JPH0812075A - 空気輸送系に用いられる定風量調節装置 - Google Patents

空気輸送系に用いられる定風量調節装置

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JPH0812075A
JPH0812075A JP14302294A JP14302294A JPH0812075A JP H0812075 A JPH0812075 A JP H0812075A JP 14302294 A JP14302294 A JP 14302294A JP 14302294 A JP14302294 A JP 14302294A JP H0812075 A JPH0812075 A JP H0812075A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】安価で、定風量精度が高く、定風量域が広く、
多管式空気輸送系の各輸送用枝管の粉粒体ストックの流
量が変動しても、空気流量を所定比に保つことができ、
空気輸送バランスを崩すことなく安定した空気輸送をよ
り少ない風量、動力を使って行うことのできる定風量調
節装置を提供する。 【構成】絞り部を有するベンチュリ型ハウジングと、こ
の絞り部付近に設置され、軸方向に移動可能な流量調節
部材と、この流量調節部材を空気流の上流方向へ付勢
し、付勢力と変位量との関係が非線形である付勢手段
と、さらに必要に応じて前記流量調整部材の基準位置を
設定するための位置調節手段とを有し、前記粉粒体の輸
送量に応じて設定された基準位置から、空気流の流速に
応じて前記流量調節部材を自動的に移動させることによ
り流量を一定の流量調節基準値に調整するよう構成する
ことにより、上記目的を達成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多管式空気輸送系に用
いられる定風量調節装置に関し、特に、集合管空気輸送
系の各枝管(輸送管)の所定箇所に設けられる定風量調
節装置(定風量バルブ)に関する。
【0002】
【従来の技術】多管式空気輸送系は、多数の空気輸送管
(枝管)を有しているため、各輸送管において負荷変動
が発生した時、各輸送管の風量バランスがくずれてしま
うという問題を内在しているため、予め各輸送管の設定
風量は実際の定常空気輸送に必要な風量よりかなり大き
い風量に設定されていた。
【0003】このため、本出願人は、負荷変動が生じて
も各輸送管の風量バランスを崩さず、設定風量を低く設
定でき、従って、風量および動力の節減が可能な多管式
空気輸送系を特公平1−34900号公報に、また、こ
のような空気輸送系を経済風速で運転するよう制御する
空気輸送方法を特公平1−17967号公報に開示して
いる。
【0004】ここに開示された多管式空気輸送系80
は、例えば、図6に示すように、ファン12と、フィル
タ14と、主管(集合管)Lとから構成され、主管Lは
多数の枝管(輸送管)L1 、L2 、・・・、Ln に分岐
し、各枝管L1 、L2 、・・・、Ln には、それぞれ定
風量調節装置(以下、定風量バルブと記述する。)
1、V2 、・・・、Vn と、サイクロンC1 、C2
・・・、Cn と、混合器M1、M2 、・・・、Mn とが
設けられている。また、この多管式空気輸送系80で
は、混合器M1 、M2 、・・・、Mn により粉粒体が適
度に混合された空気は、ファン12により各混合器
1 、M2 、・・・、Mn から各枝管L1 、L2 、・・
・、Ln 内に吸引され、サイクロンC1 、C2 、・・
・、Cn により粉粒体が分離され、フィルタ14により
除塵されて排気される。ここで、定風量バルブV 1 、・
・・、Vn は、定風量調節、即ち、各枝管における風量
を一定に保つ役目を果たすものである。
【0005】図7に、このような多管式空気輸送系80
の定風量バルブV1 、・・・、Vnとして用いられる、
本出願人の開示に係わる従来の定風量バルブの一例の模
式的断面図を示す。同図に示す定風量バルブ60は、絞
り部62を有するベンチュリ型ハウジング64を有し、
ハウジング64の絞り部付近には、流量調整部材である
コーン66がハウジング64の軸方向、即ち空気の流れ
方向に移動可能なように設置されている。また、コーン
66には1個の線形な圧縮コイルばね74が取り付けら
れ、空気流の上流方向(図中矢印と逆方向)へ付勢され
ている。なお、コーン66の基準位置は、粉粒体の輸送
量に応じて、流量調整基準値(設定風量値)を調整する
