JP2009236463A - 換気システムおよび換気システムの制御方法 - Google Patents

換気システムおよび換気システムの制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009236463A
JP2009236463A JP2008086461A JP2008086461A JP2009236463A JP 2009236463 A JP2009236463 A JP 2009236463A JP 2008086461 A JP2008086461 A JP 2008086461A JP 2008086461 A JP2008086461 A JP 2008086461A JP 2009236463 A JP2009236463 A JP 2009236463A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
static pressure
venturi
air volume
fan
main duct
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008086461A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5203768B2 (ja
Inventor
Xiangyang Chen
向陽 陳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Azbil Corp filed Critical Azbil Corp
Priority to JP2008086461A priority Critical patent/JP5203768B2/ja
Priority to US12/409,768 priority patent/US8905829B2/en
Priority to CN2009101291272A priority patent/CN101545666B/zh
Publication of JP2009236463A publication Critical patent/JP2009236463A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5203768B2 publication Critical patent/JP5203768B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/70Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof
    • F24F11/72Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof for controlling the supply of treated air, e.g. its pressure
    • F24F11/74Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof for controlling the supply of treated air, e.g. its pressure for controlling air flow rate or air velocity
    • F24F11/77Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof for controlling the supply of treated air, e.g. its pressure for controlling air flow rate or air velocity by controlling the speed of ventilators
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F2110/00Control inputs relating to air properties
    • F24F2110/40Pressure, e.g. wind pressure
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

