JPH08122667A - 硬性鏡光学系 - Google Patents

硬性鏡光学系

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JPH08122667A
JPH08122667A JP7247062A JP24706295A JPH08122667A JP H08122667 A JPH08122667 A JP H08122667A JP 7247062 A JP7247062 A JP 7247062A JP 24706295 A JP24706295 A JP 24706295A JP H08122667 A JPH08122667 A JP H08122667A
Authority
JP
Japan
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lens system
image
primary image
objective lens
cavity
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7247062A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokuyuki Tateyama
徳之 立山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP7247062A priority Critical patent/JPH08122667A/ja
Publication of JPH08122667A publication Critical patent/JPH08122667A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、対物レンズ系の長さを長くする
ことによりリレーレンズ系により伝送する長さを短くし
てNAの大きな明るい硬性鏡光学系を提供するものであ
る。 【構成】 生体内等の空洞内に挿入される細長い挿入
部と空洞外に位置する把持部を備えた硬性鏡において、
挿入部先端に配置され物体の1次像を形成する対物レン
ズ系と、1次像をリレーするリレーレンズ系とを含み、
対物レンズ系先端から1次像までの距離L1と1回リレ
ーに必要な距離L2を下記のように定めた硬性鏡光学
系。 0.3<L /L <2.0

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療分野で広く用
いられている硬性内視鏡(硬性鏡)および硬性鏡光学系
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、医療の外科分野において、内視鏡
と専用の処置具とを用いての低侵襲手術が普及しつつあ
る。この手術によれば、従来開腹手術を必要とした疾病
を内視鏡による観察下で低侵襲に処置することが可能に
なり、入院期間の短縮等により患者の社会的負担が軽減
される。そのため、内視鏡での観察下においての外科手
術は、今後も一層の発展が期待されている。
【0003】内視鏡は、生体内に挿入される挿入部の構
造によって、軟性鏡と硬性鏡の二つに分けられる。これ
ら内視鏡のうち、良好な画質の硬性鏡が、内視鏡下での
外科手術に用いられる。
【0004】図14は、従来の硬性鏡観察光学系を示す
図で、挿入部1の先端に配置された長さの短い対物レン
ズ系Oと、挿入部1のほぼ全長にわたる長さのリレーレ
ンズ系Rと、把持部2内に配置されている接眼レンズ系
Eが本体内に一体に納められている。この硬性鏡光学系
は、対物レンズ系Oにより結像された物体の像がリレー
レンズ系R1 ,R2 ,・・・により通常3回程度リレー
され、把持部2内の接眼部3に設けられた接眼レンズ系
Eを通して観察される。この従来の光学系のリレーレン
ズ系は、等倍の像伝送を行なうレンズ系を基本単位と
し、これを繰返し配置することにより、複数回の像伝送
を行なう構成になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の硬性鏡光学系
は、リレーレンズ系Rにより複数回リレーを行なうこと
により光学系の明るさを確保するようにしている。
【0006】硬性鏡の挿入部は、外径が細く有効長が長
いために、このように挿入部内において像を伝送する際
に明るさを確保するためにリレー回数を多くしてNAが
大になるようにしている。
【0007】しかし、従来の硬性鏡光学系は、対物レン
ズ系の長さが非常に短く、リレーレンズ系Rにより像を