ことができるように、風量設定手段68を操作してシャ
フト70を軸方向に移動させることにより調節可能とな
っている。ここで参照符号72は、シャフト70の先端
に固定され、圧縮コイルばね74を受けるばね受けを表
す。
【0006】定風量バルブ60においては、コーン66
は、前記流量調整基準値に応じた基準位置を中心として
ハウジング64内の矢印で示すような空気流の風速が速
くなると、すなわち、空気の風圧が強まると、ばね74
が圧縮されて下流方向(図中矢印方向)に実線で示すよ
うに移動し、コーン66とハウジング64との隙間を狭
くし、すなわち絞り部62における流路の横断面積を減
少させて流れの抵抗を高め、風量を減ずる作用をする。
逆に、ハウジング64内の風速が減じて風圧が弱まる
と、ばね74は伸長してコーン66を上流方向(図中矢
印と逆方向)に点線で示すように移動させ、ハウジング
64との隙間を大きくし、すなわち絞り部62における
流路の横断面積を増大させて流れの抵抗を弱め、風量を
増大する作用をする。
【0007】このように、図7に示す定風量バルブ60
は、図6に示す多管式空気輸送系80において、各輸送
用枝管L1 、L2 、L3 、・・・、Ln に定風量調節装
置V 1 、V2 、V3 、・・・、Vn として設けられるこ
とにより、各輸送管の風量を各輸送用枝管毎に輸送され
る粉粒体の物性および輸送量に応じて設定された一定の
風量Q1 、Q2 、Q3 、・・・、Qn となるように自動
的に調節することができるものである。
【0008】しかし、図7に示す従来の定風量バルブ6
0では、一定に自動調節することのできる定風量域(定
風量バルブの差圧範囲)が限られ、図8に示す定風量バ
ルブ特性のグラフのように、定風量域が50〜300m
mAq程度が限界であり、300mmAq以上になると
著しく定風量精度が悪化する。粉粒体ストックの流量の
変動が激しい輸送ラインでは、定風量域が300mmA
qでは不足であるという問題があるが、定風量域を広げ
るためには、高圧側で、長時間、トラブルなく機能させ
るために耐久性を向上させる必要がある。また、定風量
精度は、設定風量値に対して±5%の範囲に納めるのが
好ましいが、同様に図8の従来の定風量バルブ60の特
性のグラフに示すように、従来の定風量バルブ60の定
風量精度は±10%前後であり、風量がばらつき、従っ
て輸送が不安定になるという問題もある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
従来技術に基づく種々の問題点をかえりみて、安価で、
定風量精度が高く、定風量域が広く、多管式空気輸送系
の各輸送用枝管の所定箇所に設けられて、各枝管の粉粒
体ストックの流量が変動しても、各枝管の空気流量を所
定比に保つことができ、各輸送用枝管の空気輸送バラン
スを崩すことなく安定した空気輸送をより少ない風量
で、従ってより小さい動力を使って行うことのできる空
気輸送系に用いられる定風量調節装置を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記従来
技術の問題点を解決するために、定風量調節装置の定風
量特性の改善、特に定風量域の拡大と定風量精度の向上
について詳細に検討し、研究を重ねた結果、定風量バル
ブの定風量特性は、コーン内のばねの特性、ベンチュリ
形状および通過した粉粒体の付着および耐久性の問題か
らコーンの形状と表面性状と構成材料等々に影響を受け
るが、このうち大きな影響因子はばねの特性であると考
察した。
【0011】このため、本発明者らは、定風量バルブに
おいて、コーンの軸方向の変位を測定する変位変換器と
コーンにかかる荷重(風圧)を測定する荷重変換器とを
コーンに取り付けて、動作圧力範囲(コーン前後の差圧
範囲すなわち風量域)50〜700mmAq(水柱)に
亘って荷重(kgf)と変位(mm)とを測定し、図3
(a)に示すようにプロットした結果、コーンにかかる
荷重(kgf)とコーンの変位量(mm)は、線形では
なく、非線形性をもつことを知見した。この知見に基づ
いて、定風量バルブが50〜700mmAqの動作範囲
で高い定風量精度を得るためには、定風量バルブに図3
(a)に示す荷重−変位の非線形特性を示す圧縮ばねを
用いればよく、この非線形ばね特性は、長さの異なる3
本の圧縮ばねを組み合わせることによって近似すること
ができ、もしくは、1本の非線形圧縮ばねによって近似
できることを知見し、本発明に至ったものである。
【0012】すなわち、本発明は、主管に連通する多数
の枝管に空気を流して粉粒体を輸送する系において、各
枝管の所定箇所に設けられ、前記各枝管の空気流量を所
定比に保つように制御する定風量調節装置であって、絞
り部を有するベンチュリ型ハウジングと、このハウジン
グ内の前記絞り部付近に設置されハウジング軸方向に移
動可能な流量調節部材と、この流量調節部材を空気流の
上流方向へ付勢し、付勢力と変位量との関係が非線形で
ある付勢手段とを有し、この付勢手段により、前記流量
調節部材を基準位置から、空気流の流速に応じて自動的
に移動させ、流路の横断面積を増減することにより空気
流量を一定に調整するよう構成したことを特徴とする空
気輸送系に用いられる定風量調節装置を提供するもので
ある。
【0013】また、前記付勢手段が、長さの異なる少な
くとも2個の圧縮ばねよりなるのが好ましい。さらに、
前記付勢手段が、非線形ばね定数を持つ1個の圧縮ばね
よりなるのが好ましい。また、前記流量調節部材の基準
位置を粉粒体の設定輸送量に応じた基準値とするために
移動可能にするのが好ましい。
【0014】
【発明の作用】本発明の空気輸送系に用いられる定風量
調節装置(定風量バルブ)は、ファンによる吸引によっ
て空気と適度に混合された粉粒体とが、集合主管から分
岐する各枝管内を輸送される空気輸送系において、各枝
管の、粉粒体が分離されるサイクロンの出口側に設けら
れ、予め設定された空気流の風速の基準値より各枝管を
流れる空気流の風速が速くなると風量を減少させ、一
方、この基準値より各枝管を流れる空気流の風速が遅く
なると風量を増大させることにより、ある定風量域にお
いて各枝管における風量を常に一定に保つように作用す
るものであるが、ベンチュリ型ハウジング内の絞り部付
近において軸方向に移動してハウジング内を流れる空気
の流量(風量)を調節する流量調節部材(コーン)の移
動量を、この流量調節部材を空気流の上流方向へ付勢
し、この流量調節部材の受ける風速(風圧)に応じて調
節する付勢手段(圧縮ばね)の付勢力と変位量との関係
を、例えば互いに長さの異なる少なくとも2個の圧縮ば
ねを用いてもしくは1個の非線形圧縮ばねを用いて非線
形として、広い定風量域、すなわち風圧(動作圧力)範
囲に亘って定風量にすることができるものである。
【0015】従って、本発明の空気輸送系に用いられる
定風量調節装置によれば、各枝管において風量を一定に
保つことができるのは勿論、安価に、定風量域を広くで
き、かつ、定風量精度を向上させることが可能である。
つまり、本発明の空気輸送系に用いられる定風量調節装
置によれば、各輸送管の粉粒体の流量の変動が激しい輸
送ラインにおいても、各輸送管の風量バランスを崩すこ
とは極めて少なく、その輸送量がばらつくことも極めて
少ない。その結果、本発明の定風量調節装置によれば、
各輸送管(枝管)の粉粒体の流量の変動が激しい空気輸
送系に用いても、各枝管の設定風速をより低い経済風速
に設定でき、従って、空気輸送系をより小さい動力で運
転することが可能となり、輸送コストの低減を用いるこ
とができる。
【0016】
【実施例】本発明の空気輸送系に用いられる定風量調節
装置を、添付の図面に示す小麦製粉工程に使用した実施
例に基づいて以下に詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明の空気輸送系に用いられる
定風量調節装置(以下、定風量バルブという)の一実施
例の断面模式図を示す。図2は、本発明の定風量バルブ
が用いられる空気輸送系の一実施例の模式的系統図であ
る。図1に示す本発明の定風量バルブ20の説明に先立
って、これが用いられる空気輸送系10について図2を
参照して説明する。
【0018】図2に示すように、本発明の定風量バルブ
20が用いられる空気輸送系10は、主管Lと、主管L
内の流体(空気)を吸引するファン12と、ファン12
の下流に設けられるバグフィルタ14と、主管Lのファ
ン12の直前に設けられるメインバルブ16と、主管L
から分岐する多数の枝管L1 、L2 、・・・、Ln と、
枝管L1 、L2 、・・・、Ln に設けられる本発明の定
風量バルブ(20)V C1、VC2、・・・、VCnと、サイ
クロンC1 、C2 、・・・、Cn と、サイクロンC1
2 、・・・、Cn の下部に設けられるロータリバルブ
RV1 、RV2、・・・、RVn と、混入部M1
2 、・・・、Mn と、混入部M1 、M2 、・・・、M
n に粉粒体を粉砕し、供給するロール型粉砕機(ロール
ミル)RM1、RM2 、・・・、RMn とを有する。各
枝管L1 、L2 、・・・、Ln のうちのサイクロン