Abstract

【課題】省エネルギー化を促進することができる換気システムおよび換気システムの制御方法を提供する。
【解決手段】コントローラ6は、運転中のヒュームフード2のベンチュリエアバルブの風量から算出されるシステム全体の風量に基づいて静圧設定値を設定し、メインダクト3内の静圧と静圧設定値とに基づいてファン5の回転数を制御する。ことにより、換気システムの風量を確保した上でファン5の回転数の制御を行うことができるので、各ベンチュリエアバルブで風量が異なったり、各風量変化に対する多分岐ダクト系の抵抗変化が異なったりする場合であっても、ファン5の動力が無駄になるのを防ぐことができ、結果として、省エネルギー化を促進することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、換気システムにおけるファンの回転数制御に関するものであり、その回転数制御に用いる設定値を生成する設定値生成装置、設定値生成方法およびその設定値を用いてファンの回転数を制御する換気システムに関するものである。
研究施設、病院、工場など、安全管理や品質保証のために空気の流れまたは静圧を厳密に制御するシステムでは、室圧制御や局所排気制御を実現するために、ベンチュリエアバルブと呼ばれる定風量装置がよく用いられる。
ベンチュリエアバルブは、例えば図12に示すように、略中央部にくびれが形成された筒からなるベンチュリ管101と、このベンチュリ管101の上流側の端部に一端が支持され、ベンチュリ管101と軸線が一致するようにベンチュリ管101内部に配設された軸102と、この軸102の他端を支持して軸102をこの軸線方向に移動させる位置レバー103と、スプリング104aを介して軸102に取り付けられたコン104とを少なくとも備えた定風量装置である。このコン104は、ベンチュリ管101の凹部と上流側の端部との間に配設され、スプリング104aによりベンチュリ管101の上流側に付勢される。
このようなベンチュリエアバルブは、ベンチュリ管101の上流側と下流側の差圧により空気が上流側から下流側に流れるが、このときの空気の流量は、その差圧が所定の範囲内にある場合には、位置レバー103の位置に応じた所定の値に維持される。すなわち、例えば、差圧が大きくなると、流速は上がるが、コン104が下流側に移動するためにベンチュリ管101とコン104との間の空気が通過する隙間の断面積が狭くなる。したがって、流速の増加量が隙間の断面積の減少量と相殺されるため、結果として、流量は一定となる。逆に、差圧が小さくなると、流速は遅くなるが、コン104が上流側に移動するためにベンチュリ管101とコン104との間の空気が通過する隙間の断面積が広くなる。したがって、流速の減少量が隙間の断面積の増加量と相殺されるため、結果として、流量は一定となる。
上述したように、ベンチュリエアバルブのコン104は、空気の流路ともなるベンチュリ管101内部に配設されており、かつ、コスト削減のため、一般的にコン104の位置検出が行われていない。このため、ベンチュリエアバルブを備えたシステムでは、ベンチュリエアバルブを備えた装置から空気を吸引するファンの回転数の制御を、コン104の位置を参照せず、定回転数制御(例えば、特許文献1参照。)で行ったり、メインダクトの静圧を一定とする制御で行ったりしている。
特開2000−226476号公報
しかしながら、上述した従来のシステムでは、ファンの風量を減少させた場合に次のような問題が生じていた。
定回転数制御の場合、図13に示すように風量をQ1からQ2に減少させると、ファンの運転点がAからA’に移動し(矢印a)、揚程が上昇するとともにダクトの抵抗がBからB’に減少する(矢印b)。この上昇したファンの揚程αと減少したダクトの抵抗(に対応する揚程)βは、全てベンチュリエアバルブまたはダンパに吸収される。したがって、風量をQ1からQ2に減少させると、ベンチュリエアバルブまたはダンパの抵抗が(α+β)だけ上昇することとなる。
また、メインダクトの静圧を一定とする制御の場合、図13に示すように風量をQ1からQ2に減少させると、ファンの運転点がAからA’に移動する(矢印c)ので揚程は変わらないが、ダクトの抵抗がBからB’に減少(矢印b)する。この減少した抵抗分βは、ベンチュリエアバルブまたはダンパに吸収される。したがって、風量をQ1からQ2に減少させると、ベンチュリエアバルブまたはダンパの抵抗がβだけ上昇することとなる。
このように、従来のベンチュリエアバルブを用いたシステムでは、ファンの風量を減少させると、上昇した揚程や減少したダクトの抵抗がベンチュリエアバルブやダクトに吸収されてしまい、ファンの動力が無駄になり、ひいては省エネルギー化を阻害していた。
また、従来のシステムでは、上述したような定回転制御または定静圧制御だけだったので、多分岐ダクトの構成や複数のベンチュリエアバルブの容量などについて何ら考慮されていなかった。このため、換気システムの構成に適したきめの細かい制御を行うことができなかった。
そこで、本願発明は、省エネルギー化を促進することができる換気システムおよび換気システムの制御方法を提供することを目的とする。
上述したような課題を解消するために、本発明に係る換気システムは、メインダクトおよびこのメインダクトから分岐した複数の枝ダクトからなる多分岐ダクト系と、いずれかの枝ダクトに接続されたベンチュリエアバルブを通じて内部の空気を装置外部に送り出す複数の排気装置と、メインダクトに設けられたファンと、このファンの回転数を制御する制御装置とを備えた換気システムであって、制御装置は、運転中の排気装置のベンチュリエアバルブの風量から算出されるシステム全体の風量に基づいて目標静圧値を設定し、メインダクト内の静圧と目標値とに基づいてファンの回転数を制御することを特徴とする。
上記換気システムにおいて、システム全体の風量と目標静圧値との関係を記録した記録部をさらに備え、制御装置は、記憶部に記憶された関係に基づいて目標静圧値を設定し、記録部は、全ての排気装置を運転させた状態からシステム全体の風量を徐々に低下させ、ベンチュリエアバルブが正常に動作する当該ベンチュリエアバルブ前後の差圧がつかなくなる順に当該ベンチュリエアバルブに対応する排気装置の順位付けを行い、この順位が低い方から1または複数の排気装置を運転させる際に必要なメインダクトにおける最低の静圧値と、このときの風量とを記録することにより、関係を取得するようにしてもよい。
上記換気システムにおいて、記憶部は、ベンチュリエアバルブのうち風量が最大のベンチュリエアバルブに対応する排気装置を運転した際のメインダクトにおける静圧の下限値の変化量を最低の静圧値に加算することにより、関係を取得するようにしてもよい。
また、本発明に係る換気システムの制御方法は、メインダクトおよびこのメインダクトから分岐した複数の枝ダクトからなる多分岐ダクト系と、いずれかの枝ダクトに接続されたベンチュリエアバルブを通じて内部の空気を装置外部に送り出す複数の排気装置と、メインダクトに設けられたファンとを備えた換気システムの制御方法であって、運転中の排気装置のベンチュリエアバルブの風量から算出されるシステム全体の風量に基づいて目標静圧値を設定し、メインダクト内の静圧と目標値とに基づいてファンの回転数を制御することを特徴とする。
本発明によれば、運転中の排気装置のベンチュリエアバルブの風量から算出されるシステム全体の風量に基づいて目標静圧値を設定し、メインダクト内の静圧と目標値とに基づいてファンの回転数を制御することにより、換気システムの風量を確保した上でファンの回転数の制御を行うことができるので、各ベンチュリエアバルブで風量が異なったり、各風量変化に対するダクトの抵抗変化が異なったりする場合であっても、ファンの動力が無駄になるのを防ぐことができ、結果として、省エネルギー化を促進することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<換気システムの構成>
図1(a)に示すように、本実施の形態に係る換気システム1は、複数のヒュームフード2と、各ヒュームフード2からの複数の枝ダクト3aが接続されたメインダクト3と、メインダクト3の静圧を測定する圧力計4と、メインダクト3の出力端に接続されたファン5と、換気システム1全体の動作を制御するコントローラ6とを備えている。
ヒュームフード2は、この内部の空気を枝ダクト3aに送出するベンチュリエアバルブ(図示せず)が設けられた公知のヒュームダクトから構成される。このヒュームフード2には、ベンチュリエアバルブの前後の圧力差を検出し、この圧力差が所定の値を下回ると警報を発信する差圧発信器(図示せず)が設けられている。この差圧発信器は、警報をコントローラ6に送信する。
メインダクト3は、各ヒュームフード2と枝ダクト3aを介して接続され、各ヒュームフード3内の空気をファン5に導出する。本実施の形態では、メインダクト3と、複数の枝ダクト3aにより、多くの分岐が形成された他分岐ダクト系を構成している。
圧力計4は、公知の圧力計から構成され、メインダクト3の静圧を計測し、この計測値をコントローラ6に送信する。
ファン5は、公知のファンから構成され、メインダクト3および枝ダクト3aを介して各ヒュームフード2内の空気を吸引し、これを外部に排出する。
コントローラ6は、図1(b)に示すように、インターフェース部(以下、I/F部という)61と、静圧設定部62と、記憶部63と、動作制御部64とを備えている。
I/F部61は、ベンチュリエアバルブを含むヒュームフード2、圧力計4およびファン5との間で各種信号や情報のやりとりを行う機能部である。
静圧設定部62は、I/F部61を介してヒュームフード2、圧力計4およびファン5と各種情報のやりとりを行い、ファン5の動作制御に用いる静圧設定値を設定する機能部である。このような静圧設定部62は、差圧発信器からの警報に基づいてファン5の揚程の影響を受けやすい岐路(最不利岐路)の順位を決定する最不利岐路順位検出部62aと、差圧発信器から警報が出ないファン5の最低回転数におけるメインダクト3の静圧の値(最不利差圧下限)を検出する最不利差圧下限検出部62bと、最不利差圧下限がベンチュリエアバルブの正常動作よりも低い場合にこの差分からなる警報差分を設定する警報差分設定部62cと、静圧設定値のオフセットである静圧余裕を設定する静圧余裕設定部62dと、静圧設定値を算出する静圧設定値算出部62eとを備えている。ここで、静圧設定値とは、ファン5の回転数制御に用いる値であり、メインダクト3における静圧の値を意味する。
記憶部63は、換気システム1の動作に必要な各種情報を記憶する機能部である。
動作制御部64は、各ヒュームフード2の運転状態、圧力計4による測定値および静圧設定部62により設定された静圧設定値に基づいて、ファン5の動作制御を行う。
