JPH08130098A - X線装置の陽極回転制御方法およびその方法を用いたx線装置 - Google Patents

X線装置の陽極回転制御方法およびその方法を用いたx線装置

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JPH08130098A
JPH08130098A JP29213394A JP29213394A JPH08130098A JP H08130098 A JPH08130098 A JP H08130098A JP 29213394 A JP29213394 A JP 29213394A JP 29213394 A JP29213394 A JP 29213394A JP H08130098 A JPH08130098 A JP H08130098A
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rotation
target
ray
revolution
braking
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JP29213394A
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Tetsuya Furugou
哲哉 古郷
Tatsuhiro Mori
達弘 森
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Shimadzu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 X線曝射の繰り返し頻度が高い場合のX線管
の温度上昇を低減する。 【構成】 ターゲットの回転起動指示とX線曝射終了の
間Hの回転起動信号S1はその立ち下がりがΔT2だけ
遅らされた回転起動補正信号S2に補正される。回転起
動タイマは回転起動補正信号S2の立ち上がりで回転起
動パルスP1を出力しターゲットを回転起動し、間欠駆
動タイマは回転起動終了後、回転起動補正信号S2の立
ち下がりまで間欠駆動パルスP2を出力しターゲットの
回転を維持し、回転制動タイマは回転起動補正信号S2
の立ち下がりで回転制動パルスP4を出力しターゲット
を回転制動する。X線曝射間隔ΔT1がΔT2より短い
場合、回転起動補正信号S2は最後の回転起動信号S1
からΔT2経過後までHを維持し、その間回転が維持さ
れ、回転起動や回転制動は行わない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、医用診断機
器などに用いられる、回転陽極X線管を含むX線装置に
係り、特には、回転陽極(ターゲット)を回転制御する
ためのX線装置の陽極回転制御方法およびその方法を用
いたX線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のX線装置は、回転陽極X線管や
回転駆動装置、指示装置などを備えて構成されている。
回転陽極X線管は、主知のようにX線発生用の熱電子を
放出する陰極と、その熱電子を受け止めてX線を発生す
るターゲット(陽極)と、ターゲットを回転駆動するス
テータコイルなどを備えている。この回転陽極X線管か
らのX線の曝射は、ターゲットを所定回転数で回転させ
た状態で、陰極から熱電子を放出させ、陰極とターゲッ
トとの間に高電圧を印加して行われる。ターゲットの回
転は、回転駆動装置によりステータコイルに所定の電力
が供給されることにより制御される。
【0003】指示装置(例えば、ハンドスイッチ)に
は、READYやX線曝射タイミングなどを指示するた
めのボタンが設けられている。READYボタンは、X
線曝射の準備である、ターゲットを所定回転数で回転さ
せる回転起動指示を与えるためのボタンであり、X線曝
射の指示ボタンは、READY指示により、ターゲット
が所定回転数で回転された状態で実際のX線の曝射のタ
イミングを指示するためのボタンである。このREAD
Y指示により、回転駆動装置は、回転起動の電力をステ
ータコイルに所定時間供給してターゲットを所定回転数
で回転させ、その後、X線曝射指示により、実際のX線
曝射が行われる。また、ターゲットは所定回転数で回転
されてから、X線曝射指示がすぐに行われない場合に
は、ターゲットの所定回転数の回転を維持するために、
