JPH08129284A - 帯電装置 - Google Patents

帯電装置

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JPH08129284A
JPH08129284A JP26706094A JP26706094A JPH08129284A JP H08129284 A JPH08129284 A JP H08129284A JP 26706094 A JP26706094 A JP 26706094A JP 26706094 A JP26706094 A JP 26706094A JP H08129284 A JPH08129284 A JP H08129284A
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JP
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charging
magnet
magnetic
magnet roll
photoconductor
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JP26706094A
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Seiji Mashita
精二 真下
Harumi Ishiyama
晴美 石山
Tadashi Furuya
正 古屋
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Original Assignee
Canon Inc
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 帯電部材の磁性粒子が被帯電体へ付着するの
を防止し、磁性粒子に均一に電流を流す。 【構成】 被帯電体1を帯電するためにマグネット21
上の磁性粒子23を被帯電体1に接触させ、マグネット
21を導電性とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ等の
電子写真装置に適用できる帯電装置に関するものであ
り、感光体のような被帯電体に帯電部材を接触させて帯
電を行なう帯電装置に関する。
【0002】
【背景技術】従来、電子写真の帯電装置としては、コロ
ナ帯電器が使用されてきた。近年、これに代わって、接
触帯電装置が実用化されてきている。これは低オゾン、
低電力を目的としており、この中でも特に帯電部材とし
て導電ローラを用いたローラ帯電方式が帯電の安定性と
いう点から好ましく用いられている。
【0003】ローラ帯電では、導電性の弾性ローラを被
帯電体に加圧当接させ、これに電圧を印加することによ
って被帯電体の帯電を行う。
【0004】ローラ帯電においては、帯電は帯電部材か
ら被帯電体への放電によって主に行われるため、あるし
きい値電圧以上の電圧を印加することによって帯電が開
始される。例を示すと厚さ25μmのOPC感光体に対
して帯電ローラを加圧当接させた場合には、約640V
以上の電圧を印加すれば感光体の表面電位が上昇し始
め、それ以降は印加電圧に対して傾き1で線形に感光体
表面電位が増加する。以後、このしきい値電圧を帯電開
始電圧Vthと定義する。
【0005】帯電の均一化を図るために特開昭63−1
49669号公報に開示されるように、感光体の所望の
帯電電位Vdに相当するDC電圧2×Vth以上のピー
ク間電圧を持つAC成分を重畳した電圧を接触帯電部材
に印加するAC帯電方式が知られてる。これは、ACに
よる電位のならし効果を目的としたものであり、被帯電
体の電位はAC電圧のピークの中央であるVdに収束
し、環境等の外乱には影響されることはない。
【0006】ところが、このような接触帯電装置におい
て、その本質的な帯電機構は、帯電部材から感光体への
放電現象を用いているため、帯電に必要とされる電圧は
感光体表面電位以上の値が必要とされ、微量のオゾンは
発生する。また、帯電均一化のためにAC帯電を行った
場合には更なるオゾン量の発生、AC電圧の電界による
帯電部材と感光体の振動、騒音(以下AC帯電音と称
す)の発生、また、放電による感光体表面の劣化等が顕
