JPH08131690A - 前後二重型洗濯ハンガー - Google Patents

前後二重型洗濯ハンガー

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JPH08131690A
JPH08131690A JP29786094A JP29786094A JPH08131690A JP H08131690 A JPH08131690 A JP H08131690A JP 29786094 A JP29786094 A JP 29786094A JP 29786094 A JP29786094 A JP 29786094A JP H08131690 A JPH08131690 A JP H08131690A
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Kazuhiro Murakoshi
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 厚手のセーターなどの洗濯物に挿入及び抜き
取るときは嵩張らず、しかも洗濯物内において、前後に
拡大して、洗濯物の乾燥時間を短縮し、かつ型崩れや、
筋が洗濯物に残らない洗濯ハンガーとする。 【構成】 吊り下げフックAで吊り下げられるフック受
けBに、前後二部品よりなるハンガー本体Cがハンガー
の長手方向の水平軸で枢着してある。フック受けにはレ
バーDが枢着してある。この枢軸にカム32、33が固
着してある。レバーDを回動させて、ハンガー本体Cの
前半側ハンガーC1及び後半側ハンガーC2を前後に開閉
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、厚手のセータ、ブラ
ウスなどの洗濯物を干すハンガーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のハンガーは太番手の針金を屈曲さ
せて成形したもの、或いは丸棒型の合成樹脂成形品が殆
どである。また丸棒型の合成樹脂成形品を若干間隔をお
いて二個並べたような形状のものもみられる。
【0003】前者のものにおいては、ハンガーの厚みが
殆どないため厚手のセーター、その他肩パットのあるブ
ラウスなど厚手のものを干したとき、この前身頃と後身
頃が接触し、この部分の乾燥が遅れるだけでなく、肩部
分の厚みが狭いため、洗濯物の肩にこの跡が残る。
【0004】また棒状の合成樹脂成形品を前後に二個並
べたような形状のものは、これも使用するとき前記の洗
濯物の前身頃と後身頃の接触は起こらないが、肩の部分
にやはりハンガーの跡が乾燥後の洗濯物に残る。
【0005】また、前記の前後に二重に装備したハンガ
ー本体の間隔が変更可能なものも市場に見受けられるが
操作が面倒である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は物干ハンガ
ー本体を前後二分割型とし、それぞれの頸部の上端部分
をフック受けに対し、ハンガー本体の肩幅方向に水平な
軸線周りに回動自在と、レバーの上又は下の一挙動によ
って、前記前後二分割型のハンガー本体が前後に開いた
り、狭められたりして、洗濯物の乾燥を促進するように
したものである。
【0007】またこの発明は前記の前後二分割型のハン
ガー本体をレバーの吊り下げ用フックに添わせたとき、
これら前後のハンガーは前後に開くようにしたものであ
る。
【0008】またこの発明は洗濯物の肩部分にハンガー
の跡が殆ど残らず、かつ乾燥の早い洗濯ハンガーとする
ことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
めに、この発明はフック受けに、垂直軸軸周りに旋回す
る吊り下げ用フックが設けてあり、このフック受けには
前後に二分割された前半側ハンガーと後半側ハンガーよ
りなる一対のハンガー本体の頸部分の上端が、前記フッ
ク受けにハンガー本体の肩幅方向であり水平方向の軸線
周りに回動自在にそれぞれ枢着してあり、前記フック受
けには、前記枢着部よりも下方の位置にこれと平行な軸
線周りに回動するレバーが枢着してあり、前記レバーの
枢軸には、前記前後に二分されたハンガー本体の頸部分
の内面に当接するカムが一体に固着してあり、前記レバ
ーの往復回動に伴って、前記のカムにより前記前後に二
分割されたハンガー本体を前記枢軸周りに回動させて相
互に相接近離反可能としてあることを特徴とする前後二
重型洗濯ハンガーとする。
【0010】また前記の課題を達成するために、この発
