JPH08126355A - 微小移動装置 - Google Patents

微小移動装置

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JPH08126355A
JPH08126355A JP6254986A JP25498694A JPH08126355A JP H08126355 A JPH08126355 A JP H08126355A JP 6254986 A JP6254986 A JP 6254986A JP 25498694 A JP25498694 A JP 25498694A JP H08126355 A JPH08126355 A JP H08126355A
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JP
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moving
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moving body
signal
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JP6254986A
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Tadao Takagi
忠雄 高木
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動速度と直進移動性とを向上させることが
できる微小移動装置を提供する。 【構成】 圧電素子2が質量体3と共に移動体1の側面
1aに装着され、圧電素子5が質量体6と共に移動体1
の上面1bに装着されている。そして、印加電圧制御回
路10によって、第1期間で電圧上昇した後、第2期間
で電圧下降する波形の駆動用信号Dが、圧電素子2に印
加されると共に、第1期間で電圧下降した後、第2期間
で電圧上昇する波形の加圧用信号Pが、圧電素子5に印
加されるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気/機械変換素子の
急速変形によって生じる衝撃力を利用して移動体を移動
させる微小移動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の微小移動装置としては、
例えば特開昭63−299785号公報に記載された圧
電アクチュエータがある。図7はその圧電アクチュエー
タの平面図であり、図8はその動作説明図である。図7
に示すように、この圧電アクチュエータ100において
は、移動体101に電気/機械変換素子である圧電素子
102が装着され、この圧電素子102の自由端に質量
体103が装着されている。また、移動体101は、固
定体104に接触しており、圧電素子102及び質量体
103は固定体104に接触していない。
【0003】次に、この圧電アクチュエータの動作を説
明する。図8の(a)のta時点では、圧電素子102
は、駆動信号が印加される寸前の状態であり、移動体1
01に対する駆動力は生じていない。図8の(b)のt
b時点では、電圧増加率の大きな駆動信号が急激に印加
され、圧電素子102がその電圧値に応じて急激に伸び
る。圧電素子102が急激に伸びると、衝撃力が移動体
101と質量体103とに加わり、移動体101と質量
体103とが固定体104の静止摩擦力に抗して互に逆
方向に移動する。図8の(c)のtc時点では、圧電素
子102は、伸び切って、変位が生じていないので、移
動体101は移動を停止する。
【0004】図8の(d)のtd時点では、圧電素子1
02は、電圧減少率の小さな駆動信号が印加され、その
電圧値に応じて縮む。これにより、質量体103だけが
一定の加速度でゆっくり引き戻される。図8の(e)の
te時点では、前述した加速度で引き戻されてきた質量
体103を急激に止める。これにより、質量体103が
移動体101に衝突した状態になり、図8の(b)に示
した動作と同様にして、移動体101が左方向に移動す
る。そして、移動体101は、固定体104の動摩擦力
によって静止し、図8の(a)と同様な初期状態とな
る。以後同様に、非対称波形の駆動信号の一連のサイク
