JPH0811Y2 - 二重ネット付きコンパクト容器 - Google Patents
二重ネット付きコンパクト容器Info
- Publication number
- JPH0811Y2 JPH0811Y2 JP12906390U JP12906390U JPH0811Y2 JP H0811 Y2 JPH0811 Y2 JP H0811Y2 JP 12906390 U JP12906390 U JP 12906390U JP 12906390 U JP12906390 U JP 12906390U JP H0811 Y2 JPH0811 Y2 JP H0811Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- net
- elastic net
- elastic
- stitches
- stretchable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は二重ネット付きコンパクト容器に関する。
従来より、容器内に充填した化粧料の表面を伸縮ネッ
トで覆い、化粧用パフで伸縮ネット上から化粧料を拭い
取って、化粧に供するようにした化粧用コンパクト容器
が知られている。
トで覆い、化粧用パフで伸縮ネット上から化粧料を拭い
取って、化粧に供するようにした化粧用コンパクト容器
が知られている。
この種のコンパクト容器で、伸縮ネットの編み目の大
きさは、使用時に化粧料を適量採取できるようある程度
大きい必要があるが、それでは、不使用時に化粧料が伸
縮ネットの編み目から飛散するおそれがある。
きさは、使用時に化粧料を適量採取できるようある程度
大きい必要があるが、それでは、不使用時に化粧料が伸
縮ネットの編み目から飛散するおそれがある。
本考案はこのような観点からなされたもので、内容物
の飛散しないコンパクト容器を提供することを課題とす
る。
の飛散しないコンパクト容器を提供することを課題とす
る。
本考案は、前記課題を解決するため、以下の構成とし
た。
た。
充填した化粧料1の上面を、第1の伸縮ネット2で覆
うとともに、この第1の伸縮ネット2上を、この第1の
伸縮ネット2から一定間隔離れて第2の伸縮ネット3で
覆っており、 前記第2の伸縮ネット3の編み目15bは第1の伸縮ネ
ット2の編み目15aより細かく設定して二重ネット付き
コンパクト容器とした。
うとともに、この第1の伸縮ネット2上を、この第1の
伸縮ネット2から一定間隔離れて第2の伸縮ネット3で
覆っており、 前記第2の伸縮ネット3の編み目15bは第1の伸縮ネ
ット2の編み目15aより細かく設定して二重ネット付き
コンパクト容器とした。
ここで、第1の伸縮ネット2は、化粧料1表面に密着
していてもよいし、化粧料1の表面から一定間隔離れて
いてもよい。
していてもよいし、化粧料1の表面から一定間隔離れて
いてもよい。
不使用時、第2の伸縮ネット3は編み目15が細かいた
め、第1の伸縮ネット2の編み目15aをかいくぐって飛
散した化粧料1は、第2の伸縮ネット3で阻止され、飛
散しない。
め、第1の伸縮ネット2の編み目15aをかいくぐって飛
散した化粧料1は、第2の伸縮ネット3で阻止され、飛
散しない。
使用時、上方から化粧用パフなどを用いて、第2の伸
縮ネット3を押し下げると、第1の伸縮ネット2と第2
の伸縮ネット3間は一定間隔あいているため、第2の伸
縮ネット3が第1の伸縮ネット2に到達するまでの間に
伸びて編み目15を広げ、化粧料1の取り出しを可能にす
る。
縮ネット3を押し下げると、第1の伸縮ネット2と第2
の伸縮ネット3間は一定間隔あいているため、第2の伸
縮ネット3が第1の伸縮ネット2に到達するまでの間に
伸びて編み目15を広げ、化粧料1の取り出しを可能にす
る。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
図にはコンパクト容器内に収容される中皿容器(C)
が示されており、この中皿容器(C)は、アルミニウム
金属製で円形の底板4の周囲に周壁5を立設し、周壁5
の上端縁を外方に折り曲げて形成されている。
が示されており、この中皿容器(C)は、アルミニウム
金属製で円形の底板4の周囲に周壁5を立設し、周壁5
の上端縁を外方に折り曲げて形成されている。
まず、粉末固形化粧料1が中皿容器(C)内に充填プ
レスされている。
レスされている。
そして、この粉末固形化粧料1上に第1の伸縮ネット
2が載置されている。この第1の伸縮ネット2は、円形
の第1の枠6の下面に張設されており、この第1の枠6
は直径が中皿容器(C)の内径よりやや小さく、従っ
て、第1の伸縮ネットは中皿容器(C)内に落ち込ん
で、化粧料1の表面上に載置される。
2が載置されている。この第1の伸縮ネット2は、円形
の第1の枠6の下面に張設されており、この第1の枠6
は直径が中皿容器(C)の内径よりやや小さく、従っ
て、第1の伸縮ネットは中皿容器(C)内に落ち込ん
で、化粧料1の表面上に載置される。
次に、中皿容器(C)の周壁5に嵌合する第2の枠7
が設けられ、この第2の枠7に第2の伸縮ネット3が張
設されている。
が設けられ、この第2の枠7に第2の伸縮ネット3が張
設されている。
この第2の枠7は、中皿容器(C)の周壁5外周に沿
って嵌合する環状リング11の内側に、中皿容器(C)の
周壁5上部に当接して中皿容器(C)内側へと突出した
水平リング12を設け、この水平リング12の先端から下方
に突出して中皿容器(C)の周壁5内側に嵌合する嵌合
垂下部13を設けたもので、第2の伸縮ネット3は嵌合垂
下部13の下面に周囲が接着されて、第2の枠7内の張設
されている。
って嵌合する環状リング11の内側に、中皿容器(C)の
周壁5上部に当接して中皿容器(C)内側へと突出した
水平リング12を設け、この水平リング12の先端から下方
に突出して中皿容器(C)の周壁5内側に嵌合する嵌合
垂下部13を設けたもので、第2の伸縮ネット3は嵌合垂
下部13の下面に周囲が接着されて、第2の枠7内の張設
されている。
