JPH0813152B2 - 加入者回路 - Google Patents
加入者回路Info
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- JPH0813152B2 JPH0813152B2 JP6054685A JP6054685A JPH0813152B2 JP H0813152 B2 JPH0813152 B2 JP H0813152B2 JP 6054685 A JP6054685 A JP 6054685A JP 6054685 A JP6054685 A JP 6054685A JP H0813152 B2 JPH0813152 B2 JP H0813152B2
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- impedance
- circuit
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- operational amplifier
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
Landscapes
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Interface Circuits In Exchanges (AREA)
- Devices For Supply Of Signal Current (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は、電話回線に通話電流を供給するととも
に、電話回線を所定のインピーダンスで終端するように
電話回線に接続され、終端インピーダンスが増幅器の帰
還インピーダンスで制御でき、特に電子交換器等に使用
される加入者回路に関する。
に、電話回線を所定のインピーダンスで終端するように
電話回線に接続され、終端インピーダンスが増幅器の帰
還インピーダンスで制御でき、特に電子交換器等に使用
される加入者回路に関する。
[発明の技術的背景および問題点] 電子交換機、特にディジタル交換機においては、加入
者回路は電話回線に接続される電話機に監視用の直流電
流を供給して電話機の状態を監視する以外に、通話用の
直流電流を供給し、電話回線の線路インピーダンスに整
合するインピーダンスで電話回線を終端するとともに、
電話機からの通話信号を取り出して出力し、また交換機
のスイッチング装置を介した相手からの通話信号を電話
回線を介して電話機に供給する機能を有している。
者回路は電話回線に接続される電話機に監視用の直流電
流を供給して電話機の状態を監視する以外に、通話用の
直流電流を供給し、電話回線の線路インピーダンスに整
合するインピーダンスで電話回線を終端するとともに、
電話機からの通話信号を取り出して出力し、また交換機
のスイッチング装置を介した相手からの通話信号を電話
回線を介して電話機に供給する機能を有している。
このような加入者回路は、従来直流電流を供給するた
めにインダクタンス素子を使用し、このインダクタンス
素子を介して直流電源から直流電流を電話機に供給する
とともに、この直流電流を通話路側に対して阻止するた
めに、電話回線の両方に直列に2μF程度の通話コンデ
ンサを接続し、このコンデンサを介した後にハイブリッ
ト回路を設けて構成している。しかしながら、このよう
な回路は比較的大きなインダクタンス素子やコンデンサ
を必要とするため、電子交換機として小型化、経済化、
更にはLSI化を達成するためには不適である。
めにインダクタンス素子を使用し、このインダクタンス
素子を介して直流電源から直流電流を電話機に供給する
とともに、この直流電流を通話路側に対して阻止するた
めに、電話回線の両方に直列に2μF程度の通話コンデ
ンサを接続し、このコンデンサを介した後にハイブリッ
ト回路を設けて構成している。しかしながら、このよう
な回路は比較的大きなインダクタンス素子やコンデンサ
を必要とするため、電子交換機として小型化、経済化、
更にはLSI化を達成するためには不適である。
電話回線の線路インピーダンスは一般に600Ωとして
計算される。また、標準電話機は、回線損失が5dBとな
る線路長を介して加入者回路に接続される時、最も良好
な通話特性が得られるように設計されている。しかしな
がら、構内交換機を考慮した場合には、電話回線の長さ
は比較的短く、かつ許容される線路損失も2dB以下と小
さいため、加入者回路の終端インピーダンスは線路のケ
