JPH0813451A - スクリーン渣絞り方法とその装置 - Google Patents
スクリーン渣絞り方法とその装置Info
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- JPH0813451A JPH0813451A JP17472494A JP17472494A JPH0813451A JP H0813451 A JPH0813451 A JP H0813451A JP 17472494 A JP17472494 A JP 17472494A JP 17472494 A JP17472494 A JP 17472494A JP H0813451 A JPH0813451 A JP H0813451A
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- lees
- screw
- feces
- screen residue
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B9/00—Presses specially adapted for particular purposes
- B30B9/02—Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material
- B30B9/12—Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using pressing worms or screws co-operating with a permeable casing
- B30B9/16—Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using pressing worms or screws co-operating with a permeable casing operating with two or more screws or worms
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B9/00—Presses specially adapted for particular purposes
- B30B9/02—Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material
- B30B9/12—Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using pressing worms or screws co-operating with a permeable casing
- B30B9/128—Vertical or inclined screw presses
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B9/00—Presses specially adapted for particular purposes
- B30B9/02—Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material
- B30B9/12—Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using pressing worms or screws co-operating with a permeable casing
- B30B9/18—Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using pressing worms or screws co-operating with a permeable casing with means for adjusting the outlet for the solid
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 糞が混合しているスクリーン渣でも、糞が混
合していないスクリーン渣でも、容易に絞れるものを得
る。 【構成】 人、動物の糞が混合しているスクリーン渣を
ホッパーに投入し、これをスクリュー体で送って圧力を
掛けて排出口より排出させて絞るようにした方法におい
て、スクリュー体でスクリーン渣を送るときまず前記糞
を水に溶かして取除き糞の殆どないスクリーン渣として
からスクリューで圧力を掛けて絞るスクリーン渣絞り方
法。
合していないスクリーン渣でも、容易に絞れるものを得
る。 【構成】 人、動物の糞が混合しているスクリーン渣を
ホッパーに投入し、これをスクリュー体で送って圧力を
掛けて排出口より排出させて絞るようにした方法におい
て、スクリュー体でスクリーン渣を送るときまず前記糞
を水に溶かして取除き糞の殆どないスクリーン渣として
からスクリューで圧力を掛けて絞るスクリーン渣絞り方
法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、汚水をバクテリアで処
理して浄化する汚水処理施設において、処理機能の障害
となる汚水中の夾雑物、紙、ビニール、布、食品屑等を
スクリーンで汚水中より取り除いたスクリーン渣を圧縮
脱水し、固りとするスクリーン渣絞り用スクリュープレ
スに関するものである。
理して浄化する汚水処理施設において、処理機能の障害
となる汚水中の夾雑物、紙、ビニール、布、食品屑等を
スクリーンで汚水中より取り除いたスクリーン渣を圧縮
脱水し、固りとするスクリーン渣絞り用スクリュープレ
スに関するものである。
【0002】
【従来技術】本発明は、本出願人の出願に係る特願平6
−24840号スクリーン渣絞り用スクリュープレスを
更に改善したものである。従来、公知の、スクリュープ
レス装置は、図1のような、スクリーン渣を投入するホ
ッパーaと、該ホッパーaより外筒b内に流入したスク
リーン渣を該外筒bの排出口cに向けて送るモーター回
転のスクリュー体dと、前記排出口cの外部に取付られ
たスクリーン渣が出ないようにする抵抗体eよりなる構
造である。また、図2のように、排出口cの先に、抵抗
体eの代りに先上がりの傾斜吐出曲管fを取付たものも
あった。
−24840号スクリーン渣絞り用スクリュープレスを
更に改善したものである。従来、公知の、スクリュープ
レス装置は、図1のような、スクリーン渣を投入するホ
ッパーaと、該ホッパーaより外筒b内に流入したスク
リーン渣を該外筒bの排出口cに向けて送るモーター回
転のスクリュー体dと、前記排出口cの外部に取付られ
たスクリーン渣が出ないようにする抵抗体eよりなる構
造である。また、図2のように、排出口cの先に、抵抗
体eの代りに先上がりの傾斜吐出曲管fを取付たものも
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公知例は、スクリ
ーン渣に人、動物の糞が混合しているときと混合してい
ないときとで、その作用に著しい差がある。糞が混合し
ていないスクリーン渣の絞りのときは、抵抗を強くしな
いと充分絞れないから、抵抗を強くして絞ることになる
が、抵抗を強くすると必ず詰まるという二律背反する命
題を有する。反面、糞が混合しているスクリーン渣を絞
るときは、糞の量にもよるが、糞の作用でスクリーン渣
が外筒bの内面を滑って、恰も、練歯磨きがチューブか
ら押し出されるようになって、絞られずに排出される。
動物の糞は、狭い腔門を通り抜け易くするため、狭い通
路もよく通過するような成分に形成されているからであ
る。それだから、糞が混合しているスクリーン渣は狭い
通路を滑って排出され絞ることができない。このよう
な、糞が混合しているスクリーン渣は、混合している糞
を除去するようにする。糞の除去は水で流すとよいが、
水洗便所で経験しているように、軟便は簡単に溶解して
除去できるが、健康な糞便は水に溶解しない。しかし、
破壊すると水に溶解する。
ーン渣に人、動物の糞が混合しているときと混合してい
ないときとで、その作用に著しい差がある。糞が混合し
ていないスクリーン渣の絞りのときは、抵抗を強くしな
いと充分絞れないから、抵抗を強くして絞ることになる
が、抵抗を強くすると必ず詰まるという二律背反する命
題を有する。反面、糞が混合しているスクリーン渣を絞
るときは、糞の量にもよるが、糞の作用でスクリーン渣
が外筒bの内面を滑って、恰も、練歯磨きがチューブか
ら押し出されるようになって、絞られずに排出される。
動物の糞は、狭い腔門を通り抜け易くするため、狭い通
路もよく通過するような成分に形成されているからであ
る。それだから、糞が混合しているスクリーン渣は狭い
通路を滑って排出され絞ることができない。このよう
な、糞が混合しているスクリーン渣は、混合している糞
を除去するようにする。糞の除去は水で流すとよいが、
水洗便所で経験しているように、軟便は簡単に溶解して