第1の伸縮ネット2と第2の伸縮ネット3がそれぞれ
中皿容器(C)にセットされたとき、第1の伸縮ネット
2と第2の伸縮ネット3との間には一定間隔の空間が形
成される。
中皿容器(C)にセットされたとき、第1の伸縮ネット
2と第2の伸縮ネット3との間には一定間隔の空間が形
成される。
そして、第1の伸縮ネット2及び第2の伸縮ネット3
は共に例えばポリウレタンなどの伸縮性素材からなる糸
の周囲に、ナイロンなどの合成樹脂糸を螺旋状に巻回し
て構成された複合糸を用いて、例えば、第4図に示した
ように、六角形の編み目15を構成するように編まれてい
る。
は共に例えばポリウレタンなどの伸縮性素材からなる糸
の周囲に、ナイロンなどの合成樹脂糸を螺旋状に巻回し
て構成された複合糸を用いて、例えば、第4図に示した
ように、六角形の編み目15を構成するように編まれてい
る。
また、第1の伸縮ネット2の編み目15aの大きさよ
り、第2の伸縮ネット3の編み目15bの大きさの方が細
かく設定されている。
り、第2の伸縮ネット3の編み目15bの大きさの方が細
かく設定されている。
不使用時、第2の伸縮ネット3の編み目15bが細かい
ため、第1の伸縮ネット2の編み目15aをかいくぐって
飛散した化粧料1は、第2の伸縮ネット3で阻止され、
飛散しない。しかも、ネットが二重であるため内容物が
常時隠され、見栄えもよい。
ため、第1の伸縮ネット2の編み目15aをかいくぐって
飛散した化粧料1は、第2の伸縮ネット3で阻止され、
飛散しない。しかも、ネットが二重であるため内容物が
常時隠され、見栄えもよい。
使用時、上方から化粧用パフ20などを用いて、第2の
伸縮ネット3を押し下げると、第1の伸縮ネット2と第
2の伸縮ネット3間は一定間隔あいているため、第2の
伸縮ネット3が第1の伸縮ネット2に到達するまでの間
伸びて編み目15を広げ、化粧料1の取り出しを可能にす
る。この実施例では第2の伸縮ネット3を第1の伸縮ネ
ット2まで押し下げたとき、両者の編み目15の大きさが
ほぼ同一となるようにした。
伸縮ネット3を押し下げると、第1の伸縮ネット2と第
2の伸縮ネット3間は一定間隔あいているため、第2の
伸縮ネット3が第1の伸縮ネット2に到達するまでの間
伸びて編み目15を広げ、化粧料1の取り出しを可能にす
る。この実施例では第2の伸縮ネット3を第1の伸縮ネ
ット2まで押し下げたとき、両者の編み目15の大きさが
ほぼ同一となるようにした。
本考案では、前記構成の二重ネットとしたため、内容
物が飛散せず、使用時には円滑に内容物を取り出せる。
物が飛散せず、使用時には円滑に内容物を取り出せる。
第1図は本考案の一実施例を示した断面図、第2図はそ
の一部拡大断面図、第3図はその使用状態の断面図、第
4図(a)(b)はネットの編み目状態を示した平面図
である。 1……化粧料、2……第1の伸縮ネット、3……第2の
伸縮ネット、15a,15b……編み目。
の一部拡大断面図、第3図はその使用状態の断面図、第
4図(a)(b)はネットの編み目状態を示した平面図
である。 1……化粧料、2……第1の伸縮ネット、3……第2の
伸縮ネット、15a,15b……編み目。
Claims (1)
- 【請求項1】充填した化粧料1の上面を、第1の伸縮ネ
ット2で覆うとともに、この第1の伸縮ネット2上を、
この第1の伸縮ネット2から一定間隔離れて第2の伸縮
ネット3で覆っており、 前記第2の伸縮ネット3の編み目15bは第1の伸縮ネッ
ト2の編み目15aより細かく設定してあることを特徴と
する二重ネット付きコンパクト容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12906390U JPH0811Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 二重ネット付きコンパクト容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12906390U JPH0811Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 二重ネット付きコンパクト容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0483113U JPH0483113U (ja) | 1992-07-20 |
JPH0811Y2 true JPH0811Y2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=31876486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12906390U Expired - Lifetime JPH0811Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 二重ネット付きコンパクト容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0811Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008194096A (ja) * | 2007-02-08 | 2008-08-28 | Yoshida Industry Co Ltd | 化粧料皿 |
KR20180102736A (ko) * | 2017-03-07 | 2018-09-18 | 펌텍코리아 (주) | 배출망과 탄성망으로 이루어진 이중망을 구비한 화장품 용기 |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP12906390U patent/JPH0811Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0483113U (ja) | 1992-07-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |