JPH08123917A - Icカード及びicカードシステム - Google Patents
Icカード及びicカードシステムInfo
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- JPH08123917A JPH08123917A JP6328608A JP32860894A JPH08123917A JP H08123917 A JPH08123917 A JP H08123917A JP 6328608 A JP6328608 A JP 6328608A JP 32860894 A JP32860894 A JP 32860894A JP H08123917 A JPH08123917 A JP H08123917A
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- G06F1/1616—Constructional details or arrangements for portable computers with several enclosures having relative motions, each enclosure supporting at least one I/O or computing function with folding flat displays, e.g. laptop computers or notebooks having a clamshell configuration, with body parts pivoting to an open position around an axis parallel to the plane they define in closed position
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- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ICカードに容易に様々な機能を付加するこ
とができるICカード及びICカードシステムを得る。 【構成】 別体カード22に様々な付加機能を搭載して
おき、ICカード21の本体内部にその別体カード22
を挿脱自在に設けるようにし、別体カード22の挿入及
び変更により、付加機能の追加及び変更を容易に行うこ
とができる。
とができるICカード及びICカードシステムを得る。 【構成】 別体カード22に様々な付加機能を搭載して
おき、ICカード21の本体内部にその別体カード22
を挿脱自在に設けるようにし、別体カード22の挿入及
び変更により、付加機能の追加及び変更を容易に行うこ
とができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、OA機器やパーソナ
ルコンピュータ(以下パソコンとする)等に利用される
ICカード及びICカードシステムに関する。
ルコンピュータ(以下パソコンとする)等に利用される
ICカード及びICカードシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】ICカードは、現在、パソコン等に多く
利用され、広く普及されている。ICカードには、メモ
リカード、モデムカード、LANカード等があり、それ
らを総称してICカードまたはPCカードと一般に呼ん
でいる。図18及び図19は、従来のICカード及びI
Cカードが挿入されるパソコン等のホストシステムを示
したブロック図及び斜視図である。図18及び図19に
示すように、ICカード7は、パソコン等のホストシス
テム8に設けられているICカード用スロット(ICカ
ード挿入口)8aに挿入され用いられる。まずはじめ
に、ホストシステム8の構造について説明する。ホスト
システム8には、図のように、中央処理手段であるCP
U13と、CPU13と挿入されたICカード7との間
に電気的に接続され、ICカード7の制御を行うICカ
ード制御部9とが内蔵されている。また、キーボード1
0がホストシステム8の本体外部に設けられており、内
部においてCPU13と電気的に接続されている。
利用され、広く普及されている。ICカードには、メモ
リカード、モデムカード、LANカード等があり、それ
らを総称してICカードまたはPCカードと一般に呼ん
でいる。図18及び図19は、従来のICカード及びI
Cカードが挿入されるパソコン等のホストシステムを示
したブロック図及び斜視図である。図18及び図19に
示すように、ICカード7は、パソコン等のホストシス
テム8に設けられているICカード用スロット(ICカ
ード挿入口)8aに挿入され用いられる。まずはじめ
に、ホストシステム8の構造について説明する。ホスト
システム8には、図のように、中央処理手段であるCP
U13と、CPU13と挿入されたICカード7との間
に電気的に接続され、ICカード7の制御を行うICカ
ード制御部9とが内蔵されている。また、キーボード1
0がホストシステム8の本体外部に設けられており、内
部においてCPU13と電気的に接続されている。
【0003】次に、ICカード7の構造について説明す
る。ICカード7は、内部に、図18に示すように機能
部14が設けられており、機能部14のセキュリティー
管理を行いたい場合には、必要に応じて、暗証コード等
を格納しているメモリ11と、ホストシステム8のキー
ボード10から入力された信号とメモリ11内の暗証コ
ードとを照合するための暗証コード照合部12とを設け
て、カード内容のセキュリティーをこの暗証コードによ
り管理する。ここで、機能部14は、ICカード7がメ
モリカードであればメモリから構成され、また、ICカ
ード7がLANカードまたはモデムカードであれば、L
ANまたはモデムとして動作するための機能及び外部の
通信機器と接続するためのリヤコネクタ等が搭載されて
いる。
る。ICカード7は、内部に、図18に示すように機能
部14が設けられており、機能部14のセキュリティー
管理を行いたい場合には、必要に応じて、暗証コード等
を格納しているメモリ11と、ホストシステム8のキー
ボード10から入力された信号とメモリ11内の暗証コ
ードとを照合するための暗証コード照合部12とを設け
て、カード内容のセキュリティーをこの暗証コードによ
り管理する。ここで、機能部14は、ICカード7がメ
モリカードであればメモリから構成され、また、ICカ
ード7がLANカードまたはモデムカードであれば、L
ANまたはモデムとして動作するための機能及び外部の
通信機器と接続するためのリヤコネクタ等が搭載されて
いる。
【0004】動作について説明する。ICカード7を使
用する際には、その使用目的に合わせて、メモリカード
であるもの、LANカードであるもの、または、モデム
カードであるものをそれぞれ選び、ホストシステム8の
ICカード用スロット8aに挿入させて使用する。ここ
で、ICカード用スロット8aは、日本ではJEIDA
(日本電子工業振興協会)、アメリカではPCMCIA
のガイドラインの規定により標準化されているため、I
Cカード7がメモリカードの場合もLANカード及びモ
デムカードの場合も同じICカード用スロット8aを用
いることができる。ICカード7を動作させる際には、
暗証コードをホストシステム8のキーボード10から入
力し、その内容を、ICカード7のメモリ11内の暗証
コードと、暗証コード照合部12において照合し、それ
らが一致したときにICカード7を動作させるように構
成されている。
用する際には、その使用目的に合わせて、メモリカード
であるもの、LANカードであるもの、または、モデム
カードであるものをそれぞれ選び、ホストシステム8の
ICカード用スロット8aに挿入させて使用する。ここ
で、ICカード用スロット8aは、日本ではJEIDA
(日本電子工業振興協会)、アメリカではPCMCIA
のガイドラインの規定により標準化されているため、I
Cカード7がメモリカードの場合もLANカード及びモ
デムカードの場合も同じICカード用スロット8aを用
いることができる。ICカード7を動作させる際には、
暗証コードをホストシステム8のキーボード10から入
力し、その内容を、ICカード7のメモリ11内の暗証
コードと、暗証コード照合部12において照合し、それ
らが一致したときにICカード7を動作させるように構
成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のICカード及び
ICカードシステムにおいては、メモリの増設や機能の
拡張を行いたいような場合があっても、出荷後に使用者
が付加することはまず不可能であるという課題があっ
た。
ICカードシステムにおいては、メモリの増設や機能の
拡張を行いたいような場合があっても、出荷後に使用者
が付加することはまず不可能であるという課題があっ
た。
【0006】また、使用者が、用途に合わせて適宜IC
カードの仕様を替えることも従来のICカード及びIC
カードシステムにおいては不可能であるため、使用環境
に合わせるためにはその都度別のICカードを用いなけ
ればならず、利便性が悪いとともに、コストもかかって
しまうという課題があった。
カードの仕様を替えることも従来のICカード及びIC
カードシステムにおいては不可能であるため、使用環境
に合わせるためにはその都度別のICカードを用いなけ
ればならず、利便性が悪いとともに、コストもかかって
しまうという課題があった。
【0007】この発明は、かかる課題を解決するために
なされたもので、出荷後に使用者が必要に応じて、また
は、使用環境に合わせて、ICカードに対し付加的に一
部の機能を容易に追加及び変更することが可能なICカ
ード及びICカードシステムを得ることを目的とする。
なされたもので、出荷後に使用者が必要に応じて、また
は、使用環境に合わせて、ICカードに対し付加的に一
部の機能を容易に追加及び変更することが可能なICカ
ード及びICカードシステムを得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、本体
と、本体と接続されるコネクタを有するとともに付加機
能を搭載した別体カードと、を備えたICカードであ
る。
と、本体と接続されるコネクタを有するとともに付加機
能を搭載した別体カードと、を備えたICカードであ
る。
【0009】請求項2の発明は、ICカードが、ホスト
システムに装着されて用いられるICカードであって、
ICカードの本体内に設けられ、ICカードの機能を有
する機能部と、ICカードの本体と別体カードとに設け
られ、別体カードがコネクタを介して本体に接続された
時にのみホストシステムからの制御信号により機能部を
動作させる切換制御手段とを備え、もって、別体カード
の挿脱により上記機能部を動作するか否かを切り換える
ICカードである。
システムに装着されて用いられるICカードであって、
ICカードの本体内に設けられ、ICカードの機能を有
する機能部と、ICカードの本体と別体カードとに設け
られ、別体カードがコネクタを介して本体に接続された
時にのみホストシステムからの制御信号により機能部を
動作させる切換制御手段とを備え、もって、別体カード
の挿脱により上記機能部を動作するか否かを切り換える
ICカードである。
【0010】請求項3の発明は、切換制御手段が、別体
カードがICカードの本体に挿入された時に、別体カー
ドが挿入されたことを示す信号を出力する挿入信号発生
手段と、挿入信号発生手段に電気的に接続され、挿入信
号発生手段からの信号が入力された時にのみホストシス
テムからの制御信号が機能部に入力されるのを可能に
し、それ以外の時は制御信号が機能部へ入力されるのを
禁止する信号制御手段とを備えている。
カードがICカードの本体に挿入された時に、別体カー
ドが挿入されたことを示す信号を出力する挿入信号発生
手段と、挿入信号発生手段に電気的に接続され、挿入信
号発生手段からの信号が入力された時にのみホストシス
テムからの制御信号が機能部に入力されるのを可能に
し、それ以外の時は制御信号が機能部へ入力されるのを
禁止する信号制御手段とを備えている。
【0011】請求項4の発明は、切換制御手段は、IC
カードの本体に設けられ、ホストシステムからの制御信
号が入力される第一の信号線と、本体に設けられ、機能
部に電気的に接続された第二の信号線と、別体カードに
設けられ、第一の信号線と第二の信号線とを電気的に接
続する接続手段とを備えている。
カードの本体に設けられ、ホストシステムからの制御信
号が入力される第一の信号線と、本体に設けられ、機能
部に電気的に接続された第二の信号線と、別体カードに
設けられ、第一の信号線と第二の信号線とを電気的に接
続する接続手段とを備えている。
【0012】請求項5の発明は、切換制御手段は、別体
カードに設けられ、ICカードの暗証コードが格納され
ているメモリと、ICカードの本体に設けられるととも
に、ホストシステムを介して外部から暗証コードが入力
され、メモリの暗証コードと外部から入力された暗証コ
ードとを照合し、両者が一致した場合にのみ、機能部を
動作させるための信号を出力する暗証コード照合部とを
備えている。
カードに設けられ、ICカードの暗証コードが格納され
ているメモリと、ICカードの本体に設けられるととも
に、ホストシステムを介して外部から暗証コードが入力
され、メモリの暗証コードと外部から入力された暗証コ
ードとを照合し、両者が一致した場合にのみ、機能部を
動作させるための信号を出力する暗証コード照合部とを
備えている。
【0013】請求項6の発明は、ICカードはホストシ
ステムに装着されて用いられるICカードであって、I
Cカードの本体内に設けられた第一のメモリと、別体カ
ード内に設けられた第二のメモリと、本体内に設けら
れ、ホストシステムの制御により、第一及び第二のメモ
リをアクセスするメモリアクセス手段とを備えている。
ステムに装着されて用いられるICカードであって、I
Cカードの本体内に設けられた第一のメモリと、別体カ
ード内に設けられた第二のメモリと、本体内に設けら
れ、ホストシステムの制御により、第一及び第二のメモ
リをアクセスするメモリアクセス手段とを備えている。
【0014】請求項7の発明は、第二のメモリが、書き
換え可能な不揮発性の半導体メモリから構成されてい
る。
換え可能な不揮発性の半導体メモリから構成されてい
る。
【0015】請求項8の発明は、メモリアクセス手段
は、別体カードが本体に挿入された時に、別体カードが
挿入されたことを示す信号を出力する挿入信号発生手段
と、挿入信号発生手段からの信号をホストシステムに出
力する挿入信号出力手段とを備えている。
は、別体カードが本体に挿入された時に、別体カードが
挿入されたことを示す信号を出力する挿入信号発生手段
と、挿入信号発生手段からの信号をホストシステムに出
力する挿入信号出力手段とを備えている。
【0016】請求項9の発明は、ICカードはホストシ
ステムに装着されて、ホストシステムと外部の通信機器
との間の通信を行うためのICカードであって、本体内
に設けられ、コネクタに接続されて、ホストシステムと
信号のやりとりを行うためのインターフェース手段と、
別体カードに設けられ、通信機器と接続されるリヤコネ
クタと、本体内に設けられ、インターフェース手段とリ
ヤコネクタとの間に接続されて、通信の制御を行う通信
制御手段とを備えている。
ステムに装着されて、ホストシステムと外部の通信機器
との間の通信を行うためのICカードであって、本体内
に設けられ、コネクタに接続されて、ホストシステムと
信号のやりとりを行うためのインターフェース手段と、
別体カードに設けられ、通信機器と接続されるリヤコネ
クタと、本体内に設けられ、インターフェース手段とリ
ヤコネクタとの間に接続されて、通信の制御を行う通信
制御手段とを備えている。
【0017】請求項10の発明は、ICカードはホスト
システムに装着されて、ホストシステムと外部の通信機
器との間の通信を行うためのICカードであって、本体
内に設けられ、コネクタに接続されて、ホストシステム
と信号のやりとりを行うためのインターフェース手段
と、本体に設けられ、通信機器と接続されるリヤコネク
タと、第一の別体カードに設けられ、インターフェース
手段とリヤコネクタとの間に接続されて、第一の方式に
より通信の制御を行う第一の通信制御手段と、第二の別
体カードに設けられ、インターフェース手段とリヤコネ
クタとの間に接続されて、第二の方式により通信の制御
を行う第二の通信制御手段とを備え、もって、第一及び
第二の別体カードの交換により、通信方式の変更を可能
にしたICカードである。
システムに装着されて、ホストシステムと外部の通信機
器との間の通信を行うためのICカードであって、本体
内に設けられ、コネクタに接続されて、ホストシステム
と信号のやりとりを行うためのインターフェース手段
と、本体に設けられ、通信機器と接続されるリヤコネク
タと、第一の別体カードに設けられ、インターフェース
手段とリヤコネクタとの間に接続されて、第一の方式に
より通信の制御を行う第一の通信制御手段と、第二の別
体カードに設けられ、インターフェース手段とリヤコネ
クタとの間に接続されて、第二の方式により通信の制御
を行う第二の通信制御手段とを備え、もって、第一及び
第二の別体カードの交換により、通信方式の変更を可能
にしたICカードである。
【0018】請求項11の発明は、第一の通信制御手段
がモデムコントローラを有し、第二の通信制御手段がL
ANコントローラを有している。
がモデムコントローラを有し、第二の通信制御手段がL
ANコントローラを有している。
【0019】請求項12の発明は、第一の通信制御手段
または第二の通信制御手段に合わせて、ホストシステム
の制御によりインターフェース手段の論理を変更するた
めの論理変更手段を備えている。
または第二の通信制御手段に合わせて、ホストシステム
の制御によりインターフェース手段の論理を変更するた
めの論理変更手段を備えている。
【0020】請求項13の発明は、別体カードと本体と
に設けられ、機械的に互いに係合して、別体カードが本
体から脱落するのを防止するための脱落防止手段を備え
ている。
に設けられ、機械的に互いに係合して、別体カードが本
体から脱落するのを防止するための脱落防止手段を備え
ている。
【0021】請求項14の発明は、ホストシステムと、
ホストシステムに装着されるICカードとを備えたIC
カードシステムであって、ICカードが、本体と、その
本体に対し挿脱自在であるとともに、挿入時に上記本体
と電気的に接続されるコネクタを有する別体カードとを
備えている。
ホストシステムに装着されるICカードとを備えたIC
カードシステムであって、ICカードが、本体と、その
本体に対し挿脱自在であるとともに、挿入時に上記本体
と電気的に接続されるコネクタを有する別体カードとを
備えている。
【0022】
【作用】請求項1の発明においては、ICカードが、本
体と、本体と接続されるコネクタを有するとともに付加
機能を搭載した別体カードとを備えているので、用途に
合わせた付加機能を有する別体カードを用いることによ
り、ICカードに様々な機能を付加する。
体と、本体と接続されるコネクタを有するとともに付加
機能を搭載した別体カードとを備えているので、用途に
合わせた付加機能を有する別体カードを用いることによ
り、ICカードに様々な機能を付加する。
【0023】請求項2の発明においては、ICカード
が、ホストシステムに装着されて用いられるICカード
であって、ICカードの本体内に設けられ、ICカード
の機能を有する機能部と、ICカードの本体と別体カー
ドとに設けられ、別体カードがコネクタを介して本体に
接続された時にのみホストシステムからの制御信号によ
り機能部を動作させる切換制御手段とを備えているの
で、別体カードの挿脱により、機能部を動作させるか否
かを切り換える。
が、ホストシステムに装着されて用いられるICカード
であって、ICカードの本体内に設けられ、ICカード
の機能を有する機能部と、ICカードの本体と別体カー
ドとに設けられ、別体カードがコネクタを介して本体に
接続された時にのみホストシステムからの制御信号によ
り機能部を動作させる切換制御手段とを備えているの
で、別体カードの挿脱により、機能部を動作させるか否
かを切り換える。
【0024】請求項3の発明においては、切換制御手段
が、別体カードがICカードの本体に挿入された時に、
別体カードが挿入されたことを示す信号を出力する挿入
信号発生手段と、挿入信号発生手段に電気的に接続さ
れ、挿入信号発生手段からの信号が入力された時にのみ
ホストシステムからの制御信号が機能部に入力されるの
を可能にし、それ以外の時は制御信号が機能部へ入力さ
れるのを禁止する信号制御手段とを備えているので、別
体カードを挿入した時のみICカードの機能部が動作す
る。
が、別体カードがICカードの本体に挿入された時に、
別体カードが挿入されたことを示す信号を出力する挿入
信号発生手段と、挿入信号発生手段に電気的に接続さ
れ、挿入信号発生手段からの信号が入力された時にのみ
ホストシステムからの制御信号が機能部に入力されるの
を可能にし、それ以外の時は制御信号が機能部へ入力さ
れるのを禁止する信号制御手段とを備えているので、別
体カードを挿入した時のみICカードの機能部が動作す
る。
【0025】請求項4の発明においては、切換制御手段
は、ICカードの本体に設けられ、ホストシステムから
の制御信号が入力される第一の信号線と、本体に設けら
れ、機能部に電気的に接続された第二の信号線と、別体
カードに設けられ、第一の信号線と第二の信号線とを電
気的に接続する接続手段とを備えているので、別体カー
ドを挿入した時のみICカードの機能部が動作する。
は、ICカードの本体に設けられ、ホストシステムから
の制御信号が入力される第一の信号線と、本体に設けら
れ、機能部に電気的に接続された第二の信号線と、別体
カードに設けられ、第一の信号線と第二の信号線とを電
気的に接続する接続手段とを備えているので、別体カー
ドを挿入した時のみICカードの機能部が動作する。
【0026】請求項5の発明においては、切換制御手段
は、別体カードに設けられ、ICカードの暗証コードが
格納されているメモリと、ICカードの本体に設けられ
るとともに、ホストシステムを介して外部から暗証コー
ドが入力され、メモリの暗証コードと外部から入力され
た暗証コードとを照合し、両者が一致した場合にのみ、
機能部を動作させるための信号を出力する暗証コード照
合部とを備えているので、別体カードが挿入され、か
つ、外部から入力した暗証コードがメモリの暗証コード
と一致した場合のみ、ICカードの機能部が動作する。
は、別体カードに設けられ、ICカードの暗証コードが
格納されているメモリと、ICカードの本体に設けられ
るとともに、ホストシステムを介して外部から暗証コー
ドが入力され、メモリの暗証コードと外部から入力され
た暗証コードとを照合し、両者が一致した場合にのみ、
機能部を動作させるための信号を出力する暗証コード照
合部とを備えているので、別体カードが挿入され、か
つ、外部から入力した暗証コードがメモリの暗証コード
と一致した場合のみ、ICカードの機能部が動作する。
【0027】請求項6の発明においては、ICカードが
ホストシステムに装着されて用いられるICカードであ
って、ICカードの本体内に設けられた第一のメモリ
と、別体カード内に設けられた第二のメモリと、本体内
に設けられ、ホストシステムの制御により、第一及び第
二のメモリをアクセスするメモリアクセス手段とを備え
ているので、第一のメモリを通常のメモリ空間として使
用し、第二のメモリを増設メモリとして使用する。
ホストシステムに装着されて用いられるICカードであ
って、ICカードの本体内に設けられた第一のメモリ
と、別体カード内に設けられた第二のメモリと、本体内
に設けられ、ホストシステムの制御により、第一及び第
二のメモリをアクセスするメモリアクセス手段とを備え
ているので、第一のメモリを通常のメモリ空間として使
用し、第二のメモリを増設メモリとして使用する。
【0028】請求項7の発明においては、第二のメモリ
が、書き換え可能な不揮発性の半導体メモリで構成され
ているので、第二のメモリを搭載している別体カードを
取り外した後にも第二のメモリの内容は保存されてい
る。
が、書き換え可能な不揮発性の半導体メモリで構成され
ているので、第二のメモリを搭載している別体カードを
取り外した後にも第二のメモリの内容は保存されてい
る。
【0029】請求項8の発明においては、メモリアクセ
ス手段は、別体カードが本体に挿入された時に、別体カ
ードが挿入されたことを示す信号を出力する挿入信号発
生手段と、挿入信号発生手段からの信号をホストシステ
ムに出力する挿入信号出力手段とを備えているので、ホ
ストシステムはそれらから別体カードが挿入されたこと
を検知することができる。
ス手段は、別体カードが本体に挿入された時に、別体カ
ードが挿入されたことを示す信号を出力する挿入信号発
生手段と、挿入信号発生手段からの信号をホストシステ
ムに出力する挿入信号出力手段とを備えているので、ホ
ストシステムはそれらから別体カードが挿入されたこと
を検知することができる。
【0030】請求項9の発明においては、ICカードは
ホストシステムに装着されて、ホストシステムと外部の
通信機器との間の通信を行うためのICカードであっ
て、本体内に設けられ、コネクタに接続されて、ホスト
システムと信号のやりとりを行うためのインターフェー
ス手段と、別体カードに設けられ、通信機器と接続され
るリヤコネクタと、本体内に設けられ、インターフェー
ス手段とリヤコネクタとの間に接続されて、通信の制御
を行う通信制御手段とを備えているので、種々の種類の
リヤコネクタを設けた別体カードを複数個用意してお
き、通信機器の種類に合わせて適宜リヤコネクタの種類
を交換する。
ホストシステムに装着されて、ホストシステムと外部の
通信機器との間の通信を行うためのICカードであっ
て、本体内に設けられ、コネクタに接続されて、ホスト
システムと信号のやりとりを行うためのインターフェー
ス手段と、別体カードに設けられ、通信機器と接続され
るリヤコネクタと、本体内に設けられ、インターフェー
ス手段とリヤコネクタとの間に接続されて、通信の制御
を行う通信制御手段とを備えているので、種々の種類の
リヤコネクタを設けた別体カードを複数個用意してお
き、通信機器の種類に合わせて適宜リヤコネクタの種類
を交換する。
【0031】請求項10の発明においては、ICカード
はホストシステムに装着されて、ホストシステムと外部
の通信機器との間の通信を行うためのICカードであっ
て、本体内に設けられ、コネクタに接続されて、ホスト
システムと信号のやりとりを行うためのインターフェー
ス手段と、本体に設けられ、通信機器と接続されるリヤ
コネクタと、第一の別体カードに設けられ、インターフ
ェース手段とリヤコネクタとの間に接続されて、第一の
方式により通信の制御を行う第一の通信制御手段と、第
二の別体カードに設けられ、インターフェース手段とリ
ヤコネクタとの間に接続されて、第二の方式により通信
の制御を行う第二の通信制御手段とを備えているので、
第一及び第二の別体カードの交換により通信方式の変更
を行う。
はホストシステムに装着されて、ホストシステムと外部
の通信機器との間の通信を行うためのICカードであっ
て、本体内に設けられ、コネクタに接続されて、ホスト
システムと信号のやりとりを行うためのインターフェー
ス手段と、本体に設けられ、通信機器と接続されるリヤ
コネクタと、第一の別体カードに設けられ、インターフ
ェース手段とリヤコネクタとの間に接続されて、第一の
方式により通信の制御を行う第一の通信制御手段と、第
二の別体カードに設けられ、インターフェース手段とリ
ヤコネクタとの間に接続されて、第二の方式により通信
の制御を行う第二の通信制御手段とを備えているので、
第一及び第二の別体カードの交換により通信方式の変更
を行う。
【0032】請求項11の発明においては、第一の通信
制御手段がモデムコントローラを有し、第二の通信制御
手段がLANコントローラを有しているので、別体カー
ドの交換により1つのICカードがモデム機能とLAN
機能の両方の実行を行う。
制御手段がモデムコントローラを有し、第二の通信制御
手段がLANコントローラを有しているので、別体カー
ドの交換により1つのICカードがモデム機能とLAN
機能の両方の実行を行う。
【0033】請求項12の発明においては、第一の通信
制御手段または第二の通信制御手段に合わせて、インタ
ーフェース手段の論理を変更するための論理変更手段を
備えているので、インターフェース手段の論理をホスト
システムの制御により変更する。
制御手段または第二の通信制御手段に合わせて、インタ
ーフェース手段の論理を変更するための論理変更手段を
備えているので、インターフェース手段の論理をホスト
システムの制御により変更する。
【0034】請求項13の発明においては、別体カード
が本体から脱落するのを防止するための脱落防止手段を
備えるようにしたので、別体カードは脱落防止手段によ
り本体内に固定される。
が本体から脱落するのを防止するための脱落防止手段を
備えるようにしたので、別体カードは脱落防止手段によ
り本体内に固定される。
【0035】請求項14の発明においては、ホストシス
テムと、ホストシステムに装着されるICカードとを備
えたICカードシステムであって、ICカードが、本体
と、その本体に対し挿脱自在であるとともに挿入時に上
記本体と電気的に接続されるコネクタを有する、付加機
能を搭載した別体カードとを備えているので、用途に合
わせた別体カードを用いることにより、ICカードに様
々な機能を付加する。
テムと、ホストシステムに装着されるICカードとを備
えたICカードシステムであって、ICカードが、本体
と、その本体に対し挿脱自在であるとともに挿入時に上
記本体と電気的に接続されるコネクタを有する、付加機
能を搭載した別体カードとを備えているので、用途に合
わせた別体カードを用いることにより、ICカードに様
々な機能を付加する。
【0036】
実施例1.図1は、本発明の一実施例によるICカード
の構造を示した上面図である。図1に示すように、本発
明のICカード21は、破線で示すように、別体のキー
カード(別体カード)22を本体内部に挿脱自在に収納
することが可能なように構成されている。キーカード2
2は、1個ないし複数個を用途に合わせて、ICカード
21の側面に設けられたキーカード用スロット(キ−カ
−ド挿入口)21a(図5参照)からICカード21内
に挿入して用いるようにする。キ−カ−ド22の機械的
構造については後述する。
の構造を示した上面図である。図1に示すように、本発
明のICカード21は、破線で示すように、別体のキー
カード(別体カード)22を本体内部に挿脱自在に収納
することが可能なように構成されている。キーカード2
2は、1個ないし複数個を用途に合わせて、ICカード
21の側面に設けられたキーカード用スロット(キ−カ
−ド挿入口)21a(図5参照)からICカード21内
に挿入して用いるようにする。キ−カ−ド22の機械的
構造については後述する。
【0037】キーカード22は、ICカードのセキュリ
ティー管理に用いてもよく、また、メモリを搭載すれば
ICカードの増設メモリとして用いることができ、さら
に、種々のリヤコネクタを設けて接続する相手に合わせ
て交換するようにすればICカードの汎用性が向上す
る。このように、用途に合わせた様々なキーカード22
を用いることにより、ICカード21に容易に様々な機
能を付加したり変更したりすることができる。ICカー
ド21は、図2に示すように、パソコン等のホストシス
テム28に設けられたICカード用スロット28a内に
挿入され、ICカード21に設けられたコネクタ21b
により、ホストシステム28と電気的に接続されて用い
られる。ホストシステム28の構成については、図12
に示した従来のホストシステム8とほぼ同様であるた
め、ここではその説明は省略する。
ティー管理に用いてもよく、また、メモリを搭載すれば
ICカードの増設メモリとして用いることができ、さら
に、種々のリヤコネクタを設けて接続する相手に合わせ
て交換するようにすればICカードの汎用性が向上す
る。このように、用途に合わせた様々なキーカード22
を用いることにより、ICカード21に容易に様々な機
能を付加したり変更したりすることができる。ICカー
ド21は、図2に示すように、パソコン等のホストシス
テム28に設けられたICカード用スロット28a内に
挿入され、ICカード21に設けられたコネクタ21b
により、ホストシステム28と電気的に接続されて用い
られる。ホストシステム28の構成については、図12
に示した従来のホストシステム8とほぼ同様であるた
め、ここではその説明は省略する。
【0038】キーカード22の機械的構造について説明
する。図3は、キーカード22の構造の一例を示した斜
視図であり、図4は、キーカード22と、キーカード2
2が装着されるICカード1内に設けられたICカード
側コネクタ27とを示した上面図である。キーカード2
2は、図3に示すように、内部に基板22aを有してお
り、基板22a上にはキーカード22において果したい
付加的な機能を果すための回路パターン(ここでは図示
してない)が形成されている。また、キーカード22
は、略々矩形の外形を有し、一側面にコネクタ22dが
設けられている。コネクタ22dは基板22aの一辺に
機械的に接合されるとともに、基板22a上の回路パタ
ーンに電気的に接続されている。コネクタ22dには、
図のように、キ−カ−ド22の端子であるソケットコン
タクト22ddが2列に配設されており、装着時に、図
4に示したICカード側コネクタ27の端子であるコン
タクトピン27aと電気的に接続される。また、基板2
2aの残りの3辺には、図3及び図4に示されるよう
に、樹脂等から成るコの字型のメインフレーム22cが
固着されており、さらに、メインフレーム22cに、上
下方向から、金属等から成る矩形のパネル22bがのべ
2枚接着されて、キーカード22を構成している。
する。図3は、キーカード22の構造の一例を示した斜
視図であり、図4は、キーカード22と、キーカード2
2が装着されるICカード1内に設けられたICカード
側コネクタ27とを示した上面図である。キーカード2
2は、図3に示すように、内部に基板22aを有してお
り、基板22a上にはキーカード22において果したい
付加的な機能を果すための回路パターン(ここでは図示
してない)が形成されている。また、キーカード22
は、略々矩形の外形を有し、一側面にコネクタ22dが
設けられている。コネクタ22dは基板22aの一辺に
機械的に接合されるとともに、基板22a上の回路パタ
ーンに電気的に接続されている。コネクタ22dには、
図のように、キ−カ−ド22の端子であるソケットコン
タクト22ddが2列に配設されており、装着時に、図
4に示したICカード側コネクタ27の端子であるコン
タクトピン27aと電気的に接続される。また、基板2
2aの残りの3辺には、図3及び図4に示されるよう
に、樹脂等から成るコの字型のメインフレーム22cが
固着されており、さらに、メインフレーム22cに、上
下方向から、金属等から成る矩形のパネル22bがのべ
2枚接着されて、キーカード22を構成している。
【0039】一方、ICカード側コネクタ27は、図5
に示すように、ICカード21の内部に設けられてお
り、キーカード22が、ICカード21の側面に設けら
れたキーカード用スロット21aから挿入されると、図
6に示すように、キーカード22のコネクタ22dとI
Cカード側コネクタ27とが電気的に接続されて、キー
カード22がICカード21内部に装着され収容され
る。尚、キーカード用スロット21aには、不要時にキ
ーカード22を抜き取るときのために、切り欠き部21
cを設けておくようにしてもよい。
に示すように、ICカード21の内部に設けられてお
り、キーカード22が、ICカード21の側面に設けら
れたキーカード用スロット21aから挿入されると、図
6に示すように、キーカード22のコネクタ22dとI
Cカード側コネクタ27とが電気的に接続されて、キー
カード22がICカード21内部に装着され収容され
る。尚、キーカード用スロット21aには、不要時にキ
ーカード22を抜き取るときのために、切り欠き部21
cを設けておくようにしてもよい。
【0040】上述したように、キーカード22は、IC
カード21に設けられたキーカード用スロット21aか
ら容易にICカード21内に挿入でき、ICカード側コ
ネクタ27に容易に装着できるので、キーカード22の
挿脱により、付加機能を容易に追加したりはずしたりす
ることができ、利便性がよい。また、メインフレーム2
2c及びパネル22bにより、キーカード22の内部の
回路パターンが完全に保護されているため、機械的強度
も強く、使用者が携帯する等した場合においても、内部
の回路パターンの機械的損傷を防止することができる。
カード21に設けられたキーカード用スロット21aか
ら容易にICカード21内に挿入でき、ICカード側コ
ネクタ27に容易に装着できるので、キーカード22の
挿脱により、付加機能を容易に追加したりはずしたりす
ることができ、利便性がよい。また、メインフレーム2
2c及びパネル22bにより、キーカード22の内部の
回路パターンが完全に保護されているため、機械的強度
も強く、使用者が携帯する等した場合においても、内部
の回路パターンの機械的損傷を防止することができる。
【0041】実施例2.この実施例においては、キーカ
ード22Aの他の機械的構造の一例を示す。この実施例
におけるキーカード22Aにおいては、図7に示される
ように、コネクタ22dと反対側の部分に、キーカード
22AがICカード21から脱落するのを防止するため
の脱落防止手段を設けたものである。他の構造について
は上述の実施例1と同様であるので、同一符号を付し
て、ここではその説明を省略する。図のように、キーカ
ード22Aの挿入方向(図8の矢印B方向)の両側の側
面に、外側に向かって突出している凸部22eがそれぞ
れ1つずつ設けられている。また、凸部22eが設けら
れている2側面のコネクタ22dと反対側の一端には操
作部22fとなる凸部が設けられており、また、キーカ
ード22Aの挿入時に操作部22fを内側に撓ませるた
めに、切欠部22hが設けられている。凸部22e及び
操作部22fは、切欠部22hの方向に撓ませられた時
に折れないように適当な弾力性と強度を有した樹脂によ
りメインフレーム22cと一体に成型されている。ま
た、操作部22fの撓みを規制するために、必要に応じ
て、切欠部22hの切欠端面22hhに突出子22gを
設けるようにしてもよい。このように、脱落防止手段
は、一点鎖線A内の凸部22e、操作部22f及び切欠
部22hと、ICカード21側に図8に示されるように
設けられた凹部21dとから構成されている。キーカー
ド22Aが装着された際に、キーカード22Aの凸部2
2eとICカード21の凹部21dとが機械的に互いに
係合して、キーカード22Aの脱落を防止する。
ード22Aの他の機械的構造の一例を示す。この実施例
におけるキーカード22Aにおいては、図7に示される
ように、コネクタ22dと反対側の部分に、キーカード
22AがICカード21から脱落するのを防止するため
の脱落防止手段を設けたものである。他の構造について
は上述の実施例1と同様であるので、同一符号を付し
て、ここではその説明を省略する。図のように、キーカ
ード22Aの挿入方向(図8の矢印B方向)の両側の側
面に、外側に向かって突出している凸部22eがそれぞ
れ1つずつ設けられている。また、凸部22eが設けら
れている2側面のコネクタ22dと反対側の一端には操
作部22fとなる凸部が設けられており、また、キーカ
ード22Aの挿入時に操作部22fを内側に撓ませるた
めに、切欠部22hが設けられている。凸部22e及び
操作部22fは、切欠部22hの方向に撓ませられた時
に折れないように適当な弾力性と強度を有した樹脂によ
りメインフレーム22cと一体に成型されている。ま
た、操作部22fの撓みを規制するために、必要に応じ
て、切欠部22hの切欠端面22hhに突出子22gを
設けるようにしてもよい。このように、脱落防止手段
は、一点鎖線A内の凸部22e、操作部22f及び切欠
部22hと、ICカード21側に図8に示されるように
設けられた凹部21dとから構成されている。キーカー
ド22Aが装着された際に、キーカード22Aの凸部2
2eとICカード21の凹部21dとが機械的に互いに
係合して、キーカード22Aの脱落を防止する。
【0042】この実施例におけるキーカード22Aは、
以上のように構成されているので、キーカード22Aを
矢印B方向にキーカード用スロット21a内に差し込ん
でいくと、凸部22eがICカード21のフレーム21
eに当接し、図8の矢印C方向に若干内側に撓ませら
れ、その状態で挿入されて完全にコネクタ22dがIC
カード側コネクタ27に装着されると、その時点で凸部
22eが弾力によりもどり、凹部21dと係合される。
このとき、操作部22fは、キーカード用スロット21
aから外部に露出された状態である。このように、凸部
22eと凹部21dとの係合により、キ−カ−ド22A
のキーカード用スロット21aからの脱落に対する斥力
が与えられる。
以上のように構成されているので、キーカード22Aを
矢印B方向にキーカード用スロット21a内に差し込ん
でいくと、凸部22eがICカード21のフレーム21
eに当接し、図8の矢印C方向に若干内側に撓ませら
れ、その状態で挿入されて完全にコネクタ22dがIC
カード側コネクタ27に装着されると、その時点で凸部
22eが弾力によりもどり、凹部21dと係合される。
このとき、操作部22fは、キーカード用スロット21
aから外部に露出された状態である。このように、凸部
22eと凹部21dとの係合により、キ−カ−ド22A
のキーカード用スロット21aからの脱落に対する斥力
が与えられる。
【0043】また、キーカード22Aをキーカード用ス
ロット21aから外すときは、操作部22fを指先もし
くは指の爪等で挟んで矢印C方向に撓ませると、凸部2
2eと凹部21dとの係合が外れるので、その状態でキ
ーカード22Aを引いてやれば、キーカード22Aを抜
き取ることができる。
ロット21aから外すときは、操作部22fを指先もし
くは指の爪等で挟んで矢印C方向に撓ませると、凸部2
2eと凹部21dとの係合が外れるので、その状態でキ
ーカード22Aを引いてやれば、キーカード22Aを抜
き取ることができる。
【0044】以上のように、この実施例においては、上
記実施例1と同様の効果を得ることができるとともに、
さらにキーカード22Aに脱落防止手段を設けたので、
キーカード22Aをキーカード用スロット21a内に確
実に固定させることができ、コネクタ22dとICカー
ド用コネクタ27との間の電気的接続を安定させること
ができ、また、取り外しも容易に行うことが出来る。
記実施例1と同様の効果を得ることができるとともに、
さらにキーカード22Aに脱落防止手段を設けたので、
キーカード22Aをキーカード用スロット21a内に確
実に固定させることができ、コネクタ22dとICカー
ド用コネクタ27との間の電気的接続を安定させること
ができ、また、取り外しも容易に行うことが出来る。
【0045】実施例3.以下の実施例においては、上述
の実施例1及び実施例2で説明した構造を有するキーカ
ード22または22Aに具体的な付加機能を搭載させた
例について説明する。従来のICカードにおいては、上
述したように、暗証コードを用いてセキュリティー管理
を行っていたが、そのような方法では、暗証コードを解
