JPH08124500A - 陰極線管用電子銃構体 - Google Patents

陰極線管用電子銃構体

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JPH08124500A
JPH08124500A JP25666394A JP25666394A JPH08124500A JP H08124500 A JPH08124500 A JP H08124500A JP 25666394 A JP25666394 A JP 25666394A JP 25666394 A JP25666394 A JP 25666394A JP H08124500 A JPH08124500 A JP H08124500A
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JP
Japan
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grid
cathode
electron gun
ray tube
heater
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JP25666394A
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English (en)
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Hiroshi Nakamura
弘史 中村
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヒータ通電初期におけるバックラスターの発
生を抑制できる陰極線管用電子銃構体を提供する。 【構成】 第2グリッドG2と第1グリッドG1とが所
定間隔をおいて設けられ、G1リング65が第1グリッ
ドG1の外周に装着されている。第1グリッドG1は熱
膨張率16.4×10-6のNMH材を用いて形成してあ
り、G1リング65は熱膨張率7.9×10-6のニッケ
ル合金を用いて形成してある。ニッケル合金は重量率が
42%であり、組成式Ni0.42Fe0.58で示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、陰極線管用電子銃構体
に関し、さらに詳しくは第1グリッド(G1)固定用の
G1リングの材質に特徴を有する陰極線管用電子銃構体
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、トリニトロン方式のカラーCR
T用電子銃では、第1グリッドG1はG1リングを介し
てビードガラスに固定してある。従来では、第1グリッ
ドG1とG1リングとは、同一材質の例えば熱膨張率1
6.4×10-6のNMH材などを用いて形成してある。
このような、カラーCRT用電子銃では、ヒータに通電
すると、ヒータからの熱によって電子銃を構成する電極
部品が膨張する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
カラーCRT用電子銃では、第1グリッドG1とG1リ
ングとを同一の材質を用いて形成しているため、ヒータ
に通電すると、第1グリッドG1とG1リングとは熱変
形により同程度の膨張を起こす。このとき、特にカップ
状の第1グリッドG1では、第1グリッドG1が第2グ
リッドG2に向かっても熱膨張を起こす。その結果、カ
ソードと第1グリッドG1との間隔(dgk)が、ヒー
タ通電初期において、ヒータの通電前に比べて広くなっ
てしまう。
【0004】このように、間隔dgkが広くなると、カ
ソードカットオフ電圧Ekcoが高くなる。図6は従来
のカラーCRT用電子銃の電圧Ekcoのドリフト特性
を示すグラフである。図6において横軸は時間(秒)を
示し、縦軸はEkcoの変化率(%)を示す。また、
「○」を用いてプロットした折れ線80は陰極構体44
Rに関するEkcoの特性を示し、「×」を用いてプロ
ットした折れ線81は陰極構体44Gに関するEkco
の特性を示し、「△」を用いてプロットした折れ線82
は陰極構体44Bに関するEkcoの特性を示す。
【0005】図6に示すように、ヒータ通電開始から3
00秒程度の通電開始初期においては、ヒータ通電開始
前に比べて間隔dgkが広がることから、陰極構体44
RのEkcoのドリフト特性は、約107%の高い変化
率から約100%の変化率まで変化しながら平衡状態に
達している。また、陰極構体44G,44BのEkco
のドリフト特性は、約103%の変化率から約99%の
変化率に変化しながら平衡状態に達している。
【0006】このように、間隔dgkが広くなり、Ek
coが高くなると、ヒータ通電開始から充分にウォーミ
ングアップされた後において調整されたカソード電流I
kは、冷却状態から再度、ヒータに通電を行ったとき
に、設定値よりも大きくなる。その結果、バックラスタ
ーが浮いてしまうという不具合が生じていた。また、間
隔dgkが広くなり、ヒータ通電開始初期のIk値が著
しく大きくなると、ABL安全回路が作動してしまい、
画面が消えるシャットダウンと呼ばれる不具合を起こし
ていた。
【0007】本発明は、上述した従来技術の問題に鑑み
てなされ、ヒータ通電開始初期におけるバックラスター
の発生を抑制し、シャットダウン現象などの発生を回避
できる陰極線管用電子銃構体を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した従来技術の問題
を解決し、上述した目的を達成するために、本発明の陰
極線管用電子銃構体は、絶縁性の陰極保持手段と、前記
第1グリッド(G1)を構成する第1の部材に比べて小
さい熱膨張率の第2の部材を用いて構成され、前記第1
グリッド(G1)の外周に装着され、前記陰極保持手段
の所定の位置に固定されるG1保持手段とを有する。
【0009】また、本発明の陰極線管用電子銃構体は、
好ましくは、前記第2の部材は、組成式がNix 1-X
で示されるニッケル合金であり、ここで、Xは重量率を
示し、0<X≦1を満たし、AはFe、Cr、Mn、ま
たは、Moである。
【0010】さらに、本発明の陰極線管用電子銃構体
は、好ましくは、前記第2の部材は、組成式がNi0.42
Fe0.58で示されるニッケル合金である。
【0011】
【作用】陰極に通電が開始されると、第1グリッド(G
1)およびG1保持手段が加熱され熱平衡状態に達す
る。このように第1グリッド(G1)およびG1保持手
段が熱平衡状態に達する過程において、G1保持手段を
構成する第2の部材の熱膨張率が第1グリッド(G1)
を構成する第1の部材の熱膨張率より小さいことから、
G1保持手段が外側に向かって膨張する量はG1グリッ
ドが外側に向かって膨張する量に比べて小さい。そのた
め、G1保持手段が第1グリッド(G1)を徐々に締め
つけるバイメタルの作用が働き、加熱による第1グリッ
ド(G1)の熱変形が抑制される。その結果、第1グリ
ッド(G1)と陰極との距離は一定に保たれ、陰極通電
開始初期において、カソードカットオフ電圧Ekcoが
高くなることが効果的に抑制される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の陰極線管用電子銃構体の一実
施例について説明する。第1実施例 図1は、本実施例に係わる陰極線管用電子銃構体の第1
グリッドおよびG1保持手段としのG1リングを説明す
るための図であり、(A)は正面図、(B)は側面図で
ある。図2は、本実施例に係わる陰極線管用電子銃を説
明するための図であり、(A)は斜視図、(B)は側面
図である。図3は、陰極線管(CRT)の概念図であ
る。
【0013】先ず、陰極管(CRT)の全体構成につい
て説明する。図3に示すように、CRT20は、パネル
ガラス22とファンネルガラス24とを有し、これがフ
リットガラス26で融着され、内部が高真空に維持され
ている。ファンネルガラス24のネック部28に、電子
銃30が内蔵してある。パネルガラス22の内面には、
蛍光面32が形成してあり、その背面にアパーチャグリ
ル34が装着してある。また、ネック部28の外周に
は、偏向ヨーク36が装着してあり、電子銃30から放
出・制御・加速・集束された3本の電子ビームは、偏向
ヨーク36によって偏向されることにより、蛍光面32
の全面を走査するようになっている。
【0014】図2に示すように、電子銃30は、赤
(R)、緑(G)および青(B)用の3本の陰極の前部
に、第1グリッドG1、第2グリッドG2、第3グリッ
ドG3、第4グリッドG4、第5グリッドG5、第6グ
リッドG6および第7グリッドG7が、この順で陰極保
持手段としてのビードガラス67に対して、その長手方
向に沿って所定間隔で固定してある。
【0015】第1グリッドG1および第2グリッドG2
は、それぞれ制御電極と加速電極であり、例えば0Vと
300Vの電圧がそれぞれ印加される。第3グリッドG
3、第4グリッドG4および第5グリッドG5は、収束
用電極であり、第3グリッドG3および第5グリッドG
5には、約27KVが印加され、第4グリッドG4に
は、約8〜9KVの可変電圧が印加される。第6グリッ
ドG6および第7グリッドG7は、偏向板を構成する平
板状のコンバージェンス用電極であり、第6グリッドG
6には、24〜25KVの電圧が印加され、第7グリッ
ドG7には、27KVの電圧が印加される。
【0016】この電子銃30の先端に設けられた偏向板
を構成するコンバージェンス用の第6グリッドG6およ
び第7グリッドG7に電位差を与え、それによりつくら
れる電界で、RBGの各電子ビームを、CRTの蛍光面
上でコンバージェンスさせている。この平板状の第6グ
リッドG6および第7グリッドG7のうち、第6グリッ
ドG6に印加される比較的低い側の電圧は、電子銃30
に付属した内部分割抵抗8は、例えばセラミックにガラ
スコートしてあるIBRなどで構成される。この構造で
は、外部からコンバージェンス用電圧を印加する必要が
なく、テレビセットとしては、比較的簡単なセットにす
ることができるという利点がある。
【0017】図1に示すように、電子銃30は、例え
ば、陰極構体(カソード)組立体40と、図2に示すグ
リッドG1〜G7とで構成される。本実施例の陰極構体
組立体40は、3本の陰極構体44R,44G,44B
を有する。各陰極構体44R,44G,44Bには、そ
の先端に、加熱されることにより熱電子を発生する電子
放射物質を有する多孔質気体金属(BM)46が装着し
てある。陰極構体44R,44G,44Bは、スリーブ
45の先端に多孔質気体金属46が溶接されることによ
り製造される。
【0018】各陰極構体44R,44G,44Bは、絶
縁性ディスク48に形成された3つの開口部50内をそ
れぞれ挿通するように配置される。絶縁性ディスク48
は、例えばセラミック製ディスクで構成される。セラミ
ックとしては、例えばフォルステライト、ステアタイ
ト、アルミナなどを用いることができる。
【0019】各陰極構体44R,44G,44Bの後端
側外周には、金属細線を例えばV字形状に曲折してある
一対のVタブ52,54の一端がそれぞれ溶接してあ
る。Vタブ52,54の他端は、それぞれ絶縁性ディス
ク48の背面に固定してある3対の金属ピン56,58
に対して溶接などで接続してある。金属ピン56,58
は、絶縁性ディスク48に対してガラスなどにより融着
固定してある。3対の金属ピン56,58以外に、一対
のヒータレスト60を固定するための4本のヒータレス
ト固定用金属ピン62が、金属ピン56,58と同様な
手段で融着固定してある。これらのヒータレスト固定用
金属ピン62に対して、ヒータレスト60が溶接される
ことにより、ヒータレスト60が絶縁性ディスク48に
対して固定される。ヒータレスト60には、陰極構体4
4R,44G,44Bの内部に装着されたヒータ61の
電源端子がそれぞれ接続される。すなわち、ヒータリー
ド66からヒータレスト60に対して、所定の電圧を印
加することで、各陰極構体44R,44G,44Bの内
部に装着されたヒータ61が加熱される。尚、67はイ
ンナーピンを示す。
【0020】図1(A),(B)に示すように、陰極構
体44R,44G,44Bの多孔質気体金属46から所
定の距離だけ隔てた位置に、カップ状の第1グリッドG
1が設けてある。第1グリッドG1の端部は、その周囲
に位置するG1リング65によって絶縁性ディスク48
の外周に向かって押圧され、固定されている。本実施例
では、G1リング65の内径は例えばφ16.10mm
である。また、第1グリッドG1から所定の距離だけ隔
てた位置に第2グリッドG2が設けてある。
【0021】本実施例に係わる陰極線管用電子銃構体で
は、第1グリッドG1は熱膨張率16.4×10-6のN
MH材を用いて形成してあり、G1リング65は熱膨張
率7.9×10-6のニッケル合金を用いて形成してあ
る。このニッケル合金は、例えば、ニッケルNiの重量
率が42%であり、組成式Ni0.42Fe0.58で示され
る。
【0022】尚、本実施例のニッケル合金は、NMH材
に比べて熱膨張率の低い材質であれば、上述した組成式
Ni0.42Fe0.58の他、組成式Nix 1-X で示される
ものでもよい。ここで、Xは重量率を示し、0<X≦1
を満たし、Aは、Fe、Cr、Mn、または、Moであ
る。
【0023】図4は、本実施例のカラーCRT用電子銃
の電圧Ekcoのドリフト特性を示すグラフである。図
4において横軸は時間(秒)を示し、縦軸はEkcoの
変化率(%)を示す。また、「○」を用いてプロットし
た折れ線80は陰極構体44Rに関するEkcoの特性
を示し、「×」を用いてプロットした折れ線81は陰極
構体44Gに関するEkcoの特性を示し、「△」を用
いてプロットした折れ線82は陰極構体44Bに関する
Ekcoの特性を示す。
【0024】図4に示すように、ヒータ通電開始から3
00秒程度の通電開始初期においては、陰極構体44R
のEkcoは約96〜98%の変化率で変化し、陰極構
体44G,44BのEkcoは約93〜96%の変化率
で変化している。また、ヒータ通電開始から約300〜
600秒では、陰極構体44R,44G,44BのEk
coは約96〜100%の変化率で変化している。
【0025】このように、本実施例の陰極線管用電子銃
構体によれば、図6に示した従来の陰極線管用電子銃構
体のようにヒータ通電開始初期においてEkcoが高く
なることを回避できる。これは、本実施例に係わる陰極
線管用電子銃構体では、第1グリッドG1を取り巻くよ
うに形成してあるG1リング65が組成式Ni0.42Fe
0.58で示されるニッケル合金を用いて形成してあること
から、ヒータ61に通電を開始した後、熱平衡状態にな
るまでに、G1リング65がバイメタルの作用によって
第1グリッドG1を締めつけるためである。
【0026】すなわち、ヒータ61に通電を開始してか
ら約300秒経過すると、第1グリッドG1とG1リン
グ65とは熱平衡状態に達するが、熱膨張率7.9×1
-6のG1リング65が外側へ向かって熱膨張する量
は、熱膨張率16.4×10-6の第1グリッドG1が外
側へ向かって熱膨張しようとする量の約半分程度とな
る。そのため、第1グリッドG1は、バイメタルの作用
により、G1リング65によって徐々に締めつけられ
る。その結果、熱膨張による第1グリッドG1の変化が
抑制され、第1グリッドG1と陰極構体44R,44
G,44Bとの間隔(dgk)は、ヒータ61の通電開
始から第1グリッドG1が熱平衡状態に達する300秒
までの間に、安定して保たれる。
【0027】その後、ヒータ61に通電を開始した後、
約300秒〜600秒までは、第2グリッドG2の第1
グリッドG1側への伸長が支配的になり、Ekco特性
は変化率が高くなるように変化し、最終的な熱平衡状態
に達する。このとき、Ikは、ヒータ61に通電を開始
した後、充分にウォーミングアップされた後において、
調整されたIk値を越えることはなく、画面上でのバッ
クラスターの浮きが抑制される。また、これによってシ
ャットダウン現象も回避される。
【0028】第2実施例 本実施例に係わる陰極線管用電子銃構体は、図1〜3を
参照しながら説明した第1実施例に係わる陰極線管用電
子銃構体と基本的に同じ構成であるが、図1(A),
(B)に示すG1リング65の内径が第1実施例におけ
るφ16.10mmより0.05mm小さいφ16.0
5mmである点が第1実施例と異なる。本実施例の陰極
線管用電子銃構体によれば、G1リング65の内径を
0.05mm小さくしたことで、G1リング65による
第1グリッドG1の保持がより強固になる。
【0029】図5は本実施例のカラーCRT用電子銃の
電圧Ekcoのドリフト特性を示すグラフである。図5
において横軸は時間(秒)を示し、縦軸はEkcoの変
化率(%)を示す。また、「□」を用いてプロットした
折れ線86は陰極構体44Rに関するEkcoの特性を
示し、「△」を用いてプロットした折れ線87は陰極構
体44Gに関するEkcoの特性を示し、「×」を用い
てプロットした折れ線88は陰極構体44Bに関するE
kcoの特性を示す。図5に示すように、ヒータ通電開
始から300秒程度の通電開始初期においては、陰極構
体44RのEkcoは約98%〜101%付近において
比較的安定しており、陰極構体44GのEkcoは約9
7〜100%付近において比較的安定しており、陰極構
体44BEkcoは約96〜98%付近において比較的
安定している。
【0030】そのため、本実施例の陰極線管用電子銃構
体によれば、カソード電流Ikは、ヒータ61に通電を
開始した後、充分にウォーミングアップされた後におい
て、調整されたIk値を越えることはなく、画面上での
バックラスターの浮きが第1実施例における場合に比べ
てさらに安定して抑制される。
【0031】
【発明の効果】本発明の陰極線管用電子銃構体によれ
ば、ヒータ通電開始後、充分にウォーミングアップされ
た後において調整されたカソード電流Ikが設定値を越
えることを効果的に抑制できる。その結果、画面上ので
もバックラスターの浮きを抑制でき、これによってシャ
ットダウン現象も回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係わる陰極線管用電子銃
構体の第1グリッドおよびG1リングを説明するための
図であり、(A)は正面図、(B)は側面図である。
【図2】第1実施例に係わる陰極線管用電子銃を説明す
るための図であり、(A)は斜視図、(B)は側面図で
ある。
【図3】陰極線管(CRT)の概念図である。
【図4】第1実施例のカラーCRT用電子銃の電圧Ek
coのドリフト特性を示すグラフである。
【図5】本発明の第2実施例のカラーCRT用電子銃の
電圧Ekcoのドリフト特性を示すグラフである。
【図6】従来のカラーCRT用電子銃の電圧Ekcoの
ドリフト特性を示すグラフである。
【符号の説明】
G1・・・第1グリッド G2・・・第2グリッド 44R,44G,44B・・・陰極構体 45・・・スリーブ 46・・・多孔質気体金属 48・・・絶縁性ディスク 65・・・G1リング 67・・・ビードガラス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子を放出する陰極の前部に、少なくとも
    制御電極である第1グリッド(G1)を含む複数の電極
    が設けられた陰極線管用電子銃構体であって、 絶縁性の陰極保持手段と、 前記第1グリッド(G1)を構成する第1の部材に比べ
    て小さい熱膨張率の第2の部材を用いて構成され、前記
    第1グリッド(G1)の外周に装着され、前記陰極保持
    手段の所定の位置に固定されるG1保持手段とを有する
    陰極線管用電子銃構体。
  2. 【請求項2】前記第2の部材は、組成式がNix 1-X
    で示されるニッケル合金であり、 ここで、Xは重量率を示し、0<X≦1を満たし、 AはFe、Cr、Mn、または、Moである請求項1に
    記載の陰極線管用電子銃構体。
  3. 【請求項3】前記第2の部材は、組成式がNi0.42Fe
    0.58で示されるニッケル合金である請求項2に記載の陰
    極線管用電子銃構体。
JP25666394A 1994-10-21 1994-10-21 陰極線管用電子銃構体 Pending JPH08124500A (ja)

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Effective date: 20040309

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