
合金具80を固定しておき、前記昇降機構86の調節ボ
ルト84によってフレーム50の上端が前記接合金具8
0に当接するまで上昇させる。そして、フレーム50と
接合金具80とをビス81等により固定して両者を接合
するという手順により、高さ調節を行っている。なお、
かかる高さ調節機構は、いずれの衛生設備ユニットに対
して適用してもよい。
【0021】その他、本発明の実施例は、前述のものに
限定されるのではなく、実施の態様に応じて適宜変更す
ることを妨げない。
【0022】
【発明の効果】本発明に係る衛生設備ユニットは、配管
ケースにおけるフレームへパネルを挿着する手段として
磁力を用いたので、パネルの装着位置の変更又は調節が
容易であるから、寸法誤差や設計変更に容易に対処する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る衛生設備ユニットを用いて大便
器,洗面器及び小便器を併設したシステムトイレを施工
した実施例を示す平面図である。
【図2】本発明に係る衛生設備ユニットを用いて大便
器,洗面器及び小便器を併設したシステムトイレを施工
した実施例を示す正面図である。
【図3】本発明に係る大便器用の衛生設備ユニットを示
す側面断面図である。
【図4】本発明に係る大便器用衛生設備ユニットの配管
ケースに用いるフレームを示す正面図である。
【図5】本発明に係る小便器用の衛生設備ユニットを示
す側面断面図である。
【図6】本発明に係る小便器用衛生設備ユニットの配管
ケースに用いるフレームを示す正面図である。
【図7】配管ケースのフレーム上端と壁パネルとの固定
構造を示す側面図である。
【図8】フレームの下端に設けられる昇降機構を示す側
面図である。
【図9】実願昭63−27906号(実開平1−138
977号)に記載された従来の大便器用衛生設備ユニッ
トを示す斜視図である。
【図10】実願昭63−27906号(実開平1−13
8977号)に記載された従来の大便器用衛生設備ユニ
ットに用いるパネルを裏面側から見た斜視図である。
【符号の説明】
A,B,C 衛生設備ユニット a 大便器 b 洗面器 c 小便器 20,30,40 配管ケース 50 フレーム 51,52 前面パネル 53 分割位置 54,55 天板 60 磁石 70 幅木

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管と、枠組みされたフレーム及び当該
    フレームに装着されるパネル等の被覆材から成り前記配
    管を収納する配管ケースと、前記配管ケースのパネルを
    介して前記配管に接続される衛生器具とから構成される
    衛生設備ユニットであって、前記配管ケースのパネルが
    前記フレームへ磁力によって装着されていることを特徴
    とする衛生設備ユニット。
JP18426494A 1994-06-30 1994-06-30 衛生設備ユニット Pending JPH0813563A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18426494A JPH0813563A (ja) 1994-06-30 1994-06-30 衛生設備ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18426494A JPH0813563A (ja) 1994-06-30 1994-06-30 衛生設備ユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0813563A true JPH0813563A (ja) 1996-01-16

Family

ID=16150281

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18426494A Pending JPH0813563A (ja) 1994-06-30 1994-06-30 衛生設備ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0813563A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009072354A (ja) * 2007-09-20 2009-04-09 Takara Standard Co Ltd 流し台や洗面化粧台のキャビネットとその点検口を塞ぐ蓋体の係止具
JP2010185265A (ja) * 2009-02-12 2010-08-26 Osamu Kuriyama 配管組込みプレハブ方式のfj工法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009072354A (ja) * 2007-09-20 2009-04-09 Takara Standard Co Ltd 流し台や洗面化粧台のキャビネットとその点検口を塞ぐ蓋体の係止具
JP2010185265A (ja) * 2009-02-12 2010-08-26 Osamu Kuriyama 配管組込みプレハブ方式のfj工法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3221454A (en) Pre-fabricated utility building assembly
US6301838B1 (en) Waste discharge system comprising water closet carrier
JPH0813563A (ja) 衛生設備ユニット
KR20090091637A (ko) 배관 구조
JP5106071B2 (ja) 浴室及び浴室ユニット
JP6257982B2 (ja) 防災トイレ設備および防災トイレ設備用基礎ブロック
KR100703626B1 (ko) 욕실 냉온수 배관 결합장치
JP2843697B2 (ja) 小便器
JP2000230272A (ja) 建物の水廻り室先組み立て施工法
JPH0754370Y2 (ja) 設備ユニットにおける前板の取付構造
JPH0617900Y2 (ja) 小便器設置構造
JPH061658Y2 (ja) 壁掛形洋風便器の設置構造
JPH0716793Y2 (ja) 衛生陶器設置構造
JP5725436B2 (ja) 建物における配管用構造体
JP3277478B2 (ja) 水利用設備の圧送排水システム
JPH0634460Y2 (ja) 衛生陶器設置構造
JPH0724454Y2 (ja) 防水パンユニツト
JP2001323543A (ja) トイレの改修工法
KR200413493Y1 (ko) 욕실 냉온수 배관 결합장치
JP3503322B2 (ja) 配管ユニットの取付構造
JPH0725401Y2 (ja) パイプスペース付きのトイレルーム
CN2532129Y (zh) 固定在建筑物上的二次用水冲便器
JPH0337478Y2 (ja)
HRP960135A2 (en) Mounting device for a cistern
JP2001123681A (ja) ユニット型水周り設備

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19981208