JPH01320590A - 画像処理方式 - Google Patents

画像処理方式

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JPH01320590A
JPH01320590A JP15423188A JP15423188A JPH01320590A JP H01320590 A JPH01320590 A JP H01320590A JP 15423188 A JP15423188 A JP 15423188A JP 15423188 A JP15423188 A JP 15423188A JP H01320590 A JPH01320590 A JP H01320590A
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point
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JP15423188A
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Noriyuki Ikumi
幾見 宣之
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、i!!数のポリゴンで構成された三次元図
形に対して二次元の表示面上で三次元表示を行うための
陰影付けを行なう画像処理方式に関する。
(従来の技術) 三次元のグラフイク処理のうち、陰影付け(シェーディ
ング)による三次元表示を行なうためのアルゴリズムと
してグーロ一方式(Gouraudshading)が
良く知られている。
このグーロ一方式による陰影付は三次元表示釦ついて以
下に説明する。まず、基本図形となるポリゴン(微少多
角形)についての情報が始めに与えられる。この情報の
内容は、ポリゴンの各頂点のX%Y、Zの三次元座標値
とそれぞれの点の輝度値工である。例えば、ポリゴンが
第6図に示すように三角形であるとすれば、各頂点A、
B、Cに対する三次元座標値と輝度値からなる情報は、
頂点AICついては(XJ、Yl、zl、IJ)となシ
、頂点Bにツイテは(Xl、YZ、z2、I2)となシ
、頂点Cについては(I3、Yl、z3.13)となる
いま、第6図に示すように、画像表示面(xY座標面)
におけるX座標軸に平行なスキャンラインを考えると、
陰影付は処理を行なうためには、このスキャンラインに
沿った各点(ピクセル)に対する輝度値!、X座標値、
X座標値、奥行きを示す2座標値を求める必要がある。
その場合、輝度値工と2座標値については補間計算によ
って求めるが、その方法は輝度イ直の場合、第6図に示
すように、スキャンラインとポリゴンとの二交点D(X
i、Ya、Za)、E(Xb、Yb、Zb)の輝度値I
a。
Ib金頂点BとCの補間と、頂点AとCの補間それぞれ
Kよって計算する。また、スキャンライン上の任意の点
P (XpSYp、Zp)における輝度値Ipについて
はIaとIbの補間によって計算する。つまシ、Is、
ZJ IpFiそれぞれ次式で与えられる。
1瓢=I、’((Ya−Yl)/(YZ−YJ))十I
J((YJ−Ya)/(YZ−Yl))    ・・・
・・・filI b=I 1 ((Yb−y、y)、”
(yz−Yl))+IJ((YJ−Yb)/CYI−Y
J))     ・・・・・・(2)I p=I m 
((Xp−Xb )/(Xa−Xb ) )+Z b 
((Xs −Xp )/(Xa−Xb ) )    
 =・・=(3)また、頂点BとC及びスキャンライン
上の任意の点Pにおける奥行き座標値2についても同様
の補間によって計算する。つまシ、Za、Zb、Zpは
それぞれ次式で与えられる。
Zm=22((Ya−I3)/(I2−ys))+73
((YZ−Ya)/(YZ−Yl))   =−f41
Zb=Z1((Yb−Yl)/(Yl−Yl))+Z3
((Yl−Yb)/(Yl−Yl))   −−−−−
1512p=Za((Xp−Xb)/(Xa−Xb))
+Z P ((Xa−Xp )/(Xa−Xb ) )
   −−(6)ところで、このグーロ一方式の問題点
は、X座標値の変化分ΔXに対する輝度値■の変化分△
工の割合Δ工/ΔX及びX座標値の変化分ΔXに対する
2座標値の変化分Δ2の割合Δ2/ΔXそれぞれを各ス
キャンライン毎に求める必要があるため、除算器におけ
る演算回数が多くなるという問題がある。一般に、除X
器の演算速度は遅いため、除算器の演算回数が多くなる
と全体の処理速度が遅くなる。
また、スキャンラインの各ビクセルにおけるX座標値と
X座標値は直線座標発生器(DDA =ディノタル・デ
イ7アレンシヤル・アナライザー)によって算出し、こ
こで算出されたX座標値とX座標値で指定された位置の
塗シつぶしを行なうようにしている。ところか、上記し
たように除算器における△l/ΔX及びΔ2/ΔXの演
算速度が遅いため、除算器と直線座標発生器の・ヤイグ
ライン処理動作が行なえず、処理速度の高速化が図れな
いという問題もある。
このように、従来のグーロ一方式では、X座標値の変化
分に対する輝度値の変化分の割合及びX座標値の変化分
に対する2座標埴の変化の割合それぞれを各スキャンラ
イン毎に求めるようにしているので、これらを算出する
除算器の演算回数が多くなって、全体の処理速度が低下
するという欠点がある。これは、従来のグーロ一方式で
取シ扱うポリゴンが三角形以外のものも適用範囲に12
でいるからである。すなわち、ポリゴンが四角形以上の
多角形の場合には、その頂点を結んで構成される面が必
ずしも平面になるとは限らないからである。この面が平
面でない場合には、各スキャンライン毎にX座標値の変
化分に対する輝度値の変化分の割合及びX座標値の変化
分に対する2座標僅の変化の割合そnぞれを求める必要
がある。
上記のような事情を考慮して、本願出願人は特願昭61
−227980号によシ、グーロ一方式による陰影付は
三次元表示処理を高速に行なうことができる画像処理方
式を提案している。この提案に係る発明の画像処理方式
は、複数のポリゴンで構成された三次元図形に対して陰
影付けを行なう画像処理において、陰影付は処理を行な
うポリゴンを三角形のみで構成し、予め与えられた三角
形ポリゴンを構成する三頂点のXlY、Z各座標値及び
各頂点における輝度値工から、奥行き座標ll1tzの
X5標方向の変化分へ2/ΔX並びに輝度値工のX座標
方向の変化分Δ1/ΔXを求め、X座標方向に上記三角
形ポリコ°ンをスキャンして陰影付は処理のための各点
の奥行き座標値2及び輝度値工を求める際に、予め求め
た上記Δ2/ΔXの値及びΔVΔXの値を全ての点で共
通に使用するよりにしている。
すなわち、グーロ一方式で取シ扱うポリゴンが三角形の
場合には、その頂点を結んで構成される面は必ず平面に
なる。従って、三角形ポリゴンの場合には、全てのスキ
ャンラインでX座標値の変化分に対する輝度値の変化分
の割合(傾き)およびX座標値の変化分に対する2座標
値の変化の割合(傾き)は一定である。そこで、これら
の値を1つのポリゴンについて1回のみ演算し、この算
出された値を全ての点で共通に使用することにより、除
算器の除算回数を大幅に削減することができる。この場
合、スキャンライン上の各点の輝度値、2座標値を求め
るためには、スキャンの始点の輝度値、2座標値に対し
て前記輝度値の傾き、2座標値の傾きを順次加算してい
けばよい。
ところで、上記したように、スキャンライン上の各点の
輝度値またはZ座標値を直線補間するための各計算を精
度良く行ったとしても、ラスターディスグレイ面上への
描画に際しては、計算結果の小数点以下を切り捨てて整
数へ丸め込み、量子化された整数の点へ投影するので、
丸めによる誤差がスキャンライン上で1ビクセルの誤差
として生じるおそれがある。そして、この誤差によシ三
角形のポリゴ/の境界が不自然に表示されてしまうおそ
れがある。
以下、この問題点について第7図および第8図(a) 
、 (b)を参照して詳述する。即ち、第7図に示すよ
うに三角形ΔABCとΔACDとが辺ACで隣接してい
る場合、例えば下から2本目のスキャンラインでΔAB
Cにおいてa、h、cの3点を描くとすると、0点はΔ
ACDでも描かれる共有点である。
この場合、A、13.C,DのX座標値、X座標値、2
座標値、輝度値が A (x1+3’1 +21.11) B (!2+72*Z2+I2 ) C(xsryspZs、Is ) D (!4e)’4+Z4+14 ) で表わされると、6点の輝度I、Lおよび2座標(奥行
き)zlは I、 = I2+Δ■ムB         ・・・・
・・(7)Z&=Z2 +ΔZAJ         