このようなコントローラ6は、CPU等の演算装置と、メモリ、HDD(Hard Disc Drive)等の記憶装置と、キーボード、マウス、ポインティングデバイス、ボタン、タッチパネル等の外部から情報の入力を検出する入力装置と、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の通信回線を介して各種情報の送受信を行うI/F装置と、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)またはFED(Field Emission Display)等の表示装置を備えたコンピュータと、このコンピュータにインストールされたプログラムとから構成される。すなわちハードウェア装置とソフトウェアとが協働することによって、上記のハードウェア資源がプログラムによって制御され、上述したI/F部61、静圧設定部62、記憶部63、動作制御部64が実現される。なお、上記プログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM、メモリカードなどの記録媒体に記録された状態で提供されるようにしてもよい。
<静圧設定動作>
次に、図2を参照して、本実施の形態に係る換気システムの静圧設定動作について説明する。
≪最不利岐路順位検出部の動作≫
まず、静圧設定部62は、最不利岐路順位検出部62aにより、ファン5の回転数を最大にし(ステップS1)、全ヒュームフード2のベンチュリエアバルブを所定の風量に設定する(ステップS2)。
ここで、ベンチュリエアバルブの所定風量は、種類や形状に応じて適宜設定される。一例として、図1に示す識別番号#1〜8のベンチュリエアバルブの場合、図3に示す識別番号1〜3の何れかのベンチュリエアバルブが使用される。
ファン5およびベンチュリエアバルブを設定すると、最不利岐路順位検出部62aは、ファン5の回転数を徐々に下げさせて風量を減少させ(ステップS3)、何れかのベンチュリエアバルブに取り付けた差圧発信器からベンチュリエアバルブ前後の圧力差が所定の値を下回ったことを示す警報を受信したか否かを確認する(ステップS4)。警報を受信していない場合(ステップS4:NO)、最不利岐路順位検出部62aは、ステップS3の処理に戻り、さらにファン5の風量を減少させる。
警報を受信すると(ステップS4:YES)、最不利岐路順位検出部62aは、その警報を送信した差圧発信器に対応するベンチュリエアバルブを順位付けする(ステップS5)。最初に警報を送信した差圧発信器のベンチュリエアバルブには、1位の順位が付けられる。
順位付けを行うと、最不利岐路順位検出部62aは、全てのベンチュリエアバルブに順位を付けたか否か確認する(ステップS6)。この順位付けは、差圧発信器が取り付けられた全てのベンチュリエアバルブに対して行われる。したがって、順位が付けられていないベンチュリエアバルブが存在する場合(ステップS6:NO)、ステップS3の処理に戻る。
このようなステップS3〜S6の処理を繰り返すことにより、全てのベンチュリエアバルブに対して順位付けが行われる。ここで、1位のベンチュリエアバルブ、すなわち最初に警報を発した差圧発信器に対応するベンチュリエアバルブは、他分岐ダクト系の中でファン5の揚程の影響を受けやすい最も不利な位置(以下、最不利岐路という)に存在していることを意味している。なお、上述したような手順で付与した順位は、記憶部63に記憶される。
例えば、図1に示す識別番号1#〜8#のベンチュリエアバルブの場合、図4に示すように、1位から2#、3#、4#、1#、7#、6#、5#、8#の順で順位付けされた最不利順位が記憶部63に記憶される。
≪最不利差圧下限検出部の動作≫
最不利岐路順位検出部62aにより、全てのベンチュリエアバルブに対して順位付けを行うと(ステップS6:YES)、静圧設定部62は、最不利差圧下限検出部62bにより、n=1と設定した後(ステップS7)、最不利順位がn位のベンチュリエアバルブを所定の風量に設定する(ステップS8)。ここで、最初の場合には、nの値は1なので、最不利順位が1位のベンチュリエアバルブが所定の風量に設定される。
n位のベンチュリエアバルブを所定の風量に設定すると、最不利差圧下限検出部62bは、ファン5を駆動させ、徐々に風量を上げながらそのベンチュリエアバルブに対応する差圧発信器から警報が出ない下限の風量を検出し、この風量とこのときのメインダクト3の静圧(最不利差圧下限)とを記憶部63に記憶させる(ステップS9)。最初の場合、ファン5の風量が、そのベンチュリエアバルブの風量となる。なお、メインダクト3の静圧は、圧力計4から検出される。
風量と最不利差圧下限を記録すると、最不利差圧下限検出部62bは、全てのベンチュリエアバルブを動作させたか否か確認する(ステップS10)。全てのベンチュリエアバルブを動作させていないと(ステップS10:NO)、最不利差圧下限検出部62bは、n=n+1と設定した後(ステップS21)、ステップS8の処理に戻る。これにより、例えば、最不利順位1位のベンチュリエアバルブに対する風量と最不利差圧下限を記録し終えた場合、ステップS21において、nの値は2に設定される。したがって、ステップS8では、最不利順位が2位のベンチュリエアバルブに対して風量の設定が行われ、最不利順位が1位と2位のベンチュリエアバルブに対応する差圧発信器から警報が出ない下限の風量を検出し、この風量とこのときのメインダクト3の静圧(最不利差圧下限)が記憶部63に記憶される。このような処理を繰り返すことにより、動作させるベンチュリエアバルブを1つずつ増やした際の風量と最不利差圧下限とが記憶部63に記憶される。この風量と最不利差圧下限との関係は、例えば、図5に示すような折れ線グラフで表される。
ステップS8,S9,S21の処理を繰り返すことにより、全てのベンチュリエアバルブを動作させると(ステップS10:YES)、最不利差圧下限検出部62bは、この時点、すなわち所定の風量に設定された全てのベンチュリエアバルブを駆動させた状態におけるファン5の風量を、換気システム1の利用率100%の風量(以下、システム風量という)として設定する(ステップS11)。この利用率と最不利差圧下限とは、対応づけて記憶部63に記憶される。
