JPH08125493A - サンプリングレートコンバータ - Google Patents

サンプリングレートコンバータ

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JPH08125493A
JPH08125493A JP6253882A JP25388294A JPH08125493A JP H08125493 A JPH08125493 A JP H08125493A JP 6253882 A JP6253882 A JP 6253882A JP 25388294 A JP25388294 A JP 25388294A JP H08125493 A JPH08125493 A JP H08125493A
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武利 津田
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 サンプリング周波数48kHzおよび32k
Hzの入力デジタルデータをサンプリング周波数44.
1kHzの出力デジタルデータにレート変換する際、入
力データのサンプリング周波数に関わらず、入力データ
に対して441倍オーバーサンプリングを行う。 【効果】 信号レベルの誤差が大きくならず、出力デー
タを高い精度で得ることができる。また、サンプリング
レートコンバータの回路の構成を簡略化することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタルデータのサン
プリングレートを変換するサンプリングレートコンバー
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】デジタルオーディオ機器などでは、デジ
タルオーディオ信号のサンプリング(標本化)周波数と
して、一般に48kHz、44.1kHz、32kHz
が使用されている。このようにサンプリング周波数の異
なる機器の間でデジタルオーディオ信号を受け渡しする
には、渡す側の機器でのサンプリング周波数を、受ける
側の機器に合うように変換するレート変換(サンプリン
グ周波数変換)を行う必要がある。
【0003】このような変換を行うサンプリングレート
コンバータとしては例えば以下のものがある。なお、こ
こでは信号を渡す側のサンプリング周波数をf1、信号
を受ける側のサンプリング周波数をf2とする。
【0004】(1)LPF(低域通過フィルタ)での演
算による復調時に、f1とf2の最小公倍数でサンプリ
ングする。次に、タイミング回路等によりf2相当の部
分だけを残してあとの部分を間引く。
【0005】この場合、例えば48kHzから44.1
kHzに変換するには、最小公倍数が7056kHzな
ので、入力信号に対して147倍オーバーサンプリング
を行うことになる。また、32kHzから44.1kH
zに変換するには、最小公倍数が14112kHzなの
で、入力信号に対して441倍オーバーサンプリングを
行うことになる。
【0006】また、(2)特公昭64−2243号公報
記載のサンプリングレートコンバータでは、変換前の2
つの信号から直線補間を行い、近似値として変換後のf
2相当分の信号を生成したのちにLPF演算し、次いで
f2相当分以外のサンプリングデータを間引く。
【0007】しかしながら、上記(2)では、出力に不
要なデータまで演算する必要があるため、演算量が多く
なり、演算時間がかかる。そこで、(3)特開平4−5
3307号公報記載のサンプリングレートコンバータで
は、(2)においてf2相当分のサンプリングデータの
みを演算する。
【0008】また、(2)のサンプリングレートコンバ
ータでは上記のように近似値のため、変換による信号レ
ベルの誤差が大きくなる。そこで、(4)変換前の信号
のLPF演算時に2f1、4f1、8f1、…のような
周波数でオーバーサンプリングを行ってサンプリングデ
ータを多くしてから(2)のように直線補間するものが
ある。また、上記(4)では上記のようにサンプリング
データが多くなるので、演算量が多くなり、やはり演算
時間がかかる。そこで、(5)特開平5−327409
号公報記載のサンプリングレートコンバータのように、
のちに直線補間するのに用いるデータの分だけをオーバ
ーサンプリングで得るようにするものがある。
【0009】上記(5)のサンプリングレートコンバー
タ101においては、図6に示すように、入力インター
フェース102、デジタルフィルタ103、直線補間回
路104、および出力インターフェース105が順に接
続され、デジタルフィルタ103に係数用ROM(リー
ドオンリーメモリ)106が接続されている。
【0010】上記入力インターフェース102に入力さ