読され不正使用される可能性がある。そこで、まずはじ
めに、この実施例においては、キーカード22Bの挿脱
により不正使用を防止し、セキュリティー管理を行うよ
うにした例について説明する。図9に、その構造を示し
たブロック図を示す。図9に示すように、ICカード2
1内には、メモリやLAN、または、モデム等のICカ
ード21の種々の機能を果す機能部23が設けられてお
り、また、ICカード21が装着されたホストシステム
28からの信号CSとキーカード22Bの端子22dd
からの信号Betuとが入力され、機能部23に設けら
れたACS端子23aに機能部23の動作の可否を制御
する信号を出力する信号制御部24が設けられている。
ここで、キーカード22Bの端子22ddと信号制御部
24とを接続している信号線30の一箇所にはプルアッ
プ抵抗25が設けられているため、キーカード22Bが
ICカード21内に挿入されていない場合には、信号B
etuは“H”レベルに固定されており、キーカード2
2Bが挿入されると自動的に“L”レベルに切り換えら
れる。また、信号制御部24は、例えば、図10に示す
ような2つの入力端子がともに反転入力であるようなN
AND回路により構成されており、信号CSと信号Be
tuとがともに“L”レベルのときにのみ出力が“L”
になり、他の場合は出力が“H”となるように構成され
ている。信号制御部24は、図10に示したNAND回
路に限らず、OR回路等から構成するようにしてもよ
い。
の実施例1及び実施例2で説明した構造を有するキーカ
ード22または22Aに具体的な付加機能を搭載させた
例について説明する。従来のICカードにおいては、上
述したように、暗証コードを用いてセキュリティー管理
を行っていたが、そのような方法では、暗証コードを解
読され不正使用される可能性がある。そこで、まずはじ
めに、この実施例においては、キーカード22Bの挿脱
により不正使用を防止し、セキュリティー管理を行うよ
うにした例について説明する。図9に、その構造を示し
たブロック図を示す。図9に示すように、ICカード2
1内には、メモリやLAN、または、モデム等のICカ
ード21の種々の機能を果す機能部23が設けられてお
り、また、ICカード21が装着されたホストシステム
28からの信号CSとキーカード22Bの端子22dd
からの信号Betuとが入力され、機能部23に設けら
れたACS端子23aに機能部23の動作の可否を制御
する信号を出力する信号制御部24が設けられている。
ここで、キーカード22Bの端子22ddと信号制御部
24とを接続している信号線30の一箇所にはプルアッ
プ抵抗25が設けられているため、キーカード22Bが
ICカード21内に挿入されていない場合には、信号B
etuは“H”レベルに固定されており、キーカード2
2Bが挿入されると自動的に“L”レベルに切り換えら
れる。また、信号制御部24は、例えば、図10に示す
ような2つの入力端子がともに反転入力であるようなN
AND回路により構成されており、信号CSと信号Be
tuとがともに“L”レベルのときにのみ出力が“L”
になり、他の場合は出力が“H”となるように構成され
ている。信号制御部24は、図10に示したNAND回
路に限らず、OR回路等から構成するようにしてもよ
い。
【0046】以上のように、この実施例においては、信
号制御部24、プルアップ抵抗25、信号線30、及
び、キーカード22Bの端子(ソケットコンタクト)2
2ddは、キーカード22BがICカード21の本体に
挿入された時にのみ電気的に導通し、ホストシステム2
8からの制御信号により、機能部23を動作させる切換
制御手段26を構成している。さらに、詳説すれば、キ
ーカード22Bの端子22dd及びプルアップ抵抗25
は、キーカード22Bが挿入されたことを示す信号を出
力する挿入信号発生手段を構成しており、信号制御部2
4及び信号線30は、挿入信号発生手段から出力される
キーカード22Bが挿入されたことを示す信号が入力さ
れたときにのみホストシステム28からの制御信号CS
を機能部23に入力し、それ以外のときは、制御信号C
Sの入力を禁止する信号制御手段を構成している。
号制御部24、プルアップ抵抗25、信号線30、及
び、キーカード22Bの端子(ソケットコンタクト)2
2ddは、キーカード22BがICカード21の本体に
挿入された時にのみ電気的に導通し、ホストシステム2
8からの制御信号により、機能部23を動作させる切換
制御手段26を構成している。さらに、詳説すれば、キ
ーカード22Bの端子22dd及びプルアップ抵抗25
は、キーカード22Bが挿入されたことを示す信号を出
力する挿入信号発生手段を構成しており、信号制御部2
4及び信号線30は、挿入信号発生手段から出力される
キーカード22Bが挿入されたことを示す信号が入力さ
れたときにのみホストシステム28からの制御信号CS
を機能部23に入力し、それ以外のときは、制御信号C
Sの入力を禁止する信号制御手段を構成している。
【0047】次に動作について説明する。ICカード2
1の種々の機能を果す機能部23を動作させる(すなわ
ち、結果として、ICカード21を動作させる)ために
は、キーカード22Bを挿入することにより信号Bet
uを“L”にするとともに、ICカード21が装着され
たホストシステム28からの信号CSを“L”に設定す
ると、信号制御部24は機能部23のACS端子23a
に“L”信号を出力するため、機能部23のACS端子
23aには“L”が入力され、機能部23は動作可能と
なり、結果として、ICカード21が動作可能となる。
もし、キーカード22Bが挿入されていないと、上述し
たように、プルアップ抵抗25により、信号Betuが
プルアップされて“H”に固定されているため、信号C
Sのいかんにも拘わらず、信号制御部24から出力され
る信号は常に“H”となるため、機能部23は動作可能
にはならない。
1の種々の機能を果す機能部23を動作させる(すなわ
ち、結果として、ICカード21を動作させる)ために
は、キーカード22Bを挿入することにより信号Bet
uを“L”にするとともに、ICカード21が装着され
たホストシステム28からの信号CSを“L”に設定す
ると、信号制御部24は機能部23のACS端子23a
に“L”信号を出力するため、機能部23のACS端子
23aには“L”が入力され、機能部23は動作可能と
なり、結果として、ICカード21が動作可能となる。
もし、キーカード22Bが挿入されていないと、上述し
たように、プルアップ抵抗25により、信号Betuが
プルアップされて“H”に固定されているため、信号C
Sのいかんにも拘わらず、信号制御部24から出力され
る信号は常に“H”となるため、機能部23は動作可能
にはならない。
【0048】以上のように、本発明のICカード21
は、キーカード22Bを挿入しないと、プルアップ抵抗
25により、信号Betuが“H”に固定されているた
め、ホストシステム28からの信号CSを機能部23を
動作させるべく“L”レベルに設定した場合において
も、信号CSが機能部23で有効とならず、その結果、
機能部23が動作可能にならないように構成されている
ので、キーカード22Bが挿入されていない時はICカ
ード21を動作させることは絶対的に不可能であり、キ
ーカード22Bを管理することによりICカード21の
不正使用の防止が確実に行え、従来の暗証コードによっ
てセキュリティー管理を行っていた場合に比べ、ICカ
ード21の不正使用に対する保護機能(セキュリティ−
機能)を向上させることができる。
は、キーカード22Bを挿入しないと、プルアップ抵抗
25により、信号Betuが“H”に固定されているた
め、ホストシステム28からの信号CSを機能部23を
動作させるべく“L”レベルに設定した場合において
も、信号CSが機能部23で有効とならず、その結果、
機能部23が動作可能にならないように構成されている
ので、キーカード22Bが挿入されていない時はICカ
ード21を動作させることは絶対的に不可能であり、キ
ーカード22Bを管理することによりICカード21の
不正使用の防止が確実に行え、従来の暗証コードによっ
てセキュリティー管理を行っていた場合に比べ、ICカ
ード21の不正使用に対する保護機能(セキュリティ−
機能)を向上させることができる。
【0049】上述したように、本発明のこの実施例にお
けるICカード21は、キーカード22Bを挿入しない
と、機能部23が動作可能にならないように構成されて
いるので、キーカード22Bが挿入されていない時はI
Cカード21を動作させることは絶対的に不可能であ
り、キーカード22Bを管理することによりICカード
21のセキュリティー管理が確実に行え、従来の暗証コ
ードによってセキュリティー管理を行っていた場合に比
べ、ICカード21の不正使用に対する保護機能を向上
させることができ、また、キーカード22Bは機械的強
度が強く、携帯にも便利で、かつ、容易にICカード2
1内に装着できる構造であるので、利便性がよい。
けるICカード21は、キーカード22Bを挿入しない
と、機能部23が動作可能にならないように構成されて
いるので、キーカード22Bが挿入されていない時はI
Cカード21を動作させることは絶対的に不可能であ
り、キーカード22Bを管理することによりICカード
21のセキュリティー管理が確実に行え、従来の暗証コ
ードによってセキュリティー管理を行っていた場合に比
べ、ICカード21の不正使用に対する保護機能を向上
させることができ、また、キーカード22Bは機械的強
度が強く、携帯にも便利で、かつ、容易にICカード2
1内に装着できる構造であるので、利便性がよい。
【0050】実施例4.図11及び図12は、本発明の
ICカードにおいてキーカードをセキュリティー管理に
用いた他の実施例を示したブロック図である。図11は
キーカードがICカード内に挿入されていない状態を示
しており、図12はキーカードが挿入され装着された状
態を示している。キーカード及びキーカードが装着され
るICカード側コネクタ等の機械的構造については、上
述の実施例1または2と同じであるため、ここでは説明
を省略する。この実施例においては、図11に示すよう
に、ICカード21A内に上述の実施例3と同じ機能部
23が設けられており、機能部23のACS端子23a
は、図のように、キーカード22C(図12参照)が装
着されるICカード側コネクタ27(ここでは図示せ
ず、図5参照)に設けられたコンタクトピン27a(図
4参照)の1つ(以下、第一のコンタクトピン27aと
する)に、ICカード22内に設けられた第一の信号線
31を介して、電気的に接続されている。図11の一点
鎖線で示された領域22aは、キーカード22Cを挿入
するためのキーカード挿入予定領域であり、ICカード
側コネクタ27(図5参照)は、キーカード挿入予定領
域22aのキーカード用スロット21aに対向した辺に
沿って設けられている。また、ACS端子23aと上述
の第一のコンタクトピン27aとを接続している信号線
31の一箇所にプルアップ抵抗25が設けられている。
ICカードにおいてキーカードをセキュリティー管理に
用いた他の実施例を示したブロック図である。図11は
キーカードがICカード内に挿入されていない状態を示
しており、図12はキーカードが挿入され装着された状
態を示している。キーカード及びキーカードが装着され
るICカード側コネクタ等の機械的構造については、上
述の実施例1または2と同じであるため、ここでは説明
を省略する。この実施例においては、図11に示すよう
に、ICカード21A内に上述の実施例3と同じ機能部
23が設けられており、機能部23のACS端子23a
は、図のように、キーカード22C(図12参照)が装
着されるICカード側コネクタ27(ここでは図示せ
ず、図5参照)に設けられたコンタクトピン27a(図
4参照)の1つ(以下、第一のコンタクトピン27aと
する)に、ICカード22内に設けられた第一の信号線
31を介して、電気的に接続されている。図11の一点
鎖線で示された領域22aは、キーカード22Cを挿入
するためのキーカード挿入予定領域であり、ICカード
側コネクタ27(図5参照)は、キーカード挿入予定領
域22aのキーカード用スロット21aに対向した辺に
沿って設けられている。また、ACS端子23aと上述
の第一のコンタクトピン27aとを接続している信号線
31の一箇所にプルアップ抵抗25が設けられている。
【0051】また、ホストシステム28からの信号CS
が送信されてくる第二の信号線32が、ICカード用コ
ネクタ27の他のコンタクトピン27a(以下、第二の
コンタクトピン27a)に電気的に接続されている。図
12に示すように、キーカード22C内には上記の第一
及び第二のコンタクトピン27a、並びに、信号線31
及び32を互いに電気的に接続するための接続手段であ
る配線パターン33が設けられているため、キーカード
22CがICカード21Aに挿入され装着されると、上
記の第一及び第二のコンタクトピン27aが配線パター
ン33を介して電気的に接続されて、その結果として、
ホストシステム28からの信号CSを送信するための信
号線32と機能部23のACS端子23aとが信号線3
1及び配線パターン33を介して電気的に接続され、信
号CSがACS端子23aに入力可能な状態となる。
が送信されてくる第二の信号線32が、ICカード用コ
ネクタ27の他のコンタクトピン27a(以下、第二の
コンタクトピン27a)に電気的に接続されている。図
12に示すように、キーカード22C内には上記の第一
及び第二のコンタクトピン27a、並びに、信号線31
及び32を互いに電気的に接続するための接続手段であ
る配線パターン33が設けられているため、キーカード
22CがICカード21Aに挿入され装着されると、上
記の第一及び第二のコンタクトピン27aが配線パター
ン33を介して電気的に接続されて、その結果として、
ホストシステム28からの信号CSを送信するための信
号線32と機能部23のACS端子23aとが信号線3
1及び配線パターン33を介して電気的に接続され、信
号CSがACS端子23aに入力可能な状態となる。
【0052】動作について説明する。機能部23は、上
述の実施例1と同様に、ACS端子23aに“L”レベ
ルの信号が入力されたときに動作可能となる。そのた
め、機能部23を動作させる(すなわち、結果として、
ICカード21Aを動作させる)ためには、まず、キー
カード22CをICカード21A内のキーカード挿入予
定領域22a内に挿入し、コンタクトピン27aと、キ
ーカード22Cのコネクタ22d(図3参照)のソケッ