回転駆動装置は、ターゲットの所定回転数の回転を維持
させるための電力をステータコイルに間欠的に供給す
る。
【0004】ところで、ターゲットが所定回転数で回転
されている状態で、ターゲットの所定回転数の回転を維
持させるための電力が供給されなくなると、ターゲット
の回転は減速していき自然に停止する。しかしながら、
上記所定回転数以下のある範囲の回転数(共振回転数)
でターゲットが回転されると、回転陽極X線管自体がぶ
れることが知られている。このようなX線管のぶれは、
X線管を破損させる原因となるので好ましくない。そこ
で、従来装置では、X線曝射が終了すると、回転駆動装
置が、ターゲットの回転を共振回転数以下までいっきに
落とす回転制動のための電力を、ステータコイルに供給
するように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成を有する従来例の場合には、次のような問題が
ある。この種のX線装置は、例えば、X線を用いた医用
診断機器等に使用されるが、診断の種類等によっては、
X線曝射の繰り返し頻度が高く(X線曝射間隔が短く)
なることがある。このようにX線曝射の繰り返し頻度が
高くなると、従来装置では、ターゲットの所定回転数へ
の回転起動、回転制動、回転起動、回転制動、…の動作
をX線曝射のたびに短いサイクルで行うことになる。こ
の回転起動と回転制動は、上述したようにステータコイ
ルへ所定の電力を供給して行われるが、上記したように
回転起動と回転制動が短いサイクルで繰り返されると、
この電力供給によるステータコイルの発熱が蓄積してい
き、X線管全体の温度上昇を招き易くなる。X線管が温
度上昇すると、X線管の耐電圧不良が起きX線曝射が行
われ難くなったり、ターゲットを回転自在に支持するベ
アリングなどの部材の寿命が低下し易くなる。また、こ
の種のX線管には、上記耐電圧不良を未然に防止するた
めにX線管の温度が所定温度以上になると、X線曝射を
自動的に停止するためのサーマルスイッチ(温度スイッ
チ)が設けられているが、上記したようにX線管の温度
上昇が起こり易くなると、このサーマルスイッチがすぐ
に作動し、診断等に支障をきたすという問題もある。
【0006】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、X線曝射の繰り返し頻度が高い場合
のX線管の温度上昇を低減することができるX線装置の
陽極回転制御方法およびその方法を用いたX線装置を提
供すること目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
目的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、請求項1に記載の方法は、X線装置に備えられた回
転陽極X線管の回転陽極を回転制御する方法に係るX線
装置の陽極回転制御方法であって、前記回転陽極が所定
回転数で回転された状態で前記回転陽極X線管からの1
回のX線曝射が終了した後、無条件に、または、X線曝
射間隔が一定時間以下である場合に、前記回転陽極の所
定回転数の回転を所定時間維持することを特徴とするも
のである。
【0008】また、請求項2に記載の装置は、X線発生
用の熱電子を放出する陰極と、前記熱電子を受け止めて
X線を発生するターゲット(陽極)と、前記ターゲット
を回転駆動するステータコイルを含む回転陽極X線管
と、前記ステータコイルに回転起動、回転維持、回転制
動のための電力を供給して前記ターゲットの回転を制御
する回転駆動装置と、少なくとも前記ターゲットの回転
起動指示と、前記回転起動指示後のX線曝射指示とを行
う指示装置とを含むX線装置において、前記回転駆動装
置は、(a)前記指示装置からのターゲットの回転起動
が指示されたとき、前記ターゲットの回転起動が必要な
場合に、前記ステータコイルに回転起動の電力を供給
し、前記ターゲットを所定回転数での回転状態に回転起
動する回転起動手段と、(b)前記回転起動手段による
回転起動のための電力供給が終了してから、前記X線曝
射指示によるX線曝射が終了するまでの間、前記ステー
タコイルに回転維持の電力を供給し、前記ターゲットの
所定回転数での回転を維持し、かつ、無条件に、また
は、X線曝射間隔が一定時間以下である場合に、前記X
線曝射の終了から所定時間経過するまでの間、前記ステ
ータコイルに回転維持の電力を供給し、前記ターゲット
