JPH08132525A - 図柄パネルの製造方法 - Google Patents
図柄パネルの製造方法Info
- Publication number
- JPH08132525A JPH08132525A JP29565594A JP29565594A JPH08132525A JP H08132525 A JPH08132525 A JP H08132525A JP 29565594 A JP29565594 A JP 29565594A JP 29565594 A JP29565594 A JP 29565594A JP H08132525 A JPH08132525 A JP H08132525A
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- JP
- Japan
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- panel
- pattern panel
- base plate
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- Pending
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- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐損傷性並びに耐候性を有し、しかも、三次
曲面を有する自動車のボデー等にその曲面に沿って皺が
生じないように貼着することができる図柄パネルを得る
こと。 【構成】 透明な熱可塑性樹脂板（１）の一側面に適当
な印刷手段（９）を用いて図柄を印刷し、まず図柄パネ
ル素板（３）を形成する図柄パネル素板形成工程Ａと、
次ぎに前記図柄パネル素板を熱成形により軟体にすると
共に、該図柄パネル素板に所望の成形型を用いて切断す
べき突起状図柄パネル部（４ａ、４ｂ、４ｃ）を型取り
する図柄パネル部型取り工程Ｂと、次ぎに型取りされた
図柄パネル部を適当な切断手段を用いて切断し、柔軟性
を有する図柄パネル片（５ａ、５ｂ、５ｃ）を形成する
図柄パネル片形成工程Ｃと、しかる後に前記図柄パネル
片の表面をハードコート（６ａ、６ｂ、６ｃ）し、製品
としての図柄パネル（７）を製作する図柄パネル製作工
程Ｄとから成る図柄パネルの製造方法
曲面を有する自動車のボデー等にその曲面に沿って皺が
生じないように貼着することができる図柄パネルを得る
こと。 【構成】 透明な熱可塑性樹脂板（１）の一側面に適当
な印刷手段（９）を用いて図柄を印刷し、まず図柄パネ
ル素板（３）を形成する図柄パネル素板形成工程Ａと、
次ぎに前記図柄パネル素板を熱成形により軟体にすると
共に、該図柄パネル素板に所望の成形型を用いて切断す
べき突起状図柄パネル部（４ａ、４ｂ、４ｃ）を型取り
する図柄パネル部型取り工程Ｂと、次ぎに型取りされた
図柄パネル部を適当な切断手段を用いて切断し、柔軟性
を有する図柄パネル片（５ａ、５ｂ、５ｃ）を形成する
図柄パネル片形成工程Ｃと、しかる後に前記図柄パネル
片の表面をハードコート（６ａ、６ｂ、６ｃ）し、製品
としての図柄パネル（７）を製作する図柄パネル製作工
程Ｄとから成る図柄パネルの製造方法
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は図柄パネルの製造方法の
方法に関し、特に三次曲面を有する自動車のボデーなど
に貼着するのに適合する図柄パネルの製造方法に関す
る。
方法に関し、特に三次曲面を有する自動車のボデーなど
に貼着するのに適合する図柄パネルの製造方法に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】最近、三次曲面を有する自動車のボデー
などに、例えば木目模様、新規模様などを有する図柄パ
ネルを貼着し、高級感のある装飾的効果と外表面を保護
する実用的効果を同時に発揮させたいと言う要望が生じ
ている。しかしながら、現状では、この要望を満足さ
せ、かつ、耐損傷性並びに耐候性を有し、しかも、三次
曲面を有する自動車のボデーなどにその曲面にっ沿って
皺が生じないように貼着することができる図柄パネルが
存在しない。
などに、例えば木目模様、新規模様などを有する図柄パ
ネルを貼着し、高級感のある装飾的効果と外表面を保護
