JPH03226390A - レーザ加工方法およびレーザ加工装置 - Google Patents

レーザ加工方法およびレーザ加工装置

Info

Publication number
JPH03226390A
JPH03226390A JP2018571A JP1857190A JPH03226390A JP H03226390 A JPH03226390 A JP H03226390A JP 2018571 A JP2018571 A JP 2018571A JP 1857190 A JP1857190 A JP 1857190A JP H03226390 A JPH03226390 A JP H03226390A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
cutting
assist gas
time
piercing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018571A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2618730B2 (ja
Inventor
Shuzo Yoshizumi
吉住 修三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2018571A priority Critical patent/JP2618730B2/ja
Publication of JPH03226390A publication Critical patent/JPH03226390A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2618730B2 publication Critical patent/JP2618730B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laser Beam Processing (AREA)
  • Lasers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、レーザ光を用いて切断および穴あけ等を行な
うレーザ加工方法およびレーザ加工装置に関する。
従来の技術 レーザ光を集光して加工材料の表面に照射して切断加工
を行なう場合、初めに切断開始点に貫通した穴をあけ、
その穴を開始点として切断を進めて行く。この穴あけ加
工をピアッシングと呼び、レーザ切断加工における加工
時間の多くを占めている。特に、加工材料の板厚が厚く
なるとピアッシングに要する時間が長くなり、この加工
時間を短縮することが、切断加工時間を短縮する上で大
きな比重を占めることにムる。
発明が解決しようとする課題 ビアッシンク時間を短縮するために、照射レーザ光の強
度を高くすることが考えられる。しかしながら、レーザ
光の強度を高めた場合、加工材料のレーザ光照射部分の
温度が上昇し過ぎ、レーザ光による溶融や燃焼に加え、
材料自身が酸素等のアシストガスによって燃焼するセル
フバーニング現象が発生し、加工時間を短縮する上で障
害となっていた。
本発明は、このような従来の問題を解決するものであり
、ピアッシング時間を短縮することのできる優れたレー
ザ加工方法およびレーザ加工装置を提供することを目的
とする。
課題を解決するための手段 本発明は、前記目的を達成するために、ピアッシング中
にアシストガスの圧力を変化させるようにしたものであ
る。すなわち、ピアッシンク開始時には高い圧力のアシ
ストガスを用い、ピアッシンクの進行に伴ってアシスト
ガスの圧力を減少させる工程および手段を備えている。
作用 したがって、本発明によれば、ピアッシンクすなわち穴
あけ開始時には、高い圧力のアシストガスを用いるので
、レーサ光lパルス当たりの穴あけ深さが深くなり、ビ
アッシング時間の短縮を図ることができる。また穴あけ
の進行に伴ってアシストガスの圧力を減少させるので、
セルフバーニングの発生を抑えて穴径を適切に保つこと
ができる。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第
1図は本発明の一実施例を示すレーザ加工装置の概略構
成図である。第1図において、1はレーザ光、2は集光
レンズ、3は加工材料、4はレーザ光1を発生するレー
ザ発振器、5はレーザ光1を集光レンズ2へ導くための
ビームベンダー 6は集光レンズ2を保持してレーザ光
1を加工材料3へ向けて照射するためのビームノズル、
7はアシストガス供給装置、8はアシストガス供給装置
7からビームノズル6へ向けてアシストガスを供給する
アシストガス供給管、9はアシストガス供給管8の途中
に設けられた圧力調整器、10は加工材料3を保持して
X−Y方向に移動させるためのX−Yテーブル、11は
X−Yテーブル1oを駆動するためのサーボモータ、1
2は圧力調整器9およびサーボモータ11を制御する数
値制御装置、13は数値制御装置12を制御するC A
 D 、’ CA Mシステムである。
次に、前記レーザ加工装置の動作について説明する。レ
ーザ発振器4から発せられたパルス状のレーザ光1は、
ビームベンダー5を経て集光レンズ2によりスポット状
に集光され、アシストガス供給装置7からアシストガス
の供給を受けながら加工材料30表面を照射する。加工
材料3は、集光されたレーザ光1の熱エネルギおよび酸
素等のアシストガスにより加熱溶融されて穴をあけられ
る。ビームノズル6内に供給されるアシストガスの圧力
は、穴あけの初期には切断時の圧力よりも高く、穴あけ
が進行するに従って徐々に低くなり、穴あけが完了した
ときには切断時の圧力に戻るように、圧力調整器9によ
って調整される。加工材料3の表面に焦点を合わされた
レーザ光lは、その焦点位置で最もエネルギ密度が高く
、そのエネルギはレーザ光1のスポット径の2乗に比タ
ノする。
加工材料3に穴があけられると、切断図形パターンに従
ってX−Yテーブル10が移動し、切断が行なわれる。
この制御は、CA D / CA Mシステム13内に
格納された切断図形パターンに基づき、数値制御装置1
2を介してサーボモータ11を駆動することにより行な
われる。また、アシストガスの圧力調整は、同じ<CA
D/CAMシステム13内に格納されたテーブルに従っ
て、数値制御装置12を介して圧力調整器9を動作させ
る二とにより行なわれる。二のようにして、ピアッシン
グ時間を短縮された切断加工が行なわれる。
このようなレーザ加工装置において、アシストガスの圧
力を高めてゆくと、第2図に示すように、レーザ光1パ
ルス当たりの穴あけ深さが深くなってゆく。このため、
アシストガスの圧力を高めることは、ビッシング時間を
短縮させる効果がある。しかしながら、アシストガス、
特に酸素を含んだガスの圧力を高くした場合、レーザ光
1を照射した加工材料3の部分の酸化が促進されてセル
フバーニングが発生しやすくなる。しかも、アシストガ
スの圧力が高い場合、集光ビームのエネルギ密度が高い
部分による加工材料の除去が多くなり、その除去された
材料によりピアッシング穴の直径が小さくなる。この結
果、切断開始時にアシストガスの加工材料3に裏面への
抜けが不十分となり、加工不良を発生させることがある
このため、前記実施例においては、第3図に示すように
、アシストガスの設定圧力Pをビアッシング開始時に高
くして加工時間を短縮するとともに、ビアッシング後半
に圧力を低減させてセルフバーニングの発生を防圧し、
かつ切断開始に必要な大きさのピアッシング穴が得られ
るようにしている。すなわち、ビアッシンク穴が貫通し
た時間i+においては、既に切断開始に必要なピアツシ
ング穴径ψ1が得られるようになっている。
本発明の第1の実施例によると、アシストガスの初期圧
力を5〜8 lCg/crl、アシストガス最終圧力を
0.5〜1 kg/cf/に設定することにより、軟鋼
板6門厚の材料のビアッシング時間を30〜40%短縮
することができる。さらに、切断時のアシストガス圧力
は、切断面を滑らかにするために通常は0.5〜1.5
kg/a7程度の低い圧力に設定されるが、圧力を徐々
に減少させるこの実施例では、切断時のアシストガス圧
力への切り換えに時間を必要とせず、加工能率を高める
ことができる。
本発明の第2の実施例を第4図に示す。横軸は加工時間
であり、縦軸はアシストガス設定圧力P1ピアッシング
深さHおよびピアッシ〉グ穴径りである。材料は軟鋼板
9市厚である。アシストガスの初期設定圧力は5〜6 
kg/al、最終切断開始時の圧力は0 、4〜0 、
5kg/crlであり、前述した軟鋼板6柑厚の場合よ
り低目に設定しである。ビアッシンク貫通時間t1は4
〜5秒、必要穴径ψ1は材料表面で0.6〜0.8.f
f1程度である。
前記した各実施例では、アシストガスの圧力を連続的に
減少させているが、第5図はアシストガスの圧力を段階
状に変化させた例である。この場合においてもビアッシ
ング時間を大幅に短縮でき、特に板厚の厚い材料の場合
に効果が大きい。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明のレーザ加工方
法およびレーザ加工装置によれば、切断開始点に穴あけ
を行ない、穴あけの初期にはアシストガスの圧力を高く
設定し、穴あけが進行するに従ってアシストガスの圧力
を低くして穴あけ加工を行なうので、ピアッシング時間
の短縮を図ることができ、レーザ切断加工全体の時間を
著しく短縮できるとともに、生産性を飛躍的に高めるこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施タノを示すレーザ加工装置の概
略構成図、第2図はレーザ加工方法における穴あけ加工
深さとアシストガス圧力との関係を示すグラフ、第3図
は本発明の一実施例におけるアシストガス設定圧力およ
びビアッシング穴径の加工時間に対する変化を示すグラ
フ、第4図は本発明の第1の実施例におけるアシストガ
ス設定圧力、ピアッシング深さおよびピアッシング穴径
の加工時間に対する変化を示すグラフ、第5図は本発明
の第2の実施例におけるアシストガス設定圧力の加工時
間に対する変化を示すグラフである。 1・・・レーザ光、2・・・集光レンズ、3・・・加工
材料、4・・・レーザ発振器、5・・・ビームベンダー
、6・・・ビームノズル、7・・・アシストガス供給装
置、8・・・アシストガス供給管、9・・・圧力調整器
、10・・・X /’ Yテーブル、11・・・サーボ
モータ、12・・・数値制御装置、13・・・CA D
 / CA Mシステム。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)レーザ発振器からのレーザ光を集光し、加工材料
    に照射して切断加工を行なう切断工程を有し、前記切断
    工程が切断開始点に穴あけを行ない、穴あけの初期には
    アシストガスの圧力を高く設定し、穴あけが進行するに
    従ってアシストガスの圧力を低くして穴あけ加工を行な
    うことを含むレーザ加工方法。
  2. (2)穴あけ初期のアシストガスの圧力を切断時の圧力
    よりも高くし、穴あけが完了するときには切断時の圧力
    に戻すことを特徴とする請求項(1)記載のレーザ加工
    方法。
  3. (3)レーザ発振器からのレーザ光を加工材料の表面に
    集光してアシストガスを噴射しながら穴をあけ、次いで
    切断を行なう切断加工手段と、前記アシストガスの圧力
    を穴あけ初期には高くし、穴あけが進行するに従って低
    くするアシストガス圧力調整手段とを備えたレーザ加工
    装置。
  4. (4)アシストガス圧力調整手段が、穴あけ初期のアシ
    ストガスの圧力を切断時の圧力よりも高くし、穴あけが
    完了するときには切断時の圧力に戻すことを特徴とする
    請求項(3)記載のレーザ加工装置。
JP2018571A 1990-01-29 1990-01-29 レーザ加工方法およびレーザ加工装置 Expired - Lifetime JP2618730B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018571A JP2618730B2 (ja) 1990-01-29 1990-01-29 レーザ加工方法およびレーザ加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018571A JP2618730B2 (ja) 1990-01-29 1990-01-29 レーザ加工方法およびレーザ加工装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03226390A true JPH03226390A (ja) 1991-10-07
JP2618730B2 JP2618730B2 (ja) 1997-06-11

