JPH08134700A - 金属材の表面処理法 - Google Patents

金属材の表面処理法

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JPH08134700A
JPH08134700A JP29575694A JP29575694A JPH08134700A JP H08134700 A JPH08134700 A JP H08134700A JP 29575694 A JP29575694 A JP 29575694A JP 29575694 A JP29575694 A JP 29575694A JP H08134700 A JPH08134700 A JP H08134700A
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JP
Japan
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hardened layer
layer
crankshaft
strain
metal material
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Application number
JP29575694A
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English (en)
Inventor
Hisahiro Ito
寿浩 伊藤
Shuhei Adachi
修平 安達
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Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属材の母材の表面に硬化層を形成した後、
この金属材を加圧してその曲がりを修正した場合でも、
金属材の寿命を十分に長くできるようにする。 【構成】 母材13の表面に硬化層14を形成する。そ
の後、この硬化層14の一部16を除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エンジンにおけるク
ランク軸などの金属材の表面処理法に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンにおける金属材であるクランク
軸では、ジャーナルなどの表面に大きい負荷が与えられ
るため、摩耗し易いなど寿命上の問題が生じるおそれが
ある。。そこで、従来より、上記クランク軸の母材の表
面にガス軟窒化等により表面硬化処理を施して、その表
面に化合物層と拡散層とで構成される硬化層を形成し、
このクランク軸の耐摩耗性や強度を向上させることが行
われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した表
面硬化処理などの工程においては、上記クランク軸に曲
がりが生じることがあるため、これを加圧して、適正形
状となるように上記曲がりを修正することが行われてい
る。
【0004】しかし、クランク軸の表面は前記硬化層が
形成されていて脆いため、上記のように修正しようとし
て加圧すると、この加圧で歪が集中する歪集中部の上記
硬化層中の化合物層に多くの亀裂が生じることがあり、
これが生じると、上記歪集中部の疲れ限度が低下して、
クランク軸の寿命の向上が十分には得られないという問
題を生じる。
【0005】
【発明の目的】この発明は、上記のような事情に注目し
てなされたもので、金属材の母材の表面に硬化層を形成
した後、この金属材を加工してその曲がりを修正した場
合でも、金属材の寿命を十分に長くできるようにするこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
のこの発明の請求項1は、母材13の表面に硬化層14
を形成し、その後、この硬化層14の一部16を除去す
るようにしたものである。
【0007】請求項2は、上記請求項1において、母材
13の表面を窒化処理してこの母材13の表面に硬化層
14を形成したものである。
【0008】請求項3は、上記請求項1、もしくは2に
おいて、硬化層14の一部16を電解研磨により除去す
るようにしたものである。
【0009】請求項4は、上記請求項3における電解研
磨に代えて、機械研磨にしたものである。
【0010】請求項5は、上記請求項3における電解研
磨に代えて、ピーニングにしたものである。
【0011】
【作 用】上記構成による作用は次の如くである。
【0012】なお、この「作用」の項において、下記し
た( )内の用語は、特許請求の範囲の用語に対応する
ものである。
【0013】クランク軸(金属材)3の母材13の表面
に硬化層14を形成した後、このクランク軸(金属材)
3を加圧してその曲がりを修正する場合には、このクラ
ンク軸(金属材)3への加圧により、歪が集中し易いと
考えられる歪集中部15における硬化層14の少なくと
も一部16を除去する。