する実用的効果を同時に発揮させたいと言う要望が生じ
ている。しかしながら、現状では、この要望を満足さ
せ、かつ、耐損傷性並びに耐候性を有し、しかも、三次
曲面を有する自動車のボデーなどにその曲面にっ沿って
皺が生じないように貼着することができる図柄パネルが
存在しない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
従来の要望点に鑑み、耐損傷性並びに耐候性を有し、し
かも、三次曲面を有する自動車のボデーにその曲面にっ
て皺が生じないように貼着することができる図柄パネル
の製造方法を提供することである。
従来の要望点に鑑み、耐損傷性並びに耐候性を有し、し
かも、三次曲面を有する自動車のボデーにその曲面にっ
て皺が生じないように貼着することができる図柄パネル
の製造方法を提供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の図柄パネルの製
造方法は、透明な熱可塑性樹脂板の一側面に適当な印刷
手段（９）を用いて図柄を印刷し、まず図柄パネル素板
（３）を形成する図柄パネル素板形成工程Ａと、次ぎに
前記図柄パネル素板を熱成形により軟体にすると共に、
該図柄パネル素板に所望の成形型を用いて切断すべき図
柄パネル部（４ａ、４ｂ、４ｃ）を型取りする図柄パネ
ル部型取り工程Ｂと、次ぎに型取りされた図柄パネル部
を適当な切断手段を用いて切断し、柔軟性を有する図柄
パネル片（５ａ、５ｂ、５ｃ）を形成する図柄パネル片
形成工程Ｃと、しかる後に前記図柄パネル片の表面をハ
ードコート（６ａ、６ｂ、６ｃ）し、製品としての図柄
パネル（７）を製作する図柄パネル製作工程Ｄとから成
る。
造方法は、透明な熱可塑性樹脂板の一側面に適当な印刷
手段（９）を用いて図柄を印刷し、まず図柄パネル素板
（３）を形成する図柄パネル素板形成工程Ａと、次ぎに
前記図柄パネル素板を熱成形により軟体にすると共に、
該図柄パネル素板に所望の成形型を用いて切断すべき図
柄パネル部（４ａ、４ｂ、４ｃ）を型取りする図柄パネ
ル部型取り工程Ｂと、次ぎに型取りされた図柄パネル部
を適当な切断手段を用いて切断し、柔軟性を有する図柄
パネル片（５ａ、５ｂ、５ｃ）を形成する図柄パネル片
形成工程Ｃと、しかる後に前記図柄パネル片の表面をハ
ードコート（６ａ、６ｂ、６ｃ）し、製品としての図柄
パネル（７）を製作する図柄パネル製作工程Ｄとから成
る。
【０００５】
【作用】まず透明な熱可塑性樹脂板の一側面に適当な印
刷手段を用いて図柄を印刷し、これにより図柄パネル素
板が出来上がる。次に所望の成形型を用い、熱成形によ
り図柄パネル素板に図柄パネル部を型取りする。次にこ
の図柄パネル部を切断して図柄パネル片を形成する。し
かる後に、図柄パネル片の表面をハードコートし、図柄
パネルを製作する。この図柄パネルは、例えば両面の接
着テープを介して三次曲面を有する自動車のボデーにそ
の曲面に沿って皺が生じないように貼着される。
刷手段を用いて図柄を印刷し、これにより図柄パネル素
板が出来上がる。次に所望の成形型を用い、熱成形によ
り図柄パネル素板に図柄パネル部を型取りする。次にこ
の図柄パネル部を切断して図柄パネル片を形成する。し
かる後に、図柄パネル片の表面をハードコートし、図柄
パネルを製作する。この図柄パネルは、例えば両面の接
着テープを介して三次曲面を有する自動車のボデーにそ
の曲面に沿って皺が生じないように貼着される。
【０００６】
【実施例】以下、図面に示す実施例により、本発明を詳
細に説明する。Ａは透明な熱可塑性樹脂板１の一側面、
本実施例では裏面１ａに適当な印刷手段９を用いて図柄
２を印刷し、まず図柄パネル素板３を形成する図柄パネ
ル素板形成工程である。この熱可塑性樹脂板１は板状の
みならずシート状であっても良い。そして、その素材と
しては、例えばＡＢＳ樹脂（アクリロニトリル、ブタジ
エン、スチレンの共重合体）、ポリ塩化ビニル（塩化ビ
ニル樹脂）、ポリスチレン（スチレン樹脂）等が用いら
れる。ここで「印刷手段」とは、オフセット、グラビ
ア、スクリーン、凸版など公知の印刷手段を言う。また
「図柄」とは、形状、模様（白、黒、灰色）若しくは色
彩（有彩色）又はこれらの結合を言う。
細に説明する。Ａは透明な熱可塑性樹脂板１の一側面、
本実施例では裏面１ａに適当な印刷手段９を用いて図柄
２を印刷し、まず図柄パネル素板３を形成する図柄パネ
ル素板形成工程である。この熱可塑性樹脂板１は板状の
みならずシート状であっても良い。そして、その素材と
しては、例えばＡＢＳ樹脂（アクリロニトリル、ブタジ
エン、スチレンの共重合体）、ポリ塩化ビニル（塩化ビ
ニル樹脂）、ポリスチレン（スチレン樹脂）等が用いら
れる。ここで「印刷手段」とは、オフセット、グラビ
ア、スクリーン、凸版など公知の印刷手段を言う。また
「図柄」とは、形状、模様（白、黒、灰色）若しくは色
彩（有彩色）又はこれらの結合を言う。
【０００７】しかして、図柄２は、質量感、高級感など
を彷彿させるために、望ましくは木目模様が良い。しか
しながら、模様は木目模様に限らず、例えば亀甲模様、
唐草模様など公知模様でも良く、また美的処理がなされ
た新規模様でも良い。
を彷彿させるために、望ましくは木目模様が良い。しか
しながら、模様は木目模様に限らず、例えば亀甲模様、
唐草模様など公知模様でも良く、また美的処理がなされ
た新規模様でも良い。
【０００８】図柄２の形状は、一般的に形状だけの意匠
は存在しないと考えられるので、ここでは無模様一色を
意味する。したがって、図柄パネル素板３が白や灰色で
あっても本明細書で定義する図柄に含まれる。また形状
と色彩（有彩色）との結合も当然図柄に含まれる。
は存在しないと考えられるので、ここでは無模様一色を
意味する。したがって、図柄パネル素板３が白や灰色で
あっても本明細書で定義する図柄に含まれる。また形状
と色彩（有彩色）との結合も当然図柄に含まれる。
【０００９】Ｂは図柄パネル素板３を熱成形により軟体
にすると共に、該図柄パネル素板３に成形型を用い、切
断すべき複数個の突起状図柄パネル部４ａ、４ｂ、４ｃ
を型取りする図柄パネル部型取り工程である。この図柄
パネル部４ａ、４ｂ、４ｃは、本実施例では、複数個図
示してあるが、１個であっても良い。
にすると共に、該図柄パネル素板３に成形型を用い、切
断すべき複数個の突起状図柄パネル部４ａ、４ｂ、４ｃ
を型取りする図柄パネル部型取り工程である。この図柄
パネル部４ａ、４ｂ、４ｃは、本実施例では、複数個図
示してあるが、１個であっても良い。
【００１０】しかして、図柄パネル部４ａ、４ｂ、４ｃ
は予め貼着すべき対象、例えば自動車のボデー、自動車
の部品、自動車の付属品、自動車に設置される電気部品
や雑貨などの外壁面の形状に適合するようにその形状が
設定されている。
は予め貼着すべき対象、例えば自動車のボデー、自動車
の部品、自動車の付属品、自動車に設置される電気部品
や雑貨などの外壁面の形状に適合するようにその形状が
設定されている。
【００１１】Ｃは型取りされた図柄パネル部４ａ、４
ｂ、４ｃをナイフ、カッター、切断機など適当な切断手
段を用いてぞれぞれ切断し、柔軟性を有する図柄パネル
片５ａ、５ｂ、５ｃを複数個取り出す図柄パネル片形成
工程である。
ｂ、４ｃをナイフ、カッター、切断機など適当な切断手
段を用いてぞれぞれ切断し、柔軟性を有する図柄パネル
片５ａ、５ｂ、５ｃを複数個取り出す図柄パネル片形成
工程である。
【００１２】これらの図柄パネル片５ａ、５ｂ、５ｃ
は、本実施例では自動車のボデーの各湾曲面に沿うよう
に形成され、次の工程で完成後、接着剤、両面の接着テ
ープなどの接着手段を用いて自動車のボデーに貼着され
る。
は、本実施例では自動車のボデーの各湾曲面に沿うよう
に形成され、次の工程で完成後、接着剤、両面の接着テ
ープなどの接着手段を用いて自動車のボデーに貼着され
る。
【００１３】Ｄは前記図柄パネル片５ａ、５ｂ、５ｃの
各表面を適当な塗装手段、例えば吹付け方法により、そ
れぞれハードコート（塗装面が堅い状態の塗装。）６
ａ、６ｂ、６ｃし、製品としての図柄パネル７を製作す
る図柄パネル製作工程である。もちろん塗装手段として
は刷毛で塗付ける方法もある。
各表面を適当な塗装手段、例えば吹付け方法により、そ
れぞれハードコート（塗装面が堅い状態の塗装。）６
ａ、６ｂ、６ｃし、製品としての図柄パネル７を製作す
る図柄パネル製作工程である。もちろん塗装手段として
は刷毛で塗付ける方法もある。
【００１４】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
あっては、次に列挙するような効果がある。 （１）耐損傷性並びに耐候性を有し、しかも、三次曲面
