JPH081221Y2 - 焼却灰の貯留切出し装置 - Google Patents

焼却灰の貯留切出し装置

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JPH081221Y2
JPH081221Y2 JP1989032828U JP3282889U JPH081221Y2 JP H081221 Y2 JPH081221 Y2 JP H081221Y2 JP 1989032828 U JP1989032828 U JP 1989032828U JP 3282889 U JP3282889 U JP 3282889U JP H081221 Y2 JPH081221 Y2 JP H081221Y2
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shelf
bunker
incinerated ash
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plate
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Kawasaki Jukogyo KK
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は都市ゴミ、廃棄物、石炭等の焼却灰を、貯
留、切出して、たとえばダンプトラックなどに排出する
ための焼却灰の貯留切出し装置に関する。
従来の技術 都市ごみおよび廃棄物の焼却灰には、針金および空き
缶などの異物が混入しており、これらが互いに絡み合っ
て貯留槽内でブリツジを形成し、排出ができなくなるこ
とがある。
石炭等の焼却灰は、性状が比較的均質であり、したが
つて貯留槽に少量だけ貯留したときにはブリツジが形成
されにくいけれども、多量に貯留すると、上の灰の重み
で下の灰が圧縮されてブリツジを形成する。
このようにして貯留槽内でブリツジを形成した焼却灰
を切出す際には、そのブリツジを作業者が棒でつついて
衝撃力を与えている。このときブリツジを形成している
灰は、一度になだれを生じ、したがつて危険である。し
かも多量になだれると、貯留槽の下方に設けたダンプト
ラツクの荷台から焼却灰が溢れ出てしまうことがある。
ブリツジを生じることを防ぐようにした従来からの切
出し装置は、第6図に示されている。コンベア1によっ
て搬送される焼却灰は、貯留槽2内に貯留され、この貯
留槽2内の焼却灰はゲート手段3によつて切出されて下
方に排出され、たとえばダンプトラツクに搭載される。
焼却灰のブリツジを防ぐために、貯留槽2内には鋼鉄製
などの表面が滑りやすいブリツジ防止板4を取付ける。
これによつて貯留槽2内の焼却灰に貯留槽の対向する両
側壁によつて大きな圧縮力が作用することが防がれ、ブ
リツジの形成が抑制される。
このような第6図に示される先行技術では、ブリツジ
が形成されてしまうことがあり、根本的な解決策にはな
つていない。
他の先行技術は、第7図に示されており、これは実開
昭63-76683に開示されている。焼却灰が貯留される貯留
槽6の受けホツパ7の形状を第7図の左右に非対称な構
成とし、その受けホツパ7の内面に沿って傾斜板8を配
置する。
考案が解決すべき課題 このような第7図に示される先行技術では、傾斜板8
によつて、焼却灰が受けホツパ7の内面に押付けられて
圧縮してブリツジが形成するのを抑制することは可能で
ある。この反面、焼却灰は傾斜板8に引つ掛かつてしま
い、却つてブリツジを生じてしまうことがある。したが
つてこのような第7図に示される先行技術は、粉粒体の
用途に限られる。
本考案の目的は、都市ゴミ、廃棄物、石炭等の焼却灰
が貯留槽内でブリッジを形成することを確実に防ぐこと
ができるようにした焼却灰の貯留切出し装置を提供する
ことである。
課題を解決するための手段 本考案は、(a)焼却灰を貯留する貯留空間19を有する
貯留槽12であって、 上下に延び、四角筒状であり、上部に投入口16を有す
るバンカ13と、 バンカ13の下部に連結され、下方になるにつれて先細
状である中空の四角錐台状であり、下部に排出口36が形
成される受けホッパ14とを有する貯留槽12と、 (b)前記投入口16から焼却灰を投入するコンベア11