 ・= −(9)で計算される。また、ΔABC側で求
めた0点の輝度Icおよび奥行きZcは fc=11+2ΔIAaC・・・・・・α壇Zc=Za
+2ΔzA墨C・・・・・・(至)で計算される。これ
に対して、ΔACD111IIで求めた0点のIe′お
よびzc′は I、’=I3+ΔエムC・・・・・・(ト)Ze’=Z
5 +ΔZAc              ・・・・
・・α力で計算される。
数学的には、上式〇υ〜α4または(至)〜(1枠のど
ちらで計算しても工。” ”l”、ze =ze’とな
る筈である。
しかし、前述したような丸めによる誤差のため、前式α
υ〜α÷のようにX方向における輝度の傾きΔIAIC
、奥行きの傾きΔzhscを順次加算した結果が前式(
ト)〜α峠の結果と相違することになる。
このような2つの三角形ポリゴン(図形A、B)の境界
上で生じる誤差の様子を第8図(a) 、 (b) K
示している。
通常、三次元グラフィ、クスにおいては、陰面処理を行
っておシ、よシ手前に見えるものだけを描画する。した
がって、第8図(1)の境界上で2点が重なっていると
ころでは、図形Aでの計算値が図形Bでの計算値よシも
小さいので、第8図伽)に示すように図形Aにおける計
算結果にしたがって描画される。このように描画される
と、境界線上の図形Aの点の輝度と図形Bの点の輝度と
が異なる場合には、図形Bにおける輝度の傾きが境界線
の付近で不連続となってしまう。この不連続の度合いが
大きい場合には、図形Aと図形Bとの連がシが滑らかに
は見えなくなり、不自然に見えることになる。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、上記したようにグーロ一方式の陰影付けによ
り三角形ポリゴン内で輝度の直線補間を行って描画する
際に、丸め誤差に起・因してボリゴ/境界で輝度の傾き
が不運MeKなって表示が不自然になるという問題点を
解決すべくなされたもので、上記不連続性を回避でき、
三次元図形をよシ自然な表示状態となるように描画し得
る画像処理方式を提供することを目的とする。
[発明の構成コ (11題を解決するための手段) 本発明は、複数のポリゴンで構成された三次元図形に対
して二次元表示面上で三次元表示を行うための陰影付け
を行う対象となるポリゴンを三角形のみで構成し、予め
与えられた三角形−リボンを構成する三頂点のX、Y、
Z各座標値および各頂点における輝度値Iから、奥行き
座標値2のxis方向の変化分Δ2/ΔX並びに輝度値
工のX座標方向の変化分Δl/ΔXを求め、X座標方向
に上記三角形ポリゴンをスキャンして陰影付は処理のた
めのスキャンライン上の各点の奥行き座標値2および輝
度値工を求める際に、予め求めた上記△2/ΔXの値お
よびΔ工/△Xの値をf次加えることによって補間計算
を行う画像処理方式において、三角形ポリゴンの境界線
に向ってスキャンする場合にスキャンラインの最終点に
ついては、この最終点を含む境界線に沿って予め計算さ
れた2座標値または輝度値を使用するようにしたことを
特徴とする。
(作用) 三角形ポリコ9ンの境界線に向ってスキャンしながら描
画する場合、スキャンラインの最終点については、この
最終点を含む境界線((治って予め計算された2座標値
または輝度値を使用するので、この境界縁付近で表示の
不連続性がなくなシ、自然に見えるようになる。
(実施例) 以下、図面を8照してこの発明による陰影付は三次元表
示処理の一例について説明するeまず、−リボン(微少
多角形)についての情報が始めに与えられる。この発明
では、陰影付は処理が行なわれるポリゴンは必ず三角形
ポリゴンである。従って、この情報の内容は三角形ポリ
ゴンの各頂点のX、Y、Zの三次元座標値とそれぞれの
点の輝度1直!である。すなわち、いま第1図に示すよ
うな三角形ポリゴンについて陰影付は処理を行なう場合
に、各頂点A% B、Cに対する三次元座標値と輝度値
からなる情報は、−点Aについては(XI、Y)、zl
、11)、頂点Bにライては(I2、I2、z2、I’
)、頂点Cにライては(XJ、I3、z3、IJ)とす
るi 次に、この三頂点A、B、CのうちY座標が中間の値を
とる頂点がY座標の比較によって検出される。この場合
には、I2がY座標の中間になるためにJ)i1点Bが
検出される。
次に、上記中間の頂点Bから、頂点A、 Cを結ぶ辺A