伝送する距離が長くなり1回あたりのリレー長も長くな
るためNAを大きくすることが出来ず光学系を明るくす
ることが出来ない。
【0008】本発明は、対物レンズ系の長さを長くする
ことによりリレーレンズ系により伝送する長さを短くし
てNAの大きな明るい硬性鏡光学系を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の硬性鏡光学系
は、生体内等の空洞内を観察するために空洞内に挿入さ
れる細長い挿入部の先端に配置されていてこの挿入部内
に1次像を形成する対物レンズ系と、挿入部内に配置さ
れていて、1次像を1回又は複数回リレーして挿入部の
近位端付近又は挿入部に結合される把持部内に最終像を
形成するリレーレンズ系とを含む光学系で、下記の条件
(1)を満足するものである。
【0010】(1) 0.3<L1 /L2 <2.0 ただし、L1 は対物レンズ系の先端から1次像までの距
離、L2 はリレーレンズ系が1次像を1回リレーするの
に必要な距離である。
【0011】本発明の硬性鏡光学系が使用される硬性鏡
は、図16に示す従来の接眼部3を有するものと同様の
ものである。つまり、後に述べる本発明の実施の形態の
第1の例の硬性鏡光学系を備えた硬性鏡を示した図1に
示す通りであって、生体内等の空洞内に挿入される細長
い挿入部1と、使用時も空洞外に位置する把持部2とか
らなり、把持部2の近位端が接眼部3を構成している。
【0012】本発明の硬性鏡光学系は、例えば挿入部1
の先端部に配置された対物レンズ系Oと、この対物レン
ズ系Oによる1次像I1 をリレーするリレーレンズ系R
と、リレーレンズ系Rによる最終像In からの光をほぼ
平行光束にする接眼部3に配置された接眼レンズ系Eと
よりなる。
【0013】又、図2に示すように接眼部3に把持部2
とは別体の内視鏡用テレビカメラシステム4を取付ける
ことが出来る。このテレビシステムには、結像レンズ系
I と固体撮像素子5とが配置されている。この図2に
示す硬性鏡は、テレビカメラシステム4が機械的に一体
の構成になっているが、破線6の部分にて分離し、結像
レンズ系LI を含むアダプター4aと固体撮像素子5を
含むテレビカメラヘッド4bとを別々に構成して、アダ
プター4aとテレビカメラヘッド4bを機械的に着脱可
能にしてもよい。このようにアダプター4aとテレビカ
メラヘッド4bを着脱可能にすることにより、複数種類
を用意して種々の組合わせでの撮影が可能になる。
【0014】本発明の硬性鏡光学系は、例えば図1又は
図2に示すように挿入部1の先端側に配置され挿入部1
内に1次像I1を形成する対物レンズ系Oと前記1次像
1を挿入部1の近位端もしくは把持部2内に最終像In
を形成するために、1回又は数回1次像を伝送するリレ
−レンズ系と把持部2内の接眼部3に配置され最終像I
nから入射する光束をほぼ平行な状態で射出させて目視
観察を可能にする接眼レンズ系Eとより構成されてい
る。
【0015】次に前記のような構成の本発明の硬性鏡光
学系について、図1又は図2に示す3回のリレーの場合
をもとに述べる。本発明の光学系の特徴は、硬性鏡にと
って必要な挿入部の長さ(有効長)を確保しつつNAを
大にして明るい光学系にするために前記L1 とL2 がほ
ぼ等しくなるようにした点にある。
【0016】又接眼レンズ系Eの物体側に形成される最
終像は、通常挿入部の近位端付近の把持部2の内部に形
成されるが、本発明の光学系も同様に、図1、図2に示
す4次像が最終像In で、例えばこれら図に示すように
把持部2の内部に形成される。そのため、挿入部先端か
ら最終像In までの距離は、挿入部有効長もしくはそれ
よりも長くする必要がある。この挿入部先端から最終像
までの距離が短い程光学系を明るくすることが出来る
が、挿入部の有効長は、手術に必要な長さによりおよそ
定まるために、それ以上は短くすることが出来ない。
【0017】本発明の光学系で、3回リレーの場合、4
回像が形成され、そのうちの最終像In の位置は、前記
の理由により決定される。また、リレーレンズ系Rは、
等倍の像伝送を行なうリレーレンズR1 ,R2 ,・・・
を基本単位としており、本発明は、このリレーレンズを
繰返し用いることによって対物レンズ系とリレーレンズ
系を次に述べるように適切に選ぶことにより明るい光学
系を得るようにしたものである。
【0018】例えば、前記の3回リレ−の場合4回像が
形成されるが、そのうちの2次像以降の中間像および最
終像の位置は、前記の理由により決定される。そのた
め、本発明は、1次像の位置を次に述べるように適切に
選ぶことにより明るい光学系を得るようにした。
【0019】図3は、本発明の硬性鏡光学系において、
代表的な3回リレーの場合に関して、1次像の位置を変
えた時の光学系のNAの変化を示す図である。
【0020】この図において(A)は対物レンズ系Oを
長くして対物レンズ系Oの長さL1 と1回の像伝送に必
要なリレーレンズR1 ,R2 ,R3 の長さL2 を等しく
した場合、(B)は対物レンズ系Oを短くして1次像I
1 を先端側へ寄せた場合、(C)は対物レンズ系Oを非
常に長くして1次像I1 を中間像I2 の側へ寄せた場合
である。上記の(A),(B),(C)のうち、本発明
の目的を達成する上で望ましいパワー配置に相当するの
は(A)である。尚(B)は対物レンズ系の短い従来の
硬性鏡光学系に近い構成である。
【0021】これら図3の(A),(B),(C)は、
リレーレンズ系Rの各リレーレンズR1 ,R2 ,R3
倍率を等倍に設定しかつ1次フィールドレンズLF を1
次像と一致する位置に配置してあるため対物レンズ系O
の1次像I1 の位置での入射側NAと出射側NAとは等
しい。ここでNAはマージナル光線と光軸とのなす角で
ある。又NAが大きい程、明るい光学系になし得る。
【0022】図3においては、(A),(B),(C)
ともにマージナル光線の最大光線高を等しくしてある
が、NAの大きさは明らかに(A)の場合が一番大で最
も明るい。その理由は、(A)の場合、マージナル光線
高の限界を決めるレンズ系が対物レンズ系にもリレーレ
ンズ系にもどちらにも片寄っていないことによる。
(B)の場合は、マージナル光線高の限界を決めるのは
リレーレンズ系であり、リレーレンズ系の長さによりN
Aが決まってしまう。また(C)は対物レンズ系により
マージナル光線高の限界が決まり対物レンズの長さによ
りNAが決まる。
【0023】図3の(A)の場合、マージナル光線高の
限界を決めるレンズ系は、対物レンズ系とリレーレンズ
系の両方であり、どちらの長さをとっても(B)のリレ
ーレンズおよび(C)の対物レンズ系の長さより短くな
り、同じ外径の光学系においてNAを大きくすることが
出来る。
【0024】このNAを大きくするための条件が、条件
(1)である。
【0025】この条件(1)において、L1 /L2 は明
るさを変動させるパラメーターであり、図3の(A)の
状態に相当するL1 /L2 =1.0の時の明るさが最大
になる。このL1 /L2 =1.0からずれると明るさは
低下し、その際の明るさは、L1 /L2 =1.0の時の
明るさを1とすると下記のようになる。
【0026】 (L1 /L2 <1.0のとき) [{1+(N−1)×L2 /L1 }/N]2 (L1 /L2 >1.0のとき) [{1+L1 /(N−1)/L2 }×(N−1)/N]2 上記の式でNはリレーレンズ系による像の結像回数であ
る。
【0027】ここで、本発明の硬性鏡光学系の代表的な
構成である3回リレーつまりN=4の時のパラメーター
1 /L2 の各値における明るさのL1 /L2 =1.0
の時の明るさに対する比を計算すると下記の通りであ
る。
【0028】 L1 /L2 明るさの比 0.01および1.42 0.57 0.33および1.29 0.69 1.0 1.0 上記の計算値のように、L1 /L2 が0.01又は1.
42の時の明るさは0.57であり、L1 /L2 =1.
0の時の明るさのほぼ半分に減少する。したがって明る
さがこれより減少することは許容出来ない。つまり条件
(1)の下限を越えると、図3の(B)の状態になり、
又上限を越えると図3の(C)の状態になり、共に明る
さが能力の半分以下になるため実用可能な明るさが得ら
れなくなる。尚条件(1)の代りに下記の条件を満足す
るようにすれば、能力の約70%以上の明るさが得られ
るため一層望ましい。
【0029】0.33<L1 /L2 <1.29 図1に示す光学系において、1次像I1 近くに配置され
ている1次フィールドレンズLF は対物レンズ系Oの瞳
をリレーレンズ系Rに伝送するものである。対物レンズ
系Oから出射される主光線は、光軸から離れる方向に進
むため、1次像の近傍にフィールドレンズが配置されて
いない場合、前記主光線がリレーレンズ系Rを通過出来
なくなり、視野周辺の像がけられてしまう。そのため、
フィールドレンズLF を設ける必要がある。しかしフィ
ールドレンズの空気接触面と1次像が重なるとフィール
ドレンズの表面のゴミや傷がうつるため、フィールドレ
ンズはその空気に接する面が1次像から僅かに離れるよ
うに配置することが好ましい。