と、 (c)バンカ13の前記下部の付近で、バンカ13の一側壁
18からバンカ13内方に突出して設けられる棚20であっ
て、この棚20の先端部21は、前記一側壁18に対向する他
側壁22との間に、焼却灰を落下する間隔1を有し、棚
20の上面は、水平面に対してその上面の上の焼却灰がな
だれない程度の傾斜角度θ1を有して先端部21になるに
つれて低くなるように傾斜しており、バンカ13の前記一
側壁18および他側壁22以外の残余の2つの側壁47,48間
の全幅にわたって延び、前記間隔1は、貯留空間19の
棚20よりも上のバンカ上室23内にある焼却灰が、貯留空
間19の棚20よりも下のホッパ下室24になだれ落ちること
を防ぐ値に選ばれている平板状の棚20と、 (d)前記一側壁18に、棚20の上面に臨んで形成された
開口30から、棚20上で、前記バンカ上室23の内外方に挿
脱可能であって、貯留空間19内に押出され、および貯留
空間19から退避され、下部に複数の車輪26が設けられて
棚20上を移動し、前記残余の2つの側壁47,48間の幅に
ほぼ等しい幅を有し、焼却灰を押す厚みl2を有し、上面
が平滑である押出し板25と、 (e)バンカ13の前記一側壁18から外方に、棚20に連な
って突出し、押出し板25を支持する案内板29と、 (f)押出し板25の基端部にピン結合されるピストン棒
35を有し、押出し板25を往復駆動する第1複動油圧シリ
ンダ34と、 (g)排出口36の下方でその排出口36を開閉するように
対称に配置され、水平軸線39まわりに揺動する一対の開
閉板41と、 (h)前記各開閉板41を同期して揺動駆動し、一対の開
閉板41を相互の近接方向に変位して排出口36を閉じた状
態とし、かつ一対の開閉板41を相互の離反方向に変位し
て排出口36を開いた状態とする第2複動油圧シリンダ40
とを含むことを特徴とする焼却灰の貯留切出し装置であ
る。
作用 本考案によれば、貯留槽の貯留空間内には棚が突出し
て設けられる。この棚は、先端部に向けて下方に傾斜し
ている。この棚の先端部は、貯留槽の対向する側壁との
間に間隔を有する。棚の上方には押出し板が、棚の前記
先端部側およびその棚の基端部側に駆動手段によつて往
復移動する。
したがつて貯留槽の貯留空間は、棚によつて上室と下
室との2室に分けられ、棚の上の灰は押出し板によつて
押出され、こうして上室から下室へ焼却灰などの物質を
移し、下室の焼却灰などの物質を排出してたとえばダン
プトラツクなどに積み替えることができる。
貯留槽内に棚が突出して設けられているので、その棚
の直下方には空間が存在し、したがつて下室内の物質に
大きな圧縮力が作用することが防がれ、そのため下室で
ブリツジが形成されることはなく、下室内の物質は滑ら
かに落下して排出することができる。下室内の焼却灰な
どが排出されるとき、棚の上の焼却灰などはわずかにな
だれ落ちることがあるけれども、大部分は棚の上に残
る。そこで押出し板を往復駆動することによつて、棚の
上に残つている焼却灰などを下方に移動して排出するこ
とが可能になる。
棚はその先端部に向けて下方に傾斜しており、焼却灰
がなだれない程度に少し傾斜させることによつて、切出
しが容易である。棚下方の下室の空間を適切に選ぶこと
によつて、1回の切出しが行われる量を設定することが
できる。
本考案は、都市ごみ、廃棄物および石炭などの焼却灰
などでなく、石灰および砕石などの切出しのためにも実
施することができる。
実施例 第1図は本考案の一実施例の断面図であり、第2図は
第1図の切断面線II-IIから見た断面図である。都市ご
み廃棄物および石灰などの焼却灰は、コンベア11によつ
て搬送され、貯留槽12内にその上部から投入される。貯
留槽12は、四角筒状のバンカ13と、そのバンカ13の下部
に連結される中空四角錐台状の受けホツパ14とを有す
る。バンカ13の天井壁15には、コンベア11からの焼却灰
の投入口16が形成され、この投入口16とコンベア11の一
部とにわたつて、廃棄物が飛散することを防止するため
のカバー17が設けられている。コンベア11は、たとえば
ダブルチエン・スクレパコンベアなどであつてもよい。
バンカ13の上下方向の途中位置であつてバンカ13の下
部付近には、側壁18から貯留空間19の内方に突出した棚
