JPH08129643A - 電子光学撮像システム、および電子光学撮像システムにおいて人の手掌部および手の付け根部の、撮像のためのデータを獲得する、方法 - Google Patents
電子光学撮像システム、および電子光学撮像システムにおいて人の手掌部および手の付け根部の、撮像のためのデータを獲得する、方法Info
- Publication number
- JPH08129643A JPH08129643A JP7052751A JP5275195A JPH08129643A JP H08129643 A JPH08129643 A JP H08129643A JP 7052751 A JP7052751 A JP 7052751A JP 5275195 A JP5275195 A JP 5275195A JP H08129643 A JPH08129643 A JP H08129643A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- palm
- platen
- light
- hand
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06V—IMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
- G06V40/00—Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
- G06V40/10—Human or animal bodies, e.g. vehicle occupants or pedestrians; Body parts, e.g. hands
- G06V40/12—Fingerprints or palmprints
- G06V40/13—Sensors therefor
- G06V40/1324—Sensors therefor by using geometrical optics, e.g. using prisms
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07C—TIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- G07C9/00—Individual registration on entry or exit
- G07C9/30—Individual registration on entry or exit not involving the use of a pass
- G07C9/32—Individual registration on entry or exit not involving the use of a pass in combination with an identity check
- G07C9/37—Individual registration on entry or exit not involving the use of a pass in combination with an identity check using biometric data, e.g. fingerprints, iris scans or voice recognition
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Image Input (AREA)
- Collating Specific Patterns (AREA)
Abstract
を得るために非平面プラテンを用いる電子光学手掌部ス
キャナシステムを提供する。 【構成】 プラテンは撮像する手掌と接触する凸部11
a、11bを有する上側接触面28と、付け根部と接触
する平面部13a、13bとを含む。撮像システムはフ
レーム25と可動的に固定される光学成分キャリッジ4
2を含む。キャリッジは光源36とレンズシステム3
8、40、46と光検知器48とを支持する。全内面反
射は光がプラテンの臨界角より大きい角度でプラテンに
入射する際に起こって、識別情報を与える。検知器は像
データを得るのに手の山と谷とを検知する線形CCDア
レイを含んでもよい。像データは処理され、付け根また
は手の対応プリントはビデオスクリーンに表示され記憶
されてもよい。手掌および付け根の像は単一の像を形成
するよう組合せられてもよい。
Description
より特定的にはこの発明は掌紋撮像装置に関する。
を肌の表面に塗布してそれを記録のために紙の媒体に転
写する方法が広く用いられてきた。肌へのインクの塗布
およびその後の紙への転写は、質の高い像を作るのに、
その技術の熟練者を必要とする。悪質なインクの指紋お
よび/または掌紋がとられ、分析のために鑑識へ郵送さ
れ、そこでその質の悪さから却下されるということはよ
くあることである。一度却下されると、唯一の方法は、
被験者がもし依然として拘留中であれば、もう一度指紋
および/または掌紋をプリントすることである。もしも
長期間が経過している場合には、重罪犯の可能性のある
人物は釈放されてしまっているかもしれない。ゆえに、
この方法の代替物は、像の精度を向上させ、像をとった
ところから遠く離れた場所へ速やかに通信されるであろ
うデータの形式で像を提示することが望ましい。
るために、指紋の像をスキャンするための電子的手段が
開発されてきた。像は典型的にはスキャンされ、指へ平
面的撮像インタフェースを与えて、指紋の像が作られ
る。この後、この像に関連する電子信号がデジタル化さ
れ、デジタルコンピュータメモリに記憶され、伝送また
はプリンティングのために処理される。これらの手段を
用いるシステムは世界中の民間および法令施行体系にお
いて使用されている。
た一方で、掌紋は依然としてインク転写法を用いて作ら
れている。手掌部のサイズが大きいことと、大きな手掌
部を撮像することのできるCCDアレイのサイズが限定
されていたことと、デジタル化された手掌部の像にある
データを記憶し処理するのにサポートエレクトロニクス
の費用が多くかかることとに関連する基本的な問題のた
め、手掌部を電子光学的にスキャンする方法は発展しな
かった。米国連邦捜査局および他の警察機関によって公
表されている現在の基準は、多くのプリント画像の適用
に対して500画素/インチよりよい最終解像度を命じ
ている。撮像およびスキャン技術における進歩によって
上に述べた問題は最小限度に抑えられ、電子光学掌紋シ
ステムを実現する努力がなされてきた。しかしながら、
典型的に用いられる技術は、より大きな像を扱うような
尺度の光学成分の設計で平面的な面を用いることによっ
て、指紋スキャニングに用いられる技術を模倣したもの
である。残念ながら、平坦な面は、手掌部の形状のた
め、良好な掌紋画像への補正はできない。手掌部は平坦
な面に当てられると、手掌中央部の大部分はその面に接
触しない。手掌中央部は、個人を識別するのに後に用い
られるかもしれない重要な情報を持っている。
テムの使用に対する改善には回転可能なシリンダの使用
が含まれる。シリンダの周囲には指紋カードが取付けら
れ、シリンダが回転するにつれそのカードに沿ってイン
クのついた手掌部が転がされる。手掌部の中央がシリン
ダと接触するため、結果として得られる掌紋は平面シス
テムからのプリントよりも良質であるが、手の付け根部
を撮像することはできない。
域)の情報は、掌紋採取のプロセスの一部として、イン
クをつけられ転写されることがよくある。典型的にはこ
れは、手の付け根部および手掌部にインクをつけて手掌
部を下側にしてカード上に当てることによる平面的イン
ク転写法でもってなされる。手はこの後、指紋を転がす
のとほとんど同じように、手の付け根部へと転がされ
る。回転シリンダインク転写法は、シリンダが回転して
いる間、手をその付け根部へと転がすことは全くでき
ず、手掌部の表面を撮像するのみである。
々において、インクの使用は、掌紋プリンタの、質の高
い像を堅実に作り出す能力を妨げている。インクは汚れ
がつき、肌に適当に塗布するのが困難であり、スミアな
しにカードに転写することが困難であり、時間がかか
る。加えて、最終的な結果が単なるカードであるため、
分析のために他の者に物理的に移送されなければなら
ず、さらに時間を要する。この発明は先行技術の、上述
のおよび他の限界を克服する。
を撮像することのできる撮像装置を提供することであ
る。
部を撮像することのできる撮像装置を提供することであ
る。
一部としての、手掌部および手の付け根部の情報を与え
るプリント撮像装置を提供することである。
後の説明において述べられ、一部はその説明から明らか
となり、またはこの発明の実施によって理解されるであ
ろう。この発明の目的および利点は前掲の特許請求の範
囲に特に指摘される手段および組合せによって実現され
獲得されるであろう。
部のプリントを獲得するための電子光学撮像システムに
向けられる。システムは、ユーザの手掌部と接触するた
めの第1の凸部と、ユーザの手掌部の付け根部と接触す
るための第2の平面部とを含む、上側の接触面を有する
プラテンを含む。プラテンは、人の手掌部またはその付
け根部がプラテン上に置かれた際、全内面反射が妨げら
れるように作られる。手掌部および付け根部の山の構造
のパターンはこれによって可視となり、関連する撮像シ
ステムによってスキャンされて、付け根部の掌紋と組合
せられた掌紋を形成してもよい。関連する撮像システム
は、光源、レンズ、および線形CCDアレイを含み、そ
れらはすべて可動の光学成分キャリッジによって支持さ
れる。CCDアレイは手の山および谷についての情報を
与える光強度の変化を検知する。手掌部スキャニングの
間、光学成分キャリッジはプラテンの全長に沿って第1
の方向に動かされる。第1のスキャンの後、手掌部は手
の付け根部へと回転させられ、それは別の像を形成する
ためにスキャンされる。手掌部および付け根部の像は統
合された像を形成するために組合されてもよい。
る添付の図面はこの発明の好ましい実施例を示し、上に
与えられた一般的な説明および以下に与えられる好まし
い実施例の詳細な説明とともにこの発明の原理を説明す
る。
実施例に関して、図面に示されるように説明される。こ
の発明の電子光学手掌部スキャナシステムは、質の高い
手掌部掌紋および手の付け根部掌紋がとられることを可
能にする非平面プラテンを用いる。図1は非平面プラテ
ン12を含む電子光学撮像装置10を示す。人の手18
はプラテン12上に置かれ、手が撮像された後、対応す
るプリントがビデオディスプレイ86上に表示される。
このような撮像装置は人の手掌部掌紋および手の付け根
部掌紋を獲得し照合するために用いられてもよい。撮像
装置10はさらに、設備またはコンピュータへの個人の
アクセスを制御するようわずかな修正をもって用いられ
てもよい。これらの修正には、当該技術分野において公
知であるように、識別情報を受けるようキーボードの追
加が含まれる。像認識方法は、米国特許第4,537,
484号および第5,067,162号に開示されてお
り、その両方ともがこの出願の譲受人に譲渡され、かつ
引用によりここに援用される。
透明でありかつアクリルで構成される。図2に示される
ように、プラテン12は、プラテン12の長手軸19に
沿ってともに延びる第1の部分11aと第2の部分11
bとを有する部分的に凸状の表面を有する。質の高い像
が検索されるためには、スキャンされる物体の表面はプ
ラテンの表面と完全に直接接触することが重要である。
プラテン12の上側表面28は大抵の手のサイズに適合
するよう設計され、指が手掌部に対して曲げられれば、
手掌部の中央部分が関連の撮像システムによって十分に
撮像されることを可能にする。プラテンは平面状の外側
部分13aおよび13bをさらに含み、それらは、手の
付け根部がプラテンのこの平坦な部分に適合するため、
その付け根部の質の高い画像を可能にする。プラテンは
その最も外側の端縁で約6.5×7インチであり、プラ
テンに関連する光学成分の詳細な寸法については以下に
さらに記載される。
14によって封じ込められる。動作の間、人の手18の
手掌部または付け根部(図3を参照されたい)は図示さ
れるように、人の手首が装置10の正面25の上を延び
るように置かれる。「SCAN」スイッチ16が活性化
されて、この後より詳細に論じられるように、関連のマ
イクロプロセッサにスキャニングプロセスを開始するよ
う命令する。手掌部および付け根部上の、識別するため
の山および谷に対応するデータが、像を精査するための
ビデオディスプレイ86に伝送される。像が受容可能な
質のものであれば、「SAVE」スイッチ17(図1)
が押されて、スキャンされた像に対応するデータは、そ
れが広くアクセスされ得る、不揮発性メモリに記憶され
るかまたは中央コンピュータシステムに伝送される。像
が十分なものでない場合には、「SCAN」スイッチが
もう一度押されてもよく、スキャニングプロセスが繰返
される。
置かれた、手掌部62および付け根部70を含む人の手
18を示す。付け根部70は、その表面がプラテンと十
分に接触して質の高い像を提供するよう、非平面プラテ
ン12の比較的平坦な部分13a上に置かれる。さらに
論じられるように、部分13aまたは13bのいずれか
が装置14の正面25に近接して位置するよう、プラテ
ン12は対称的に構成される。プラテン12はハウジン
グ14の上に置かれ、部分13bを正面25に近接して
置くようハウジングから容易に持上げられて回転させら
れてもよい。このような再設定はたとえばもしプラテン
12が引っ掻き傷をつけられた場合に所望されるかもし
れない。
の掌紋採取システムでとられた人の手の掌紋20を示
す。図示されるように、そのような平面の表面からの掌
紋20は、掌紋20を形成する線が明瞭に区別可能でな
い、または可視できない質の低い中央部分22を含む。
図4(B)は、この発明の非平面プラテン12を用いて
とられた同じ人の手の掌紋24を示す。山の情報を含
み、かつ図4(A)の領域22に対応する、中央領域2
6の遙に高い解析度に注目されたい。これらのプリント
はともにインクと紙とを用いてとられたが、相対的にみ
て撮像装置10に関連のプラテン12によってプリント
の質からかなり向上しているのがわかる。
詳細のいくつかは、図5に見られるだろう。プラテン1
2は湾曲した上側表面28と、それぞれ実質的に水平な
ベース34に接続する、内方に傾斜した左側面30およ
び右側面32とを有する。撮像プロセスの間、人の手
(図1を参照されたい)は、プラテン12の上側表面2
8上に置かれ、プラテン12の左側面30に近接して位
置する光源36は左側面30を通して光を照らして上側
表面28を照明する。手18による表面28との接触が
全くない場合には、光は右側面32に向かって内面に反
射される。光源36は、拡散照明を与えるよう、赤色発
光ダイオードのアレイか、または光バーもしくはバック
ライト構成の適当な光源であってもよい。例示の光線6
0は、光源36から非平面プラテン12の上側表面28
の中心へと伝搬するよう図示される。反射された光線6
6はプラテン12を出て、撮像光学成分の光軸(光線6
6と一致する)に沿って、以下に記載されるように、検
知器48の中心へと伝搬する。
46と、光バンドパスフィルタ47とからなる。光線は
レンズ38をその表面に対して垂直に出て、側壁32で
の屈折率の変化によって曲げられないように、レンズ3
8は表面が湾曲した平凹レンズとなっている。平凹レン
ズ38はこれによって非点収差および色の誤差を回避す
る。レンズ40は、光を検知器48上に集中させるよ
う、平凹レンズ38と光検知器48との間に固定され
る。レンズ40は35mm焦点距離を有する標準カメラ
レンズであってもよい。レンズ40は光検知器48上に
プラテンの表面28を撮像し、さらに、検知器48上に
像の焦点を合わせるよう調整されてもよい。プラテンの
表面28は内方に湾曲しているため、補正が全くなされ
なければ像の端縁部は焦点から外れてしまうだろう。像
面、つまり、上側プラテン表面28の曲率に対する補償
を行なうために、平凸レンズ46が、その外側に湾曲し
た側を検知器48に向けた状態でマウントされる。
像への干渉を引起こし得る。干渉はレンズ40とレンズ
46との間にマウントされる光バンドパスフィルタ47
によって低減される。フィルタのパスバンドは645n
mの波長を中央とした約50nm(ナノメータ)であ
る。これにより、645nmの中心周波数について30
nmの波長範囲を有する、ダイオードアレイまたは光源
36からの赤色光は通過できる一方で外部の源からの光
は拒絶される。
によって示される光軸に関し約10°の角度で位置す
る。プラテンの表面28は光軸に関して約52°の角度
にあるため、その表面の像も傾いている。検知器の傾き
は検知器を上側プラテン表面28の像と整列させて、プ
ラテン表面28の端縁および中心の両方を焦点に合わせ
る。検知器48は好ましくはプリント回路(PC)基板
44によって支持される線形CCDアレイである。好ま
しい実施例では、アレイは35nm線で5000画素を
有し、日本のソニー株式会社によって製造される。
0、光バンドパスフィルタ47、光検知器48、像面湾
曲レンズ46、およびPCボード44はすべて光学成分
キャリッジ42に取付けられる。光学成分キャリッジ4
2は、シャフト54および56上でそれぞれ動作的に摺
動する滑り軸受50および52上にある。ステッパモー
タ58は光学成分キャリッジ42に接続され、スキャニ
ングの間、1画素増加で長手軸19(図2および図6
(A))に沿ってアセンブリを移動させる。撮像装置の
電気的システムの詳細は図9および図10に関連して以
下に記載される。
は非平面プラテン12の構成の詳細を示す。図6(A)
はその対称構成を示すプラテンの平面図である。図6
(A)および図6(B)は、図6(B)の側面立面図が
図6(A)と直接相関され得るように整列される。プラ
テン12は、約1.49の既知である屈折率を有するア
クリルで一体成形された固体プリズムである。上側表面
28は、撮像される手掌部および手の付け根部の質の高
い像を提供するよう非常によく磨かれる。図6(B)に
示されるように、頂部表面28の2つの外側部分13a
および13bは実質的に平面である。人の手の付け根部
も比較的平坦であるので、付け根部とプラテン表面との
間に十分な接触がなされ得て、撮像システムによる質の
高い像の形成を容易にする。手掌部と指との間に形成さ
れる角度が約15°になるように手がアーチ状に曲げら
れたとき、表面28が大抵の手掌部の形状と近く適合す
るよう、内側部分11aおよび11bは突出している
か、または底面34から見られた場合には窪んでいる。
よび32は水平面から角度φで形成される。側面30は
図5に示される光線60に対して垂直に整列され、側面
32は光線66に対して垂直に整列される。表面30上
の光の入射角はプラテン12の上側表面28上の入射角
αに影響する(図7)。最高の性能の場合、さらに以下
に説明されるように、アクリル製プリズムでは角αは最
適には約45°と53°との間に保たれる。上側表面2
8上の最適入射角の範囲は当然プリズムの組成に依存
し、この発明の範囲から逸脱することなく、別の材料が
プラテンに用いられた場合には、その範囲は異なる値と
なるであろう。プリズムまたは非平面プラテン12は寸
法Xが約6.5インチ幅であり(図6(A))、寸法Y
が約2インチの高さである(図6(B))。部分11a
および11bの曲率半径は好ましい実施例においては約
6インチである。
面図である(図6(A)および図6(B)の尺度ではな
い)。端部68は図示されるようにプラテンの側面の端
縁上を延び、ハウジング14に適当に構成される開口部
(図5を参照されたい)内に位置するようにプラテンを
支持する。プラテン12は寸法Pが約3インチの高さで
ある。端部68からプラテンの最も高い点の頂部までの
距離は寸法Zで示され、約1インチである。プラテンは
約7インチ幅であり、それは寸法Qによって示される。
この発明の範囲から逸脱することなく、プラテンの寸法
の多くを変更してもよいことは理解されるであろう。
ラテン12の湾曲部分11aおよび11bと接触してい
る。手掌部がスキャンされた後、手の付け根部70が平
面部分13aと直接接触するように、人はその手を回転
させなければならない。重ねて言うが、プラテン12の
比較的平坦な部分は、手掌部の外側または付け根部とプ
ラテン12との間の接触を容易にする。撮像装置はそれ
から付け根部70をスキャンして、手掌部撮像手順の態
様と類似した態様で付け根部掌紋を獲得する。
側面30でプラテン12に入るため、光線60は図示さ
れるように上側表面28に角度αで当たるまでプラテン
12を通って続く。光学の周知の法則に基づき、屈折の
量はアクリル製プラテンの屈折率と光線が側面30に入
る角度との関数である。光線は図示されるように上側表
面28に角度αで当たるまでプラテン12を通って続
く。図7は、光線60が人の手18(図2)の手掌部6
2の山64および谷65に接近する際の光線60の経路
をさらに詳細に示す。表面28で、光線60はプラテン
12の、手掌部62の2つの隣接する肌の山64の中間
の位置に、表面28に対する垂線37に対して角度αで
当たる。周知のように全内面反射は入射角αが臨界角よ
り大きいときに起こる。臨界角は光が通って伝わる2つ
の媒質の屈折率の関数であり、この例ではその媒質はア
クリルおよび空気である。アクリル製表面28に対面す
る媒質が空気である場合には、臨界角は典型的には約4
2°である。ゆえに、表面28に肌の山64の間で当た
る光が、線66によって表わされるように、プラテン1
2を通って完全に反射し返されるように、角度αはその
臨界角よりもいくぶん大きい値に設定される。このアク
リルプラテン12では、撮像光学成分の入射瞳Pの位置
と光源36の対応する位置とを調整することによって、
角度αは表面28全体にわたって約45°と53°との
間に保たれる。
を表わす。光線60′は肌の山64、つまり上述の、空
気よりもかなり大きな屈折率を有する山64に角度αで
当たる。屈折率の増加のため、全内面反射は妨げられ
て、入射光の大部分は手掌部62に吸収される。入射光
の一部は山によってさらに反射され、線66′によって
表現されるようにいくつかの方向に分散される。反射光
の一部は検知器48に到達するが、その光の強度は、表
面28から、山64の間に位置する谷65に近接する領
域で反射される光よりも有意に小さい。
表面28上のすべての点で内面に反射された光を見るこ
とができ、かつ角度αを45°ないし53°の所望され
る範囲に維持することができるように位置される。実線
110、115、120、125、および130は、点
A、B、C、D、およびEからそれぞれ45°の角度で
発する。入射瞳の端縁での光線を入射可能にするよう、
3度の角度が42°の臨界角に加えられる。入射瞳Pの
ための受容可能な位置は、実線110、115、12
0、125、および130の上の領域と右の領域との交
差部であるハッチングされた領域140に生ずる。点B
およびEから発した線115および130の交差点の点
Pは、プラテン12の上側表面28の視野におけるチル
トを最小限にする、ハッチングされた領域140にある
点である。これはゆえに、プラテン12の視野のチルト
角に対する補正を行なうのに必要な光学成分にかかる負
担を最小限にするので、入射瞳Pのための最適位置であ
る。好ましい実施例においては、入射瞳Pは52°の角
度αでプラテンの中心から6.6インチである。対応し
て、プラテンの側面30および32は38度の角φにあ
って、これは角αの補数である。
多くの点での光路を示すプラテン12の別の側面立面図
である。例示の光線70はプラテン12の側面30を通
過する際屈折される。光線70は図7に関連して説明さ
れたようにプラテン12を通って続いて、上側プラテン
表面28から完全に反射する。予想されるように、この
図に示されるすべての光線はプラテン表面28に臨界角
よりも大きい角度αで入射するため全内面反射を示すこ
とに注目されたい。
って続き側面32で出て、そこで鋭角に屈折される。そ
れはそれから平凹レンズ38を通過し、平凹レンズ38
は光線70′をそれの本来の経路に屈折させて戻す。レ
ンズ38がなければ、上側プラテン表面28の部分13
aおよび13bの外側端縁部に沿った光線は酷い非点収
差を有するであろう。平凹レンズ38が側面32に接近
してマウントされれば光線70′は有意には偏向せず、
レンズ38の曲率半径の中心はレンズ40の入射瞳の位
置に対応することに注目されたい。レンズ40はその開
口絞りで光線を制限し、検知器48上に実像を形成す
る。光線70′は検知器48に入射する前に像面湾曲レ
ンズ46を通って屈折される。レンズ46は上側プラテ
ン表面28の端縁の焦点を平坦な検知器48上に合わせ
るという主要な目的を有する。レンズ46はさらに、傾
いた像を伴なう大抵のシステムに本来ある歪みを低減す
る傾向がある。像面湾曲レンズ46はさらに、後像操
作、つまり、上側プラテン表面28上の手の正確な像を
形成するために、データが検知器48によって受取られ
た後で処理される必要性をなくす。バンドパスフィルタ
47は、光源36からの光線70′への有意な影響は全
く有さない。
ンズ46の有効性を理論上図示したものである。像の伸
縮は、プラテンに入射する光線の位置が検知器または線
形CCDアレイ上の同じ光線の位置と線形的に相関しな
い場合に生じてしまうと言われている。水平軸「X」は
検知器48の中心から側面までの距離を表現し、垂直軸
「Z(X)」は上側プラテン表面28上の位置Zを検知
器48上の距離Xの関数として表現している。水平軸上
のゼロ(0)は検知器48の中心に対応し、垂直軸上の
ゼロはプラテン12の上側表面28の長手軸19(図6
(A))上の点に対応する。図11は、プラテン12の
表面28上の位置Zでの入射光線が検知器48に当たる
場所に対しての、位置Zを表わす。線94は、プラテン
12の上側表面28から反射される光線の位置と、好ま
しい実施例においては線形CCDアレイである光検知器
48上の光線の位置との間に線形的な関係がある理想光
学系を表わす。点96はプラテン12の中心(Y軸また
はZ(X)上のゼロ)からきた、検知器48の中心(X
軸上のゼロ)で検知される光線を表現する。線100は
像面湾曲レンズ46を有しない光学系での像の伸縮を示
す。プラテン12上の光線の位置と検知器48上のその
対応する位置との間の非線形的関係に特に注目された
い。表面28の中心から外れた位置102から反射され
る像は、検知器48の比例的に大きくなる端縁部104
上で検知される。線106は、像面湾曲レンズ46によ
る、光学系の向上した性能を表現する。図示されるよう
に、光学系の性能は理想94のそれにより近く近似し、
像伸縮は検知器48の端縁でしか生じない。ゆえに、正
確な像を形成するのに、検知器48によって受取られた
データはそれ以上の処理を必要としない。
距離を水平軸で表わし、検知器48での倍率を画素/イ
ンチで垂直軸で表わした、像面湾曲レンズ46の効果を
示す実験データである。グラフは、表面28上の約0.
5と4インチとの間の距離で、光線の倍率の比較的一定
なレベルを示している。表面28に沿った距離と検知器
48の倍率との間の比較的線形的な関係は部分的には像
面湾曲レンズ46によるものである。レンズ46がなけ
れば、図12はより大きな量の歪み、つまり、倍率の遙
により一定でないレベルを示すであろう。
は、どの光線がレンズ40を通って伝搬されるかを制御
する。光学成分は図5の光線66としても図示される光
軸および湾曲上側プラテン表面28に対する像の傾きに
対して補正されるため、レンズ40は比較的大きな絞り
サイズつまりf5.6で動作されながら十分な解像度を
維持するであろう。これは、蛍光灯、キセノン灯または
白熱灯のようなより強力な光源36の代わりに赤色LE
D(発光ダイオード)のアレイの使用を可能にする。よ
り明るい光源の例では、絞りサイズを小さくしてもよい
ので、補正光学成分への依存度がより小さくなるだろ
う。光源36は、プラテン12の上側表面28上の各点
を、反射された光が検知器48上に落ちるような角度で
照明するようなサイズでなければならない。図8に見ら
れるように、上側プラテン表面28の凹部(またはプラ
テンの外側から見た場合には凸部)のため、光路はレン
ズ40で収束する。光源36はしたがって、上側プラテ
ン表面28が平坦である場合に必要とされるよりも小さ
い。
検知器48は35mm線に沿って光をサンプリングする
約5000のダイオードを有する線形アレイからなる。
キャリッジ42は像情報を集めるのにプラテンの長手軸
19(図2および図6(A))の約6インチの長さ(図
6(A)の寸法Q)に沿って移動する。撮像装置は約2
5mmの長さの検知器48の断面に沿って頂部の6イン
チを撮像する。これにより500画素/インチより大き
いサンプリング密度が与えられ、各画素は長手軸19に
沿って約0.002インチごとに情報を与える。肌の山
は典型的には、0.020インチの間隔をおいて離れて
いるため、このことにより十分である以上の解像度が与
えられる。垂直軸での必要な解像度を与えるために、モ
ータ58の各ステップは入射光線60をプラテン12の
側面30に沿って約0.002インチ前進させる。前進
の大きさはモータ58の関数であり、それは典型的には
各撮像スキャンごとに3000ステップ前進する。こう
して、画像のデータは3000平方画素を超過する画素
マップを生じるのに十分なものとなり、6インチスキャ
ンは約3秒で達成することができる。
されるよう、光学成分キャリッジ42は光源36をプラ
テン28に沿って十分に小さな増加で移動させる。各ス
テップでの検知器48の出力は、前のステップから1つ
にまとめられた光の量を表わす直列アナログデータであ
る。各ピクセル出力は、デジタル化された場合、8ビッ
トのデータをサポートすることのできるアナログ信号を
与える。上で説明したように、谷65(図7を参照され
たい)がスキャンされると、検知器48は最大量の光を
受取る。肌の山64がスキャンされると、図7の光線6
6′によって表現されるように、アレイは山64によっ
て反射されいくつかの方向へ拡散された光を受取る。し
たがって、光が山64から反射されると、検知器または
CCDアレイ48で受取られる光の量は減少する。
スキャンの最中の光学成分キャリッジ42の位置づけを
示す。図10はこの撮像装置のための例示の電気的制御
システムの単純化されたブロック図である。撮像装置1
0の動作は図9および図10の両方に関連して説明され
る。スキャンシーケンスの開始に先立って、光学成分キ
ャリッジ42は装置10の側壁39に近接して位置され
る。手掌部または手の付け根部がプラテン12上にない
場合には、光の実質的にすべては検知器48に反射され
る。したがって、線形CCDアレイまたは検知器48の
各ダイオードは最大量の光を受ける。上で注目されるよ
うに、光源36、レンズ38、光バンドパスフィルタ3
7、レンズ40、像面湾曲レンズ46、および線形アレ
イ(検知器)48はすべて光学成分キャリッジ42にし
っかりと取付けられる。
手掌部掌紋のための撮像プロセスと同じであり、ユーザ
は撮像プロセスの各段階ごとに手を適当な位置へと動か
すだけである。「SCAN」スイッチ16が始めに押さ
れると、関連の電子光学スキャニングシステムはプラテ
ン12に沿って側壁39から側壁27へとスキャンす
る。ビープ音が装置から発せられて、付け根部70が部
分13a上に載るように手を約30度回転させるべきで
あることをユーザに示す。この後スキャニングシステム
は側壁27から側壁39の方向へスキャンする。
イッチ16を押すと、ランプまたは光源36、ステッパ
モータ58、およびリミットセンサ76を作動させるよ
う、プロセッサボード82上のマイクロプロセッサ72
はモータ駆動装置74に信号送信する。モータ58の各
ステップで、プラテン12の表面に沿った線は、検知器
48上に撮像される。ステッパモータ58は光学成分キ
ャリッジ42を側壁39に近接する位置から側壁27に
近接する位置へと移動させる。キャリッジ42が移動し
ている間に、線形アレイまたは検知器48は手の山64
および谷65に対応する光信号を検知する。キャリッジ
42は各ステップごとに移動されるので、上側プラテン
表面28の近接する線は検知器上に撮像される。各ステ
ップで、データのこの線は直列アナログデータとして出
力される。長手軸19に沿ったステップに対応する1次
元的スキャンの組は集められて、手の2次元像を形成す
る。この後リミットセンサ76は側壁27に近接する位
置にあるステッパモータ58の位置を検知して、モータ
駆動装置74にステッパモータ58を停止するよう信号
送信する。図10に概略的に示されるように、検知器4
8はフレームグラバー80に像データを伝送するCCD
ドライバ78に結合される。図示されるように、フレー
ムグラバー80はDRAM84(ダイナミックランダム
アクセスメモリ)に結合される。フレームグラバー80
はCCDアレイ48の出力と同期された速度でCCDド
ライバ78からのアナログ信号をサンプリングし、デー
タを平滑にし、デジタル出力を与えるためにそのデータ
を再びサンプリングする。フレームグラバー80による
再サンプリングのため、CCDの画素値は最終的な像の
画素に必ずしも対応する必要がないことは注目されるべ
きである。図1に示されるように、プリントは精査のた
めにビデオディスプレイ86上で即座に利用可能であ
る。
終出力は、500画素/インチよりよい最終解像度を求
めるFBIの要求事項を満足させる。これは、長手軸1
9の方向では、フレームグラバー80で画素クロックレ
ートを選択することによって達成される。フレームグラ
バーは検知器48からのスキャンと同期し、データを8
ビットにデジタル化し、それをメモリに記憶する。垂直
次元では、サンプリングは、ステップモータ58にキャ
リッジ42を0.002インチステップで移動させるこ
とによって達成される。全体の手掌部の像は6インチ×
6インチである。スキャニング速度は、データが検知器
48から読出されフレームグラバー80によってデジタ
ル化されメモリ84に記憶されるであろう速度によって
制限される。
ミットセンサ76はモータドライバ74に停止するよう
信号送信し、マイクロプロセッサ72はビープ音または
点滅光のような信号を制御して手掌部スキャニングが完
了していることをユーザに示す。その後短いポーズがあ
って、図3に示されるように、ユーザは手掌部の付け根
部がプラテン12の上側表面28の平坦部分13a上に
直接かつ完全に載るように手を回転させることができ
る。マイクロプロセッサ72はこの後、光学成分キャリ
ッジ42の移動をステッパモータ58を介して側壁39
に向かって対向する方向へと開始する。この移動の間
に、付け根部掌紋が形成されてもよい。代替的に、光学
成分キャリッジは側壁39に近接する定位置に戻っても
よく、その後第2のスキャンが側壁39から側壁27へ
と開始されて付け根部掌紋の像を形成する。前者のアプ
ローチはより高速な撮像を提供するが、後者の方法では
2つの像が後に組合せられたときにより高い像の精度を
提供する。
プロセッサ88を用いて手掌部掌紋データを付け根部掌
紋データと組合せてもよい。このプロセスは、識別する
ための谷および山は図示されていない図13、図14お
よび図15に示される。図13は左下境界線103を有
する手掌部掌紋100の輪郭の表現である。図14は、
左上境界線101を有する付け根部掌紋102を形成す
るのに、図3に示されるように、手をその付け根部へと
回転させることによってとられた像の表現である。
方の対応する点での画素値を比較して、像100または
102のうち最も暗い画素値を記憶したほうからの画素
値を維持することによって、像が組合せられる。この比
較は、最終的に組合せられた像が形成されるまで、像の
すべての画素に対して行なわれる。たとえば、上側プラ
テン表面28上の同じ位置x,yにおいて、P(x,
y)は手掌部の像100での画素値であり、H(x,
y)は付け根部の像102での画素値である場合、組合
せられた像C(x,y)における最終値は、画素値P
(x,y)およびH(x,y)のうちより暗いほうと等
しく設定される。図15は、データが手掌部100およ
び付け根部102の像の両方から与えられる、付け根部
掌紋線101および手掌部掌紋線103によって境界を
示される重ね合された領域106を示す。このため、シ
ステムオペレータは、手掌部を付け根部へと慎重に転が
すことによって、手を滑らせることと像にスメアーを生
じさせることとの両方を避けるべきである。
び手の付け根部の像をブランク部のプラテンの像かまた
は互いと比較して、どの領域が有効なプリントデータを
含むかを判断することを含む。手が手掌部接触から付け
根部接触へと転がされる際に何らかの滑りが生じた場合
には、像の変換および回転によって2つの像を再整列さ
せるよう信号プロセッサ90がさらに設けられてもよ
い。さらにプロセッサ90は、コントラストを強調し、
像の質を評価し、幾何学的な歪みを補正し、記憶のため
にリフォーマットするかまたはホストシステム上にプリ
ンティングするための、像の操査のための高速計算設備
を備える。プロセッサ90は、利用可能なグレースケー
ル圧縮アルゴリズムの1つを用いた像のデータ圧縮のた
めにさらにプログラムされることが可能である。
は、憶、プリンティングおよび他の通報受端への通信の
ためにホストコンピュータと通信するための大型コンピ
ュータシステムインタフェース(SCSI)92に伝え
られる。撮像装置10が副プロセッサ、つまりグラフィ
ックスプロセッサ88、信号プロセッサ90、マイクロ
プロセッサ72、フレームグラバー80、および大容量
DRAM84とともに実装されれば、装置を相互接続す
るコストは減少する。しかしながら、ホストワークステ
ーション(図示せず)との効率のよいかつ柔軟性のある
インタフェースは依然として必要である。ホストワーク
ステーションへの掌紋像の伝送にはメガバイトのデータ
を伴なう。10MB/secの最大データ速度で、SC
SIインタフェース92はこのタスクに十分に適合す
る。SCSIインタフェース92はさらに、広く多様な
コンピュータおよびワークステーションでサポートされ
る。ホストワークステーションは掌紋採取装置を制御す
る能力をユーザに提供する。SCSIインタフェースが
あれば、標準的指紋採取装置をワークステーションとさ
らに接続して、法令施行適用のための完全な帳簿記入シ
ステムを提供することができる。ホストワークステーシ
ョンは、指紋像および掌紋像の記憶、通信およびプリン
ティングをサポートしてもよい。
て記載されてきた。しかしながら、多くの異なる実施例
が可能であり、それらは、異なる形状を有する非平面的
プラテンを含み、そのプラテンは手掌部の形状に適合す
るよう頂部上に盛り上がった部分を有してもよく、プラ
テンはガラスのようなアクリル以外の材料から形成され
てもよく、最適入射角の範囲が対応して変えられてもよ
く、光学成分キャリッジの移動が不要となるよう線形ア
レイの代わりにCCDアレイ領域が用いられてもよく、
反射光を検知するのに写真フィルムが用いられてもよ
く、または異なるレンズのアセンブリが用いられてもよ
い。
子光学手掌部スキャナの記載を行なった。プラテンの最
適形状により、質の高いプリントが撮像システムによっ
て形成可能となる。
されてきた。しかしながらこの発明は図示され記載され
る実施例に限定されるものではない。むしろ、この発明
の範囲は前掲の特許請求の範囲によって定義される。
る。
上に置かれた手掌部の斜視図である。
手を示す、この発明の撮像装置の斜視図である。
てとられた掌紋を示す図である。(B)はこの発明の非
平面プラテンを用いてとられた掌紋を示す図である。
像装置の断面概略側面図である。
てとられたこの非平面プラテンの平面図である。(B)
は図6(A)の線4B−4Bに沿ってとられた非平面プ
ラテンの側面立面図である。(C)は図6(A)の線4
C−4Cに沿ってとられた非平面プラテンの側面立面図
である。
過する光路を示す側面立面図である。
ムのブロック図である。
ンから反射された光を表現するグラフの図である。
の局所的倍率を表現するグラフの図である。
を示すグラフの図である。
Claims (20)
- 【請求項1】 識別するための谷と山とを有する人の手
の付け根部および手掌部の像を獲得するのに用いるため
のプラテンであって、 第1および第2の側面と、 前記第1および第2の側面と連続する底面と、 前記第1および第2の側面と連続し、かつ手掌部の撮像
を可能にするための、前記底面に対して凹んだ部分と、
付け根部の撮像を可能にするための平面部とを有する、
上側接触面とを含む、プラテン。 - 【請求項2】 前記凹部は、手掌部の像が形成されるよ
うに手掌部を前記凹部に完全に接触させるための一定の
曲率半径を有する、請求項1に記載のプラテン。 - 【請求項3】 前記プラテンは前記凹部が前記上側接触
面中央にくるように、対称的に構成され、前記平面部は
第1の平面部と第2の平面部とを含み、前記第1および
第2の平面部は前記凹部の対向する側面上にある、請求
項1に記載のプラテン。 - 【請求項4】 前記プラテンは透明であり、前記第1の
側面は光入力面として機能し、前記第2の側面は光出力
面として機能し、前記光入力面は、手の識別するための
山に接触していない前記接触面の照明される領域が全内
面反射を与えるよう、水平面に対し前記プラテンの臨界
角より大きい角度で形成される、請求項1に記載のプラ
テン。 - 【請求項5】 前記プラテンはアクリル製でかつ透明で
ある、請求項1に記載のプラテン。 - 【請求項6】 前記第1の側面は前記底面から約45°
と53°との間の角度で形成される、請求項6に記載の
プラテン。 - 【請求項7】 各々が識別するための山と谷とを有する
指と手掌部と付け根部とを有するプリントを獲得するた
めの電子光学撮像システムであって、 手掌部との接触を可能にするための凸部を有する接触面
と、光入力面と、光出力面とを含む、透明なプラテン
と、 前記接触面を前記プラテンの臨界角よりも大きい角度で
照明して、識別するための山と接触していない前記接触
面の照明される領域が全内面反射を与えるようにするた
めの、前記光入力面に入射する光を与える光源と、 前記光入力面を通り前記接触面から反射され前記プラテ
ンから前記光出力面を通って出た、前記光源の光を受け
るための光検知器とを含む、電子光学撮像システム。 - 【請求項8】 前記接触面は前記付け根部との接触を可
能にするための実質的に平面な部分をさらに含み、前記
撮像システムは、手掌部と付け根部とを含む前記手の像
を与えるために、手掌部の第1の像と付け根部の第2の
像とを獲得して前記第1および第2の像を組合せるため
の処理手段をさらに含む、請求項7に記載の撮像システ
ム。 - 【請求項9】 前記光検知器は光センサの一次元アレイ
であって、前記システムは前記光検知器を前記プラテン
に対して移動させるための駆動手段をさらに含む、請求
項7に記載の撮像システム。 - 【請求項10】 前記光検知器は、前記光出力面から光
を受け、光線がその表面に対して垂直に出るように光を
曲げて、それにより非点収差を防ぐための第1のレンズ
と、 前記第1のレンズからの光を前記光検知器に集中させる
ための第2のレンズと、 前記プラテン表面の前記凸部が撮像されるよう、前記光
検知器上に光を集中させることによって前記第2のレン
ズからの光の歪みを低減するための第3のレンズとをさ
らに含む、請求項7に記載の撮像システム。 - 【請求項11】 識別するための山と谷とを有する手の
手掌部と付け根部とのプリントを獲得するための方法で
あって、前記方法は、 非平面上プラテンのアーチ状の表面上に手掌部を置くス
テップと、 手掌部の像を形成するための手掌部の情報を獲得するた
めに手掌部をスキャンするステップと、 プラテンの平面部に手の付け根部を位置させるために、
手を転がすステップと、 付け根部の像を形成するための付け根部の情報を獲得す
るために、付け根部をスキャンするステップと、 手掌部および手の連続する像を形成するために、前記付
け根部の情報と前記手掌部の情報とを組合せるステップ
とを含む、識別するための山と谷とを有する手の手掌部
および付け根部のプリントを獲得するための方法。 - 【請求項12】 手掌部および手の連続する像を提供す
るために、手掌部のスキャンと付け根部のスキャンとか
らの情報を組合せる方法であって、前記方法は、 光強度データの形式で掌紋情報を獲得するために手掌部
をスキャンするステップと、 手を手掌部から付け根部へと転がすステップと、 光強度データの形式で付け根部の掌紋情報を獲得するた
めに付け根部をスキャンするステップと、 アレイの各エレメントごとに手掌部掌紋の光強度データ
を付け根部の掌紋の光強度データと比較することによっ
て、前記付け根部の掌紋情報を前記手掌部掌紋情報と組
合せるステップとを含む、手掌部および手の連続する像
を与えるために手掌部スキャンおよび付け根部スキャン
からのデータを組合せる方法。 - 【請求項13】 電子光学撮像システムで人の手掌部お
よび手の付け根部の画像データを獲得する方法であっ
て、 プラテンに手掌部を置くステップと、 手掌部掌紋データを獲得するために手掌部をスキャンす
るステップと、 手掌部掌紋が取られたことをユーザに信号送信するステ
ップと、 手をプラテンに抗するよう保持しながら、手を手掌部か
ら付け根部へと転がすステップと、 付け根部掌紋データを獲得するために付け根部をスキャ
ンするステップとを含む、電子光学撮像システムで人の
手掌部および手の付け根部の画像データを獲得する方
法。 - 【請求項14】 識別するための山と谷とを有する手の
部分のプリントを獲得するための電子光学撮像システム
であって、 底面と、撮像されるべき手を支持するための上側接触面
とを有するプラテンを含み、前記上側接触面は、第1の
実質的に平面な部分と、前記底面に対して凹んだ第2の
部分とを含み、さらに、 フレームと、 前記フレームに可動的に固定されるキャリッジと、 前記フレーム上で前記キャリッジを動かすための駆動装
置と、 前記上側接触面の方向に光を向ける、前記キャリッジに
固定される光源と、 前記上側接触面からの光を受ける、前記キャリッジに固
定される光検知器とを含み、前記光検知器の位置は前記
光源に関して固定される、識別するための山と谷とを有
する手の部分のプリントを獲得するための電子光学撮像
システム。 - 【請求項15】 前記フレーム内にマウントされる像処
理手段をさらに含む、請求項14に記載の電子光学撮像
システム。 - 【請求項16】 前記上側接触面の前記凸部は一定の曲
率半径を有し、ユーザの手掌部を前記凸部に完全に接触
させる、請求項14に記載の撮像システム。 - 【請求項17】 前記光検知器は、 前記光出力面から光を受け、その表面に対して垂直に光
線が出るよう光を曲げて、それにより非点収差を防ぐた
めの第1のレンズと、 前記第1のレンズからの光を前記光検知器上に集中させ
るための第2のレンズと、 前記プラテン表面の前記凸部が撮像されるよう、前記光
検知器に光を集中させることによって前記第2のレンズ
からの光の歪みを低減するための第3のレンズとをさら
に含む、請求項14に記載の撮像システム。 - 【請求項18】 前記光検知器は電荷結合デバイスアレ
イである、請求項17に記載の撮像装置。 - 【請求項19】 前記電荷結合デバイスアレイは線形ア
レイである、請求項18に記載の撮像装置。 - 【請求項20】 前記駆動装置はモータと前記モータを
制御するための制御手段とを含み、前記制御手段は手の
撮像のためのスキャンを行なうために前記キャリッジが
動かされるようにする、請求項16に記載の撮像装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/209,804 US5528355A (en) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | Electro-optic palm scanner system employing a non-planar platen |
US209804 | 1994-03-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08129643A true JPH08129643A (ja) | 1996-05-21 |
JP2881594B2 JP2881594B2 (ja) | 1999-04-12 |
Family
ID=22780360
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7052751A Expired - Fee Related JP2881594B2 (ja) | 1994-03-11 | 1995-03-13 | 電子光学撮像システム、および電子光学撮像システムにおいて人の手掌部および手の付け根部の、撮像のためのデータを獲得する、方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5528355A (ja) |
EP (1) | EP0749612B1 (ja) |
JP (1) | JP2881594B2 (ja) |
CA (1) | CA2185325A1 (ja) |
DE (1) | DE69526931T2 (ja) |
WO (1) | WO1995024692A1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6370263B1 (en) | 1998-01-14 | 2002-04-09 | Nec Corporation | Method and device for registering and collating palm imprints |
JP2002532809A (ja) * | 1998-12-17 | 2002-10-02 | アイデンティックス・インコーポレイテッド | 手の表面の特徴を光学的に映像化するための装置および方法 |
JP2013257609A (ja) * | 2012-06-11 | 2013-12-26 | Mofiria Corp | 電子機器 |
Families Citing this family (79)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5732148A (en) | 1994-09-16 | 1998-03-24 | Keagy; John Martin | Apparatus and method for electronically acquiring fingerprint images with low cost removable platen and separate imaging device |
EP0831658A3 (en) * | 1996-09-24 | 1999-09-15 | Hyundai Electronics Industries Co., Ltd. | Encoder/decoder for coding/decoding gray scale shape data and method thereof |
US6111977A (en) * | 1997-04-17 | 2000-08-29 | Cross Match Technologies, Inc. | Hand-held fingerprint recognition and transmission device |
US6263090B1 (en) | 1997-05-19 | 2001-07-17 | Cross Match Technologies, Inc. | Code reader fingerprint scanner |
US6038332A (en) * | 1997-09-05 | 2000-03-14 | Digital Biometrics, Inc. | Method and apparatus for capturing the image of a palm |
DE19804129C1 (de) * | 1998-02-03 | 1999-08-19 | Rjm Rheinmetall Jena Image Tec | Verfahren und Anordnung zur Gewinnung von Bildinformationen über Oberflächenstrukturen |
US6182892B1 (en) * | 1998-03-25 | 2001-02-06 | Compaq Computer Corporation | Smart card with fingerprint image pass-through |
US6178255B1 (en) | 1998-04-28 | 2001-01-23 | Cross Match Technologies, Inc. | Individualized fingerprint scanner |
FR2781247B1 (fr) | 1998-07-17 | 2000-08-18 | Valeo Securite Habitacle | Systeme de securite pour un ouvrant de vehicule automobile comportant un cache de protection |
AU6040899A (en) * | 1998-09-11 | 2000-04-03 | Ipsa Technologies Llc | Measurement of electric and/or magnetic properties in organisms using electromagnetic radiation |
USD433413S (en) * | 1999-04-09 | 2000-11-07 | Biolink Technologies International, Inc. | Biometric scanning aperture for a computer input device |
US6282304B1 (en) | 1999-05-14 | 2001-08-28 | Biolink Technologies International, Inc. | Biometric system for biometric input, comparison, authentication and access control and method therefor |
US6272562B1 (en) | 1999-05-28 | 2001-08-07 | Cross Match Technologies, Inc. | Access control unit interface |
US6886104B1 (en) | 1999-06-25 | 2005-04-26 | Cross Match Technologies | Rechargeable mobile hand-held fingerprint scanner with a data and power communication interface |
US6744910B1 (en) | 1999-06-25 | 2004-06-01 | Cross Match Technologies, Inc. | Hand-held fingerprint scanner with on-board image normalization data storage |
US7162060B1 (en) | 1999-08-09 | 2007-01-09 | Cross Match Technologies | Method, system, and computer program product for control of platen movement during a live scan |
EP1208523A1 (en) * | 1999-08-09 | 2002-05-29 | Cross Match Technologies, Inc. | System and method for sending a packet with position address and line scan data over an interface cable |
US6658164B1 (en) * | 1999-08-09 | 2003-12-02 | Cross Match Technologies, Inc. | Calibration and correction in a fingerprint scanner |
AU1939300A (en) * | 1999-08-09 | 2001-03-05 | Cross Match Technologies, Inc. | Method, system, and computer program product for a gui to fingerprint scanner interface |
US6483932B1 (en) * | 1999-08-19 | 2002-11-19 | Cross Match Technologies, Inc. | Method and apparatus for rolled fingerprint capture |
WO2001031564A1 (en) | 1999-10-22 | 2001-05-03 | Cross Match Technologies, Inc. | Adjustable, rotatable finger guide in a tenprint scanner with movable prism platen |
AU2001255172A1 (en) * | 2000-03-10 | 2001-09-24 | Ethentica, Inc. | Biometric sensor |
US7751600B2 (en) | 2000-04-18 | 2010-07-06 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | System and method for identifying an individual |
US6956608B1 (en) | 2000-08-11 | 2005-10-18 | Identix Incorporated | Fingerprint imaging device including an optical plate having microreflectors |
US20020131624A1 (en) * | 2000-08-11 | 2002-09-19 | Yury Shapiro | Fingerprint imaging device with fake finger detection |
EP1312040B1 (en) | 2000-08-18 | 2006-04-05 | Cross Match Technologies, Inc. | Fingerprint scanner auto-capture system and method |
US8384885B2 (en) * | 2000-09-20 | 2013-02-26 | Hitachi, Ltd. | Personal identification system |
US6928195B2 (en) * | 2000-12-18 | 2005-08-09 | Cross Match Technologies, Inc. | Palm scanner using a programmable nutating mirror for increased resolution |
IL141389A0 (en) * | 2001-02-12 | 2002-03-10 | Weiss Golan | A system and a method for person's identity authentication |
AU2002305229A1 (en) * | 2001-04-26 | 2002-11-11 | Cross Match Technologies, Inc. | Silicone rubber surfaces for biometric print tir prisms |
CN1509895A (zh) * | 2001-06-22 | 2004-07-07 | ��Τ����˹ | 彩色复制方法 |
JP3617476B2 (ja) | 2001-07-19 | 2005-02-02 | 株式会社日立製作所 | 指認証装置 |
US20030149343A1 (en) * | 2001-09-26 | 2003-08-07 | Cross Match Technologies, Inc. | Biometric based facility security |
JP2003196659A (ja) * | 2001-12-25 | 2003-07-11 | Nec Corp | 掌紋印象の登録方法およびその装置 |
WO2003063054A2 (en) * | 2002-01-17 | 2003-07-31 | Cross Match Technologies, Inc. | Fingerprint workstation and methods |
US6954260B2 (en) * | 2002-01-17 | 2005-10-11 | Cross Match Technologies, Inc. | Systems and methods for illuminating a platen in a print scanner |
US6867850B2 (en) * | 2002-01-17 | 2005-03-15 | Cross Match Technologies, Inc. | Light wedge for illuminating a platen in a print scanner |
US7088872B1 (en) * | 2002-02-14 | 2006-08-08 | Cogent Systems, Inc. | Method and apparatus for two dimensional image processing |
US6944768B2 (en) * | 2002-04-19 | 2005-09-13 | Cross Match Technologies, Inc. | System and methods for access control utilizing two factors to control access |
US7079007B2 (en) * | 2002-04-19 | 2006-07-18 | Cross Match Technologies, Inc. | Systems and methods utilizing biometric data |
US7073711B2 (en) * | 2002-04-19 | 2006-07-11 | Cross Match Technologies, Inc. | Mobile handheld code reader and print scanner system and method |
US6996259B2 (en) * | 2002-08-02 | 2006-02-07 | Cross Match Technologies, Inc. | System and method for counting ridges in a captured print image |
US20040146188A1 (en) * | 2002-08-06 | 2004-07-29 | Carver John F. | Contoured prism print scanners |
US7496214B2 (en) * | 2002-09-25 | 2009-02-24 | The Hong Kong Polytechnic University | Method of palm print identification |
US7466846B2 (en) * | 2002-09-25 | 2008-12-16 | The Hong Kong Polytechnic University | Method for analyzing a palm print for the identification of an individual using gabor analysis |
US20040057606A1 (en) * | 2002-09-25 | 2004-03-25 | The Hong Kong Polytechnic University | Apparatus for capturing a palmprint image |
WO2004052173A2 (en) * | 2002-12-06 | 2004-06-24 | Cross Match Technologies, Inc. | System and a non-planar prism that are used to obtain print and other hand characteristic information |
US20040114785A1 (en) * | 2002-12-06 | 2004-06-17 | Cross Match Technologies, Inc. | Methods for obtaining print and other hand characteristic information using a non-planar prism |
US7148466B2 (en) * | 2002-12-23 | 2006-12-12 | Identix Incorporated | Apparatus and method for illumination of an optical platen |
US7164440B2 (en) * | 2003-02-28 | 2007-01-16 | Cross Match Technologies, Inc. | Dynamic image adaptation method for adjusting the quality of digital prints |
US7277562B2 (en) | 2003-08-01 | 2007-10-02 | Cross Match Technologies, Inc. | Biometric imaging capture system and method |
US20050047631A1 (en) * | 2003-08-26 | 2005-03-03 | Cross Match Technologies, Inc. | Method and apparatus for rolled fingerprint image capture with variable blending |
US7081951B2 (en) * | 2003-10-09 | 2006-07-25 | Cross Match Technologies, Inc. | Palm print scanner and methods |
US20050281438A1 (en) * | 2004-06-21 | 2005-12-22 | Zhang David D | Palm print identification using palm line orientation |
JP4601380B2 (ja) * | 2004-10-08 | 2010-12-22 | 富士通株式会社 | 生体認証システムの登録方法、生体認証システム及びそのプログラム |
US8320645B2 (en) * | 2004-11-02 | 2012-11-27 | Identix Incorporated | High performance multi-mode palmprint and fingerprint scanning device and system |
US7616788B2 (en) * | 2004-11-12 | 2009-11-10 | Cogent Systems, Inc. | System and method for fast biometric pattern matching |
US20060165261A1 (en) * | 2005-01-24 | 2006-07-27 | Pira Robert K | Structure for supporting a human hand in an operating environment |
DE102005004640B4 (de) * | 2005-01-28 | 2009-01-29 | Cross Match Technologies Gmbh | Anordnung zur optoelektronischen Aufnahme von großflächigen Fingerabdrücken |
US8131477B2 (en) | 2005-11-16 | 2012-03-06 | 3M Cogent, Inc. | Method and device for image-based biological data quantification |
US7660442B2 (en) * | 2006-09-01 | 2010-02-09 | Handshot, Llc | Method and system for capturing fingerprints, palm prints and hand geometry |
US8275179B2 (en) * | 2007-05-01 | 2012-09-25 | 3M Cogent, Inc. | Apparatus for capturing a high quality image of a moist finger |
US8411916B2 (en) * | 2007-06-11 | 2013-04-02 | 3M Cogent, Inc. | Bio-reader device with ticket identification |
FR2927713B1 (fr) * | 2008-02-14 | 2011-08-26 | Sagem Securite | Dispositif d'acquisition d'empreintes digitales a la volee. |
ITTO20080418A1 (it) | 2008-05-30 | 2009-11-30 | Green Bit S P A | "procedimento e dispositivo per la rilevazione di impronte cutanee false" |
GB2470553A (en) * | 2009-05-26 | 2010-12-01 | St Microelectronics Ltd | Optical computer input with single frustrated total internal reflection mousing surface |
GB2470554A (en) * | 2009-05-26 | 2010-12-01 | St Microelectronics Ltd | Optical navigation device with housing and optical transmission element to a mousing surface |
FR2946774B1 (fr) * | 2009-06-16 | 2012-03-23 | Sagem Securite | Dispositif d'imagerie a element prismatique. |
JP5563799B2 (ja) * | 2009-10-08 | 2014-07-30 | 浜松ホトニクス株式会社 | 凹凸パターン検出装置 |
WO2011146694A1 (en) * | 2010-05-19 | 2011-11-24 | Ultra-Scan Corporation | Sensor system having a platen with a dome-shaped contact surface |
ITTO20100857A1 (it) * | 2010-10-22 | 2012-04-23 | Green Bit S P A | Apparecchio per il rilevamento di impronte palmari con dispositivi di regolazione |
US20160034772A1 (en) * | 2013-03-15 | 2016-02-04 | Ellis I. Betensky | Method and apparatus for acquiring biometric image |
JP6160148B2 (ja) * | 2013-03-19 | 2017-07-12 | 富士通株式会社 | 生体情報入力装置、生体情報入力プログラム、生体情報入力方法 |
TWI614693B (zh) * | 2015-02-26 | 2018-02-11 | 速博思股份有限公司 | 具曲面基板之生物辨識裝置 |
CN108475324B (zh) * | 2015-09-09 | 2022-03-25 | 格马尔托股份有限公司 | 非接触摩擦纹脊捕获装置 |
EP3392824A4 (en) * | 2015-12-18 | 2019-10-23 | Hitachi, Ltd. | DEVICE AND SYSTEM FOR BIOMETRIC AUTHENTICATION |
ITUA20164438A1 (it) | 2016-06-16 | 2017-12-16 | Green Bit S P A | Apparecchio per la rilevazione di impronte cutanee |
CN111274849B (zh) * | 2018-12-04 | 2023-11-03 | 上海耕岩智能科技有限公司 | 曲面屏成像比例的确定方法、存储介质及电子设备 |
CN111435558A (zh) * | 2018-12-26 | 2020-07-21 | 杭州萤石软件有限公司 | 一种基于生物特征多模态图像的身份认证方法及装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06282636A (ja) * | 1993-03-30 | 1994-10-07 | Nec Corp | 表面形状画像撮像装置 |
JPH0721348A (ja) * | 1993-06-21 | 1995-01-24 | Asahi Optical Co Ltd | 手相入力装置 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3581282A (en) * | 1968-12-03 | 1971-05-25 | Norman G Altman | Palm print identification system |
US3677154A (en) * | 1970-07-23 | 1972-07-18 | Kms Ind Inc | Card and holder for fingerprint identification system |
US3867164A (en) * | 1972-02-11 | 1975-02-18 | Identimation Corp | Imprinting device having conformable film with wet applied ink for the formation of finger and footprints |
US3804524A (en) * | 1972-08-31 | 1974-04-16 | G Nanus | Apparatus for controlling fingerprint identification |
US3975711A (en) * | 1974-08-30 | 1976-08-17 | Sperry Rand Corporation | Real time fingerprint recording terminal |
US4032889A (en) * | 1976-05-21 | 1977-06-28 | International Business Machines Corporation | Palm print identification |
US4186378A (en) * | 1977-07-21 | 1980-01-29 | Palmguard Inc. | Identification system |
US4152056A (en) * | 1977-09-02 | 1979-05-01 | Fowler Randall C | Fingerprinting arrangement |
US4227805A (en) * | 1978-01-25 | 1980-10-14 | Michael Schiller | Finger identification apparatus and method |
US4537484A (en) * | 1984-01-30 | 1985-08-27 | Identix Incorporated | Fingerprint imaging apparatus |
US5067162A (en) * | 1986-06-30 | 1991-11-19 | Identix Incorporated | Method and apparatus for verifying identity using image correlation |
US4792226A (en) * | 1987-02-27 | 1988-12-20 | C.F.A. Technologies, Inc. | Optical fingerprinting system |
US5335288A (en) * | 1992-02-10 | 1994-08-02 | Faulkner Keith W | Apparatus and method for biometric identification |
US5526436A (en) * | 1993-06-17 | 1996-06-11 | Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Image detecting apparatus for an individual identifying system |
-
1994
- 1994-03-11 US US08/209,804 patent/US5528355A/en not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-03-10 CA CA002185325A patent/CA2185325A1/en not_active Abandoned
- 1995-03-10 DE DE69526931T patent/DE69526931T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1995-03-10 WO PCT/US1995/003222 patent/WO1995024692A1/en active IP Right Grant
- 1995-03-10 EP EP95913700A patent/EP0749612B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-03-13 JP JP7052751A patent/JP2881594B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06282636A (ja) * | 1993-03-30 | 1994-10-07 | Nec Corp | 表面形状画像撮像装置 |
JPH0721348A (ja) * | 1993-06-21 | 1995-01-24 | Asahi Optical Co Ltd | 手相入力装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6370263B1 (en) | 1998-01-14 | 2002-04-09 | Nec Corporation | Method and device for registering and collating palm imprints |
JP2002532809A (ja) * | 1998-12-17 | 2002-10-02 | アイデンティックス・インコーポレイテッド | 手の表面の特徴を光学的に映像化するための装置および方法 |
JP2013257609A (ja) * | 2012-06-11 | 2013-12-26 | Mofiria Corp | 電子機器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0749612A4 (en) | 1997-10-29 |
US5528355A (en) | 1996-06-18 |
AU1999095A (en) | 1995-09-25 |
WO1995024692A1 (en) | 1995-09-14 |
EP0749612A1 (en) | 1996-12-27 |
DE69526931D1 (de) | 2002-07-11 |
JP2881594B2 (ja) | 1999-04-12 |
CA2185325A1 (en) | 1995-09-14 |
EP0749612B1 (en) | 2002-06-05 |
AU689237B2 (en) | 1998-03-26 |
DE69526931T2 (de) | 2003-01-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2881594B2 (ja) | 電子光学撮像システム、および電子光学撮像システムにおいて人の手掌部および手の付け根部の、撮像のためのデータを獲得する、方法 | |
US6038332A (en) | Method and apparatus for capturing the image of a palm | |
US5650842A (en) | Device and method for obtaining a plain image of multiple fingerprints | |
US5416573A (en) | Apparatus for producing fingerprint images which are substantially free of artifacts attributable to moisture on the finger being imaged | |
JP3897852B2 (ja) | 媒体表面形状データ取得方法 | |
JP4382757B2 (ja) | 大きい領域の指紋の光電子記録のための装置 | |
US7119890B2 (en) | System and method for illuminating a platen in a live scanner and producing high-contrast print images | |
JP3877058B2 (ja) | 小型装置およびその製造方法 | |
JP2002527832A (ja) | 指紋画像光学入力装置 | |
JPH1183459A (ja) | 凹凸面情報検出装置 | |
JP2008519334A (ja) | 高パフォーマンス指紋画像化システム | |
JPH07220041A (ja) | 凹凸面読み取り装置 | |
GB2400714A (en) | Combined optical fingerprint recogniser and navigation control | |
US8320645B2 (en) | High performance multi-mode palmprint and fingerprint scanning device and system | |
US7081951B2 (en) | Palm print scanner and methods | |
WO2004059371A2 (en) | Apparatus and method for illuminating optical platen | |
CN1167556A (zh) | 手掌图象记录装置 | |
US7221489B2 (en) | Live print scanner with holographic platen | |
JP2004086553A (ja) | 光学素子および読取装置 | |
AU689237C (en) | An electro-optic palm scanner system employing a non-planar platen | |
RU2474876C2 (ru) | Система и высокоэффективное многомодовое сканирующее устройство получения отпечатка ладони и отпечатка пальца | |
JPH0798764A (ja) | 指紋又は掌紋等の入力装置 | |
US20050099619A1 (en) | Large area, high quality print scanner apparatus | |
JP3250461B2 (ja) | 押捺指紋画像入力装置およびその入力方法 | |
JPH0371280A (ja) | 画像入力装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981201 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090205 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100205 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |