JPH08119520A - 排紙トレイ - Google Patents
排紙トレイInfo
- Publication number
- JPH08119520A JPH08119520A JP6265458A JP26545894A JPH08119520A JP H08119520 A JPH08119520 A JP H08119520A JP 6265458 A JP6265458 A JP 6265458A JP 26545894 A JP26545894 A JP 26545894A JP H08119520 A JPH08119520 A JP H08119520A
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- Japan
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- paper
- tray
- pressing member
- sheets
- sheet
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 排紙トレイ上における全てのサイズの用紙の
積載性を向上させることのできる排紙トレイを提供す
る。 【構成】 プルーフトレイ33上方に、取り付け基部4
0bを支点として揺動可能に設けられ、プルーフトレイ
33の先端部と、その先端の接地部40aが接離し得る
用紙押さえ部材40を設け、かつプルーフトレイ33と
当接する用紙押さえ部材40の接地部40aの位置を、
排紙される大サイズ紙のみを押さえる位置とした。
積載性を向上させることのできる排紙トレイを提供す
る。 【構成】 プルーフトレイ33上方に、取り付け基部4
0bを支点として揺動可能に設けられ、プルーフトレイ
33の先端部と、その先端の接地部40aが接離し得る
用紙押さえ部材40を設け、かつプルーフトレイ33と
当接する用紙押さえ部材40の接地部40aの位置を、
排紙される大サイズ紙のみを押さえる位置とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置から順次
送られてくる用紙を積載収納する排紙トレイに関する。
送られてくる用紙を積載収納する排紙トレイに関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成済みの用紙は、画像形成装置本
体に直接取り付けられた排紙トレイあるいは、画像形成
装置に連結された用紙後処理装置としてのソータのビン
(トレイ)に排紙され、積載されるようになっている。
ところで、排紙トレイ上に排紙される用紙が大サイズ紙
の場合、排紙ローラによって勢いよく排紙されると、排
紙トレイの先端から飛び出してしまうことがあり、ま
た、大サイズ紙がカールした場合、小サイズ紙がカール
する場合に比べてカールが大きいので積載性をより悪く
するという問題がある。このようなことから、排紙トレ
イの上方に用紙押さえ部材を設け、排紙トレイからの用
紙の脱落を防止すると共に用紙積載性を向上させること
が行われていた。
体に直接取り付けられた排紙トレイあるいは、画像形成
装置に連結された用紙後処理装置としてのソータのビン
(トレイ)に排紙され、積載されるようになっている。
ところで、排紙トレイ上に排紙される用紙が大サイズ紙
の場合、排紙ローラによって勢いよく排紙されると、排
紙トレイの先端から飛び出してしまうことがあり、ま
た、大サイズ紙がカールした場合、小サイズ紙がカール
する場合に比べてカールが大きいので積載性をより悪く
するという問題がある。このようなことから、排紙トレ
イの上方に用紙押さえ部材を設け、排紙トレイからの用
紙の脱落を防止すると共に用紙積載性を向上させること
が行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
排紙トレイでは、その用紙押さえ部材が、用紙のサイズ
に係わらず全ての用紙を押さえる形状となっており、用
紙押さえを必要としないサイズの用紙(小サイズ紙)ま
でも押さえてしまうため、逆に積載性を悪くしてしまう
という欠点があった。
排紙トレイでは、その用紙押さえ部材が、用紙のサイズ
に係わらず全ての用紙を押さえる形状となっており、用