【0030】以上の説明は、リレーレンズ系において代
表的な3回リレー(N=4)について行なったが、2回
リレーの場合、4回リレーの場合、・・・n回リレーの
場合も同じである。なお、結像回数Nが2,3,4・・
・と変化した場合、L1 /L2 の値が夫々以下の範囲内
であれば能力の70%以上の明るさが得られるので好ま
しい。
【0031】 N(結像回数) 2 0.66<L1 /L2 <1.5 3 0.56<L1 /L2 <1.29 4 0.33<L1 /L2 <1.29 5 0.3<L1 /L2 <1.26 6 0.3<L1 /L2 <1.25 7 0.3<L1 /L2 <1.25 8 0.3<L1 /L2 <1.24 9 0.3<L1 /L2 <1.22 10 0.3<L1 /L2 <1.2 以上、本発明の硬性鏡光学系の基本構成について述べた
が、この光学系を備えた硬性鏡に、硬性鏡用テレビカメ
ラシステムを取付けることによって、内視鏡下での外科
手術にとって欠かせないテレビ観察が可能になる。その
場合、図2に示すような硬性鏡のように把持部1に硬性
鏡用テレビカメラシステム4を取付け、このテレビカメ
ラシステム内に配置された結像レンズ系LI により最終
像Inを形成し、この最終像In が固体撮像素子5の受
光面に一致するようにして撮像すればよい。
【0032】次に本発明の硬性鏡光学系にて用いられる
対物レンズ系の望ましい構成について述べる。即ち、物
体側から順に、挿入部の先端に配置され負のパワーを有
する第1群と、第1群と1次フィールドレンズLF との
中間にあり正のパワーの第2群にて構成されるのが好ま
しい。対物レンズ系のこのパワー配置は、必要な画角を
確保しつつ対物レンズ系のレンズ枚数を減らすのに望ま
しい。第1群の負のパワーは画角を広げる作用を有し、
第2群の正のパワーは、第1群にて形成される物体の虚
像を結像して実像の1次像を形成する役割りを有してい
る。対物レンズ系の第1群は、対物レンズ系、リレーレ
ンズ系よりなる観察光学系中最も強いパワーを有する群
であるので、像面湾曲を補正する作用を有している。又
第2群は対物レンズ系内の瞳を決定する役割を持ってい
る。したがって対物レンズ系のパワー配置として前述の
パワー配置がレンズ枚数を最も少なくし得るパワー配置
である。
【0033】例えば、図1に示す実施例では、対物レン
ズ系が負の単レンズ1枚の第1群と、正の単レンズ1枚
の第2群とからなっている。しかし、画角等の仕様によ
っては、第1群は負の単レンズ1枚ではパワーが不足す
る場合があり、その場合負のパワーのレンズを追加して
もよい。また倍率の色収差や非点収差を良好に補正する
ためには、正のパワーのレンズを加えたり接合レンズを
用いてもよい。
【0034】更に、対物レンズ系を球面レンズのみで構
成する場合、発生する樽型の歪曲収差を補正するために
は、主光線高の高い第1群内に非球面を配置し、主光線
が過度に屈折しないようにすればよい。又第2群により
軸上色収差を補正するためには、分散の大きい負レンズ
を用いる必要があり、第2群を1枚の正レンズと1枚の
負レンズを組合わせた構成にすればよい。この場合正レ
ンズと負レンズを接合しても間隔を置いて配置してもよ
い。この第2群は−1×に近い倍率が最も望ましく、−
2×〜−0.5×の間であればよい。この第2群の倍率
が−2×〜−0.5×の範囲から外れると、対物レンズ
系の瞳が先端と1次像の中央から大きくずれるため軸外
光束がけられ好ましくない。
【0035】本発明の光学系は、対物レンズ系の長さを
長くし、又リレーレンズ系のNAとほぼ等しくなるよう
にしているため、明るさを確保するためには、像の伝送
と共に瞳を伝送する必要がある。図3において、対物レ
ンズの瞳Q1 を通過した光束がリレーレンズ系Rの瞳Q
2 を通過しなおかつ同じ光束径でなければ等しい明るさ
の像伝送を行なうことが出来ない。そのために、対物レ
ンズの瞳Q1 における光束の径φ1 とリレーレンズ系の
瞳Q2 の位置における光束系φ2 が下記条件(2)を満
足することが望ましい。
【0036】(2) 0.5<φ2 /φ1<1.5 更に、対物レンズ系Oにおける瞳Q1 と1次像I1 との
距離L3 と、リレーレンズ系Rの瞳Q2 と1次像I1
の距離L4 がほぼ等しければ、1次像I1 に関して瞳Q
1 と瞳Q2 とがほぼ対称な位置になり、光量の損失の少
ない良好な瞳伝送が可能になる。又1次フィールドレン
ズの位置は、1次像の対物レンズ側でもリレーレンズ側
でもよく、又1次像をレンズ内部に含む位置でもよい。
しかし1次像からの距離が離れすぎると周辺光量が低下
