JPH08129844A - 磁界変調ヘッドのサスペンション組立構造 - Google Patents
磁界変調ヘッドのサスペンション組立構造Info
- Publication number
- JPH08129844A JPH08129844A JP6290548A JP29054894A JPH08129844A JP H08129844 A JPH08129844 A JP H08129844A JP 6290548 A JP6290548 A JP 6290548A JP 29054894 A JP29054894 A JP 29054894A JP H08129844 A JPH08129844 A JP H08129844A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suspension
- magnetic field
- field modulation
- mounting plate
- modulation head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高価なレーザスポット溶接機を用いる必要が
なく、取付板に対して正確にサスペンションを組立てる
ことができる磁界変調ヘッドのサスペンション組立構造
を得るにある。 【構成】 ピックアップ本体2に固定できる剛性取付板
1に薄い金属板で作る可撓性サスペンション4の基端部
4aを固定し、同サスペンション4の先端部4bに磁界
変調ヘッド5を取付ける磁界変調ヘッドのサスペンショ
ン組立構造において、前記基端部4aに形成する位置決
め孔7に挿入できる打出し突起穴8を前記取付板1に成
形し、同打出し突起穴8を対応位置決め孔7に挿入した
状態で打出し突起穴8を圧着した磁界変調ヘッドのサス
ペンション組立構造。
なく、取付板に対して正確にサスペンションを組立てる
ことができる磁界変調ヘッドのサスペンション組立構造
を得るにある。 【構成】 ピックアップ本体2に固定できる剛性取付板
1に薄い金属板で作る可撓性サスペンション4の基端部
4aを固定し、同サスペンション4の先端部4bに磁界
変調ヘッド5を取付ける磁界変調ヘッドのサスペンショ
ン組立構造において、前記基端部4aに形成する位置決
め孔7に挿入できる打出し突起穴8を前記取付板1に成
形し、同打出し突起穴8を対応位置決め孔7に挿入した
状態で打出し突起穴8を圧着した磁界変調ヘッドのサス
ペンション組立構造。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光磁気ディスク装置に関
し、特に、その記録用ヘッドである磁界変調ヘッドのサ
スペンション組立構造に関する。
し、特に、その記録用ヘッドである磁界変調ヘッドのサ
スペンション組立構造に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、光磁気ディスク装置にお
いては、その記録用ヘッドである磁界変調ヘッドを可撓
性のあるサスペンションの先端に取付け、光磁気ディス
クの表面の変化に柔軟に追従させるが、従来の磁界変調
ヘッドは、図4及び図5で示す構造によりピックアップ
本体に支持されている。
いては、その記録用ヘッドである磁界変調ヘッドを可撓
性のあるサスペンションの先端に取付け、光磁気ディス
クの表面の変化に柔軟に追従させるが、従来の磁界変調
ヘッドは、図4及び図5で示す構造によりピックアップ
本体に支持されている。
【0003】即ち、図4の符号”1A”はピックアップ
本体2Aに対する取付穴3Aを形成される厚みのある剛
性取付板であり、この取付板1Aの先端には薄い金属板
から打抜き加工するサスペンション4Aの基端部4aが
固定され、同サスペンション4Aの先端部4bの表面に
磁界変調ヘッド5Aが樹脂固定等の方法により固定され
る。
本体2Aに対する取付穴3Aを形成される厚みのある剛
性取付板であり、この取付板1Aの先端には薄い金属板
から打抜き加工するサスペンション4Aの基端部4aが
固定され、同サスペンション4Aの先端部4bの表面に
磁界変調ヘッド5Aが樹脂固定等の方法により固定され
る。
【0004】つまり、このような磁界変調ヘッド5Aの
支持構造にあっては、取付板1Aから磁界変調ヘッド5
AまでのリーチLで光磁気ディスクの表面に対する圧接
力が決定しかつ磁界変調ヘッド5Aのヨークまでの位置
が定まるので、取付板1Aに取付穴3Aを形成する工程
で、取付板1Aの端部に取付基準穴6Aを形成し、サス
ペンション4Aの基端部4aに形成する位置決め孔7A
を対応取付基準穴6Aに一致させることにより、正確な
取付板1Aとサスペンション4Aとの関係を得ている。
支持構造にあっては、取付板1Aから磁界変調ヘッド5
AまでのリーチLで光磁気ディスクの表面に対する圧接
力が決定しかつ磁界変調ヘッド5Aのヨークまでの位置
が定まるので、取付板1Aに取付穴3Aを形成する工程
で、取付板1Aの端部に取付基準穴6Aを形成し、サス
ペンション4Aの基端部4aに形成する位置決め孔7A
を対応取付基準穴6Aに一致させることにより、正確な
取付板1Aとサスペンション4Aとの関係を得ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図5は位置
決め治具Dを用いたサスペンション4Aの固定工程を示
し、この工程においては、位置決め治具Dの位置決めピ
ンdに取付板1Aの取付基準穴6A及びサスペンション
4Aの位置決め孔7Aが嵌められ、矢印で示す位置をレ
ーザスポット溶接される。しかしながら、このようなレ
ーザスポット溶接機を用いた溶接によると、高価なレー
ザスポット溶接機を用いなければならず、設備費が割高
となって、製品原価が沸騰する問題がある。
決め治具Dを用いたサスペンション4Aの固定工程を示
し、この工程においては、位置決め治具Dの位置決めピ
ンdに取付板1Aの取付基準穴6A及びサスペンション
4Aの位置決め孔7Aが嵌められ、矢印で示す位置をレ
ーザスポット溶接される。しかしながら、このようなレ
ーザスポット溶接機を用いた溶接によると、高価なレー
ザスポット溶接機を用いなければならず、設備費が割高
となって、製品原価が沸騰する問題がある。
【0006】本発明の目的は、以上に述べたような従来
の磁界変調ヘッドのサスペンション組立構造の問題に鑑
み、高価なレーザスポット溶接機を用いる必要がなく、
取付板に対して正確にサスペンションを組立てることが
できる磁界変調ヘッドのサスペンション組立構造を得る
にある。また、本発明の他の目的は、前記目的を達成で
きる磁界変調ヘッドのサスペンション組立構造であっ
て、取付板に対するサスペンションの組立状態の信頼性
を向上できる構造を得るにある。
の磁界変調ヘッドのサスペンション組立構造の問題に鑑
み、高価なレーザスポット溶接機を用いる必要がなく、
取付板に対して正確にサスペンションを組立てることが
できる磁界変調ヘッドのサスペンション組立構造を得る
にある。また、本発明の他の目的は、前記目的を達成で
きる磁界変調ヘッドのサスペンション組立構造であっ
て、取付板に対するサスペンションの組立状態の信頼性
を向上できる構造を得るにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、前記目
的は、ピックアップ本体に固定できる剛性取付板に薄い
金属板で作る可撓性サスペンションの基端部を固定し、
同サスペンションの先端部に磁界変調ヘッドを取付ける
磁界変調ヘッドのサスペンション組立構造において、前
記基端部に形成する位置決め孔に挿入できる打出し突起
穴を前記取付板に成形し、同打出し突起穴を対応位置決
め孔に挿入した状態で打出し突起穴を圧着することによ
り達成できる。また、取付板に対するサスペンションの
組立状態は、前記打出し突起穴を対応位置決め孔に挿入
した後、剛性のあるそえ板を前記サスペンションの基端
部に載せ、前記打出し突起穴を圧着することにより安定
する。
的は、ピックアップ本体に固定できる剛性取付板に薄い
金属板で作る可撓性サスペンションの基端部を固定し、
同サスペンションの先端部に磁界変調ヘッドを取付ける
磁界変調ヘッドのサスペンション組立構造において、前
記基端部に形成する位置決め孔に挿入できる打出し突起
穴を前記取付板に成形し、同打出し突起穴を対応位置決
め孔に挿入した状態で打出し突起穴を圧着することによ
り達成できる。また、取付板に対するサスペンションの
組立状態は、前記打出し突起穴を対応位置決め孔に挿入
した後、剛性のあるそえ板を前記サスペンションの基端
部に載せ、前記打出し突起穴を圧着することにより安定
する。
【0008】
【実施例】以下、図1から図3について本発明の実施例
の詳細を説明する。図1及び図2は本発明の第1実施例
であり、この実施例におけるサスペンション組立構造
は、ピックアップ本体2に固定するための取付穴3を形
成される剛性取付板1及びこの取付板1の先端に後述の
構造により固定される薄い金属板製の可撓性のサスペン
ション4で構成され、同サスペンション4の先端部4b
の表面に磁界変調ヘッド5が樹脂固定等の方法により固
定されるのは従来と同様である。
の詳細を説明する。図1及び図2は本発明の第1実施例
であり、この実施例におけるサスペンション組立構造
は、ピックアップ本体2に固定するための取付穴3を形
成される剛性取付板1及びこの取付板1の先端に後述の
構造により固定される薄い金属板製の可撓性のサスペン
ション4で構成され、同サスペンション4の先端部4b
の表面に磁界変調ヘッド5が樹脂固定等の方法により固
定されるのは従来と同様である。
【0009】そして、本発明によれば、前記サスペンシ
ョン4の基端部4aには位置決めの基準となる2個の位
置決め孔7が形成されるけれども、これらの位置決め孔
7に対応した取付板1の表面には、取付板1に取付穴3
を形成する工程で、対応位置決め孔7の口径に一致する
外径の2個の打出し突起穴8が形成してある。
ョン4の基端部4aには位置決めの基準となる2個の位
置決め孔7が形成されるけれども、これらの位置決め孔
7に対応した取付板1の表面には、取付板1に取付穴3
を形成する工程で、対応位置決め孔7の口径に一致する
外径の2個の打出し突起穴8が形成してある。
【0010】前記実施例による磁界変調ヘッドのサスペ
ンション組立構造は、以上のような構造であるから、取
付板1とサスペンション4との組立に際しては、取付板
1の打出し突起穴8にサスペンション4の位置決め孔7
を嵌めた状態として治具E上に載せ、圧着ピンfをもつ
圧着ヘッドFで打出し突起穴8をプレスすることによ
り、簡単に組立てることができる。つまり、この組立状
態にあっては、取付板1に対して打出し突起穴8を、ま
た、サスペンション4に対して位置決め孔7を精度よく
加工できるから、取付板1とサスペンション4を単に組
立てるだけで、高価な設備を必要とすることなく、精密
な組立精度を確保できる。
ンション組立構造は、以上のような構造であるから、取
付板1とサスペンション4との組立に際しては、取付板
1の打出し突起穴8にサスペンション4の位置決め孔7
を嵌めた状態として治具E上に載せ、圧着ピンfをもつ
圧着ヘッドFで打出し突起穴8をプレスすることによ
り、簡単に組立てることができる。つまり、この組立状
態にあっては、取付板1に対して打出し突起穴8を、ま
た、サスペンション4に対して位置決め孔7を精度よく
加工できるから、取付板1とサスペンション4を単に組
立てるだけで、高価な設備を必要とすることなく、精密
な組立精度を確保できる。
【0011】図3は本発明の第2実施例の図2相当拡大
断面図であり、この実施例は取付板1とサスペンション
4との組立時に剛性のあるそえ板9を用いることを特徴
としている。即ち、圧着ヘッドFによる位置決め孔7の
圧着工程にあっては、サスペンション4の基端部4aの
表面にそえ板9が当てがわれて、位置決め孔7のプレス
が行われるから、変形し易いサスペンション4の基端部
4aの変形を阻止でき、組立状態の信頼性を確保でき
る。
断面図であり、この実施例は取付板1とサスペンション
4との組立時に剛性のあるそえ板9を用いることを特徴
としている。即ち、圧着ヘッドFによる位置決め孔7の
圧着工程にあっては、サスペンション4の基端部4aの
表面にそえ板9が当てがわれて、位置決め孔7のプレス
が行われるから、変形し易いサスペンション4の基端部
4aの変形を阻止でき、組立状態の信頼性を確保でき
る。
【0012】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、高価な設備を必要とせずに、精度よく取付板
にサスペンションを組立てることができ、その組立精度
はそえ板を用いることにより一層向上する。
によれば、高価な設備を必要とせずに、精度よく取付板
にサスペンションを組立てることができ、その組立精度
はそえ板を用いることにより一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるサスペンション組立構造の分解斜
視図である。
視図である。
【図2】同サスペンション組立構造の組立工程断面図で
ある。
ある。
【図3】本発明の別の実施例の図2相当断面図である。
【図4】従来のサスペンション組立構造の分解斜視図で
ある。
ある。
【図5】同サスペンション組立構造の組立工程断面図で
ある。
ある。
1 取付板 2 ピックアップ本体 4 サスペンション 4a 基端部 4b 先端部 7 位置決め孔 8 打出し突起穴
Claims (2)
- 【請求項1】 ピックアップ本体に固定できる剛性取付
板に薄い金属板で作る可撓性サスペンションの基端部を
固定し、同サスペンションの先端部に磁界変調ヘッドを
取付ける磁界変調ヘッドのサスペンション組立構造にお
いて、前記基端部に形成する位置決め孔に挿入できる打
出し突起穴を前記取付板に成形し、同打出し突起穴を対
応位置決め孔に挿入した状態で打出し突起穴を圧着した
ことを特徴とする磁界変調ヘッドのサスペンション組立
構造。 - 【請求項2】 前記打出し突起穴を対応位置決め孔に挿
入した後、剛性のあるそえ板を前記サスペンションの基
端部に載せ、前記打出し突起穴を圧着したことを特徴と
する磁界変調ヘッドのサスペンション組立構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6290548A JPH08129844A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 磁界変調ヘッドのサスペンション組立構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6290548A JPH08129844A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 磁界変調ヘッドのサスペンション組立構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08129844A true JPH08129844A (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=17757462
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6290548A Pending JPH08129844A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 磁界変調ヘッドのサスペンション組立構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08129844A (ja) |
-
1994
- 1994-10-31 JP JP6290548A patent/JPH08129844A/ja active Pending
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