1 、C2 、・・・、Cn と混入部M1 、M2 、・・
・、Mn との間は、ロールミルRM1 、RM2 、・・
・、RMn によって粉砕された粉粒体の輸送管TL1
TL2 、・・・、TLn を構成する。混入部M1
2 、・・・、Mn では外部からの空気吸入口I1 、I
2 ・・・、In からの外気とロールミルRM1 、R
2 、・・・、RMn からの空気とともに粉砕物を輸送
管TL1 、TL2 、・・・、TLn に混入する。
【0019】このような空気輸送系10においては、1
つのファン12によって各枝管L1、L2 、・・・、L
n の空気吸入口I1 、I2 ・・・、In から空気が吸引
され、混入部M1 、M2 、・・・、Mn によってロール
ミルRM1 、RM2 、・・・、RMn から供給される粉
粒体をその種類、特性および量に応じて適度な混合比に
混合し、空気輸送管TL1 、TL2 、・・・、TLn
を空気輸送する。輸送管TL1 、TL2 、・・・、TL
n 内を空気輸送される粉粒体は、サイクロンC 1
2 、・・・、Cn において輸送用吸引空気と分離さ
れ、ロータリバルブRV1 、RV2 、・・・、RVn
通って図示しないがシフター等の下流側の機器へ供給さ
れる。
【0020】一方、サイクロンC1 、C2 、・・・、C
n で粉粒体と分離された吸引空気は、本発明の定風量バ
ルブVC1、VC2、・・・、VCnを通過後、主管(集合
管)Lに合流し、メインバルブ16を通り、ファン12
を通過後、バグフィルタ14でサイクロンC1 、C2
・・・、Cn で完全に分離できなかった粉粒体などを除
塵された後、大気中に排気される。ここで、定風量バル
ブVC1、VC2、・・・、VCnとしては、図1に示す定風
量バルブ20が用いられ、図2に示すように粉粒体を空
気輸送するロールミルRM 1 、RM2 、・・・、RMn
下の多管式(多管系吸引式)空気輸送系10の各空気輸
送管TL1 、TL2 、・・・、TLn を構成する枝管L
1 、L2 、・・・、Ln の途中に取り付けられ、各空気
輸送管TL1 、TL2 、・・・、TLn における粉粒体
の輸送変動があっても各空気輸送管TL1 、TL2 、・
・・、TLnの輸送バランスを保つように各枝管L1
2 、・・・、Ln の風量をそれぞれ設定された風量値
に一定に保つためのものである。
【0021】もともと、図2に示すような多管式空気輸
送系10は、定風量バルブVC1、V C2、・・・、VCn
ないと、多管系であるため、各輸送管TL1 、TL2
・・・、TLn において、各管において負荷変動が発生
したとき、各輸送管TL1 、TL2 、・・・、TLn
すなわち各枝管L1 、L2 、・・・、Ln の風量バラン
スが崩れ、例えば、ある輸送管の輸送量が増加すれば、
抵抗が増えるため空気が他の輸送管へ逃げてしまい、そ
の輸送管の風量は減少し、強く吸引してほしい輸送管は
吸引されなくなってしまう。これがひどくなると、チョ
ークが発生し、系全体の運転ができなくなり、大故障に
つながるため、定風量バルブを用いない場合には、この
チョークを防止するため、各輸送枝管L1 、L2 、・・
・、Lnの風量はかなり余裕を見込んで大きめに設定す
る必要があり、ファンの所要動力も大きくする必要があ
ったことは前述した通りである。
【0022】また、このような空気輸送系10で各輸送
管TL1 、TL2 、・・・、TLnの負荷変動をなくす
ことは通常不可能である。運転のスタート時や挽砕原料
の切換時などに不可避的に生じる負荷変動があっても、
各輸送管TL1 、TL2 、・・・、TLn の風量バラン
スを崩さないように定風量バルブVC1、VC2、・・・、
Cnを用いることは、定風量バルブの圧損を生じさせて
もチョークなどを防止することはもちろん、各輸送管T
1 、TL2 、・・・、TLn の所要風量、ひいてはフ
ァンの所要風量、所要動力を減らす上で必要なことであ
る。また、所要風量の節減は、輸送系(輸送管TL1
TL2 、・・・、TLn 、サイクロンC 1 、C2 、・・
・、Cn 、バグフィルタ14)の圧損の低減にもつなが
るため、大幅な混合比の増加や所要動力の節減にもなっ
ている。
【0023】定風量バルブVC1、VC2、・・・、VCn
以上のような機能を有するもので、図2に示す空気輸送
系10などのような多管系吸引式空気輸送系に適用され
るものであるが、適用される空気輸送系は図示例に限定
されず、多管系であれば、どのような空気輸送系にも適
用可能なものである。図2に示す空気輸送系10の定風