する。そのため、1次フィールドレンズと1次像との距
離は、L2 の10%以下にするのが好ましい。1次フィ
ールドレンズと1次像との距離がL2 の10%を越える
と1次フィールドレンズ自身での軸外光束のけられが生
じ、視野周辺の像がけられるかあるいは周辺光量が低下
する。この1次フィールドレンズは、瞳を伝送するため
に正のパワーを有する必要があり、正の単レンズ1枚に
てその機能を十分果たすことが出来る。ただし倍率の色
収差や非点収差を補正するために用いる場合は、正レン
ズと負レンズの接合レンズにしてもよい。
【0037】従来の硬性鏡は、結像位置に観察視野範囲
を明確にするための視野マスクを用いているが、本発明
でも視野マスクを設けてもよい。その場合は、黒い金属
薄板等からなる視野マスクを最終中間像In の位置に配
置するのが空間的制約が少なく最も望ましい。しかし1
次像I1 や他の中間像I2 ,I3 ,・・・やマージナル
光線が低く主光線高の高い対物レンズ系の第1群内に設
けてもよい。
【0038】
【発明の実施の形態】次に本発明の硬性鏡光学系の実施
の形態を図面をもとに説明する。
【0039】図1は本発明の硬性鏡光学系の実施の形態
を示す第1の例で、その内容は、既に述べた通りであ
る。即ち、生体内等の空洞内に挿入される挿入部1と空
洞の外に位置する把持部2とよりなり、把持部2の近位
端付近には接眼部3が設けられた硬性鏡である。この硬
性鏡の挿入部1の先端部分には、対物レンズ系Oが配置
され、この対物レンズ系Oによる物体の1次像I1 を伝
送するリレーレンズ系Rが挿入部1に又リレーレンズ系
Rの最終像In からの光束をほぼ平行な光束にする接眼
レンズ系Eが接眼部3に配置されている。
【0040】この図1に示す本発明の硬性鏡光学系に用
いられるリレーレンズ系Rは、リレーレンズR1 ,R
2 ,R3 による3回リレーの光学系である。
【0041】この第1の例の光学系は、図1における長
さL1 およびL2 、即ち対物レンズOの先端面から1次
像I1 までの距離L1 とこの1次像I1 から次の像I2
までの1回のリレーの距離L2 との比であるパラメータ
ー(L1 /L2 )が条件(1)を満足するように構成さ
れている。
【0042】図2に示す実施の形態を示す第2の例は、
第1の実施例と同じ対物レンズ系、リレーレンズ系、接
眼レンズ系を備えた同じ硬性鏡の把持部2にテレビカメ
ラシステム4を接続した構成である。このテレビカメラ
システム4には結像レンズ系LI とこの結像レンズLI
による結像位置に固体撮像素子5を配置している。
【0043】この第2の例において、テレビカメラシス
テム4を把持部2より切り離し可能とすれば、各種のテ
レビカメラシステムと交換して異なる各種の使用が可能
になる。更にテレビカメラシステム4を破線6の部分で
切り離し可能とすることも出来、これによって結像レン
ズ系LI を含んだアダプター4aと、固体撮像素子5を
含んだテレビカメラヘッド4bとを夫々異なる多くの種
類用意してそれらを交換、組み合わせて多くの種類の使
用が可能になる。
【0044】更にアダプター4a内の結像レンズ系L1
において、レンズを移動可能にすることによってフォー
カス調整機構や変倍機構をもたせることができ、ピント
位置や画面サイズの調整ができて便利である。
【0045】本発明の実施の形態の第3の例は、図4に
示す通りであって、挿入部1と把持部2と、把持部2に
接続されたアダプター7とテレビカメラヘッド8とにて
構成され、挿入部1,把持部2内には対物レンズ系Oお
よびリレーレンズ系Rとが配置され、アダプター7に
は、リレーレンズ系Rによる最終像In をテレビカメラ
ヘッド8内に配置された固体撮像素子5の受光面に結像
する結像レンズLI が配置されている。
【0046】この第3の例は、第1,第2の実施例と異
なり接眼レンズ系を設けず、したがって硬性鏡やテレビ
アダプターを小型に出来る。更に、挿入部1、アダプタ
ー7、テレビカメラヘッド8を着脱可能にして、アダプ
ターやテレビカメラヘッドを複数種類用意して種々の組
合わせにより、各種の使用方法が可能になる。
【0047】この第3の例においては、アダプター7に
配置された結像レンズLI を構成するレンズLa 又はL
b を移動可能としフォーカシング機構や変倍機構をもた
せ、ピント位置の調整や画面サイズの調整が可能であ
る。
【0048】本発明の実施の形態の第4の例は、図5に
示す構成で、挿入部1と把持部2とよりなっている。そ
して挿入部1,把持部2内に対物レンズ系Oおよびリレ
ーレンズ系Rを配置し又把持部2には固体撮像素子15
