JPH08130277A - 電子部品用冷却装置 - Google Patents
電子部品用冷却装置Info
- Publication number
- JPH08130277A JPH08130277A JP26893994A JP26893994A JPH08130277A JP H08130277 A JPH08130277 A JP H08130277A JP 26893994 A JP26893994 A JP 26893994A JP 26893994 A JP26893994 A JP 26893994A JP H08130277 A JPH08130277 A JP H08130277A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electronic component
- heat
- tubular member
- cooling device
- fan
- Prior art date
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- Pending
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- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、整流ダイオード等のように発熱す
る電子部品を冷却するための電子部品用冷却装置に関
し、電子部品を効率的に冷却することができるとともに
暖められた空気を外部に確実に排出することを目的とす
る。 【構成】 内周に電子部品23の固定部21dが形成さ
れ、外周に放熱フィン27が形成される筒状部材21
と、前記筒状部材21を覆って配置され、一側に導風口
31が形成される外筒29と、前記外筒29の他側に配
置されるファン35とを有して構成する。また、前記電
子部品23を、ペルチェ素子25を介して前記筒状部材
21の内周に当接して構成する。
る電子部品を冷却するための電子部品用冷却装置に関
し、電子部品を効率的に冷却することができるとともに
暖められた空気を外部に確実に排出することを目的とす
る。 【構成】 内周に電子部品23の固定部21dが形成さ
れ、外周に放熱フィン27が形成される筒状部材21
と、前記筒状部材21を覆って配置され、一側に導風口
31が形成される外筒29と、前記外筒29の他側に配
置されるファン35とを有して構成する。また、前記電
子部品23を、ペルチェ素子25を介して前記筒状部材
21の内周に当接して構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、整流ダイオード等のよ
うに発熱する電子部品を冷却するための電子部品用冷却
装置に関する。
うに発熱する電子部品を冷却するための電子部品用冷却
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、整流ダイオード等のように発熱す
る電子部品を冷却するためのヒートシンクとして、例え
ば、実開昭55−75198号公報に開示されるものが
知られている。
る電子部品を冷却するためのヒートシンクとして、例え
ば、実開昭55−75198号公報に開示されるものが
知られている。
【0003】図4は、この公報に開示されるヒートシン
クを示すもので、このヒートシンクでは、取付部材11
の一側に整流ダイオード等のように発熱する電子部品1
3がビス15により固定され、取付部材11の他側に複
数の放熱プレート17が固定されている。
クを示すもので、このヒートシンクでは、取付部材11
の一側に整流ダイオード等のように発熱する電子部品1
3がビス15により固定され、取付部材11の他側に複
数の放熱プレート17が固定されている。
【0004】そして、放熱プレート17の間に波形放熱
フィン19が配置されている。このようなヒートシンク
では、電子部品13で発生した熱量が、取付部材11お
よび放熱プレート17を介して波形放熱フィン19に伝
達され、波形放熱フィン19から大気中に放熱されるた
め、電子部品13を効率的に冷却することができる。
フィン19が配置されている。このようなヒートシンク
では、電子部品13で発生した熱量が、取付部材11お
よび放熱プレート17を介して波形放熱フィン19に伝
達され、波形放熱フィン19から大気中に放熱されるた
め、電子部品13を効率的に冷却することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のヒートシンクでは、自然放熱により電子部品
13を冷却しているため、電子部品13が大型化し放熱
量が増大すると、ヒートシンクを大きくする必要があ
り、ヒートシンクを所定のユニット内に収容することが
困難になるという問題があった。
うな従来のヒートシンクでは、自然放熱により電子部品
13を冷却しているため、電子部品13が大型化し放熱
量が増大すると、ヒートシンクを大きくする必要があ
り、ヒートシンクを所定のユニット内に収容することが
困難になるという問題があった。
【0006】また、ヒートシンクとの熱交換により暖め
られた空気を、ユニット外に確実に放出することが困難
であるという問題があった。本発明は、かかる従来の問
題を解決するためになされたもので、電子部品を効率的
に冷却することができるとともに暖められた空気を外部
に確実に排出することができる電子部品用冷却装置を提
供することを目的とする。
られた空気を、ユニット外に確実に放出することが困難
であるという問題があった。本発明は、かかる従来の問
題を解決するためになされたもので、電子部品を効率的
に冷却することができるとともに暖められた空気を外部
に確実に排出することができる電子部品用冷却装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の電子部品用冷
却装置は、内周に電子部品の固定部が形成され、外周に
放熱フィンが形成される筒状部材と、前記筒状部材を覆
って配置され、一側に導風口が形成される外筒と、前記
外筒の他側に配置されるファンとを有するものである。
却装置は、内周に電子部品の固定部が形成され、外周に
放熱フィンが形成される筒状部材と、前記筒状部材を覆
って配置され、一側に導風口が形成される外筒と、前記
外筒の他側に配置されるファンとを有するものである。
【0008】請求項2の電子部品用冷却装置は、請求項
