JPH08134769A - 靴下の滑止め用多色印刷装置 - Google Patents

靴下の滑止め用多色印刷装置

Info

Publication number
JPH08134769A
JPH08134769A JP29581094A JP29581094A JPH08134769A JP H08134769 A JPH08134769 A JP H08134769A JP 29581094 A JP29581094 A JP 29581094A JP 29581094 A JP29581094 A JP 29581094A JP H08134769 A JPH08134769 A JP H08134769A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foot
printing
frame
screen
foot mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29581094A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Taniguchi
章二 谷口
Shoji Ikeda
昭次 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ashida Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Ashida Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ashida Manufacturing Co Ltd filed Critical Ashida Manufacturing Co Ltd
Priority to JP29581094A priority Critical patent/JPH08134769A/ja
Publication of JPH08134769A publication Critical patent/JPH08134769A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
  • Printing Methods (AREA)
  • Socks And Pantyhose (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Screen Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 1台の装置で多色印刷を行ない生産性向上を
図る。しかも色ずれがなく品質の良い靴下1を提供す
る。更にスクリーン11a下面に付着する膠質溶液を自
動的に拭き取り、作業者の余分な作業を無くする。 【構成】 スクリーン枠11と足型2のセンターを合致
させて靴下足底部1aにプラスチック、ゴム等の膠質溶
液を印刷させる印刷手段Dと、印刷に際し、足型2を水
平状態に下方より受ける足型受け手段Jと、印刷された
靴下を乾燥させる乾燥手段Kとを備え、これら3つの手
段を1組として、コンベヤB上に均等にして水平状態に
支持した足型を1ピッチずつ間欠的に移動させる足型間
欠移送手段AのコンベヤB上に複数組均等に配設し、靴
下足底部に色の異なる膠質溶液を印刷し乾燥させるよう
構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、幼児、お年寄り用その
他の靴下に二色以上の滑り止め処理を施す装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、幼児、お年寄り、病気上がりの人
などが靴下を履いて滑り易い床を歩く時、滑って転ぶこ
とを防止するため、靴下の足底部に滑り止め用のプラス
チック、ゴムなどの摩擦係数大なる部材を印刷し固着さ
せた靴下が用いられている。そして、このような靴下を
製造する技術として、本出願人が開発した特公平5ー4
8745号記載のものが知られている。この技術は、無
端状コンベアの軌道上に先端に足型を取付けた多数の足
型ホルダーを均等にして水平状態に支持してなるコンベ
ヤ、前記コンベヤ上の足型を1ピッチずつ間欠的に移動
させる間欠移動手段、スクリーン枠を挿入可能にして保
持する上下移動枠と、前記上下移動枠を上下運動させる
上下移動機構と、スクリーン枠内に注入したプラスチッ
ク、ゴム等の膠質溶液の厚さを均一にさせるドクター移
動機構と、スクリーン枠のスクリーンを介して靴下足底
部にプラスチック、ゴム等の膠質溶液を印刷させるため
のスキージング機構とを備えた印刷手段、前記ドクター
移動機構とスキージング機構とを備えた印刷手段の下方
に位置し、印刷に際し、コンベヤ上の足型を水平状態に
下方より保持するためのテーブルを備えたテーブル上下
機構、前記足型が通過できるようにした乾燥室と、該乾
燥室の上面で且つ通過する足型の上方位置に遠赤外線ヒ
ータを足型の進行方向に複数個配設してなる印刷手段の
次工程位置に配置された乾燥手段、とより構成して、靴
下の滑り止め処理を一色で行なうようにしたものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
単に滑り止め用のみでなく、デザイン的にも考慮して、
多色刷りの滑り止め付靴下の要求が高まっている。ここ
で、従来の一色刷りの装置で多色刷りを行なうと、その
色、模様分の台数の装置が必要となり、更に、靴下を足