を配置し、光学系の最終像In が固体撮像素子5の受光
面に位置するようにしてある。これにより硬性鏡テレビ
観察システムをコンパクトにでき又操作性もよくなる。
この第4の例も破線10の部分にてテレビカメラヘッド
9の部分を他の部分から切り離し得るようにして他のテ
レビカメラヘッドと交換し得るように出来る。
【0049】次に本発明の硬性鏡光学系の実施例を示
す。以下述べる実施例1,2は、夫々図6、図7に示す
通りの構成で、下記データーを有する。 ただし、r1,r2,・・・はレンズ各面の曲率半径、d
1,d2,・・・は各レンズの肉厚およびレンズ間隔、n
1,n2,・・・は各レンズの屈折率、ν1,ν2,・・・
は各レンズのアッベ数である。実施例1は、対物レンズ
と三つのリレーレンズを備えており、対物レンズにより
形成された像I1を像I2,I3に3回リレーするタイプ
の硬性鏡光学系である。図6には対物レンズからリレー
レンズまでを示してあるが、最終像I4の後方には、図
1、図2、図4、図5に示す通りの接眼レンズ、テレビ
撮影光学系、固体撮像素子等が配置される。この実施例
1の光学系において、対物レンズは、物体側から順に、
負レンズと正レンズと正レンズとからなり、最後の正レ
ンズ(r6,r7)が1次フィールドレンズである。この
対物レンズ中1番目の正レンズ(r3〜r5)は、面r4
にて接合された接合レンズのように描かれているが、こ
れは、絞りを設ける場合にレンズ(r3〜r5)を二つの
レンズに分け面r4の位置に絞りを設ければよいことを
示している。したがって絞りを設けない場合は、一つの
レンズ(単レンズ)にしてもよい。又、絞りを設けない
場合でも、二つのレンズより構成してもよい。又リレー
レンズは、三つのリレーレンズ共に同じ構成で、夫々二
つのロッドレンズの間に接合正レンズを挟んだ構成であ
る。この実施例1は、下記データーのように対物レンズ
の先端(r1)から1次像I1(r8)までの距離L1と1
回のリレーの長さL2は等しく、L1/L2に関する各条
件を満足している。又対物レンズ系の瞳における光束径
φ1およびリレーレンズ系の瞳における光束径φ2もデー
ター中に示す通りで、それらの関係を示す条件(2)を
満足している。又図7に示す実施例2波、対物レンズと
一つのリレーレンズとを備えた光学系で、対物レンズに
より形成された像I1を1回リレーするタイプの光学系
である。この実施例2の対物レンズは、物体側から順
に、負レンズと正レンズと正レンズとからなり、最後の
正レンズが1次フィールドレンズである。又リレーレン
ズは、単一の接合レンズからなる。この実施例も、対物
レンズの先端(r1)から1次像I1(r8)L1と1回の
リレーの長さL2は等しく、L1/L2に関する各実施例
を満足する。又この実施例のφ1,φ2もデーター中に記
載した通りで、条件(2)を満足する。
【0050】図8および図9は、ロッドレンズにて構成
した対物レンズ系の例である。対物レンズ系を少ないレ
ンズ枚数で全長の長いレンズ系にすると、各レンズ間の
間隔を保つための間隔管が非常に長くなる。これを従来
の硬性鏡のようにレンズ間の間隔をガラスで埋めれば明
るさを増加させ得る。
【0051】図8および図9は、これまで述べた本発明
硬性鏡光学系の例において空気で占められている空間を
屈折率の高いガラスでおきかえてあるので、空気換算長
が大きくなった分だけ有効長が短くなるのと同じ効果が
得られ、NAが増大し光学系を明るく出来る。
【0052】図10乃至図12は、斜視の硬性鏡光学系
を示す図である。これらの光学系は、直視用にも使用出
来る。
【0053】図10は、斜視用硬性鏡の対物レンズ系の
構成を示す図で、対物レンズ系の第1群と第2群の間の
第1群側に斜視用プリズム11a,11bを配置して斜
視用にしたものである。プリズム11aと11bの間の
狭い空間は、空気又は光学接着剤等のプリズムよりも屈
折率の低い層である。
【0054】この対物レンズ系は、物体から入射した光
束が第1群を通過後にプリズム11a内を通り、プリズ
ム11aとプリズム11bの間の低屈折率層を透過して
プリズム11bに入り、プリズム11bの底面で反射し
プリズム11bの斜面に到達し、低屈折率層との間で全
反射し第2群側に方向を変える。プリズム11bの底面
には、アルミニウム等の金属反射膜を用いるのが望まし
いが、屈折率の高いプリズムを用いて全反射させる場合
は、金属反射膜は不要である。プリズム11a,11b
は高屈折率の素材を用いるのが望ましいが、高屈折率の
素材はガラスに限定されるため、加工コストを下げるこ
とが困難である。そのため、使い捨てにするためには、
プリズム11a,11bはアクリル等の光学プラスチッ
クを用いて射出成形にて製作することがコストを抑える
上で好ましい。この場合、プリズムの屈折率が低くなる
ので、プリズム11bの斜面にて全反射させるために
は、プリズム11aとプリズム11bの間に間隙を設け
て空気層を形成すればよい。
【0055】図11,図12は、夫々図8,図9に示す
対物レンズを斜視用対物レンズ系にした例で、これらの
斜視用対物レンズ系は、図8又は図9に示す対物レンズ
系の空間を光学材料にて埋めた構成の棒状レンズのうち
第1群(凹レンズ)の後方に配置された棒状レンズを斜
視用のプリズム(図10におけるプリズム11aおよび
プリズム11b)におきかえた構成である。
【0056】本発明の硬性鏡光学系で用いる対物レンズ
系は、第1群の内部での光線高が従来の全長の短い対物
レンズ系に比べて高くなるため斜視用プリズムの設計が
むずかしい。しかし、前記のような構成にすれば、プリ
ズム内での有効径を十分に確保し得るので斜視用硬性鏡
の対物レンズ系の設計が可能になる。
【0057】本発明の硬性鏡光学系で用いる対物レンズ
系は、図13(3回リレーの硬性鏡光学系の対物レンズ
系)や図14(5回リレーの硬性鏡光学系の対物レンズ
系)のように、従来の硬性鏡用対物レンズ系に比べてレ
ンズ間の間隔が非常に大になる。そのため金属性の間隔
管を用いて各レンズを所定間隔に保持すると、間隔管の
内面反射により視野内に有害光束が入射してフレアーと
なるため好ましくない。そのため本発明の光学系では、
間隔管を図15に示すような内面を砂目状に荒らしたも
のを用いて間隔管での内面反射を減らしてフレアーの防
止を行なっている。又間隔管を合成樹脂にして製作し、
成形時等にガラス等の異物を混入して内面が砂目状に荒
らされた間隔管を製作出来る。これにより、フレアーを
防止し得る間隔管になし得る。
【0058】本発明の硬性鏡光学系は、ガラスレンズに
て構成されているが、アクリル等の光学プラスチックを
用いて射出成形にて製作すればコストを低く抑えること
が可能になる。その場合単レンズのみで構成することが
好ましいが、接合レンズの場合接合せずに両レンズを僅
かに間隙を設けて配置してもよい。
【0059】又図8、図9に示す対物レンズ系の場合、
瞳Qの位置を第1群(凹レンズ)の側に寄せることによ
り第1群の近傍に形成される虚像の大きさを小さくして
第1群における主光線の光線高を下げて視野がけられな
いようにしてある。
【0060】
【発明の効果】本発明の硬性鏡光学系は、1回のリレー
長を短くするように対物レンズ系による1次像の位置を
決めることによって、NAの大きい明るい光学系にした
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1の例の構成を示す図
【図2】本発明の実施の形態の第2の例の構成を示す図
【図3】本発明の原理を説明する図
【図4】本発明の実施の形態の第3の例の構成を示す図
【図5】本発明の実施の形態の第4の例の構成を示す図
【図6】本発明光学系の実施例1の断面図
【図7】本発明光学系の実施例2の断面図
【図8】本発明の光学系で用いる対物レンズ系の他の例
を示す図
【図9】本発明の光学系で用いる対物レンズ系の更に他
の例を示す図
【図10】本発明の光学系で用いる斜視用対物レンズ系
の構成を示す図
【図11】図8の対物レンズ系を斜視用としたレンズ系
の構成を示す図
【図12】図9に示す対物レンズ系を斜視用としてレン
ズ系の構成を示す図
【図13】3回リレー用対物レンズ系を示す図
【図14】5回リレー用対物レンズ系を示す図
【図15】本発明光学系で用いる間隔管を示す図
【図16】従来の硬性鏡光学系の構成を示す図
【符号の説明】
1・・・挿入部、2・・・把持部、4・・・テレビカメ
ラシステム、O・・・対物レンズ系、R・・・リレーレ
ンズ系、E・・・接眼レンズ系、LF ・・・フィールド
レンズ、LI ・・・結像レンズ系。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生体内等の空洞内を観察するために空洞内
    に挿入される細長い挿入部と空洞外に位置する把持部と
    を備えた硬性鏡において、前記挿入部の先端に配置され
    ていて該挿入部内に1次像を形成する対物レンズ系と、
    前記1次像を少なくとも1回リレーして前記挿入部の近
    位端付近又は前記把持部内に最終像を形成するリレーレ
    ンズ系とを含む光学系で、下記の条件(1)を満足する