除去できるが、健康な糞便は水に溶解しない。しかし、
破壊すると水に溶解する。
【0004】
【発明の目的】固糞が混合しているスクリーン渣でも、
固糞の混合していないスクリーン渣でも、容易に絞れる
ものを得る。
固糞の混合していないスクリーン渣でも、容易に絞れる
ものを得る。
【0005】
【課題を解決するための手段】よって、本願は、人、動
物の糞が混合しているスクリーン渣をホッパーに投入
し、これをスクリュー体で送ることにより圧力を掛けて
排出口より排出させて絞るようにしたスクリーン渣絞り
方法において、スクリュー体でスクリーン渣を送るとき
前記糞に水を加えながら粉砕して取除き糞の殆どないス
クリーン渣としてからスクリューで圧力を掛けて絞るス
クリーン渣絞り方法としたものである。また、ホッパー
1と、該ホッパー1より圧縮室3内に流入したスクリー
ン渣を該圧縮室3を包囲する外筒9の排出口8に向けて
送るモーター5により回転する左右1対のスクリュー体
6、6' と、前記排出口8の外部に取付られた脱水ヘッ
ド12とからなり、前記排出口8は圧力が高くなると大
きく広がるようにし、前記スクリュー体6、6' には複
数個の糞破砕刃36を設け、前記ホッパー1の口2には
注水ノズル37を臨ませたスクリーン渣絞り装置の構成
としたものである。
物の糞が混合しているスクリーン渣をホッパーに投入
し、これをスクリュー体で送ることにより圧力を掛けて
排出口より排出させて絞るようにしたスクリーン渣絞り
方法において、スクリュー体でスクリーン渣を送るとき
前記糞に水を加えながら粉砕して取除き糞の殆どないス
クリーン渣としてからスクリューで圧力を掛けて絞るス
クリーン渣絞り方法としたものである。また、ホッパー
1と、該ホッパー1より圧縮室3内に流入したスクリー
ン渣を該圧縮室3を包囲する外筒9の排出口8に向けて
送るモーター5により回転する左右1対のスクリュー体
6、6' と、前記排出口8の外部に取付られた脱水ヘッ
ド12とからなり、前記排出口8は圧力が高くなると大
きく広がるようにし、前記スクリュー体6、6' には複
数個の糞破砕刃36を設け、前記ホッパー1の口2には
注水ノズル37を臨ませたスクリーン渣絞り装置の構成
としたものである。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
1はスクリーン渣を投入するホッパー、2は該ホッパー
1の口、3は圧縮室で、やや上向傾斜しており、前記圧
縮室3の低位側4にモーター5を取付ける。圧縮室3内
には複数本のスクリュー体6、6' を設ける。スクリュ
ー体6の螺旋翼は、先側程ピッチを狭く形成し、かつ、
先端側は小径部7としてある。8は前記圧縮室3の排出
口である。前記小径部7は前記排出口8より突出てい
る。9は圧縮室3を形成する外筒で、該外筒9の低位側
4に間隔を置いて前後一対の軸受10、10' を設け、
該軸受10、10' に前記スクリュー体6、6' を軸装
する。前記モーター5は左右いずれか一方のスクリュー
体6、6' を回転させるように、前記モーター5の回転
軸は、左右いずれか一方のスクリュー体6、6' に結合
され、左右のスクリュー体6、6' は、歯車11、1
1' により伝達されて反対回転し、ホッパー1より供給
されたスクリーン渣を中央に集めて絞る。
1はスクリーン渣を投入するホッパー、2は該ホッパー
1の口、3は圧縮室で、やや上向傾斜しており、前記圧
縮室3の低位側4にモーター5を取付ける。圧縮室3内
には複数本のスクリュー体6、6' を設ける。スクリュ
ー体6の螺旋翼は、先側程ピッチを狭く形成し、かつ、
先端側は小径部7としてある。8は前記圧縮室3の排出
口である。前記小径部7は前記排出口8より突出てい
る。9は圧縮室3を形成する外筒で、該外筒9の低位側
4に間隔を置いて前後一対の軸受10、10' を設け、
該軸受10、10' に前記スクリュー体6、6' を軸装
する。前記モーター5は左右いずれか一方のスクリュー
体6、6' を回転させるように、前記モーター5の回転
軸は、左右いずれか一方のスクリュー体6、6' に結合
され、左右のスクリュー体6、6' は、歯車11、1
1' により伝達されて反対回転し、ホッパー1より供給
されたスクリーン渣を中央に集めて絞る。
【0007】前記外筒9の排出口8の外部は、急激に小
径になるように排出口8の外側に脱水ヘッド12を取付
ける。脱水ヘッド12は、急激に小径となるテーパー部
16に続いて絞り樋13と、該絞り樋13の上面に取付
けたプレス板14と、該プレス板14を下方に弾着させ
るバネ機構15とから形成されている。脱水ヘッド12
の絞り樋13は、前記テーパー部16側から先端側17
にかけて僅かに背(上下幅)が低くなる構造である。前
記絞り樋13は、図4のように、左右の垂直側壁18、
18' と、垂直側壁18、18' の下縁の間の水平底壁
19とより形成され上方開放のコの字型である。
径になるように排出口8の外側に脱水ヘッド12を取付
ける。脱水ヘッド12は、急激に小径となるテーパー部
16に続いて絞り樋13と、該絞り樋13の上面に取付
けたプレス板14と、該プレス板14を下方に弾着させ
るバネ機構15とから形成されている。脱水ヘッド12
の絞り樋13は、前記テーパー部16側から先端側17
にかけて僅かに背(上下幅)が低くなる構造である。前
記絞り樋13は、図4のように、左右の垂直側壁18、
18' と、垂直側壁18、18' の下縁の間の水平底壁
19とより形成され上方開放のコの字型である。
【0008】前記プレス板14は、そのテーパー部16
側が左右方向の軸20により、絞り樋13の上部位置に
軸着されていて、前記軸20を中心に先端側17側が下
降して出口をすぼめてスクリーン渣を絞って脱水渣にす
る。前記プレス板14は、前記垂直側壁18、18' の
間を摺動して上下するから、前記垂直側壁18、18'
の内壁面21、21' は完全垂直面に形成する。前記プ
レス板14を下方に弾着させるバネ機構15は、前記垂
直側壁18、18' の先端側17側にボルト22、2
2' により取付けられる。23は排出側から見ると下方
が開放している門型の取付枠であり、取付枠23の両下
端部24、24' に透孔25、25' を穿け、該透孔2
5、25' に挿通した前記ボルト22、22' を、前記
垂直側壁18、18' に形成したネジ孔26、26' に
頭は突き出ないように螺合させる。27は取付枠23の
中央に設けたネジ孔28に下端を螺合した調節ハンドル
であり、前記調節ハンドル27の上端に把手29が形成
され、そのネジ棒30が前記ネジ孔28に螺合され、前
記ネジ棒30は前記ネジ孔28より下方に突き出て、そ
の下端に案内筒31を取付ける。案内筒31は下端が開
放していて内部に縮小されたコイルバネ32を嵌合さ
せ、該コイルバネ32の下端を、前記プレス板14の上
面に弾着させる。33はプレス板14の上面に設けた小
突起、34は脱水された水の流路、35は排水口であ
る。
側が左右方向の軸20により、絞り樋13の上部位置に
軸着されていて、前記軸20を中心に先端側17側が下
降して出口をすぼめてスクリーン渣を絞って脱水渣にす
る。前記プレス板14は、前記垂直側壁18、18' の
間を摺動して上下するから、前記垂直側壁18、18'
の内壁面21、21' は完全垂直面に形成する。前記プ
レス板14を下方に弾着させるバネ機構15は、前記垂
直側壁18、18' の先端側17側にボルト22、2
2' により取付けられる。23は排出側から見ると下方
が開放している門型の取付枠であり、取付枠23の両下
端部24、24' に透孔25、25' を穿け、該透孔2
5、25' に挿通した前記ボルト22、22' を、前記
垂直側壁18、18' に形成したネジ孔26、26' に
頭は突き出ないように螺合させる。27は取付枠23の
中央に設けたネジ孔28に下端を螺合した調節ハンドル
であり、前記調節ハンドル27の上端に把手29が形成
され、そのネジ棒30が前記ネジ孔28に螺合され、前
記ネジ棒30は前記ネジ孔28より下方に突き出て、そ
の下端に案内筒31を取付ける。案内筒31は下端が開
放していて内部に縮小されたコイルバネ32を嵌合さ
せ、該コイルバネ32の下端を、前記プレス板14の上
面に弾着させる。33はプレス板14の上面に設けた小
突起、34は脱水された水の流路、35は排水口であ
る。
【0009】しかして、前記スクリュー体6、6' のホ
ッパー1の口2に臨む位置の部分には、一周に2〜4個
の割合で糞破砕刃36を設け、ホッパー1の口2には注
水ノズル37を設ける。
ッパー1の口2に臨む位置の部分には、一周に2〜4個
の割合で糞破砕刃36を設け、ホッパー1の口2には注
水ノズル37を設ける。
【0010】
【実施例の具体的作用】スクリーン渣に人、動物の糞が
混合していないときのスクリーン渣の絞り作用は、注水
ノズル37は止めておき、スクリーンホッパー1内にス
クリーン渣をそのまま投入し、モーター5に通電してス
クリュー体6、6' を回転させると、スクリーン渣はス