ーブル特性をも含み複雑な特性が要求される。従来、こ
れを電子回路で達成することが行なわれているが、多く
の回路素子が必要となり、小型化、経済化、LSI化等に
問題がある。
計算される。また、標準電話機は、回線損失が5dBとな
る線路長を介して加入者回路に接続される時、最も良好
な通話特性が得られるように設計されている。しかしな
がら、構内交換機を考慮した場合には、電話回線の長さ
は比較的短く、かつ許容される線路損失も2dB以下と小
さいため、加入者回路の終端インピーダンスは線路のケ
ーブル特性をも含み複雑な特性が要求される。従来、こ
れを電子回路で達成することが行なわれているが、多く
の回路素子が必要となり、小型化、経済化、LSI化等に
問題がある。
このような回路の一例として、従来複数の演算増幅器
やトランジスタを使用して電話回線の両方にそれぞれ線
路インピーダンスZoの1/2のインピーダンスZo/2を有す
るインピーダンス素子を設ける回路構成があるが、イン
ピーダンスZo/2はそれ自体、数μFのコンデンサ等が必
要であることから小型化、経済化、さらにはLSIとしに
くい。また、さらに電話機に供給される直流電流として
は、通話感度や特性の一定化および通話時の消費電流の
削減等の理由により直流的出力抵抗が高く、定電流給電
を達成できる給電方式が望ましいが、この従来の回路構
成においては直流給電特性をこのような方式に制御でき
ない等の問題がある。
やトランジスタを使用して電話回線の両方にそれぞれ線
路インピーダンスZoの1/2のインピーダンスZo/2を有す
るインピーダンス素子を設ける回路構成があるが、イン
ピーダンスZo/2はそれ自体、数μFのコンデンサ等が必
要であることから小型化、経済化、さらにはLSIとしに
くい。また、さらに電話機に供給される直流電流として
は、通話感度や特性の一定化および通話時の消費電流の
削減等の理由により直流的出力抵抗が高く、定電流給電
を達成できる給電方式が望ましいが、この従来の回路構
成においては直流給電特性をこのような方式に制御でき
ない等の問題がある。
[発明の目的] この発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的
としては、容量の小さなコンデンサで終端インピーダン
スを構成でき、小型化、LSI化が容易で経済化を達成で
きるとともに、任意の直流給電特性を実現でき、消費電
力を低減できる加入者回路を提供することが目的であ
る。
としては、容量の小さなコンデンサで終端インピーダン
スを構成でき、小型化、LSI化が容易で経済化を達成で
きるとともに、任意の直流給電特性を実現でき、消費電
力を低減できる加入者回路を提供することが目的であ
る。
[発明の概要] 上記目的を達成するため、第1の電話回路線と第2の
電話回線とからなる一対の加入者回線を介して加入者端
末に接続される加入者回路において、この発明は、前記
第1の電話回線に第1の抵抗を介して接続され、加入者
回線を介して加入者端末に直流電流を供給する第1の電
流供給手段と、前記第2の電話回線に第2の抵抗を介し
て接続され、加入者回線を介して加入者端末に直流電流
を供給する第2の電流供給手段と、前記第1の抵抗の両
端における信号を検出する第1の演算増幅手段と、前記
第2の抵抗の両端における信号を検出する第2の演算増
幅手段と、前記第1の演算増幅手段と第2の演算増幅手
段の出力に接続され、これら1の演算増幅手段と第2の
演算増幅手段の出力信号から前記第1の電話回線と第2
の電話回線に含まれる同相成分を除去する第3の演算増
幅手段と、前記第3の演算増幅手段の出力信号を増幅し
帰還すべく当該第3の演算増幅手段の出力に接続され、
加入者回線側から加入者回路を見た終端インピーダンス
の所定倍の帰還インピーダンスを有する増幅手段と、前
記増幅手段の出力信号を所定の基準信号と比較し、両信
号の差信号を増幅して前記電流供給手段に供給する比較
増幅手段とを有することを要旨とする。
電話回線とからなる一対の加入者回線を介して加入者端
末に接続される加入者回路において、この発明は、前記
第1の電話回線に第1の抵抗を介して接続され、加入者
回線を介して加入者端末に直流電流を供給する第1の電
流供給手段と、前記第2の電話回線に第2の抵抗を介し
て接続され、加入者回線を介して加入者端末に直流電流
を供給する第2の電流供給手段と、前記第1の抵抗の両
端における信号を検出する第1の演算増幅手段と、前記
第2の抵抗の両端における信号を検出する第2の演算増
幅手段と、前記第1の演算増幅手段と第2の演算増幅手