著になり、新たな問題となっていた。
【0007】また、AC帯電方式による問題を解決する
ためにDC帯電方式が知られている。
【0008】例えば、放電を用いる場合には感光体表面
電位Vdを得るためには、帯電ローラにはVd+Vth
という必要とされる以上のDC電圧が必要となる。この
ようにしてDC電圧のみを接触帯電部材に印加して帯電
を行う方法をDC帯電と称する。
【0009】帯電方式として、感光体への電荷の直接注
入による帯電方式が、特願平04−158128号公
報、特願平05−066150号公報等に提案中であ
る。この帯電方式は、帯電ローラ、帯電ブラシ、帯電磁
気ブラシ等の接触導電部材に電圧を印加し、表面に注入
層を設けた感光体上のフロート電極に電荷を注入して接
触注入帯電を行う方法である。具体的には、特願平04
−158128号公報では、電荷注入層として、感光体
表面にアクリル樹脂に導電フィラーであるアンチモンド
ープで導電化したSnO2 粒子を分散したものを塗工し
て用いている。この帯電方式では、放電現象を用いない
ため、帯電に必要とされる電圧は所望する感光体表面電
位分のみのDC電圧であり、オゾンの発生もない。さら
に、AC電圧を印加しないので、帯電音の発生もなく、
ローラ帯電方式と比べると、より低オゾン、低電圧の優
れた帯電方式である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】帯電部材として磁気ブ
ラシを使用した場合、従来は非磁性の回転可能な電極ス
リーブ内に設けた固定マグネットロールの磁力によりス
リーブに磁性粒子であるキャリアを付着させていた。し
かし、スリーブ上ではマグネットロール表面よりも磁力
が弱まるためキャリアが感光体へ付着するなどして磁気
ブラシ上のキャリアが減少していた。特に、注入帯電の
場合、キャリアが感光体に直接接触することで電荷を注
入するため、磁気ブラシのキャリアが減少することによ
りキャリアが感光体に充分に接触できなくなり、帯電不
良が発生していた。
【0011】これを解決する方法として、マグネットロ
ール上に直接キャリアを付着させて磁気ブラシを形成し
回転する方法がある。この場合マグネット表面の磁力で
キャリアを磁気拘束するので、スリーブを介した場合よ
りも強い磁気拘束力を得ることができる。
【0012】一方、現像器に回転マグネットロールを使
った場合は、現像ニップにおいてマグネットロール表面
と感光体との間に電界がかかれば良いため、必ずしもマ
グネットロール表面が導電である必要はない。従って、
本来絶縁性である現像用マグネットロールを帯電部材と
して用いて直接給電しただけでは、帯電不良が起きた
り、マグネットロールの抵抗ムラが画像にあらわれたり
して問題となっていた。
【0013】
【発明の目的】本発明の目的は、マグネット上の磁性粒
子に均一に電流を流すことができる帯電装置を提供する
ことである。
【0014】本発明の他の目的は、帯電部材の磁性粒子
が被帯電体へ付着するのを防止する帯電装置を提供する
ことである。
【0015】本発明の他の目的は、帯電均一性を向上さ
せた帯電装置を提供することである。
【0016】
【発明の構成】上記目的を達成するために、本発明は、
被帯電体を帯電するために、マグネットと、このマグネ
ット上に付着し被帯電体に接触する磁性粒子と、を備
え、電圧が印加された帯電部材を有する帯電装置におい
て、前記マグネットは、導電性であることを特徴とす
る。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0018】まず帯電装置を適用できる画像形成装置の
説明をする。
【0019】図2は画像形成措置の一例の概略構成図で
ある。本実施例の画像形成装置は電子写真プロセス利用
のレーザビームプリンタである。
【0020】1は像担持体としての回転ドラム型の電子
写真感光体である。本実施例は直径30mmの負帯電極
性のOPC感光体であり、矢印の時計方向に100mm
/secのプロセススピード(周速度)をもって回転駆
動される。
【0021】2は感光体1に当接された接触帯電部材と
しての磁気ブラシである。
【0022】この感光体1の帯電面に対してレーザダイ
オード・ポリゴンミラー等を含む不図示のレーザビーム