クリュー体6、6' で排出口8方向に送られ、大きな渣
は糞破砕刃36により破砕され、排出口8ではその外側
に急激に小径となるテーパー部16があるから、この部
分で絞られて脱水し、水分は下部の流路34を流れて排
水口35より流出する。テーパー部16を通過した脱水
渣は、絞り樋13上に押し出され、先行脱水渣は後続脱
水渣により押され、このとき、先行脱水渣は上方からコ
イルバネ32の弾力で押さえつけられるプレス板14を
押し上げながら先に進むから、後続脱水渣に対する抵抗
体の作用を奏し、後続脱水渣はますます脱水されて水分
の極めて少ない渣となる。このようにして後続脱水渣に
より押される先行脱水渣は、水分が極端に少ないから、
通常であればそこで詰まって動かなくなるものである
が、本願は、詰まれば詰まる程、コイルバネ32の弾力
で押さえつけられているプレス板14を強い力で押し上
げるから、出口の断面積は絞られることに比例して大き
くなって支障なく排出される。
混合していないときのスクリーン渣の絞り作用は、注水
ノズル37は止めておき、スクリーンホッパー1内にス
クリーン渣をそのまま投入し、モーター5に通電してス
クリュー体6、6' を回転させると、スクリーン渣はス
クリュー体6、6' で排出口8方向に送られ、大きな渣
は糞破砕刃36により破砕され、排出口8ではその外側
に急激に小径となるテーパー部16があるから、この部
分で絞られて脱水し、水分は下部の流路34を流れて排
水口35より流出する。テーパー部16を通過した脱水
渣は、絞り樋13上に押し出され、先行脱水渣は後続脱
水渣により押され、このとき、先行脱水渣は上方からコ
イルバネ32の弾力で押さえつけられるプレス板14を
押し上げながら先に進むから、後続脱水渣に対する抵抗
体の作用を奏し、後続脱水渣はますます脱水されて水分
の極めて少ない渣となる。このようにして後続脱水渣に
より押される先行脱水渣は、水分が極端に少ないから、
通常であればそこで詰まって動かなくなるものである
が、本願は、詰まれば詰まる程、コイルバネ32の弾力
で押さえつけられているプレス板14を強い力で押し上
げるから、出口の断面積は絞られることに比例して大き
くなって支障なく排出される。
【0011】スクリーン渣に人、動物の糞が混合してい
るときは、注水ノズル37より注水しながら人、動物の
糞が混合しているスクリーン渣をスクリーンホッパー1
内に投入する。ついで、モーター5に通電してスクリュ
ー体6、6' を回転させると、スクリーン渣はスクリュ
ー体6、6' で排出口8方向に送られるとき、糞は糞破
砕刃36により破砕されると同時に注水ノズル37より
の水を受けるから溶けて流され、糞のないスクリーン渣
となって、排出口8のテーパー部16に供給され、その
後は、前記と同じ作用で脱水される。
るときは、注水ノズル37より注水しながら人、動物の
糞が混合しているスクリーン渣をスクリーンホッパー1
内に投入する。ついで、モーター5に通電してスクリュ
ー体6、6' を回転させると、スクリーン渣はスクリュ
ー体6、6' で排出口8方向に送られるとき、糞は糞破
砕刃36により破砕されると同時に注水ノズル37より
の水を受けるから溶けて流され、糞のないスクリーン渣
となって、排出口8のテーパー部16に供給され、その
後は、前記と同じ作用で脱水される。
【0012】
【発明の効果】上記公知例は、スクリーン渣に人、動物
の糞が混合しているときと混合していないといで、作用
に著しい差がある。糞が混合していないスクリーン渣の
絞りのときは、抵抗を強くしないと充分絞れないから、
抵抗を強くして絞ることになるが、抵抗を強くすると必
ず詰まるという二律背反する命題を有する。反面、糞が
混合しているスクリーン渣を絞るときは、糞の量にもよ
るが、糞の作用でスクリーン渣が外筒bの内面を滑っ
て、恰も、練歯磨がチューブから押し出されるようにな
って、絞られずに排出される。動物の糞は、狭い腔門を
通り易くするため、狭い通路もよく通過するように自然
に成分が形成されている。それだから、糞が混合してい
るスクリーン渣は狭い通路を滑って排出され絞ることが
できない。しかるに、本願は、人、動物の糞が混合して
いるスクリーン渣をホッパーに投入し、これをスクリュ
ー体で送ることにより圧力を掛けて排出口より排出させ
て絞るようにしたスクリーン渣絞り方法において、スク
リュー体でスクリーン渣を送るとき前記糞に水を加えな
がら粉砕して取除き糞の殆どないスクリーン渣としてか
らスクリューで圧力を掛けて絞るスクリーン渣絞り方法
としたから、糞が混合しているスクリーン渣は、糞を水