Cに対しX軸に平行に引い丸線の辺ACに交わる交点を
Qとする。そして、次にこの交点Qに対するX座標値、
2座標値及び輝度値工が求められる。これらは、頂点A
とCの各座標値と輝度値からなる情報から、例えば中点
分割方式によって求めることができ、求められたこのQ
点の情報を図示するように(Xq 、Yq 、Zq 、
 Iq)とする。
次に、X座標軸に平行なスキャンラインに沿った巌分B
Qにおける、X座標1直の差に対する2座標値の差の割
合(Zq  Z2)/(Xq−I2)、及びX座標値の
差に対する輝度値の差の割合(Iq−I2)/(Xq−
I2)を除算によりX出する。なお、上記したように、
ポリゴンが三角形ポリゴンであるためK、ここfX出さ
れた(Zq−I2)AXq−I2)及び(I q−I 
2)/(Xq−I2)の値は全てのスキャンラインにつ
いて同一値である。
次に、頂点A、Bを結ぶ辺AB、頂点B、Cを結ぶ辺B
C1頂点C,Aを結ぶ辺C’AそれぞれのY座標洗対す
るX座標値の増加分の割合いを除算により、それぞれ0
l−I2)/(YJ−I2)、(X、?−X、?)/(
I2−I3)、(XJ−XJ)/(Y、?−Yz )と
して算出する。
さらに、辺ACにおけるY座標に対する2座標値及び輝
度値工の増加分の割合いを除算によシ、それぞれ(Zz
−ZJ)/(YJ−Ys)、(If−IJ)  ’/(
Yl−I3)として算出する。同様に、辺BCにおける
Y座標に対する2座標値および輝度値の増加分の割合を
(I2−I3)/(I2−I3)、(I2−I3)/(
I2−Y、?)によシ算出し、辺AHにおけるY座標に
対する2座標値および輝度値の増加分の割合を(Zl−
Z;り/(Yl−I2)、(I I −I 2 )/(
Yl−I2)により算出する。なお、上記の除算によっ
て算出されたlum類の値はレジスタ等によシ保持して
おく。
次に、予め保持されている11種類の各値を用いて、辺
ACからX座標軸に沿ってスキャンしながら各ビクセル
のX座標に対する2座標値と輝度値工とを算出する。こ
のとき、直線座標発生器(ODA)により表示を行なう
際の表示用X座標値とY座標値とを発生する。また、こ
のとき、XqとI2の大小比較によシスキャンの方向を
右か左が判定する。つまシ、ビクセルの移動に伴い、2
座標値と輝度値工の増分を前のビクセルのものに対して
加算するか、もしくは減算するかをXqとI2の大小比
較によシ決定する。例えばいま、頂点Cから頂点Aまで
スキャンを行なうときに、Y座標値を1単位座標値だけ
増加させて頂点Cよシも1列上のラインを゛スキャンす
る場合、第2図に示すように辺BC上の交点Fと辺CA
上の交点GのX座標値を、予め保持している値を用いて
加算により算出する。すなわち、交点FとGのX座標値
Xf、Xgは次式で与えられる。
Xt字X、?−4−(I2−I3)/CY2−I3) 
 ・・・・・・OIXg−X、?+(XJ−X、?)/
(YZ−I3)   ・・・・・・(7)次に、上記ス
キャンラインの始点である交点Gにおける2座標値Zg
と輝度値Igを、予め保持している値を用いて加算によ
り算出する。すなわち、ZgとIgは次式で与えられる
Zg=Z3+(ZI  I3)/CYI−I3)  −
・−@11[=I 3+(11−13)/(Yl−I3
)  ・・・・・・に)次に、交点GにおけるX座標値
Xgと交点FにおけるX座標値xrとから、X座標軸に
平行な線分FCからなるスキャンライン上のビクセルの
数を求め、交点Gから交点Fの方向にスキャンして各ビ
クセルにおける2座!I!41i!Lと輝度値工とを順
次算出する。このとき、2座標1直と輝度1直工の算出
は、予めレジスタ等に保持されているX座標値の差に対
する2座標値の差の割合(Zq−I2)χXq−X2)
及びX座標値の差に対する輝度値の差の割合(Iq−I
2)/(Xq−I2)を、スキar71)始点ノz座標
値Zg及び輝度値xgそれぞれに順次加算していくこと
によシ補間計算が行われる。そして、スキャンラインの
最終点(辺BCを境界として別の三角形ポリコ゛/が隣
接している場合には、境界線上に位置することになる)
に達したときには、前記したような補間計算による値で
はなく、上記境界線上に沿って予め計算されてレジスタ
に保持されている2値または1値を使用して描画する(
描画データメモリに書き込む)。
以下、同様にY座標値を1単位座標だけ順次増加させて
