JPH0812705B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH0812705B2
JPH0812705B2 JP61227980A JP22798086A JPH0812705B2 JP H0812705 B2 JPH0812705 B2 JP H0812705B2 JP 61227980 A JP61227980 A JP 61227980A JP 22798086 A JP22798086 A JP 22798086A JP H0812705 B2 JPH0812705 B2 JP H0812705B2
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T15/003D [Three Dimensional] image rendering
    • G06T15/50Lighting effects
    • G06T15/80Shading
    • G06T15/87Gouraud shading

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  • Computer Graphics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Image Generation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、複数のポリゴンで構成された三次元図形
に対して陰影付けを行なう画像処理装置に関する。
(従来の技術) 三次元のグラフィク処理のうち、陰影付け(シェーデ
ィング)による三次元表示を行なうためのアルゴリズム
としてグーロー方式(Gouraud shading)が良く知られ
ている。
このグーロー方式による陰影付け三次元表示について
以下に説明する。まず、ポリゴン(微少多角形)につい
ての情報が始めに与えられる。この情報の内容はポリゴ
ンの各頂点のX、Y、Zの三次元座標値とそれぞれの点
の輝度値Iである。例えば、ポリゴンが第4図に示すよ
うに三角形であるとすれば、各頂点A、B、Cに対する
三次元座標値と輝度値からなる情報は、頂点Aについて
は(X1、Y1、Z1、I1)となり、頂点Bについては(X2、
Y2、Z2、I2)となり、頂点Cについては(X3、Y3、Z3、
I3)となる。
いま、第4図に示すようにX座標軸に平行なスキャン
ラインを考えると、陰影付け処理を行なうためにはこの
スキャンラインに沿った各点(ピクセル)に対する輝度
値I、X座標値、Y座標値、奥行きを示すZ座標値を求
める必要がある。その場合、輝度値IとZ座標値につい
ては補間計算によって求めるが、その方法は輝度値の場
合、第4図に示すように、スキャンラインとポリゴンと
の二交点D(Xa、Ya、Za)、E(Xb、Yb、Zb)の輝度値
Ia、Ibを頂点BとCの補間と、頂点AとCの補間それぞ
れによって計算する。また、スキャンライン上の任意の
点P(Xp、Yp、Zp)における輝度値IpについてはIaとIb
の補間によって計算する。つまり、Ia、Ib、Ipはそれぞ
れ次式で与えられる。
Ia=I2{(Ya−Y3)/(Y2−Y3)} +I3{(Y2−Ya)/(Y2−Y3)} …1 Ib=I1{(Yb−Y3)/(Y1−Y3)} +I3{(Y1−Yb)/(Y1−Y3)} …2 Ip=Ia{(Xp−Xb)/(Xa−Xb)} +Ib{(Xa−Xp)/(Xa−Xb)} …3 また、頂点BとC及びスキャンライン上の任意の点P
における奥行き座標値Zについても同様の補間によって
計算する。つまり、Za、Zb、Zpはそれぞれ次式で与えら
れる。
Za=Z2{(Ya−Y3)/(Y2−Y3)} +Z3{(Y2−Ya)/(Y2−Y3)} …4 Zb=Z1{(Yb−Y3)/(Y1−Y3)} +Z3{(Y1−Yb)/(Y1−Y3)} …5 Zp=Za{(Xp−Xb)/(Xa−Xb)} +Zb{(Xa−Xp)/(Xa−Xb)} …6 上記のようにして1つの三角形ポリゴン内の全ての点
における輝度値とZ座標値とが計算され、さらに全ての
三角形ポリゴン内の全ての点における輝度値とZ座標値
とが計算された後に、Z座標値はZバッファと称される