明の前後二重型洗濯ハンガーの前記カムは、左右に分れ
た頸部それぞれに対応して2箇設けてあることを特徴と
することが好ましい。
【0011】また前記の課題を達成するために、この発
明の前後二重型洗濯ハンガーの前記レバーは片仮名のコ
字型をしており、その平行部分のそれぞれ先端部分が前
記レバー軸としてあり、これら平行部分を連結する部分
がハンドル部としてあり、前記レバーが水平方向に倒れ
たとき、前記カムの頂点はハンガー本体の頸部内面から
外れ、レバーが起立したとき、カムの頂がハンガー本体
の頸部内面に当接すべく、ハンガーの前半側ハンガー及
び後半側ハンガーとカムの位置が配設してあることを特
徴とすることが好ましい。
【0012】また前記の課題を達成するために、この発
明の前後二重型洗濯ハンガー前記前後一対のハンガー本
体の前半側ハンガー及び後半側ハンガーはそれぞれ外方
に丸味をもって二枚目様に膨出させたものであり、全体
として格子乃至メッシュ様形状としてあることを特徴と
することが好ましい。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明のものは、レバーがその枢
軸周りに回動して、回動範囲の一方の終端位置において
は、レバーの枢軸に固着されているカムの頂部分はハン
ガー本体の頸部の内面に当接せず、一対の前半側ハンガ
ー及び後半側ハンガーは相接近した位置になっている
(図2参照)。従って一対の前半側ハンガー及び後半側
ハンガーの見掛上の奥行寸法は小さくなっている。
【0014】この状態で、洗濯した厚手のセーター、T
シャツ、ブラウスなどの首部分から、これらの内部に挿
入して、ハンガー本体の肩にこれら厚手のセーターなど
を掛合する。
【0015】まずこの状態で厚手のセーターや、肌着、
ブラウスなどの首の部分から手を入れて、前記レバーを
引上げ、起立させると、これと一体のカムも回動して、
その頂部において、前後に二分されたハンガー本体の頸
部内面を外方に押し出すため、頸部の上端の水平軸周り
に回動して、前後の前半側ハンガー及び後半側ハンガー
は前後に開き、これに掛合している未乾燥の洗濯物も胴
が前後に拡げられ、前身頃と後身頃は完全に離反する。
この状態で、ハンガー本体と一体の吊り下げ用フックの
フック部を物干し竿や物干ロープなどに掛合し、洗濯物
は乾燥させる。
【0016】洗濯物を取り込むときは、前記レバーをそ
の回動範囲の他の終端に、前とは逆に回動させると、カ
ムの頂点はそれぞれハンガー本体の頸部内面から移動
し、一対のハンガー本体は、その自重及び洗濯物の重量
で、相接近し、洗濯物の首部分から、この発明の洗濯用
ハンガーを抜き取る。
【0017】請求項2記載の発明においては、カムが左
右に分かれた頸部それぞれに対応して設けてあるから、
レバーの回動に伴って左右の頸部共カムで押圧されて前
後二分割された前半側ハンガーと後半側ハンガーが作動
し、これらが作動時に左右において捩じれる作用を受け
ない。
【0018】請求項3記載の発明においては、レバーと
カムの位相を前述のようにしたから、レバーが倒れてい
るときは、前後の前半側ハンガーと後半側ハンガーは相
接近してコンパクトになっており、レバーを起立させた
ときは、前半側ハンガーと後半側ハンガーは離反した状
態となり、かつ、これらの自重や、洗濯物の荷重によっ
て、カムは回動力を受けず、前半側ハンガーと後半側ハ
ンガーを離反した状態に維持する作用を為す。
【0019】請求項4記載の発明においては、ハンガー
本体の前半側ハンガーと後半側ハンガーとは丸味をもっ
て二枚貝様に膨出させたものであり、洗濯物の乾燥する
ときに不要な筋や皺を付けず、かつ、格子乃至メッシュ
様であるから通気し、洗濯物の乾燥時間を短縮させる作
用を為す。
【0020】
【実施例】
実施例1 図1及び図2に示すものであり、全ての請求項記載の発
明を含むものである。図において、Aは吊り下げ用フッ
ク、Bはフック受け、Cはハンガー本体、Dはレバーで
ある。而して、全体が合成樹脂成形品によって形成して
ある。
【0021】吊り下げ用フックAのフック部10は図1
及び図2においては、傾斜したU字型になっており、そ
の垂直柄部11の下端はフック受けBの天井部15を貫
通して、これに対し、前記柄部11の軸線周りに旋回自
在で離反不能乃至困難に嵌合させてある。フック受けB
は、全体としては底が開放した箱型としてある。
【0022】ハンガー本体Cは前後に前半側ハンガーC
1と後半側ハンガーC2に二分割されており、肩部20は
外側に膨らみ格子形状25になっており、頸部21は左