各ラインのスキャンを行なうと共に、最終点には境界線
に沿って計算された値を使用し、辺BQ上のスキャンが
終了した後は、Y座標に対するX座標値の増分として予
め保持されている(XI−I2)/(Yl−I2)の値
を用いて辺AH上のX座標値を求め、上記と同様にして
各スキャンライ/のビクセルにおける2座標値及び輝度
値工を順次求める。そして、この場合にも、前記(Zq
−I2)/(Xq−I2)CD値及び(Iq−I2)/
(Xq−xZ)の値を、各スキャンラインの始点の2座
標値及び輝度値工それぞれに順次加算していくことによ
り補間計算が行われる。例えば、第2図中、線分BQよ
りも1ライン上の交点J、Kを結ぶ線分JK上に沿って
スキャンする場合には、始めに交点Jと交点にのX座標
値を、予め保持している値を用いて加算によシ算出する
。すなわち、交点JとKのXi標値X」、Xkは次式で
与えられる。
Xj冨X、?十(XJ−X2)/(Yl−Y2)  ・
・・・・・(財)Xk=Xq+(XJ−XJ)/(YJ
−Yl)  ・・・・・・(ハ)この後は、上記と同様
の加算を連続して行なうことKよす、各ピクセルにおけ
る2座標値及び輝度値Iを求めることができる。そして
、スキャンラインの最終点には辺HAに沿って予め計算
された値を使用する。このようにして、頂点AまでY座
標を増加させながらスキャンを行なうこと釦よって、1
つの三角形、It)ボンについての陰影付は処理が終了
する。
第3図は、この発明の方式を実現する装置の構成を示す
プロ、り図である。図において、10は三角形ポリ2ン
の情報が供給され、この情報から前記Y座標の中間の頂
点を検出するY座標検出部11、前記交点Qを算出する
交点算出部I2、前記各種除算を行なう除算部13、こ
の除算部13で得られた前記11種類の値を保持するレ
ジスタ14などで構成された前処理部であシ、2θは上
記前処理部IQ内の1/ソスタ14に保持された情報が
与えられるレジスタ21を有し、このレジスタ21の保
持情報から各ピクセルの前記2座標値、輝度値工及び直
線補間された各ピクセルのX座標値及びX座標値からな
る表示アドレスを発生するDDA処理部である。
上記DDA処理部20においては、第4図中に示すよう
に加算回路4ノ、選択回路42およびレジスタ43が設
けられている。即ち、2および工の初期値がパス44か
ら選択回路42を経てレジスタ43に格納される。次に
、前記レジスタ21に格納されている輝度の傾きΔ工ま
たは奥行きの傾きΔ2と前記レジスタ43に格納されて
いる前回の描画点の輝度値■または奥行き値Zとが加算
回路4ノによυ加算され、この加算結果はスキャンライ
ン上の途中の各点については選択回路42を経て前記レ
ジスタ43へ格納される。そして、スキャンライン上の
最終点にきたときには、最終点が位置する辺に沿って予
め計算されて前記レジスタ21に格納されていた輝度値
工または奥行き値2が選択回路42によシ選択されて前
記レジスタ43へ格納されるように制御される。
上記したような方式によれば、三角形ポリゴンの境界線
に向ってスキャンしながら描画する場合、スキャンライ
ンの最終点については、この最終点を含む境界線に沿っ
て予め計算された2座標値または輝度1を使用するので
、この境界線では隣接する隣シの図形に対して輝度が一
致し、表示の不連続性がなくなシ、自然に見えるように
なる。
因みに、第7図に示したような図形において、A点の輝
度11=25、B点の輝度12=200、C点の輝度1
5=20、A点のY座標値71=10、B点のY座標値
yz”C点のY座標値y3=0とすると、前記(1の式
で求めたC点のS度1.=2.5、前記(ハ)式で求め
たC点の輝度工。’−20,5となシ、両者は大きく異
なるが、本発明を適用するとC点の輝度値は■。′を使
用するので、ΔABCにおけるC点の輝度とΔACDに
おけるC点の輝度が一致する。
したがって、第s Q (a) 、 (b)に示すよう
に2つの三角形ポリゴン(図形A、B)の境界線上で2
値、■値が一致し、両者A、Bの不連続性は生じなくな
る。また、境界線の前後では、単調増加または単調減少
の傾向にあシ、境界線の前後の点が飛び出してしまうこ
ともない。
上記したような構成の装置において、Y座標検出部11
、交点算出部12及び除算部13における処理動作と、
DDA処理邪2Qにおける処理動作とを完全に分離させ
ることができ、これにょう並列・!イ!ライン処理が可
能である。すなわち、1つ前の三角形ポリゴンについて
の処理をDDA処理部20で行なっているときに、前処
理部1oでは次の三角形ポリゴンにおける前記11種類
の値の計算を行なうことが可能となシ、これによシ高速
処理が実現される。
また、第3図に示す実際の装置では、DDA処理部20
における処理動作が律速になるために、前記11種類の
値を求めるための除算部13では1つの割算器を各計算
に兼用することができ、これによシ回路規模を小さくす
ることができる。
なお、この発明は上記の実施例に限定されるものではな
く、種々の変形が可能であることはいうまでもない。例
えば、上記の説明では交点算出部12における交点の算
出方法として中点分割方式を用いる場合について説明し
たが、これはその代わりに、()l−Xsン/(Yl−
Yl)、(zl−zs)/ (Y z −Y 、? )
、(I 1−13)/(Yl−Yl)それぞれの値と、
DDA処理方式を用いて辺AC上でY2座標を持つ点Q
のX座標値、Z座標値及び輝度値Iを求めることもiq
igである。
[発明の効、!4!:] 」二連したように本発明の画像処理方式によれば、グー
ロ一方式による陰影性は三次元表示処理を高速に行うこ
とができると共に、輝度の直線補間を行う際に丸め誤差
に起因して三角形ポリゴンの境界線付近で輝度の傾きが
不連続になって表示が不自然になることを回避でき、三
次元図形をより自然な表示状態となるように描画するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第】図および第2図はそれぞれ本発明方式を説明するた
めに示す図、第3図は本発明方式を実現するための装置
を示す構成説明図、第4図は第3図中のODA処理部の
一部を詳細に示す回路図、第5図(a) 、 (b)は
第7図の図形を処理する場合に本発明方式を適用した場
合の効果を説明するために示す図、第6図はグローシェ
ーディング方式による画像処理の対象となる図形の一例
を示す図、第7図は隣接する図形の一例を示す図、第8
図(&)。 伽)は第7図の図形を処理する場合に従来の画像処理方
式を適用した場合の問題点を説明するために示す図であ
る。 A、B、C,D・・・三角形4?リゴンの頂点、Q、F
、G。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数のポリゴンで構成された三次元図形に対して二次元
    表示面上で三次元表示を行うための陰影付けを行う対象
    となるポリゴンを三角形のみで構成し、予め与えられた
    三角形ポリゴンを構成する三頂点のX、Y、Z各座標値
    および各頂点における輝度値Iから奥行き座標値ZのX
    座標方向の変化分△Z/△X並びに輝度値IのX座標方
    向の変化分△I/△Xを求め、X座標方向に上記三角形
    ポリゴンをスキャンして陰影付け処理のためのスキャン
    ライン上の各点の奥行き座標値Zおよび輝度値Iを求め
    る際に、予め求めた上記△Z/△Xの値および△I/△
    Xの値を順次加えることによって補間計算を行う画像処
    理方式において、三角形ポリゴンの境界線に向ってスキ
    ャンする場合にスキャンラインの最終点については、こ
    の最終点を含む境界線に沿って予め計算されたZ座標値
    または輝度値を使用するようにしたことを特徴とする画
    像処理方式。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012515938A (ja) * 2009-01-23 2012-07-12 ローデンストック.ゲゼルシャフト.ミット.ベシュレンクテル.ハフツング 多角形デザインを使用するデザイン制御

Cited By (2)

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JP2012515938A (ja) * 2009-01-23 2012-07-12 ローデンストック.ゲゼルシャフト.ミット.ベシュレンクテル.ハフツング 多角形デザインを使用するデザイン制御
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