型に挿入、取外しする作業も、従来の複数倍(多色の倍
数)必要となって加工賃が高く、装置の価格と相俟って
靴下が高くなり経済ベースに乗らない。また、滑り止め
印刷する場合、スキージングによりスクリーンに膠質溶
液が付着するため、適時機械を停止させ、作業者が靴下
の挿入位置からスキージングの位置に行ってスクリーン
の下面(裏面)を布などで拭き取っているため、作業者
はスクリーンに付着する膠質溶液を拭き取る余分な作業
をしなければならず、しかも、機械の停止中は印刷がで
きず、生産性を阻害することにもなるなど、多くの課題
を抱えている。そこで、一台の機械で複数色の印刷がで
き且つ生産性を阻害しない機械の開発が切望されてい
る。
【0004】本発明は、前述の課題を解決することを目
的として開発したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1ないし図
10に示すように、無端状の軌道3上に多数の足型ホル
ダー6を均等にして水平状態に回動可能支持すると共に
各足型ホルダー6の先端部に足型2を取付けたコンベヤ
Bと、該コンベヤ上の足型2を1ピッチずつ間欠的に移
動させる間欠移動機構Cとより成る足型間欠移送手段A
を、固定台10上に設置し、スクリーン枠11を挿入可
能にして保持する上下移動枠Eと、前記スクリーン枠1
1を移送される足型2のセンターに位置決めするセンタ
ーキープ機構Fと、前記上下移動枠Eを上下運動させる
枠上下移動機構Gと、スクリーン枠11内に注入したプ
ラスチック、ゴム等の膠質溶液の厚さを均一にさせるド
クター移動機構Hと、スクリーン枠11のスクリーン1
1aを介して靴下足底部1aにプラスチック、ゴム等の
膠質溶液を印刷させるためのスキージング機構Iとより
成る印刷手段Dを、前記コンベヤB上で足型への靴下挿
入位置の次工程位置に配設し、印刷に際し、コンベヤB
上の足型2を水平状態に下方より受けて保持するための
テーブル43を水平状態に支持すると共に上下動させる
足型受け手段Jを、前記印刷手段Dのスクリーン枠11
の下方位置で且つ間欠移送され位置決めされる足型下面
にテーブル43が接離可能に配設し、前記足型2が通過
できるようにした乾燥室65と、該乾燥室65の通過す
る足型2の周辺位置で且つ足型2の進行方向に設けたヒ
ータ66とより成り、印刷された靴下の膠質溶液を乾燥
させるよう設けた乾燥手段Kを、前記印刷手段Dの次工
程位置に配設し、これら印刷手段Dと足型受け手段Jと
乾燥手段Kとを一組として、足型間欠移送手段Aのコン
ベヤB上に複数組均等に配設し、それぞれの組で足型2
に挿入された靴下足底部1aに色の異なるプラスチッ
ク、ゴム等の膠質溶液を印刷し乾燥させるよう構成した
ものである。
【0006】また、スクリーン枠11が上昇した時点
で、クリーニング部材46を足型2とスクリーン枠11
との間に挿入し、スクリーン枠11の下降時には脱出さ
せるクリーニング部材挿入機構Mと、該クリーニング部
材46をスクリーン枠11のスクリーン11aの下面に
接触、離脱させるクリーニング部材接離機構Nと、クリ
ーニング部材46を回動させてスクリーン11aに付着
する膠質溶液を拭き取るよう設けたクリーニング部材回
動機構Oとより成るクリーニング手段Lを、スクリーン
枠11に対応して配設したものである。
【0007】
【実施例】以下、添付図面に従い本発明の実施例を説明
する。本発明を実施する装置は、図1ないし図10に示
すように、多数の板状足型2を均等にして水平状態に支
持する無端状コンベヤBの軌道3に沿って、靴下1を足
型2に挿着する靴下挿着ゾーンPと、挿着された靴下1
に膠質溶液を印刷する第1の印刷手段Dと、靴下1に印
刷された膠質溶液を加熱し固形化させる第1の乾燥手段
Kと、第1の印刷手段で印刷され第1の乾燥手段で乾燥
された靴下1を異なる色で印刷する第2の印刷手段D
と、異なる色で靴下1に印刷された膠質溶液を加熱し固
形化させる第2の乾燥手段Kと、乾燥された靴下1を足
型2より抜取る靴下抜取りゾーンQとを一巡するよう配
設し、更に、前記コンベヤB上の足型2を1ピッチずつ
間欠的に移動させる足型間欠移送手段Aとより構成した
ものである。また、スクリーン11aの下面に付着する
膠質溶液を拭き取るクリーニング手段Lを印刷手段Dに
対応して配設したものである。
【0008】足型間欠移送手段Aは、足型2を支持する
コンベヤBと、足型2を1ピッチずつ間欠的に移動させ
る間欠移動機構Cとより構成したものである。
【0009】コンベヤBは、図1、図10に示すよう
に、固定台10にて支持された円形軌道3に軸受にて回
動自在に支持せしめた内歯車4を設け、該内歯車上に
は、図3に示すように、回転円板5を取付け、該回転円
板上には、図10に示すように、足型2を保持する多数
の足型ホルダー6を均等にして水平状態に支持したもの
である。なお、本発明実施例では、足型2は各種取替え
できるよう板状足型ホルダー6を回転円板5上に均等に
して水平状態に支持せしめているが、例えば、足型2を
足型ホルダー6と一体化してもよく、本発明は本実施例
には限定されない。また、足型2と足型ホルダー6とは
センターが出るよう調整して取付けている。
【0010】間欠移動機構Cは、図3、図10に示すよ
うに、前記コンベヤの円形軌道3に設けた内歯車4をピ
ニオン歯車7と噛み合わせると共に、該ピニオン歯車を
足型の個数分均等に割り出しする割り出し機構の出力軸
に嵌め合い固着し、該割り出し機構の入力軸はモータ9
の出力軸に連結せしめている。そして、モータ9の駆動
によりピニオン歯車7を介して内歯車4、該内歯車と一
体化せしめた回転円板5を足型2の個数分間欠的に割り
出しできるよう構成したものである。
【0011】割り出し機構8は、図3に示すように、ロ
ータリエンコーダを備えたパルスモータ、サーボモータ
などのモータ9に適宜な減速機構9aを組み合わせピニ
オン歯車に連結し足型の個数分間欠的に駆動できるよう
設けたものである。なお、図示していないが、例えば、
ゼネバ・ストップ機構を用いてもよく、また、カムによ
るラチェット駆動機構を用いてもよく、本発明は本実施
例には限定されない。
【0012】印刷手段Dは、図10に示すように、前記
コンベヤで靴下挿入ゾーンP位置の次工程位置に本実施
例では二箇所対称して配設したもので、図1、図2に示
すように、スクリーン枠11を挿入可能にして保持する
上下移動枠Eと、前記スクリーン枠を移送される足型2
のセンターに位置決めするセンターキープ機構Fと、前
記上下移動枠を上下運動させる枠上下移動機構Gと、ス
クリーン枠内に注入したプラスチック、ゴム等の膠質溶
液の厚さを均一にさせるドクター移動機構Hと、スクリ
ーン枠のスクリーンを介して靴下足底部1aにプラスチ
ック、ゴム等の膠質溶液を印刷させるためのスキージン
グ機構Iと9l構成したものである。そして、コンベヤ
B上の足型2を水平状態に下方より保持するための足型
受け手段Dとによりきれいで正確な印刷ができるよう構
成したものである。
【0013】上下移動枠Eは、図1ないし図3に示すよ
うに、方形の枠12と、該方形の枠の前方部下面にスク
リーン枠11を着脱する取付け枠13とより成り、該上
下移動枠Eの後方端部を可動枠20上の軸受14に挿入
されたピン15に嵌め合せた支持板16上に取付け、ピ
ン15を支点として回動可能に構成したものである。な
お、図3に示すように、スクリーン枠11はスクリーン
枠固定具17によって位置決めし固定される。
【0014】センターキープ機構Fは、図3、図4に示
すように、回転円板5上に足型ホルダー6にて保持され
る足型2のセンターとスクリーン枠11を保持する上下
移動枠Eを支持する可動枠20のセンターとを合致させ
スキージングの間その状態を維持するよう設けたもので
ある。即ち、図3、図4に示すように、可動枠20上で
足型2の下方部位置に直進回動シリンダ21をロッド部
21aを互いに外側に向けて取付け、該直進回動シリン
ダのロッド部にはL字状の腕22を嵌め合い固着し、該
腕には内側に向けて突起部22aを設けている。更に、
図1、図3に示すように、固定台10上に3組の円弧状
のレール23を付設し、可動枠20の下面部にはローラ
保持部材24を3組平行に且つ前記レール23に対応し
て固着し、該ローラ保持部材にはローラ24aを保持さ
せ、該ローラは前記レール23の溝部に遊合させて、可
動枠20を固定台10上に円形軌道3の中心部を支点と
して僅かな距離揺動可能に支持せしめている。一方、図
5、図6に示すように、可動枠20の下面部には、セン
ターブロック25を可動枠20のセンター位置に固着
し、固定台10上には2組のシリンダ26をそのピスト
ンロッド部26aを互いに内側にして設け、シリンダ2
6の作動によりピストンロッド部26aを伸長させて可
動枠20のセンターブロック25を挾持し、可動枠20
を固定台10上にセンター出しして固定するよう設けた
ものである。
【0015】なお、このシリンダ26は圧力を直進回動
シリンダ21より小さくして、直進回動シリンダにより
足型ホルダー6を挾持してセンター出しに強制されるも
のであり、例えば、シリンダ26の代りにゴム、バネな
どの弾性体にて直進回動シリンダの作用力より弱くして
もよく、要は、可動枠が絶えずふらつかないよう設けて
おればよく、本発明は本実施例には限定されない。
【0016】そして、足型間欠移送手段Aにより足型2
が搬送されてくると、直進回動シリンダ21が作動して
腕22の突起部22aが回動収縮し、図3、図4に示す
二点鎖線で示すように、腕の突起部22aが足型ホルダ
ー6の両側部を挾み保持し、該足型ホルダーに保持され
ている足型2のセンターと可動枠20のセンターとをシ
リンダ26の圧力に抗して合致させる。また、直進回動
シリンダ21の逆作動により腕の突起部22aが足型ホ
ルダー6の両側部より離脱し、足型ホルダーの拘束を解
放し、足型間欠移送手段Aにより足型ホルダー6は1ピ
ッチ移動するよう構成したものである。
【0017】枠上下移動機構Gは、図1に示すように、
前記軸受の前方位置の固定台10上にシリンダ27をピ
ストンロッド部27aを上方に向けて垂直に取付け、前
記シリンダのピストンロッド部27aにはリンク28を
介して支持板29を取付け、該支持板は上下移動枠Eの
下面で取付け枠13に支障の無い位置に取付けている。
そして、シリンダ27を作動させることによりピストン
ロッド部27aが短縮し、上下移動枠Eはピン15を支
点として下降し、シリンダ27を逆作動によりピストン
ロッド部27aが伸長し、上下移動枠Eはピン15を支
点として上昇するよう構成したものである。そして、上
下移動枠Eが下降した際、取付け枠13に取付けたスク
リーン枠11の下面部が移送される足型2の上面部に接
面する作用を行なうものである。
【0018】ドクター移動機構Hは、図2、図3に示す
ように、上下移動枠Eの略中央部にシリンダ30を取付
けると共に該上下移動枠の両端部位置にガイドバー31