メモリに格納される。このとき、表示される物体に重な
りがある時は、最も手前にあるものの表示を行なうため
に同じX、Y座標値を持つ複数の点のうち最も手前にあ
るZ座標値がZバッファに格納される。また、Zバッフ
ァに格納されたZ座標値に対応した各点の輝度値が画像
メモリに格納されることによって陰面処理が行なわれ
る。
ところで、このグーロー方式の問題点は、X座標値の
変化分ΔXに対する輝度値Iの変化分ΔIの割合ΔI/Δ
X及びX座標値の変化分ΔXに対するZ座標値の変化分
ΔZの割合ΔZ/ΔXそれぞれを各スキャンライン毎に求
める必要がある。ここで上記ΔI/ΔX及びΔZ/ΔXは、
グロー方式において上記3式及び6式を変形することに
よって得られる下記の3′式及び6′式中の傾きに相当
している。すなわち、上記3式を変形すると次の3′式
が得られる。
Ip=Ia+{(Xp−Xa)×(Ib−Ia)/(Xb−Xa)} …
3′ ここで、上記ΔI/ΔXは上記3′式中の(Ib−Ia)/
(Xb−Xa)に相当している。
また、上記6式を変形すると次の6′式が得られる。
Zp=Za+{(Xp−Xa)×(Zb−Za)/(Xb−Xa)} …
6′ ここで、上記ΔZ/ΔXは上記6′式中の(Zb−Za)/
(Xb−Xa)に相当している。このため、除算器における
演算回数が多くなるという問題がある。一般に、除算器
の演算速度は遅いため、除算器の演算回数が多くなると
全体の処理速度が遅くなる。
また、スキャンラインの各ピクセルにおけるX座標値
とY座標値は直線座標発生器(DDA=ディジタル・ディ
ファレンシャル・アナライザー)によって算出し、ここ
で算出されたX座標値とY座標値で指定された位置の塗
りつぶしを行なうようにしている。ところが、上記した
ように除算器におけるΔI/ΔX及びΔZ/ΔXの演算速度
が遅いため、除算器と直線座標発生器のパイプライン処
理動作が行なえず、処理速度の高速化が図れないという
問題もある。
(発明が解決しようとする問題点) このように、従来のグーロー方式では、X座標値の変
化分に対する輝度値の変化分の割合及びX座標値の変化
分に対するZ座標値の変化の割合それぞれを各スキャン
ライン毎に求めるようにしているので、これらを算出す
る除算器の演算回数が多くなって、全体の処理速度が低
下するという欠点がある。これは、従来のグーロー方式
で取り扱うポリゴンが三角形以外のものも適用範囲にし
ているからである。すなわち、ポリゴンが四角形以上の
多角形の場合にはその頂点を結んで構成される面が必ず
しも平面になるとは限らないからである。この面が平面
でない場合には、各スキャンライン毎にX座標値の変化
分に対する輝度値の変化分の割合及びX座標値の変化分
に対するZ座標値の変化の割合それぞれを求める必要が
ある。
この発明は上記のような事情を考慮してなされたもの
であり、その目的は、グーロー方式による陰影付け三次
元表示処理を高速に行なうことができる画像処理装置を
提供することにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段と作用) この発明の画像処理装置は、複数のポリゴンで構成さ
れた三次元図形に対して陰影付けを行なう画像処理にお
いて、陰影付け処理を行なうポリゴンを三角形のみで構
成し、予め与えられた三角形ポリゴンを構成する三頂点
のX、Y、Z各座標値及び各頂点における輝度値Iか
ら、奥行き座標値ZのX座標方向の変化分ΔZ/ΔX並び
に輝度値IのX座標方向の変化分ΔI/ΔXを求め、X座
標方向に上記三角形ポリゴンをスキャンして陰影付け処
理のための各点の奥行き座標値Z及び輝度値Iを求める
際に、予め求めた上記ΔZ/ΔXの値及びΔI/ΔXの値を
全ての点で共通に使用するようにしている。
すなわち、グーロー方式で取り扱うポリゴンが三角形
の場合にはその頂点を結んで構成される面は必ず平面に
なる。従って、三角形ポリゴンの場合には全てのスキャ
ンラインでX座標値の変化分に対する輝度値の変化分の
割合及びX座標値の変化分に対するZ座標値の変化の割
合は一定である。このため、これらの値は一つのポリゴ
ンに対して一回のみ演算し、この算出された値を全ての
点で共通に使用することにより、除算器の演算回数を大
幅に削減することができる。