例えば、図1に示す識別番号1#〜8#のベンチュリエアバルブ2#の場合、図6に示すように利用率と最不利差圧下限との関係が記憶部63に記憶される。なお、図4において、最不利岐路順位が1位のベンチュリエアバルブ2#は、バルブの風量が2000[m3/h]の最大のベンチュリエアバルブであるため、実際の運用では、風量がより小さいベンチュリエアバルブ1#または3#が単独で使われる可能性がある。そこで、図6では、No.1は1#のベンチュリエアバルブ、No.2は3#のベンチュリエアバルブが単独で使われる場合を示した。No.3〜No.10は、最不利岐路順位の順にベンチュリエアバルブ2#を動作させていった場合を示している。また、利用率は、ベンチュリエアバルブ1#〜8#全てを動作させたときのシステム風量に対する、各動作時のシステム風量の割合である。この利用率と最不利差圧下限との関係グラフで表すと、図7に示す通りとなる。この図7において、各利用率における最不利差圧下限の値は、黒四角印で表されている。
≪警報差分設定部の動作≫
システム風量を設定すると、静圧設定部62は、警報差分設定部62cにより、警報差分を設定する(ステップS12)。予め設定されたベンチュリエアバルブの警報差圧が、ベンチュリエアバルブにおける所定の動作差圧の下限(最小差圧)よりも低い場合、この最小差圧と警報差圧との差を警報差分として設定する。この警報差分と最不利差圧下限との和を、最不利所要静圧という。実際の運転時、所定風量に対して許容誤差が生じる。例えば、所定風量の1000[m3/h]に対して±5%の許容誤差が生じると、許容風量の範囲は950〜1050[m3/h]となる。理論上、警報差分は、所要風量に対する差圧と許容下限風量に対する差圧との差で表される。実際には、制御動作の遅れ、システムの脈動などを考慮し、理論上の警報差分より小さめの差圧を警報差分として設定することが多い。なお、警報差圧とは、所定風量の許容誤差を補償することができる所要差圧の下限のことを意味する。また、最小差圧とは、ベンチュリエアバルブがある静圧変動範囲において、所定風量を維持できるその範囲の下限を意味する。
例えば、図1に示す識別番号1#〜8#のベンチュリエアバルブ2#の場合、図3に示すように警報差圧が75[Pa]、最小差圧が150[Pa]であるので、警報差分は、75(=150−75)[Pa]となる。この警報差分の値を図7で示した最不利静圧下限のグラフに加算すると、図8に示す最不利所要静圧のグラフとなる。この図8において、各利用率における最不利所要静圧の値は、黒菱形印で表されている。
≪静圧余裕設定部の動作≫
警報差分を設定すると、静圧設定部62は、静圧余裕設定部62dにより、静圧余裕を設定する(ステップS13)。
ファン5の回転数を変化させることにより換気システム1のシステム風量を変化させる場合、ヒュームフード2の使用数の変化によるシステム風量の変化に迅速に追従することができない。すなわち、ヒュームフード2は、サッシを閉じた状態から所定の開度まで開けられると内部の空気を所定の風量で吸引しなければならないが、サッシの開閉のタイミングはユーザに依存するため、サッシの開閉を検出してからファン5の回転数を上げたのでは吸引を迅速に行うことができない。そこで、本実施の形態では、メインダクト3の静圧設定値が常に最不利差圧下限よりも所定の値だけ高くなるようオフセットを設定する。このオフセットの値を、静圧余裕という。
ここで、追加使用されるヒュームフード2の数量を1台と想定した場合、この1台分のメインダクト3の静圧変化分を静圧余裕として設定する。したがって、メインダクト3の静圧設定値は、利用率(システム風量)に対応するメインダクトの最不利差圧下限に静圧余裕を加算した値に設定される。
なお、各ベンチュリエアバルブの所定風量が異なる場合、最大風量のベンチュリエアバルブの風量に対応する静圧変化分を、静圧余裕として設定する。このような静圧余裕を、最不利余裕という。
また、追加使用されるヒュームフード2の数量を2台と想定した場合には、この2台分のメインダクト3の静圧変化分を静圧余裕として設定する。このとき、各ベンチュリエアバルブの所定の風量が異なる場合、最大風量のベンチュリエアバルブの風量と、2番目に大きな風量のベンチュリエアバルブの風量との和に対応する静圧変化分を、最不利余裕として設定する。
また、最不利余裕は、警報差分との和が、ベンチュリエアバルブの正常動作差圧の差(最大差圧−最小差圧)を超える場合、ダクト系の設計を変更する必要があると考えられる。
例えば、図1に示す識別番号1#〜8#のベンチュリエアバルブ2#の場合、追加使用されるヒュームフード2の数量を1台と想定すると、図6より最不利余裕は35(=360−325)[Pa]となる。また、最不利余裕と警報差分との和(75+35=110)は、図3に示すベンチュリエアバルブの正常動作差圧の差(750−150=600)よりも小さいので、図1に示すダクト系の設計は問題がないことがわかる。
≪静圧設定値算出部の動作≫
警報差分を設定すると、静圧設定部62は、静圧設定値算出部62eにより、実際に使用されるベンチュリエアバルブの最不利順位にかかわらず、使用されるベンチュリエアバルブの風量和(利用率)を用いて、最不利差圧下限に警報差分を加算した最不利所要静圧に、最不利余裕を加算した静圧設定値を算出する(ステップS14)。この静圧設定値を各ベンチュリエアバルブに対応する利用率算毎に算出し、これらを結ぶと、図9に示すような静圧設定値曲線が作成される。この静圧設定値曲線は、記憶部63に記憶される。