    硬性鏡光学系。 (1) 0.3<L1 /L2 <2.0 ただし、L1 は対物レンズ系の先端から1次像までの距
    離、L2 はリレーレンズ系が1次像を1回リレーするの
    に必要な距離である。
  2. 【請求項2】生体内等の空洞内を観察するために空洞内
    に挿入される挿入部と、空洞外に位置する把持部よりな
    る硬性鏡において、前記挿入部の先端に配置され該挿入
    部内に1次像を形成する対物レンズ系と、前記1群次像
    を前記挿入部の近位端付近又は前記把持部内に最終像を
    形成するために少なくとも1回リレーするリレーレンズ
    系と、前記把持部内に配置され前記最終像からの光をほ
    ぼ平行な光束として射出する接眼レンズ系とを備え、下
    記の条件(1)を満足する硬性鏡光学系。 (1) 0.3<L1 /L2 <2.0 ただし、L1 は対物レンズ系の先端から1次像までの距
    離、L2 はリレーレンズ系が1次像を1回リレーするの
    に必要な距離である。
  3. 【請求項3】生体内等の空洞内を観察するために空洞内
    に挿入される細長い挿入部と、空洞外に位置する硬性鏡
    と、前記硬性鏡の把持部に接続するテレビカメラシステ
    ムとを備え、前記挿入部の先端に配置されていて該挿入
    部内に1次像を形成する対物レンズ系と、前記挿入部内
    に配置されていて、前記1次像を少なくとも1回リレー
    して前記挿入部の近位端付近又は前記把持部内に中間像
    を形成するリレーレンズ系と、前記把持部内に配置され
    前記中間像から入射する光束をほぼ平行な状態で射出す
    る接眼レンズ系と、前記テレビカメラシステム内にあり
    前記接眼レンズ系を射出した光束を結像して最終像を形
    成する結像レンズ系と、前記テレビカメラシステム内に
    あり前記最終像を撮像するための固体撮像素子とを備
    え、下記の条件(1)を満足する硬性鏡観察装置。 (1) 0.3<L1 /L2 <2.0 ただし、L1 は対物レンズ系の先端から1次像までの距
    離、L2 はリレーレンズ系が1次像を1回リレーするの
    に必要な距離である。
  4. 【請求項4】生体内等の空洞内を観察するために空洞内
    に挿入される細長い挿入部と、空洞外に位置する把持部
    とよりなる硬性鏡において、前記挿入部の先端に配置さ
    れていて該挿入部内に1次像を形成する対物レンズ系
    と、前記1次像を少なくとも1回リレーして前記挿入部
    の近位端付近又は前記把持部内に最終像を形成するリレ
    ーレンズ系と前記把持部内に設けられ前記最終像を撮像
    するための固体撮像素子とを備え、下記の条件(1)を
    満足する硬性鏡観察装置。 (1) 0.3<L1 /L2 <2.0 ただし、L1 は対物レンズ系の先端から1次像までの距
    離、L2 はリレーレンズ系が1次像を1回リレーするの
    に必要な距離である。
  5. 【請求項5】生体内等の空洞内を観察するために空洞内
    に挿入される細長い挿入部と、空洞外に位置する把持部
    と、前記把持部に接続するテレビカメラシステムとを備
    え、前記挿入部内の先端に配置されていて該挿入部内に
    1次像を形成する対物レンズ系と、前記挿入部内に配置
    されていて、前記1次像を少なくとも1回リレーして前
    記挿入部の近位端付近又は前記把持部内に中間像を形成
    するリレーレンズ系と、前記把持部内にあり中間像を把
    持部近位端付近又はテレビカメラシステム内に最終像を
    形成する結像レンズ系と、前記テレビカメラシステム内
    にあり前記最終像を撮像するための固体撮像素子とを備
    え、下記の条件(1)を満足する硬性鏡観察装置。 (1) 0.3<L1 /L2 <2.0 ただし、L1 は対物レンズ系の先端から1次像までの距
    離、L2 はリレーレンズ系が1次像を1回リレーするの
    に必要な距離である。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016114080A1 (ja) * 2015-01-16 2016-07-21 株式会社タムロン 観察用光学系及びそれを備えた撮像装置
JPWO2018123583A1 (ja) * 2016-12-28 2019-01-10 オリンパス株式会社 リレーレンズおよびリレーレンズの製造方法
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