の所定回転数での回転を維持するための回転維持手段
と、(c)前記回転維持手段によるターゲットの回転維
持の間に、次の回転起動指示が行われなかったとき、前
記ステータコイルに回転制動の電力を供給し、前記ター
ゲットの回転制動を行う回転制動手段とを備えて構成さ
れたものである。
【0009】
【作用】請求項1に記載の方法発明の作用は次のとおり
である。回転陽極が所定回転数で回転されている状態
で、あるX線曝射が行われ、そのX線曝射が終了した
後、回転陽極の所定回転数での回転が所定時間維持され
る。このとき、前のX線曝射終了から上記回転維持する
時間よりも短い時間経過した時点で、次のX線曝射が行
われると、回転陽極の所定回転数での回転が維持されて
いるので、そのX線曝射のために回転陽極を所定回転数
で回転させるための回転起動が不要となり、また、前の
X線曝射の終了後の回転陽極の回転制動も不要となる。
従って、X線曝射間隔が上記回転維持する時間よりも短
い(X線曝射の繰り返し頻度が高い)場合には、最初の
X線曝射のために回転陽極を所定回転数で回転させるた
めに回転駆動すれば、それ以後、最後のX線曝射の終了
後の回転陽極の回転制動まで、回転陽極の所定回転数の
回転が維持されるので、その間の回転陽極の回転駆動や
回転制動を行う必要がなく、無駄な回転駆動や回転制動
を無くすことができる。
【0010】なお、X線曝射終了後の回転陽極の所定回
転数の回転維持の上記所定時間は、例えば、回転起動と
回転制動との繰り返しによるX線管の温度上昇が許容範
囲の最大となるときのX線曝射間隔以上に設定すれば、
X線管の温度上昇が許容範囲を越えるようなX線曝射の
繰り返し頻度が高い場合の無駄な回転駆動や回転制動を
無くすことができる。
【0011】また、X線曝射終了後の回転陽極の所定回
転数の回転維持を、X線曝射間隔が一定時間以下である
場合、すなわち、X線曝射の繰り返し頻度が高い場合に
のみ行うと、X線曝射の繰り返し頻度が低い場合には、
強制的な回転維持を行わないので、回転陽極の不要な回
転を無くすことができる。
【0012】また、請求項2に記載の装置発明の作用は
次のとおりである。指示装置からのターゲットの回転起
動が指示されたとき、例えば、ターゲットが停止状態で
ある場合のように、回転起動が必要な場合、回転起動手
段は、ステータコイルに回転起動の電力を供給し、ター
ゲットを所定回転数での回転状態に回転起動する。回転
起動手段による回転起動のための電力供給が終了してか
ら、X線曝射指示によるX線曝射が終了するまでの間、
回転維持手段は、ステータコイルに回転維持の電力を供
給し、ターゲットの所定回転数での回転を維持してい
る。そして、指示装置からのX線曝射指示に従いX線曝
射が行われると、回転維持手段は、無条件に、または、
X線曝射間隔が一定時間以下である場合に、X線曝射の
終了から所定時間経過するまでの間、ステータコイルに
回転維持の電力を供給し、ターゲットの所定回転数での
回転を維持する。この回転維持の間に、次のX線曝射の
ための回転起動指示が行われなければ、回転制動手段
は、ステータコイルに回転制動の電力を供給し、ターゲ
ットの回転制動を行う。また、上記回転維持の間に、次
のX線曝射のための回転起動指示が行われれば、回転制
動手段はターゲットの回転制動を行わず、また、ターゲ
ットは所定回転数の回転を維持しているので、次のX線
曝射のための回転起動は不要となり、回転起動手段は、
回転起動のための電力をステータコイルに供給しない。
【0013】これにより、X線曝射の繰り返し頻度が高
い(X線曝射間隔が短い)場合、上記請求項1と同様の
作用を奏することができる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例を
説明する。図1は、この発明に係るX線装置の概略構成
を示す図であり、図2は、X線装置に備えられる回転陽
極X線管の概略構成を示す断面図である。
【0015】図1に示すように、このX線装置は、回転
陽極X線管1、高電圧装置2、回転駆動装置3、指示装
置(ハンドスイッチ)4、X線制御装置5などを備えて
構成されている。
【0016】回転陽極X線管1は、図2に示すように、
ケーシング10内の真空排気されたガラスバルブ11内
に、熱電子を放出する陰極12、熱電子を受け止めてX
線を発生する傘型のターゲット(陽極)13、ベアリン