(実施例) 以下、図面を参照してこの発明による陰影付け三次元
表示について以下に説明する。まず、ポリゴン(微少多
角形)についての情報が始めに与えられる。この発明で
は陰影付け処理が行なわれるポリゴンは必ず三角形ポリ
ゴンである。従って、この情報の内容は三角形ポリゴン
の各頂点のX、Y、Zの三次元座標値とそれぞれの点の
輝度値Iである。すなわち、いま第1図に示すような三
角形ポリゴンについて陰影付け処理を行なう場合に、各
頂点A、B、Cに対する三次元座標値と輝度値からなる
情報は、頂点Aについては(X1、Y1、Z1、I1)、頂点B
については(X2、Y2、Z2、I2)、頂点Cについては(X
3、Y3、Z3、I3)とする。
次にこの三頂点A、B、CのうちY座標が中間の値を
とる頂点がY座標の比較によって検出される。この場合
にはY2がY座標の中間になるために頂点Bが検出され
る。
次に上記中間の頂点Bから、頂点A、Cを結ぶ辺ACに
対しX軸に平行に引いた線の辺ACに交わる交点をQとす
る。そして、次にこの交点Qに対するX座標値、Z座標
値及び輝度値Iが求められる。これらは、頂点AとCの
各座標値と輝度値からなる情報から、例えば中点分割方
式によって求めることができ、求められたこのQ点の情
報を図示するように(Xq、Yq、Zq、Iq)とする。
次にX座標軸に平行なスキャンラインに沿った上記線
分ACにおける、X座標値の差に対する輝度値の差の割合
(Iq−I2)/(Xq−X2)及びX座標値の差に対するZ座
標値の差の割合(Zq−Z2)/(Xq−X2)を除算により算
出する。なお、上記したように、ポリゴンが三角形ポリ
ゴンであるためにここで算出された(Zq−Z2)/(Xq−
X2)及び(Iq−I2)/(Xq−X2)の値は全てのスャンラ
インについて同一値である。
次に、頂点A、Bを結ぶ辺AB、頂点B、Cを結ぶ辺B
C、頂点C、Aを結ぶ辺CAそれぞれのY座標に対するX
座標値の増加分の割合いを除算により、それぞれ(X1−
X2)/(Y1−Y2)、(X2−X3)/(Y2−Y3)、(X3−X
1)/(Y3−Y1)として算出する。
さらに、辺ACにおけるY座標に対するZ座標値及び輝
度値Iの増加分の割合いを除算により、それぞれ(Z1−
Z3)/(Y1−Y3)、(I1−I3)/(Y1−Y3)として算出
する。なお、上記の除算によって算出された7種類の値
はレジスタ等により保持しておく。
次に、予め保持されている7種類の各値を用いて、辺
ACからX座標軸に沿ってスキャンしながら各ピクセルの
X座標に対するZ座標値と輝度値Iとを算出する。この
とき、直線座標発生器(DDA)により表示を行なう際の
表示用X座標値とY座標値とを発生する。また、このと
き、XqとX2の大小比較によりスキャンの方向を右か左か
判定する。つまり、ピクセルの移動に伴い、Z座標値と
輝度値Iの増分を前のピクセルのものに対して加算する
か、もしくは減算するかをXqとX2の大小比較により決定
する。例えばいま、頂点Cから頂点Aまでスキャンを行
なうときに、Y座標値を1単位座標値だけ増加させて頂
点Cよりも1列上のラインをスキャンする場合、第2図
に示すように辺BC上の交点Fと辺CA上の交点GのX座標
値を、予め保持している値を用いて加算により算出す
る。すなわち、交点FとGのX座標値Xf、Xgは次式で与
えられる。
Xf=X3+(X2−X3)/(Y2−Y3) …7 Xg=X3+(X1−X3)/(Y1−Y3) …8 次に、上記スキャンラインの始点である交点Gにおけ
るZ座標値Zgと輝度値Igを、予め保持している値を用い
て加算により算出する。すなわち、ZgとIgは次式で与え
られる。
Zg=Z3+(Z1−Z3)/(Y1−Y3) …9 Ig=I3+(I1−I3)/(Y1−Y3) …10 次に、交点GにおけるX座標値Xgと交点FにおけるX
座標値Xfとから、X座標軸に平行な線分FGからなるスキ
ャンライン上のピクセルの数を求め、交点Gから交点F
の方向にスキャンして各ピクセルにおけるZ座標値と輝
度値Iとを順次算出する。このとき、Z座標値と輝度値
Iの算出は、予めレジスタ等に保持されているX座標値
の差に対する輝度値の差の割合(Zq−Z2)/(Xq−X2)
及びX座標値の差に対するZ座標値の差の割合(Iq−I
2)/(Xq−X2)を、スキャンの始点のZ座標値Zg及び
輝度値Igそれぞれに順次加算していくことにより行われ
る。
以下、同様にY座標値を1単位座標値だけ順次増加さ
せて各ラインのスキャンを行ない、辺BQ上のスキャンが
終了した後は、Y座標に対するX座標値の増分として予
め保持されている(X1−X2)/(Y1−Y2)の値を用いて
辺AB上のX座標値を求め、上記と同様にして各スキャン
ラインのピクセルにおけるZ座標値及び輝度値Iを順次
求める。そしてこの場合にも、前記(Zq−Z2)/(Xq−
X2)の値及び(Iq−I2)/(Xq−X2)の値を、各スキャ
ンラインの始点のZ座標値及び輝度値Iそれぞれに順次
加算していくことにより行われる。例えば、第2図中、
線分PQよりも1ライン上の交点J、Kを結ぶ線分JK上に
沿ってスキャンする場合には、始めに交点Jと交点Kの
X座標値を、予め保持している値を用いて加算により算
出する。すなわち、交点JとKのX座標値Xj、Xkは次式
で与えられる。
Xj=X2+(X1−X2)/(Y1−Y2) …11 Xk=Xq+(X1−X3)/(Y1−Y3) …12 この後は上記と同様の加算を連続して行なうことによ
り、各ピクセルにおけるZ座標値及び輝度値Iを求める
ことができる。このようにして頂点AまでY座標を増加
させながらスキャンを行なうことによって、一つの三角
形ポリゴンについての陰影付け処理が終了する。なお、
上記のようにして計算された各ピクセルのZ座標値は三
角形ポリゴンの陰影付け処理では用いられないが、前記
のようにこのZ座標値は、表示される物体に重なりがあ
る時に最も手前にあるものの表示を行なうための陰面処
理で使用される。すなわち、全ての三角形ポリゴン内の
全ての点における輝度値とZ座標値とが計算された後
に、表示される物体に重なりがある時は、最も手前にあ
るものの表示を行なうために同じX、Y座標値を持つ複
数の点のうち最も手前にあるZ座標値がZバッファに格
納され、このZバッファに格納されたZ座標値に対応し
た各点の輝度値が画像メモリに格納されることによって
陰面処理が行なわれる。
第3図は上記のような陰影付け三次元表示を実現する
装置の構成を示すブロック図である。図において、10は
三角形ポリゴンの情報が供給され、この情報から前記Y
座標の中間の頂点を検出するY座標検出部11、前記交点
Qを算出する交点算出部12、前記各種除算を行なう除算
部13、この除算部13で得られた前記7種類の値を保持す
るレジスタ14などで構成された前処理部であり、20は上
記前処理部10内のレジスタ14に保持された情報が与えら
れるレジスタ21を有し、このレジスタ21の保持情報から
各ピクセルの前記Z座標値、輝度値I及び直線補間され
た各ピクセルのX座標値及びX座標値からなる表示アド
レスを発生するDDA処理部である。
上記のような構成の装置において、Y座標検出部11、
交点算出部12及び除算部13における処理動作と、DDA処
理部20における処理動作とを完全に分離させることがで
き、これにより並列パイプライン処理が可能である。す
なわち、一つ前の三角形ポリゴンについての処理をDDA
処理部20で行なっているときに、前処理部10では次の三
角形ポリゴンにおける前記7種類の値の計算を行なうこ
とが可能となり、これにより高速処理が実現される。特
に、除算部13について注目すると、従来方式では三角形
ポリゴンの場合でもY座標に対するX座標の増分の演算
に3回、Z座標の増分の演算に3回、輝度Iの増分の演
算に3回の合計9回の除算が必要である。すなわち、第
4図における三角形において、まず辺ABについてY座標
の変化分に対するX座標、Z座標及び輝度値Iの変化分
の割合であるΔX/ΔY、ΔZ/ΔY及びΔI/ΔYを計算す
る必要がある。辺BC及び辺ACについても同様にそれぞれ
ΔX/ΔY、ΔZ/ΔY及びΔI/ΔYの3回の計算を行う必
要がある。X座標に対するZ座標の増分及び輝度Iの増
分それぞれの演算に各Y座標毎に、例えばスキャンライ
ンを合計でn本とするとn回の除算が必要となる。従っ
て、従来では2n回の除算が必要となる。これに対し、本
発明の方式では、各三角形ポリゴンについて除算を7回
行なうのみである。一般に、除算は長い演算時間が必要
であるため、除算の演算回数が少ないことによる効果は
絶大である。
また、第3図に示す実際の装置では、DDA処理部20に
おける処理動作が律速になるために、前記7種類の値を
求めるための除算部13では一つの割算器を各計算に兼用
することができ、これにより回路規模を小さくすること
ができる。
なお、この発明は上記の実施例に限定されるものでは
なく、種々の変形が可能であることはいうまでもない。
例えば、上記の説明では交点算出部12における交点の算
出方法として中点分割方式を用いる場合について説明し
たが、これはその代わりに、(X1−X3)/(Y1−Y3)、
(Z1−Z3)/(Y1−Y3)、(I1−I3)/(Y1−Y3)れぞ
れの値と、DDA処理方式を用いて辺AC上でY2座標を持つ
点QのX座標値、Z座標値及び輝度値Iを求めることも
可能である。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、グーロー方式
による陰影付け三次元表示処理を高速に行なうことがで
きる画像処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれこの発明の方式を説明する
ための図、第3図はこの発明の方式を実現する装置の構
成を示すブロック図、第4図は従来の方式を説明するた
めの図である。 A,B,C……三角形ポリゴンの頂点、Q,F,G,J,K……交点、
10……前処理部、11……Y座標比較部、12……交点算出
部、13……除算部、14……レジスタ、20……DDA処理
部、21……レジスタ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のポリゴンで構成された三次元図形に
    対して陰面処理及び陰影付け処理を行なうための画像処
    理装置において、 ポリゴンを三角形ポリゴンのみで構成し、予め与えられ
    た三角形ポリゴンを構成する三頂点の座標値をX、Y、
    Z及び各頂点における輝度値をIとしたときに、 上記三角形ポリゴンの三頂点のY座標のうち中間の値を
    とるY座標を有する第1の頂点を検出するY座標比較部
    と、上記第1の頂点を通るスキャンラインがこの第1の
    頂点以外の二頂点を結ぶ辺と交わる第1の頂点と同一の
    Y座標の交点を求める交点算出部と、上記第1の頂点と
    上記交点それぞれのZ座標値及び輝度値Iの差を、上記
    第1の頂点と上記交点との間のX座標値の差で除算する
    ことにより上記変化分ΔZ/ΔXの値及びΔI/ΔXの値を
    求める除算部とを有する前処理部と、 X座標方向に上記三角形ポリゴンをスキャンして陰面処
    理及び陰影付け処理のための各点の奥行き座標値Z及び
    輝度値Iを求める際に、上記前処理部で予め求めた上記
    変化分ΔZ/ΔXの値及びΔI/ΔXの値をスキャンライン
    上の始点における奥行き座標値Z及び輝度値Iに対して
    順次加算していくことにより各点の奥行き座標値Z及び
    輝度値Iを求め、かつ上記変化分ΔZ/ΔXの値及びΔI/
    ΔXの値を全てのスキャンライン上の全ての点の奥行き
    座標値Z及び輝度値Iを求める際に共通に使用する直線
    座標発生処理部とを具備したことを特徴とする画像処理
    装置。
  2. 【請求項2】前記陰影付け処理の際の各点の奥行き座標
    値Z及び輝度値Iを求める際に、前記直線座標発生処理
    部により始めに前記第1の頂点を通るスキャンライン上
    の各点のZ座標値及び輝度値Iを求めるようにした特許
    請求の範囲第1項に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】前記Y座標比較部、交点算出部及び除算部
    からなる前処理部と、前記直線座標発生処理部との間で
    並列パイプライン処理を行なうようにした特許請求の範
    囲第1項に記載の画像処理装置。
JP61227980A 1986-09-29 1986-09-29 画像処理装置 Expired - Lifetime JPH0812705B2 (ja)

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