1において、前記電子部品は、ペルチェ素子を介して前
記筒状部材の内周に当接されているものである。
1において、前記電子部品は、ペルチェ素子を介して前
記筒状部材の内周に当接されているものである。
【0009】
【作用】請求項1の電子部品用冷却装置では、電子部品
から発熱した熱量が、筒状部材の内周の固定部から外周
の放熱フィンに伝導され、放熱フィンにおいて、ファン
の働きにより外筒の導風口から流入する空気と熱交換さ
れ、暖められた空気が、ファンから外部に排出される。
から発熱した熱量が、筒状部材の内周の固定部から外周
の放熱フィンに伝導され、放熱フィンにおいて、ファン
の働きにより外筒の導風口から流入する空気と熱交換さ
れ、暖められた空気が、ファンから外部に排出される。
【0010】請求項2の電子部品用冷却装置では、ペル
チェ素子の低温側に電子部品が当接され、高温側に筒状
部材の内周が当接される。
チェ素子の低温側に電子部品が当接され、高温側に筒状
部材の内周が当接される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の詳細を図面に示す実施例につ
いて説明する。図1および図2は、本発明の電子部品用
冷却装置の一実施例を示すもので、図において符号21
は、円筒状の筒状部材を示している。
いて説明する。図1および図2は、本発明の電子部品用
冷却装置の一実施例を示すもので、図において符号21
は、円筒状の筒状部材を示している。
【0012】この筒状部材21は、例えば、アルミニュ
ウム等の熱伝導性の良好な金属により形成されている。
筒状部材21の一側の外周には、フランジ部21aが形
成され、他側には、テーパ状の空気案内部21bが形成
されている。
ウム等の熱伝導性の良好な金属により形成されている。
筒状部材21の一側の外周には、フランジ部21aが形
成され、他側には、テーパ状の空気案内部21bが形成
されている。
【0013】また、筒状部材21の内周の一側には、例
えば、整流ダイオード等のように発熱をする電子部品2
3が配置される固定部21dが形成されている。この実
施例では、電子部品23は、ペルチェ素子25を介して
固定部21dに当接されている。
えば、整流ダイオード等のように発熱をする電子部品2
3が配置される固定部21dが形成されている。この実
施例では、電子部品23は、ペルチェ素子25を介して
固定部21dに当接されている。
【0014】そして、ペルチェ素子25の低温側に電子
部品23が当接され、高温側に固定部21dが当接され
ている。筒状部材21の外周には、放熱フィン27が巻
装されている。
部品23が当接され、高温側に固定部21dが当接され
ている。筒状部材21の外周には、放熱フィン27が巻
装されている。
【0015】この放熱フィン27は、例えば、アルミニ
ュウム等の熱伝導性の良好な金属板を波状に成形するこ
とにより形成されている。そして、放熱フィン27の凹
部27aが筒状部材21の軸長方向に平行に配置され、
内周側が、ろう付け等により筒状部材21の外周に接合
されている。
ュウム等の熱伝導性の良好な金属板を波状に成形するこ
とにより形成されている。そして、放熱フィン27の凹
部27aが筒状部材21の軸長方向に平行に配置され、
内周側が、ろう付け等により筒状部材21の外周に接合
されている。
【0016】筒状部材21を覆って、例えば、金属,樹
脂等からなる円筒状の外筒29が配置されている。外筒
29の一側は、筒状部材21のフランジ部21aに形成
される螺子部21eに螺合されている。
脂等からなる円筒状の外筒29が配置されている。外筒
29の一側は、筒状部材21のフランジ部21aに形成
される螺子部21eに螺合されている。
【0017】そして、外筒29の一側には、所定角度を
置いて多数の導風口31が形成されている。外筒29の
他側には、モータ33により駆動されるファン35が配
置されている。
置いて多数の導風口31が形成されている。外筒29の
他側には、モータ33により駆動されるファン35が配
置されている。
【0018】ファン35は、ケース37内に収容されて
おり、ケース37の一側が、外筒29の他側に形成され
る螺子部29aに螺合されている。ファン35は、モー
タ33に連結されており、モータ33が支持部材41を
介してケース37の中央に支持されている。
おり、ケース37の一側が、外筒29の他側に形成され
る螺子部29aに螺合されている。ファン35は、モー
タ33に連結されており、モータ33が支持部材41を
介してケース37の中央に支持されている。
【0019】上述した電子部品用冷却装置では、電子部
品23から発熱した熱量が、ペルチェ素子25を介し
て、筒状部材21の内周の固定部21dから外周の放熱
フィン27に伝導され、放熱フィン27において、ファ
ン35の働きにより外筒29の導風口31から流入する
空気と熱交換され、暖められた空気が、ファン35から
外部に排出される。
品23から発熱した熱量が、ペルチェ素子25を介し
て、筒状部材21の内周の固定部21dから外周の放熱
フィン27に伝導され、放熱フィン27において、ファ
ン35の働きにより外筒29の導風口31から流入する
空気と熱交換され、暖められた空気が、ファン35から
外部に排出される。
【0020】そして、上述した電子部品用冷却装置43
は、例えば、図3に示すように、大型コンピュータのユ
ニット45内に、ファン35側が外部に開口するように
配置されて使用される。
は、例えば、図3に示すように、大型コンピュータのユ
ニット45内に、ファン35側が外部に開口するように
配置されて使用される。
【0021】以上のように構成された電子部品用冷却装
置では、電子部品23から発熱した熱量が、ファン35
の作動により強制的に供給される空気と、放熱フィン2
7において熱交換されるため、電子部品23を効率的に
冷却することができる。
置では、電子部品23から発熱した熱量が、ファン35
の作動により強制的に供給される空気と、放熱フィン2
7において熱交換されるため、電子部品23を効率的に
冷却することができる。
【0022】従って、自然放熱により電子部品23を冷
却する従来のヒートシンクに比較して、小型化を図るこ
とが可能になり、ユニット45内に容易に収容すること
が可能になる。
却する従来のヒートシンクに比較して、小型化を図るこ
とが可能になり、ユニット45内に容易に収容すること
が可能になる。
【0023】また、ファン35により、放熱フィン27
で熱交換し暖められた空気を外部に確実に排出すること
ができる。さらに、上述した電子部品用冷却装置では、
ペルチェ素子25の低温側に電子部品23が当接され、
高温側に固定部21dの内周が当接されるため、電子部
品23から発熱した熱量を筒状部材21側に効率的に伝
導することができる。
で熱交換し暖められた空気を外部に確実に排出すること
ができる。さらに、上述した電子部品用冷却装置では、
ペルチェ素子25の低温側に電子部品23が当接され、
高温側に固定部21dの内周が当接されるため、電子部
品23から発熱した熱量を筒状部材21側に効率的に伝
導することができる。
【0024】なお、以上述べた実施例では、整流ダイオ
ードからなる電子部品23に本発明を適用した例につい
て説明したが、本発明はかかる実施例に限定されるもの
ではなく、電気的な発熱を伴う電子素子等に広く適用で
きる。
ードからなる電子部品23に本発明を適用した例につい
て説明したが、本発明はかかる実施例に限定されるもの
ではなく、電気的な発熱を伴う電子素子等に広く適用で
きる。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1の電子部品
用冷却装置では、電子部品から発熱した熱量が、ファン
の作動により強制的に供給される空気と、放熱フィンに
おいて熱交換されるため、電子部品を効率的に冷却する
ことができる。
用冷却装置では、電子部品から発熱した熱量が、ファン
の作動により強制的に供給される空気と、放熱フィンに
おいて熱交換されるため、電子部品を効率的に冷却する
ことができる。
【0026】また、暖められた空気をファンにより外部
に確実に排出することができる。請求項2の電子部品用
冷却装置では、ペルチェ素子の低温側に電子部品が当接
され、高温側に筒状部材の内周が当接されるため、電子
部品から発熱した熱量を筒状部材側に効率的に伝導する
ことができるという利点がある。
に確実に排出することができる。請求項2の電子部品用
冷却装置では、ペルチェ素子の低温側に電子部品が当接
され、高温側に筒状部材の内周が当接されるため、電子
部品から発熱した熱量を筒状部材側に効率的に伝導する
ことができるという利点がある。
【図1】本発明の電子部品用冷却装置の一実施例を示す
断面図である。
断面図である。
【図2】図1の分解斜視図である。
【図3】図1の電子部品用冷却装置をユニットに配置し
た状態を示す説明図である。
た状態を示す説明図である。
【図4】従来のヒートシンクを示す側面図である。
21 筒状部材 21d 固定部 23 電子部品 25 ペルチェ素子 27 放熱フィン 29 外筒 31 導風口 35 ファン
Claims (2)
- 【請求項1】 内周に電子部品(23)の固定部(21
d)が形成され、外周に放熱フィン(27)が形成され
る筒状部材(21)と、 前記筒状部材(21)を覆って配置され、一側に導風口
(31)が形成される外筒(29)と、 前記外筒(29)の他側に配置されるファン(35)
と、を有することを特徴とする電子部品用冷却装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の電子部品用冷却装置にお
いて、 前記電子部品(23)は、ペルチェ素子(25)を介し
て前記筒状部材(21)の内周に当接されていることを
特徴とする電子部品用冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26893994A JPH08130277A (ja) | 1994-11-01 | 1994-11-01 | 電子部品用冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26893994A JPH08130277A (ja) | 1994-11-01 | 1994-11-01 | 電子部品用冷却装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08130277A true JPH08130277A (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=17465386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26893994A Pending JPH08130277A (ja) | 1994-11-01 | 1994-11-01 | 電子部品用冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08130277A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000059034A1 (en) * | 1999-03-25 | 2000-10-05 | Intel Corporation | A cooling unit for an integrated circuit package |
JP2006278411A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Nippon Densan Corp | ヒートシンクファン |
-
1994
- 1994-11-01 JP JP26893994A patent/JPH08130277A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000059034A1 (en) * | 1999-03-25 | 2000-10-05 | Intel Corporation | A cooling unit for an integrated circuit package |
US6173576B1 (en) | 1999-03-25 | 2001-01-16 | Intel Corporation | Cooling unit for an integrated circuit package |
JP2006278411A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Nippon Densan Corp | ヒートシンクファン |
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