20が設けられる。この棚20は、その先端部21に向けて下
方に傾斜している。この先端部21は、対向する側壁22と
の間に間隔1を有する。棚20の上面の傾斜角度θ1
は、その棚20上の焼却灰がなだれない程度の値として、
棚20を少し傾斜させ、これによつて切出しが容易で、な
だれを防止している。この棚20によつて貯留空間19は、
棚20よりも上方の上室23と、棚20よりも他方の下室24と
に分けられる。
棚20上には、上下方向の厚みl2を有する平板状の押出
し板25が配置される。厚みl2は、後述の第4図(4)の
ように押出し板25が先端部21側に移動したとき、廃棄物
を押すことができる値に定められる。なお傾斜角度θ1
は、水平面に対して成す角度であつて、棚20は平板状で
あり、先端部21になるにつれて低くなるように傾斜して
いる。この押出し板25の下部には、車輪26が設けられ、
棚20上を円滑に移動し、棚20の先端部21側(第1図およ
び第2図の左方)および基端部27側(第1図および第2
図の右方)に往復移動可能に設けられる。
押出し板25の上面は平滑である。押出し板25は、棚20
に連なってバンカ13の側壁18よりも外方に突出した案内
板29によって支持される。
棚20は、第2図に明らかに示されるように、バンカ13
の側壁18,22以外の残余の2つの側壁47,48間の第2図に
おける上下方向の全幅にわたって延びる。押出し板25
は、これらの2つの側壁47,48間の幅にほぼ等しい幅を
有し、このことは第2図から明らかである。
押出し板25は側壁18に形成された開口30から上室23の
内外方に挿脱可能である。案内板29には、カバー31が設
けられ、押出し板25の退避空間32が形成される。押出し
板25には、複動油圧シリンダ34のピストン棒35がピン結
合される。このシリンダ34は、カバー31に固定される。
こうしてシリンダ34によつて押出し板25が往復駆動され
る。
受けホツパ14の下部には、排出口36が形成されてお
り、この排出口36を開閉するためにゲート手段37が設け
られる。ゲート37は、第1図の左右に揺動するゲート38
と、このゲート38を水平軸線39まわりに揺動駆動する複
動油圧シリンダ40とを含み、第1図の左右に対称に構成
される。ゲート38は、第3図に示されるように、開閉板
41を有し、この開閉板41は排出口36を開閉する。2つの
ゲート38は、第1図の左右に対称に同期して駆動され
る。すなわち一対の開閉板41は、シリンダ40によって第
1図に示されるように相互の近接方向に変位したとき、
排出口36を閉じた状態とする。またシリンダ40によって
一対の開閉板41が相互の離反方向に変位して第4図
(2)および第4図(3)などの状態となったとき、排
出口36が開かれた状態となる。
第4図を参照して、動作を説明する。コンベア11によ
つて投入される都市ごみおよび廃棄物の焼却灰は、針金
および空き缶などのように絡み易い異物を含み、このよ
うな焼却灰を切出す際には、まず第4図(1)で示すよ
うに、押出し板25を貯留空間19から退避させておく。こ
の状態で、コンベア11によつて廃棄物を投入口16から投
入する。廃棄物は参照符43で示すように受けホツパ14の
下室24にまで落下する。ゲート手段37は、排出口36を閉
塞しておく。
この状態で、第4図(2)のように貯留槽12の下方に
ダンプトラツク44を移動して、その荷台が排出口36の直
下に配置する。押出し板25は、第4図(1)と同様に退
避したままでゲート手段37を開く。これによつて下室24
内の焼却灰43は、たとえばダンプトラツク44の半台分の
量が落下してダンプトラツク44の荷台上に移し替えられ
る。
下室24内では、棚20によつて焼却灰43が存在しない空
間45(前述の第4図(1)をも参照)が形成されるの
で、この下室24内で焼却灰43が大きな圧力で圧縮され
ず、したがつてブリツジを生じることはない。
下室24内の廃棄物43が排出された後の状態は、第4図
(3)に示されている。棚20よりも上の上室23内の廃棄
物43aは、棚20に支持され、下室24になだれ落ちること
が防がれる。棚20の先端部21と側壁22との間の間隔1
は、このように廃棄物43aである焼却灰が棚20に支持さ
れ、下室24になだれおちることが防がれる値に選ばれて