【0014】そして、上記クランク軸(金属材)3を加
圧して曲がりを修正する。この際、上記歪集中部15に
は歪が集中するが、上記硬化層14の一部16が除去さ
れたことにより、上記歪集中部15の靭性が向上する。
このため、この歪集中部15における亀裂の発生限界が
上昇して、疲れ限度の低下が上記クランク軸(金属材)
3の歪集中部15に局部的に生じるということが防止さ
れる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面により説明す
る。
【0016】図1において、符号1は自動二輪車に搭載
された内燃機関であるエンジンで、このエンジン1はク
ランクケース2と、このクランクケース2内に収容され
る金属材であるクランク軸3と、このクランク軸3をそ
の軸心4回りに回転自在となるよう上記クランクケース
2に支承させる軸受5とを備えている。
【0017】上記クランク軸3は、上記軸心4上に位置
して軸受5に直接的に支承されるクランク主軸7と、こ
のクランク主軸7の径方向外方に向ってこのクランク主
軸7から突出するクランクアーム8と、上記軸心4から
偏心した位置で上記クランクアーム8に取り付けられる
クランクピン9と、上記クランクアーム8の突出方向の
反対方向に向ってこのクランクアーム8から突出するク
ランクウェブ10とで構成されている。
【0018】上記クランク軸3の素材には、例えば炭素
鋼であるS50Cや、合金鋼であるSCM440が用い
られる。上記クランク軸3の成形に際しては、まず、素
材が鍛造されて熱処理され、これが母材13とされる。
次に、この母材13の表面が切削加工され、この母材1
3の表面にガス軟窒化等の表面硬化処理が施されて硬化
層14が形成される。そして、この硬化層14により、
上記クランク軸3は軸受5との接触による摩耗等が防止
されて、このクランク軸3の寿命が向上させられる。
【0019】上記硬化層14は、その表面側が化合物層
14aとされ、この化合物層14aから母材13に至る
部分が拡散層14bとされている。上記化合物層14a
は鉄と窒素とが化学的に結合した極めて硬い層であり、
一方、拡散層14bは窒素が過飽和に固溶した硬い層で
ある。上記硬化層14の表面から、上記化合物層14a
と拡散層14bとの境界面に至る距離はL1 であり、つ
まり、化合物層14aの厚さはL1 であり、これは例え
ば10〜15μmである。また、同上硬化層14の表面
から、上記拡散層14bと母材13との境界面に至る距
離はL2 であり、つまり、拡散層14bの厚さは(L2
−L1 )である。
【0020】上記クランク軸3の母材13の表面に硬化
層14を形成した後には、このクランク軸3を加圧して
その曲がりが修正される。この場合、このクランク軸3
への加圧により、歪が集中し易いと考えられる歪集中部
15において硬化層14の化合物層14aの少なくとも
面方向での一部16が除去される。
【0021】上記一部16は、図例では、上記クランク
主軸7とクランクアーム8の結合部におけるジャーナル
フィレット(すみ部)であり、上記硬化層14の表面か
ら上記除去後の表面に至る距離はL0 であり、図例では
1 ≦L0 <L2 となっている。
【0022】また、上記歪集中部15は軸受5とは接触
しない部分のため、この歪集中部15における硬化層1
4の一部16を除去しても何ら支障がない。
【0023】そして、上記クランク軸3を加圧して曲が
りを修正する。この際、上記歪集中部15には歪が集中
するが、上記硬化層14の一部16が除去されたことに
より、上記歪集中部15の靭性が向上する。このため、
この歪集中部15における亀裂の発生限界が上昇して、
疲れ限度の低下が上記クランク軸3の歪集中部15に局
部的に生じるということが防止される。
【0024】上記クランク軸3の上記したジャーナルフ
ィレット等の歪集中部15は、エンジン1の運転中の爆
発力や慣性力による繰り返し荷重で、応力が集中し易い
部分でもある。このため、上記歪集中部15の疲れ限度
は、他の部分に比べて著しく偏って短時間に低下するお
それがある。
【0025】しかし、上記したように、歪集中部15に
おける硬化層14の化合物層14aの一部16が除去さ
れて、上記歪集中部15の靭性が向上させられているた
め、上記歪集中部15の疲れ限度の低下が抑制され、ク
ランク軸3の寿命の向上が達成される。
【0026】図2は、歪集中部15における硬化層14
の化合物層14aの一部16を除去しない、つまり、表
面硬化処理が施されたままのクランク軸3(化合物層未
処理品)と、同上化合物層14aの一部16を除去した
クランク軸3(化合物層除去品)とを資料として実験
し、歪集中部15の靭性がどのように改善されるかを求
めた際の結果であり、より具体的には、塑性伸び(変形
量:%)と、降伏点の応力(MPa)との関係を求めた
際の結果である。
【0027】上記図2によれば、化合物層未処理品は塑
性伸びが0.25%でクラックが生じたのに対し、化合
物層除去品では塑性伸びが1.40%でクラックが生
じ、このため、硬化層14の化合物層14aの一部16
を除去したことにより、塑性伸びが5.6倍向上した。
【0028】また、化合物層未処理品は降伏点が150
0MPaであるのに対し、化合物層除去品では1600
MPaであり、このため、硬化層14の化合物層14a
の一部16を除去したことにより、降伏点が7%向上し
た。
【0029】よって、上記したように、硬化層14の化
合物層14aの一部16を除去したことにより、歪集中
部15の靭性が向上したことがわかる。
【0030】図3は、化合物層未処理品と化合物層除去
品とを資料として実験し、歪集中部15の疲労強度がど
のように改善されるかを求めたものである。より具体的
には、歪集中部15に繰り返し負荷を与えることによ
り、各応力(MPa)レベルにおける破損までの繰り返
し数(回)がどのように変化するかを求めた。
【0031】上記図3によれば、いずれの応力(MP
a)レベルにおいても、硬化層未処理品に比べて、硬化
層処理品は破損までの繰り返し数が大きくなることがわ
かる。
【0032】上記歪集中部15における硬化層14の機
械的な性質は、ガス軟窒化で硬化層14を成形したまま
にして、この硬化層14の一部16を除去しない場合
と、硬化層14の化合物層14aの一部16を各種除去
法で除去した場合とにつき、それぞれにつき異なってい
る。上記除去法には、例えば、電気化学的な電解研磨に
よるもの、機械研磨の一例であるペーパーラップによる
もの、SiC製や鋼製の粒体を硬化層14の表面に投射
するピーニング(いわゆるマイクロショットブラスト)
によるものがある。
【0033】図4において、硬化層14における硬度分
布(HV)を求める実験をした。この結果、この硬度分
布はガス軟窒化のまま(実線図示、以下同じ)と電解研
磨(破線図示、以下同じ)とが最も小さく、ペーパーラ
ップ(一点鎖線図示、以下同じ)、ピーニング(二点鎖
線図示、以下同じ)の順序で上昇することとなってい
る。
【0034】即ち、ピーニングによれば、上記硬化層1
4の一部16を除去する際には、投射される粒体により
硬化層14の表面が繰り返し衝撃的に大きい圧力で加圧
される。また、ペーパーラップによる場合には、上記ピ
ーニングによるほどではないが、上記除去の際に硬化層
14の表面が加圧される。一方、電解研磨によれば、上
記除去の際、硬化層14の表面はほとんど加圧されな
い。よって、除去後の硬化層14の硬度は、上記した順
序となる。
【0035】図5において、硬化層14における窒素濃
度分布を求める実験をした。この分布は、ガス軟窒化の
ままと、電解研磨、ペーパーラップ、およびピーニング
のいずれの処理をした場合も同じである。
【0036】図6において、硬化層14における圧縮残
留応力分布を求める実験をした。この結果、一部16が
除去された硬化層14の表面近傍では、ガス軟窒化のま
まに比べて、ペーパーラップの方が残留応力が大きくな
り、ピーニングでは更に大きくなった、この原因は、前
記図4により、硬度分布につき説明したのと同じく、除
去の際に、硬化層14の表面が受ける加圧力の差による
ものである。
【0037】図7において、硬化層14における転位密
度を求める実験をした。この結果、この転位密度はガス
軟窒化のままの場合と、電解研磨による場合とは同じで
あるが、ガス軟窒化のままに比べ、ペーパーラップの方
が転位密度が大きくなり、ピーニングでは更に大きくな
った。この原因は、前記図4により、硬度分布につき説
明したのと同じく、除去の際に、硬化層14の表面が受
ける加圧力の差によるものである。
【0038】そして、前記した電解研磨によれば、一部
16が除去された硬化層14において、残留応力や転位
密度の上昇はないが、上記除去後の硬化層14の表面が
平滑に美麗に仕上がるという利点がある。
【0039】一方、ペーパーラップによれば、一部16
が除去された硬化層14の表面は少し粗くなるが、この
硬化層14における残留応力や転位密度が上昇するた
め、靭性が向上し、降伏点や疲れ限度が上昇する。
【0040】また、ピーニングによれば、一部16が除
去された硬化層14の表面は更に粗くなるが、上記硬化
層14における疲れ限度は、上記ペーパーラップの場合
よりも更に上昇する。
【0041】なお、以上は図示の例によるが、母材13
の表面硬化処理は、浸炭法によるものであってもよい。
また、上記硬化層14の一部16を除去する部分は、隅
部に限定されず、母材13の平坦な面の面方向の一部
や、外周面の面方向の一部であってもよい。更に、除去
後の距離L0 は化合物層14aの厚さL1 よりも小さく
てもよい。
【0042】
【発明の効果】この発明によれば、次の効果がある。
【0043】請求項1によれば、母材の表面に硬化層を
形成し、その後、この硬化層の一部を除去するようにし
てある。
【0044】このため、金属材の母材の表面に硬化層を
形成した後、この金属材を加圧してその曲がりを修正す
る場合には、この金属材への加圧により、歪が集中し易
いと考えられる歪集中部における硬化層の少なくとも一
部を除去する。