例えば、図1に示す識別番号1#〜8#のベンチュリエアバルブ2#の場合、35[Pa]の最不利余裕を図8に示す最不利差圧下限のグラフに加算すると、図10に示す静圧設定値のグラフとなる。この図10において、各利用率における静圧設定値は、白抜き三角印で表されている。
このような静圧設定動作により設定された静圧設定値は、動作制御部64によるファン5の回転数の制御に用いられる。具体的には、動作制御部64は、記憶部63に記憶された静圧設定値曲線から現在の利用率に対応する静圧設定値を抽出し、この静圧設定値と圧力計4から受信するメインダクト3の静圧の測定値との差に基づいて、PID制御または他のフィードバック制御により、ファン5の回転数を制御する。これにより、各ベンチュリエアバルブの風量が異なり、各風量変化に対するダクト抵抗変化が異なる場合であっても、簡単な制御ロジックで、省エネルギー化を図りながら、換気システムの所要揚程を確保しつつ、ファン5の回転数を制御することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、運転中のヒュームフード2のベンチュリエアバルブの風量から算出されるシステム全体の風量に基づいて静圧設定値を設定し、メインダクト3内の静圧と静圧設定値とに基づいてファン5の回転数を制御することにより、換気システムの風量を確保した上でファン5の回転数の制御を行うことができるので、各ベンチュリエアバルブで風量が異なったり、各風量変化に対する多分岐ダクト系の抵抗変化が異なったりする場合であっても、ファン5の動力が無駄になるのを防ぐことができ、結果として、省エネルギー化を促進することができる。
なお、本実施の形態では、最不利余裕を設定するようにした場合を例に説明したが、ベンチュリエアバルブを備えた装置に人感センサや接近センサなどの人体の接近を検出するセンサを設けた場合には、最不利余裕を設定しないようにしてもよい。この場合、動作していないベンチュリエアバルブを備えた装置に人体の接近が検出されると、その装置に対応する静圧余裕または最不利余裕を静圧設定値に加算するようにすればよい。これにより、ファン5の回転数制御の変動時間を考慮した上で、さらなる省エネルギー化を実現することができる。
また、一般的に、ダクト系の抵抗は、風量の二乗に比例する。すなわち、単位風量の増加に対して、ダクト系の抵抗の増加は、現在時の風量によって異なる。このような傾向は、図6にも示されている。したがって、最不利余裕を、風量の関数として扱うようにしてもよい。具体的には、システム風量の利用率をx、システム差圧をyとすると、最不利差圧下限は、下式(1)で算出することができる。
y=156.87x2+15.63x+288.02 ・・・(1)
システム風量を500[m3/h]単位とした場合、現在風量に対して単位風量毎の余裕変化は図11に示される。この図11のような現在時の風量に対する単位毎に最不利余裕を設定することにより、さらに省エネルギー化を促進することができる。
また、メインダクト3の静圧設定値を変更するようにファン5の回転数制御を行うことにより、換気システムの排気量を確保しながら、ファン5の動力を節約することもできる。例えば、図6の利用率17%(システム風量2000[m3/h])において、2#のベンチュリエアバルブ(バルブ風量2000[m3/h])が単独で動作する場合と、1#と8#のベンチュリエアバルブ(それぞれバルブ風量1000[m3/h])が同時に動作する場合である。そこで、この2つの場合に所要静圧が高い方を、この利用率における最不利所要静圧とするようにしてもよい。同様に、図11の利用率21%(システム風量2500[m3/h])では、1#と3#のベンチュリエアバルブが同時に動作する場合と、上式(1)による内挿値とを比較し、所要静圧が高い方を、この利用率における最不利所要静圧とするようにしてもよい。
本発明は、ファンの回転数制御を行う各種コントローラやファンを備えた各種システムに適用することができる。
(a)は本発明に係る換気システムの構成を示す図、(b)はコントローラの構成を示す図である。 静圧設定値の設定動作を示すフローチャートである。 図1の換気システムに使用されるベンチュリエアバルブの仕様を示す図である。 図1の換気システムにおける最不利岐路順位を示す図である。 風量と最不利差圧下限との関係を示すグラフである。 図1の換気システムにおける利用率と最不利差圧下限との関係を示す図である。 図1の換気システムにおける利用率と最不利差圧下限との関係を示すグラフである。 図1の換気システムにおける利用率と最不利所要静圧との関係を示すグラフである。 風量と、最不利差圧下限、最不利所要静圧および静圧設定値との関係を示すグラフである。 図1の換気システムにおける利用率と、最不利差圧下限、最不利所要静圧および静圧設定値との関係を示すグラフである。 図1の換気システムにおけるシステム風量500[m3/h]毎の現在風量に対する余裕変化を示す図である。 ベンチュリエアバルブの構成を示す図である。 ファンの風量と揚程との関係を示す図である。
符号の説明
1…換気システム、2…ヒュームフード、3…メインダクト、3a…枝ダクト、4…圧力計、5…ファン、6…コントローラ、61…I/F部、62…静圧設定部、62a…最不利岐路順位検出部、62b…最不利差圧下限検出部、62c…警報差分設定部、62d…静圧余裕設定部、62e…静圧設定値設定部、63…記憶部、64…動作制御部。

Claims (4)

  1. メインダクトおよびこのメインダクトから分岐した複数の枝ダクトからなる多分岐ダクト系と、
    いずれかの前記枝ダクトに接続されたベンチュリエアバルブを通じて内部の空気を装置外部に送り出す複数の排気装置と、
    前記メインダクトに設けられたファンと、
    このファンの回転数を制御する制御装置と
    を備えた換気システムであって、
    前記制御装置は、運転中の前記排気装置の前記ベンチュリエアバルブの風量から算出されるシステム全体の風量に基づいて目標静圧値を設定し、前記メインダクト内の静圧と前記目標値とに基づいて前記ファンの回転数を制御する
    ことを特徴とする換気システム。
  2. 前記システム全体の風量と前記目標静圧値との関係を記録した記録部
    をさらに備え、
    前記制御装置は、前記記憶部に記憶された前記関係に基づいて前記目標静圧値を設定し、
    前記記録部は、全ての前記排気装置を運転させた状態から前記システム全体の風量を徐々に低下させ、前記ベンチュリエアバルブが正常に動作する当該ベンチュリエアバルブ前後の差圧がつかなくなる順に当該ベンチュリエアバルブに対応する前記排気装置の順位付けを行い、この順位が低い方から1または複数の前記排気装置を運転させる際に必要な前記メインダクトにおける最低の静圧値と、このときの風量とを記録することにより、前記関係を取得する
    ことを特徴とする請求項1記載の換気システム。
  3. 前記記憶部は、前記ベンチュリエアバルブのうち風量が最大のベンチュリエアバルブに対応する前記排気装置を運転した際の前記メインダクトにおける静圧の下限値の変化量を前記最低の静圧値に加算することにより、前記関係を取得する
    ことを特徴とする請求項2記載の換気システム。
  4. メインダクトおよびこのメインダクトから分岐した複数の枝ダクトからなる多分岐ダクト系と、
    いずれかの前記枝ダクトに接続されたベンチュリエアバルブを通じて内部の空気を装置外部に送り出す複数の排気装置と、
    前記メインダクトに設けられたファンと
    を備えた換気システムの制御方法であって、
    運転中の前記排気装置の前記ベンチュリエアバルブの風量から算出されるシステム全体の風量に基づいて目標静圧値を設定し、前記メインダクト内の静圧と前記目標値とに基づいて前記ファンの回転数を制御する
    ことを特徴とする換気システムの制御方法。
JP2008086461A 2008-03-28 2008-03-28 換気システムおよび換気システムの制御方法 Active JP5203768B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008086461A JP5203768B2 (ja) 2008-03-28 2008-03-28 換気システムおよび換気システムの制御方法
US12/409,768 US8905829B2 (en) 2008-03-28 2009-03-24 Ventilating system and ventilating system control method
CN2009101291272A CN101545666B (zh) 2008-03-28 2009-03-25 换气系统以及换气系统的控制方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008086461A JP5203768B2 (ja) 2008-03-28 2008-03-28 換気システムおよび換気システムの制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009236463A true JP2009236463A (ja) 2009-10-15
JP5203768B2 JP5203768B2 (ja) 2013-06-05

Family

ID=41117939

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008086461A Active JP5203768B2 (ja) 2008-03-28 2008-03-28 換気システムおよび換気システムの制御方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8905829B2 (ja)
JP (1) JP5203768B2 (ja)
CN (1) CN101545666B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016125258A1 (ja) * 2015-02-03 2016-08-11 三菱電機株式会社 室内機及びこれを用いた空気調和装置

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110151766A1 (en) * 2009-12-17 2011-06-23 The Regents Of The University Of California Residential integrated ventilation energy controller
US9335062B2 (en) 2012-03-13 2016-05-10 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Dynamic building air balancing using barometric pressure
WO2014143976A1 (en) * 2013-03-15 2014-09-18 Mobile Air, Inc. Venturi disk non-exposed flame and electronic controls heater
US9692347B2 (en) * 2014-06-13 2017-06-27 Lennox Industries Inc. Airflow-confirming HVAC systems and methods with variable speed blower
JP6310349B2 (ja) * 2014-07-15 2018-04-11 アズビル株式会社 風量制御システムおよび風量制御方法
KR101707617B1 (ko) 2015-09-30 2017-02-21 삼성전자주식회사 공기 조화기 및 그 제어 방법
CN106123254B (zh) * 2016-08-31 2018-11-13 中国建筑设计咨询有限公司 一种暖通空调系统风机或水泵的节能控制方法
TWI629416B (zh) * 2017-07-13 2018-07-11 建準電機工業股份有限公司 風扇及其轉速控制方法
CN108286777A (zh) * 2017-12-21 2018-07-17 珠海格力电器股份有限公司 调控风量的方法和装置
US10690363B2 (en) * 2018-02-02 2020-06-23 Siemens Industry, Inc. Minimization of fan power in air distribution or extraction
US11841022B2 (en) 2020-01-06 2023-12-12 Regal Beloit America, Inc. Control system for electric fluid moving apparatus
US10731889B2 (en) 2019-01-08 2020-08-04 Regal Beloit America, Inc. Motor controller for electric blowers
CN110554722B (zh) * 2019-08-26 2021-07-27 中建三局集团有限公司 高海拔地区增压补氧居住空间环境控制系统及方法
WO2021253220A1 (zh) * 2020-06-16 2021-12-23 山东科技大学 用于临时应急搭建传染病医院的空气净化系统

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0257129U (ja) * 1988-10-14 1990-04-25
JPH0812075A (ja) * 1994-06-24 1996-01-16 Nisshin Flour Milling Co Ltd 空気輸送系に用いられる定風量調節装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5957506A (en) * 1998-02-27 1999-09-28 M & M Manufacturing Co., Inc. Sheet-metal insulated register box with adjustable elbow fitting
JP4558152B2 (ja) 2000-07-27 2010-10-06 株式会社奥村組 高度清浄施設における室圧制御方法
US7008206B2 (en) * 2002-06-24 2006-03-07 3D Systems, Inc. Ventilation and cooling in selective deposition modeling
CN2859601Y (zh) * 2005-11-23 2007-01-17 上海市建筑科学研究院有限公司 装备各自独立并相同的阀门加阀门定位器的风压调节系统

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0257129U (ja) * 1988-10-14 1990-04-25
JPH0812075A (ja) * 1994-06-24 1996-01-16 Nisshin Flour Milling Co Ltd 空気輸送系に用いられる定風量調節装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016125258A1 (ja) * 2015-02-03 2016-08-11 三菱電機株式会社 室内機及びこれを用いた空気調和装置
GB2548526A (en) * 2015-02-03 2017-09-20 Mitsubishi Electric Corp Indoor unit and air conditioning device using same
GB2548526B (en) * 2015-02-03 2020-07-22 Mitsubishi Electric Corp Indoor unit and air-conditioning apparatus including the same

Also Published As

Publication number Publication date
JP5203768B2 (ja) 2013-06-05
CN101545666A (zh) 2009-09-30
US20090247064A1 (en) 2009-10-01
CN101545666B (zh) 2011-04-20
US8905829B2 (en) 2014-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5203768B2 (ja) 換気システムおよび換気システムの制御方法
US8326464B2 (en) Return fan control system and method
US8251671B2 (en) Apparatus for controlling an air distribution system
JP6051829B2 (ja) ファン制御装置
AU2020261812B2 (en) Air supply system
US20120118986A1 (en) Controlling device and method
US11067322B2 (en) Method and apparatus for preventing component malfunction using accelerometers
JP2008224178A (ja) 給排気システム
CN106196437A (zh) 空调器的控制方法
US9696067B2 (en) Apparatus and method for controlling indoor airflow for heat pumps
JP4609090B2 (ja) 風量制御装置
US20210172779A1 (en) Systems and methods for control of an air duct
JP5451566B2 (ja) 空調制御装置、空調制御システムおよび空調制御方法
JP2007198651A (ja) 室圧制御方法およびその装置
CN105026855A (zh) 对叶轮失速引起的控制不稳进行检测和恢复的方法和系统
US11835251B2 (en) Method and a system for operating an air handling unit at effective static pressure
US20050216229A1 (en) Monitoring systems and methods thereof
CN111023421B (zh) 静压自调节控制方法、装置及空调器
JP2005106429A (ja) 空気調和機の制御装置及び制御方法
JP4498041B2 (ja) 空調システムの制御方法
JPH09203552A (ja) 空気調和システム
JPH03102133A (ja) ダクト空調システム
JP2013036719A (ja) 空調システム
KR20200089045A (ko) 공기 조화기의 구동 제어장치
JP2556933B2 (ja) 空気調和システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101020

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120703

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120903

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130214

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5203768

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160222

Year of fee payment: 3