おり、第1図に明らかなようにその先端部21は、貯留槽
12の第1図における左右方向のほぼ中央付近に突出して
いる。
そこでゲート手段37を閉じるとともに、押出し板25を
シリンダ34によつて貯留空間19内に押出す。これによつ
て上室23内の廃棄物43aは、第4図(4)の参照符43bで
示されるように下室24に落下する。この状態で押出し板
25を貯留空間19から退避させる。押出し板25は複数回往
復駆動してもよく、これによつて第4図(3)で示され
る上室23内の焼却灰43aを下室24に落下させることが確
実に可能になる。
次に第4図(5)で示されるようにゲート手段37を開
き、ダンプトラツク44のさらに半台分の廃棄物43bを、
排出口36から排出して落下し、ダンプトラツク44に移し
替える。
再び第4図(6)で示されるようにゲート手段37を閉
じ、ダンプトラツク44は積載した廃棄物を運搬する。押
出し板25をシリンダ34によつて貯留空間19内に押出すこ
とによつて、上室23内の廃棄物43cを下室24に落下させ
ることができる。このような動作を繰返すことによつ
て、焼却灰の定量切出しが可能である。
焼却灰がブリツジしやすい場合には、第5図(1)で
示されるように焼却灰が棚20上で参照符46で示されるよ
うに支持されている。この状態では、第5図(2)で示
すようにダンプトラツク44が配置された後に、ゲート手
段37を開いても、廃棄物46を落下させることはできな
い。このような場合には、再びゲート手段37を閉じ、そ
の後、押出し板25をシリンダ34によつて貯留空間19内に
押出し、またその駆動を複数回繰返すようにして廃棄物
46を下室24に落下させればよい。
考案の効果 以上のように本考案によれば、貯留槽の貯留空間の内
方へ部分的に棚を突出させ、この棚の上方に押出し板を
駆動手段によつて往復駆動させるようにしたので、ブリ
ツジの発生を確実に防ぐことができるとともに、希望す
る量の切出しを行うことが可能になる。
特に本考案によれば、貯留槽12は上下に延びる筒状の
バンカ13と、そのバンカ13の下部に連結され下方になる
につれて先細状である中空の錐台状に形成された受けホ
ツパ14とを有し、このバンカ13の下部付近でバンカ13内
方に平板状の棚20が突出して設けられ、この棚20は、水
平面に対して、棚20の上面の上の貯留物がなだれない程
度の傾斜角度θ1を有しており、したがつて押出し板25
をバンカ13から退避させた状態では、棚20の上面上でそ
の棚20の先端部21と、その先端部21が対向する側壁22と
の間でブリツジを形成することが重要である。そのため
棚20よりも下方の受けホツパ14内の貯留物だけが、ゲー
ト37を開いたとき排出口36から落下して、貯留物の一定
量ずつを供給することができる。そのため貯留槽12のバ
ンカ13を大形化し、このバンカ13内に、1回の切出し量
の多数回分を貯留しておくことができる。
もしも仮に、棚20が設けられておらず、ブリツジが形
成されないとすれば、貯留槽12には、1回分の切出し量
の貯留物だけしか、貯留させておくことができず、した
がつて1回分毎の貯留量を有する貯留槽を多数、設置す
る必要が生じてしまい、大きな設置面積を必要とすると
ともに、そのような多数の貯留槽への貯留物の投入供給
が困難である。本考案は、このような問題を解決する。
しかも本考案では、受けホツパ14内の貯留物を、ゲー
ト37を開いて排出した後には、そのゲート37を再び閉じ
て、押出し板37を往復駆動手段34によつて往復駆動する
ことによつて、その押出し板25は、貯留物を押す厚みl2
を有しているので、バンカ13内の貯留物のブリツジがく
ずされて、再び1回分の切出し量の貯留物が受けホツパ
14に落下させることができる。
こうしてブリツジが生じやすい貯留物を貯留槽12に多
数回分、貯留しておき、希望する一定切出し量ずつ、排
出口36から排出して供給することが可能となる。
さらに本考案によれば、貯留槽12は四角筒状のバンカ
13と、四角錐台状の受けホツパ14とから成り、その構成
が単純であり、多量の焼却灰を貯留することができる。
特に本考案では、前述の第4図(3)および第4図
(5)に示されるように、棚20によって焼却灰を、なだ
れ落ちることを防いで受けることでき、これによって一