【0045】そして、上記金属材を加圧して曲がりを修
正する。この際、上記歪集中部には歪が集中するが、上
記硬化層の一部が除去されたことにより、上記歪集中部
の靭性が向上する。このため、この歪集中部における亀
裂の発生限界が上昇して、疲れ限度の低下が上記金属材
の歪集中部に局部的に生じるということが防止される。
【0046】よって、金属材の母材の表面に硬化層を形
成した後、この金属材を加圧してその曲がりを修正した
場合でも、金属材の寿命を十分に長くできる。
【0047】請求項2によれば、上記請求項1におい
て、母材の表面を窒化処理してこの母材の表面に硬化層
を形成してある。
【0048】そして、上記窒化処理は表面硬化処理上、
作業が容易であるため、上記表面処理が容易にできて有
益である。
【0049】請求項3によれば、上記請求項1、もしく
は2において、硬化層の一部を電解研磨により除去する
ようにしてある。
【0050】これによれば、硬化層の一部の除去後にお
けるこの硬化層の表面が平滑に美麗に仕上がるため、製
品の見栄えの点で有益である。
【0051】請求項4によれば、請求項1、もしくは2
において、硬化層の一部を機械研磨により除去するよう
にしてある。
【0052】これによれば、硬化層の一部の除去後にお
けるこの硬化層の表面はある程度平滑にできると共に、
この硬化層における残留応力や転位密度が上昇するた
め、靭性が向上し、降伏点や疲れ限度が上昇する。よっ
て、金属材の見栄えが良好に保たれると共に、その寿命
をより長くできる。
【0053】請求項5によれば、請求項1、もしくは2
において、硬化層の一部をピーニングにより除去するよ
うにしてある。
【0054】これによれば、硬化層の一部の除去後にお
けるこの硬化層の疲れ限度は上記機械研磨によるよりも
更に上昇して、金属材の寿命を更に長くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クランク軸の部分図で一部断面図である。
【図2】塑性伸びと応力との関係についての実験結果を
示すグラフ図である。
【図3】応力と破損までの繰り返し数との関係について
の実験結果を示すグラフ図である。
【図4】硬化層の表面からの距離と硬度分布との関係に
ついての実験結果を示すグラフ図である。
【図5】硬化層の表面からの距離と窒素濃度分布との関
係についての実験結果を示すグラフ図である。
【図6】硬化層の表面からの距離と残留応力分布との関
係についての実験結果を示すグラフ図である。
【図7】硬化層の表面からの距離と転位密度との関係に
ついての実験結果を示すグラフ図である。
【符号の説明】
1 エンジン 3 クランク軸(金属材) 13 母材 14 硬化層 14a 化合物層 14b 拡散層 15 歪集中部 16 一部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 母材の表面に硬化層を形成し、その後、
    この硬化層の一部を除去するようにした金属材の表面処
    理法。
  2. 【請求項2】 母材の表面を窒化処理してこの母材の表
    面に硬化層を形成した請求項1に記載の金属材の表面処
    理法。
  3. 【請求項3】 硬化層の一部を電解研磨により除去する
    ようにした請求項1、もしくは2に記載の金属材の表面
    処理法。
  4. 【請求項4】 硬化層の一部を機械研磨により除去する
    ようにした請求項1、もしくは2に記載の金属材の表面
    処理法。
  5. 【請求項5】 硬化層の一部をピーニングにより除去す
    るようにした請求項1、もしくは2に記載の金属材の表
    面処理法。
JP29575694A 1994-11-04 1994-11-04 金属材の表面処理法 Pending JPH08134700A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002025068A1 (en) * 2000-09-21 2002-03-28 Nissan Motor Co., Ltd. Sliding member and method of manufacturing thereof
US6896633B2 (en) 2001-08-10 2005-05-24 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Belt for continuously variable transmission

Cited By (3)

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WO2002025068A1 (en) * 2000-09-21 2002-03-28 Nissan Motor Co., Ltd. Sliding member and method of manufacturing thereof
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