スキャナから出力される目的の画像情報の時系列電気デ
ジタル画素信号に対応して強度変調されたレーザビーム
による走査露光Lがなされ、感光体1の周面に対して目
的の画像情報に対応した静電潜像が形成される。その帯
電潜像は負に帯電された磁性一成分絶縁トナーを用いた
現像装置3によりトナー像として反転現像される。3a
はマグネットを内包する直径16mmの非磁性現像スリ
ーブであり、この現像スリーブに上記のネガトナーをコ
ートし、感光体1表面との距離を300μmに固定した
状態で、感光体1と等速で回転させ、スリーブ3aに現
像バイアス電源S2より現像バイアス電圧を印加する。
電圧は、−500VのDC電圧と、周波数1800H
z、ピーク間電圧1600Vの矩形のAC電圧を重畳し
たものを用い、スリーブ3aと感光体1の間でジャンピ
ング現像を行なわせる。
【0023】一方、不図示の給紙部から記録材としての
転写材pが供給されて、感光体1と、これに所定の押圧
力で当接された接触転写手段としての中抵抗の転写ロー
ラ4との圧接ニップ部(転写部)Tに所定のタイミング
にて導入される。転写ローラ4には転写バイアス印加電
源S3から所定の転写バイアス電圧が印加される。本実
施例ではローラ抵抗値は5×108 Ωのものを用い、+
2000VのDC電圧を印加して転写を行なった。
【0024】転写部Tに導入された転写材Pはローラ4
と感光体1の間を挟持搬送されて、この表面側に感光体
1の表面に形成担持されているトナー画像が順次に静電
気力と押し圧力にて転写されていく。
【0025】トナー画像の転写をうけた転写材Pは感光
体1の面から分離されて熱定着方式等の定着装置5へ導
入されてトナー画像の定着をうけ、画像形成物(プリン
ト)として装置外へ排出される。
【0026】また転写材Pに対するトナー画像転写後の
感光体面はクリーニング装置6により残留トナー等の付
着汚染物の除去をうけて清掃され繰り返して作像に供さ
れる。
【0027】本実施例の画像形成装置は、感光体1・接
触帯電部材2・現像装置3・クリーニング装置6の4つ
のプロセス機器をカートリッジ20に包含させて画像形
成装置本体に対して一括して着脱交換自在のカートリッ
ジ方式の装置であるが、これに限るものではなく、カー
トリッジ20は、感光体1と少なくとも1つのプロセス
機器を備えれば良い。なお帯電部材2に電圧を印加する
電源は、装置本体に設けられ、カートリッジ20を装置
本体に装着するとはじめて電源から帯電部材2へ電圧を
印加できるようになっている。
【0028】次に本実施例で用いた感光体について述べ
る。
【0029】感光体は、負帯電極性のOPC感光体であ
り、直径30mmのアルミニウム製のドラム上に機能層
を5層設ける。
【0030】第1層は、下引き層であり、接地されたア
ルミニウムのような導電性基体上にアルミニウム基体の
欠陥等をならすため、またレーザ露光の反射によるモア
レの発生を防止するために設けられている厚さ20μm
の導電層である。
【0031】第2層は、正電荷注入防止層であり、アル
ミニウム基体から注入された正電荷が感光体表面に帯電
された負電荷を打ち消すことを防止する役割を果たし、
アミラン樹脂とメトキシメチル化ナイロンによって10
6 Ωcm程度に抵抗調整された厚さ約1μmの中抵抗層
である。
【0032】第3層は、電荷発生層であり、ジスアゾ系
の顔料を樹脂に分散した厚さ約0.3μmの層であり、
レーザ露光を受けることによって正負の電荷対を発生す
る。
【0033】第4層は、電荷輸送層であり、ポリカーボ
ネート樹脂にヒドラゾンを分散したものであり、P型半
導体である。したがって、感光体表面に帯電された負電
荷はこの層を移動することはできず、電荷発生層で発生
した正電荷のみを感光体表面に輸送することができる。
【0034】第5層は、電荷注入層であり、光硬化性の
アクリル樹脂にSnO2 超微粒子を分散したものであ
る。具体的には、アンチモンをドーピングし、低抵抗化
した粒径約0.03μmのSnO2 粒子を樹脂に対して
70wt%分散したものである。また、帯電方式がマグ
ネットロール回転系の場合、スリーブ系(マグネットロ
ール上にスリーブ)に比べ帯電部材のキャリアの穂が硬
くなるため、テフロンを26%分散し滑りをよくするこ
とでキャアを動き易くしている。