を前記シリンダの伸長方向に平行して設け、前記シリン
ダのピストンロッド部30aには断面をL字状に形成し
たL形プレート32を固着し、該L形プレートの両端部
にはスライド軸受33を固着し、該スライド軸受をガイ
ドバー31に遊合させて、L形プレート32をガイドバ
ー31に沿って摺動可能に支持せしめている。更に、前
記L形プレート32にはシリンダ34を、該シリンダの
ピストンロッド部34aを下方に向けて垂直に取付け、
該ピストンロッド部の先端部にはスクリーン枠11に注
入せしめたプラスチック、ゴムなどの膠質溶液をスキー
ジングし易いように、その厚さを均一にする平板状のド
クター35に取付けている。また、L形プレート32に
はシリンダ34の両側部にスライド軸受36を取付け、
該スライド軸受には軸36aを挿通させ、該軸の下方先
端部をドクター35に固着させて、該ドクターを水平状
態に保持すると共にスクリーン11a面に平行移動でき
るよう設けている。そして、シリンダ34の作動によ
り、上下移動枠の下面に取付けられたスクリーン枠のス
クリーン11aに僅かな隙間をもたせるまでドクター3
5を下降させ、シリンダ34の逆作動により、ドクター
35はスクリーン枠11より脱出できるよう設けたもの
である。更に、シリンダ30の作動により、ドクター3
5を前方へ、逆作動により後方へ移動できるよう構成し
たものである。
【0019】スキージング機構Iは、図2、図3に示す
ように、L形プレート32までの構成は前記ドクター移
動機構Hと共用したもので、前記L形プレート32でド
クター移動機構のシリンダ34に並列してシリンダ37
を設け、該シリンダのピストンロッド部の先端部にはス
キージ保持具38を取付け、該スキージ保持具にはへら
状のスキージ39を着脱可能に取付けている。更に、L
形プレート32には、図2に示すように、スライド軸受
40をシリンダ37の両側部に取付け、該スライド軸受
には軸40aを挿通させ、該軸の先端部にはスキージ保
持具に固着させたスキージ39を水平状態に保持すると
該スキージがスクリーン11aに平行移動できるよう設
けている。そして、シリンダ37の作動により、スキー
ジ39はスクリーン枠11のスクリーン11aに適宜な
圧接力でもって接触させ、シリンダ37の逆作動によ
り、スキージ39はスクリーン枠11より脱出できるよ
うに設けたものである。更に、シリンダ37の作動によ
り、スキージ39を前方へ、また、逆作動により後方へ
移動してスクリーン枠11に注入せしめたプラスチッ
ク、ゴム等の膠質溶液をスキージングし、スクリーン1
1aを通して靴下1に滑り止め作用をする凸部となる文
字、模様などを印刷できるよう構成したものである。
【0020】更に、方形の枠12の側部で且つ靴下2に
印刷するスクリーン11aの模様の手前位置と前方位置
に光電スイッチ、近接スイッチ、リミットスイッチなど
の検出器41aを設けると共にL形プレートの側部で検
出器側に検出器41aに対応する受光器、カムなどの検
出器41bを設けている。そして、スキージ39がその
位置に至ると、検出器41bが検出器41aに作用して
シリンダ37を作動させ、該シリンダに連通せしめた減
圧弁を制御し、スキージ39をスクリーン11aに適切
な圧力でもって押え付けてスキージングし、模様部を通
過するとスキージ39への圧力を軽減できるよう電気回
路、空気圧回路を組み合わせて設けている。これは、ス
クリーンを傷めないようにするためのものであって、靴
下1を印刷しない部分は、スキージ39をスクリーン1
1aに軽く接触させてスクリーン枠11に注入せしめた
プラスチック、ゴム等の膠質溶液を移動させるようにし
たものである。
【0021】なお、本発明実施例では、ドクター移動機
構とスキージング機構とを一部共用とする機構を説明し
たが、例えば、この両者を分離しても本機能を発揮する
ことができ、本発明は本実施例には限定されない。
【0022】足型受け手段Jは、図3に示すように、印
刷に際し、コンベヤ上の足型2を水平状態に下方より受
けて保持するためのテーブル43と、該テーブルを水平
状態に支持すると共に上下動させるシリンダなどの上下
機構44とより成り、前記印刷手段Dのスクリーン枠1
1の下方位置で且つ間欠移送され位置決めされる足型2
の下面にテーブル43が接離可能に配設したものであ
る。即ち、図1に示すように、間欠移送され位置決めさ
れる足型2の下方位置で且つ固定台10上にシリンダ4
4をピストンロッド部44aを上方に向けて垂直に取付
け、該にシリンダのピストンロッド部44aには足型を
水平状態に保持するためのテーブル43を固着せしめ、
足型2が真上にきて位置決めされると、シリンダ44を
作動させてテーブル43を上昇させ足型2に接して下方
より支持し、印刷する際の押え止めの役割を果たすもの
である。そして、靴下1が印刷されると、シリンダ44
が逆作動してテーブル43は下降し足型2の移動を妨げ
ないようにしたものである。
【0023】クリーニング手段Lは、図1に示すよう
に、前記スクリーン枠11が上昇した時点で、クリーニ
ング部材46を足型2とスクリーン枠11との間に挿入
し、スクリーン枠11の下降時には脱出させるクリーニ
ング部材挿入機構Mと、該クリーニング部材をスクリー
ン枠のスクリーン11a下面に接触、離脱させるクリー
ニング部材接離機構Nと、クリーニング部材46を回動
させてスクリーン11aに付着する膠質溶液を拭き取る
よう設けたクリーニング部材回動機構Oとより構成した
ものである。