紙押さえを必要としないサイズの用紙(小サイズ紙)ま
でも押さえてしまうため、逆に積載性を悪くしてしまう
という欠点があった。
【0004】本発明の第1の目的は、全てのサイズの用
紙について良好な積載性を得ることができ、信頼性の高
い排紙トレイを提供することにある。
紙について良好な積載性を得ることができ、信頼性の高
い排紙トレイを提供することにある。
【0005】本発明の第2の目的は、用紙押さえ部材が
所定の押さえ荷重を有することで、あらゆる紙質の用紙
を良好に積載することができる排紙トレイを提供するこ
とにある。
所定の押さえ荷重を有することで、あらゆる紙質の用紙
を良好に積載することができる排紙トレイを提供するこ
とにある。
【0006】本発明の第3の目的は、他のビンに排紙さ
れる用紙は直上のビンによって規制されることと相まっ
て、ソータ全体の用紙積載の信頼性を高めることができ
る排紙トレイを提供することにある。
れる用紙は直上のビンによって規制されることと相まっ
て、ソータ全体の用紙積載の信頼性を高めることができ
る排紙トレイを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的は、画像
形成装置から順次送られてくる用紙を積載収納する排紙
トレイにおいて、排紙トレイ本体上方に用紙押さえ部材
を設け、用紙押さえ部材は、排紙トレイ本体と当接する
接地部位置が、排紙される大サイズ紙のみを押さえる位
置である第1の手段により達成される。
形成装置から順次送られてくる用紙を積載収納する排紙
トレイにおいて、排紙トレイ本体上方に用紙押さえ部材
を設け、用紙押さえ部材は、排紙トレイ本体と当接する
接地部位置が、排紙される大サイズ紙のみを押さえる位
置である第1の手段により達成される。
【0008】前記第2の目的は、第1の手段において、
前記用紙押さえ部材は、用紙の厚さ、剛性の如何に係わ
らず大サイズ紙を最大積載枚数押さえることのできる押
さえ荷重を有している第2の手段により達成される。
前記用紙押さえ部材は、用紙の厚さ、剛性の如何に係わ
らず大サイズ紙を最大積載枚数押さえることのできる押
さえ荷重を有している第2の手段により達成される。
【0009】前記第2の目的は、第1の手段において、
前記用紙押さえ部材は、その取り付け基部を支点として
揺動可能に設けられている第3の手段により達成され
る。
前記用紙押さえ部材は、その取り付け基部を支点として
揺動可能に設けられている第3の手段により達成され
る。
【0010】前記第3の目的は、第1の手段において、
前記用紙押さえ部材が設けられた前記排紙トレイ本体
は、上下方向に多段に配列されたソータビンの最上段に
配置されたプルーフトレイである第4の手段により達成
される。
前記用紙押さえ部材が設けられた前記排紙トレイ本体
は、上下方向に多段に配列されたソータビンの最上段に
配置されたプルーフトレイである第4の手段により達成
される。
【0011】
【作用】第1の手段によれば、用紙押さえ部材は、カー
ルが大きく、また排紙トレイから飛び出す等のおそれの
ある大サイズの用紙だけを押さえ、用紙押さえを必要と
しない小サイズの用紙は押さえないようにすることで、
積載性を維持している。
ルが大きく、また排紙トレイから飛び出す等のおそれの
ある大サイズの用紙だけを押さえ、用紙押さえを必要と
しない小サイズの用紙は押さえないようにすることで、
積載性を維持している。
【0012】第2,3の手段によれば、用紙押さえ部材
が所定の押さえ荷重を有することで、あらゆる紙質の用
紙を良好に積載することができる。
が所定の押さえ荷重を有することで、あらゆる紙質の用
紙を良好に積載することができる。
【0013】第4の手段によれば、ソータビンの最上段
のプルーフトレイに排紙された大サイズ紙を用紙押さえ
部材で押さえるようにしているので、他のビンに排紙さ
れる用紙は直上のビンによって規制されることと相まっ
て、ソータ全体の用紙積載の信頼性が高まる。
のプルーフトレイに排紙された大サイズ紙を用紙押さえ
部材で押さえるようにしているので、他のビンに排紙さ
れる用紙は直上のビンによって規制されることと相まっ
て、ソータ全体の用紙積載の信頼性が高まる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係る排紙トレイの一実施例である
用紙後処理装置(ソータ)の構成図、図2は小サイズ紙
が排紙される時のプルーフトレイ部分の拡大図、図3は
大サイズ紙が排紙される時のプルーフトレイ部分の拡大
図である。図1に示すように、複写機本体1の排出コロ
35より排出されたコピー用紙は、用紙後処理装置2へ
と搬入されるようになっている。即ち、コピー用紙は、
複写機本体1の排紙部と対面する位置にある、開閉可能
な上側入口ガイド板3と下側入口ガイド板4,5の間へ
搬入され、搬送ローラ6、従動ローラ7によって垂直方
向に延びるガイドワイヤ8,9の間へ搬送されるように
なっている。ガイドワイヤ8は、一端が下側入口ガイド
板5に固定され、一方はベース10にスプリング11を
介して固定されている。またガイドワイヤ9は、一端が
スプリング12を介して上側入口ガイド板3に固定さ
れ、他端はガイド板13に固定されている。
する。図1は本発明に係る排紙トレイの一実施例である
用紙後処理装置(ソータ)の構成図、図2は小サイズ紙
が排紙される時のプルーフトレイ部分の拡大図、図3は
大サイズ紙が排紙される時のプルーフトレイ部分の拡大
図である。図1に示すように、複写機本体1の排出コロ
35より排出されたコピー用紙は、用紙後処理装置2へ
と搬入されるようになっている。即ち、コピー用紙は、
複写機本体1の排紙部と対面する位置にある、開閉可能
な上側入口ガイド板3と下側入口ガイド板4,5の間へ
搬入され、搬送ローラ6、従動ローラ7によって垂直方
向に延びるガイドワイヤ8,9の間へ搬送されるように
なっている。ガイドワイヤ8は、一端が下側入口ガイド
板5に固定され、一方はベース10にスプリング11を
介して固定されている。またガイドワイヤ9は、一端が
スプリング12を介して上側入口ガイド板3に固定さ
れ、他端はガイド板13に固定されている。
【0015】本実施例では、各ガイドワイヤ8,9は、
それぞれ8本と10本が所定の間隔で設けられている。
ガイドワイヤ9は、上下方向に複数設けられた搬送ロー
ラ14とオーバラップした位置にあり、ガイドワイヤ
8,9の間に搬入されたコピー用紙は、搬送ローラ14
とガイドワイヤ9に挟まれ、搬送ローラ14の回転によ
り下方へ搬送されるようになっている。
それぞれ8本と10本が所定の間隔で設けられている。
ガイドワイヤ9は、上下方向に複数設けられた搬送ロー
ラ14とオーバラップした位置にあり、ガイドワイヤ
8,9の間に搬入されたコピー用紙は、搬送ローラ14
とガイドワイヤ9に挟まれ、搬送ローラ14の回転によ
り下方へ搬送されるようになっている。
【0016】搬送ローラ14によって搬送されたコピー
用紙は、搬送ローラ14の下方に設けられた搬送ローラ
15と従動ローラ16に挟まれ、湾曲部から水平部に連
なる上側水平ガイド板17と下側水平ガイド板18の間
に搬入され、全用紙搬送路の最下部にある搬送ローラ1
9、従動ローラ20によって以降の分配部に搬送される
ようになっている。
用紙は、搬送ローラ14の下方に設けられた搬送ローラ
15と従動ローラ16に挟まれ、湾曲部から水平部に連
なる上側水平ガイド板17と下側水平ガイド板18の間
に搬入され、全用紙搬送路の最下部にある搬送ローラ1
9、従動ローラ20によって以降の分配部に搬送される
ようになっている。
【0017】分配部に搬入されたコピー用紙は、一端が
上側水平ガイド板17と連接しコピー用紙を垂直上方に
向けるガイド板21に固定され、他端がスプリング23
によってステー24に固定されたガイドワイヤ22によ
ってビン34の基部に沿って上方に搬送案内されるよう
になっている。
上側水平ガイド板17と連接しコピー用紙を垂直上方に
向けるガイド板21に固定され、他端がスプリング23
によってステー24に固定されたガイドワイヤ22によ
ってビン34の基部に沿って上方に搬送案内されるよう
になっている。
【0018】このガイドワイヤ22に沿って、搬送ロー
ラ25、各ビン34に対応した偏向爪26、開閉可能な
ステー部材(剛体)27に固定され多数設けられた搬送
ローラ25のうち、適宜間隔(最小サイズ紙の用紙搬送
方向長さより短い間隔)ごとの搬送ローラ25と当接す
る従動ローラ28が設けられており、コピー用紙は搬送
ローラ25と従動ローラ28によって、ガイドワイヤ2
2に案内されながら、ガイドワイヤ22と偏向爪26の
間を上方へと搬送されるようになっている。
ラ25、各ビン34に対応した偏向爪26、開閉可能な
ステー部材(剛体)27に固定され多数設けられた搬送
ローラ25のうち、適宜間隔(最小サイズ紙の用紙搬送
方向長さより短い間隔)ごとの搬送ローラ25と当接す
る従動ローラ28が設けられており、コピー用紙は搬送
ローラ25と従動ローラ28によって、ガイドワイヤ2
2に案内されながら、ガイドワイヤ22と偏向爪26の
間を上方へと搬送されるようになっている。
【0019】最上端の搬送ローラ25と従動ローラ28
の上部には垂直に、上端が排紙方向に湾曲した一対の排
紙ガイド板29,30が設けてあり、また、この湾曲部
には、最上段のビン34のさらに上方に設けたプルーフ
トレイ33に、コピー用紙を排紙するための排紙ローラ
31と従動ローラ32が設けてある。
の上部には垂直に、上端が排紙方向に湾曲した一対の排
紙ガイド板29,30が設けてあり、また、この湾曲部
には、最上段のビン34のさらに上方に設けたプルーフ
トレイ33に、コピー用紙を排紙するための排紙ローラ
31と従動ローラ32が設けてある。
【0020】このような構成において、プルーフモード
の時は、偏向爪26が動作(回転)せずに、コピー用紙
は排紙ローラ31まで搬送され、プルーフトレイ33に
排紙される。
の時は、偏向爪26が動作(回転)せずに、コピー用紙
は排紙ローラ31まで搬送され、プルーフトレイ33に
排紙される。
【0021】一方、コピー用紙を分配(ソート)する場
合は、ガイドワイヤ22と偏向爪26に挟まれたコピー
用紙が所定のビン34の位置に達すると、ソレノイド
(図示しない)により偏向爪26が時計回り方向に回転
し、コピー用紙は偏向爪26とその下方にある搬送ロー
ラ25に挟まれ、搬送ローラ25によって各ビン34に
排紙される。
合は、ガイドワイヤ22と偏向爪26に挟まれたコピー
用紙が所定のビン34の位置に達すると、ソレノイド
(図示しない)により偏向爪26が時計回り方向に回転
し、コピー用紙は偏向爪26とその下方にある搬送ロー
ラ25に挟まれ、搬送ローラ25によって各ビン34に
排紙される。
【0022】また、本実施例においては、プルーフトレ
イ33の上部に用紙押さえ部材40を設けているもの
で、この用紙押さえ部材40について図2及び図3を参
照して以下説明する。板状部材あるいは棒状部材で構成
される用紙押さえ部材40は、図2及び図3に示すよう
に、中央付近で上方に突出するように屈曲されてその先
端部に接地部40aが構成されている。接地部40aは
トレイ本体に沿うように更に屈曲形成されて、排紙され
た大サイズ紙の用紙が接地部40aとトレイ本体との間
にスムースに差し込まれるようにし、かつ大サイズ紙
(例えばA3サイズ紙)の用紙を確実に押さえるように
してある。また、用紙押さえ部材40は、その基部40
bで排紙ガイド板29に取り付けられるとともに、基部
40bを支点として、約40度の角度の範囲で揺動する
ようになっており、最大スタック枚数まで用紙押さえ部
材40の自重により接地部40aで用紙を押さえるよう
になっている。また、用紙押さえ部材40は、その先端
の接地部40aをプルーフトレイ33の上面の先端部に
約7g重の押さえ荷重を以て当接させるようにしてあ
る。また用紙押さえ部材40の接地部40aの位置は、
小サイズ紙(例えばA4サイズ紙)がプルーフトレイ3
3上に排紙された時、その先端が届かない前方位置とな
っている。
イ33の上部に用紙押さえ部材40を設けているもの
で、この用紙押さえ部材40について図2及び図3を参
照して以下説明する。板状部材あるいは棒状部材で構成
される用紙押さえ部材40は、図2及び図3に示すよう
に、中央付近で上方に突出するように屈曲されてその先
端部に接地部40aが構成されている。接地部40aは
トレイ本体に沿うように更に屈曲形成されて、排紙され
た大サイズ紙の用紙が接地部40aとトレイ本体との間
にスムースに差し込まれるようにし、かつ大サイズ紙
(例えばA3サイズ紙)の用紙を確実に押さえるように
してある。また、用紙押さえ部材40は、その基部40
bで排紙ガイド板29に取り付けられるとともに、基部
40bを支点として、約40度の角度の範囲で揺動する
ようになっており、最大スタック枚数まで用紙押さえ部
材40の自重により接地部40aで用紙を押さえるよう
になっている。また、用紙押さえ部材40は、その先端
の接地部40aをプルーフトレイ33の上面の先端部に
約7g重の押さえ荷重を以て当接させるようにしてあ
る。また用紙押さえ部材40の接地部40aの位置は、
小サイズ紙(例えばA4サイズ紙)がプルーフトレイ3
3上に排紙された時、その先端が届かない前方位置とな
っている。
【0023】次に、実施例の動作について説明する。小
サイズ紙が排紙される時には、図2に示すように、プル
ーフトレイ33に排紙される小サイズ紙P1 はその先端
が、用紙押さえ部材40の接地部40aとプルーフトレ
イ33の上面との間に押さえ込まれることなく、エンド
フェンス33aに後端を規制されながら所定位置に積載
される。一方、大サイズ紙が排紙される時には、図3に
示すように、大サイズ紙P2 はその先端を、用紙押さえ
部材40の接地部40aに押さえられて積載される。こ
の際、用紙の積載量が増すに連れて、用紙押さえ部材4
0は自重に反して反時計回り方向に回動し、これによっ
て最大積載枚数まで用紙を積載することができる。この
状態で、用紙束は適宜の荷重(例えば7g重)で、用紙
押さえ部材40により押さえられつつ、後端をエンドフ
ェンス33aによって規制される。なお、本実施例で
は、プルーフトレイ33に用紙押さえ部材40を適用し
たが、画像形成装置本体に直接取り付けられ排紙トレイ
にも適用できることは言うまでもない。
サイズ紙が排紙される時には、図2に示すように、プル
ーフトレイ33に排紙される小サイズ紙P1 はその先端
が、用紙押さえ部材40の接地部40aとプルーフトレ
イ33の上面との間に押さえ込まれることなく、エンド
フェンス33aに後端を規制されながら所定位置に積載
される。一方、大サイズ紙が排紙される時には、図3に
示すように、大サイズ紙P2 はその先端を、用紙押さえ
部材40の接地部40aに押さえられて積載される。こ
の際、用紙の積載量が増すに連れて、用紙押さえ部材4
0は自重に反して反時計回り方向に回動し、これによっ
て最大積載枚数まで用紙を積載することができる。この
状態で、用紙束は適宜の荷重(例えば7g重)で、用紙
押さえ部材40により押さえられつつ、後端をエンドフ
ェンス33aによって規制される。なお、本実施例で
は、プルーフトレイ33に用紙押さえ部材40を適用し
たが、画像形成装置本体に直接取り付けられ排紙トレイ
にも適用できることは言うまでもない。
【0024】このように構成された前記実施例にあって
は、画像形成装置1から順次送られてくる用紙を積載収
納するプルーフトレイ33において、プルーフトレイ3
3本体上方に用紙押さえ部材40を設け、用紙押さえ部
材40は、プルーフトレイ33本体と当接する接地部位
置が、排紙される大サイズ紙のみを押さえる位置である
ため、用紙押さえ部材40は、カールが大きく、またプ
ルーフトレイ33から飛び出す等のおそれのある大サイ
ズの用紙だけを押さえ、用紙押さえを必要としない小サ
イズの用紙は押さえないようにすることで積載性を維持
しているので、全てのサイズの用紙について良好な積載
性を得ることができ、信頼性の高い排紙トレイを提供す
ることができる。
は、画像形成装置1から順次送られてくる用紙を積載収
納するプルーフトレイ33において、プルーフトレイ3
3本体上方に用紙押さえ部材40を設け、用紙押さえ部
材40は、プルーフトレイ33本体と当接する接地部位
置が、排紙される大サイズ紙のみを押さえる位置である
ため、用紙押さえ部材40は、カールが大きく、またプ
ルーフトレイ33から飛び出す等のおそれのある大サイ
ズの用紙だけを押さえ、用紙押さえを必要としない小サ
イズの用紙は押さえないようにすることで積載性を維持
しているので、全てのサイズの用紙について良好な積載
性を得ることができ、信頼性の高い排紙トレイを提供す
ることができる。
【0025】また、前記実施例にあっては、用紙押さえ
部材40は、用紙の厚さ、剛性の如何に係わらず大サイ
ズ紙を最大積載枚数押さえることのできる押さえ荷重を
有し、その取り付け基部40bを支点として揺動可能に
設けられているため、あらゆる紙質の用紙を良好に積載
することができる。
部材40は、用紙の厚さ、剛性の如何に係わらず大サイ
ズ紙を最大積載枚数押さえることのできる押さえ荷重を
有し、その取り付け基部40bを支点として揺動可能に
設けられているため、あらゆる紙質の用紙を良好に積載
することができる。
【0026】また、前記実施例にあっては、用紙押さえ
部材40が設けられた排紙トレイは、上下方向に多段に
配列されたソータビンの最上段に配置されたプルーフト
レイ33であるため、他のビンに排紙される用紙は直上
のビンによって規制されることと相まって、ソータ全体
の用紙積載の信頼性を高めることができる。
部材40が設けられた排紙トレイは、上下方向に多段に
配列されたソータビンの最上段に配置されたプルーフト
レイ33であるため、他のビンに排紙される用紙は直上
のビンによって規制されることと相まって、ソータ全体
の用紙積載の信頼性を高めることができる。
【0027】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、用紙押さ
え部材は、カールが大きく、また排紙トレイから飛び出
す等のおそれのある大サイズの用紙だけを押さえ、用紙
押さえを必要としない小サイズの用紙は押さえないよう
にすることで積載性を維持しているので、全てのサイズ
の用紙について良好な積載性を得ることができ、信頼性
の高い排紙トレイを提供することができる。
え部材は、カールが大きく、また排紙トレイから飛び出
す等のおそれのある大サイズの用紙だけを押さえ、用紙
押さえを必要としない小サイズの用紙は押さえないよう
にすることで積載性を維持しているので、全てのサイズ
の用紙について良好な積載性を得ることができ、信頼性
の高い排紙トレイを提供することができる。
【0028】請求項2及び3記載の発明によれば、用紙
押さえ部材が所定の押さえ荷重を有することで、あらゆ
る紙質の用紙を良好に積載することができる。
押さえ部材が所定の押さえ荷重を有することで、あらゆ
る紙質の用紙を良好に積載することができる。
【0029】請求項4記載の発明によれば、ソータビン
の最上段のプルーフトレイに排紙された大サイズ紙を用
紙押さえ部材で押さえるようにしているので、他のビン
に排紙される用紙は直上のビンによって規制されること
と相まって、ソータ全体の用紙積載の信頼性を高めるこ
とができる。
の最上段のプルーフトレイに排紙された大サイズ紙を用
紙押さえ部材で押さえるようにしているので、他のビン
に排紙される用紙は直上のビンによって規制されること
と相まって、ソータ全体の用紙積載の信頼性を高めるこ
とができる。
【図1】本発明の一実施例に係る用紙後処理装置の構成
図である。
図である。
【図2】小サイズ紙が排紙される時のプルーフトレイ部
分の拡大図である。
分の拡大図である。
【図3】大サイズ紙が排紙される時のプルーフトレイ部
分の拡大図である。
分の拡大図である。
33 プルーフトレイ(排紙トレイ) 40 用紙押さえ部材 40a 接地部 40b 基部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関 宣好 愛知県名古屋市東区泉2−28−24 ヨコタ ビル リコーエレメツクス株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 画像形成装置から順次送られてくる用紙
を積載収納する排紙トレイにおいて、 排紙トレイ本体上方に用紙押さえ部材を設け、用紙押さ
え部材は、排紙トレイ本体と当接する接地部位置が、排
紙される大サイズ紙のみを押さえる位置であることを特
徴とする排紙トレイ。 - 【請求項2】 請求項1記載において、前記用紙押さえ
部材は、用紙の厚さ、剛性の如何に係わらず大サイズ紙
を最大積載枚数押さえることのできる押さえ荷重を有し
ていることを特徴とする排紙トレイ。 - 【請求項3】 請求項1記載において、前記用紙押さえ
部材は、その取り付け基部を支点として揺動可能に設け
られていることを特徴とする排紙トレイ。 - 【請求項4】 請求項1記載において、前記用紙押さえ
部材が設けられた前記排紙トレイ本体は、上下方向に多
段に配列されたソータビンの最上段に配置されたプルー