に溶かして取除き糞の殆どないスクリーン渣としてから
スクリューで圧力を掛けて絞るので、糞が混合している
スクリーン渣でも容易に絞ることができる。また、ホッ
パー1と、該ホッパー1より圧縮室3内に流入したスク
リーン渣を該圧縮室3を包囲する外筒9の排出口8に向
けて送るモーター5により回転する左右1対のスクリュ
ー体6、6' と、前記排出口8の外部に取付られた脱水
ヘッド12とからなり、前記排出口8は圧力が高くなる
と大きく広がるようにし、前記スクリュー体6、6' に
は複数個の糞破砕刃36を設け、前記ホッパー1の口2
には注水ノズル37を臨ませたスクリーン渣絞り装置の
構成としたものであるから、糞が混合しているスクリー
ン渣の糞は注水ノズル37で注水されながら糞破砕刃3
6で破砕されるから、簡単に水に溶解する。
の糞が混合しているときと混合していないといで、作用
に著しい差がある。糞が混合していないスクリーン渣の
絞りのときは、抵抗を強くしないと充分絞れないから、
抵抗を強くして絞ることになるが、抵抗を強くすると必
ず詰まるという二律背反する命題を有する。反面、糞が
混合しているスクリーン渣を絞るときは、糞の量にもよ
るが、糞の作用でスクリーン渣が外筒bの内面を滑っ
て、恰も、練歯磨がチューブから押し出されるようにな
って、絞られずに排出される。動物の糞は、狭い腔門を
通り易くするため、狭い通路もよく通過するように自然
に成分が形成されている。それだから、糞が混合してい
るスクリーン渣は狭い通路を滑って排出され絞ることが
できない。しかるに、本願は、人、動物の糞が混合して
いるスクリーン渣をホッパーに投入し、これをスクリュ
ー体で送ることにより圧力を掛けて排出口より排出させ
て絞るようにしたスクリーン渣絞り方法において、スク
リュー体でスクリーン渣を送るとき前記糞に水を加えな
がら粉砕して取除き糞の殆どないスクリーン渣としてか
らスクリューで圧力を掛けて絞るスクリーン渣絞り方法
としたから、糞が混合しているスクリーン渣は、糞を水
に溶かして取除き糞の殆どないスクリーン渣としてから
スクリューで圧力を掛けて絞るので、糞が混合している
スクリーン渣でも容易に絞ることができる。また、ホッ
パー1と、該ホッパー1より圧縮室3内に流入したスク
リーン渣を該圧縮室3を包囲する外筒9の排出口8に向
けて送るモーター5により回転する左右1対のスクリュ
ー体6、6' と、前記排出口8の外部に取付られた脱水
ヘッド12とからなり、前記排出口8は圧力が高くなる
と大きく広がるようにし、前記スクリュー体6、6' に
は複数個の糞破砕刃36を設け、前記ホッパー1の口2
には注水ノズル37を臨ませたスクリーン渣絞り装置の
構成としたものであるから、糞が混合しているスクリー
ン渣の糞は注水ノズル37で注水されながら糞破砕刃3
6で破砕されるから、簡単に水に溶解する。
【図1】 第1公知例略図。
【図2】 第2公知例略図。
【図3】 本発明の一部切欠き側面図。
【図4】 本発明の脱水ヘッドのB−B断面図。
【図5】 本発明の脱水ヘッドの拡大断面図。
【図6】 図5の脱水ヘッドのバネを強めた断面図。
【図7】 本発明のA−A断面図。
【図8】 スクリューの平面図。
1…ホッパー、2…口、3…圧縮室、4…低位側、5…
モーター、6…スクリュー体、7…小径部、8…排出
口、9…外筒、10…軸受、11…歯車、12…脱水ヘ
ッド、13…絞り樋、14…プレス板、15…バネ機
構、16…テーパー部、17…先端側、18…垂直側
壁、19…底壁、20…軸、21…内壁面、22…ボル
ト、23…取付枠、24…下端部、25…透孔、26…
ネジ孔、27…調節ハンドル、28…ネジ孔、29…把
手、30…ネジ棒、31…案内筒、32…コイルバネ、
33…小突起、34…流路、35…排水孔、36…糞破
砕刃、37…注水ノズル。
モーター、6…スクリュー体、7…小径部、8…排出
口、9…外筒、10…軸受、11…歯車、12…脱水ヘ
ッド、13…絞り樋、14…プレス板、15…バネ機
構、16…テーパー部、17…先端側、18…垂直側
壁、19…底壁、20…軸、21…内壁面、22…ボル
ト、23…取付枠、24…下端部、25…透孔、26…
ネジ孔、27…調節ハンドル、28…ネジ孔、29…把
手、30…ネジ棒、31…案内筒、32…コイルバネ、
33…小突起、34…流路、35…排水孔、36…糞破
砕刃、37…注水ノズル。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年8月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
Claims (2)
- 【請求項1】 人、動物の糞が混合しているスクリーン
渣をホッパーに投入し、これをスクリュー体で送ること
により圧力を掛けて排出口より排出させて絞るようにし
たスクリーン渣絞り方法において、スクリュー体でスク
リーン渣を送るとき前記糞に水を加えながら粉砕して取
除き糞の殆どないスクリーン渣としてからスクリューで
圧力を掛けて絞るスクリーン渣絞り方法。 - 【請求項2】 ホッパー1と、該ホッパー1より圧縮室
3内に流入したスクリーン渣を該圧縮室3を包囲する外
筒9の排出口8に向けて送るモーター5により回転する
左右1対のスクリュー体6、6' と、前記排出口8の外
部に取付られた脱水ヘッド12とからなり、前記排出口
8は圧力が高くなると大きく広がるようにし、前記スク
リュー体6、6' には複数個の糞破砕刃36を設け、前
記ホッパー1の口2には注水ノズル37を臨ませたスク
リーン渣絞り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17472494A JPH0813451A (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | スクリーン渣絞り方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17472494A JPH0813451A (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | スクリーン渣絞り方法とその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0813451A true JPH0813451A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=15983552
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17472494A Pending JPH0813451A (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | スクリーン渣絞り方法とその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0813451A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006513038A (ja) * | 2003-01-08 | 2006-04-20 | チ.エンメ.エッセ.ソチエタ、ペル、アチオニ | スクリュープレス圧縮装置 |
CN105731757A (zh) * | 2016-04-22 | 2016-07-06 | 李泽 | 一种生化净化处理排泄物方法及装置 |
CN112870784A (zh) * | 2020-12-31 | 2021-06-01 | 蚌埠市华东生物科技有限公司 | 一种甜菊糖苷提取用过滤设备 |
KR102586345B1 (ko) * | 2022-04-13 | 2023-10-06 | 송원일 | 딥러닝 기반의 영상 학습을 이용한 자동 역세 기능을 갖는 스크린 장치 |
-
1994
- 1994-07-04 JP JP17472494A patent/JPH0813451A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006513038A (ja) * | 2003-01-08 | 2006-04-20 | チ.エンメ.エッセ.ソチエタ、ペル、アチオニ | スクリュープレス圧縮装置 |
CN105731757A (zh) * | 2016-04-22 | 2016-07-06 | 李泽 | 一种生化净化处理排泄物方法及装置 |
CN112870784A (zh) * | 2020-12-31 | 2021-06-01 | 蚌埠市华东生物科技有限公司 | 一种甜菊糖苷提取用过滤设备 |
KR102586345B1 (ko) * | 2022-04-13 | 2023-10-06 | 송원일 | 딥러닝 기반의 영상 학습을 이용한 자동 역세 기능을 갖는 스크린 장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030715 |