段の出力に接続され、これら1の演算増幅手段と第2の
演算増幅手段の出力信号から前記第1の電話回線と第2
の電話回線に含まれる同相成分を除去する第3の演算増
幅手段と、前記第3の演算増幅手段の出力信号を増幅し
帰還すべく当該第3の演算増幅手段の出力に接続され、
加入者回線側から加入者回路を見た終端インピーダンス
の所定倍の帰還インピーダンスを有する増幅手段と、前
記増幅手段の出力信号を所定の基準信号と比較し、両信
号の差信号を増幅して前記電流供給手段に供給する比較
増幅手段とを有することを要旨とする。
[発明の効果] この発明によれば、終端インピーダンスの所定倍のイ
ンピーダンスを増幅器の帰還インピーダンスとして構成
することにより終端インピーダンスは構成されるため、
帰還インピーダンスに含まれコンデンサは所定倍分の
1、すなわち1/Nの容量で実現できるので、小さな容量
のコンデンサで終端インピーダンスを構成でき、小型
化、LSI化が容易で経済化を達成でき、信頼性を向上す
ることができる。また、増幅度を制御することにより定
電流給電または定抵抗給電を任意に達成できるので、電
話機に供給される直流電流を所望の最適値に制御でき、
通話特性を向上できるとともに、消費電力を低減でき
る。
ンピーダンスを増幅器の帰還インピーダンスとして構成
することにより終端インピーダンスは構成されるため、
帰還インピーダンスに含まれコンデンサは所定倍分の
1、すなわち1/Nの容量で実現できるので、小さな容量
のコンデンサで終端インピーダンスを構成でき、小型
化、LSI化が容易で経済化を達成でき、信頼性を向上す
ることができる。また、増幅度を制御することにより定
電流給電または定抵抗給電を任意に達成できるので、電
話機に供給される直流電流を所望の最適値に制御でき、
通話特性を向上できるとともに、消費電力を低減でき
る。
[発明の実施例] 以下、この発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図はこの発明の一実施例に係わる加入者回路を示
すものである。同図において、インピーダンスZLを有す
る電話機1は電話回線L1、L2を介して端子a,bに接続さ
れている。端子a,bはそれぞれ加入者回路のモニタ抵抗
3,5の一端に接続されるとともに、増幅度1の第1およ
び第2の演算増幅器7,9の反転入力端子に接続されてい
る。演算増幅器7,9の非反転入力端子はそれぞれ抵抗3,5
の他端に接続されている。演算増幅器7,9の出力端子は
それぞれ増幅度1を有する第3の演算増幅機11の非反転
入力端子および反転入力端子に接続されている。このよ
うにして電圧利得1の第1および第2の演算増幅器7,9
で取り出された抵抗3,5の両端の電圧信号は第3の演算
増幅器11から受話信号として出力されるとともに、次段
の増幅度A2を有する増幅器13に供給されている。
すものである。同図において、インピーダンスZLを有す
る電話機1は電話回線L1、L2を介して端子a,bに接続さ
れている。端子a,bはそれぞれ加入者回路のモニタ抵抗
3,5の一端に接続されるとともに、増幅度1の第1およ
び第2の演算増幅器7,9の反転入力端子に接続されてい
る。演算増幅器7,9の非反転入力端子はそれぞれ抵抗3,5
の他端に接続されている。演算増幅器7,9の出力端子は
それぞれ増幅度1を有する第3の演算増幅機11の非反転
入力端子および反転入力端子に接続されている。このよ
うにして電圧利得1の第1および第2の演算増幅器7,9
で取り出された抵抗3,5の両端の電圧信号は第3の演算
増幅器11から受話信号として出力されるとともに、次段
の増幅度A2を有する増幅器13に供給されている。
演算増幅器7,9の入力端子には図示のように抵抗3,5に
発生する電圧信号が逆極性であるように供給さているの
で、演算増幅器7,9の出力電圧は互いに逆極性に現れ
る。このため、通常のように演算増幅器7,9の入力電
圧、すなわち抵抗3,5の両端からの信号が正常信号であ
る場合には、第3の演算増幅器11の出力電圧は抵抗3,5
の両端の電圧、例えば抵抗3,5の抵抗値をRとし、抵抗
3,5に流れる電流をILとすると、電圧ILRの2倍の電圧2I
LRになる。しかしながら、電話回線L1,L2に対して同相
であるように外部から電磁誘導等により電話回線L1,L2
に重畳される雑音等は演算増幅器7,9の出力に同じ極性
で現われ、これが第3の演算増幅器11に供給されるた
め、演算増幅器11で完全に除去され、雑音成分は演算増
幅器11から出力されないようになっている。
発生する電圧信号が逆極性であるように供給さているの