フトレイであることを特徴とする排紙トレイ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6265458A JPH08119520A (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | 排紙トレイ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6265458A JPH08119520A (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | 排紙トレイ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08119520A true JPH08119520A (ja) | 1996-05-14 |
Family
ID=17417453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6265458A Pending JPH08119520A (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | 排紙トレイ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08119520A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006137571A (ja) * | 2004-11-12 | 2006-06-01 | Ricoh Co Ltd | シート積載装置、シート処理装置および画像形成装置 |
US7686296B2 (en) | 2004-09-22 | 2010-03-30 | Sharp Kabushiki Kaisha | Sheet stacking device and image forming apparatus including the same |
US8485523B2 (en) | 2010-08-25 | 2013-07-16 | Sharp Kabushiki Kaisha | Sheet sorter and image forming apparatus |
JP2017030913A (ja) * | 2015-07-31 | 2017-02-09 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム |
CN108778971A (zh) * | 2016-04-15 | 2018-11-09 | 惠普发展公司,有限责任合伙企业 | 旋转和摆动的压纸杆臂 |
-
1994
- 1994-10-28 JP JP6265458A patent/JPH08119520A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7686296B2 (en) | 2004-09-22 | 2010-03-30 | Sharp Kabushiki Kaisha | Sheet stacking device and image forming apparatus including the same |
JP2006137571A (ja) * | 2004-11-12 | 2006-06-01 | Ricoh Co Ltd | シート積載装置、シート処理装置および画像形成装置 |
US8485523B2 (en) | 2010-08-25 | 2013-07-16 | Sharp Kabushiki Kaisha | Sheet sorter and image forming apparatus |
JP2017030913A (ja) * | 2015-07-31 | 2017-02-09 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム |
CN108778971A (zh) * | 2016-04-15 | 2018-11-09 | 惠普发展公司,有限责任合伙企业 | 旋转和摆动的压纸杆臂 |
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