対の開閉板41に多量の焼却灰が受けられることを防ぎ、
この一対の開閉板41の開閉を、第2複動油圧シリンダ40
によって円滑に行うことができるという優れた効果もま
た、達成される。
また本考案では、一対の開閉板41は、水平軸線39のま
わりに揺動することができ、構成の単純化を図ることが
できるのは勿論、強度の向上を図ることもまた可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は第1図の
切断面線II-IIから見た断面図、第3図はゲート38の斜
視図、第4図および第5図は第1図〜第3図に示された
実施例の動作を説明するための簡略化した断面図、第6
図は先行技術の断面図、第7図は他の先行技術の断面図
である。 11……コンベア、12……貯留槽、13……バンカ、14……
受けホツパ、19……貯留空間、23……上室、24……下
室、25……押出し板、34……複動油圧シリンダ、37……
ゲート手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a) 焼却灰を貯留する貯留空間19を有
    する貯留槽12であって、 上下に延び、四角筒状であり、上部に投入口16を有する
    バンカ13と、 バンカ13の下部に連結され、下方になるにつれて先細状
    である中空の四角錐台状であり、下部に排出口36が形成
    される受けホッパ14とを有する貯留槽12と、 (b) 前記投入口16から焼却灰を投入するコンベア11
    と、 (c) バンカ13の前記下部の付近で、バンカ13の一側
    壁18からバンカ13内方に突出して設けられる棚20であっ
    て、この棚20の先端部21は、前記一側壁18に対向する他
    側壁22との間に、焼却灰を落下する間隔1を有し、棚
    20の上面は、水平面に対してその上面の上の焼却灰がな
    だれない程度の傾斜角度θ1を有して先端部21になるに
    つれて低くなるように傾斜しており、バンカ13の前記一
    側壁18および他側壁22以外の残余の2つの側壁47,48間
    の全幅にわたって延び、前記間隔1は、貯留空間19の
    棚20よりも上のバンカ上室23内にある焼却灰が、貯留空
    間19の棚20よりも下のホッパ下室24になだれ落ちること
    を防ぐ値に選ばれている平板状の棚20と、 (d) 前記一側壁18に、棚20の上面に臨んで形成され
    た開口30から、棚20上で、前記バンカ上室23の内外方に
    挿脱可能であって、貯留空間19内に押出され、および貯
    留空間19から退避され、下部に複数の車輪26が設けられ
    て棚20上を移動し、前記残余の2つの側壁47,48間の幅
    にほぼ等しい幅を有し、焼却灰を押す厚みl2を有し、上
    面が平滑である押出し板25と、 (e) バンカ13の前記一側壁18から外方に、棚20に連
    なって突出し、押出し板25を支持する案内板29と、 (f) 押出し板25の基端部にピン結合されるピストン
    棒35を有し、押出し板25を往復駆動する第1複動油圧シ
    リンダ34と、 (g) 排出口36の下方でその排出口36を開閉するよう
    に対称に配置され、水平軸線39まわりに揺動する一対の
    開閉板41と、 (h) 前記各開閉板41を同期して揺動駆動し、一対の
    開閉板41を相互の近接方向に変位して排出口36を閉じた
    状態とし、かつ一対の開閉板41を相互の離反方向に変位
    して排出口36を開いた状態とする第2複動油圧シリンダ
    40とを含むことを特徴とする焼却灰の貯留切出し装置。
JP1989032828U 1989-03-22 1989-03-22 焼却灰の貯留切出し装置 Expired - Lifetime JPH081221Y2 (ja)

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JP2021004127A (ja) * 2019-06-27 2021-01-14 中国電力株式会社 屋内貯炭設備及びその運転方法

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