量バルブVC1、VC2、・・・、VCnとして適用される本
発明の定風量バルブ20の一実施例の具体的構造を図1
に示す。
【0024】同図に示すように、定風量バルブ20は、
直円管部21とベンチュリ管よりなる絞り部22とを有
するベンチュリ型ハウジング24と、このハウジング2
4内の絞り部(ベンチュリ部)22付近に配置される流
量調節部材であるコーン26と、コーン26内に配置さ
れ、コーン26の受ける風圧に抗してコーン26を上流
側に付勢する付勢手段27と、空気流量を空気輸送され
る粉粒体の輸送量に応じた空気流量、すなわち流量調節
基準値に設定するために、コーン26の基準位置を流量
調節基準値(設定定風量値)に対応する位置に設定する
定風量設定器28を有する。
【0025】ハウジング24は、ベンチュリ管よりなる
絞り部22側の端部が枝管の下流側(吸引源側)に接続
され、他方の直管部21側の端部が枝管の上流側(空気
輸送管側、すなわちサイクロン側)に接続されるよう
に、両端部にフランジ24aおよび24bが設けられて
いる。絞り部22は、ベンチュリ管から構成され、後述
するコーン26の形状およびコーン26の移動量(スト
ローク)に応じて適切な形状および長さ(寸法)を適宜
選定すればよい。
【0026】ここで、コーン26は、例えばアルミニウ
ム製であって、風圧を受ける前部が球面状、後部がコー
ン(円錐)面状をなし、前部中央には開口を有し、この
開口に樹脂ベアリングを介して挿通されるシャフト30
によってハウジング24の軸方向(以下、単に軸方向と
いう)に移動可能に支持される。シャフト30の先端に
はばね受け32が固定され、コーン26の内部において
このばね受け32とコーン前面中央のばね支持部33と
の間に付勢手段27が配置される。付勢手段27は、互
いに長さの異なる3種類のコイル状圧縮ばね34、36
および38からなり、これらの圧縮ばね34、36、3
8は、いずれもばね支持部33に取り付けられている。
なお、これらの圧縮コイルばねのうちの最長の圧縮コイ
ルばね34はその他方の端部がばね受け32に係合され
ている。
【0027】コーン26を移動可能に支持するシャフト
30は、ハウジング24の直管部21内に固定されるシ
ャフト支持金具23aおよび23bによってハウジング
24の中心部にその軸方向に移動可能に支持される。シ
ャフト30の途中には垂直に突出するシャフトピン29
が取り付けられている。
【0028】定風量設定器28は、本発明の定風量調節
装置20が調節すべき一定の空気流量(定風量)、すな
わち流量調節基準値を設定するためのもので、本発明の
定風量設定手段を構成するものであって、ハウジング2
4の直管部21に設けられ、シャフト30の軸方向の位
置、すなわち、ベンチュリ部22におけるコーン26
(のハウジング24の軸方向)の基準位置を調節し、設
定する位置調節手段として機能する。このような定風量
設定器28は、直管部21の外周に固定されるケーシン
グ40と、ケーシング40の軸方向の両端部の支柱42
a、42bに回転可能に支持されるボールねじ44と、
ボールねじ44の一端に取り付けられた風量設定ダイヤ
ル46と、ボールねじ44とその軸方向の中間位置に螺
合する移動ナット48と、この移動ナット48に固定さ
れ、垂直に突出するピン49と、ハウジング24の主管
部21に固定されたケーシング40の底板41に設けら
れた支点ピン43に回動可能に係合し、その両端部がU
字状の凹部を有し、この凹部によってシャフト30のシ
ャフトピン29とボールねじ44の突出ピン49とに係
合するダイヤルフレーム50とを有する。
【0029】定風量設定器28においては、本発明の定
風量バルブ20が用いられる多管式空気輸送系の空気輸
送管を輸送される粉粒体の種類および量に応じて決定さ
れる設定空気流量(風量)を示す目盛まで風量設定ダイ
ヤル46が回転される。風量設定ダイヤル46の回転に
よってボールねじ44が回転し、ボールねじ44に螺合
する移動ナット48が軸方向に移動する。移動ナット4
8の移動によって移動ナット48に固定されたピン49
にその一端が係合するダイヤルフレーム50がその支点
ピン43を中心に回動し、ダイヤルフレーム50の他端
と係合するシャフトピン29が固定されたシャフト30
をその軸方向に移動させ、シャフト30の先端に移動可
能に係合されたコーン26を設定風量に応じた所定基準
位置まで移動させる。
【0030】こうして、コーン26が設定風量に応じた
基準位置に設定され、この基準位置を中心にしてコーン
26はその受ける風圧に応じて軸方向に移動し、ハウジ