トコンタクト22dd(図3参照)とを電気的に接続さ
せることにより、ホストシステム28からの信号CSを
供給するための信号線32と、機能部23のACS端子
23aとを電気的に接続し、ホストシステム28からの
信号CSがACS端子23aに入力されるようにする。
次に、ホストシステム28から“L”レベルのCS信号
を出力することにより、ACS端子23aに“L”レベ
ルの信号が入力され、機能部23が動作可能となる。
述の実施例1と同様に、ACS端子23aに“L”レベ
ルの信号が入力されたときに動作可能となる。そのた
め、機能部23を動作させる(すなわち、結果として、
ICカード21Aを動作させる)ためには、まず、キー
カード22CをICカード21A内のキーカード挿入予
定領域22a内に挿入し、コンタクトピン27aと、キ
ーカード22Cのコネクタ22d(図3参照)のソケッ
トコンタクト22dd(図3参照)とを電気的に接続さ
せることにより、ホストシステム28からの信号CSを
供給するための信号線32と、機能部23のACS端子
23aとを電気的に接続し、ホストシステム28からの
信号CSがACS端子23aに入力されるようにする。
次に、ホストシステム28から“L”レベルのCS信号
を出力することにより、ACS端子23aに“L”レベ
ルの信号が入力され、機能部23が動作可能となる。
【0053】一方、キーカード22CがICカード21
A内に挿入されていない場合は、図11に示すように、
信号線31と信号線32とは電気的に接続されておら
ず、また、信号線31にプルアップ抵抗25が設けられ
ているため、たとえ、ホストシステム28から機能部2
3を動作可能な状態にするべく“L”レベルのCS信号
を入力したとしても、ACS端子23aには常に“H”
レベルの信号が入力され、ICカード21Aの機能部2
3は動作可能にはならない。
A内に挿入されていない場合は、図11に示すように、
信号線31と信号線32とは電気的に接続されておら
ず、また、信号線31にプルアップ抵抗25が設けられ
ているため、たとえ、ホストシステム28から機能部2
3を動作可能な状態にするべく“L”レベルのCS信号
を入力したとしても、ACS端子23aには常に“H”
レベルの信号が入力され、ICカード21Aの機能部2
3は動作可能にはならない。
【0054】以上のように、この実施例においても、キ
ーカード22CをICカード21A内に挿入しない限り
は、機能部23を動作させることは絶対的にできず、結
果として、ICカード21Aは動作しないため、上述の
実施例3と同様に、高い安全性を有したICカード21
Aの不正使用に対する保護機能を得ることができるとと
もに、キーカード22Cが挿入されている時にのみ機能
部23を動作させる切換制御手段を、単に2本の信号線
31及び32とそれらを接続するための配線パターン3
3とから成る単純な構造にしたため、安価にかつ容易に
製造することができる。
ーカード22CをICカード21A内に挿入しない限り
は、機能部23を動作させることは絶対的にできず、結
果として、ICカード21Aは動作しないため、上述の
実施例3と同様に、高い安全性を有したICカード21
Aの不正使用に対する保護機能を得ることができるとと
もに、キーカード22Cが挿入されている時にのみ機能
部23を動作させる切換制御手段を、単に2本の信号線
31及び32とそれらを接続するための配線パターン3
3とから成る単純な構造にしたため、安価にかつ容易に
製造することができる。
【0055】実施例5.図13は、本発明のICカード
においてキーカードをセキュリティー管理に用いた他の
実施例を示したブロック図であり、キーカード22Dが
挿入されている状態を示している。この実施例において
は、図13に示すように、キーカード22D内に、暗証
コードを記憶しているメモリ35が搭載されている。キ
ーカード22Dの機械的構造については、上述の実施例
3と同様であるため、ここでは説明は省略する。一方、
ICカード21Bの本体内には、上述の実施例1及び2
と同様の機能部23と、暗証コード照合部36とが設け
られている。暗証コード照合部36は、ICカード21
Bが挿入されているホストシステム28Aからアドレス
/データバスADD/DATAを介して入力される暗証
コードと、キーカード22D内のメモリ35の暗証コー
ドとを照合し、一致した場合にのみ機能部23のACS
端子に“L”レベルの信号を出力し、それ以外の場合は
“H”レベルの信号を出力するように構成されている。
においてキーカードをセキュリティー管理に用いた他の
実施例を示したブロック図であり、キーカード22Dが
挿入されている状態を示している。この実施例において
は、図13に示すように、キーカード22D内に、暗証
コードを記憶しているメモリ35が搭載されている。キ
ーカード22Dの機械的構造については、上述の実施例
3と同様であるため、ここでは説明は省略する。一方、
ICカード21Bの本体内には、上述の実施例1及び2
と同様の機能部23と、暗証コード照合部36とが設け
られている。暗証コード照合部36は、ICカード21
Bが挿入されているホストシステム28Aからアドレス
/データバスADD/DATAを介して入力される暗証
コードと、キーカード22D内のメモリ35の暗証コー
ドとを照合し、一致した場合にのみ機能部23のACS
端子に“L”レベルの信号を出力し、それ以外の場合は
“H”レベルの信号を出力するように構成されている。
【0056】次に動作について説明する。この実施例に
おいても、機能部23は、ACS端子23aに“L”レ
ベルの信号が入力されると動作可能となる。そこで、A
CS端子23aに“L”レベル信号を入力するために
は、まず、キーカード22Dを挿入した後、ホストシス
テム28Aからの信号CSを“L”レベルに設定するこ
とにより、キーカード22D内のメモリ35に記憶され
ている暗証コードを読み出し可能状態にして、暗証コー
ドを読み出す。次に、例えばホストシステム28Aのキ
ーボード10(図2参照)から入力された暗証コードを
暗証コード照合部36にアドレス/データバスADD/
DATAを介して入力し、キーカード22D内のメモリ
35の暗証コードと照合する。照合した結果、暗証コー
ドが一致した場合には、機能部23のACS端子23a
に“L”レベルの信号が出力され、機能部23が動作可
能となる。暗証コードが一致しない場合には、“H”レ
ベルの信号が出力され、機能部23は動作可能とならな
い。
おいても、機能部23は、ACS端子23aに“L”レ
ベルの信号が入力されると動作可能となる。そこで、A
CS端子23aに“L”レベル信号を入力するために
は、まず、キーカード22Dを挿入した後、ホストシス
テム28Aからの信号CSを“L”レベルに設定するこ
とにより、キーカード22D内のメモリ35に記憶され
ている暗証コードを読み出し可能状態にして、暗証コー
ドを読み出す。次に、例えばホストシステム28Aのキ
ーボード10(図2参照)から入力された暗証コードを
暗証コード照合部36にアドレス/データバスADD/
DATAを介して入力し、キーカード22D内のメモリ
35の暗証コードと照合する。照合した結果、暗証コー
ドが一致した場合には、機能部23のACS端子23a
に“L”レベルの信号が出力され、機能部23が動作可
能となる。暗証コードが一致しない場合には、“H”レ
ベルの信号が出力され、機能部23は動作可能とならな
い。
【0057】また、もし、キーカード22DがICカー
ド21B内に挿入されていないとすると、暗証コード照
合部36にホストシステム28Aから暗証コードが入力
されても、照合するためのキーカード22Dのメモリ3
5側の暗証コードが存在しないため、暗証コード照合部
36からは“H”レベルの信号がACS端子23aに出
力され、機能部23は動作可能にはならない。
ド21B内に挿入されていないとすると、暗証コード照
合部36にホストシステム28Aから暗証コードが入力
されても、照合するためのキーカード22Dのメモリ3
5側の暗証コードが存在しないため、暗証コード照合部
36からは“H”レベルの信号がACS端子23aに出
力され、機能部23は動作可能にはならない。
【0058】以上のように、この実施例においても、上
述の実施例1及び2と同様に、キーカード22Dが挿入
されていない場合は、機能部23が動作可能となること
は絶対にないように構成されており、さらに、そのキー
カード22Dに暗証コードを記憶させたメモリを搭載
し、外部から入力した暗証コードと照合するようにし、
一致した場合のみ動作可能とするようにしたので、IC
カード21Bの不正使用に対する保護機能をより確実に
し、高い安全性を確保することができる。
述の実施例1及び2と同様に、キーカード22Dが挿入
されていない場合は、機能部23が動作可能となること
は絶対にないように構成されており、さらに、そのキー
カード22Dに暗証コードを記憶させたメモリを搭載
し、外部から入力した暗証コードと照合するようにし、
一致した場合のみ動作可能とするようにしたので、IC
カード21Bの不正使用に対する保護機能をより確実に
し、高い安全性を確保することができる。
【0059】実施例6.この実施例は、キーカードを増
設メモリとして用いた場合の例について説明する。図1
4は、その構造を示したブロック図である。ICカード
21C及びキーカード22Eの機械的構造については、
実施例1または2で示したものと同様であるため、ここ
ではその説明は省略する。この実施例におけるICカー
ド21Cはメモリカードであり、通常のメモリ領域とし
て用いるための第一のメモリであるメモリ41を備えて
いる。ここで、メモリ41のメモリ空間は、通常のデー
タ等を格納するためのコモンメモリ空間、及び、ICカ
ード21Cの属性情報を格納するためのアトリビュート
メモリ空間等から構成されている。ICカード21C内
には、さらに、ホストシステム28Bとの間の信号のや
りとりを制御するとともに、第一のメモリ及び後述する
第二のメモリをアクセスするためのメモリアクセス手段
である信号制御部42が設けられている。
設メモリとして用いた場合の例について説明する。図1
4は、その構造を示したブロック図である。ICカード
21C及びキーカード22Eの機械的構造については、
実施例1または2で示したものと同様であるため、ここ
ではその説明は省略する。この実施例におけるICカー
ド21Cはメモリカードであり、通常のメモリ領域とし
て用いるための第一のメモリであるメモリ41を備えて
いる。ここで、メモリ41のメモリ空間は、通常のデー
タ等を格納するためのコモンメモリ空間、及び、ICカ
ード21Cの属性情報を格納するためのアトリビュート
メモリ空間等から構成されている。ICカード21C内
には、さらに、ホストシステム28Bとの間の信号のや
りとりを制御するとともに、第一のメモリ及び後述する
第二のメモリをアクセスするためのメモリアクセス手段
である信号制御部42が設けられている。
【0060】キーカード22E内には、ICカード21
Cの増設メモリとしての機能を果す第二のメモリである
キーカード内メモリ40が搭載されている。実施例3
(図9)と同様に、キーカード22Eの端子22ddと
信号制御部42とを接続している信号線30の一箇所に
はプルアップ抵抗25が設けられているため、キーカー
ド22EがICカード21C内に挿入されていない場合
には信号Betuは“H”レベルに固定されており、キ
ーカード22Eが挿入されると自動的に“L”レベルに
切り換えられる。信号制御部42は、信号Betuによ
り、キーカード22Eの有無をそれぞれ“H”レベル、
“L”レベルで示すARI/NASHI信号をホストシ
ステム28Bに出力する。
Cの増設メモリとしての機能を果す第二のメモリである
キーカード内メモリ40が搭載されている。実施例3
(図9)と同様に、キーカード22Eの端子22ddと
信号制御部42とを接続している信号線30の一箇所に
はプルアップ抵抗25が設けられているため、キーカー
ド22EがICカード21C内に挿入されていない場合
には信号Betuは“H”レベルに固定されており、キ
ーカード22Eが挿入されると自動的に“L”レベルに
切り換えられる。信号制御部42は、信号Betuによ
り、キーカード22Eの有無をそれぞれ“H”レベル、
“L”レベルで示すARI/NASHI信号をホストシ
ステム28Bに出力する。
【0061】ここで、キーカード22Eの端子22dd
及びプルアップ抵抗25は、キーカード22Eが挿入さ
れたことを示す信号を出力する挿入信号発生手段を構成
しており、信号制御部42は、挿入信号発生手段からの
信号をホストシステム28Bに出力する挿入信号出力手
段を構成している。
及びプルアップ抵抗25は、キーカード22Eが挿入さ
れたことを示す信号を出力する挿入信号発生手段を構成
しており、信号制御部42は、挿入信号発生手段からの
信号をホストシステム28Bに出力する挿入信号出力手
段を構成している。
【0062】動作について説明する。ホストシステム2
8Bは、上記のARI/NASHI信号によりキーカー
ド22Eが挿入されているか否かを検知し、キーカード
22Eが挿入されている場合に“L”レベルの信号CS
を信号制御部42を介してキーカード内メモリ40に入
力することにより、キーカード内メモリ40へのアクセ
スを可能とすることができる。また、逆に“H”レベル
の信号CSを入力した場合には、ICカード21Cの通
常のメモリ41へのアクセスが可能となる。このよう
に、信号CSは、メモリ41とキーカード内メモリ40
のどちらをアクセスするかを切り換えるためのメモリ切
換信号を構成している。
8Bは、上記のARI/NASHI信号によりキーカー
ド22Eが挿入されているか否かを検知し、キーカード
22Eが挿入されている場合に“L”レベルの信号CS
を信号制御部42を介してキーカード内メモリ40に入
力することにより、キーカード内メモリ40へのアクセ
スを可能とすることができる。また、逆に“H”レベル
の信号CSを入力した場合には、ICカード21Cの通
常のメモリ41へのアクセスが可能となる。このよう
に、信号CSは、メモリ41とキーカード内メモリ40
のどちらをアクセスするかを切り換えるためのメモリ切
換信号を構成している。
【0063】以上のように、この実施例においては、キ
ーカード22Eにキーカード内メモリ40を設けるよう
にしたので、必要に応じて、キーカード22Eを挿脱す
ることにより、容易に増設メモリを付加したり取り外し
たりすることができ、従来のICカードにおいては不可
能であったICカードのメモリの増設を容易に行うこと
ができる。
ーカード22Eにキーカード内メモリ40を設けるよう
にしたので、必要に応じて、キーカード22Eを挿脱す
ることにより、容易に増設メモリを付加したり取り外し
たりすることができ、従来のICカードにおいては不可
能であったICカードのメモリの増設を容易に行うこと
ができる。
【0064】尚、キーカード内メモリ40はRAMで構
成してICカード21Cの動作のための一時的な増設メ
モリとして用いてもよく、また、種々のデータを記憶さ
せたROMで構成して拡張ROMとして用いるようにし
てもよい。さらに、EEPROMまたはフラッシュメモ
リ等の書換可能なROMで構成して、使用しないときに
はキーカード22Eを取り外して使用者が保管するよう
にすれば、キーカード内メモリ40の内容を不正にアク
セスされるのを防ぐことができ、キーカード内メモリ2
2Eの内容のセキュリティー管理を図ることができる。
成してICカード21Cの動作のための一時的な増設メ
モリとして用いてもよく、また、種々のデータを記憶さ
せたROMで構成して拡張ROMとして用いるようにし
てもよい。さらに、EEPROMまたはフラッシュメモ
リ等の書換可能なROMで構成して、使用しないときに
はキーカード22Eを取り外して使用者が保管するよう
にすれば、キーカード内メモリ40の内容を不正にアク
セスされるのを防ぐことができ、キーカード内メモリ2
2Eの内容のセキュリティー管理を図ることができる。
【0065】実施例7.この実施例は、モデムカードで
あるICカード21D及びLANカードであるICカー
ド21Eにおいて、種々のリヤコネクタ56を設けたキ
ーカード22F及び22F’をそれぞれ準備しておき、
リヤコネクタ56と接続されてホストシステムとの通信
を行う相手の通信機器(図示せず)に合わせて、キーカ
ード22F及び22F’を取り換えることにより、あら
ゆる種類の通信機器との接続を可能にし、システムの利
便性の向上を図るものである。図15はモデムカードで
あるICカード21Dの構造を示したブロック図であ
り、図16はLANカードであるICカード21Eの構
造を示したものである。この実施例においては、ICカ
ード21D及び21E内に、ホストシステムとのやりと
りの制御を行うためのインターフェースICから構成さ
れたインターフェース手段である信号制御部52と、モ
デムカードまたはLANカードのCIS情報(コンフィ
ギュレーションインデックス信号情報)が格納されてい
るアトリビュートメモリ53とが設けられている。ま
た、モデムカードであるICカード21Dには、モデム
機能を果すモデムコントローラ50Aと、モデム機能の
ためのファームウェアプログラムを格納しているファー
ムウェアプログラムメモリ55とが搭載されており、L
ANカードであるICカード21Eには、LAN機能を
果すLANコントローラ50Bと、LAN動作の際にホ
ストシステムと相手の通信機器との間の通信速度のずれ
を補うため等に一時的にデータを格納するためのバッフ
ァメモリ54とが搭載されている。ここで、モデムコン
トローラ50A及びLANコントローラ50Bとは、イ
ンターフェース手段とリヤコネクタとの間に接続され
て、通信の制御を行う通信制御手段を構成している。
あるICカード21D及びLANカードであるICカー
ド21Eにおいて、種々のリヤコネクタ56を設けたキ
ーカード22F及び22F’をそれぞれ準備しておき、
リヤコネクタ56と接続されてホストシステムとの通信
を行う相手の通信機器(図示せず)に合わせて、キーカ
ード22F及び22F’を取り換えることにより、あら
ゆる種類の通信機器との接続を可能にし、システムの利
便性の向上を図るものである。図15はモデムカードで
あるICカード21Dの構造を示したブロック図であ
り、図16はLANカードであるICカード21Eの構
造を示したものである。この実施例においては、ICカ
ード21D及び21E内に、ホストシステムとのやりと
りの制御を行うためのインターフェースICから構成さ
れたインターフェース手段である信号制御部52と、モ
デムカードまたはLANカードのCIS情報(コンフィ
ギュレーションインデックス信号情報)が格納されてい
るアトリビュートメモリ53とが設けられている。ま
た、モデムカードであるICカード21Dには、モデム
機能を果すモデムコントローラ50Aと、モデム機能の
ためのファームウェアプログラムを格納しているファー
ムウェアプログラムメモリ55とが搭載されており、L
ANカードであるICカード21Eには、LAN機能を
果すLANコントローラ50Bと、LAN動作の際にホ
ストシステムと相手の通信機器との間の通信速度のずれ
を補うため等に一時的にデータを格納するためのバッフ
ァメモリ54とが搭載されている。ここで、モデムコン
トローラ50A及びLANコントローラ50Bとは、イ
ンターフェース手段とリヤコネクタとの間に接続され
て、通信の制御を行う通信制御手段を構成している。
【0066】また、この実施例においては、図15及び
図16に示すように、外部の通信機器と接続するための
リヤコネクタ56がキーカード22F及び22F’に設
けられている。リヤコネクタ56は、モデムカードであ
るICカード21Dの場合は、図15に示されるよう
に、公衆回線との接続を行うためのDAA58に接続さ
れ、また、LANカードであるICカード21Eの場合
は、図16に示されるように、LAN接続ケーブルのコ
ネクタに接続される。
図16に示すように、外部の通信機器と接続するための
リヤコネクタ56がキーカード22F及び22F’に設
けられている。リヤコネクタ56は、モデムカードであ
るICカード21Dの場合は、図15に示されるよう
に、公衆回線との接続を行うためのDAA58に接続さ
れ、また、LANカードであるICカード21Eの場合
は、図16に示されるように、LAN接続ケーブルのコ
ネクタに接続される。
【0067】動作について説明する。モデムカードであ
るICカード21Dにおいて、ホストシステム28(図
9参照)は、アトリビュートメモリ53からモデム機能
を実現させるためのCIS情報を選択し、ICカード2
1D内の例えば信号制御部52等に設けられたコンフィ
ギュレーションレジスタ(図示せず)にそれを書き込む
ことにより、ICカード21Dに対してモデムカードと
しての動作が可能になるように内部の初期設定(コンフ
ィギュレ−ション)が行われる。尚、この初期設定動作
については、上述したJEIDA及びPCMCIAのガ
イドラインにより規定されている。同様に、LANカー
ドであるICカード21Eにおいても、ホストシステム
28の制御によりコンフィギュレーションレジスタにL
AN機能を実現させるためのCIS情報を書き込むこと
により、ICカード22FはLANカードとしての動作
が可能になる。信号制御部52は、それを構成している
インターフェースICの論理に基づき、ホストシステム
28から入力された信号から、モデムコントローラ50
AまたはLANコントローラ50Bに送信するための信
号を合成し出力する。モデムコントローラ50A及びL
ANコントローラ50Bは、その信号により、リヤコネ
クタ56を介して外部の通信機器とデータのやりとりを
行う。
るICカード21Dにおいて、ホストシステム28(図
9参照)は、アトリビュートメモリ53からモデム機能
を実現させるためのCIS情報を選択し、ICカード2
1D内の例えば信号制御部52等に設けられたコンフィ
ギュレーションレジスタ(図示せず)にそれを書き込む
ことにより、ICカード21Dに対してモデムカードと
しての動作が可能になるように内部の初期設定(コンフ
ィギュレ−ション)が行われる。尚、この初期設定動作
については、上述したJEIDA及びPCMCIAのガ
イドラインにより規定されている。同様に、LANカー
ドであるICカード21Eにおいても、ホストシステム
28の制御によりコンフィギュレーションレジスタにL
AN機能を実現させるためのCIS情報を書き込むこと
により、ICカード22FはLANカードとしての動作
が可能になる。信号制御部52は、それを構成している
インターフェースICの論理に基づき、ホストシステム
28から入力された信号から、モデムコントローラ50
AまたはLANコントローラ50Bに送信するための信
号を合成し出力する。モデムコントローラ50A及びL
ANコントローラ50Bは、その信号により、リヤコネ
クタ56を介して外部の通信機器とデータのやりとりを
行う。
【0068】以上のように、この実施例においては、外
部の通信機器との接続に用いるリヤコネクタ56をキー
カード22F及び22F’に設けるようにしたので、相
手の通信機器に適合するリヤコネクタ56が設けられて
いるキーカード22F及び22F’を装着することによ
り、ピン配置の違うものやロック機構があるもの及びな
いもの等あらゆる種類の通信機器との接続が可能とな
り、システムの利便性を向上させることができる。
部の通信機器との接続に用いるリヤコネクタ56をキー
カード22F及び22F’に設けるようにしたので、相
手の通信機器に適合するリヤコネクタ56が設けられて
いるキーカード22F及び22F’を装着することによ
り、ピン配置の違うものやロック機構があるもの及びな
いもの等あらゆる種類の通信機器との接続が可能とな
り、システムの利便性を向上させることができる。
【0069】実施例8.この実施例は、キーカード22
Gを取り換えることにより、1つのICカード21Fに
おいてモデム機能とLAN機能の両方を実施可能とした
ものである。この実施例においては、図17に示すよう
に、ICカード21F内に、ホストシステムとのやりと
りの制御を行うためのインターフェースICから構成さ
れたインターフェース手段である信号制御部52と、モ
デムカード及びLANカードのCIS情報(コンフィギ
ュレーションインデックス信号情報)が格納されている
アトリビュートメモリ53と、ICカード21FをLA
Nカードとして使用する際のバッファメモリ54と、I
Cカード21Fをモデムカードとして使用する際のファ
ームウェアプログラムを格納しているファームウェアプ
ログラムメモリ55とが搭載されており、また、外部の
通信機器と接続するためのリヤコネクタ56が設けられ
ている。
Gを取り換えることにより、1つのICカード21Fに
おいてモデム機能とLAN機能の両方を実施可能とした
ものである。この実施例においては、図17に示すよう
に、ICカード21F内に、ホストシステムとのやりと
りの制御を行うためのインターフェースICから構成さ
れたインターフェース手段である信号制御部52と、モ
デムカード及びLANカードのCIS情報(コンフィギ
ュレーションインデックス信号情報)が格納されている
アトリビュートメモリ53と、ICカード21FをLA
Nカードとして使用する際のバッファメモリ54と、I
Cカード21Fをモデムカードとして使用する際のファ
ームウェアプログラムを格納しているファームウェアプ
ログラムメモリ55とが搭載されており、また、外部の
通信機器と接続するためのリヤコネクタ56が設けられ
ている。
【0070】ここで、この実施例においては、信号制御
部52を構成しているインターフェースICは、ホスト
システム28Cの制御等により外部からIC内部の論理
を変更できる、いわゆるプログラマブルなICで構成さ
れている。ICカード21Fがモデムカードして使用さ
れるときとLANカードとして使用されるときとでは、
インターフェースICは内部の論理を変更されて用いら
れる。そのため、この実施例においては、ホストシステ
ム28Cからのインターフェース制御信号ISにより信
号制御部52のインターフェースICの内部の論理を変
更するための論理変更信号LCSを出力するためのイン
ターフェースIC論理変更ブロック51が設けられてい
る。インターフェースIC論理変更ブロック51からの
論理変更信号LSCにより、信号制御部52は、インタ
ーフェースICがモデムコントローラ用インタフェース
ICとして機能するように、または、LANコントロー
ラ用インタフェースICとして機能するように、その内
部の論理を変更され設定される。このようにして設定さ
れた論理に基づいて、信号制御部52は、ホストシステ
ム28Cから入力された信号HSからモデムコントロー
ラ50AまたはLANコントローラ50Bに入力するた
めの信号を合成し出力する。ここで、インターフェース
IC論理変更ブロック51は、第一の通信制御手段また
は第二の通信制御手段に合わせて、インターフェース手
段である信号制御部52の論理を変更するための論理変
更手段を構成している。
部52を構成しているインターフェースICは、ホスト
システム28Cの制御等により外部からIC内部の論理
を変更できる、いわゆるプログラマブルなICで構成さ
れている。ICカード21Fがモデムカードして使用さ
れるときとLANカードとして使用されるときとでは、
インターフェースICは内部の論理を変更されて用いら
れる。そのため、この実施例においては、ホストシステ
ム28Cからのインターフェース制御信号ISにより信
号制御部52のインターフェースICの内部の論理を変
更するための論理変更信号LCSを出力するためのイン
ターフェースIC論理変更ブロック51が設けられてい
る。インターフェースIC論理変更ブロック51からの
論理変更信号LSCにより、信号制御部52は、インタ
ーフェースICがモデムコントローラ用インタフェース
ICとして機能するように、または、LANコントロー
ラ用インタフェースICとして機能するように、その内
部の論理を変更され設定される。このようにして設定さ
れた論理に基づいて、信号制御部52は、ホストシステ
ム28Cから入力された信号HSからモデムコントロー
ラ50AまたはLANコントローラ50Bに入力するた
めの信号を合成し出力する。ここで、インターフェース
IC論理変更ブロック51は、第一の通信制御手段また
は第二の通信制御手段に合わせて、インターフェース手
段である信号制御部52の論理を変更するための論理変
更手段を構成している。
【0071】また、この実施例においては、モデム機能
を果すモデムコントローラ50Aを搭載したキーカード
22Gと、LAN機能を果すLANコントローラ50B
を搭載したキーカード22G’とを2つ用意しておき、
使用者がICカード21Dをモデムカードとして使用す
る際にはモデムコントローラ50Aを搭載したキーカー
ド22GをICカード21F内に挿入し、LANカード
として使用する際にはLANコントローラ50Bを搭載
したキーカード22G’を挿入する。ここで、モデムコ
ントローラ50Aは、第一の通信方式により通信の制御
を行う第一の通信制御手段を構成しており、LANコン
トローラ50Bは、第二の通信方式により通信の制御を
行う第二の通信制御手段を構成している。
を果すモデムコントローラ50Aを搭載したキーカード
22Gと、LAN機能を果すLANコントローラ50B
を搭載したキーカード22G’とを2つ用意しておき、
使用者がICカード21Dをモデムカードとして使用す
る際にはモデムコントローラ50Aを搭載したキーカー
ド22GをICカード21F内に挿入し、LANカード
として使用する際にはLANコントローラ50Bを搭載
したキーカード22G’を挿入する。ここで、モデムコ
ントローラ50Aは、第一の通信方式により通信の制御
を行う第一の通信制御手段を構成しており、LANコン
トローラ50Bは、第二の通信方式により通信の制御を
行う第二の通信制御手段を構成している。
【0072】動作について説明する。使用者は、ICカ
ード21Fをモデムカードとして使用する際には、ま
ず、モデムコントローラ50Aが搭載されたキーカード
22GをICカード21Fに装着する。ホストシステム
28Cからインターフェース制御信号ISが入力される
と、インターフェースIC論理変更ブロック51は、信
号制御部52に論理変更信号LSCを出力し、信号制御
部52のインターフェースICがモデムコントローラ用
インターフェースICとして機能するように内部の論理
を変更する。その上で、アトリビュートメモリ53から
モデム機能を実現させるためのCIS情報を選択し、コ
ンフィギュレーションレジスタ(図示せず)にそれを書
き込むことにより、ICカード21Fはモデムカードと
して動作するようになる。
ード21Fをモデムカードとして使用する際には、ま
ず、モデムコントローラ50Aが搭載されたキーカード
22GをICカード21Fに装着する。ホストシステム
28Cからインターフェース制御信号ISが入力される
と、インターフェースIC論理変更ブロック51は、信
号制御部52に論理変更信号LSCを出力し、信号制御
部52のインターフェースICがモデムコントローラ用
インターフェースICとして機能するように内部の論理
を変更する。その上で、アトリビュートメモリ53から
モデム機能を実現させるためのCIS情報を選択し、コ
ンフィギュレーションレジスタ(図示せず)にそれを書
き込むことにより、ICカード21Fはモデムカードと
して動作するようになる。
【0073】同様に、LANカードとして使用する際に
は、LANコントローラが搭載されたキーカード22
G’を装着し、信号制御部52の内部の論理をLAN用
インターフェースICとして機能するように変更し、コ
ンフィギュレーションレジスタにLAN用のCIS情報
を書き込むことにより、ICカード21FはLANカー
ドとして動作する。
は、LANコントローラが搭載されたキーカード22
G’を装着し、信号制御部52の内部の論理をLAN用
インターフェースICとして機能するように変更し、コ
ンフィギュレーションレジスタにLAN用のCIS情報
を書き込むことにより、ICカード21FはLANカー
ドとして動作する。
【0074】このように、この実施例においては、キー
カード22G及び22G’にモデムコントローラ50A
及びLANコントローラ50Bをそれぞれ搭載し、それ
らのキーカード22G及び22G’を容易に取り換えら
れるようにし、信号制御部52のインターフェースIC
の論理をモデム用とLAN用とに外部からの制御により
容易に変更できるようにしたので、1つのICカード2
1Fでモデム機能とLAN機能の両方を実現することが
できる。
カード22G及び22G’にモデムコントローラ50A
及びLANコントローラ50Bをそれぞれ搭載し、それ
らのキーカード22G及び22G’を容易に取り換えら
れるようにし、信号制御部52のインターフェースIC
の論理をモデム用とLAN用とに外部からの制御により
容易に変更できるようにしたので、1つのICカード2
1Fでモデム機能とLAN機能の両方を実現することが
できる。
【0075】尚、上記の実施例3〜8においては、キー
カードをそれぞれ、1つ設ける例について示したが、そ
の場合に限らず、必要に応じて図1に示すように複数個
のキーカードを設けてもよい。その例としては、例え
ば、実施例6〜8のICカードに、さらに実施例3〜5
で示したセキュリティー管理のためのキーカード22
B、22Cまたは22Dを設けるようにしてもよく、ま
た、実施例8のICカード21Fに、実施例7のリヤコ
ネクタ56を備えたキーカード22F、22F’を設け
るようにしてもよい。
カードをそれぞれ、1つ設ける例について示したが、そ
の場合に限らず、必要に応じて図1に示すように複数個
のキーカードを設けてもよい。その例としては、例え
ば、実施例6〜8のICカードに、さらに実施例3〜5
で示したセキュリティー管理のためのキーカード22
B、22Cまたは22Dを設けるようにしてもよく、ま
た、実施例8のICカード21Fに、実施例7のリヤコ
ネクタ56を備えたキーカード22F、22F’を設け
るようにしてもよい。
【0076】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ICカード
が、本体と、本体と接続されるコネクタを有するととも
に付加機能を搭載した別体カードと、を備えているの
で、用途に合わせた別体カードを使用者が用いることに
より、ICカードに様々な付加機能を容易に付加するこ
とができ、ICカードの利便性を向上させることができ
る。
が、本体と、本体と接続されるコネクタを有するととも
に付加機能を搭載した別体カードと、を備えているの
で、用途に合わせた別体カードを使用者が用いることに
より、ICカードに様々な付加機能を容易に付加するこ
とができ、ICカードの利便性を向上させることができ
る。
【0077】請求項2の発明によれば、ICカードが、
ホストシステムに装着されて用いられるICカードであ
って、ICカードの本体内に設けられ、ICカードの機
能を有する機能部と、ICカードの本体と別体カードと
に設けられ、別体カードがコネクタを介して本体に接続
された時にのみホストシステムからの制御信号により機
能部を動作させる切換制御手段とを備えているので、機
能部の動作の可否を別体カードの挿脱により切り換える
ことができ、ICカードの不正使用に対する保護機能
(セキュリティ−機能)を向上させることができ、IC
カードの不正使用を防止することができる。
ホストシステムに装着されて用いられるICカードであ
って、ICカードの本体内に設けられ、ICカードの機
能を有する機能部と、ICカードの本体と別体カードと
に設けられ、別体カードがコネクタを介して本体に接続
された時にのみホストシステムからの制御信号により機
能部を動作させる切換制御手段とを備えているので、機
能部の動作の可否を別体カードの挿脱により切り換える
ことができ、ICカードの不正使用に対する保護機能
(セキュリティ−機能)を向上させることができ、IC
カードの不正使用を防止することができる。
【0078】請求項3の発明によれば、切換制御手段
が、別体カードがICカードの本体に挿入された時に、
別体カードが挿入されたことを示す信号を出力する挿入
信号発生手段と、挿入信号発生手段に電気的に接続さ
れ、挿入信号発生手段からの信号が入力された時にのみ
ホストシステムからの制御信号が機能部に入力されるの
を可能にし、それ以外の時は制御信号が機能部へ入力さ
れるのを禁止する信号制御手段とを備えているので、別
体カードを挿入した時のみICカードの機能部を動作さ
せることができ、ICカードの不正使用に対する保護機
能(セキュリティ−機能)を向上させることができ、I
Cカードの不正使用を防止することができる。
が、別体カードがICカードの本体に挿入された時に、
別体カードが挿入されたことを示す信号を出力する挿入
信号発生手段と、挿入信号発生手段に電気的に接続さ
れ、挿入信号発生手段からの信号が入力された時にのみ
ホストシステムからの制御信号が機能部に入力されるの
を可能にし、それ以外の時は制御信号が機能部へ入力さ
れるのを禁止する信号制御手段とを備えているので、別
体カードを挿入した時のみICカードの機能部を動作さ
せることができ、ICカードの不正使用に対する保護機
能(セキュリティ−機能)を向上させることができ、I
Cカードの不正使用を防止することができる。
【0079】請求項4の発明においては、切換制御手段
は、ICカードの本体に設けられ、ホストシステムから
の制御信号が入力される第一の信号線と、本体に設けら
れ、機能部に電気的に接続された第二の信号線と、別体
カードに設けられ、第一の信号線と第二の信号線とを電
気的に接続する接続手段とを備えているので、別体カー
ドを挿入した時のみICカードの機能部が動作するた
め、ICカードの不正使用に対する保護機能(セキュリ
ティ−機能)を向上させることができ、ICカードの不
正使用を防止することができるとともに、構造を簡単に
したため、安価にかつ容易に製造することができる。
は、ICカードの本体に設けられ、ホストシステムから
の制御信号が入力される第一の信号線と、本体に設けら
れ、機能部に電気的に接続された第二の信号線と、別体
カードに設けられ、第一の信号線と第二の信号線とを電
気的に接続する接続手段とを備えているので、別体カー
ドを挿入した時のみICカードの機能部が動作するた
め、ICカードの不正使用に対する保護機能(セキュリ
ティ−機能)を向上させることができ、ICカードの不
正使用を防止することができるとともに、構造を簡単に
したため、安価にかつ容易に製造することができる。
【0080】請求項5の発明においては、切換制御手段
は、別体カードに設けられ、ICカードの暗証コードが
格納されているメモリと、ICカードの本体に設けられ
るとともに、ホストシステムを介して外部から暗証コー
ドが入力され、メモリの暗証コードと外部から入力され
た暗証コードとを照合し、両者が一致した場合にのみ、
機能部を動作させるための信号を出力する暗証コード照
合部とを備えているので、別体カードが挿入され、か
つ、外部から入力した暗証コードがメモリの暗証コード
と一致した場合のみ、ICカードの機能部が動作するの
で、ICカードの不正使用に対する保護機能(セキュリ
ティー機能)をより向上させることができ、ICカード
の不正使用をより確実に防止することができる。
は、別体カードに設けられ、ICカードの暗証コードが
格納されているメモリと、ICカードの本体に設けられ
るとともに、ホストシステムを介して外部から暗証コー
ドが入力され、メモリの暗証コードと外部から入力され
た暗証コードとを照合し、両者が一致した場合にのみ、
機能部を動作させるための信号を出力する暗証コード照
合部とを備えているので、別体カードが挿入され、か
つ、外部から入力した暗証コードがメモリの暗証コード
と一致した場合のみ、ICカードの機能部が動作するの
で、ICカードの不正使用に対する保護機能(セキュリ
ティー機能)をより向上させることができ、ICカード
の不正使用をより確実に防止することができる。
【0081】請求項6の発明においては、ICカードが
ホストシステムに装着されて用いられるICカードであ
って、ICカードの本体内に設けられた第一のメモリ
と、別体カード内に設けられた第二のメモリと、本体内
に設けられ、ホストシステムの制御により、第一及び第
二のメモリをアクセスするメモリアクセス手段とを備え
ているので、必要に応じて、第二のメモリを備えた別体
カードを挿脱することにより容易にメモリの増設を行う
ことが出来る。
ホストシステムに装着されて用いられるICカードであ
って、ICカードの本体内に設けられた第一のメモリ
と、別体カード内に設けられた第二のメモリと、本体内
に設けられ、ホストシステムの制御により、第一及び第
二のメモリをアクセスするメモリアクセス手段とを備え
ているので、必要に応じて、第二のメモリを備えた別体
カードを挿脱することにより容易にメモリの増設を行う
ことが出来る。
【0082】請求項7の発明においては、第二のメモリ
が、書き換え可能な不揮発性の半導体メモリで構成され
ているので、第二のメモリを搭載している別体カードを
取り外した後にも第二のメモリの内容は保存されている
ので、その別体カードを使用者が取り外して保管してい
れば、不正にその内容をアクセスされることを防止で
き、セキュリティーを向上させることができる。
が、書き換え可能な不揮発性の半導体メモリで構成され
ているので、第二のメモリを搭載している別体カードを
取り外した後にも第二のメモリの内容は保存されている
ので、その別体カードを使用者が取り外して保管してい
れば、不正にその内容をアクセスされることを防止で
き、セキュリティーを向上させることができる。
【0083】請求項8の発明においては、メモリアクセ
ス手段は、別体カードが本体に挿入された時に、別体カ
ードが挿入されたことを示す信号を出力する挿入信号発
生手段と、挿入信号発生手段からの信号をホストシステ
ムに出力する挿入信号出力手段とを備えているので、ホ
ストシステムはそれらから別体カードが挿入されたこと
を検知し、それにより、本体内のメモリと別体カードの
メモリの両方のアクセスが可能な状態であることを検知
することができる。
ス手段は、別体カードが本体に挿入された時に、別体カ
ードが挿入されたことを示す信号を出力する挿入信号発
生手段と、挿入信号発生手段からの信号をホストシステ
ムに出力する挿入信号出力手段とを備えているので、ホ
ストシステムはそれらから別体カードが挿入されたこと
を検知し、それにより、本体内のメモリと別体カードの
メモリの両方のアクセスが可能な状態であることを検知
することができる。
【0084】請求項9の発明においては、ICカードは
ホストシステムに装着されて、ホストシステムと外部の
通信機器との間の通信を行うためのICカードであっ
て、本体内に設けられ、コネクタに接続されて、ホスト
システムと信号のやりとりを行うためのインターフェー
ス手段と、別体カードに設けられ、通信機器と接続され
るリヤコネクタと、本体内に設けられ、インターフェー
ス手段とリヤコネクタとの間に接続されて、通信の制御
を行う通信制御部とを備えているので、種々の種類のリ
ヤコネクタを設けた別体カードを複数個用意しておき、
通信機器の種類に合わせて適宜リヤコネクタの種類を交
換するようにすれば、種々の種類の通信機器との接続が
可能となり、利便性が向上する。
ホストシステムに装着されて、ホストシステムと外部の
通信機器との間の通信を行うためのICカードであっ
て、本体内に設けられ、コネクタに接続されて、ホスト
システムと信号のやりとりを行うためのインターフェー
ス手段と、別体カードに設けられ、通信機器と接続され
るリヤコネクタと、本体内に設けられ、インターフェー
ス手段とリヤコネクタとの間に接続されて、通信の制御
を行う通信制御部とを備えているので、種々の種類のリ
ヤコネクタを設けた別体カードを複数個用意しておき、
通信機器の種類に合わせて適宜リヤコネクタの種類を交
換するようにすれば、種々の種類の通信機器との接続が
可能となり、利便性が向上する。
【0085】請求項10の発明においては、ICカード
はホストシステムに装着されて、ホストシステムと外部
の通信機器との間の通信を行うためのICカードであっ
て、本体内に設けられ、コネクタに接続されて、ホスト
システムと信号のやりとりを行うためのインターフェー
ス手段と、本体に設けられ、通信機器と接続されるリヤ
コネクタと、第一の別体カードに設けられ、インターフ
ェース手段とリヤコネクタとの間に接続されて、第一の
方式により通信の制御を行う第一の通信制御手段と、第
二の別体カードに設けられ、インターフェース手段とリ
ヤコネクタとの間に接続されて、第二の方式により通信
の制御を行う第二の通信制御手段とを備えているので、
第一及び第二の別体カードの交換により容易に通信方式
の変更を行うことができる。
はホストシステムに装着されて、ホストシステムと外部
の通信機器との間の通信を行うためのICカードであっ
て、本体内に設けられ、コネクタに接続されて、ホスト
システムと信号のやりとりを行うためのインターフェー
ス手段と、本体に設けられ、通信機器と接続されるリヤ
コネクタと、第一の別体カードに設けられ、インターフ
ェース手段とリヤコネクタとの間に接続されて、第一の
方式により通信の制御を行う第一の通信制御手段と、第
二の別体カードに設けられ、インターフェース手段とリ
ヤコネクタとの間に接続されて、第二の方式により通信
の制御を行う第二の通信制御手段とを備えているので、
第一及び第二の別体カードの交換により容易に通信方式
の変更を行うことができる。
【0086】請求項11の発明においては、第一の通信
制御手段がモデムコントローラを有し、第二の通信制御
部がLANコントローラを有しているので、別体カード
の交換により1つのICカードがモデム機能とLAN機
能の両方の実行を可能にすることが出来る。
制御手段がモデムコントローラを有し、第二の通信制御
部がLANコントローラを有しているので、別体カード
の交換により1つのICカードがモデム機能とLAN機
能の両方の実行を可能にすることが出来る。
【0087】請求項12の発明においては、第一の通信
制御手段または第二の通信制御手段に合わせて、インタ
ーフェース手段の論理を変更するための論理変更手段を
備えているので、インターフェース手段の論理をホスト
システムの制御により外部から容易に変更することが可
能である。
制御手段または第二の通信制御手段に合わせて、インタ
ーフェース手段の論理を変更するための論理変更手段を
備えているので、インターフェース手段の論理をホスト
システムの制御により外部から容易に変更することが可
能である。
【0088】請求項13の発明においては、別体カード
が本体から脱落するのを防止するための脱落防止手段を
備えるようにしたので、別体カードは脱落防止手段によ
り本体内に固定され、脱落を防止することができるとと
もに、別体カードと本体との電気的接続を安定させるこ
とができる。
が本体から脱落するのを防止するための脱落防止手段を
備えるようにしたので、別体カードは脱落防止手段によ
り本体内に固定され、脱落を防止することができるとと
もに、別体カードと本体との電気的接続を安定させるこ
とができる。
【0089】請求項14の発明においては、ホストシス
テムと、ホストシステムに装着されるICカードとを備
えたICカードシステムであって、ICカードが、本体
と、その本体に対し挿脱自在であるとともに、挿入時に
上記本体と電気的に接続されるコネクタを有する別体カ
ードとを備えているので、用途に合わせた別体カードを
用いることにより、ICカードに様々な付加機能を容易
にかつ選択的に持たせることができ、システムの利便性
が向上する。
テムと、ホストシステムに装着されるICカードとを備
えたICカードシステムであって、ICカードが、本体
と、その本体に対し挿脱自在であるとともに、挿入時に
上記本体と電気的に接続されるコネクタを有する別体カ
ードとを備えているので、用途に合わせた別体カードを
用いることにより、ICカードに様々な付加機能を容易
にかつ選択的に持たせることができ、システムの利便性
が向上する。
【図1】 本発明のICカードを示した上面図である。
【図2】 本発明のICカード及びホストシステムを示
した斜視図である。
した斜視図である。
【図3】 本発明の実施例1による別体のキーカードの
機械的構造を示した斜視図である。
機械的構造を示した斜視図である。
【図4】 本発明の実施例1によるキーカードと、キー
カードが装着されるICカード側コネクタとを示した上
面図である。
カードが装着されるICカード側コネクタとを示した上
面図である。
【図5】 本発明の実施例1によるキーカードをICカ
ード内に挿入する状態を示した斜視図である。
ード内に挿入する状態を示した斜視図である。
【図6】 図5のキーカードがICカード内に装着され
た状態を示した斜視図である。
た状態を示した斜視図である。
【図7】 本発明の実施例2による別体のキーカードの
機械的構造を示した斜視図である。
機械的構造を示した斜視図である。
【図8】 本発明の実施例2によるキーカードをICカ
ード内に挿入する状態を示した斜視図である。
ード内に挿入する状態を示した斜視図である。
【図9】 本発明の実施例3によるICカード及び別体
のキーカードの構成を示したブロック図である。
のキーカードの構成を示したブロック図である。
【図10】 図9の信号制御部を構成するNAND回路
を示した図である。
を示した図である。
【図11】 本発明の実施例4によるICカードの構成
を示したブロック図である。
を示したブロック図である。
【図12】 図11のICカード内に別体のキーカード
を装着した状態を示したブロック図である。
を装着した状態を示したブロック図である。
【図13】 本発明の実施例5によるICカード及び別
体のキーカードの構成を示したブロック図である。
体のキーカードの構成を示したブロック図である。
【図14】 本発明の実施例6によるICカード及び別
体のキーカードの構成を示したブロック図である。
体のキーカードの構成を示したブロック図である。
【図15】 本発明の実施例7によるICカード(モデ
ムカード)及び別体のキーカードの構成を示したブロッ
ク図である。
ムカード)及び別体のキーカードの構成を示したブロッ
ク図である。
【図16】 本発明の実施例7によるICカード(LA
Nカード)及び別体のキーカードの構成を示したブロッ
ク図である。
Nカード)及び別体のキーカードの構成を示したブロッ
ク図である。
【図17】 本発明の実施例8によるICカード及び別
体のキーカードの構成を示したブロック図である。
体のキーカードの構成を示したブロック図である。
【図18】 従来のICカード及びホストシステムの構
成を示したブロック図である。
成を示したブロック図である。
【図19】 従来のICカード及びホストシステムを示
した斜視図である。
した斜視図である。
7,21,21A,21B ICカード、8 ホストシ
ステム、8a ICカード用スロット、21a キーカ
ード用スロット、22 キーカード(別体カード)、2
7 キーカード用ICカード側コネクタ、35 メモ
リ、36 暗証コード照合部、40 キーカード内メモ
リ、50A モデムコントローラ、50BLANコント
ローラ、51 インターフェースIC論理変更ブロッ
ク、56リヤコネクタ。
ステム、8a ICカード用スロット、21a キーカ
ード用スロット、22 キーカード(別体カード)、2
7 キーカード用ICカード側コネクタ、35 メモ
リ、36 暗証コード照合部、40 キーカード内メモ
リ、50A モデムコントローラ、50BLANコント
ローラ、51 インターフェースIC論理変更ブロッ
ク、56リヤコネクタ。
Claims (14)
- 【請求項1】 本体と、 上記本体と接続されるコネクタを有するとともに付加機
能を搭載した別体カードと、 を備えたことを特徴とするICカード。 - 【請求項2】 上記ICカードは、ホストシステムに装
着されて用いられるICカードであって、 上記本体内に設けられ、上記ICカードの機能を有する
機能部と、 上記本体と上記別体カードとに上記コネクタを介して設
けられ、上記別体カードが上記コネクタを介して上記本
体に接続された時にのみ上記ホストシステムからの制御
信号により上記機能部を動作させる切換制御手段と、を
備え、 もって、上記別体カードの挿脱により、上記機能部を動
作させるか否かを切り換えることを特徴とする請求項1
記載のICカード。 - 【請求項3】 上記切換制御手段は、 上記別体カードが上記本体に挿入された時に、上記別体
カードが挿入されたことを示す信号を出力する挿入信号
発生手段と、 上記挿入信号発生手段に電気的に接続され、上記挿入信
号発生手段からの信号が入力された時にのみ上記ホスト
システムからの制御信号が上記機能部に入力されるのを
可能にし、それ以外の時は上記制御信号が上記機能部へ
入力されるのを禁止する信号制御手段と、 を備えたものであることを特徴とする請求項2記載のI
Cカード。 - 【請求項4】 上記切換制御手段は、 上記本体に設けられ、上記機能部に電気的に接続された
第一の信号線と、 上記本体に設けられ、上記ホストシステムからの制御信
号が入力される第二の信号線と、 上記別体カードに設けられ、上記第一の信号線と上記第
二の信号線とを電気的に接続する接続手段と、 を備えたものであることを特徴とする請求項2記載のI
Cカード。 - 【請求項5】 上記切換制御手段は、 上記別体カードに設けられ、上記ICカードの暗証コー
ドが格納されているメモリと、 上記本体に設けられるとともに、上記ホストシステムを
介して外部から暗証コードが入力され、上記メモリの上
記暗証コードと外部から入力された上記暗証コードとを
照合し、両者が一致した場合にのみ、上記機能部を動作
させるための信号を出力する暗証コード照合部と、 を備えたものであることを特徴とする請求項2記載のI
Cカード。 - 【請求項6】 上記ICカードはホストシステムに装着
されて用いられるICカードであって、 上記本体内に設けられた第一のメモリと、 上記別体カード内に設けられた第二のメモリと、 上記本体内に設けられ、上記ホストシステムの制御によ
り、上記第一及び第二のメモリをアクセスするメモリア
クセス手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1記載のICカード。 - 【請求項7】 上記第二のメモリが、書き換え可能な不
揮発性半導体メモリから構成されていることを特徴とす
る請求項6記載のICカード。 - 【請求項8】 上記メモリアクセス手段は、 上記別体カードが上記本体に挿入された時に、上記別体
カードが挿入されたことを示す信号を出力する挿入信号
発生手段と、 上記挿入信号発生手段からの信号を上記ホストシステム
に出力する挿入信号出力手段と、 を備えたものであることを特徴とする請求項6または7
記載のICカード。 - 【請求項9】 上記ICカードはホストシステムに装着
されて、上記ホストシステムと外部の通信機器との間の
通信を行うためのICカードであって、 上記本体内に設けられ、上記コネクタに接続されて、上
記ホストシステムと信号のやりとりを行うためのインタ
ーフェース手段と、 上記別体カードに設けられ、上記通信機器と接続される
リヤコネクタと、 上記本体内に設けられ、上記インターフェース手段と上
記リヤコネクタとの間に接続されて、通信の制御を行う
通信制御手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1記載のICカード。 - 【請求項10】 上記ICカードはホストシステムに装
着されて、上記ホストシステムと外部の通信機器との間
の通信を行うためのICカードであって、 上記本体内に設けられ、上記コネクタに接続されて、上
記ホストシステムと信号のやりとりを行うためのインタ
ーフェース手段と、 上記本体に設けられ、上記通信機器と接続されるリヤコ
ネクタと、 第一の上記別体カードに設けられ、上記インターフェー
ス手段と上記リヤコネクタとの間に接続されて、第一の
方式により通信の制御を行う第一の通信制御手段と、 第二の上記別体カードに設けられ、上記インターフェー
ス手段と上記リヤコネクタとの間に接続されて、第二の
方式により通信の制御を行う第二の通信制御手段と、を
備え、 もって、上記第一及び第二の別体カードの交換により、
通信方式の変更を可能にしたことを特徴とする請求項1
記載のICカード。 - 【請求項11】 上記第一の通信制御手段がモデムコン
トローラを有し、 上記第二の通信制御手段がLANコントローラを有して
いることを特徴とする請求項10記載のICカード。 - 【請求項12】 上記第一の通信制御手段または上記第
二の通信制御手段に合わせて、上記ホストシステムの制
御により上記インターフェース手段の論理を変更するた
めの論理変更手段を備えたことを特徴とする請求項10
または11記載のICカード。 - 【請求項13】 上記別体カードと上記本体とに設けら
れ、機械的に互いに係合して、上記別体カードが上記本
体から脱落するのを防止するための脱落防止手段を備え
たことを特徴とする請求項1ないし12のいずれかに記
載のICカード。 - 【請求項14】 ホストシステムと、上記ホストシステ
ムに装着されるICカードと、を備えたICカードシス
テムであって、 上記ICカードが、本体と、上記本体と接続されるコネ
クタを有するとともに付加機能を搭載した別体カードと
を備えていることを特徴とするICカードシステム。
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JP6328608A JPH08123917A (ja) | 1994-09-02 | 1994-12-28 | Icカード及びicカードシステム |
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JP21000394 | 1994-09-02 | ||
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