で、演算増幅器7,9の出力電圧は互いに逆極性に現れ
る。このため、通常のように演算増幅器7,9の入力電
圧、すなわち抵抗3,5の両端からの信号が正常信号であ
る場合には、第3の演算増幅器11の出力電圧は抵抗3,5
の両端の電圧、例えば抵抗3,5の抵抗値をRとし、抵抗
3,5に流れる電流をILとすると、電圧ILRの2倍の電圧2I
LRになる。しかしながら、電話回線L1,L2に対して同相
であるように外部から電磁誘導等により電話回線L1,L2
に重畳される雑音等は演算増幅器7,9の出力に同じ極性
で現われ、これが第3の演算増幅器11に供給されるた
め、演算増幅器11で完全に除去され、雑音成分は演算増
幅器11から出力されないようになっている。
増幅器13は演算増幅器11の出力電圧2ILRをA2倍し、帰
還信号として出力する。この帰還出力信号2A2ILRは増幅
度1の加算増幅器14の一方の入力に供給され、他方の入
力に供給されている交換機の通話路系から供給される送
話信号と加算される。増幅器14の出力信号は、演算増幅
器からなり増幅度A1を有する比較器15の反転入力に供給
され、比較器15の非反転入力に供給されている基準電圧
Vrと比較される。この比較結果の差信号は増幅度A1倍さ
れて比較器15から出力電圧A1(Vr−2A2ILR)として出力
される。この比較器15の出力電圧は増幅度1を有する増
幅器20を介して互いに直列に接続されたNPNトランジス
タ17とPNPトランジスタ19の両ベースに供給されるとと
もに、増幅度−1を有する増幅器21に供給され、この増
幅器21を介して極性が反転されて、同様に互いに直列に
接続されたNPNトランジスタ23とPNPトランジスタ25の両
ベースに供給されている。
還信号として出力する。この帰還出力信号2A2ILRは増幅
度1の加算増幅器14の一方の入力に供給され、他方の入
力に供給されている交換機の通話路系から供給される送
話信号と加算される。増幅器14の出力信号は、演算増幅
器からなり増幅度A1を有する比較器15の反転入力に供給
され、比較器15の非反転入力に供給されている基準電圧
Vrと比較される。この比較結果の差信号は増幅度A1倍さ
れて比較器15から出力電圧A1(Vr−2A2ILR)として出力
される。この比較器15の出力電圧は増幅度1を有する増
幅器20を介して互いに直列に接続されたNPNトランジス
タ17とPNPトランジスタ19の両ベースに供給されるとと
もに、増幅度−1を有する増幅器21に供給され、この増
幅器21を介して極性が反転されて、同様に互いに直列に
接続されたNPNトランジスタ23とPNPトランジスタ25の両
ベースに供給されている。
互いに直列に接続されたトランジスタ17,19およびト
ランジスタ23,25はNPNトランジスタ17および23のコレク
タが+Vの電圧を有する直流電源に接続され、PNPトラ
ンジスタ19および25のコレクタが−Vの電圧を有する直
流電源に接続されている。また、トランジスタ17,19の
エミッタは互いに接続されて前記抵抗3の他端に接続さ
れ、トランジスタ23,25のエミッタは互いに接続されて
前記抵抗5の他端に接続されている。そして、比較器15
の出力電圧が正の場合にはNPNトランジスタ17がオンす
るとともに、増幅器21を介して反転された負の電圧によ
りPNPトランジスタ25がオンになって、+Vの電圧から
トランジスタ17、抵抗3、電話回線L1、電話機1、電話
回線L2、抵抗5、トランジスタ25を介して−Vの電圧に
電流ILが流れ、これにより電話機1に直流電流が供給さ
れる。また比較器15の出力電圧が負の場合、これは前記
基準電圧Vrの極性を反転すればよいのであるが、この負
の場合にはトランジスタ19がオンになり、増幅器21で反
転された正の電圧のトランジスタ23がオンになって、+
Vの電圧からトランジスタ23、抵抗5、電話回線L2、電
話機1、電話回線L1、抵抗3,トランジスタ19を介して−
Vの電圧に電流ILが上述した場合と逆方向に流れる。
ランジスタ23,25はNPNトランジスタ17および23のコレク
タが+Vの電圧を有する直流電源に接続され、PNPトラ
ンジスタ19および25のコレクタが−Vの電圧を有する直
流電源に接続されている。また、トランジスタ17,19の
エミッタは互いに接続されて前記抵抗3の他端に接続さ
れ、トランジスタ23,25のエミッタは互いに接続されて
前記抵抗5の他端に接続されている。そして、比較器15
の出力電圧が正の場合にはNPNトランジスタ17がオンす
るとともに、増幅器21を介して反転された負の電圧によ