を有する自動車のボデー、自動車の部品、自動車の付属
品、自動車に設置される電気部品や雑貨などの外壁面に
その曲面に沿って皺が生じないように貼着することがで
きる図柄パネルを得ることができる。 （２）したがって、高級感のある装飾的効果と外表面を
保護する実用的効果を同時に発揮させたいと言う近年の
要望を満足させることができる。
あっては、次に列挙するような効果がある。 （１）耐損傷性並びに耐候性を有し、しかも、三次曲面
を有する自動車のボデー、自動車の部品、自動車の付属
品、自動車に設置される電気部品や雑貨などの外壁面に
その曲面に沿って皺が生じないように貼着することがで
きる図柄パネルを得ることができる。 （２）したがって、高級感のある装飾的効果と外表面を
保護する実用的効果を同時に発揮させたいと言う近年の
要望を満足させることができる。
【図１】本発明の一実施例を示す概略の工程図。
【図２】本発明によって製作される図柄パネルの概略説
明図。
明図。
【図３】本発明によって製作される図柄パネルの概略断
面図。
面図。
Ａ…図柄パネル素板形成工程、 Ｂ…図柄パネル部型取り形成工程、 Ｃ…図柄パネル片形成工程、 Ｄ…図柄パネル製作工程、 １…熱可塑性樹脂、２…図柄、３…図柄パネル素板、 ４ａ、４ｂ、４ｃ…図柄パネル部、 ５ａ、５ｂ、５ｃ…図柄パネル片、 ７…図柄パネル。
Claims (1)
- 【請求項１】 透明な熱可塑性樹脂板（１）の一側面に
適当な印刷手段（９）を用いて図柄を印刷し、まず図柄
パネル素板（３）を形成する図柄パネル素板形成工程Ａ
と、次ぎに前記図柄パネル素板を熱成形により軟体にす
ると共に、該図柄パネル素板に所望の成形型を用いて切
断すべき突起状図柄パネル部（４ａ、４ｂ、４ｃ）を型
取りする図柄パネル部型取り工程Ｂと、次ぎに型取りさ
れた図柄パネル部を適当な切断手段を用いて切断し、柔
軟性を有する図柄パネル片（５ａ、５ｂ、５ｃ）を形成
する図柄パネル片形成工程Ｃと、しかる後に前記図柄パ
ネル片の表面をハードコート（６ａ、６ｂ、６ｃ）し、
製品としての図柄パネル（７）を製作する図柄パネル製
作工程Ｄとから成る図柄パネルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29565594A JPH08132525A (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | 図柄パネルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29565594A JPH08132525A (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | 図柄パネルの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08132525A true JPH08132525A (ja) | 1996-05-28 |
Family
ID=17823461
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29565594A Pending JPH08132525A (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | 図柄パネルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08132525A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012130876A (ja) * | 2010-12-22 | 2012-07-12 | Seiko Epson Corp | 記録装置、成形物の製造方法 |
-
1994
- 1994-11-04 JP JP29565594A patent/JPH08132525A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012130876A (ja) * | 2010-12-22 | 2012-07-12 | Seiko Epson Corp | 記録装置、成形物の製造方法 |
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