JPH0813430B2 - レーザ加工装置 - Google Patents

レーザ加工装置

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JPH0813430B2
JPH0813430B2 JP63249989A JP24998988A JPH0813430B2 JP H0813430 B2 JPH0813430 B2 JP H0813430B2 JP 63249989 A JP63249989 A JP 63249989A JP 24998988 A JP24998988 A JP 24998988A JP H0813430 B2 JPH0813430 B2 JP H0813430B2
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processing head
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清一 林
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Komatsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はレーザビームを使用してワークの加工を行
うレーザ加工装置に関する。
〔従来の技術〕
従来この種のレーザ加工装置を使用して金属板などの
ワークを切断加工する場合、パルス状のレーザビームを
低圧のアシストガスとともに切断開始点へ照射、噴出し
て、まず切断開始点にピアッシング(穴開け加工)を行
った後切断する方法が一般に採用されている。
また上記方法では、ピアッシングとワークの加工時レ
ーザビームの焦点位置を同じ位置に設定していたが、ワ
ークが厚板のようにピアッシング時と切断時で焦点位置
を変更する必要がある場合は、一旦切断時の焦点位置に
加工ヘッドを移動した後ピアッシング時の焦点位置に加
工ヘッドを移動させてピアッシングを行い、ピアッシン
グ後再び加工ヘッドを切断時の焦点位置まで移動させて
ワークの切断を行っていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし上記従来の方法では、加工開始前に多くの無駄
な時間が必要なため、ピアッシング作業の多い加工を行
う場合、加工時間が長くなって作業能率が悪いなどの不
具合があった。
この発明は上記不具合を改善する目的でなされたもの
で、ピアッシング時と切断時で焦点位置を変更する必要
があるワークに対しても、短時間で加工が行えるように
したレーザ加工装置を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
この発明は上記目的を達成するために、加工すべきワ
ークに加工ヘッドよりレーザビームを照射しながらアシ
ストガスを噴出して、上記レーザビームでワークを加工
するレーザ加工装置において、上記加工ヘッドにワーク
までの距離を検出する第1検出器と第2検出器を設け、
また上記加工ヘッドの昇降を制御する駆動装置の入力側
に、焦点位置を第1の設定位置に設定する第1設定器
と、焦点位置を第2の設定位置に設定する第2設定器を
設け、かつ上記第1検出器で検出した信号と第1設定器
で設定された設定値を比較して、その出力で加工ヘッド
が第1の設定位置に停止するよう上記駆動装置により加
工ヘッドを制御すると共に、上記第2検出器が検出した
信号と第2測定器で設定された設定値を比較して、その
出力で加工ヘッドが第2の設定位置に停止するよう上記
駆動装置により加工ヘッドを制御するようにしたもの
で、加工ヘッドを第1の設定位置に停止させてピアッシ
ングを行い、ピアッシング終了後加工ヘッドを第2の設
定位置へ移動してワークの切断が開始できるため、切断
開始までの時間が大幅に短縮でき、これによって生産性
が向上する。
〔実施例〕
この発明の一実施例を図面を参照して詳述する。
図において1は加工ヘッドで、図示しないレーザ発振
器より発振されたレーザビーム2は、複数のミラー(図
示せず)によりこの加工ヘッド1内へ導びかれ、加工ヘ
ッド1内に設けられたレンズ3によりワーク4上に集光
されてワーク4の加工に供せられる。
また上記加工ヘッド1は、サーボモータ5により回転
されるねじ軸6に一部が螺合されていて、上記サーボモ
ータ5により上下方向へ移動できるようになっていると
共に、加工ヘッド1の下部には第1、第2検出器7,8が
設けられている。
上記第1、第2検出器7,8は例えば差動変圧器より構
成されていて、第2図及び第3図に示すように加工ヘッ
ド1の下部に取付けられた支持部材9内にコイル7a,8a
が上下方向に位置をずらして固定されている。
そしてコイル7a,8a内に設けられたコア7b,8bは支持部
材9の下部に設けられたブラケット10より上方へ突設さ
れた作動杆11の上端にそれぞれ当接されている。
上記ブラケット10はガイド杆12及びベアリング13を介
して支持部材9の上下動自在に支承されていると共に、
下面には接触子14の基端部が固着されている。
上記接触子14は加工時ワーク4の上面と接触して、ワ
ーク4の上面と加工ヘッド1より突設されノズル1aの距
離を一定に維持するためのもので、先端部に形成された
凸球面部14aがワーク4に接するようになっていると共
に、凸球面部14aには、ノズル1aよりワーク4へ向けて
照射されたレーザビーム2が通過する透孔14bが開口さ
れている。
一方上記第1、第2検出器7,8で検出された信号は、
比較器17,18にそれぞれ入力されて第1設定器19及び第
2設定器20で予め設定された設定値と比較され、その結
果がサーボモータ駆動装置21へ出力されて、サーボモー
タ駆動装置21により上記サーボモータ5が制御されるよ
うになっている。
次に作用を説明すると、待期位置に停止する加工ヘッ
ド1は、図示しないNC装置の指令信号により下降を開始
し、この時点より第1検出器7が有効となる。
そして加工ヘッド1の下降に伴いブラケット10が接触
子14を介して押上げるため、第1検出器7のコア7bも作
動杆11により押上げられると共に、第1検出器7より出
力される信号が予め第1設定器19で設定された値に達す
ると、サーボモータ駆動装置21より停止信号がサーボモ
ータ5へ出力されて、予め第1設定器19で設定された第
4図(a)に示すピアッシング位置(第1の設定位置)
に加工ヘッド1が停止される。なおピアッシング位置
は、通常厚板の場合、ワーク4の表面より10〜20mm上方
に焦点位置が設定され、その他の場合は表面に設定され
る。
一方、加工ヘッド1がピアッシング位置に停止される
と、予めワーク4の材質や板厚に応じてレーザ出力やア
シストガス圧が設定されたレーザビーム2及びアシスト
ガスが加工ヘッド1のノズル1aよりワーク4へ向けて照
射噴出されてワーク4のピアッシングが行われると共
に、ピアッシングが完了すると、第1検出器7が無効
に、そして第2検出器8が有効となる。
そしてNC装置からの指令により加工ヘッド1はさらに
下降し、第2検出器8より出力される信号と、第2設定
器20で設定された設定値が第2比較器18により比較さ
れ、第2検出器8からの信号が設定値に達したところ
で、加工ヘッド1が、第2設定器20で設定した第4図
(b)に示す切断位置(第2の設定位置)に停止され
る。
その後ワーク4の材質や板厚に応じた切断条件により
設定されたレーザ出力及びアシストガス圧のレーザビー
ム及びアシストガスがノズル1aより照射、噴出されてワ
ーク4の切断が行われると共に、切断中は常に第2検出
器8が有効となっているため、ワーク4の表面に凹凸が
あっても、これに追従して加工ヘッド1がサーボモータ
5により上下動されるようになり、焦点位置は常に一定
位置に維持されるようになる。
すなわちワーク4上面に接する接触子14がワーク4上
面の凹凸により上下動されると、これによって第2検出
器18のコア18bもコイル18a内で上下動されて、接触子14
の移動量に応じた信号を発生する。この信号は比較器18
で第2設定器20により設定された値と比較されて、もし
偏差が生じた場合、サーボモータ駆動装置21によりサー
ボモータ5を回転して焦点位置が一定となるように加工
ヘッド1を上下動するため、ワーク4表面の凹凸に影響
されることなく、常に焦点位置を切断に最適な位置に維
持することができる。
なお、切断すべきワーク4がアルミニウムの場合は焦
点位置をワーク4の表面より1〜3mm下方に設定するの
が望ましくまた厚板の場合は表面より1〜3mm上方に設
定する。
さらに上記実施例では第1、第2検出器7,8をワーク
4に接することにより信号を発生する差動変圧器を使用
したが、ワーク4と非接触でワーク4までの距離が測定
できる無接触型の検出器を用いても勿論よい。
〔発明の効果〕
この発明は以上詳述したように、ピアッシング時は加
工ヘッドをピアッシング位置(第1の設定位置)へ停止
させてピアッシングを行い、ピアッシング終了後加工ヘ
ッドを切断位置(第2の設定位置)へ移動させてワーク
の切断を開始するようにしたことから、従来の加工ヘッ
ドを切断位置に停止後ピアッシング位置へ移動してピア
ッシングを行い、その後再び切断位置へ移動して切断を
行うものに比べて、切断開始までの時間が大幅に短縮で
きるようになるため、生産性の向上が図れるようにな
る。
またワークが厚板などの場合でも、最適な焦点位置で
ピアッシング及び切断加工が行えるため、高速度のピア
ッシングと高速高品質な切断が可能になると共に、ワー
ク上面に摺接する接触子よりワーク上面の凹凸を検出し
て、得られた信号により加工ヘッドが常に切断位置に維
持されるように制御することにより、ワーク上面に凹凸
があっても精度の高い切断加工が可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、第1図はブロック
図、第2図は検出器の詳細図、第3図は第2図III−III
線に沿った断面図、第4図(a)(b)は作用説明図で
ある。 1は加工ヘッド、2はレーザビーム、4はワーク、7,8
は検出器、14は接触子、17,18は比較器、19は第1設定
器、20は第2設定器。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加工すべきワーク4に加工ヘッド1よりレ
    ーザビーム2を照射しながらアシストガスを噴出して、
    上記レーザビーム2でワーク4を加工するレーザ加工装
    置において、上記加工ヘッド1にワーク4までの距離を
    検出する第1検出器7と第2検出器8を設け、また上記
    加工ヘッド1の昇降を制御する駆動装置21の入力側に、
    焦点位置を第1の設定位置に設定する第1設定器19と、
    焦点位置を第2の設定位置に設定する第2設定器20を設
    け、かつ上記第1検出器7で検出した信号と第1設定器
    19で設定された設定値を比較して、その出力で加工ヘッ
    ド1が第1の設定位置に停止するよう上記駆動装置21に
    より加工ヘッド1を制御すると共に、上記第2検出器8
    が検出した信号と第2設定器20で設定された設定値を比
    較して、その出力で加工ヘッド1が第2の設定位置に停
    止するよう上記駆動装置21により加工ヘッド1を制御す
    ることを特徴とするレーザ加工装置。
  2. 【請求項2】第2検出器8を、ワーク4の上面と摺接し
    ながら加工ヘッド1とともに移動する接触子14と連動さ
    せてなる請求項1記載のレーザ加工装置。
JP63249989A 1988-10-05 1988-10-05 レーザ加工装置 Expired - Lifetime JPH0813430B2 (ja)

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JP63249989A JPH0813430B2 (ja) 1988-10-05 1988-10-05 レーザ加工装置

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JP63249989A JPH0813430B2 (ja) 1988-10-05 1988-10-05 レーザ加工装置

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JPH0299290A JPH0299290A (ja) 1990-04-11
JPH0813430B2 true JPH0813430B2 (ja) 1996-02-14

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JP63249989A Expired - Lifetime JPH0813430B2 (ja) 1988-10-05 1988-10-05 レーザ加工装置

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US6508631B1 (en) * 1999-11-18 2003-01-21 Mks Instruments, Inc. Radial flow turbomolecular vacuum pump
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JPS61296984A (ja) * 1985-06-27 1986-12-27 Mitsubishi Electric Corp レ−ザ加工装置

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