ルによって、移動体101が移動する。
【0005】つまり、この圧電アクチュエータ100
は、非対称な駆動信号を入力すると、その駆動信号の前
半は、電圧増加率が大きいために、圧電素子102の急
激な伸びによる衝撃力が移動体101に加わり、移動体
101が静止摩擦力に打ち勝って移動する。
【0006】一方、駆動信号の後半は、電圧減少率が小
さいので、質量体103による衝撃力が移動体101に
加わるが、その衝撃力が移動体101と固定体104と
の間の静止摩擦力より小さいので、質量体103の移動
中は、移動体101は移動しない。そして、質量体10
3が急激に停止すると、質量体103が移動体101に
衝突した状態となり、移動体101が静止摩擦力に打ち
勝って移動する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
の微小移動装置では、図8の(d)及び(e)で示した
ように、駆動信号の後半において、圧電素子102をゆ
っくり縮め、引き戻されてきた質量体103を急激に止
めて、移動体101を移動させる構成であるので、この
後半に時間を多く費やしてしまう。このため、移動体1
01を高速で移動させることができないという問題があ
る。また、図7に示す移動体101の重心Gが圧電素子
102の軸心Lからずれていたり、固定体104の摩擦
係数の分布が不均一であるような場合には、移動体10
1が直進せずに、回転することがある。
【0008】本発明の目的は、移動速度と直進移動性と
を向上させることができる微小移動装置を提供すること
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、固定体の面を移動する移動体
と、前記移動体に装着され、前記固定体の面に対して略
平行な方向に変位する駆動用電気/機械変換素子と、前
記駆動用電気/機械変換素子の自由端に取り付けられた
駆動用質量体と、前記移動体に装着され、前記固定体の
面に対して略垂直な方向に変位する加圧用電気/機械変
換素子と、前記加圧用電気/機械変換素子の自由端に取
り付けられた加圧用質量体と、前記駆動用電気/機械変
換素子に、第1期間で電圧上昇した後に第2期間で電圧
下降する波形の駆動用信号を印加すると共に、前記加圧
用電気/機械変換素子に、前記第1期間の加圧力が前記
第2期間の加圧力よりも小さくなるような波形の加圧用
信号を印加する印加電圧制御部とを含む構成としてあ
る。
【0010】請求項2の発明は、請求項1に記載の微小
移動装置において、前記印加電圧制御部は、前記駆動用
信号と前記加圧用信号とを周波数が同じであって位相が
所定量シフトするように生成することを特徴としてい
る。
【0011】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2に記載の微小移動装置において、前記駆動用電気/機
械変換素子と加圧用電気/機械変換素子とは、前記移動
体に変位方向の軸が交差するように装着されていること
を特徴としている。
【0012】請求項4の発明は、請求項1〜請求項3の
いずれか1項に記載の微小移動装置において、前記駆動
用電気/機械変換素子は、前記移動体に互に対向するよ
うに1対装着されていることを特徴としている。
【0013】
【作用】請求項1の発明によれば、印加電圧制御部によ
って、第1期間に電圧上昇する駆動用信号が駆動用電気
/機械変換素子に印加され、駆動用電気/機械変換素子
が伸びる。これにより、移動体と質量体とが固定体の面
に対して平行に離れる方向に移動する。このとき、印加
電圧制御部によって、第1期間に電圧下降する加圧用信
号が、加圧用電気/機械変換素子に印加され、加圧用電
気/機械変換素子が弱い力で押しつけられた状態(又は
縮んで移動体が固定体の面から離れる方向に力を受ける
状態)となる。これにより、移動体に対する摩擦力が減
少し、移動体が駆動用電気/機械変換素子の伸び方向に
移動する。
【0014】しかる後、印加電圧制御部によって、第2
期間に電圧下降する駆動用信号が、駆動用電気/機械変
換素子に印加され、駆動用電気/機械変換素子が縮む。
このとき、印加電圧制御部によって、電圧上昇する加圧
用信号が加圧用電気/機械変換素子に印加され、加圧用
電気/機械変換素子が伸びて、移動体が固定体の面に対
して垂直に、第1区間よりも強く押し付けられた状態に
なる。これにより、移動体に対する摩擦力が増大し、移
動体が静止した状態で、質量体のみが移動体側に移動す
る。
【0015】請求項2の発明によれば、電圧制御部によ
って、駆動用電気/機械変換素子に、前述した駆動用信
号が印加され、加圧用電気/機械変換素子には、駆動用
信号の位相が所定量シフトした加圧用信号が印加され
る。
【0016】請求項3の発明によれば、駆動用電気/機
械変換素子の伸縮方向の軸と加圧用電気/機械変換素子
の伸縮方向の軸とが交差しているので、移動時に移動体
が回転することはない。
【0017】請求項4の発明によれば、一対の前記駆動
用電気/機械変換素子によって移動体を両方向に移動さ
せることができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。 (第1実施例)図1は、本発明の第1実施例に係る微小
移動装置を示す構成図であり、図2はその平面図であ
り、図3は駆動用信号と加圧用信号との波形図である。
本実施例の微小移動装置は、固定体4上に配置される移
動体1と、質量体3が自由端に取り付けられた圧電素子
2(駆動用電気/機械変換素子)と、質量体6が自由端
に取り付けられた圧電素子5(加圧用電気/機械変換素
子)と、印加電圧制御回路10(印加電圧制御部)とを
備えている。
【0019】移動体1は、立方体状の固体であり、その
側面1aには圧電素子2が装着されている。 圧電素子
2は、その固定端を移動体1の側面1aに結合し、自由
端を質量体3に固着した構造になっている。これによ
り、圧電素子2は固定体4の面4aと平行に伸縮する。
すなわち、圧電素子2の伸縮方向の軸Lが側面1aに対
して垂直になっている。圧電素子5は、その固定端を移
動体1の上面1bに結合し、自由端を質量体6に固着し
た構造になっている。これにより、圧電素子5は固定体
4の面4aと垂直に伸縮する。すなわち、圧電素子5の
伸縮方向の軸Mが上面1bに対して垂直になっている。
また、これら軸Mと軸Lとは図1及び図2に示すよう
に、互に交差するように設定されている。
【0020】一方、印加電圧制御回路10は、圧電素子
2,5の印加電圧を制御する回路であり、発振器11
と、移相器12と、アンプ13,14とで構成されてい
る。具体的には、発振器11は、駆動用信号Dによって
圧電素子2を駆動するための機器であり、その出力側
は、電圧増幅用のアンプ14を介して圧電素子2に接続
されている。駆動用信号Dは、図3に示すように、ノコ
ギリ波である。すなわち、駆動用信号Dは、繰り返され
る第1及び第2期間T1,T2(T1=T2)を有し、第1
期間T1で急激に電圧上昇した後、第2期間T2で急激に
電圧下降する波形の信号である。
【0021】図1において、移相器12は、加圧用信号
Pによって圧電素子5を駆動するための機器である。こ
の移相器12は、発振器11の出力側に接続され、アン
プ13を介して、圧電素子5に接続されている。すなわ
ち、発振器11からの駆動用信号Dの位相をシフトさせ
て生成した加圧用信号Pを出力するようになっている。
加圧用信号Pは、図3に示すように、駆動用信号Dと同
じくノコギリ波であるが、駆動用信号Dに対してT1
(=T2)だけシフトした状態になっている。すなわ
ち、加圧用信号Pは、第1期間T1で急激に電圧下降し
た後、第2期間T2で急激に電圧上昇する波形の信号で
ある。
【0022】次に、本実施例に係る微小移動装置の動作
について説明する。印加電圧制御回路10の発振器11
から駆動用信号Dが発振されると、駆動用信号Dが分岐
され、一方の駆動用信号Dは、アンプ14で増幅された
後、圧電素子2に入力される。また、他方の駆動用信号
Dは、移相器12に入力されて、T1(=T2)だけシフ
トされ、加圧用信号Pとしてアンプ13に入力される。
この加圧用信号Pは、アンプ13で増幅された後、圧電
素子5に入力される。
【0023】駆動用信号Dが圧電素子2に入力される
と、図3に示すように、まず、第1期間T1の期間おい
て急激に上昇をした電圧が圧電素子2に印加され、圧電
素子2が急激に伸びる。これにより、図1において、移
動体1と質量体3とが軸Lに沿って離れる方向に移動す
る。この第1期間T1においては、加圧用信号Pが圧電
素子5に入力されているので、図3に示すように、急激