ング24のベンチュリ部22の内壁とコーン26との間
の隙間が適切に調整され、この隙間を通過する風量が風
圧の変動にかかわらず一定(定風量)に維持される。す
なわち、シャフト30が風量設定器28によって設定す
べき定風量値に応じた所定基準位置に設定されると、コ
ーン26は、ベンチュリ部22内において風圧を受けて
いない状態における設定基準位置に配置される。
【0031】ここで、コーン26が風圧を受けていない
状態では、ばね34、36、38は伸びた状態で配置さ
れているが、コーン26が風圧を受けると、その圧力に
応じてまず、圧縮ばね34が収縮し、コーン26は図中
矢印方向(右方向)に移動し、コーン26とベンチュリ
部22におけるハウジング24の内壁との間の隙間を狭
ばめ、予め設定された所定風量の通過が可能な位置まで
コーン26は移動することになる。さらに、コーン26
の受ける風圧が強まると、ばね34が収縮し、ばね36
の先端がばね受け32に当接し、コーン26の受ける風
圧を2本のばね34および36で受け、さらに風圧が強
まると、ばね34および36が収縮し、ばね38の先端
がばね受け32に当接し、コーン26の受ける風圧を3
本のばね34、36および38で受け、通過風量を前述
した所定値とする位置までコーン26は移動する。こう
してコーン26は風圧に応じて自動的に移動し、空気流
量(風量)の通過を一定に調節する。
【0032】ところで前述したように、本発明者らの研
究によれば、図1に示すある寸法の定風量バルブ10に
おいてはコーン26が受ける風圧(荷重)とコーン26
の変位置との関係は図3(a)にドットで示すようにな
ることが判明した。コーン26が受ける荷重は荷重変換
器、変位置は変位変換器によって計測した。計測は動作
圧力範囲、すなわち、風量域50〜700mmAqの範
囲で行った。
【0033】さらに、本発明者らは、定風量バルブを図
4に示すようにモデル化して理論解析し、図3(b)に
示す変位−荷重特性曲線を得、上記知見が正しいことを
裏付けた。なお、理論解析においては、図4に示すよう
にコーンを球形として、コーンにかかる力およびコーン
の自重と、圧力および摩擦力とが釣り合っており、下記
式が成り立つとした。
【0034】
【数1】
【0035】ここで、Fはコーンにかかる力、P1 はコ
ーン下部(上流側)圧力、P3 はコーン上部(下流側)
圧力、Df はコーン最大径、Af はコーンの中心断面積
(πDf 2 /4)、Ff はコーン単位長さ当りにかかる
摩擦力、Fs は空気がコーンとベンチュリの隙間に流入
する際に生ずる力、mはコーンの重さ、gは重力加速
度、Qは風量(空気流量)、Aはコーンとベンチュリの
隙間の面積(πH(Df+H)、H:隙間の間隔)、γ
は空気の密度である。
【0036】このような理論解析によって裏付けられた
定風量バルブ20の付勢手段(圧縮ばね)27に必要な
非線型ばね特性を図示例においては、図3(a)に実線
で示すような非線型ばね特性を線型ばね定数K1,K
2,K3を持つ3本の線型ばね34、36および38を
組み合わせることによって実現している。このように定
風量バルブ20に3本の圧縮ばね34、36、38を組
み合わせることにより可変ばね定数を持つ付勢手段27
を持つコーン26を用いることにより、例えば図2に示
す空気輸送系10の輸送管TL1 ,・・・TLn の負荷
変動に起因するコーン26への風圧(負荷)の変動が生
じても、それに応じてコーン26とベンチュリ部22と
の間の隙間を適切に自動調節するので、定風量バルブ2
0を通過する風量を30〜700mmAqの広い風量域
において、それぞれ設定された値に一定に保つことがで
きる。従って、このようなばね特性を持つ付勢手段27
を備えることにより、最良の定風量特性、すなわち、広
い定風量域および高い定風量精度を持つ定風量バルブ2
0とすることができる。
【0037】ここで、図3(a)において、(A)に示
す荷重範囲では、圧縮ばね34のみによりコーン26を
支えており、この範囲のばね定数は圧縮ばね34のばね
定数K1である。同様に、(B)に示す荷重範囲では、
圧縮ばね34および36によりコーン26を支えてお
り、この範囲のばね定数は圧縮ばね34および36のば
ね定数の和K1+K2である。また、(C)に示す荷重
範囲では、圧縮ばね34、36および38によりコーン
26を支えており、この範囲のばね定数は圧縮ばね3
4、36および38のばね定数の和K1+K2+K3で
ある。なお、本発明の空気輸送系に用いられる定風量バ
ルブ20において使用する圧縮ばねは、図示例の3本に