右一対上方に伸び、ハンガー本体Cの長さ方向の軸線を
持つ水平軸22、23によって前記フック受けBの側面
16に枢着してある。前記格子形状25の代わりにメッ
シュ形状であっても、この発明の実施例に含まれる。
【0023】また前述の実施例においては頸部21は左
右一対の形状としたがフック受部Bの下部を左右二叉形
状とし、前半側ハンガーC1及び後半側ハンガーC2の頸
部21をそれぞれ中央に一箇として、このそれぞれ一箇
の頸部21を前記二叉形状の二叉間に挿入して枢着する
構造も請求項1記載の発明の実施例に含まれる。図示の
例においてはハンガー本体Cの前半側ハンガーC1と後
半側ハンガーC2は相隣する別々の水平軸22、23で
フック受けBに枢着した例を示したが共通の水平軸であ
っても、この発明の実施例に含まれる。24は、前半側
ハンガーC1及び後半側ハンガーC2のそれぞれの下部に
一体に形成してある水平棒で、通常小物が掛合出来るよ
うになっている。
【0024】レバーDは全体として片仮名のコ字型であ
り、その平行部30の各先端部に相互に同一線上に向か
い合った枢軸31が一体に突出させてあり、前記フック
受けBの側壁の中央下部に枢着してある。
【0025】またこれらの枢軸31にはカム32がそれ
ぞれ固着してあり、これらのカム32の頂部34、35
は相互に逆向きに、枢軸31の周りの位相が概ね180
°異にし設けてあり、レバーDを図2のように起立させ
たときには、前記カム32の頂部34、35は前後方向
になり、前記頂部34、35は相互にハンガー本体Cの
頸部21の内壁に接触し、ハンガー本体Cの前半側ハン
ガーC1及び後半側ハンガーC2をその枢着部たる水平軸
22、23の周りに相互に反対方向に回動させるように
設けてある。他方レバーDを倒して水平方向にしたとき
は、前記カム32の頂部34、35は上下方向となっ
て、前記頸部21の内壁に接触せず前半側ハンガーC1
と後半側ハンガーC2は相接近し、ハンガー本体Cはコ
ンパクトになる(図2参照)。
【0026】前述のカム32は、頂部34、又は35が
に二箇あるものを例示したが、頂部34又は35が一箇
ある別箇のカムを180°位相を異にして一対の枢軸3
1にカム32を一箇づつ設けてあるものであっても、こ
の発明としては同一である。前記レバーDの一対の平行
部30を連結する部分がハンドル部36としてある。
又、全体が合成樹脂成形品である。金属製のばねなど一
切使用していない。
【0027】実施例2 図3に示すものは、前記吊り下げ用フックAがハンドル
13付の蓋12のあるもので、蓋12はばねにより弾発
的に閉じるものであり、通常キャッチ式フックと称せら
れているものである。その他の構造は実施例1と全く同
一であり、同一符号のところは同一の構成部材乃至構成
部分で同一の作用を為す。
【0028】実施例1及び2の作用 使用しないとき、或いは商品として流通させるときは、
レバーDをその枢軸31周りに回動させて水平方向の倒
した状態とすると、カム32の頂部34、35はそれぞ
れ頸部21の内面から離れ、一対の前半側ハンガーC1
と後半側ハンガーC2はそれぞれの水平軸22、23の
周りに回動して、前記前半側ハンガーC1と後半側ハン
ガーC2は相接近して接触した状態となり、コンパクト
になる(図2参照)。
【0029】次に使用する場合は洗濯された未乾燥の厚
手のセーターなどの首穴部分より、前記洗濯ハンガーを
前半側ハンガーC1と後半側ハンガーC2が相接近した状
態のまま挿入する。
【0030】而して、レバーDをハンドル部36を持っ
て倒れた状態から垂直方向に枢軸31、32の周りに回
動させると、この枢軸31と一体のカム32も共に回動
し、これらの頂部34、35によって前記前半側ハンガ
ーC1及び後半側ハンガーC2のそれぞれの頸部21の内
面を外方に押圧して、これらの前半側ハンガーC1と後
半側ハンガーC2をそれぞれ水平軸23、22周りに相
互に反対方向に回動させて、前半側ハンガーC1と後半
側ハンガーC2を相互に離反させ、これに掛合している
厚手のセーターなどの洗濯物の前身頃と後身頃を充分に
離反させる。その後フック部10をロープ又は洗濯竿に
掛ける。またハンガー本体Cの前半側ハンガーC1及び
後半側ハンガーC2の肩部20の丸味に添って洗濯物は
丸味を持って掛合される。洗濯物内に蒸発した水分は、
その首部又は裾部分から外方に放散する。また、肩部2
0の格子形状25においても空気が流通し、洗濯物の乾
燥を促進させる。
【0031】また前半側ハンガーC1、後半側ハンガー
2及びこれらに掛合する洗濯物の自重はカム32に作