りPNPトランジスタ25がオンになって、+Vの電圧から
トランジスタ17、抵抗3、電話回線L1、電話機1、電話
回線L2、抵抗5、トランジスタ25を介して−Vの電圧に
電流ILが流れ、これにより電話機1に直流電流が供給さ
れる。また比較器15の出力電圧が負の場合、これは前記
基準電圧Vrの極性を反転すればよいのであるが、この負
の場合にはトランジスタ19がオンになり、増幅器21で反
転された正の電圧のトランジスタ23がオンになって、+
Vの電圧からトランジスタ23、抵抗5、電話回線L2、電
話機1、電話回線L1、抵抗3,トランジスタ19を介して−
Vの電圧に電流ILが上述した場合と逆方向に流れる。
以上のように構成されたものにおいて、比較器15から
の正の出力電圧によりトランジスタ17が駆動されてオン
になるとともに、演算増幅器21で反転された負の電圧で
トランジスタ25が駆動されてオンになって、上述した経
路で流れた直流電流ILは電話機1に通話電流として供給
されるとともに、抵抗3,5にそれぞれILRの電圧降下を発
生する。この電圧降下ILRはそれぞれ第1および第2の
演算増幅器7,9を介して第3の演算増幅器11に供給さ
れ、この演算増幅器11から電圧2ILRとして増幅器13に供
給されるとともに、受話信号として出力される。増幅器
13は増幅器11の出力電圧2ILRを増幅して、出力電圧2A2I
LRとして加算増幅器14に供給する。加算増幅器14は増幅
器13の出力電圧2A2ILRと送話信号とを加算し、これを比
較器15の反転入力に供給して基準電圧Vrと比較する。比
較器15は基準電圧Vrと電圧2A2ILRとを比較し、両者の差
電圧(Vr−2A2ILR)を増幅度(A1)倍して出力電圧を発
生する。すなわち、今、比較器15の出力端の電圧をEo′
とすると、この出力電圧E0′は次式のようになる。
の正の出力電圧によりトランジスタ17が駆動されてオン
になるとともに、演算増幅器21で反転された負の電圧で
トランジスタ25が駆動されてオンになって、上述した経
路で流れた直流電流ILは電話機1に通話電流として供給
されるとともに、抵抗3,5にそれぞれILRの電圧降下を発
生する。この電圧降下ILRはそれぞれ第1および第2の
演算増幅器7,9を介して第3の演算増幅器11に供給さ
れ、この演算増幅器11から電圧2ILRとして増幅器13に供
給されるとともに、受話信号として出力される。増幅器
13は増幅器11の出力電圧2ILRを増幅して、出力電圧2A2I
LRとして加算増幅器14に供給する。加算増幅器14は増幅
器13の出力電圧2A2ILRと送話信号とを加算し、これを比
較器15の反転入力に供給して基準電圧Vrと比較する。比
較器15は基準電圧Vrと電圧2A2ILRとを比較し、両者の差
電圧(Vr−2A2ILR)を増幅度(A1)倍して出力電圧を発
生する。すなわち、今、比較器15の出力端の電圧をEo′
とすると、この出力電圧E0′は次式のようになる。
Eo′=A1(Vr−2A2ILR)……(1) この比較器15の出力電圧Eo′は増幅器20を介してトラ
ンジスタ17を駆動するとともに、増幅器21を介して反転
されてトランジスタ25を駆動し、この出力電圧Eo′によ
り電話機1に供給される直流電流を比較器15の増幅度A1
および演算増幅器11の増幅度A2によって決定される最適
な値に帰還制御し、これにより電話機1に供給される直
流電流を定電流化したり、または加入者回路の内部抵抗
を定抵抗特性であるように制御するとともに、この加入
者回路を電話回線側から見た入力インピーダンス、すな
わち電話回線に対する終端インピーダンスが前記増幅器
13を構成している帰還インピーダンスの1/Nになるよう
に設定されている。すなわち、増幅器13に終端インピー
ダンスのN倍の帰還インピーダンスを設ければ、この帰
還インピーダンスの1/Nのインピーダンスが終端インピ
ーダンスとして形成されるのである。従って、終端イン
ピーダンスを模擬した帰還インピーダンスに含まれるコ
ンデンサは容量が1/Nのもので実現できるのであるた
め、小型化LSI化が容易にできるのである。
ンジスタ17を駆動するとともに、増幅器21を介して反転
されてトランジスタ25を駆動し、この出力電圧Eo′によ
り電話機1に供給される直流電流を比較器15の増幅度A1
および演算増幅器11の増幅度A2によって決定される最適
な値に帰還制御し、これにより電話機1に供給される直
流電流を定電流化したり、または加入者回路の内部抵抗
を定抵抗特性であるように制御するとともに、この加入
者回路を電話回線側から見た入力インピーダンス、すな