限定されず、例えば、2本でも4本でも良く、定風量性
を保持するのに必要な非線型ばね定数を有する付勢手段
27のばね特性を、互いに長さの異なる少なくとも2個
の圧縮ばねを用いて近似できれば何本使用しても良い。
ここで付勢手段27として用いる少なくとも2個の圧縮
ばねは、同じばね定数を持つものであってもよいし、異
なるばね定数を持つものであってもよい。さらに、図3
(a)または(b)に示す荷重−変位の非線型特性を示
す付勢手段27としては、長さの異なる少なくとも2個
の圧縮ばねを組み合わせたものに限定されず、図示の非
線型ばね特性を持つ1個の非線型圧縮ばねであってもよ
い。なお、コストの点からは可変ばね定数を持つ非線型
圧縮ばねを用いるより、2個以上の線型ばねを組み合わ
せて非線型特性を得るのが好ましい。
【0038】以上のように構成される定風量バルブ20
においては、空気輸送系10の運転スタートに先立っ
て、空気輸送する粉粒体の種類、特性、量に応じて輸送
管に流す風量、すなわち定風量バルブ20に流すべき風
量をダイヤル46を回転させてシャフト30およびコー
ン26の位置を決めることにより設定する。運転がスタ
ートすると、ファン12が駆動され、空気の吸引が開始
され、定風量バルブ20のコーン26に風圧がかかり、
まず、コーン26内部の圧縮ばね34が圧縮され、コー
ン26はベンチュリ部22内において軸方向下流側に移
動し、安定な定常流では設定風量に応じた流量調節基準
位置で停止する。ここで、設定風量によっては、圧縮ば
ね34のみならず、圧縮ばね36、さらには圧縮ばね3
8も圧縮されたコーン26の位置が流量調節基準位置と
なる。
【0039】このようにして設定された風量に応じた基
準位置を中心にしてコーン26は風圧、すなわち流速に
応じてベンチュリ部22内を移動し、コーン26とベン
チュリ部22との隙間を調節して一定風量に保つ。すな
わち、定風量バルブ20内を流れる空気流の流速が定常
値よりも低下すると、コーン26の負荷が低下するため
コーン26は付勢手段27によって押し戻され、基準位
置から下流側へ移動し、ハウジング24のベンチュリ部
22とコーン26との間の隙間を広げ、流速の低下に伴
う風量の低下を補って、通過風量を一定に保つ。逆に空
気流の流速が定常値より増大すると、コーン26の作用
は全く逆になり、隙間を狭めて、流速の増大に伴う風量
の増大を抑制し、通過風量を一定に保つ。なお、運転中
に設定風量を変更する場合にも、コーン26は全く同様
にベンチュリ部22内を設定された風量と風速に釣り合
う基準位置に移動し、この基準位置を中心に負荷変動に
応じて移動して通過風量を一定に維持することができ
る。
【0040】図3(a)のばね特性を有する3本の圧縮
ばね34、36、38を用いる図1に示す定風量バルブ
20の定風量特性を図5に示す。図5から明らかなよう
に、本発明の定風量バルブ20は、図8に示す定風量特
性をもつ図7に示す定風量バルブ60に比べ、50〜7
00mmAqにわたる広い定風量域および±5%程度の
高い定風量精度を達成できることがわかる。従って、本
発明の定風量バルブ20は、粉粒体の流量変動、負荷変
動が大きいあるいは激しい輸送ライン、すなわち、多管
式空気輸送系においても各輸送管の風量を各設定風量に
一定、例えば図5に示すグラフでは定風量精度を設定風
量値に対して最大±5%程度にすることができ、各輸送
管における粉粒体輸送量の変動を少なくすることができ
る。
【0041】なお、定風量域を広くするために、コーン
26のストローク量(コーン26が基準位置を起点とし
て移動する範囲)が長くなるので、ベンチュリ型ハウジ
ング24のベンチュリ部22を長くしておくのがよい。
また、定風量域を広くすると、コーン26にかかる負荷
が大きくなるので、高風圧で、長時間、トラブルなく機
能させるために耐久性を向上させておくのがよい。例え
ば、コーン26を支えるためにコーン26の内部に挿入
されるシャフト30の直径を大きくしたり、コーン26
へのシャフト30の挿入口に樹脂ベアリングを用いてコ
ーン26内のチューブとピストンの磨耗を減らすように
したり、コーン26の板厚を厚くしたりするのが好まし
い。また、定風量特性向上にはコーン26への粉粒体の
付着を防止するのが好ましいが、この粉粒体の付着防止
については、例えば、コーン26前部にバフ研磨を施し
たり、コーン26後部の段差をなくす形状とするのが好
ましい。なお、本発明においては、従来のコーン26へ
の粉粒体の付着量と比較して、コーン26前部にバフ研