用するが、カム32の頂部34、35が前記頸部21の
内壁面にほゞ直角に当たることになり、前述の重力はレ
バーDを起立させる力にはならず前半側ハンガーC1
び後半側ハンガーC2は離反した状態で安定する。
【0032】洗濯物が乾燥後においてはレバーD再び水
平方向に倒せば、前半側ハンガーC1と後半側ハンガー
2とは相接近し、見掛上の輪郭が小さくなり、前記洗
濯物の首孔からこの洗濯ハンガーが抜き取り易くなる作
用を為す。各実施例においては、レバーDとカム32の
頂部33、35の位相方向は請求項3記載の発明の例と
して説明したが、レバーDが起立しているとき、前半側
ハンガーC1と後半側ハンガーC2が相接近し、レバーD
が倒れた位置において、これらが離反するものであって
も請求項1記載の発明の実施例に含まれる。
【0033】
【発明の効果】請求項1記載の発明においては、前述の
通りに構成し作用を為すから、この洗濯ハンガーを厚手
のセーター、厚手のブラウスなどの狭い首部分より内部
に挿入又は取り外すときには、レバーをその回動範囲の
一端にしておくことによって、一対の前後半側ハンガー
が相接近して嵩張らず、洗濯物に通し易く、また商品を
流通させるときや、不使用時の保管にも適する。
【0034】また前述の洗濯ハンガーを乾燥前の洗濯さ
れた前記厚手のセーター、コールテン織のシャツ、ブラ
ウスなどに挿入後フックを適宜の物干竿や、ロープに吊
り下げ、前記レバーをその枢軸周りに回動させて、他の
回動範囲の終端まで移動させれば、このレバーと一体の
カムによってハンガー本体の前半側ハンガーと後半側ハ
ンガーは前後に離反されて、広がり、このハンガー本体
に掛合されている洗濯物の前身頃、後身頃を充分に離反
させ、洗濯物で囲まれた空間を拡げ、湿度の高い空気が
容易に外部に流出し、洗濯物の乾燥時間を短縮する。
【0035】また前記前半側ハンガー及び後半側ハンガ
ーの離反、接近操作は単にレバーの上下のワンタッチ操
作でよく、取扱いが極めて便利である。
【0036】請求項2記載の発明においては、前述の効
果に加えて、前半側ハンガーと後半側ハンガーを作動さ
せるカムが左右に分かれた頸部それぞれに対応して、2
箇設けてあるから、前記ハンガー本体の前後半側ハンガ
ーの開閉動作が左右において捩れることなく、また一方
の頸部に大きな負荷が作動せず、動作が円滑で、長期の
使用に耐える。
【0037】請求項3記載の発明においては、前述の通
りに構成し、作用を為すから、カム自体は頸部内に位置
し、外部から見えず、体裁がよいだけでなく、カム部分
に洗濯物が絡み付くおそれもない。
【0038】カムとレバーの位相を前述の関係に配置し
たから、レバーを水平にすれば各カムの頂点は前半側ハ
ンガーと後半側ハンガーの頸部内壁面を押し出して、こ
れら内壁面にほゞ直角に位置することになり、前記前半
側ハンガー、後半側ハンガーの自重及びこれらに掛合す
る洗濯物の重量が作用しても、これらの外力はカムを回
動させる力とはならず、前半側ハンガー及び後半側ハン
ガーを相対的に離反させた状態を維持する効果を有す
る。
【0039】請求項4記載の発明においては、前後半側
ハンガーは外方に丸味を持って膨出した形状であるから
これに掛合した洗濯物がそのまま乾燥したときも、概ね
人体形状のままの形状となり、一部にハンガーの跡によ
る皺や筋が付くこともない。従って、厚手のセーター、
その他肩パットが入ったブラウスなどでも型崩れさせ
ず、より短い時間で乾燥させることができる。
【0040】更に、前記前後半側ハンガーは格子形状乃
至メッシュ形状で通気性があるから、これに掛合してい
る部分の乾燥を遅延させるおそれはない。
【0041】実施例1及び実施例2の物においてはすべ
ての請求項記載の発明効果を併せて奏する。
【0042】実施例2のものにおいてはフックがキャッ
チ式であるから物干竿に使用すればこの蓋12付のフッ
ク部10によって物干竿をしっかりとキャッチし、多少
の風が吹いても、洗濯ハンガーは揺れたり、移動したり
せず洗濯物を型崩れさすことなく乾燥させる効果を有す
る。また、洗濯物が掛合する部分は全て合成樹脂成形品
であるから、洗濯物が錆で汚染されるおそれはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の前半側ハンガーと後半側ハンガーが
離反した状態の外観斜視図である。
【図2】図1の前半側ハンガーと後半側ハンガーが接近
した状態の外観側面図である。
【図3】実施例2の前半側ハンガーと後半側ハンガーが
離反した状態の縦断側面図である。
【図4】実施例2の分解斜視図である。
【符号の説明】
A 吊り下げ用フック B フック受け C ハンガー本体 C1 前半側ハンガー C2 後半側ハンガー D レバー 20 肩部 21 頸部 22 水平軸 23 水平軸 25 格子形状 32 カム 33 カム
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年12月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】また棒状の合成樹脂成形品を前後に二個並
べたような形状のものは、これも使用するとき前記の洗
濯物の前身頃と後身頃の接触は起こらないが、やはりハ
ンガーの跡が乾燥後の洗濯物の肩の部分に残る
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は物干ハンガ
ー本体を前後二分割型とし、それぞれの頸部の上端部分
をフック受けに対し、ハンガー本体の肩幅方向に水平な
軸線周りに回動自在とし、レバーの上又は下の一挙動に
よって、前記前後二分割型のハンガー本体が前後に開い
たり、狭められたりして、洗濯物の乾燥を促進するよう
にしたものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】また前記の課題を達成するために、この発
明の前後二重型洗濯ハンガー前記前後一対のハンガー本
体の前半側ハンガー及び後半側ハンガーはそれぞれ外方
に丸味をもって二枚様に膨出させたものであり、全体
として格子乃至メッシュ様形状としてあることを特徴と
することが好ましい。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フック受けに、垂直軸軸周りに旋回する吊
    り下げ用フックが設けてあり、このフック受けには前後
    に二分割された前半側ハンガーと後半側ハンガーよりな
    る一対のハンガー本体の頸部分の上端が、前記フック受
    けにハンガー本体の肩幅方向であり水平方向の軸線周り
    に回動自在にそれぞれ枢着してあり、前記フック受けに
    は、前記枢着部よりも下方の位置にこれと平行な軸線周
    りに回動するレバーが枢着してあり、前記レバーの枢軸
    には、前記前後に二分されたハンガー本体の頸部分の内
    面に当接するカムが一体に固着してあり、前記レバーの
    往復回動に伴って、前記のカムにより前記前後に二分割
    されたハンガー本体を前記枢軸周りに回動させて相互に
    相接近離反可能としてあることを特徴とする前後二重型
    洗濯ハンガー。
  2. 【請求項2】前記カムは、左右に分れた頸部それぞれに
    対応して2箇設けてあることを特徴とする請求項1記載
    の前後二重型洗濯ハンガー。
  3. 【請求項3】前記レバーは片仮名のコ字型をしており、
    その平行部分のそれぞれ先端部分が前記レバー軸として
    あり、これら平行部分を連結する部分がハンドル部とし
    てあり、前記レバーが水平方向に倒れたとき、前記カム
    の頂点はハンガー本体の頸部内面から外れ、レバーが起
    立したとき、カムの頂がハンガー本体の頸部内面に当接
    すべく、ハンガーの前半側ハンガー及び後半側ハンガー
    とカムの位置が配設してあることを特徴とする請求項1
    又は2記載の前後二重型洗濯ハンガー。
  4. 【請求項4】前記前後一対のハンガー本体の前半側ハン
    ガー及び後半側ハンガーはそれぞれ外方に丸味をもって
    二枚貝様に膨出させたものであり、全体として格子形状
    乃至メッシュ様形状としてあることを特徴とする請求項
    1、2又は3記載の前後二重型洗濯ハンガー。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105361609A (zh) * 2015-12-24 2016-03-02 缪其明 一种衣架
JP2017012544A (ja) * 2015-07-02 2017-01-19 株式会社エコプラッツ ハンガー
KR20200111419A (ko) * 2019-03-19 2020-09-29 엘지전자 주식회사 옷걸이
WO2024019296A1 (ko) * 2022-07-22 2024-01-25 삼성전자주식회사 의류관리기 및 의류관리기의 제어 방법

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