に下降する電圧が圧電素子5に印加される。このため、
圧電素子5が縮み、移動体1が固定体4の面4aから引
き上げられた状態になる。この結果、第1期間T1にお
いては、固定体面4aの移動体1に対する摩擦力が著し
く減少し、移動体1が固定体面4a上を図の左方向に高
速で移動する。また、圧電素子2の軸Lと圧電素子5の
軸Mとが直角に交差しているので、圧電素子2の伸び時
における衝撃力による偶力は発生しない。この結果、移
動体1は、回転せずに、軸L方向に直進する。
【0024】続いて、第2期間T2の期間おいて急激に
下降した電圧が、圧電素子2に印加され、圧電素子2が
急激に縮む。これにより、図1において、移動体1と質
量体3とが軸Lに沿って近付く方向に移動しようとす
る。しかし、この第2期間T2においては、図3に示す
ように、急激に上昇する電圧が圧電素子5に印加され
る。このため、圧電素子5が伸び、移動体1が固定体4
の面4aに押し付けられた状態になる。この結果、第2
期間T2においては、固定体面4aの移動体1に対する
摩擦力が著しく増加するので、移動体1が停止した状態
で、質量体3のみが高速度で移動体1側に移動すること
となる。
【0025】以後、印加電圧制御回路10からの駆動用
信号Dと加圧用信号Pとを圧電素子2,5に繰り返し印
加することにより、圧電素子2,5が前述したのと同様
な伸縮動作を繰り返し、移動体1が連続的に高速度で目
標位置まで移動することとなる。
【0026】このように、第1実施例の微小移動装置に
よれば、圧電素子5の作用によって、圧電素子2を高速
度で縮めることができるので、第2期間T2から次の第
1期間T1への移行を高速に行うことができ、移動体1
の駆動速度を高めることができる。また、圧電素子2の
軸Lと圧電素子5の軸Mとが直角に交差しているので、
移動体1を軸L方向に確実に直進させることができる。
【0027】ここで、駆動用信号D及び加圧用信号Pの
変形例について説明する。図4は、駆動用信号Dと加圧
用信号Pとの変形例に係る波形図である。図4に示すよ
うに、駆動用信号Dは周期πの正弦波形であり、加圧用
信号Pは駆動用信号Dをπ/4だけシフトした波形であ
る。一般に、駆動用信号D及び加圧用信号Pを、図3に
示したノコギリ波形にした場合には、発振器11でこれ
らの信号を容易に生成することができる。しかし、ノコ
ギリ波形の場合には、圧電素子2,5の伸縮時に騒音を
発生し易い。これに対して、駆動用信号D及び加圧用信
号Pを、図4に示す正弦波形にすると、圧電素子2,5
の伸縮時に騒音が発生し難いという利点がある。
【0028】(第2実施例)図5は、本発明の第2実施
例に係る微小移動装置を示す側面図であり、図6はその
平面図である。本実施例の微小移動装置は、圧電素子2
の他にさらに圧電素子を設けた点が前述した第1実施例
の微小移動装置と異なる。
【0029】図5において、符号7がさらに設けた圧電
素子(駆動用電気/機械変換素子)である。 この圧電
素子7も、圧電素子2と同様に自由端に質量体8が固着
されている。しかし、この圧電素子7の固定端は、移動
体1の側面1aに対向する側面1cに垂直に結合され、
その軸を圧電素子2の軸Lに一致させている。そして、
この圧電素子7にも、駆動用信号Dが図示しない印加電
圧制御回路10から入力されるようになっている。
【0030】これにより、圧電素子7の伸縮によって、
移動体1が図5の右方向に移動する。したがって、本実
施例の微小移動装置によれば、圧電素子2を急激に伸ば
して、移動体1を図5の左方向に移動させることがで
き、また、圧電素子7を急激に伸ばして、移動体1を図
5の右方向に移動させることができる。その他の構成,
作用効果は前述した第1実施例の微小移動装置と同様で
あるので、その記載は省略する。
【0031】以上説明した実施例に限定されず、種々の
変形や変更が可能であって、それらも本発明に含まれ
る。例えば、前述した実施例では、駆動用電気/機械変
換素子及び加圧用電気/機械変換素子として、圧電素子
2,5,7を用いたが、これに限らず、駆動用電気/機
械変換素子及び加圧用電気/機械変換素子として、積層
型の圧電素子,電歪素子,熱膨張係数の大きいニクロム
線等をも含む。また、図4に示す変形例においては、駆
動用信号Dをπ/4だけシフトして加圧用信号Pを生成
したが、そのシフト量はπ/4に限られるものではな
い。
【0032】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、請求項1の
発明によれば、第2期間において、移動体に対する摩擦
力が増大するので、移動体を静止させた状態で、質量体
を高速に移動体側に移動させることができる。これによ
り、第2期間から次の第1期間への移行を高速に行うこ
とができ、移動体の駆動速度を高めることができるよう
になった。
【0033】請求項2の発明によれば、印加電圧制御部
が、駆動用信号の位相を所定量シフトさせることによ
り、加圧用信号を生成する構成であるので、簡単な構造
で加圧用信号を生成することができ、装置コストの低廉
化を図ることができる。
【0034】請求項3の発明によれば、駆動用電気/機
械変換素子の伸縮方向の軸と加圧用電気/機械変換素子
の伸縮方向の軸とが交差しているので、移動時に移動体
が回転することはなく、この結果、移動体を確実に直進
させることができるようになった。
【0035】請求項4の発明によれば、移動体を両方向
に移動させることができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る微小移動装置を示す
構成図である。
【図2】第1実施例の微小移動装置の平面図である。
【図3】駆動用信号と加圧用信号との波形図である。
【図4】駆動用信号と加圧用信号との変形例に係る波形
図である。
【図5】本発明の第2実施例に係る微小移動装置を示す
側面図である。
【図6】第2実施例に係る微小移動装置の平面図であ
る。
【図7】従来例に係る微小移動装置の平面図である。
【図8】従来例に係る微小移動装置の動作説明図であ
る。
【符号の説明】
1 移動体 2,5,7 圧電素子 3,5,8 質量体 4 固定体 10 印加電圧制御回路 11 発振器 12 移相器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定体の面を移動する移動体と、 前記移動体に装着され、前記固定体の面に対して略平行
    な方向に変位する駆動用電気/機械変換素子と、 前記駆動用電気/機械変換素子の自由端に取り付けられ
    た駆動用質量体と、 前記移動体に装着され、前記固定体の面に対して略垂直
    な方向に変位する加圧用電気/機械変換素子と、 前記加圧用電気/機械変換素子の自由端に取り付けられ
    た加圧用質量体と、 前記駆動用電気/機械変換素子に、第1期間で電圧上昇
    した後に第2期間で電圧下降する波形の駆動用信号を印
    加すると共に、前記加圧用電気/機械変換素子に、前記
    第1期間の加圧力が前記第2期間の加圧力よりも小さく
    なるような波形の加圧用信号を印加する印加電圧制御部
    とを含む微小移動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の微小移動装置におい
    て、 前記印加電圧制御部は、前記駆動用信号と前記加圧用信
    号とを周波数が同じであって位相が所定量シフトするよ
    うに生成することを特徴とする微小移動装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の微小移
    動装置において、 前記駆動用電気/機械変換素子と加圧用電気/機械変換
    素子とは、前記移動体に変位方向の軸が交差するように
    装着されていることを特徴とする微小移動装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記
    載の微小移動装置において、 前記駆動用電気/機械変換素子は、前記移動体に互に対
    向するように1対装着されていることを特徴とする微小
    移動装置。
JP6254986A 1994-10-20 1994-10-20 微小移動装置 Pending JPH08126355A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106849740A (zh) * 2017-03-23 2017-06-13 吉林大学 基于压电纤维的惯性旋转驱动装置
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