【0035】(実施例1)本実施例で用いた磁気ブラシ
帯電器を図1に示す。本実施例のマグネットロールは、
強磁性体に導電粒子を混入し導電性にしたことを特徴と
する。
【0036】このマグネットロールは等極8極、直径1
8mmで長手方向の長さが230mmのゴム磁石である
が、この磁石を製造する際、ゴムバインダー24とフェ
ライト粉末25に導電粒子としてカーボンブラック26
を50wt%混入した。この材料を用いて成形された磁
石の抵抗は約103 Ωであった。ここで、マグネットロ
ールの抵抗値が高い場合、マグネットロールに印加され
る分圧だけ電圧降下が起きてしまうので、このマグネッ
トロールにキャリアを付着させて構成した磁気ブラシで
感光体表面を帯電したとき、所望の帯電電位にすること
ができず、帯電不良が発生してしまう。従って、マグネ
ットロールの抵抗値としては103 Ω以下が好ましい。
【0037】このマグネットロール21に磁気力により
磁性粒子としてのキャリア23を付着させることで磁気
ブラシ帯電器2を構成している。マグネットロールの極
数は4極未満の場合、極位置と極間でキャリアに対する
磁気拘束力の差が大きく、極間では感光体への付着等が
起こりやすい。また、極数が多すぎると漏れ磁界が少な
くなるため、キャリアの層厚がへってしまい、ニップを
作りにくくなる。その結果帯電性が落ちてしまう。以上
のことからマグネットロールの極数としては4〜40極
が好ましく、できるだけ等極のものが良い。
【0038】マグネットロール21表面の磁極位置での
磁束密度は0.85T(テスラ)であった。磁束密度と
してはキャリアに対する磁気拘束力を考慮すると0.0
3T以上が好ましい。
【0039】本実施例で用いたキャリア23は平均粒径
30μm、最大磁化60Am2 /kg、密度が2.2g
/cm2 の中抵抗のフェライトキャリアを使用してい
る。マグネットロール21から感光体1表面までのギャ
ップはマグネットロール21の両端にコロを装着し、コ
ロと感光体1表面とを接触させることで500μmに保
持されている。マグネットロール21上のキャリア量を
20gにした場合、キャリア溜りを含めた全体の帯電ニ
ップ幅は約5mmとなる。このニップ幅でのキャリア抵
抗はDC100V印加したとき5×106 Ωであった。
【0040】ここで、磁気ブラシ2と感光体1との周速
比は次の式で定義する。
【0041】周速比(%)=(磁気ブラシ周速−ドラム
周速)/ドラム周速×100 磁気ブラシ2と感光体1との接触部において磁気ブラシ
の周速は感光体の回転方向と逆方向の場合は負の値とな
る。磁気ブラシと感光体との接触機会を考慮すると周速
比の絶対値としては100%以上が望ましいが、−10
0%はブラシが停止している状態であり、この場合ブラ
シと感光体表面が充分に接触しないところは帯電不良と
なり、停止した形状がそのまま画像に出てしまう。また
接触部において同方向の回転は、逆方向と同じ周速比を
得ようとすると、磁気ブラシの回転数としては高くなっ
てしまい、キャリアの飛散等に対して不利となる。本実
施例においては周速比は−150%である。
【0042】この磁気ブラシ2に帯電バイアス印加電源
S1から−700VのDC帯電バイアスを印加した時、
感光体1の外周面はほぼ−700Vに一様に帯電され
た。
【0043】従来は抵抗の高いマグネットロールに直接
給電をしていたため、帯電不良が起こったり、マグネッ
トロールの抵抗ムラが画像にあらわれたりして問題とな
っていた。しかし、本実施例の構成をとることで、感光
体表面を均一に帯電することができ、良好な画像が得ら
れるようになった。
【0044】また、マグネットロール表面に塗料を塗布
したり、金属でメッキすることなどで導電性を持たせる
方法であるとキャリアとの摺擦などによりこれらが剥げ
ることがあり、導電性が失われることがあった。しかし
本実施例のようにマグネットを形成する材料に導電性物
質を練り込むことで、上記のような問題を発生させず
に、磁石に導電性を持たせることができるので、キャリ
アへの安定した給電が可能となった。
【0045】そのほか、キャリアに対する磁気拘束力も
内部にマグネットを配設したスリーブにキャリアを付着
させた構成よりも強くなり、感光体への付着等も抑える
ことが可能となった。
【0046】なお、注入帯電方式において感光体の帯電
電位(V)は、帯電部材に印加する電圧(V)に対して
比例して傾き1であることが望ましい。
【0047】ここで、注入帯電に必要とされる特性とし
て抵抗値の低い帯電部材を使用した場合、ドラム上にキ
ズやピンボール等があると、帯電部材から過大なリーク
電流が流れ込み、ドラムピンホール周辺の帯電不良やピ
ンホールの拡大、帯電部材の通電破壊が生じる。これを
防止するためには、帯電部材の抵抗値を1×104 Ω程
度以上にする必要がある。一方、抵抗値が1×107 Ω
を越えると、抵抗値が高過ぎて、帯電に必要な電流を流
すことができない。つまり、接触帯電部材の抵抗値は1
×104 〜1×107 Ωであるのが望ましい。
【0048】また、注入帯電方式において感光体の体積
抵抗率は1×1010〜1×1015Ωcmであることが望
ましい。なおこの体積抵抗率としては、100Vを印加
したときYHP社製のHIGH RESISTANCE
METER 4329AにRESISTIVITY
CELL 16008Aを接続してシート状のサンプル
を測定した。
【0049】上記体積抵抗率の範囲を満たせば上述した
ように電荷注入層と感光層とを別々に設けなくても良
く、電荷注入層と感光層とを兼用しても良い。
【0050】(実施例2)本実施例はマグネットロール
が自発磁化をもつ金属化合物により構成されていること
を特徴としている。
【0051】マグネットの材料としては具体的にはM
n、Al、Cを主源料としたマンガンアルミマグネット
である。これはマグネット自身が導電性を持つため、導
電処理を施さず、そのまま注入帯電用のマグネットロー
ルとして使用することができる。
【0052】このマグネットロールにキャリアを付着さ
せ磁気ブラシ2を構成し、これを用いて帯電を行なった
ところ、キャリアに対して長期にわたり安定した給電が
できたため、感光体1表面を均一に帯電することができ
た。
【0053】前実施例のように導電粒子を磁石の材料と
して混ぜた磁石の場合、磁石自体がもろくなり耐久性が
悪くなるという問題があるが、本実施例で用いたマグネ
ットロールは高強度のため、使用中に割れや欠けなどの
発生がない。従って、本実施例のようなマグネットロー
ルを用いることにより、長期にわたり安定した給電が可
能となり、良好な画像を得ることが可能となった。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
マグネット上に磁性粒子を付着することで形成された磁
気ブラシに給電する方法として、マグネット自体に導電
性を持たせることで、長期にわたり安定した給電が可能
となり被帯電体表面に所望の電位に帯電させることがで
きるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1における磁気ブラシ帯電器の断面図。
【図2】画像形成装置の一例の概略構成図。
【符号の説明】
1 感光体 2 磁気ブラシ帯電器 21 マグネットロール 22 芯金 23 キャリア 24 ゴムバインダー 25 フェライト粉末 26 カーボンブラック

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被帯電体を帯電するために、マグネット
    と、 このマグネット上に付着し被帯電体に接触する磁性粒子
    と、を備え、電圧が印加さた帯電部材を有する帯電装置
    において、 前記マグネットは、導電性であることを特徴とする帯電
    装置。
  2. 【請求項2】 前記マグネットは、磁性体と、導電粒子
    と、を備えることを特徴とする請求項1の帯電装置。
  3. 【請求項3】 前記マグネットは、導電性の磁性体を備
    えることを特徴とする請求項1の帯電装置。
  4. 【請求項4】 上記被帯電体は、上記帯電部材から直接
    電荷を注入される電荷注入層を有することを特徴とする
    請求項1乃至3の帯電装置。
JP26706094A 1994-10-31 1994-10-31 帯電装置 Withdrawn JPH08129284A (ja)

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Effective date: 20020115