グ14を介してターゲット13の回転軸15を回転自在
に指示する固定軸16、回転軸15に取り付けられてス
テータコイル17の回転磁界により回転駆動させるロー
タ18を封入し、ターゲット13から発生するX線をケ
ーシング10に設けたX線放射窓19で透過して外部に
照射するようになっている。
【0017】X線曝射は、ターゲットを所定回転数(例
えば、9000rpm )で回転させた状態で、陰極12か
ら熱電子を放出させ、高電圧発生装置2から陰極12と
ターゲット13との間に高電圧を印加して行われる。
【0018】図1に戻って、ハンドスイッチ4にはRE
ADYを指示するためのボタン41と、X線曝射タイミ
ングを指示するためのボタン42が設けられている。R
EADYボタン41は、X線曝射の準備である、ターゲ
ット13を所定回転数で回転させる指示を与えるための
ボタンであり、X線曝射の指示ボタン42は、READ
Y指示により、ターゲット13が所定回転数で回転され
た状態で実際にX線の曝射のタイミングを指示するため
のボタンである。
【0019】X線制御装置5は、ハンドスイッチ4から
の指示に従って、後述する回転起動信号を回転駆動装置
4に供給して、ターゲット13の回転を制御するととも
に、回転陽極X線管1への高電圧の印加のタイミングを
高電圧発生装置2に与える。
【0020】回転駆動装置4は、この発明の要部であり
その詳述は後述するが、この装置4では、ターゲット1
3を停止状態から所定回転での回転状態にさせる回転起
動やターゲット13の所定回転数での回転を維持させる
間欠駆動、さらに、ターゲット13を所定回転数の回転
状態から共振回転数以下の回転数の回転状態までいっき
に落とす回転制動などを行う。
【0021】例えば、このX線装置を医用診断機器に用
いた場合、術者(医師)は、ハンドスイッチ4のREA
DYボタン41を押下してターゲット13を所定回転数
で回転させ、診断のタイミングを計ってX線曝射を指示
するボタン42を押下してX線を曝射させる。
【0022】次に、この発明の要部である回転駆動装置
の第1実施例を図3ないし図6を参照して説明する。図
3は、第1実施例に係るX線装置に備えられた回転駆動
装置の概略構成を示すブロック図であり、図4は、X線
曝射の繰り返し頻度が低い場合の動作を示すタイミング
チャート、図5は、READYからX線曝射指示までが
長い場合のタイミングチャート、図6は、X線曝射の繰
り返し頻度が高い場合の動作を示すタイミングチャート
である。
【0023】図3中、符号21はX線制御装置5から供
給される回転起動信号S1を受け取り、後述する回転起
動補正信号S2を出力する補正タイマである。補正タイ
マ21から出力される回転起動補正信号S2は、回転起
動タイマ22、間欠駆動タイマ23、回転制動タイマ2
4に供給される。
【0024】回転起動タイマ22は、回転起動補正信号
S2の立ち上がりに同期して回転起動パルスP1を出力
し、OR回路25に供給する。間欠駆動タイマ23は、
回転起動パルスP1が立ち上がってから立ち下がるまで
の時間が経過した後(この回転起動パルスP1の立ち上
がりから立ち下がりまでの時間は予め決められており既
知である)、回転起動補正信号S2の立ち下がり(この
立ち下がりは、後述する回転制動タイマ24から出力す
る回転制動パルスP4の立ち上がりと一致する)までの
間、間欠駆動パルスP2を出力し、OR回路25に供給
する。OR回路25は、回転起動パルスP1と間欠駆動
パルスP2の論理和をとったパルスP3を回転駆動信号
として出力し、電力供給部26に供給する。
【0025】また、回転制動タイマ24は、回転起動補
正信号S2の立ち下がりに同期して回転制動パルスP4
を出力して電力供給部26に供給する。電力供給部26
では、パルスP3に基づき、ターゲット13を回転駆動
したり所定回転数の回転を維持するための電力(180
Hzの交流電圧)をステータコイル17に供給し、回転制
動パルスP4に基づき、ターゲット13を回転制動する
ための電力(50〜60Hzの交流電圧)をステータコイ
ル17に供給する。
【0026】なお、この実施例では、補正タイマ21と
回転起動タイマ22と電力供給部26がこの発明におけ
る回転起動手段に、補正タイマ21と間欠駆動タイマ2
3と電力供給部26がこの発明における回転維持手段
に、補正タイマ21と回転制動タイマ24と電力供給部
26がこの発明における回転制動手段にそれぞれ相当す
る。
【0027】次に上記実施例の動作を、まず、X線曝射
の繰り返し頻度が低い場合について図4を参照して説明
する。X線制御装置5は、ハンドスイッチ4の各ボタン
41、42の押下状態に従って、回転起動信号S1を補
正タイマ21に供給する。この回転起動信号S1は、ボ
タン41が押下られREADYが指示されたとき立ち上
がり、ボタン42の押下が解除されX線曝射が終了した
とき立ち下がる信号であり、各ボタン41、42の押下
と解除の繰り返し(X線曝射の繰り返し)ごとに図4に
示すように補正タイマ21に供給される。
【0028】補正タイマ21では、供給された回転起動
信号S1に基づき回転起動補正信号S2を出力する。こ
の回転起動補正信号S2は、図4に示すように、回転起
動信号S1の立ち下がりをΔT2だけ遅らせた信号であ
る。
【0029】回転起動タイマ22は、回転起動補正信号
S2の立ち上がり(回転起動信号S1の立ち上がりと同
じ)に同期して、図4に示すような回転起動パルスP1
を出力する。この回転起動パルスP1は、回転起動補正
信号S2の立ち上がりで立ち上がり、所定時間(t1)
だけ”H”レベルを維持して立ち下がるパルスである。
電力供給部26は、回転起動パルスP1が”H”レベル
の間、ターゲット13を回転起動する電力をステータコ
イル17に供給する。これにより、ターゲット13は、
停止状態から所定回転数で回転される。上記t1は、タ
ーゲット13を停止状態から所定回転数で回転されるま
でに必要な電力の供給時間であり、例えば、2〜3秒程
度である。
【0030】上記ハンドスイッチ4のボタン42の押下
指示は、ボタン41の押下指示から上記t1時間経過後
(ターゲット13が所定回転数で回転されてから)受け
付けられる。従って、図4において、回転起動パルスP
1の立ち下がりと回転起動信号S1の立ち下がりまでの
間のt2時間が、実際のX線曝射時間に相当する。
【0031】間欠駆動タイマ23は、回転起動パルスP
1の立ち下がり後、回転起動補正信号S2が立ち下がる
までの間、ターゲット13の所定回転数の回転を維持す
るための間欠駆動パルスP2を出力する。この間欠駆動
パルスP2は、図4に示すように、所定間隔ごとに”
H”レベルを出力するパルスである。電力供給部26
は、間欠駆動パルスP2が”H”レベルになるごとに、
ターゲット13を回転起動する電力をステータコイル1
7に供給する。これにより、ターゲット13は、所定回
転数での回転が維持される。なお、上記間欠起動パルス
P2の”H”レベルの時間やその間隔は、所定回転数で
の回転が維持されるのに充分な電力がステータコイル1
7に供給されるように設定される。
【0032】回転制動タイマ24は、回転起動補正信号
S2の立ち下がり(回転起動信号S1の立ち下がりから
ΔT2時間経過後)に同期して、図4に示すような回転
制動パルスP4を出力する。この回転起動パルスP4
は、回転起動補正信号S2の立ち下がりで立ち上がり、
所定時間(t3)だけ”H”レベルを維持して立ち下が
るパルスである。電力供給部26は、回転制動パルスP
4が”H”レベルの間、ターゲット13の回転を共振回
転数以下までいっきに落とすための電力をステータコイ
ル17に供給する。これにより、ターゲット13は、所
定回転数での回転状態から共振回転数以下の回転状態ま
でいっきに落とされる。上記t3は、ターゲット13を
所定回転数での回転状態から共振回転数以下の回転状態
までいっきに落とすのに必要な電力の供給時間である。
【0033】このように動作することにより、X線曝射
の繰り返し頻度が低い場合、すなわち、供給される回転
起動信号S1の間隔ΔT1が、上記ΔT2よりも長い場
合、回転起動信号S1の立ち上がりでターゲット13は
所定回転数の回転に回転起動され、X線曝射が終了して
からΔT2時間経過した後、回転制動が開始される。
【0034】なお、ハンドスイッチ4のボタン41の押
下からボタン42の押下までの間隔が長いとき、すなわ
ち、ターゲット13の回転起動終了からX線曝射指示が
行われるまでの時間(図5では、t4で示す)が長いと
き、図5に示すように、回転起動信号S1の”H”レベ
ルの間の時間が長くなるが、この間、間欠駆動パルスP
2が出力されて、ターゲット13の所定回転数での回転
が維持されること以外は、上記図4の動作と同様に動作
する。なお、図5中、Qはボタン42が押下されたタイ
ミングである。また、上記図4では、ボタン41の押下
からボタン42の押下までの間隔が短いので、この間
(t2)では、間欠駆動パルスP2は出力されていな
い。
【0035】次に、X線曝射の繰り返し頻度が高い場
合、すなわち、供給される回転起動信号S1の間隔ΔT
1が、上記ΔT2よりも短い場合の動作を図6を参照し
て説明する。
【0036】この場合、補正タイマ21が最初の回転起
動信号S1の立ち下がりをΔT2だけ遅らせている間
に、次の回転起動信号S1が供給されるが、このとき、
補正タイマ21は、先の回転起動信号S1の立ち下がり
を遅らせる処理を打切り(例えば、タイマ内のカウンタ
をリセットし)、回転起動補正信号S2の”H”レベル
を維持しつつ、次の回転起動信号S1の立ち下がりをΔ
T2だけ遅らせる。従って、供給される回転起動信号S
1の間隔ΔT1が、上記ΔT2よりも短い場合には、回
転起動補正信号S2は、最初の回転起動信号S11 の立
ち上がりで立ち上がってから、最後の回転起動信号S1
e の立ち下がりからΔT2時間経過後に立ち下がるま
で、常に”H”レベルを維持する。これにより、ターゲ
ット13は、最初の回転起動信号S1の立ち上がりで所
定回転数に回転起動されてから、間欠駆動パルスP2に
よりその回転が維持され、最後の回転起動信号S1e
立ち下がりからΔT2時間経過後に制動が開始される。
従って、この実施例では、X線曝射の繰り返し頻度が高
い場合、従来装置のように、回転移動信号S1が供給さ
れるたびに、ターゲット13の回転起動、回転制動、回
転起動、回転制動、…を繰り返すことがなくなり、無駄
な回転駆動と回転制動を無くすことができる。なお、回
転駆動補正信号S2が”H”レベルの間、間欠駆動パル
スP2に基づき、所定の電力がステータコイル17に供
給されるが、この電力供給は、間欠的であり、1回の電
力供給時間も短いので、ターゲット13の回転起動、回
転制動、回転起動、回転制動、…を繰り返すよりもステ
ータコイル17の発熱は小さく特に問題はない。
【0037】また、ハンドスイッチ4のボタン41の押
下からボタン42の押下までの間の間隔が長い場合は、
図5でも説明したように、回転起動信号S1の”H”レ
ベルの間隔が長くなるだけで、その場合でも、供給され
る回転起動信号S1の間隔ΔT1が、上記ΔT2よりも
短いときには、上述した図6の動作と同様の動作を行
う。
【0038】なお、例えば、回転起動と回転制動との繰
り返しによるX線管1の温度上昇が許容範囲の最大とな
るときのX線曝射間隔ΔT1を実験的に求め、上記ΔT
2を、そのΔT1以上に設定すれば、上記図6に示すよ
うに動作し、X線管1の温度上昇が許容範囲を越えるよ
うなX線曝射の繰り返し頻度が高い場合の無駄な回転駆
動や回転制動を無くすことができる。
【0039】ところで、上述した第1実施例の場合、X
線曝射の繰り返し頻度が低い場合、回転起動信号S1が
供給されるたびにターゲット13はΔT2だけ余分に回
転されることになる。このような不要な回転を行えば、
ターゲット13を回転自在に支持するベアリング14
(図2参照)などの寿命を低下させることも考えられ
る。そこで、この点を改良した第2実施例を次に説明す
る。
【0040】図7は、第2実施例装置の要部(回転駆動
装置)の概略構成を示すブロック図であり、図8は、第
2実施例装置でのX線曝射の繰り返し頻度が低い場合の
動作を示すタイミングチャートである。
【0041】上記第1実施例では、X線曝射終了後のΔ
T2の回転維持を無条件で行うように構成したが、この
第2実施例装置では、X線曝射終了後のΔT2の回転維
持を、X線曝射間隔が一定時間以下の(X線曝射の繰り
返し頻度が高い)場合にのみ行うように構成したことを
特徴とする。
【0042】この第2実施例装置の構成は、図7に示す
ように、第1実施例装置に、X線曝射頻度検出回路31
と切替えスイッチ32を付設したもので、それ以外は、
第1実施例と同様の構成であるので、第1実施例と同じ
構成部分は、図3と同一符号を付すことで、重複する説
明は省略する。
【0043】X線曝射頻度検出回路31は、上記ΔT1
を検出し、ΔT1と、補正タイマ21に設定されている
ΔT2と比較し、(ΔT1>ΔT2)のとき、切替えス
イッチ32をA側に切替え、(ΔT1≦ΔT2)のと
き、切替えスイッチ32をB側に切り替える。なお、上
記検出するΔT1は、前回供給された回転起動信号S1
と今回供給された回転起動信号S1との間隔ΔT1であ
る。
【0044】切替えスイッチ32のA側の入力端子に
は、供給される回転起動信号S1が入力され、B側の入
力端子には、補正タイマ21から出力された回転起動補
正信号S2が入力されている。
【0045】なお、この第2実施例では、補正タイマ2
1とX線曝射頻度検出回路31と切替えスイッチ32と
回転起動タイマ22と電力供給部26がこの発明におけ
る回転起動手段に、補正タイマ21とX線曝射頻度検出
回路31と切替えスイッチ32と間欠駆動タイマ23と
電力供給部26がこの発明における回転維持手段に、補
正タイマ21とX線曝射頻度検出回路31と切替えスイ
ッチ32と回転制動タイマ24と電力供給部26がこの
発明における回転制動手段にそれぞれ相当する。
【0046】この実施例によれば、X線曝射の繰り返し
頻度が高い場合、すなわち、(ΔT1≦ΔT2)の場
合、上記第1実施例と同様に、回転起動タイマ22、間
欠駆動タイマ23、回転制動タイマ24には、回転起動
補正信号S2が供給されるので、図6と同様に動作す
る。一方、X線曝射の繰り返し頻度が低い場合、すなわ
ち、(ΔT1>ΔT2)の場合、回転起動タイマ22、
間欠駆動タイマ23、回転制動タイマ24には、回転起
動信号S1が供給されるので、図8に示すように動作す
る。図8と図4とを比較してわかるように、図4の動作
における、回転起動信号S1の立ち下がりをΔT2遅ら
せたことによるターゲット13の余分な回転が防止され
ている。なお、図8の右側の回転起動信号S1R は、図
5で説明した、ボタン41の押下からボタン42の押下
(Q)までの間隔が長い場合の信号を示している。
【0047】また、X線曝射頻度検出回路31では、前
回供給された回転起動信号S1と今回供給された回転起
動信号S1との間隔ΔT1と、ΔT2とを比較している
が、切替えスイッチ32での切替え選択は、今回供給さ
れた回転起動信号S1の立ち下がりをΔT2遅らせるか
否かの選択である。従って、前回供給された回転起動信
号S1と今回供給された回転起動信号S1との間隔ΔT
1に基づき、今回供給された回転起動信号S1と次に供
給される回転起動信号S1との間隔ΔT1を予測し、今
回供給された回転起動信号S1の立ち下がりをΔT2遅
らせるか否かの判断を行うことになる。しかしながら、
例えば、医用診断などにおいて、同一の診断を行ってい
る場合、同じX線曝射間隔でX線曝射が繰り返されるよ
うに、経験的に同じX線曝射間隔でX線曝射が繰り返さ
れることが多いので、この実施例のように前回供給され
た回転起動信号S1と今回供給された回転起動信号S1
との間隔ΔT1に基づき、今回供給された回転起動信号
S1と次に供給される回転起動信号S1との間隔ΔT1
を予測し、今回供給された回転起動信号S1の立ち下が
りをΔT2遅らせるか否かを判断しても実用上特に問題
はない。
【0048】なお、ターゲット(陽極)の回転起動や回
転維持、回転制動の方式は、上述した各実施例のよう
に、回転起動タイマや間欠起動タイマ、制動タイマ等を
用い、回転起動信号に基づき行う方式に限らず種々の方
式で実現可能であるが、どのような方式であっても、本
願の請求項1に係る方法を組み込んだものは、本願の請
求の範囲に含まれる。
【0049】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に記載の発明によれば、回転陽極が所定回転数で回転
された状態で回転陽極X線管からX線曝射が終了した
後、回転陽極の所定回転数の回転を一定時間維持するの
で、X線曝射の繰り返し頻度が高い場合、回転陽極を所
定回転数で回転させるための回転起動を最初のX線曝射
の前に行い、最後のX線曝射の後に回転陽極の回転制動
を行えばよく、その間の回転起動と回転制動が不要とな
り、無駄な回転起動と回転制動を無くすことができ、従
来例のように回転起動と回転制動を短いサイクルで繰り
返すことによるX線管の温度上昇を低減することができ
る。
【0050】また、X線曝射終了後の回転陽極の所定回
転数の回転維持を、X線曝射間隔が一定時間以下である
場合、すなわち、X線曝射の繰り返し頻度が高い場合に
のみ行うと、X線曝射の繰り返し頻度が低い場合の回転
陽極の不要な回転を無くすことができ、回転陽極を回転
自在に支持するベアリング等の寿命が低下するのを防止
できる。
【0051】また、請求項2に記載の発明によれば、上