【0024】クリーニング部材接離機構Nは、図1に示
すように、円形軌道3の内側面に角パイプ状の固定枠5
0を円形軌道3の中心部へと取付け、該固定枠上には前
後左右位置に軸受51を設け、それぞれの軸受にはリン
ク52の一端部を軸支し、それぞれのリンクの他端部に
は軸53aを挿通し、該軸は軸受53にて支持され、そ
れぞれの軸受53はクリーニング枠55の下面部に取付
けている。更に、前記軸53aにはシリンダ53のピス
トンロッド部を連結し、該シリンダのクレビス部は固定
枠50上に取付けている。そして、シリンダ53の作動
によりピストンロッド部が伸長しリンク52を介してク
リーニング枠55を前方上方へと移動させ、クリーニン
グ部材46をスクリーン枠11のスクリーン11a下面
に接触するよう構成したものである。
【0025】クリーニング部材挿入機構Mは、図7、図
8に示すように、前記クリーニング枠55の長さ方向に
2本のガイドバー56を平行して設け、該ガイドバーに
は移動台57を摺動可能に嵌め合わせ、該移動台には駆
動枠58を前記ガイドバー56に沿って取付けている。
更に、前記移動台57の後部位置にはシリンダ59のピ
ストンロッド部59aを連結し、該シリンダはクリーニ
ング枠55の後面部に取付けている。そして、スクリー
ン枠11が上昇した時点で、シリンダ59を作動させて
ピストンロッド部59aを伸長させることにより、移動
台53と該移動台に取付けている駆動枠58をガイドバ
ー56に沿って移動させて、クリーニング部材46を足
型2とスクリーン枠11との間に挿入し、次いで、シリ
ンダ53の作動によりリンク52が前方上方へと移動し
てスクリーン枠11のスクリーン11a下面に接触する
よう構成したものである。
【0026】クリーニング部材回動機構Oは、図7、図
8に示すように、移動台57に取付けた駆動枠58の後
部上面部にモータ60を倒立して設置し、該モータの出
力軸にはスプロケット61を軸着すると共に、駆動枠5
8の前方部位置には、図9に示すように、軸48を軸受
47にて支持され、該軸にはスプロケット62を嵌め合
い固着し、該スプロケット62と前記スプロケット61
とはチェーン63にて掛け渡されている。更に、前記軸
48には円板が嵌め合い固着され、該円板にはクリーニ
ング部材46を取付けている。そして、モータ60を作
動させることにより、スプロケット61〜チェーン63
〜スプロケット62〜軸48を介してクリーニング部材
46を回転させ、該クリーニング部材がスクリーン枠1
1の下面に接触すると、スクリーン11aに付着してい
る膠質溶液を拭き取るよう構成したものである。
【0027】なお、クリーニング部材回動機構Oは、本
実施例ではクリーニング部材を回転させるよう設けてい
るが、例えば、クリーニング部材をクランク運動させて
スクリーンに付着している膠質溶液を拭き取るようにし
てもよく、また、車のフロントガラスの水滴を拭き取る
ワイパー方式を用いてもよく、本発明は実施例には限定
されない。
【0028】クリーニング部材46は、図9に示すよう
に、軸受47により支持されている軸48の先端部には
円板49を嵌め合い固着し、該円板49にはクッション
46aを介して布46bで覆い円板49の下面にて着脱
可能に取付けたものである。なお、クッションはスクリ
ーンに衝撃を与えないようにしたもので、材質はゴム、
発砲ウレタンなどの発砲樹脂、または、弾力性のある布
など適宜決められる。更に、布もスクリーンに付着する
膠質溶液が拭き取れるようなものであればよく、例え
ば、繊維製の布、吸収性のある合成樹脂製の布などのも
のを用いてもよく、要は、スクリーンを傷つけず且つ膠
質溶液が拭き取れる吸収性、吸着性のよい材質のもので
あればよく、本発明は本実施例には限定されない。
【0029】乾燥手段Kは、図10に示すように、円形
軌道3に沿って且つ印刷手段Dの次工程位置に配設した
もので、足型2が通過できるようにした乾燥室65と、
該乾燥室の通過する足型2の周辺位置にヒータ66を足
型2の進行方向に複数個配設したものである。更に、印
刷された靴下2を乾燥の際、プラスチック、ゴム等の膠
質溶液より発生する揮発性のガスなどを乾燥室外へ排出
する排気用フアンを乾燥室と連通して設けている。更
に、図示していないが、乾燥室には温度検出器を設け、
該検出信号を調節計に伝達し、設定温度と比較させて、
ヒータを制御し希望する乾燥温度に制御する周知の温度
制御手段を備えている。また、乾燥室65の出口には加
熱された靴下1を冷却する冷却用ファン68を設けてい
る。
【0030】なお、ヒータ66には、蒸気ヒータ、電熱
ヒータ、ガスヒータなどがあるが、好ましくは、遠赤外
線ヒータを用いるとよい。その理由として、遠赤外線ヒ
ータは、プラスチック、ゴム、合成繊維等の高分子物質
にはいずれも4〜50μ以上にわたる長波領域の赤外線
を例外なくよく吸収する特性をもっており、これが遠赤
外線ヒータの放射する波長域と合致するため大きな加熱
効果が得られる。従って、本発明のようにプラスチッ
ク、ゴム等の膠質溶液を印刷した靴下を加熱した場合
は、非常に効率よく熱が吸収されるため、加熱および乾
燥時間を短時間に行なうことができる。
【0031】次に、その作用を説明する。図10に示す
間欠移動機構Cを作動させてコンベヤ上の足型2を1ピ
ッチずつ間欠的に移動させると共に靴下挿着ゾーンP位
置にてコンベヤ上の多数の足型2に靴下1を順次挿着す
る。
【0032】足型2に挿着された靴下1が、図10に示
す第1の印刷手段D位置(例えば黄色の印刷)へと搬送
されてくると、センターキープ機構Fの直進回動シリン
ダ21を作動させて腕22の突起部22aを回動収縮さ
せ、図3、図4に示す二点鎖線で示すように、腕の突起
部22aが足型ホルダー6の両側部を挾み保持し、足型
ホルダー6に保持されている足型2のセンターと可動枠
20のセンターとをシリンダ26の圧力に抗して合致さ
せ、両者のセンター出しを行なう。
【0033】次いで、足型受け手段Jのシリンダ26を
作動させて、図3の二点鎖線で示すように、靴下1を挿
着した板状の足型2を下方より水平に支持すると共に、
図1に示す枠上下移動機構Gのシリンダ27を作動させ
て上下移動枠Eをピン15を支点として、上下移動枠E
の下面部に取付けたスクリーン枠11とドクター移動機
構Hとスキージング機構Iとを、図3に示す位置へと下
降させて、スクリーン枠のスクリーン11aをテーブル
43上の靴下足底部1aに軽く密着させる。
【0034】次いで、図1、図2に示すドクター移動機
構Hのシリンダ34を作動させてドクター35を図3に
示す位置に下降させ、スクリーン11aと僅かな隙間を
もたせた状態で保持させる。次いで、シリンダ30を作
動させてドクター35を前方に移動させてスクリーン枠
11内に注入せしめたプラスチック、ゴム等の膠質溶液
の厚さを均一にした後、シリンダ34を逆作動させてド
クター35を上昇させ、続いて、スキージング機構Iの
シリンダ37を作動させてスキージ39を図3の二点鎖
線で示す位置まで下降させ、スキージ39をスクリーン
11a面に軽く接触させる。
【0035】次いで、シリンダ30を逆作動させてスキ
ージ39を図3の二点鎖線の矢印で示す方向へと移動さ
せてスクリーン枠11内で均一な厚さにせしめたプラス
チック、ゴム等の膠質溶液を軽くかき摺るスキージング
作用を行なうが、そのスキージング中、スキージ39が
靴下1に印刷するスクリーン11aの模様の手前位置に
至ると、図2に示す検出器41aが作用し、該検出器の
信号により減圧弁を制御してシリンダ37の圧力を増加
させ、スキージ39をスクリーン11aに適宜な圧接力
でもってスキージングを行ない、プラスチック、ゴム等
の膠質溶液を靴下足底部1aに印刷する。そして、スキ
ージ39がスクリーン11aの模様部位置を過ぎると別
の検出器41aが作用して減圧弁を制御しシリンダ37
の圧力を減少させ、スキージ39のスクリーン11aに
接する圧力を小さくする。
【0036】そして、スキージ39が、図3に示す位置
に復帰すると、上下移動機構Gのシリンダ27を逆作動
させて、上下移動枠E、スクリーン枠11、ドクター移
動機構H、スキージング機構Iを共に上昇させると共
に、スキージング機構Iのシリンダ37を逆作動させて
スキージ39を元位置に復帰させて一足の靴下1の第1
の印刷作業は終了する。続いて、図4に示すセンターキ
ープ機構Fの直進回動シリンダ21を逆作動させて腕2
2の突起部22aの足型ホルダー6の両側部の挾持を解
放すると共に、足型受け手段Jのシリンダ44を逆作動
させてテーブル43を下降させる。そして、間欠移動機
構Cを作動させてコンベヤB上の足型2を1ピッチ移動
させる。
【0037】そして、次々と、黄色に印刷された靴下1
は次工程位置の第1の乾燥手段の乾燥室65に移送さ
れ、該乾燥室上方に配設したヒータ66により加熱され
る。続いて、乾燥された靴下1は乾燥室65より搬出さ
れ、第2の印刷手段位置(例えば赤色の印刷)へと移送
される。
【0038】そして、第2の印刷手段位置にて第1の印
刷手段にて行なった印刷(但し印刷する色および模様は
異なる)が行なわれ、第2の印刷手段にて印刷された靴
下は、第2の乾燥手段の乾燥室にて乾燥され、乾燥室よ
り搬出され、靴下抜取りゾーン位置にて抜取られ一足の
靴下の一工程が完了する。
【0039】なお、本発明実施例の装置を利用して、足
型の代りに平板状の治具を取り付けることにより、例え
ば、手提カバンの握り部に多色刷りの滑り止め処理を施
こすことも可能である。
【0040】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成しているか
ら、1台の機械で多色刷りができるため、従来の一色刷
りの装置で多色刷りを行なうことによる、その色、模様
分の台数の装置が必要となる問題、更に、靴下を足型に
挿入、取外しする作業も、従来の複数倍(多色の倍数)
必要となって加工賃が高く、装置の価格と相俟って靴下
が高くなり経済ベースに乗らないという問題が解消され
る。更に、印刷手段にセンターキープ機構を備えてスク
リーン枠と足型とのセンタを合致できるため、多色間の
色ずれがなく品質のよい靴下を提供できる。また、クリ
ーニング手段を付設しているため、印刷の際、スクリー
ンの下面に付着する膠質溶液を適時自動的に拭き取るこ
とができるため、機械を停止させることなく、スクリー
ンに付着する膠質溶液を拭き取る作業者の余分な作業が
無くなり、生産性向上が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する装置の一実施例の一部破断し
た概略側面図。
【図2】本発明を実施する装置の一実施例の一部破断し
た概略上面図。
【図3】本発明を実施する装置の一実施例で足型間欠移
送手段、印刷手段、足型受け手段を示す一部破断した概
略側面図。
【図4】本発明を実施する装置の一実施例でセンターキ
ープ機構を示す概略上面図。
【図5】本発明を実施する装置の一実施例でセンターキ
ープ機構を示す概略正面図。
【図6】本発明を実施する装置の一実施例でセンターキ
ープ機構を示す概略上面図。
【図7】本発明を実施する装置の一実施例でクリーニン
グ手段を示す一部破断した概略側面図。
【図8】本発明を実施する装置の一実施例でクリーニン
グ手段を示す概略上面図。
【図9】本発明を実施する装置の一実施例でクリーニン
グ部材を示す概略側面断面図。
【図10】本発明を実施する装置の一実施例で全体の構
成を示す簡略上面図。
【符号の説明】
A 足型間欠移送手段 B コンベヤ C 間欠移動機構 D 印刷手段 E 上下移動枠 F センターキープ機構 G 上下移動機構 H ドクター移動機構 I スキージング機構 J 足型受け手段 K 乾燥手段 L クリーニング手段 M クリーニング部材挿入機構 N クリーニング部材接離機構 O クリーニング部材回動機構 P 靴下挿着ゾーン Q 靴下抜取りゾーン 1 靴下 1a 靴下足底部 2 足 3 軌道 4 内歯車 5 回転円板 6 足型ホルダー 7 ピニオン歯車 8 割り出し機構 9 モータ 9a 減速機構 10 固定台 11 スクリーン枠 11a スクリーン 12 方形の枠 13 取付け枠 14 軸受 15 ピン 16 支持板 17 スクリーン枠固定具 20 可動枠 21 直進回動シリンダ 21a ロッド部 22 腕 22a 突起部 23 レール 24 ローラ保持部材 24a ローラ 25 センタブロック 26 シリンダ 26a ピストンロッド部 27 シリンダ 28 リンク 29 支持板 30 シリンダ 31 ガイドバー 32 L形プレート 33 スライド軸受 34 シリンダ 35 ドクター 36 スライド軸受 37 シリンダ 38 スキージング保持具 39 スキージ 40 スライド軸受 40a 軸 41a 検出器 41b 検出器 43 テーブル 44 上下機構(シリンダ) 44a ピストンロッド部 46 クリーニング部材 47 軸受 48 軸 49 円板 50 固定枠 51 軸受 52 リンク 53 軸受 53a 軸 54 シリンダ 55 クリーニング枠 56 ガイドバー 57 移動台 58 駆動枠 59 シリンダ 59a ピストンロッド部 60 モータ 61 スプロケット 62 スプロケット 63 チェーン 65 乾燥室 66 モータ 67 排気用ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41F 35/00 C B41M 1/40 Z

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端状の軌道3上に多数の足型ホルダー
    6を均等にして水平状態に回動可能支持すると共に各足
    型ホルダー6の先端部に足型2を取付けたコンベヤB
    と、該コンベヤ上の足型2を1ピッチずつ間欠的に移動
    させる間欠移動機構Cとより成る足型間欠移送手段A
    を、固定台10上に設置し、 スクリーン枠11を挿入可能にして保持する上下移動枠
    Eと、前記スクリーン枠11を移送される足型2のセン
    ターに位置決めするセンターキープ機構Fと、前記上下
    移動枠Eを上下運動させる枠上下移動機構Gと、スクリ
    ーン枠11内に注入したプラスチック、ゴム等の膠質溶
    液の厚さを均一にさせるドクター移動機構Hと、スクリ
    ーン枠11のスクリーン11aを介して靴下足底部1a
    にプラスチック、ゴム等の膠質溶液を印刷させるための
    スキージング機構Iとより成る印刷手段Dを、前記コン
    ベヤB上で足型への靴下挿入位置の次工程位置に配設
    し、 印刷に際し、コンベヤB上の足型2を水平状態に下方よ
    り受けて保持するためのテーブル43を水平状態に支持
    すると共に上下動させる足型受け手段Jを、前記印刷手
    段Dのスクリーン枠11の下方位置で且つ間欠移送され
    位置決めされる足型下面にテーブル43が接離可能に配
    設し、 前記足型2が通過できるようにした乾燥室65と、該乾
    燥室65の通過する足型2の周辺位置で且つ足型2の進
    行方向に設けたヒータ66とより成り、印刷された靴下
    の膠質溶液を乾燥させるよう設けた乾燥手段Kを、前記
    印刷手段Dの次工程位置に配設し、 これら印刷手段Dと足型受け手段Jと乾燥手段Kとを一
    組として、足型間欠移送手段AのコンベヤB上に複数組
    均等に配設し、それぞれの組で足型2に挿入された靴下
    足底部1aに色の異なるプラスチック、ゴム等の膠質溶
    液を印刷し乾燥させるよう構成したことを特徴とする靴
    下の滑止め用多色印刷装置。
  2. 【請求項2】 スクリーン枠11が上昇した時点で、ク
    リーニング部材46を足型2とスクリーン枠11との間
    に挿入し、スクリーン枠11の下降時には脱出させるク
    リーニング部材挿入機構Mと、該クリーニング部材46
    をスクリーン枠11のスクリーン11aの下面に接触、
    離脱させるクリーニング部材接離機構Nと、クリーニン
    グ部材46を回動させてスクリーン11aに付着する膠
    質溶液を拭き取るよう設けたクリーニング部材回動機構
    Oとより成るクリーニング手段Lを、スクリーン枠11
    に対応して配設している請求項1記載の靴下の滑止め用
    多色印刷装置。
JP29581094A 1994-11-04 1994-11-04 靴下の滑止め用多色印刷装置 Pending JPH08134769A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29581094A JPH08134769A (ja) 1994-11-04 1994-11-04 靴下の滑止め用多色印刷装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29581094A JPH08134769A (ja) 1994-11-04 1994-11-04 靴下の滑止め用多色印刷装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08134769A true JPH08134769A (ja) 1996-05-28

Family

ID=17825465

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29581094A Pending JPH08134769A (ja) 1994-11-04 1994-11-04 靴下の滑止め用多色印刷装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08134769A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006077345A (ja) * 2004-09-08 2006-03-23 Sanesu Chemical:Kk 靴下の製造方法
CN113246601A (zh) * 2021-05-17 2021-08-13 吴江市裕成纺织品有限公司 一种高弹春亚纺加工用印花装置及其印花方法
KR102631801B1 (ko) * 2023-07-06 2024-01-31 주식회사 티앤비컴퍼니 자동 인쇄 장치

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006077345A (ja) * 2004-09-08 2006-03-23 Sanesu Chemical:Kk 靴下の製造方法
CN113246601A (zh) * 2021-05-17 2021-08-13 吴江市裕成纺织品有限公司 一种高弹春亚纺加工用印花装置及其印花方法
CN113246601B (zh) * 2021-05-17 2024-01-23 吴江市裕成纺织品有限公司 一种高弹春亚纺加工用印花装置及其印花方法
KR102631801B1 (ko) * 2023-07-06 2024-01-31 주식회사 티앤비컴퍼니 자동 인쇄 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0175806B1 (en) Apparatus for transfer printing
CN112428675A (zh) 一种陶瓷厂用盘子印花设备
US6393981B1 (en) Multiple color printer having vertically moveable print pad
JP2002068154A (ja) 印刷装置、及び印刷方法
US3868902A (en) Multi-station printing machine for ceramic ware
US4671174A (en) Multicolor silk screen printing machine with moveable heating carriage
US4567822A (en) Apparatus and method for decorating articles
CN205395405U (zh) 灭火器用全自动多功能多色丝印一体机
CN1970307B (zh) 金属箔转印机
JPH08134769A (ja) 靴下の滑止め用多色印刷装置
KR101193981B1 (ko) 패드 인쇄 장치
US5713277A (en) Combination print head and pivotable print screen holder and method for improved operator safety during screen maintenance
JPH0548745B2 (ja)
US2612835A (en) Screen printing machine for textiles
CN112937085A (zh) 一种新一代信息技术用芯片表面的丝印印刷装置
JP2007069954A (ja) 転写印刷装置
US5533445A (en) Automated printing machine and process
JPH10278226A (ja) パッド印刷機
US2866404A (en) Machine for screen printing stepwise movable webs of cloth
CN208682310U (zh) 羊毛印花机的送料机构
CA1154954A (en) Apparatus for printing fabrics with a screen printing process
KR19980037346A (ko) 멤브레인 프레스장치
CN211730652U (zh) 一种消防水带烫金装置
CN114311985B (zh) 一种自动椭圆印花机链式传动装置
CN218343046U (zh) 一种移印机