磨を施すことにより付着量を35%減、同様に、コーン
26後部の段差をなくす形状とすることにより付着量を
25%減とすることができている。
【0042】
【発明の効果】以上詳細に説明した様に、本発明によれ
ば、風量を一定に保つことができるのはもちろん、安価
に、定風量域を広く、かつ、定風量精度を向上させるこ
とができる。すなわち、本発明によれば、粉粒体の流量
の変動が激しい輸送ライン、例えば多管式空気輸送系に
おいても、何ら問題なく使用できるし、その輸送量のば
らつきを少なくできるばかりか、多管式空気輸送系の各
枝管(輸送管)の設定風速をより低い経済風速に設定で
き、ファンによる吸引空気流の流速を低減でき、ファン
の動力を低くすることが可能となり、従って、空気輸送
系をより小さい動力で運転することができる。このた
め、本発明の定風量バルブを用いることにより、輸送コ
ストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る空気輸送系に用いられる定風量
バルブの一実施例の断面模式図である。
【図2】 本発明の定風量バルブが用いられる多管系吸
引式空気輸送系の一実施例の模式的系統図である。
【図3】 (a)および(b)は、本発明の定風量バル
ブの付勢手段のバネ特性(荷重と変位との関係)を示す
グラフであり、(a)はその実測値および(b)は理論
解析値である。
【図4】 本発明の定風量バルブの理論解析モデルを示
す線図である。
【図5】 本発明の空気輸送系に用いられる定風量バル
ブの特性を示す一例のグラフである。
【図6】 空気輸送系の一例の模式的系統図である。
【図7】 従来の空気輸送系に用いられる定風量バルブ
の断面模式図である。
【図8】 従来の空気輸送系に用いられる定風量バルブ
の特性を示すグラフである。
【符号の説明】
L 主管 L1 、L2 、・・・、Ln 枝管 TL1 、TL2 、・・・、TLn 空気輸送管 RM1 、RM2 、・・・、RMn ロールミル M1 、M2 、・・・、Mn 混入部 C1 、C2 、・・・、Cn サイクロン RV1 、RV2 、・・・、RVn ロータリバルブ I1 、I2 、・・・、In 空気吸引口 Vc1、Vc2、・・・、Vcn 定風量バルブ(定風量調節
装置) 10 空気輸送系 12 ファン 14 バグフィルタ 16 メインバルブ 20 定風量バルブ(定風量調節装置) 21 直管部 22 絞り部(ベンチュリ部) 23a,23b シャフト支持金具 24 ベンチュリ型ハウジング 24a,24b フランジ 26 コーン(流量調節部材) 27 付勢手段 28 風量設定器 29 シャフトピン 30 シャフト 32 ばね受け 33 ばね支持部 34、36、38 圧縮ばね 40 ケーシング 41 底板 42a,42b 支柱 43 支点ピン 44 ボールねじ 46 風量設定ダイヤル 48 移動ナット 49 ピン 50 ダイヤルフレーム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主管に連通する多数の枝管に空気を流して
    粉粒体を輸送する系において、各枝管の所定箇所に設け
    られ、前記各枝管の空気流量を所定比に保つように制御
    する定風量調節装置であって、 絞り部を有するベンチュリ型ハウジングと、このハウジ
    ング内の前記絞り部付近に設置されハウジング軸方向に
    移動可能な流量調節部材と、この流量調節部材を空気流
    の上流方向へ付勢し、付勢力と変位量との関係が非線形
    である付勢手段とを有し、この付勢手段により、前記流
    量調節部材を基準位置から、空気流の流速に応じて自動
    的に移動させ、流路の横断面積を増減することにより空
    気流量を一定に調整するよう構成したことを特徴とする
    空気輸送系に用いられる定風量調節装置。
  2. 【請求項2】前記付勢手段が、長さの異なる少なくとも
    2個の圧縮ばねよりなる請求項1に記載の定風量調節装
    置。
  3. 【請求項3】前記付勢手段が、非線形ばね定数を持つ1
    個の圧縮ばねよりなる請求項1に記載の定風量調節装
    置。
  4. 【請求項4】前記流量調節部材の基準位置を粉粒体の設
    定輸送量に応じた基準値とするために移動可能にしたこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の定風量
    調節装置。
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