記請求項1に記載の方法を好適に実施する装置を実現で
き、X線曝射の繰り返し頻度が高い場合のX線管の温度
上昇を低減することができ、また、X線曝射終了後の回
転陽極の所定回転数の回転維持を、X線曝射の繰り返し
頻度が高い場合にのみ行うことにより、X線曝射の繰り
返し頻度が低い場合の回転陽極の不要な回転を無くすこ
とができ、回転陽極を回転自在に支持するベアリング等
の寿命が低下するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るX線装置の概略構成を示す図で
ある。
【図2】X線装置に備えられる回転陽極X線管の概略構
成を示す断面図である。
【図3】第1実施例に係るX線装置に備えられた回転駆
動装置の概略構成を示すブロック図である。
【図4】第1実施例装置でのX線曝射の繰り返し頻度が
低い場合の動作を示すタイミングチャートである。
【図5】READYからX線曝射指示までが長い場合の
タイミングチャートである。
【図6】X線曝射の繰り返し頻度が高い場合の動作を示
すタイミングチャートである。
【図7】第2実施例装置の要部(回転駆動装置)の概略
構成を示すブロック図である。
【図8】第2実施例装置でのX線曝射の繰り返し頻度が
低い場合の動作を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 … 回転陽極X線管 3 … 回転駆動装置 4 … ハンドスイッチ(支持装置) 12 … 陰極 13 … ターゲット(陽極) 17 … ステータコイル 21 … 補正タイマ 22 … 回転起動タイマ 23 … 間欠駆動タイマ 24 … 回転制動タイマ 26 … 電力供給部 31 … X点曝射間隔検出回路 32 … 切替えスイッチ 41 … READY指示ボタン 42 … X線曝射指示ボタン ΔT1 … X線曝射間隔 ΔT2 … X線曝射終了後に回転維持する時間

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線装置に備えられた回転陽極X線管の
    回転陽極を回転制御する方法に係るX線装置の陽極回転
    制御方法であって、前記回転陽極が所定回転数で回転さ
    れた状態で前記回転陽極X線管からの1回のX線曝射が
    終了した後、無条件に、または、X線曝射間隔が一定時
    間以下である場合に、前記回転陽極の所定回転数の回転
    を所定時間維持することを特徴とするX線装置の陽極回
    転制御方法。
  2. 【請求項2】 X線発生用の熱電子を放出する陰極と、
    前記熱電子を受け止めてX線を発生するターゲット(陽
    極)と、前記ターゲットを回転駆動するステータコイル
    を含む回転陽極X線管と、前記ステータコイルに回転起
    動、回転維持、回転制動のための電力を供給して前記タ
    ーゲットの回転を制御する回転駆動装置と、少なくとも
    前記ターゲットの回転起動指示と、前記回転起動指示後
    のX線曝射指示とを行う指示装置とを含むX線装置にお
    いて、前記回転駆動装置は、(a)前記指示装置からの
    ターゲットの回転起動が指示されたとき、前記ターゲッ
    トの回転起動が必要な場合に、前記ステータコイルに回
    転起動の電力を供給し、前記ターゲットを所定回転数で
    の回転状態に回転起動する回転起動手段と、(b)前記
    回転起動手段による回転起動のための電力供給が終了し
    てから、前記X線曝射指示によるX線曝射が終了するま
    での間、前記ステータコイルに回転維持の電力を供給
    し、前記ターゲットの所定回転数での回転を維持し、か
    つ、無条件に、または、X線曝射間隔が一定時間以下で
    ある場合に、前記X線曝射の終了から所定時間経過する
    までの間、前記ステータコイルに回転維持の電力を供給
    し、前記ターゲットの所定回転数での回転を維持するた
    めの回転維持手段と、(c)前記回転維持手段によるタ
    ーゲットの回転維持の間に、次の回転起動指示が行われ
    なかったとき、前記ステータコイルに回転制動の電力を
    供給し、前記ターゲットの回転制動を行う回転制動手段
    とを備えて構成されたことを特徴とするX線装置。
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