わち電話回線に対する終端インピーダンスが前記増幅器
13を構成している帰還インピーダンスの1/Nになるよう
に設定されている。すなわち、増幅器13に終端インピー
ダンスのN倍の帰還インピーダンスを設ければ、この帰
還インピーダンスの1/Nのインピーダンスが終端インピ
ーダンスとして形成されるのである。従って、終端イン
ピーダンスを模擬した帰還インピーダンスに含まれるコ
ンデンサは容量が1/Nのもので実現できるのであるた
め、小型化LSI化が容易にできるのである。
次に、この関係をより明確にわかるように式を用いて
説明する。
説明する。
比較器15の出力端の電圧Eo′は上式(1)に示す通り
であるが、この比較器15の出力端の電圧Eo′は増幅器21
により反転されて、この電圧Eo′の2倍の電圧2Eo′が
直流電流ILによる抵抗3,5と電話機1のインピーダンスZ
Lの電圧降下に等しいものであるため電圧Eo′として次
式が成立する。
であるが、この比較器15の出力端の電圧Eo′は増幅器21
により反転されて、この電圧Eo′の2倍の電圧2Eo′が
直流電流ILによる抵抗3,5と電話機1のインピーダンスZ
Lの電圧降下に等しいものであるため電圧Eo′として次
式が成立する。
Eo′=(ZL+2R)IL/2……(2) また、加入者回路の入力側の端子a,b間の電圧をEoと
すると、次式が成立する。
すると、次式が成立する。
IL=Eo/ZL ……(3) 上式(1),(2),(3)からEo′およびILを消去
すると、電圧Eoは次のようになる。
すると、電圧Eoは次のようになる。
Eo=2ZLA1Vr/(ZL+2R+4A1A2R)……(4) ところで、第1図に示す加入者回路はその等価回路を
考えると、加入者回路の出力インピーダンスZoと電圧源
Es直列回路で構成され、この出力インピーダンスZoと電
圧源Esの直列回路が第1図に示す入力端子a,b間に接続
されているものである。従って、この回路の入力端子a,
b間の電圧をEoとすると、次式が成立する。
考えると、加入者回路の出力インピーダンスZoと電圧源
Es直列回路で構成され、この出力インピーダンスZoと電
圧源Esの直列回路が第1図に示す入力端子a,b間に接続
されているものである。従って、この回路の入力端子a,
b間の電圧をEoとすると、次式が成立する。
Eo=ZLEs/(ZL+Zo)……(5) ここで、上の式(4)と式(5)とを比較すると、次
のようになる。
のようになる。
Es=2A1Vr ……(6) Zo=2R(1+2A1A2) ……(7) すなわち、加入者回路の出力インピーダンスZoは増幅
度A1,A2により決定されることになる。このインピーダ
ンスZoは増幅度A1を∞に制御することにより無限大にな
り、定電流特性を実現できるし、また増幅度A1およびA2
を所望の値に制御することにより任意の定抵抗特性を実
現することができる。
度A1,A2により決定されることになる。このインピーダ
ンスZoは増幅度A1を∞に制御することにより無限大にな
り、定電流特性を実現できるし、また増幅度A1およびA2
を所望の値に制御することにより任意の定抵抗特性を実
現することができる。
ここで出力インピーダンスZoを電話回線の所望の複素
終端インピーダンスZtに等しくするためには、上式
(7)のインピーダンスZoをZtに置換えればよい。そし
て、ここにおいて比較器15の増幅度A1は一定とし増幅器
13の増幅度A2を求めると、次式のようになる。
終端インピーダンスZtに等しくするためには、上式
(7)のインピーダンスZoをZtに置換えればよい。そし
て、ここにおいて比較器15の増幅度A1は一定とし増幅器
13の増幅度A2を求めると、次式のようになる。
A2=(Zt/2R−1)/2A1……(8) このような増幅度A2を有する増幅器13は、第2図に示
すように演算増幅器を2個用いた反転増幅器27と加算増
幅器29とにより簡単に構成される。
すように演算増幅器を2個用いた反転増幅器27と加算増
幅器29とにより簡単に構成される。
第2図に示す増幅器13は、反転増幅器27の反転入力が
抵抗値2RNを有する抵抗33を介して入力端子31に接続さ
れるとともに、反転増幅器27の出力と反転入力との間に
抵抗値ZtNを有する帰還抵抗35が接続されている。ま
た、加算増幅器29の反転入力は抵抗値Rを有する抵抗37
を介して反転増幅器27の出力に接続されるとともに、抵
抗値Rを有する抵抗39を介して入力端子31に接続され、
加算増幅器29の出力と反転入力との間には抵抗値R/2A1
を有する抵抗41が接続されている。各増幅器27,29の非