Family

ID=11975310

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018571A Expired - Lifetime JP2618730B2 (ja) 1990-01-29 1990-01-29 レーザ加工方法およびレーザ加工装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2618730B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1005945A2 (en) * 1998-10-21 2000-06-07 Fanuc Ltd Laser-beam machining method, laser-beam machining device and auxiliary tool for piercing
JP2002331377A (ja) * 2001-05-08 2002-11-19 Koike Sanso Kogyo Co Ltd レーザピアシング方法
CN105665942A (zh) * 2016-03-28 2016-06-15 深圳华工激光设备有限公司 一种用于薄膜加工中的激光设备及其方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1005945A2 (en) * 1998-10-21 2000-06-07 Fanuc Ltd Laser-beam machining method, laser-beam machining device and auxiliary tool for piercing
EP1005945A3 (en) * 1998-10-21 2004-05-12 Fanuc Ltd Laser-beam machining method, laser-beam machining device and auxiliary tool for piercing
JP2002331377A (ja) * 2001-05-08 2002-11-19 Koike Sanso Kogyo Co Ltd レーザピアシング方法
CN105665942A (zh) * 2016-03-28 2016-06-15 深圳华工激光设备有限公司 一种用于薄膜加工中的激光设备及其方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2618730B2 (ja) 1997-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5276699B2 (ja) ピアシングを行うレーザ加工方法及びレーザ加工装置
JP3292021B2 (ja) レーザ加工方法およびレーザ加工装置
CN106715038A (zh) 激光加工方法及激光加工装置
JP2000042780A (ja) レーザ加工方法及びレーザ加工装置
JP5616109B2 (ja) レーザピアシング方法
JP2718795B2 (ja) レーザビームを用いてワーク表面を微細加工する方法
JP2007075878A (ja) レーザ加工方法
JP2004154813A (ja) レーザ加工方法および装置
KR970005925B1 (ko) 레이저 가공 장치
JPH05111783A (ja) レーザ加工における穴明け加工方法
JP3131357B2 (ja) レーザ加工方法
JPH03226390A (ja) レーザ加工方法およびレーザ加工装置
US10328528B2 (en) Piercing processing method and laser processing machine
JPH0947888A (ja) レーザピアシング方法およびその装置
JP5127495B2 (ja) レーザ加工方法及びレーザ加工機
JP2623355B2 (ja) レーザ加工方法およびレーザ加工装置
JP2880061B2 (ja) レーザ加工
CN114273800A (zh) 一种适用于不锈钢工件的超快激光打孔方法及系统
JPS60216987A (ja) レ−ザ溶接方法
JPH01122684A (ja) レーザ溶接方法、及びレーザ溶接装置
JP2875626B2 (ja) レーザーピアシング方法
JPH0557469A (ja) レーザ加工方法
JP3531370B2 (ja) レーザ加工方法及びその装置
JPH08118053A (ja) ワーク切断方法
JPS59206189A (ja) レ−ザ切断装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080311

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090311

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100311

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term