JPH08122216A - ブレーキ試験装置 - Google Patents

ブレーキ試験装置

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JPH08122216A
JPH08122216A JP6257229A JP25722994A JPH08122216A JP H08122216 A JPH08122216 A JP H08122216A JP 6257229 A JP6257229 A JP 6257229A JP 25722994 A JP25722994 A JP 25722994A JP H08122216 A JPH08122216 A JP H08122216A
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JP
Japan
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current
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command
current command
dynamometers
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Pending
Application number
JP6257229A
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English (en)
Inventor
Takanori Irie
孝法 入江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 前輪,後輪独立のシャシーダイナモメータを
用いた実車のブレーキ試験におけるブレーキをかけた当
初の前輪速度の落ち込みを防止する。 【構成】 前輪側及び後輪側ダイナモメータ5F,5R
電流指令回路を、それぞれ電気慣性指令JF,JRを変換
して主たる電流指令IF1,IR1を出力するトルク/電流
変換回路2F,2Rと、電気慣性指令JF,JRと検出トル
クTFdet,TRdetとの偏差を演算しリミッタで絞って小
さな電流指令IF2,IR2を出力するPIDコントロール
部1F,1Rとで構成し、加算器3F,3Rにて電流指令I
F(=IF1+IF2),IR=(IR1+IR2)を得ると共
に、これに揃速指令SF,SRを加え、電流制御部4F
Rにてダイナモメータ5F,5Rを制御する。車にてブ
レーキをかけると、前輪のブレーキが先に働き検出トル
クTFdetが増加し、コントロール部1Fの出力が減小す
るが、電流指令TがIF1より下がることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シャシーダイナモメー
タを用いた実車のブレーキ試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2に前後輪独立したシャシーダイナモ
メータを用いた実車のブレーキ試験装置における前後輪
の同期制御装置の回路構成を示す。同図において、A及
びBは前輪側及び後輪側ダイナモメータの制御回路、C
はその同期指令回路である。
【0003】前輪側制御回路Aは前輪側ダイナモメータ
の電気慣性指令JFとダイナモメータの検出トルクTFde
tとの偏差を増幅するリミッタ付PIDコントローラ1F
と、このコントローラからの電流指令IFと同期指令回
路Cからの揃速指令+SF又は−SFとの加算信号が入力
しダイナモメータ5Fを駆動する電流制御部4Fとで構成
されている。
【0004】後輪側制御回路Bは後輪側ダイナモメータ
の電気慣性指令JRとダイナモメータの検出トルクTRde
tとの偏差を増幅するリミッタ付PIDコントローラ1R
と、このコントローラからの電流指令IRと同期指令回
路Cからの揃速指令+SF又は−SFとの加算信号が入力
しダイナモメータ5Rを駆動する電流制御部4Rとで構成
されている。
【0005】同期指令回路Cは前輪側及び後輪側ダイナ
モメータ5F及び5Rの速度検出器6F及び6Rからの検出
速度VF及びVRが入力し、その速度の差に応じた極性と
大きさの信号を出力する同期コントローラ7と、この出
力を増幅して揃速指令SRを出力するアンプ8と、この
アンプ8の出力の極性を反転させて揃速指令SFを出力
するアンプ9とで構成されている。
【0006】前輪側及び後輪側ダイナモメータ5F及び
Rは電気慣性指令JF及びJRによりトルク制御され
る。前輪側ダイナモメータ5Fの速度が後輪側ダイナモ
メータ5Rの速度よりより高くなると、アンプ8から正
の揃速指令SRがアンプ9から負の揃速指令SFが出力さ
れ、又逆に、後輪側ダイナモメータ5Rの速度が前輪側
ダイナモメータ5Fの速度より高くなると、アンプ8か
ら負の揃速指令SRが、アンプ9から正の揃速指令SF
出力し、ダイナモメータ5Fと5Rの速度を揃速指令
F,SRがなくなるように同期制御する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前後輪独立したシャシ
ーダイナモメータ上で車からブレーキをかけた場合、車
側のブレーキ力の配分により前輪側の方が先にブレーキ
がきいて減速する。しかし、PIDコントロール部1F
からの電流指令IFはこの減速に対応できないので、前
輪側のダイナモメータ5Fの速度(シャシーダイナモメ
ータの前輪側ローラ速度)が落ち込む。これは路上をシ
ュミレートしようとする試験の意に反する。
【0008】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、フレ
ーキにかけた当初の前輪の速度の落ち込みを防止できる
ブレーキ試験装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明におけるブレーキ試験装置は、前輪側と後輪
側ローラ独立のシャシーダイナモメータと、この前輪側
及び後輪側ダイナモメータの電気慣性指令と検出トルク
からそれぞれの電流指令を求める電流指令回路と、前記
求めた電流指令と同期制御装置からの揃速指令との加算
信号でそれぞれ前記両ダイナモメータを制御する電流制
御回路とを備えたブレーキ試験装置において、前記各電
流指令回路を、それぞれ前記電気慣性指令を変換して主
たる電流指令を出力するトルク/電流変換回路と、前記
電気慣性指令を前記検出トルクとの偏差を演算し前記主
たる電流指令に加算する小さな電流指令を出力するPI
Dコントロール部とにより構成したことを特徴とする。
【0010】
【作用】各電流指令は、それぞれ、トルク/電流変換回
路からの主たる電流指令とPIDコントロール部からの
小さな電流指令を加算したものとなっている。ブレーキ
をかけないときは速度ないしトルクの変動は少ないた
め、両ダイナモメータのトルク変動は電流指令のPID
コントロール部から出力される小さな電流指令部分によ
り制御され、また速度変動は揃速指令により同期制御さ
れる。
【0011】ブレーキがかけられると、車側のブレーキ
力の配分により前輪側の方が早く減速されPIDコント
ロール部からの小さな電流指令は減小するが、電流指令
は主たる電流指令より減小することはない。従って、前
輪側速度の落ち込みを防止することができる。
【0012】
【実施例】図1は実車のブレーキ試験装置における前後
輪同期制御装置の回路構成を示す。なお同図において従
来2に示したものと同じ部分には同一符号を付してその
重複する説明を省略する。図1において、2F及び2R
前輪側及び後輪側ダイナモメータ5F及び5Rの電気慣性
指令JF及びJRを電流に変換して主たる電流指令IF1
びIR1を加算器3F及び3Rに出力するトルク/電流変換
回路である。
【0013】また、前輪側及び後輪側のPIDコントロ
ーラ1F及び1Rはそのリミッタが例えば従来の1/10
以下に絞られ、上記主たる電流指令IF1及びIR1より十
分小さい電流指令IF2(<IF1/10)及びIR2(<I
R1/10)を加算器3F及び3Rに出力するように設定さ
れている。その他の構成は従来と変わりがない。
【0014】次にこの回路の動作について説明する。シ
ャシーダイナモメータ上の車にブレーキがかけられない
でいる状態では、トルク/電流変換回路2F,2Rから出
力される電流指令を主とし、これにPIDコントロール
部1F,1Rから出力される小さな電流指令を加えた電流
指令IF(=IF1+IF2)及びIR(=IR1+IR2)に、
同期制御指令回路Cからの揃速指令SF及びSRを加えた
信号で電流制御部4F,4Rを制御し、ダイナモメータ5
F,5Rを同期運転する。
【0015】この同期運転中に、図示省略のシャシーダ
イナモメータ上の車でブレーキをかけると、ブレーキの
配分により前輪側の方が早くブレーキがきく。このとき
前輪側の検出トルクTFdetが増加してPIDコントロー
ル部1Fからの電流指令IF2は減小するが、トルク/電
流変換回路2Fから出力されている主たる電流指令IF 1
は変化しないので、電流指令IFがIF1より小さくなる
ことはない。従って前輪側の速度が大きく落ち込むこと
はない。
【0016】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、前後輪独立したシャシーダイナモ上で車をかけた場
合、前輪と後輪のブレーキ力の配分に差があってもブレ
ーキをかけた当初の前輪の速度の落ち込みを防止でき
る。このため路上をシュミレートするブレーキテストが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例にかかるブレーキ試験装置における前後
輪同期制御装置の回路構成図。
【図2】従来例を示す回路構成図。
【符号の説明】
A…前輪側ダイナモメータの制御回路 B…後輪側ダイナモメータの制御回路 C…同期指令回路 1F,1R…リミッタ付PIDコントロール部 2F,2R…トルク/電流変換回路 3F,3R…加算器 4F,4R…電流制御部 5F,5R…ダイナモメータ 6F,6R…速度検出器 7…同期コントローラ 8…リミッタ付アンプ 9…極性反転アンプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前輪側と後輪側ローラ独立のシャシーダ
    イナモメータと、この前輪側及び後輪側ダイナモメータ
    の電気慣性指令と検出トルクからそれぞれの電流指令を
    求める電流指令回路と、前記求めた電流指令と同期制御
    装置からの揃速指令との加算信号でそれぞれ前記両ダイ
    ナモメータを制御する電流制御回路とを備えたブレーキ
    試験装置において、 前記各電流指令回路を、それぞれ前記電気慣性指令を変
    換して主たる電流指令を出力するトルク/電流変換回路
    と、前記電気慣性指令を前記検出トルクとの偏差を演算
    し前記主たる電流指令に加算する小さな電流指令を出力
    するPIDコントロール部とにより構成したことを特徴
    としたブレーキ試験装置。
JP6257229A 1994-10-24 1994-10-24 ブレーキ試験装置 Pending JPH08122216A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6257229A JPH08122216A (ja) 1994-10-24 1994-10-24 ブレーキ試験装置

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JP6257229A JPH08122216A (ja) 1994-10-24 1994-10-24 ブレーキ試験装置

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JPH08122216A true JPH08122216A (ja) 1996-05-17

Family

ID=17303477

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JP6257229A Pending JPH08122216A (ja) 1994-10-24 1994-10-24 ブレーキ試験装置

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JP (1) JPH08122216A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010043947A (ja) * 2008-08-12 2010-02-25 Kobe Steel Ltd タイヤ試験機の駆動制御方法及びタイヤ試験機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010043947A (ja) * 2008-08-12 2010-02-25 Kobe Steel Ltd タイヤ試験機の駆動制御方法及びタイヤ試験機

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