反転入力はアースに接続されている。
抵抗値2RNを有する抵抗33を介して入力端子31に接続さ
れるとともに、反転増幅器27の出力と反転入力との間に
抵抗値ZtNを有する帰還抵抗35が接続されている。ま
た、加算増幅器29の反転入力は抵抗値Rを有する抵抗37
を介して反転増幅器27の出力に接続されるとともに、抵
抗値Rを有する抵抗39を介して入力端子31に接続され、
加算増幅器29の出力と反転入力との間には抵抗値R/2A1
を有する抵抗41が接続されている。各増幅器27,29の非
反転入力はアースに接続されている。
このように構成されたものにおいては、帰還抵抗35は
終端インピーダンスZtのN倍のインピーダンスで構成さ
れ、このN倍のインピーダンスZtNを有する帰還抵抗35
によって電話回線を終端インピーダンスZtとして終端す
るのである。従って終端インピーダンスZtを模擬した帰
還抵抗35に含まれるコンデンサはN倍のインピーダンス
を有するコンデンサ、すなわち1/Nの容量値でよい小さ
なコンデンサを使用することができるのである。
終端インピーダンスZtのN倍のインピーダンスで構成さ
れ、このN倍のインピーダンスZtNを有する帰還抵抗35
によって電話回線を終端インピーダンスZtとして終端す
るのである。従って終端インピーダンスZtを模擬した帰
還抵抗35に含まれるコンデンサはN倍のインピーダンス
を有するコンデンサ、すなわち1/Nの容量値でよい小さ
なコンデンサを使用することができるのである。
第3図に示す回路網が終端インピーダンスZtを模擬し
た帰還抵抗35の回路である。この帰還抵抗35の回路は実
現しようとする複素終端インピーダンスZtのN倍のイン
ピーダンスZtNを抵抗およびコンデンサで実現している
ものである。すなわち、この回路はコンデンサ45,抵抗4
7,49の直列回路の両端に抵抗51が並列に接続されるとと
もに、抵抗47の両端にコンデンサ53が並列に接続されて
いる構成である。この回路のインピーダンスは、終端イ
ンピーダンスZtのN倍のインピーダンスであるので、こ
の回路を構成する各回路素子のインピーダンスは、この
回路構成で終端インピーダンスを形成する場合の各回路
素子のN倍の値を有する回路素子で構成することができ
る。すなわち、抵抗47,49,51の抵抗値はすべてN倍であ
るとともに、コンデンサ45,53のインピーダンスもN倍
でよいので、これを容量で考えると、1/Nの容量の小さ
なコンデンサでよいことになる。すなわち、この回路の
コンデンサの容量は十分小さくてよいので、この回路は
簡単にLSI化することができる。
た帰還抵抗35の回路である。この帰還抵抗35の回路は実
現しようとする複素終端インピーダンスZtのN倍のイン
ピーダンスZtNを抵抗およびコンデンサで実現している
ものである。すなわち、この回路はコンデンサ45,抵抗4
7,49の直列回路の両端に抵抗51が並列に接続されるとと
もに、抵抗47の両端にコンデンサ53が並列に接続されて
いる構成である。この回路のインピーダンスは、終端イ
ンピーダンスZtのN倍のインピーダンスであるので、こ
の回路を構成する各回路素子のインピーダンスは、この
回路構成で終端インピーダンスを形成する場合の各回路
素子のN倍の値を有する回路素子で構成することができ
る。すなわち、抵抗47,49,51の抵抗値はすべてN倍であ
るとともに、コンデンサ45,53のインピーダンスもN倍
でよいので、これを容量で考えると、1/Nの容量の小さ
なコンデンサでよいことになる。すなわち、この回路の
コンデンサの容量は十分小さくてよいので、この回路は
簡単にLSI化することができる。
なお、上記実施例において、直流電流ILは比較器15の
基準電圧Vrに比例して決定され、また基準電圧の極性を
反転すると、逆方向に直流電流を流すことができる。
基準電圧Vrに比例して決定され、また基準電圧の極性を
反転すると、逆方向に直流電流を流すことができる。
また、上記実施例において、トランジスタ17,19と増
幅器20で構成される電流駆動回路、およびトランジスタ
23,25と増幅器21で構成される電流駆動回路は駆動回路
は演算増幅器で構成してもよい。
幅器20で構成される電流駆動回路、およびトランジスタ
23,25と増幅器21で構成される電流駆動回路は駆動回路
は演算増幅器で構成してもよい。
上記実施例において、インピーダンスZLは電話機1の
インピーダンスとして説明したが、これは電話回線L1、
L2の線路インピーダンスを含んだインピーダンスであ
る。
インピーダンスとして説明したが、これは電話回線L1、
