JPH08125321A - ボンド塗布装置およびボンド塗布方法 - Google Patents

ボンド塗布装置およびボンド塗布方法

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JPH08125321A
JPH08125321A JP25342594A JP25342594A JPH08125321A JP H08125321 A JPH08125321 A JP H08125321A JP 25342594 A JP25342594 A JP 25342594A JP 25342594 A JP25342594 A JP 25342594A JP H08125321 A JPH08125321 A JP H08125321A
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nozzle
bond
coating head
coating
cleaning liquid
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Kazuyuki Hirota
量幸 廣田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内部にボンドが詰ったノズルの洗浄を自動的
に行えるボンド塗布装置およびボンド塗布方法を提供す
ることを目的とする。 【構成】 可動テーブル部6を駆動して塗布ヘッドAを
基板8の上方を水平移動させながら、ノズル2からボン
ド10を吐出して基板8に塗布する。ノズル2の内部に
ボンド10が詰ったならば、塗布ヘッドAをノズル洗浄
部12の上方へ移動させ、ノズル2を容器14内の洗浄
液中に浸漬し、洗浄液を超音波振動させてノズル2を洗
浄する。洗浄済の新しいノズル2を装着した塗布ヘッド
Aは、ボンド吐出部13の上方へ移動し、洗浄液が混じ
ったボンド10を吐出したうえで、基板8に対するボン
ド塗布を再開する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チップを仮止めするた
めのボンドを基板の所定の座標位置に塗布するためのボ
ンド塗布装置およびボンド塗布方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ボンド塗布装置は、ボンドが貯溜された
シリンジを備えた塗布ヘッドを可動テーブル部により水
平移動させながら、位置決め部に位置決めされた基板の
所定座標位置にボンドを塗布するようになっている。塗
布ヘッドにはノズルが装着されており、シリンジ内のボ
ンドに気体圧を加えることにより、ボンドをノズルから
吐出させて基板に塗布するようになっている。
【0003】ボンドは粘性の大きい流体であり、ノズル
から繰り返しボンドを吐出している間に、ノズルの内部
はボンドで次第に詰り、ボンド塗布量は次第に低下して
いく。そこで従来は、ノズルを塗布ヘッドから適宜手作
業で取りはずして新たなノズルを塗布ヘッドに装着し、
この新たなノズルによるボンド塗布を再開するととも
に、取りはずされたノズルを手作業で洗浄していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
手段では、ノズルの洗浄などに作業者の多大な労力を必
要とするため、作業能率があがらず、また作業者の労働
負担も大きいという問題点があった。
【0005】そこで本発明は、ノズルの洗浄を自動的に
行えるボンド塗布装置およびボンド塗布方法を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、基
板の位置決め部の側部にノズル洗浄部を設け、このノズ
ル洗浄部を、洗浄液を貯溜する容器と、この洗浄液を振
動させる手段と、塗布ヘッドから取りはずされたノズル
を洗浄液に浸漬させた状態で支持するノズル支持部とか
ら構成したものである。
【0007】また望ましくは、塗布ヘッドの移動路の下
方に、ノズルからボンドが吐出されるボンド吐出部を設
けたものである。
【0008】
【作用】上記構成によれば、塗布ヘッドをノズル洗浄部
の上方へ移動させ、ノズルを塗布ヘッドから取りはずし
て容器内に貯溜された洗浄液に浸漬し、この洗浄液を振
動させることにより、ノズル洗浄を自動的に行える。
【0009】また新たに塗布ヘッドに装着したノズルを
ボンド吐出部の上方へ移動させ、そこでノズルから洗浄
液が混じったボンドを吐出することにより、このノズル
の内部に付着する洗浄液をボンドとともに吐出したうえ
で、基板に対するボンド塗布を再開できる。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は本発明の一実施例のボンド塗布装置の
斜視図、図2は同要部正面図、図3,図4は同ノズル着
脱方法の説明図である。図1において、Aは塗布ヘッド
であり、上部には内部にボンドを貯溜した円筒形のシリ
ンジ1が装着されている。またその下部にはノズル2が
着脱自在に装着されている。シリンジ1の上部にはチュ
ーブ3が接続されており、コンプレッサ(図外)からチ
ューブ3を通してシリンジ1内のボンドに気体圧を加え
ると、ノズル2の下端部からボンド10が吐出される。
【0011】塗布ヘッドAはアーム4に支持されてお
り、アーム4はボックス5に支持されている。またボッ
クス5は可動テーブル部6上に設置されている。したが
って可動テーブル部6が駆動すると、塗布ヘッドAはX
方向やY方向に水平移動し、また上下動作をする。7は
クランパであって、基板8を左右からクランプして位置
決めしている。塗布ヘッドAは基板8の上方を水平移動
し、基板8の所定の座標位置にボンド10を塗布する。
【0012】クランパ7の側部には台部11が設けられ
ており、台部11上にはノズル洗浄部12と箱形のボン
ド吐出部13が設けられている。図2において、ノズル
洗浄部12は容器14を主体としており、その内部には
洗浄液15が貯溜されている。容器14の内部にはノズ
ル2を支持するノズル支持部16が設けられている。塗
布ヘッドAが容器14の上方へ移動し、そこで下降動作
をするとノズル2は塗布ヘッドAから取りはずれ、ノズ
ル支持部16上に支持される。ノズル支持部16上のノ
ズル2は、洗浄液15に浸漬されており、容器12の底
部に設けられた振動部17を駆動すると洗浄液15は振
動し、ノズル2を洗浄する。ノズル2は細管状であっ
て、その内部にはボンドが付着しているが、ノズル2を
洗浄液15中に浸漬して洗浄液15を振動させると、こ
の内部のボンドは除去される。なお振動としては、超音
波振動が洗浄効果が大きい。
【0013】図3および図4はノズル2を塗布ヘッドA
に着脱するための具体的な方法を示している。21は塗
布ヘッドAの下部に設けられた内管、22は内管21に
装着された外管である。内管21と外管22の間にはス
プリング23が介装されており、そのばね力により外管
22は下方へ弾発されている。内管21の下部にはベア
リング24が配設されており、ベアリング24には外管
22の下部内面に形成されたテーパ面25が押接してい
る。ノズル2の上部には凹部26が形成されており、こ
の凹部26にベアリング24が嵌合することにより、ノ
ズル2は保持されている。27は外管22の上昇限度を
規定するストッパーである。図1において、容器14の
側面にはシリンダ30が装着されている。シリンダ30
は2本の平行なバー31を有している。シリンダ30が
作動すると、バー31は容器14の内部に突出し、また
この内部から引き込む。
【0014】図3に示すように、塗布ヘッドAが容器1
4内に突出するバー31の上方へ移動し、そこで下降す
ると、図4に示すように外管22はバー31に着地して
スプリング23のばね力に抗して押し上げられる。する
とノズル2の重量によりベアリング24は側方へ移動し
て凹部26から脱出する。するとノズル1はノズル支持
部16上に落下する。このようにしてノズル2が取りは
ずされたならば、塗布ヘッドAは上昇する。すると外管
22はスプリング23のばね力により押し下げられて元
の位置に復帰する。
【0015】続いて、ノズル2が取りはずされたシリン
ジ1は、ノズル支持部16上の洗浄済の他のノズル2の
上方へ移動する。このとき、シリンダ30のバー31は
容器14から引き込んでいる。そこで塗布ヘッドAが下
降すると、ノズル2の凹部26はベアリング24に嵌着
し、塗布ヘッドAに装着される。このようにして新たな
ノズル2が装着された塗布ヘッドAは、基板8に対する
ボンド塗布作業を再開する。ノズル2は、同一形状のも
のを複数個使用してもかまわないが、異なる形状のノズ
ル2を複数個用意しておき、基板に仮止めされる電子部
品に最適なノズルを交換してボンドを塗布するようにし
てもよい。
【0016】このボンド塗布装置は上記のように構成さ
れており、次に全体の動作を説明する。図1において、
可動テーブル部6が駆動することにより、塗布ヘッドA
は基板8の上方をX方向やY方向へ移動し、基板8の所
定の座標位置にボンド10を塗布する。繰り返しボンド
10を塗布する間に、ノズル2の内部にはボンド10が
徐々に詰り、ボンド塗布量は次第に低下する。そこで次
のようにしてノズル2の交換と洗浄を行う。
【0017】可動テーブル部6を駆動して塗布ヘッドA
をノズル洗浄部12の容器14の上方へ移動させる。そ
こで塗布ヘッドAに上下動作を行わせて、ノズル2をノ
ズル支持部16上に取りはずす。続いてシリンジ1はノ
ズル支持部16上で洗浄済のノズル2の上方へ移動し、
そこで再度上下動作を行うことにより新しいノズル2を
装着する。この新しいノズル2は、洗浄液15に浸漬さ
れて洗浄が行われたことにより、その内部には洗浄液1
5が付着している。このノズル2でそのまま基板8に対
するボンド塗布を再開すると、基板8には洗浄液15が
混じったボンド10が塗布されるという不都合を生じ
る。そこで新たなノズル2を塗布ヘッドAに装着したな
らば、この塗布ヘッドAをボンド吐出部13の上方へ移
動させ、そこで塗布ヘッドA内のボンド10に気体圧を
付与することにより、ノズル2からボンド10をボンド
吐出部13に吐出する。このボンド10は上述のように
洗浄液15が混じったものである。ボンド吐出部13に
対するボンド10の吐出は十分に行って、洗浄液15を
完全に排出することが望ましい。
【0018】次いで塗布ヘッドAは基板8の上方へ移動
し、基板8に対するボンド塗布を再開する。一方、上述
のようにノズル支持部16上に取りはずされたノズル2
は、振動部17が駆動して洗浄液15を振動させること
により洗浄される。洗浄が終了したノズル2は、塗布ヘ
ッドAが再びノズル洗浄のために到来するのを待機す
る。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ノ
ズルの洗浄を自動的に行うことができる。また新たに塗
布ヘッドに装着したノズルをボンド吐出部の上方へ移動
させ、そこでノズルからボンドを吐出することにより、
このノズルの内部に付着する洗浄液をボンドとともに吐
出したうえで、基板に対するボンド塗布を再開できる。
また本発明によれば、形状が異なるノズルを複数種類使
用することが可能なので、仮止めされる電子部品に最適
なノズルを交換しながら基板へボンドを塗布することも
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のボンド塗布装置の斜視図
【図2】本発明の一実施例のボンド塗布装置の要部正面
【図3】本発明の一実施例のボンド塗布装置のノズル着
脱方法の説明図
【図4】本発明の一実施例のボンド塗布装置のノズル着
脱方法の説明図
【符号の説明】
A 塗布ヘッド 1 シリンジ 2 ノズル 6 可動テーブル部 7 クランパ(基板の位置決め部) 8 基板 10 ボンド 12 ノズル洗浄部 13 ボンド吐出部 15 洗浄液 17 振動部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板の位置決め部と、着脱自在なノズルを
    有しかつボンドが貯溜されたシリンジを備えた塗布ヘッ
    ドと、この塗布ヘッドをこの基板の上方を移動させる可
    動テーブル部と、この位置決め部の側部に設けられたノ
    ズル洗浄部とを備え、このノズル洗浄部が、洗浄液を貯
    溜する容器と、この洗浄液を振動させる手段と、前記塗
    布ヘッドから取りはずされた前記ノズルを前記洗浄液に
    浸漬させた状態で支持するノズル支持部とから成ること
    を特徴とするボンド塗布装置。
  2. 【請求項2】前記塗布ヘッドの移動路の下方に、前記ノ
    ズルからボンドが吐出されるボンド吐出部を設けたこと
    を特徴とする請求項1記載のボンド塗布装置。
  3. 【請求項3】位置決め部に位置決めされた基板の上方を
    可動テーブル部を駆動して塗布ヘッドを移動させなが
    ら、塗布ヘッドのノズルからボンドを吐出して基板に塗
    布するようにしたボンド塗布方法であって、前記塗布ヘ
    ッドを前記位置決め部の側部に設けられたノズル洗浄部
    の上方へ移動させて、前記塗布ヘッドに装着されたノズ
    ルをこのノズル洗浄部に貯溜された洗浄液中に取りはず
    して浸漬し、その状態でこの洗浄液を振動手段で振動さ
    せることによりノズルを洗浄し、また洗浄済のノズルを
    前記塗布ヘッドに装着したうえでこの塗布ヘッドをボン
    ド吐出部の上方へ移動させ、そこで前記ノズルから洗浄
    液が混じったボンドを吐出させることにより前記ノズル
    の内部に付着した洗浄液を除去したうえで、このノズル
    による前記基板に対するボンド塗布を再開することを特
    徴とするボンド塗布方法。
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