れる入力信号のうち、出力インターフェース105から
出力される出力信号を時間的に前後からはさむ2つの信
号においてのみ、デジタルフィルタ103においてm倍
オーバーサンプリングされる。そして、このオーバーサ
ンプリングの結果が直線補間回路104に入力されて直
線補間され、出力信号が取り出される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
(2)ないし(5)においては、いずれも直線補間を行
っているため、信号レベルの誤差が大きくなり、出力デ
ータを高い精度で得ることができないという問題があ
る。
【0012】また、上記(1)においては、f1とf2
の最小公倍数でサンプリングするため、f1に応じてオ
ーバーサンプリングの倍数を変更しなければならず、回
路が複雑になるという問題がある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1記載のサンプリングレートコンバータは、
第1のサンプリング周波数f1でサンプリングされた入
力信号を第2のサンプリング周波数f2のサンプリング
周波数で出力するサンプリングレートコンバータにおい
て、f1/kおよびf2/kがいずれも整数になるよう
な所定の整数をkとするとき、第1のサンプリングデー
タをf2/k倍オーバーサンプリングするオーバーサン
プリング手段と、上記オーバーサンプリングの結果から
f1/k個ごとにデータを取り出すデータ取り出し手段
とを備えていることを特徴としている。
【0014】請求項2記載のサンプリングレートコンバ
ータは、請求項1記載のサンプリングレートコンバータ
において、f2/k=m1 ・m2 ・m3 ・…・mn-1
nとなるような所定の整数をm1 、m2 、m3 、…、
n-1 、mn とするとき、1ないし(n−1)段目のオ
ーバーサンプリング演算を行うFIRフィルタと、最後
のn段目のオーバーサンプリング演算を行うポリフェー
ズフィルタとを備えていることを特徴としている。
【0015】請求項3記載のサンプリングレートコンバ
ータは、請求項2記載のサンプリングレートコンバータ
において、上記ポリフェーズフィルタでのオーバーサン
プリング演算における出力の時間位置とオーバーサンプ
リングの時間位置とが一致する時間である演算時間位置
を記憶する時間位置記憶部を備えていることを特徴とし
ている。
【0016】
【作用】上記の構成により、請求項1記載のサンプリン
グレートコンバータは、オーバーサンプリング手段によ
り、第1のサンプリングデータがf2/k倍オーバーサ
ンプリングされる。そして、データ取り出し手段によ
り、上記オーバーサンプリングの結果からf1/k個ご
とにデータが取り出される。
【0017】したがって、出力データの時間位置が入力
データのオーバーサンプリング結果と一致する点におい
てオーバーサンプリングの演算が行われることになる。
すなわち、補間を行う必要がない。それによって、信号
レベルの誤差が大きくならず、出力データを高い精度で
得ることができる。
【0018】また、f1/kおよびf2/kを整数にす
るには、上記kをあらかじめ例えば10や102 などの
10の倍数に設定しておけばよいため、kはレート変換
前のサンプリング周波数f1によって変動しない。その
ため、レート変換前のサンプリング周波数f1に応じて
オーバーサンプリングの倍数を変更する必要がないの
で、演算方法や演算回数を一定とすることができる。そ
れにより、サンプリングレートコンバータの回路の構成
を簡略化することができる。
【0019】請求項2記載のサンプリングレートコンバ
ータは、FIRフィルタとポリフェーズフィルタとを組
み合わせ、出力の時間位置が入力データのオーバーサン
プリング結果と一致する点のみにおいてポリフェーズフ
ィルタでのオーバーサンプリングの演算が行われる。し
たがって、演算回数を減少させることができる。それに
よって、回路の構成を一層簡略化することができる。
【0020】請求項3記載のサンプリングレートコンバ
ータは、上記ポリフェーズフィルタでのオーバーサンプ
リング演算における出力の時間位置とオーバーサンプリ
ングの時間位置とが一致する時間である演算時間位置が
時間位置記憶部に記憶されているので、演算やデータの
取り出し等に対する制御内容を簡略化することができ
る。それによって、回路の構成を一層簡略化することが
できる。
【0021】
【実施例】本発明の一実施例について図1ないし図5に
基づいて説明すれば、以下の通りである。本実施例のサ
ンプリングレートコンバータ1においては、図1に示す
ように、入力インターフェース2が第1ディレイ用RA
M(ランダムアクセスメモリ)3に接続され、第1ディ
レイ用RAM3および第2ディレイ用RAM4がデータ
セレクタ5に接続され、データセレクタ5と係数ROM
(リードオンリーメモリ)6とが積和演算器7に接続さ
れ、積和演算器7が出力インターフェース8に接続され
ている。
【0022】また、時間位置ROM9(時間位置記憶
部)が接続された制御信号発生器10が、上記のすべて
の素子、すなわち入力インターフェース2、第1ディレ
イ用RAM3、第2ディレイ用RAM4、データセレク
タ5、係数ROM6、積和演算器7および出力インター
フェース8に接続されている。
【0023】この時間位置ROM9は、入力データの1
周期内でポリフェーズフィルタの演算を行う回数である
演算回数と、演算を行う時刻を示す演算時間位置とを記
憶しておくものである。
【0024】すなわち、本サンプリングレートコンバー
タ1においては、上記入力インターフェース2、第1デ
ィレイ用RAM3、第2ディレイ用RAM4、データセ
レクタ5、係数ROM6、積和演算器7、出力インター
フェース8、時間位置ROM9および制御信号発生器1
0によって、デジタルフィルタとしての、FIRフィル
タ(非巡回型デジタルフィルタ)およびポリフェーズフ
ィルタが構成されている。
【0025】また、本サンプリングレートコンバータ1
においては、上記第1ディレイ用RAM3、第2ディレ
イ用RAM4、データセレクタ5、係数ROM6および
積和演算器7によってオーバーサンプリング手段が構成
され、時間位置ROM9および制御信号発生器10によ
って、データ取り出し手段が構成されている。
【0026】D1、D1’は入力データ、D2、D3は
ディレイデータ、D4は選択されたディレイデータ、D
5は係数データ、D6、D6’は演算結果データ、D7
は出力データ、D8は出力データの時間位置が入力デー
タのオーバーサンプリング結果と一致する点を示すデー
タ、そしてD10〜D16は各ブロックの制御信号であ
る。
【0027】次に、本実施例におけるレート変換(サン
プリング周波数変換)の原理について説明する。なお、
本実施例においては、入力データのサンプリング周波数
をf1=48kHzおよび32kHz、出力データのサ
ンプリング周波数をf2=44.1kHzとする。
【0028】まず、所定の値としてk=100(Hz)
を用い、この数値で上記各サンプリング周波数を割る。
これにより、入力側として480、320、出力側とし
て441という整数値が得られる。
【0029】そこで、本実施例では、入力データのサン
プリング周波数に関わらず、入力データに対して、上記
出力側の整数値である441倍オーバーサンプリングを
行うこととする。
【0030】ここで、441は3・3・49というよう
に整数の積で表せるため、本実施例においては、まず3
倍オーバーサンプリングの演算を2回行い、最後に、上
記整数(3、49)のうちの最大値である49を用い、
49倍オーバーサンプリングの演算を行うこととしてい
る。
【0031】さらに、上記49倍オーバーサンプリング
の演算は、ポリフェーズフィルタを用い、出力データの
時間位置が入力データのオーバーサンプリング結果と一
致する点のみにおいて行うこととしている。その後、上
記オーバーサンプリングの結果を、上記入力側の数値で
ある480個ごとまたは320個ごとに出力する。
【0032】これにより、変換後のサンプリング周波数
(ここでは44.1kHz)のデータが得られる。すな
わち、補間を行う必要がない。それによって、信号レベ
ルの誤差が大きくならず、出力データを高い精度で得る
ことができる。
【0033】また、上記f1/kおよびf2/kを整数
にするには、上記のようにf1が48kHzや32kH
zなどのように様々な値を取る場合であっても、上記k
をあらかじめ例えば10や上記のように102 などの1
0の累乗に設定しておけばよく、このため、kはレート
変換前のサンプリング周波数f1によって変動しない。
したがって、レート変換前のサンプリング周波数f1に
応じてオーバーサンプリングの倍数を変更する必要がな
いので、演算方法や演算回数を一定とすることができ
る。それにより、サンプリングレートコンバータの回路
の構成を簡略化することができる。
【0034】また、上記のように、FIRフィルタとポ
リフェーズフィルタとを組み合わせ、出力の時間位置が
入力データのオーバーサンプリング結果と一致する点の
みにおいてポリフェーズフィルタでのオーバーサンプリ
ングの演算が行われるので、演算回数を減少させること
ができる。それによって、回路の構成を一層簡略化する
ことができる。
【0035】次に、上記回路におけるレート変換動作に
ついて図2を用いて説明する。まず、入力のサンプリン
グ周波数に従い、入力データD1’を第1ディレイRA
M3に書き込む(S1)。次に、1段目のFIR演算を
行い、その結果であるデータD6を第2ディレイRAM
4に書き込む(S2)。
【0036】さらに、2段目のFIR演算を行い(S
3)、その結果であるデータD6’を第1ディレイRA
M3に書き込む。
【0037】最後に、時間位置ROM9のデータD5を
参照し、出力データの時間位置が入力データ(D1、D
1’等)のオーバーサンプリング結果と一致する点のみ
において演算を行い(S4)、その結果を出力インター
フェース8に出力する(S5)。以上の動作を入力デー
タのサンプリング周期で繰り返し行う。
【0038】このときのオーバーサンプリングとレート
変換された出力データとの関係を図3および図4に示
す。図3のグラフ(a)に示すように、48kHzの場
合と44.1kHzの場合とでは、サンプリングをそれ
ぞれ160回、147回行ったときに要する時間が等し
い(1/300秒)。そして、同図のグラフ(b)に示
すように、オーバーサンプリングによって48kHzで
の1回のサンプリング時間(周期)あたりに441回の
サンプリングが行われ、それによって得たデータを48
0個ごとに取り出している。
【0039】同様に、図4のグラフ(a)に示すよう
に、32kHzの場合と44.1kHzの場合とでは、
サンプリングをそれぞれ320回、441回行ったとき
に要する時間が等しい(1/100秒)。そして、同図
のグラフ(b)に示すように、オーバーサンプリングに
よって32kHzでの1回のサンプリング時間(周期)
あたりに441回のサンプリングが行われ、それによっ
て得たデータを320個ごとに取り出している。
【0040】また、図5に示すように、入力データのサ
ンプリング周期内で第1段目、第2段目のFIRの演算
を行い、第3段目のポリフェーズフィルタの演算は、出
力データの時間位置が441倍のオーバーサンプリング
の時間位置と一致する時のみ行う。すなわち、48kH
zから44.1kHzへのレート変換の場合は図中Aの
位置(すなわち出力時間位置軸上のCの位置)におい
て、32kHzから44.1kHzへのレート変換の場
合は図中Bの位置(すなわち出力時間位置軸上のDの位
置)においてのみ行う。
【0041】ただしこのとき、前記図3および4から明
らかなように、48kHzから44.1kHzにレート
変換する場合には、入力データの1周期内で第3段目の
ポリフェーズフィルタの演算を行う回数は、場合によっ
て0回または1回であり、32kHzから44.1kH
zにレート変換する場合には、入力データの1周期内で
第3段目のポリフェーズフィルタの演算を行う回数は、
場合によって1回または2回である。これらの演算回数
と、演算を行う時刻を示す演算時間位置、すなわち図5
に示す出力時間位置軸上のC、Dの位置とが、前記した
ように時間位置ROM9に記憶されている。このよう
に、上記第3段目のポリフェーズフィルタの演算におけ
る出力の時間位置とオーバーサンプリングの時間位置と
が一致する時間である演算時間位置が時間位置ROM9
に記憶されているので、演算やデータの取り出し等に対
する制御内容を簡略化することができる。それによっ
て、回路の構成を一層簡略化することができる。
【0042】なお、本実施例では、48kHz、32k
Hzから44.1kHzにレート変換する場合を例に挙
げたが、この数値は任意のものであっても差し支えな
い。
【0043】また、オーバーサンプリングの倍数、FI
R等のフィルタの段数もこれに限るものではない。ポリ
フェーズフィルタを用いて最終段のオーバーサンプリン
グを行い、その際、出力データの時間位置が入力データ
のオーバーサンプリング結果と一致する点のみにおいて
演算を行うようにすることによって、最終段のオーバー
サンプリングにおける演算の回数が最小に設定されれば
よい。
【0044】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1記載の
サンプリングレートコンバータは、第1のサンプリング
周波数f1でサンプリングされた入力信号を第2のサン
プリング周波数f2のサンプリング周波数で出力するサ
ンプリングレートコンバータにおいて、f1/kおよび
f2/kがいずれも整数になるような所定の整数をkと
するとき、第1のサンプリングデータをf2/k倍オー
バーサンプリングするオーバーサンプリング手段と、上
記オーバーサンプリングの結果からf1/k個ごとにデ
ータを取り出すデータ取り出し手段とを備えている構成
である。
【0045】それゆえ、信号レベルの誤差が大きくなら
ず、出力データを高い精度で得ることができるという効
果を奏する。
【0046】また、サンプリングレートコンバータの回
路の構成を簡略化することができるという効果を奏す
る。
【0047】請求項2記載のサンプリングレートコンバ
ータは、請求項1記載のサンプリングレートコンバータ
において、f2/k=m1 ・m2 ・m3 ・…・mn-1
nとなるような所定の整数をm1 、m2 、m3 、…、
n-1 、mn とするとき、1ないし(n−1)段目のオ
ーバーサンプリング演算を行うFIRフィルタと、最後
のn段目のオーバーサンプリング演算を行うポリフェー
ズフィルタとを備えている構成である。
【0048】それによって、回路の構成を一層簡略化す
ることができるという効果を奏する。
【0049】請求項3記載のサンプリングレートコンバ
ータは、請求項2記載のサンプリングレートコンバータ
において、上記ポリフェーズフィルタでのオーバーサン
プリング演算における出力の時間位置とオーバーサンプ
リングの時間位置とが一致する時間である、演算時間位
置を記憶する時間位置記憶部を備えている構成である。
【0050】それによって、回路の構成を一層簡略化す
ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のサンプリングレートコンバ
ータの回路の概略の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のサンプリングレートコンバータのレート
変換動作を示すフローチャートである。
【図3】図1のサンプリングレートコンバータによるオ
ーバーサンプリング動作を示す説明図である。
【図4】図1のサンプリングレートコンバータによるオ
ーバーサンプリング動作を示す説明図である。
【図5】図1のサンプリングレートコンバータによるオ
ーバーサンプリング動作を示す説明図である。
【図6】従来のサンプリングレートコンバータの回路の
概略の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 サンプリングレートコンバータ 2 入力インターフェース(FIRフィルタ、ポリフ
ェーズフィルタ) 3 第1ディレイ用RAM(FIRフィルタ、ポリフ
ェーズフィルタ、オーバーサンプリング手段) 4 第2ディレイ用RAM(FIRフィルタ、ポリフ
ェーズフィルタ、オーバーサンプリング手段) 5 データセレクタ(FIRフィルタ、ポリフェーズ
フィルタ、オーバーサンプリング手段) 6 係数ROM(FIRフィルタ、ポリフェーズフィ
ルタ、オーバーサンプリング手段) 7 積和演算器(FIRフィルタ、ポリフェーズフィ
ルタ、オーバーサンプリング手段) 8 出力インターフェース(FIRフィルタ、ポリフ
ェーズフィルタ) 9 時間位置ROM(FIRフィルタ、ポリフェーズ
フィルタ、時間位置記憶部、データ取り出し手段) 10 制御信号発生器(FIRフィルタ、ポリフェー
ズフィルタ、データ取り出し手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のサンプリング周波数f1でサンプリ
    ングされた入力信号を第2のサンプリング周波数f2の
    サンプリング周波数で出力するサンプリングレートコン
    バータにおいて、 f1/kおよびf2/kがいずれも整数になるような所
    定の整数をkとするとき、 第1のサンプリングデータをf2/k倍オーバーサンプ
    リングするオーバーサンプリング手段と、 上記オーバーサンプリングの結果からf1/k個ごとに
    データを取り出すデータ取り出し手段とを備えているこ
    とを特徴とするサンプリングレートコンバータ。
  2. 【請求項2】f2/k=m1 ・m2 ・m3 ・…・mn-1
    ・mn となるような所定の整数をm1 、m2 、m3
    …、mn-1 、mn とするとき、 1ないし(n−1)段目のオーバーサンプリング演算を
    行うFIRフィルタと、 最後のn段目のオーバーサンプリング演算を行うポリフ
    ェーズフィルタとを備えていることを特徴とする請求項
    1記載のサンプリングレートコンバータ。
  3. 【請求項3】上記ポリフェーズフィルタでのオーバーサ
    ンプリング演算における出力の時間位置とオーバーサン
    プリングの時間位置とが一致する時間である演算時間位
    置を記憶する時間位置記憶部を備えていることを特徴と
    する請求項2記載のサンプリングレートコンバータ。
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JP2005354354A (ja) * 2004-06-10 2005-12-22 Renesas Technology Corp サンプリング変換手段を備えたシステムおよびデジタルフィルタ
CN114252697A (zh) * 2020-09-23 2022-03-29 麦克维尔空调制冷(武汉)有限公司 一种apf过采样方法、系统和存储介质

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