JPH08133297A - 紙容器内蔵ディスプレイ - Google Patents

紙容器内蔵ディスプレイ

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Publication number
JPH08133297A
JPH08133297A JP6272388A JP27238894A JPH08133297A JP H08133297 A JPH08133297 A JP H08133297A JP 6272388 A JP6272388 A JP 6272388A JP 27238894 A JP27238894 A JP 27238894A JP H08133297 A JPH08133297 A JP H08133297A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
paper container
spout
built
roof
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6272388A
Other languages
English (en)
Inventor
Eisaku Asa
栄作 麻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP6272388A priority Critical patent/JPH08133297A/ja
Publication of JPH08133297A publication Critical patent/JPH08133297A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Devices For Dispensing Beverages (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】合成樹脂等廃棄、焼却に問題のある素材を使わ
ず、廃棄、焼却し易い素材を用いて切り妻屋根型の紙容
器を内蔵した慶祝用のディスプレイを提供する。 【構成】屋根部分22に注出口21を有する切り妻屋根
型の紙容器20を内蔵したディスプレイ10であって、
このディスプレイ10内部の底部23には、切り妻屋根
型の紙容器20を傾斜させて注出口20を下向きに固定
するための固定部材11を設けると共に、前記切り妻屋
根型紙容器20の注出口21には、この注出口21から
ディスプレイ10の注出口部の外に達する略L字形のノ
ズル30を設け、前記紙容器20に収納された内容物
が、ディスプレイ10の注出口部を通って注出できるよ
うにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、慶祝用等として使用さ
れる、切り妻屋根型の紙容器を内蔵したディスプレイに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の慶祝用のディスプレイとしては、
角樽や薦被があるが、中の容器はガラス製の瓶、木製の
樽等であり、また、外のディスプレイは合成樹脂を成形
したものが多い。近時、切り妻屋根型の紙容器が清酒用
等の容器として普及しているが、この切り妻屋根型の紙
容器を使った慶祝用のディスプレイは未だ存在していな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、合成
樹脂等廃棄、焼却に問題のある素材を使わず、廃棄、焼
却し易い素材を用いて、切り妻屋根型の紙容器を内蔵し
た慶祝用のディスプレイを提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明において上記目的
を達成するために、まず第1の発明では、屋根部分に注
出口を有する切り妻屋根型の紙容器を内蔵したディスプ
レイであって、このディスプレイ内部の底部には、切り
妻屋根型の紙容器を傾斜させて注出口を下向きに固定す
るための固定部材を設けると共に、前記切り妻屋根型紙
容器の注出口には、この注出口からディスプレイの注出
口部の外に達する略L字形のノズルを設け、前記紙容器
に収納された内容物が、ディスプレイの注出口部を通っ
て注出できるようにしたことを特徴とする紙容器内蔵デ
ィスプレイを提供するものである。
【0005】また、第2の発明では、前記ディスプレイ
の素材が、板紙、ダンボールまたはパルプモールドであ
ることを特徴とする紙容器内蔵ディスプレイを提供する
ものである。
【0006】
【作用】上記のように本発明によれば、ディスプレイ底
部に、切り妻屋根型の紙容器を傾斜させて注出口を下向
きに固定するための固定部材を設けたので、紙容器はデ
ィスプレイに固定される。
【0007】また、切り妻屋根型紙容器の注出口には、
この注出口からディスプレイの注出口部に達する、略L
字形のノズルを設けたので、切り妻屋根型紙容器の注出
口とディスプレイの注出口部とは連通する。
【0008】一方、ディスプレイを、板紙、ダンボール
またはパルプモールドで作製することにより、不用にな
った際は容易に焼却ないし廃棄することができる。
【0009】
【実施例】以下実施例により本発明を詳細に説明する。 〈実施例1〉図1は樽型デザインの紙容器内蔵ディスプ
レイの例で、図2はそこから紙容器を取り外したディス
プレイそのものの例である。
【0010】図1(a)に示すように、本紙容器内蔵デ
ィスプレイは、ディスプレイ(10)と、このディスプ
レイ(10)に内蔵された切り妻屋根型紙容器(20)
と、紙容器の注出口(21)とディスプレイの注出口部
(15)とを結ぶL字形ノズル(30)とから成ってい
る。
【0011】ディスプレイ(10)の底部には、紙容器
の注出口(21)を下向きにして、紙容器の底部(2
3)よりも屋根部(22)を下方にし、そして傾斜させ
て切り妻屋根型紙容器(20)を密着して固定させるた
めの固定部材(11)を設けておく。また、この傾斜し
て固定された切り妻屋根型紙容器(20)の注出口(2
1)の近傍には、後述するL字形ノズル(30)の他端
を外にだすための注出口部(15)が、開口している。
【0012】固定部材(11)は、ディスプレイ(1
0)の底部に形成された固定台(12)と、後記するこ
の固定台(12)の両端から突き出て設けられる屋根部
固定板(13)と底部固定板(14)から成っていて、
この固定台(12)の、紙容器の屋根部(22)が置か
れる部分には、屋根部固定板(13)が、紙容器の底部
(23)が置かれる部分には、底部固定板(14)が、
それぞれ紙容器を挟むように固定台(12)の両端から
突き出て設けられている。
【0013】切り妻屋根型紙容器(20)の屋根部(2
2)には、紙容器に収納されている清酒等の内容物を他
の容器等に注ぎ出すための注出口(21)が設けてあ
る。
【0014】L字形ノズル(30)の一端は、注出口
(21)と取り外し自在に挿着され、また、他端は、キ
ャップ(31)等で封止されている。このキャップ(3
1)の形状、開閉の仕組みは、特に限定されるものでは
ないが、例えば、特開昭52−112483号に開示さ
れた蓋の開閉がワンタッチ式の液体容器用キャップ装置
や、実開昭55−98799号に開示されたゴムキャッ
プを指で押圧することにより、注出側通孔が開口して液
体が注出される液体注出コック等が好ましく使用でき
る。
【0015】本ディスプレイの素材に、板紙、ダンボー
ルまたはパルプモールド等易燃焼性の素材を使用する
と、ディスプレイが不用になった際の焼却ないし廃棄が
容易に行え有利である。
【0016】〈実施例2〉図3は達磨型デザインの紙容
器内蔵ディスプレイの例で、図4はそこから紙容器を取
り外したディスプレイそのものの例である。固定部材
(11)の構造は、実施例1と同様である。
【0017】〈実施例3〉図5は太鼓型デザインの紙容
器内蔵ディスプレイの例で、ディスプレイ底部に紙容器
固定用の固定部材を用いてない例である。
【0018】すなわち、図5(a)に示すように、本紙
容器内蔵ディスプレイは、ディスプレイ(10)と、こ
のディスプレイ(10)に内蔵された切り妻屋根型紙容
器(20)と、紙容器の注出口(21)とディスプレイ
の注出口部(15)とを結ぶL字形ノズル(30)とか
ら成っている。
【0019】ディスプレイ(10)の底部側面には、デ
ィスプレイの略中央部に、注出口(21)を下向きにし
て、底部(23)よりも屋根部(22)を下方に傾斜し
て、切り妻屋根型紙容器(20)を入れ込み、注出口
(21)に後述するL字形ノズル(30)を挿着した
時、このL字形ノズル(30)のキャップ(31)の付
いている先端がディスプレイ(10)の外に飛び出すよ
うに、注出口部(15)を開けておく。
【0020】切り妻屋根型紙容器(20)の屋根部(2
2)には、紙容器に収納されている清酒等の内容物を他
の容器等に注ぎ出すための注出口(21)が設けてあ
る。この切り妻屋根型紙容器(20)をL字形ノズル
(30)を下にして、ディスプレイ(10)の注出口部
(15)に差し込み、ディスプレイ(10)に収納する
と、L字形ノズル(30)と紙容器の底部(23)が、
ディスプレイ(10)に当接して、この紙容器(20)
はしっかりと固定される。
【0021】L字形ノズル(30)の一端は、注出口
(21)と取り外し自在に挿着され、また、他端は、キ
ャップ(31)等で封止されている。このキャップ(3
1)の形状、開閉の仕組みは、特に限定されるものでは
ないが、実施例1同様、例えば、特開昭52−1124
83号に開示された蓋の開閉がワンタッチ式の液体容器
用キャップ装置や、実開昭55−98799号に開示さ
れたゴムキャップを指で押圧することにより、注出側通
孔が開口して液体が注出される液体注出コック等が好ま
しく使用できる。
【0022】本ディスプレイの素材に、板紙、ダンボー
ルまたはパルプモールド等易燃焼性の素材を使用する
と、ディスプレイが不用になった際の焼却ないし廃棄が
容易に行え有利である。
【0023】ディスプレイの形状、デザインはこの他に
も各種考えられ、例えば、宝船型のものなど、紙容器は
船倉に注出口を下方に向けて傾斜させて横置きするのみ
で良く、面白みのあるデザインの紙容器内蔵ディスプレ
イができる。
【0024】
【発明の効果】上記のように本発明によれば、ディスプ
レイ底部に、紙容器を密着して固定するための固定部材
を設けたので、ディスプレイを持ち上げたり、移動させ
たりせずに清酒等の内容物をコップ等の他の容器に注ぎ
出すことができる。
【0025】また、紙容器の注出口とディスプレイの注
出口部とは、L字形ノズルで連通しているので、紙容器
内の清酒等の内容物が、ディスプレイの注出口部から、
無理なく外部に注ぎ出ることができる。
【0026】さらに、ディスプレイを、板紙、ダンボー
ルまたはパルプモールドで作製したので、焼却が容易で
ある。
【0027】さらにまた、紙容器がディスプレイ本体に
内蔵され、外部に露出していないので、紙容器を意識せ
ずに任意のデザインを創作することができ、ディスプレ
イの意匠性が向上する。
【0028】さらになお、L字形ノズルは、紙容器の注
出口に取り外し自在に挿着されているので、紙容器が空
になったら、L字形ノズルを取り外し、新しい紙容器と
取り替えることによりディスプレイの再利用が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の一実施例を示す樽型デザインの
紙容器内蔵ディスプレイの左側側面を断面で表した説明
図である。 (b)同実施例の正面を断面で表した説明図である。 (c)同実施例の平面を断面で表した説明図である。 (d)同実施例の斜視図である。
【図2】(a)同実施例の紙容器を取り外し、固定部材
のみの左側側面を断面で表した説明図である。 (b)同実施例の正面を断面で表した説明図である。 (c)同実施例の平面を断面で表した説明図である。
【図3】(a)別の実施例を示し、達磨型デザインの紙
容器内蔵ディスプレイの左側側面を断面で表した説明図
である。 (b)同実施例の正面を断面で表した説明図である。 (c)同実施例の平面を断面で表した説明図である。 (d)同実施例の斜視図である。
【図4】(a)同実施例の紙容器を取り外し、固定部材
のみの左側側面を断面で表した説明図である。 (b)同実施例の正面を断面で表した説明図である。 (c)同実施例の平面を断面で表した説明図である。
【図5】(a)さらに別の実施例を示し、太鼓型デザイ
ンの紙容器内蔵ディスプレイの正面を断面で表した説明
図である。 (b)同実施例の左側側面を断面で表した説明図であ
る。 (c)同実施例の平面を断面で表した説明図である。 (d)同実施例の斜視図である。
【符号の説明】
10‥‥ディスプレイ 11‥‥固定部材 12‥‥固定台 13‥‥屋根部固定板 14‥‥底部固定板 15‥‥注出口部 20‥‥切り妻屋根型紙容器 21‥‥注出口 22‥‥屋根部 23‥‥底部 30‥‥L字形ノズル 31‥‥キャップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】屋根部分に注出口を有する切り妻屋根型の
    紙容器を内蔵したディスプレイであって、 このディスプレイ内部の底部には、切り妻屋根型の紙容
    器を傾斜させて注出口を下向きに固定するための固定部
    材を設けると共に、 前記切り妻屋根型紙容器の注出口には、この注出口から
    ディスプレイの注出口部の外に達する略L字形のノズル
    を設け、 前記紙容器に収納された内容物が、ディスプレイの注出
    口部を通って注出できるようにしたことを特徴とする紙
    容器内蔵ディスプレイ。
  2. 【請求項2】前記ディスプレイの素材が、板紙、ダンボ
    ールまたはパルプモールドであることを特徴とする請求
    項1記載の紙容器内蔵ディスプレイ。
JP6272388A 1994-11-07 1994-11-07 紙容器内蔵ディスプレイ Pending JPH08133297A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6272388A JPH08133297A (ja) 1994-11-07 1994-11-07 紙容器内蔵ディスプレイ

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JP6272388A JPH08133297A (ja) 1994-11-07 1994-11-07 紙容器内蔵ディスプレイ

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JPH08133297A true JPH08133297A (ja) 1996-05-28

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ID=17513195

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JP6272388A Pending JPH08133297A (ja) 1994-11-07 1994-11-07 紙容器内蔵ディスプレイ

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Date Code Title Description
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Effective date: 20040227

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040309

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040629