L2の線路インピーダンスを含んだインピーダンスであ
る。
第1図はこの発明の一実施例を示す加入者回路図、第2
図は第1図の加入者回路に使用される増幅器の構成例を
示す回路図、第3図は第2図の増幅器の要部の回路図で
ある。 1……電話機、3,5……抵抗、 7,9,11……演算増幅器 13……増幅器、15……比較器、 17,19,23,25……トランジスタ L1、L2……電話回線
図は第1図の加入者回路に使用される増幅器の構成例を
示す回路図、第3図は第2図の増幅器の要部の回路図で
ある。 1……電話機、3,5……抵抗、 7,9,11……演算増幅器 13……増幅器、15……比較器、 17,19,23,25……トランジスタ L1、L2……電話回線
Claims (1)
- 【請求項1】第1の電話回線と第2の電話回線とからな
る一対の加入者回線を介して加入者端末に接続される加
入者回路において、 前記第1の電話回線に第1の抵抗を介して接続され、加
入者回線を介して加入者端末に直流電流を供給する第1
の電流供給手段と、 前記第2の電話回線に第2の抵抗を介して接続され、加
入者回線を介して加入者端末に直流電流を供給する第2
の電流供給手段と、 前記第1の抵抗の両端における信号を検出する第1の演
算増幅手段と、 前記第2の抵抗の両端における信号を検出する第2の演
算増幅手段と、 前記第1の演算増幅手段と第2の演算増幅手段の出力に
接続され、これら第1の演算増幅手段と第2の演算増幅
手段の出力信号から前記第1の電話回線と第2の電話回
線に含まれる同相成分を除去する第3の演算増幅手段
と、 前記第3の演算増幅手段の出力信号を増幅し帰還すべく
当該第3の演算増幅手段の出力に接続され、加入者回線
側から加入者回路を見た終端インピーダンスの所定倍の
帰還インピーダンスを有する増幅手段と、 前記増幅手段の出力信号を所定の基準信号と比較し、両
信号の差信号を増幅して前記電流供給手段に供給する比
較増幅手段と を有することを特徴とする加入者回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6054685A JPH0813152B2 (ja) | 1985-03-27 | 1985-03-27 | 加入者回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6054685A JPH0813152B2 (ja) | 1985-03-27 | 1985-03-27 | 加入者回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61220588A JPS61220588A (ja) | 1986-09-30 |
JPH0813152B2 true JPH0813152B2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=13145392
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6054685A Expired - Fee Related JPH0813152B2 (ja) | 1985-03-27 | 1985-03-27 | 加入者回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0813152B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07322309A (ja) * | 1994-05-26 | 1995-12-08 | Nec Corp | 2線4線変換回路 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6053367A (ja) * | 1983-09-02 | 1985-03-27 | Nec Corp | 加入者回路 |
-
1985
- 1985-03-27 JP JP6054685A patent/JPH0813152B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6053367A (ja) * | 1983-09-02 | 1985-03-27 | Nec Corp | 加入者回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61220588A (ja) | 1986-09-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |