JPH08125102A - リードフレーム - Google Patents

リードフレーム

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JPH08125102A
JPH08125102A JP28246394A JP28246394A JPH08125102A JP H08125102 A JPH08125102 A JP H08125102A JP 28246394 A JP28246394 A JP 28246394A JP 28246394 A JP28246394 A JP 28246394A JP H08125102 A JPH08125102 A JP H08125102A
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lead
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inner lead
wire bonding
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JP28246394A
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Chikao Ikenaga
知加雄 池永
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
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    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/481Disposition
    • H01L2224/48151Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
    • H01L2224/48221Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
    • H01L2224/48245Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being metallic
    • H01L2224/48247Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being metallic connecting the wire to a bond pad of the item

Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体装置の高密度化、高機能化に伴う、リ
ードフレームの多ピン化が進む中、インナーリード先端
部の小ピッチ化、微細化に対応でき、且つ、後工程にも
対応できるリードフレームを提供する 【構成】 樹脂封止型半導体装置等に用いられるリード
フレームであって、インナーリード先端のワイヤボンデ
イング領域において、インナーリードのワイヤボンデイ
ング面側(表面側)の平坦部はインナーリード形状に沿
った形状の平坦部であり、インナーリードのワイヤボン
デイング面に対向する面側(裏面側)の平坦部は、2ケ
以上のワイヤボンデイング面側の平坦部幅より狭いイン
ナーリード形状に沿った形状の狭幅平坦部と少なくとも
1ケ以上の該狭幅平坦部より広い幅の平坦部である広幅
平坦部とからなり、且つ、狭幅平坦部同士は広幅平坦部
を介して連結されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,ICやLSIなど半導
体装置に用いられるリードフレームに関し、特に、多ピ
ン化に対応できるリードフレームに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より用いられている樹脂封止型の半
導体装置(プラスチックリードフレームパッケージ)
は、一般に図4に示されるような構造であり、半導体装
置40は、半導体素子を42%ニッケル−鉄合金等から
なるリードフレームに搭載した後に、樹脂45により封
止してパッケージとしたもので、半導体素子41の電極
パッド46に対応できる数のインナーリード43を必要
とするものである。そして、半導体素子41を搭載する
ダイパッド部42や周囲の回路との電気的接続を行うた
めのアウターリード部44、アウターリード部44に一
体となったインナーリード部43、該インナーリード部
43の先端部と半導体素子41の電極パッド46とを電
気的に接続するためのワイヤ47、半導体素子41を封
止して外界からの応力、汚染から守る樹脂45等からな
っている。このようなリードフレームを利用した樹脂封
止型の半導体装置(プラスチックリードフレームパッケ
ージ)においても、電子機器の軽薄短小化の時流と半導
体素子の高集積化に伴い、小型薄型化かつ電極端子の増
大化が顕著で、その結果、樹脂封止型半導体装置、特に
QFP(Quad Flat Package)及びT
QFP(Thin Quad Flat Packag
e)等では、リードの多ピン化が著しくなってきた。上
記の半導体装置に用いられるリードフレームは、微細な
ものはフオトリソグラフイー技術を用いたエッチング加
工方法により作製され、微細でないものはプレスによる
加工方法による作製されるのが一般的であったが、この
ような半導体装置の多ピン化(多端子化)に伴い、リー
ドフレームにおいても、インナーリード部先端の微細化
が進み、微細なものに対しては、プレスによる打ち抜き
加工によらず、当初はリードフレーム部材の板厚が0.
25mm程度のものを用い、エッチング加工で対応して
きた。このエッチング加工方法の工程について以下、図
5に基づいて簡単に述べておく。先ず、銅合金もしくは
42%ニッケル−鉄合金からなるリードフレーム素材5
1を十分洗浄(図5(a))した後、フオトレジスト5
2を該リードフレーム素材51の両表面に均一に塗布す
る。((図5(b)) 次いで、所定のパターンが形成されたマスクを介してフ
オトレジスト部を露光した後、所定の現像液で該フオト
レジストを現像し(図5(c))てレジストパターン5
3を形成し、硬膜処理、洗浄処理等を必要に応じて行
い、エッチング液にて腐蝕し、リードフレーム素材51
を所定の寸法形状に貫通させる。(図5(d)の
(イ)) 次いで、レジスト膜を剥膜処理し(図5(e)の
(イ))、洗浄後、所望のリードフレームを得て、エッ
チング加工工程を終了する。このように、エッチング加
工等によって作製されたリードフレームは、更に、所定
のエリアに銀メッキ等が施される。次いで、洗浄、乾燥
等の処理を経て、インナーリード部を固定用の接着剤付
きポリイミドテープにてテーピング処理したり、必要に
応じて所定の量タブ吊りバーを曲げ加工し、ダイパッド
部をダウンセットする処理を行う。しかし、上記リード
フレームのエッチング加工方法においては、エッチング
液による腐蝕は被加工板の板厚方向の他に板幅(面)方
向にも進むため、その微細化加工にも限度があるのが一
般的で、図5に示すように、リードフレーム素材の両面
からエッチングするため、ラインアンドスペース形状の
場合、ライン間隔の加工限度幅は、板厚の50〜100
%程度と言われている。又、リードフレームの後工程等
のアウターリードの強度を考えた場合、一般的には、そ
の板厚は約0.125mm以上必要とされている。この
為、図5に示すようなエッチング加工方法の場合、リー
ドフレームの板厚を0.15mm〜0.125mm程度
まで薄くすることにより、ワイヤボンデイングのための
平坦幅を確保してきた。即ち、0.165mmピッチ程
度の微細なインナーリード部先端のエッチングによる加
工により少なくとも70〜80μmの平坦巾を達成して
きたが、これが限度とされていた。
【0003】しかしながら、近年、樹脂封止型半導体装
置は、小パッケージでは、電極端子であるインナーリー
ドのピッチが0.165mmピッチを経て、既に0.1
5〜0.13mmピッチまでの狭ピッチ化要求がでてき
た事と、エッチング加工において、リード部材の板厚を
薄した場合には、アセンブリ工程や実装工程といった後
工程におけるアウターリードの強度確保が難しいという
点から、単にリード部材の板厚を薄くしてエッチング加
工を行う方法にも限界が出てきた。
【0004】これに対応して、リードフレーム素材をワ
イヤボンデイング面(表面)と反対側の面(裏面)側か
ら大きくエッチングを行い、ワイヤボンデイング面の平
坦部の巾確保とインナーリード間隔を十分に確保する方
法が採られてきた。この方法は、図5に示すエッチング
加工方法のエッチング工程図5(d)において、裏面か
らのエッチング量を表面(ワイヤボンデイング面)から
のエッチング量に比べ大きくし、図5(d)の(ロ)の
ような断面形状に、リードフレームを加工したものであ
る。図5(d)において、表面(ワイヤボンデイング
面)からのエッチング量に比べて、裏面からのエッチン
グ量を次第に大きくして、リードフレームを加工する
と、その断面形状は、順に、図5(d)に示す(イ)か
ら、(ロ)へと変化するが、同時に、リード間隔も広く
なっていく。このことは、図3に示すように、リードの
ピッチをPa、Pb、Pcと次第に小としても、裏面か
らのエッチング量を次第に大きくすることにより、同じ
板厚において、リード間隔Wを確保することができるこ
とを示している。即ち、この方法によれば、リードフレ
ーム全体の板厚をアウターリードの強度を確保できる板
厚にしたまま、微細化が行え、且つ、ワイヤボンデイン
グ面(表面)の平坦巾を確保できることを意味してい
る。図6は、この方法によって得られるリードフレーム
のインナーリード先端部の形状を示すものであり、図6
(a)はボンデイング面(表面)側からみた図で、図6
(b)はボンデイング面(表面)に対向する面(裏面)
側からみた図である。図6において、インナーリード先
端部60を異なる位置であるE1−E2、F1−F2、
G1−G2での断面はほぼ同じ形状であり、ボンデイン
グ面(表面)側の平坦幅W1は裏面平坦幅W2よりも大
きくなっている。尚、エッチング量については、エッチ
ング液を噴射するスプレー圧やエッチング時間、エッチ
ング液組成、等の調整の他、図5(c)において、ワイ
ヤボンデイング面(表面)と反対側の面である裏面を形
成するためのレジストパターンを、ワイヤボンデイング
面(表面)を形成するためのレジストパターンより巾を
狭くすることによっても多少は調整はできる。しかしな
がら、この方法により作製されたリードフレームのイン
ナーリード先端部の断面形状は、裏面からのエッチング
量が大となるにしたがい、図3(b)から図3(c)に
示されるように裏面平坦幅が小となる為、裏面平坦幅が
十分広くとれず、図7に示すように、ワイヤボンデイン
グ作業の際、ヒートブロック73に固定されワイヤ72
がインナーリード71と結線されるが、裏面平坦部の幅
が狭い程不安定となり、インナーリードが倒れる(以
降、倒れることを転びと言う。)という問題がでて来
た。即ち、多ピン化に対応し、インナーリードピッチを
小さくした微細化加工はできるが、ボンデイング作業に
おいてインナーリードの転びが発生し問題となってい
た。通常、裏面のインナーリードの平坦部の巾は、ワイ
ヤーボンデイングに必要な最少巾と思われる70〜80
μm程度の巾の60〜70%程度必要だとされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、半導体装
置の高密度化、高機能化に伴い、リードフレームの多ピ
ン化が進む中、リードフレームのインナーリードの小ピ
ッチ化、微細化に対応できて、且つ、アセンブリ工程や
実装工程等の後工程におけるアウターリード等の強度の
確保ができ、且つ、ボンデイング作業においても、イン
ナーリードの転びの問題のないリードフレームが求めら
れていた。本発明は、このような状況のもと、リードフ
レームの多ピン化要求に対し、インナーリード先端部の
小ピッチ化、微細化に対応でき、且つ、後工程にも対応
できるリードフレームを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のリードフレーム
は、樹脂封止型半導体装置等に用いられるリードフレー
ムであって、インナーリード先端のワイヤボンデイング
領域において、インナーリードのワイヤボンデイング面
側(表面側)の平坦部はインナーリード形状に沿った形
状の平坦部であり、インナーリードのワイヤボンデイン
グ面に対向する面側(裏面側)の平坦部は、2ケ以上の
ワイヤボンデイング面側の平坦部幅より狭いインナーリ
ード形状に沿った形状の狭幅平坦部と少なくとも1ケ以
上の該狭幅平坦部より広い幅の平坦部である広幅平坦部
とからなり、且つ、狭幅平坦部同士は広幅平坦部を介し
て連結されていることを特徴とするものである。そして
また、上記において、板厚が約0.125mm以上であ
ることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明のリードフレームは、上記のような構成
にすることにより、リードフレームの多ピン化、即ちイ
ンナーリードの狭ピッチ化(微細化)に対応できるとと
もに、ワイヤボンデイング工程における転びの発生をな
いものとしており、且つ、アセンブリ工程や実装工程等
の後工程におけるアウターリード等の強度の確保ができ
るものとしている。詳しくは、ボンデイング面(表面)
と対向する裏面に狭幅平坦部を設けることにより、エッ
チング加工にて作成する際に、微細加工を可能にしてお
り、該ボンデイング面(表面)と対向する面(裏面)に
広幅平坦部を少なくとも1箇所に設けていることによ
り、ワイヤボンデイング時には転びの発生のない構造と
している。又、リードフレームの板厚を約0.125m
m以上とすることにより、アセンブリ工程等の後工程に
耐える強度としている。本発明のリードフレームは、ア
センブリ工程や実装工程等の後工程におけるアウターリ
ードの強度を考えた場合、一般的には、その板厚は約
0.125mm以上必要とされている為、特に、板厚が
約0.125mm以上のもので一層の多ピン化対応が必
要なもの、即ち、インナーリードの一層の微細加工が必
要なものに有効である。
【0008】
【実施例】本発明のリードフレームの実施例1を挙げ、
以下、図に基づいて本発明を説明する。図1は、実施例
1のリードフレームの要部であるワイヤボンデイング領
域を含むインナーリード先端部の形状を示すものであ
る。図1(a)はワイヤボンデイング面(表面)側から
見た平面図で、図1(b)はワイヤボンデイング面(表
面)と対向する面(裏面)から見た平面図であり、黒部
は平坦部を表す。図1(c)(イ)、図1(c)
(ロ)、はそれぞれA1−A2、B1−B2、における
断面形状を表したものである。図1中、10はイナーリ
ード先端部、11は表面平坦部、12は狭幅平坦部、1
3は広幅平坦部、14はクランプ用平坦部である。実施
例1のリードフレームは、42%ニッケル−鉄合金から
なる厚さ0.125mmの薄板をリードフレーム素材と
したもので、インナーリードピッチ0.15mmで、ワ
イヤボンデイング面(表面)には平坦幅80μmの表面
平坦部11を設け、ワイヤボンデイング面に対向する面
(裏面)には平坦幅30μの狭幅平坦部12とワイヤボ
ンデイング領域に1箇所菱形の広い幅の広幅平坦部13
とを設けている。広幅平坦部13の最大幅は略70μm
である。図1(b)に示すように、本実施例リードフレ
ームのインナーリード先端部10の狭幅平坦部12は表
側の平坦部11に比べ、広幅平坦部13を除き狭く形成
されており、且つ、広幅平坦部13は隣接するンインナ
ーリード間では互いに異なる位置に設けられていること
により、エッチング加工にて作製する際には、図6に示
す従来のリードフレームに比べ、インナーリード間隙I
D1を広くとれ、インナーリードピッチIP1を狭くと
れる構造となっている。裏面の広幅平坦部13はワイヤ
ボンデイング領域15に設けられており、ワイヤボンデ
イングする際には、広幅部平坦13により、インナーリ
ードの転びが発生しずらい構造となっている。また、本
実施例リードフレームの場合、ボンデイングする際のイ
ンナーリードをクランプする位置に、楕円状の広幅のク
ランプ用平坦部14を設けていることにより、ボンデイ
ング作業性の良いものとしている。
【0009】次いで、本発明のリードフレームの実施例
2を図2に挙げ、説明する。図2は、実施例2のリード
フレームの要部であるワイヤボンデイング領域を含むイ
ンナーリード先端部の形状を示すものである。図2
(a)はワイヤボンデイング面(表面)側から見た平面
図で、図2(b)はワイヤボンデイング面(表面)と対
向する面(裏面)から見た平面図であり、黒部は平坦部
を表す。図2(c)(イ)、図2(c)(ロ)、はそれ
ぞれC1−C2、D1−D2、における断面形状を表し
たものである。図2中、20はイナーリード先端部、2
1は表面平坦部、22は狭幅平坦部、23は広幅平坦
部、24はクランプ用平坦部である。実施例2のリード
フレームは、Cu材からなる厚さ0.15mmの薄板を
リードフレーム素材としたもので、インナーリードピッ
チ0.17mmで、ワイヤボンデイング面(表面)には
平坦幅90μmの表面平坦部21を設け、ワイヤボンデ
イング面に対向する面(裏面)には平坦幅30μの狭幅
平坦部22とワイヤボンデイング領域に1箇所円形の広
い幅の広幅平坦部23とを設けている。広幅平坦部23
の最大幅は略80μmである。本実施例の場合は、実施
例1の菱形の広幅平坦部13に代え、円形の広幅平坦部
23を設けたものであり、C1−C2、D1−D2にお
ける断面形状は、実施例1におけるA1−A2、B1−
B2、における断面形状とほぼ同じ形状となる。本実施
例の場合も裏面の広幅平坦部23を除く、狭幅平坦部2
2は、表面平坦部21より狭くなっており、且つ、広幅
平坦部23は隣接するンインナーリード間では互いに異
なる位置に設けられていることにより、エッチング加工
にて作製する際には、図6に示す従来のリードフレーム
に比べ、インナーリード間隙ID2を広くとれ、インナ
ーリードピッチIP2を狭くとれる構造となっている。
また、本実施例リードフレームの場合も、実施例1と同
様、ボンデイング領域25に広幅平坦部23を設けてお
り、インナーリードの転びの少ない構造としており、ボ
ンデイングする際、インナーリードをクランプする位置
に、楕円状の広幅のクランプ用平坦部24を設けている
ことにより、ボンデイング作業性の良いものとしてい
る。
【0010】次に、実施例1のリードフレームの製造方
法について、図5に沿って簡単に説明する。先ず、42
%ニッケル−鉄合金からなる厚さ0.125mmの薄板
(リードフレーム素材51)を十分洗浄(図5(a))
した後、重クロム酸カリウムを感光材とした水溶性カゼ
インレジスト等のフオトレジスト52を該薄板の両表面
に均一に塗布した。((図5(b)) 次いで、所定のパターンが形成されたマスクを介して高
圧水銀灯でレジスト部を露光した後、所定の現像液で該
感光性レジストを現像し(図5(c))てレジストパタ
ーン53を形成した。レジストパターンを形成するため
のパターン版としては、形成するリードフレーム形状に
合わせたものを使用した。この後、硬膜処理、洗浄処理
等を行い、塩化第二鉄水溶液を主たる成分とするエッチ
ング液にて、スプレイにて該薄板(リードフレーム素材
51)に吹き付け所定の寸法形状にエッチングし、貫通
させた。(図5(d)(ロ)) この際、裏面側からエッチングスプレイ圧を、表面側か
らのスプレイ圧に比べ高くして、表面側に比べ、裏面側
からのエッチングレートを上げて行った。また、エッチ
ング液としては、液温57°C、比重48ボーメの塩化
第二鉄溶液を用いた。次いで、レジスト膜をアルカリ液
により剥膜処理し(図5(e)(ロ))、洗浄後、所望
のリードフレームを得た。実施例2のリードフレームの
製造方法も基本的には上記製造方法と同じである。
【0011】
【発明の効果】本発明は、上記のように、リードフレー
ムの多ピン化要求に伴う、インナーリード先端部の小ピ
ッチ化、微細化に対応でき、且つ、アセンブリ工程や実
装工程等の後工程にも対応できるリードフレームを提供
を可能にするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のリードフレームの要部概略図
【図2】実施例2のリードフレームの要部概略図
【図3】多ピン化に対応できるインナーリード断面形状
を説明するための図
【図4】半導体装置図
【図5】リードフレームの製造工程図
【図6】従来のリードフレームのインナーリード先端部
形状を説明するための図
【図7】ボンデイング工程を説明するための図
【符号の説明】
10、20 インナーリード先端部 11、21 表面平坦部 12、22 狭幅平坦部 13、23 広幅平坦部 14、24 クランプ用平坦部 15、25 ワイヤボンデイング領域 ID1、ID2 インナーリード間隙 IP1、IP2 インナーリードピッチ IE1、IE2 インナーリード先端側 Wh ワイヤボンデイング面(表
面)平坦幅 Wa、Wb、Wc 狭狭幅坦幅 Pa、Pb、Pc リードピッチ W リード間隔 40 半導体装置 41 半導体素子 42 ダイパッド部 43 インナーリード 44 アウターリード部 45 樹脂 46 電極パッド 47 ワイヤ 51 リードフレーム素材 52 フオトレジスト 53 レジストパターン 54 インナーリード 60 インナーリード先端部 W1 ボンデイング面側の平坦幅 W2 裏面平坦幅 71 インナーリード 72 ワイヤ 73 ヒートブロック

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂封止型半導体装置等に用いられるリ
    ードフレームであって、インナーリード先端のワイヤボ
    ンデイング領域において、インナーリードのワイヤボン
    デイング面側の平坦部はインナーリード形状に沿った形
    状の平坦部であり、インナーリードのワイヤボンデイン
    グ面に対向する面側の平坦部は、2ケ以上のワイヤボン
    デイング面側の平坦部幅より狭いインナーリード形状に
    沿った形状の狭幅平坦部と少なくとも1ケ以上の該狭幅
    平坦部より広い幅の平坦部である広幅平坦部とからな
    り、且つ、狭幅平坦部同士は広幅平坦部を介して連結さ
    れていることを特徴とするリードフレーム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の広幅部の形状が円、楕
    円、ないし菱形であることを特徴とするリードフレー
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項1ないし2記載において、板厚が
    約0.125mm以上であることを特徴とするリードフ
    レーム。
JP28246394A 1994-10-24 1994-10-24 リードフレーム Withdrawn JPH08125102A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5786639A (en) * 1997-01-09 1998-07-28 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Wiring member and lead frame having the same
WO2001020669A3 (en) * 1999-09-16 2001-10-04 Koninkl Philips Electronics Nv Use of additional bonding finger rows to improve wire bond density

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